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2020-04

ホンダ C92からCS92へ 其の弐拾四

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めっちゃ時間はかかりましたが、腰上のブラスト第一段階終了。
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第二段階に行く前に腰下もやらないといけませんので、
クランクケースカバーを外します。
ん?
改めてエンジンを見て思ったんですが、
セルモーターも塗らなきゃダメか。



あ~手間な事が増えてしまいますが、
ココまでやるのならセルモーターだけやらないって訳にはいかないですよね。
覚悟決めてやりましょう。

それでは、先にセルモーターを外したいので、
動力が繋がっている左側からケースカバーを外します。
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そうだ、在庫部品の中に、セルのワンウェイ機構の部品も有りましたね。
折角なのでこのタイミングで交換しちゃいましょう。

セルの動力伝達用チェーン、
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丁度交換時期だったみたい。
もう少し伸びていたら、ハウジングを削っていたかもしれません。
危ない所でした。
チェーンだけの交換だったら、クリップ式のチェーンを使っていますので、
この状態で交換する事は可能ですが、
今回はワンウェイクラッチ機構を丸々交換します。
おそらく、その部品は揃っているハズ。
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取り外すのに苦労するかも?
なんて思ったACGは呆気無く外れ、
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ワンウェイの機構はというと・・・
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マグネットの裏に付いていました。
ローラーやバネはもちろん、ワンウェイのハウジングも新品が有りました。
カシメてあるビスは・・・・・まぁ何とか調達出来るでしょう。
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TX650 やり直し修理 其の壱拾参

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クランクベアリングと一緒に、ミッション関係のベアリングも「アールプロ」さんから買いました。
リプロが悪いとは言いませんが、重要な部品なので純正品で揃えようかとも思ったんですが、
一部のベアリングが出ない上に、値段がメッチャ高い!!
1割2割高い程度なら純正を選ぶんですが、
そんなモンじゃなく圧倒的に高い!!
流石にこれは無理だと思い、今回はリプロにしました。

新しいクランクベアリングと一緒にクランクを内燃機屋さんに送った次の日、
「こりゃあコンロッドも交換しなきゃダメだ」
内燃機屋さんから衝撃の言葉が・・・・・
マジか・・・これは相当な重症案件になってしまいましたよ。

これ、、、ひょっとして前回何も交換していないんじゃないの?

そんな事は無いとは思いますが、この状況を見ると少しは考えてしまいます。
クランクの分解組み立てとベアリングの交換。
ここまではオーナーさんに了承を取っているんですが、
コンロッドの交換・・・やらないと直りませんから、
選択肢は無いんですが、一応オーナーさんに連絡を入れておきましょう。
コンロッドに関しては原価で出しましょうかね。
別にウチが損する理由は1mmも無いんですが、
それ位はお客様に気を使ってあげてもいいでしょう。


何かとんでもない事になっちゃいましたね。
気を取り直してミッションのベアリングでも交換しましょう。
以前交換する時、スライディングハンマーを使って失敗した箇所が有りまして、
今回はリベンジです。
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こうやってゆっくり抜いていけば壊れないでしょう。
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無事に抜く事が出来ました!

あれ?今更ですけど・・・・・・・・
裏から叩けば簡単に外れたんですね。
何やってるんだか。。。

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新しいベアリングに交換します。
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台湾製との事ですが、10年前ならいざ知らず、今の物なら大丈夫でしょう。



そうは思いましたが、一応、、、、念の為に比べてみましょう。
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シャフトに挿入してガタの具合を比べてみます。
コチラは日本製の元々付いていた物。
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コチラが新しい台湾製の物。

明らかに日本製の付いていた物の方がガタが有りません。
う~ん、、、、、折角新品を買ったのに中古を使うか?
でも、明らかにガタが有る新品は使う意味が無い!!
・・・・・・・・・ここは中古でも日本製にしておきましょう。


やはり精密な物になるとまだ日本製に分が有りますかね。
でも、他のミッションベアリングは台湾製の新品を使いました。
妙にガタが有ったのはココだけでした。

ホンダ C92からCS92へ 其の弐拾参

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とりあえず腰上の部品をブラストしてしまいましょう。
その為に、邪魔になるスタッドを抜きます。
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これで残っていたガスケットもキレイに取り除けました。

