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2020-01

ホンダ C92からCS92へ 其の七

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シート問題はちょっと棚上げしておきましょう。
全体的なバランスを見ないと何とも言えないので、
いくつか部品を仮付けして、オーナーさんにも見てもらってから判断します。

この作業当時年末で、年始はのんびりとスポークでも張り直すか?
と考えていました。
しかし、その為には足りない部品が有ります。
ホイールベアリングと、そのベアリングに挟まれるカラーです。
ベアリングは業者さんがお休みに入る前に手配して、
年内に手に入るように手配しました。
カラーは・・・・・・・部品取りしかありませんね。
今の内に旧いホイールから取り外しておきましょう。
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ベアリングプーラーで片側だけ外して、