ここから長い長いマスキング地獄が・・・
単純にマスキングテープを張るだけでは済まないんです。
コレだけ大きな穴が開いていますので、
マスキングテープだけだと、ブラストしたらすぐに穴が開いてしまいます。
それを防ぐ為に、適当な大きさに切り出した厚紙で蓋をして、
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それごとマスキングテープを貼ります。
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こんな事をヘッドだけで上下左右4か所、
1か所につき20~30分かかっていますので・・・・
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考えたくない!
時間分の適正工賃なんて!!


シリンダーも同じ様にマスキングを施し、
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ヘッドとシリンダー以外の小さい部品も含めて、
ここからひたすらブラスト。
コンプレッサーが焼き付かないように、適度に休憩を入れながら、



やっぱり長年の積もり積もった汚れと錆は落ち難いです。
1日~2日ではとても終わりません。

腰上のブラストが一段落しまして、
シリンダーは黒く塗装、
その他の部品はブラストのメディアをガラスビーズに交換してから、
・・・・・・もう一度ブラストします。
とんでもなく手間ですが、、、仕方有りません。

メディアをガラスビーズに交換する前に、
まだ現状のメディアでやらないといけない部分が有ります。
左右のクランクケースカバーなんですが、
おそらくシルバーに塗装しているでしょうから、
取り外して塗装の為の下地作りをします。

TX650 やり直し修理 其の壱拾弐

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さて、キレイにする事は決まりましたが、
ウチでサンドブラストするか?
外注でウェットブラストに出すか?

手間を考えるとウェットに出しちゃった方が楽なんですが、
ウェットは塗装してある物には効かないと聞いた事が有ります。
大した塗装では無いので、コレなら大丈夫かとも思うんですが、
もしダメだったら業者さんに迷惑をかけてしまいます。
それならばウチでブラストする方が・・・

そうなると問題はマスキングですが・・・・・・・・
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こうやって重ねてしまって、開いている穴を塞いでしまえば、
多少は楽になるんですけど、
ブラストのキャビネットに入りません!

やっぱりブラストするのは止めましょうか。。。。。

そんな考えもよぎりましたが、
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ココまで中身をやるのに、外がこんな状態では・・・・
ボロならボロでそれなりに味が有ってイイんですが、
汚れを塗装で隠しているのは・・・・・みっともないな~っと。

めっちゃ手間ですが、
半分ずつ、ちゃんとマスキングしてブラストしましょう。
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マスキングだけで一体何時間かかったのやら。

マスキングだけでは無く、ブラスト自体も非常に時間がかかりました。
でも、その甲斐あって、
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文句無しの状態になりました。

正直もうやりたくありません。
ウチに工賃が入らなくても、今度こういう案件が有ったらウェットに出しましょう。
塗装は剥離剤で処理してから送れば問題無いでしょうからね。
自分で全部やるとあまりにも割に合わない。。。

委託販売 スズキ GS650G 早く買ってくれないと・・・ 其の壱拾壱

では、とりあえず始動動画をどうぞ。



お解りの様に、バッチリ調子が良いという感じではあり有ません。
フケ上りも良くないし、回転の落ちも悪い。
まぁ、キャブを適当に組んで何の調整もしないままの状態で撮影しましたので、
ちゃんと調整をすればひょっとして・・・・・

因みに、バッテリーは他車種のバッテリーを一時的に借りましたので、
正規の物ではありません。
それでも、充電はちゃんとしていましたし、灯火類もおおむね機能しました。

無事にエンジンがかかった事をオーナーさんに報告して、
「シートとタンクキャップをそろそろ頂きたいんですが・・・」
「シートは以前渡したと思ったけど、、、タンクキャップは何処やったかな~」
「いやいや、シートは渡されていないですよ」
「シートが無ければ売るに売れないですよ」

「いや~確かに渡したと思ったけど・・・」
「一応探してみるから、そっちでも探してみて」

ってやり取りが有りまして、多分両方共無いですね。

ウチみたいな小さな店、シートのような大きな部品の置き場所なんて限られています。
見渡せばすぐに解る位です。
有るとすればオーナーさんのトコロ。
しかし、ウチと違ってオーナーさんのトコロは、広いし暗いし部品がメッチャいっぱいだし。
オーナーさんも色々と忙しいみたいで、本格的に捜索する時間は取れないみたい。

・・・・・・・・終わった。

この状態ではウチの出費を補填する値段は付かないでしょう。
ホント、スクラップ寸前の部品取り車。
でも一応・・・・・・希望価格は8万円
これで誰か買ってくれないかな~
ダメならもう少し位値引きします。
オーナーさんが買ってあった部品も有るんですが、
ある程度はお安く提供します。

どなたか宜しくお願いいたします。





後日、タンクキャップは見つかりました。

ホンダ C92からCS92へ 其の弐拾弐

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分解自体は特に問題無く、
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恐らく今までに一度も開けられた事は無いんでしょう。
ガッチリ張り付いていて分離に手間がかかった位。

分解してみて解ったのは、
やっぱり内部の状態はイイですね。
もちろんそれなりに消耗はしているんですが、
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OILがにじみ出ている事も無く、
ピストンとシリンダー間のクリアランスも、思っていた以上に少ないです。
う~ん、オーバーサイズのピストン・・・要るかな?
折角開けたのだから、というのは有りますが、
オーナーさん、、、、、正直そんなに乗らないでしょう。
予算もかなり膨らんで来ましたので、
押さえられる所は押さえておきたいだろうと思います。
この件は後でオーナーさんに相談してみましょう。

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シリンダーとピストンを取り外して、傷の有無を確認しましたが、キレイなモンです。
エンジン分解時に比較的引っかかるのが、、、、
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このノックピン。
毎度外れなくて苦労するんですよね。
今回も苦労させてもらいました・・・・・・・・

何とか外したところで、
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ガスケットを一生懸命剥がし、
ブラストへ向けてまずは洗いましょう。
2018 12 c92 145
バルブ関係はブラスト作業を終えてから外しますので、
とりあえずはこのまま。

改めてよく見てみると、
フィンに積もった汚れが結構重症な事に気付きます。
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ブラストに一体何時間費やされるんでしょうね。
今からとても心配です。

委託販売 スズキ GS650G 早く買ってくれないと・・・ 其の壱拾

先に書いたように、ウチの持ち出しが多くなってしまったので、
何としてでも売らないといけなくなりました。

キャブを組みましょう。
思わぬ出費になってしまった部品を組み込み、
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調整部分は正解が解らないので、
経験を元に適当に調整。
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キャブ完成。
・・・しかし、実はこの時点で組み立てをミスしていまして。
この後2回ほど組み直しをしています。
ただ、言い訳じゃないですけど、
元々の組みミスをそのまま同じ様に組んでしまったので、
半分は・・・・・・・仕方ないかな?って思ったり。

予想はしていましたが、組んだキャブを取り付けるのも中々苦労しました。
2020 3 gs650g 60
インマニが固くなっているので、
非常に取り付け難い。
潤滑剤を塗ってみても、インマニにキャブが中々入らない。
まだ外気温は15度前後なのに、薄着になっても汗をかく位頑張りました。
2020 3 gs650g 62
苦労の末に取付完了。
エンジン始動の準備を進めていると、
そういえば、、、、エアクリーナーってどうなっているのかな?
スポンジタイプならもうボロボロでしょう。
ろ紙タイプなら・・・・使えるか?
いや、外しておいた方が良いでしょうね。
そう思ってクリーナーBOXを開けると、
2020 3 gs650g 61
ウン?
何が詰まってるの?
エアクリーナーエレメントは?
まぁ、予想は付きますけどね。
恐らく、現オーナーさんが10年以上前にエンジンをかけた後、
この布切れを詰めたんでしょう。
良かった、確認しておいて。

で、何とかエンジンかかりました。

TX650 やり直し修理 其の壱拾壱

2019 6 tx650 1





そもそも、前回の修理でコンロッドを交換したと言っていましたが、
何故そんな事になったのか不明なんです。
オイルを切らせて焼き付かせたのか?
無理な運転で壊したのか?

現オーナーさんは、前任者のお店で壊れた状態のこの車両を見つけ、
修理してもらってから乗り出したので、
何故壊れたのかは聞いていないそうなんです。
交換した部品も、コンロッド以外は不明、
ベアリングを交換したか解らない・・・・・

原因の究明は難しいかもしれませんね。

考えていても仕方ありませんので、手を動かしましょう。
2019 6 tx650 67
外れなかったスプロケナットを外しましょう。
捨てる予定だった旧いチェーンを使ってしっかりと固定、
ガンガンに熱を加えて、最大エア圧でインパクトレンチを使用。
ココまでやっても中々外れてはくれませんでしたが、
何度も何度もやっているうちに、
2019 6 tx650 68
やっと外れてくれました。
このナットは念の為に交換した方が良さそうですね。
ちょっと熱を加え過ぎましたので。

折角なのでクランクケースを洗いましょう。
上半分は汚れは大した事有りませんし、
シフトフォークを分解するのが面倒ですから、下半分のみで。
2019 6 tx650 69
一見、そこまで汚れているという訳では無いんですが、
汚れている所は汚れていますので、こんな機会滅多に無いのでやっておきましょう。
灯油でバシャバシャ洗っていると、
アル事に気付きました。
2019 6 tx650 70
あれ?これ塗装してあるの?
ヤバイな・・・・・ハゲちゃいました。
一見キレイに見えたのも塗装したからだったんですね。
よく見れば汚れごと塗装されていました。

ど~しましょうか。
この程度で塗装が剥がれるという事は、
何の下地処理もしないでラッカー塗料で塗ったんでしょう。
もう一度同じように処置しておけば一番お手軽です。
しかし・・・・・これはちゃんと処置出来るチャンスでもあります。
オーナーさんにお伺いを立ててみましょう。




よし!
説得の甲斐有りまして、ケースもキレイにする事になりました。
上側ケースに付いているシフトフォークを外しましょう。
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外した事の有る方は解ると思いますが、
コイツ割ピンを使って固定されているんですが、
その割ピンが取るのは良いんですが、付けるのが難儀で・・・・・
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狭くてやり難いんですよ。
でも、、、やるしかないですね。

委託販売 スズキ GS650G 早く買ってくれないと・・・ 其の九

今回のキャブは結構熟成されていまして、
掃除するのに予想外の時間がかかってしまいました。

ニードルが抜けなかったのも納得の詰まり具合。
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穴の狭くなったニードルホルダーを、一晩キャブクリーナーに浸けておいたんですが、
あんまり奇麗にはなりませんでした。
もう一晩浸け置いてもいいんですが、
そんなにのんびりもしていられませんので、
リーマーを使って取り除きます。

この位穴が大きければ、リーマーをかけるのもそんなに気は使わないんですが、
ジェット関係は気を使います。
ヘタにリーマーをかけて、穴を拡大してしまわないように・・・・

そう思って掃除をしていたんですが、
どうやら手遅れだったみたい。
ゴミだけ取り除いてリーマーに刺してみたんですが、
刺さり具合が既に違っています。
ジェットの番手は・・・・同じなのか?
刻印が読み取れなくなっているので解りません。

コレは・・・・・・・・リーマーで削ってサイズを揃えるか、
新しいジェットを手に入れるか?
ちょっと悩んだんですが、
少なくとも、潰れてしまったスロージェットの2個は新しい物に交換しないといけません。
それならば、スロージェットは全部交換してしまった方がスッキリします。
メインジェットは・・・・・・・コッチもリーマーで試してみると、穴の大きさが違うので、
新しい物が出るのであれば、交換しちゃいましょうかね。

こういう所が判断ミス!!

部品が届いてビックリしました。
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このキャブの部品だけで2万円近い出費。
ホント・・・・・・・ヤバイです。
委託販売なのにウチの出費がデカい。

売れなかったら損失大きいな。

ホンダ C92からCS92へ 其の弐拾壱

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塗装屋さんによりますと、黒に塗るのだったらそんなに時間はかからないそうですが、
今回は普段使わない色、CSにする為に青くしますので、
その塗料の入手に時間がかかるそうです。
まぁまぁ、そんなに急ぎの作業では有りませんので、
お願いしてきましたが・・・・大丈夫でしょう。
オーナーさんもご高齢とはいえ、今の所お元気なので、、、、、、やっぱり急いだ方が良いかな?

塗装に出している間にエンジンをやっちゃいましょう。
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当初はエンジンには手を付けない予定でしたが、
どう考えても奇麗になったフレームやその他の新品部品とのつり合いが取れません。
中身は大丈夫そうなんですが、
外観が・・・・・・・・
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残念過ぎます。
オーナーさんには、「穴を塞いでそのままブラストは出来ないのか?」
と言われたんですが、
「エンジンを壊してもいいのならやりますけど。ハッキリとお勧めはしません。」
と言ったところ、素直に分解してからのブラストに同意してくれました。
っという事で、分解のメイン目的は外観の向上ですが、
折角分解しますので、在庫部品の中に有る新品部品との交換と、
腰上位はオーバーサイズピストンを使ってリフレッシュしたいですね。

でも、腰上だけやると汚れたままの腰下とのバランスが・・・・
結局全部やらないとバランスは取れないんですよね。
これがレストア・スパイラル!!
落し処を見つけるのが難しいんです。
オーナーさんの判断も難しいとは思いますが、
作業側も折角ここまでやったのに・・・・・って事で、
多少サービスしてでも、見栄え良くしようと欲が出てしまい、
赤字が加速する。。。

そうなる事は解っているんですが、なぜか回避出来ないって不思議。

委託販売 スズキ GS650G 早く買ってくれないと・・・ 其の八

もう・・・・・ね。
自分の商売センスの無さに呆れちゃいます。

ここでスッパリ見切りを付けて、
バラして売るなり、スクラップに出すなりすれば良かったんですが、、、
見限れない甘さが、、、どんどん首を絞めていく事になります。


フロートチャンバーを開けてあんな状態だった為、
どうするか判断に迷ったんですが、
やっぱりエンジンがかからないと売れないでしょう。
なら、やるしか無いな・・・・・・・いや、違いますね。
エンジンをかけたいという個人的な願望が勝ってしまった為、
キャブの清掃を続行。

状態の良いキャブでも偶に有るんですが、
フロートのピンが抜け難いという症状がこのキャブにも。
#2、#3は細い棒で慎重にド突いて何とか抜けました。
#4は相当苦労して半日以上かけた末、やっと抜けました。
でも、
2020 3 gs650g 50
#1のピンが抜けないんですよ~
あまりにも抜けないので、仕方なくバーナーを使ってみたんですが、
それでも抜けない。
力任せに叩き出す事も出来ませんし・・・・・・
地道にコツコツ慎重に叩いて、
1日使ってやっと抜けました。
2020 3 gs650g 52
時間的な損失はかなり大きいですが、
実際にお金がかかった訳では無いので、まだ何とか。。。
しかし、、、、
2020 3 gs650g 51
このフロートバルブは掃除しても使えそうにありません。
フロートバルブって結構高いんですよね。
それに、部品が出るのかが疑問です。

1番の難物が解決しましたので、この先の分解作業は順調に、、、、、いきません。

何が問題になったのかと言いますと、
2020 3 gs650g 53
スロージェットです。
#1と#2は普通に外れたんですが、
#3と#4がダメでした。
この辺りは通常でもナメ易いので、
普段から気を付けて取り外しをしているんですが、
やっちゃいました。
おそらく、ジェット自体の強度がモロくなっていたんだと思います。

でも幸いな事に、早々にドライバーでの取り外しは諦めて、
逆タップを使ったら意外とアッサリ外れてくれました。
2020 3 gs650g 54 2020 3 gs650g 55
この逆タップなんですが、
いつか必要になるだろうと、数年前に購入したんですが、
今まで一向に活躍しなかったんです。
でも、今回やっと役に立ちました。

ウチも過去に何件か持ち込まれた事が有るんですが、
「固着したボルトを外そうとしたら折れてしまって、
それを取る為に逆タップを使ったら、それも折れちゃったので、どうにかして。」

って、それは難しいよ~
基本的に逆タップって、固着したボルトには全く歯が立たないだけでなく、
それが折れてしまったらもう処置の仕様が有りませんから。

ドリルと同じ材質で造られた物には、ドリルでは穴は開きませんからね。

折損ボルトに限らず、初期段階で持って来てもらえれば軽症で済んだのに・・・・
って事が多々有ります。
素人が手を出すな!!
なんて言いません。
手に負えなくなったら持ち込んで、とは思っていますが、
その際には莫大な修理費がかかる事は覚悟して下さいね♪

TX650 やり直し修理 其の壱拾

2019 6 tx650 1





オーナーさんからの腰下分解許可も出ましたので、
サクサクッと分解しますよ。

コレも以前に書いた事かもしれませんが、
一見して解るボルト・ナットだけならいいのですが、
このエンジンには一ヶ所解り難い所にナットが有ります。
良く見ればすぐに解るんですが、
エンジンの外側だけ見ていると気付き難いんですよ。
2019 6 tx650 57
クラッチが入っていた所の奥。
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このナットですね。
初めて分解される方は忘れないようにして下さい。
外し忘れていつまでもクランクケースが割れない・・・ならまだしも、
ハンマーでガンガン叩いてケースを壊さないように!

外すべき物を外したら、
いよいよケースを割ります。
出来る事ならエンジンを逆さにしたいトコロなんですが、
長いスタッドが邪魔で、そのままでは逆さにする事が出来ません。
木材を使って専用のスタンドを作ろうかとも考えたんですが、
滅多にここまでやる事も無いですからね、、、、
その為に専用のスタンドを作っても、置き場所にも困ります。
何かないか探していると、
普段は木片(色々重宝するんです)を入れているペール缶が目に留まりました。
木片を一時的に段ボール箱に移して、
2019 6 tx650 60
良いですね。
ピッタリじゃないですか、これでいきましょう。
今回はコレで凌げましたが、
一升瓶のケースなんかも軽くて丈夫なので使い易そうですよね。
機会が有れば入手しておきたいです。

2019 6 tx650 61
流石に近年に分解しただけあって、ケースを割るのは簡単でした。
患部と思われるクランクベアリングの状態は・・・・・・・・
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重いクランクを取り外して、ベアリングを確認していきます。
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ACGの有る左側は2つ共問題無し。
クラッチの有る右側は・・・・・・
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2つ共問題アリ。
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あ~2つ共ゴリゴリいっています。
ローラーがかなり傷んでいますね。
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確か右のコンロッドに不具合が有って、
交換したという話でしたが・・・・・その時にベアリングもダメだったのに交換しなかったのか?
いや、しばらくは問題無く動いていたという話でしたので、
何かこうなってしまった原因があるハズ。
一体何が起こったんでしょうか?

委託販売 部品取り車 メグロ SG 

コレを売るのは難しいなと思い、
インスタに上げた後、ヤフーオークションに出してみたんですが、
思いもよらず既に入札が有り、
ココでの募集が出来なくなってしまいました。
ですが、インスタで詳しい説明はブログで・・・
っと書いてしまったので、、、一応書きますね。



2019 10 sg オク 1
現在修理しているSGの部品取り用として、
オーナーさんが買っておいてくれた車両です。

もう必要な部品は取りましたので、
これ以上ウチで使う事は無いでしょうし、
何よりも置き場所が無いので・・・・出品しました。

現オーナーさんが入手した時からエンジンはかからず、欠品多数。
スパークプラグが無いまま長期間放置。
そんな状態です。
キックペダルも付いていなかったので、エンジンが回るのかどうかも解りません。
2019 10 sg オク 2

ウチが頂いた部品がタンクバッヂ、ニーパッド、メーター、シート、
エキパイ、サイレンサー、Lハンドルスイッチ、こんなところでしょうか。

その他、元々無かった部品も多数あり、
パッと目に付く限りで、ステップ、キックペダル、荷台、ウィンカーレンズetc
2019 10 sg オク 3
2019 10 sg オク 4

フロントタイヤはパンクしていますし、
メインスイッチはイマイチ節度感が有りません。
サイドカバーは加工穴有り、
ガソリンタンクには凹みも有ります。

良い点としては、
作業を始めた当初、もしかしたらガソリンタンクはコッチを使うかもしれない。
という思いが有り、試しに錆取りの作業をしたところ、
思わぬ位キレイになりまして、完璧とは言えませんが、
給油口から見える範囲ではそのまま使っても大丈夫と思えるレベルになりました。

2019 10 sg オク 6
2019 10 sg オク 7
何の違いが有るのか、詳しくは解らないのですが、
タンクバッヂが前期タイプのメグロの物が付いていましたので、
恐らく前期タイプだと思います。

2019 10 sg オク 8
書類は有りません。
こういった場所で詳しく話せる内容では無いので、
詳細は省きますが、、、、書類の再発行は無理っぽいです。


こんな感じですが、
ご興味の有る方はヤフーオークションに入札して下さい。

委託販売 スズキ GS650G 早く買ってくれないと・・・ 其の七

まだ売れないか・・・・
あまりココまで手を入れたくは無いんですが、
やはりみんな気になる所でしょう。
キャブを開けてみますか。

2気筒でも外すのが面倒な時が有るのに、
その倍の4気筒でしょ、、、、絶対に外すだけでも時間がかかる。



まぁ、心配するほどではなかったにしても、
サービスで出来るような作業ではありませんね。
とうとうココで追加料金発生かな?
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ひょっとしたら、オーナーさんがちゃんとガソリンを抜いていてくれたかもしれません。
それならば酷い事にはなっていないでしょうから、
簡単な掃除程度でイケルはず。

運命の分かれ道ですよね~
大した事無ければ、最悪このまま5万円でも、
売れてくれればいいかなとも思いますが、
重症だった場合、
判明した時点で作業を諦めるか?
やる事やって、その分工賃をプラスするか?
悩むなぁ~~~~

そんな事を考えつつ、
最初にフロートチャンバーを外そうとしたんですが、
ネジが固くて回りません。
ココは無理をせず、ショックドライバーを使います。
でも、その為には色々なモノが付いている上側を先に外さないと、
安定してショックドライバーが使えませんので、
上のダイヤフラムの方から外していきたいと思います。

ダイヤフラムのキャップまでは順調に外せたんですが、
上下に動く負圧ピストンが何故だか外れません。
いや、正確に言うと、負圧ピストン自体は何とも無いんです。
クルクルと回転しますので・・・・
ニードルが固着してしまっているようです。

ニードルが固着しているなんて、、、、OUT確定ですが、
ここまで来たら、せめてフロートチャンバーは開けたい!!
そこまでは何とかしましょう。
恐らく、バーナーで炙ってあげれば簡単に取れると思うんですが、
あまりキャブに熱は加えたくありません。
どうしても取れなければ、最終手段としてやりますが、
出来るだけ変な事をせずに取りたい。

って事で、時間を使い、多少のケガもしつつですが、
どうにか取り外し出来ました。
では、フロートチャンバーを外してみましょう。



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ハイ、終了。

ホンダ C92からCS92へ 其の弐拾

2018 12 c92 2



ステムベアリングのレースが届きました。
が、届けてくれた部品屋さんが気になる事を言っていました。
「両方のレース、何度も部品番号を入れ直してみたんだけど、
部品番号が統一されちゃっているみたいで、同じ物になっちゃうんだけど・・・」

え!?
それはちょっとおかしいゾ!!


フレーム側のベアリングレース、
上下で内径が違ったハズです。
2018 12 c92 129

元のレースを確認してみますと、
外径はどっちも同じですが、
内径の方は、上が26mmで下が27mm。
明らかに違います。

え~~、マジですか?
まぁ、部品統合は良く有る話ですが、
レースの内径1mm大きくなっても使えるのかな?

そう、普通両方とも26mmに統合は出来ないでしょうから、
下側の27mmに統合されたと思うじゃないですか・・・・
2018 12 c92 130
純正部品番号で注文したはずのこのレース、
内径が28mmなんですけど。。。
本当に使えるのか?コレ。
ちょっと今までに経験が無いですし、
想像してみても・・・・・・・あまり良さそうではないのですが?
大丈夫なんですよね、ホンダさん!!

考えていても仕方ありません。
先へ進みましょう。
フレームなんですが、ちょっと忘れている事が有りました。
2018 12 c92 132
画像では解り難いとは思うんですが、リヤフェンダーの右側、
2018 12 c92 134
この辺りが、左側と比べると少し膨らんでいるんです。
気にしなければ問題無さそうなんですが、
オーナーさんが気にしているので何とか処置をしないといけません。
・・・この位の修理で板金屋さんに持って行くのもなぁ~
何とかウチで出来ないモノか、、、、

チラッと息子にやらせるか?とも考えたんですが、
とある学校の板金科に通っているとはいえ、まだそんな事は出来ないでしょう。
仕方ない、自分で何とかやってみましょう。



まぁ、軽度なモノでしたので、何とか、、、、、ふくらみは取れたと思います。
よし!塗装するものを一式持って、紛体塗装屋さんに持ち込みましょう。

委託販売 スズキ GS650G 早く買ってくれないと・・・ 其の六

売れないのでもう少し手を掛けてみましょう。

キャブは十中八九やらないとダメでしょうが、
とても手間になってしまうので、まだやりません。
今回は火花の確認までやってみようと思います。

2020 3 gs650g 37
長年動かしていませんので、迂闊にクランクを回す訳にはいきません。
まずはプラグホール周りをエアで吹いて、
プラグを抜いた時にゴミが内部に入らないようにします。
2020 3 gs650g 38

4気筒をやるのなんて専門学校時代以来か?
チョロッと触る程度は有りますが、
ちゃんとした整備をするのは相当久しぶりです。
2気筒までなら何て事のないオイル注し作業も、
2020 3 gs650g 42
2番、3番の気筒はやり難いですね。
普段使っているオイル注しにホースを繋いで・・・・
う~ん、上手くいったかなぁ?

この車両、キックが付いていませんので、
クランクを回す為にはセンターボルトを直接回すしかありません。
いきなりセルモーターで回すのは少し不安が有りますので。
そうなると、右のケースカバーを外せばいいのかな?
2020 3 gs650g 43
思った通りピックアップが出て来ました。
ココのセンターボルトを回せばいいのですが、、、回転方向はどっちだ?
正解かどうかは解りませんが、今までの経験上、
コッチ側なら半時計回りでしょう。
おや?
ピックアッププレートの奥に発見。
2020 3 gs650g 44
スプリングですね。
こんな所にあるスプリングは・・・・ガバナに決まっています。
てっきりフルトラのデジタル進角だと思っていましたが、
機械式ガバナを使ていたとは・・・・
流石スズキって感じですね。

クランクを数回回して、オイルをシリンダー内に浸透させ、
出来る事ならヘッドカバーも開けて、バルブ周りにもオイルを注したい所ですが、
そこまでは出来ないよなぁ~
少し不安は有りますが、ココは仕方ありません。
代用品のバッテリーを繋いで、
ヒューズが切れていないかチェック、
2020 3 gs650g 40
メインスイッチをON!
2020 3 gs650g 41
良かった、ちゃんとONになりました。
灯火類はOK、
ヘッドライトはエンジンがかからないと灯かないので解りませんが、
その他はOKです。
セルモーターは回るのか?
セルボタンを押すと・・・・キュキュッ。
ああ、良かったちゃんと回ってくれる。
念の為にもう一回、キュキュ・・・・・・・・
OK OK!!

よし、プラグキャップにプラグを繋いて、
パチン、パチン
いいですね、プラグの火花はOKですよ。


さぁ、火が飛ぶなら復活までの階段を数歩上ったようなモンです。
本来ならココまでの確認作業代も欲しい所ですが、
まだ5万円でいいですよ!
早い者勝ち。

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バイク工房蔵

Author:バイク工房蔵
東京の八王子市でバイク屋をやってます。

基本的に70年代までの古めのバイクが好きです。
現行車はやりません!出来ません!!
ビックスクーターなんて見たくもありません。

こんな偏ったバイク屋なので、いつも経営の危機です。

ワタシ一人では何にも出来ませんが、
周りには頼りになる業者さんが居ますので、
お陰様でなんとかやっていってます。
感謝感謝!!

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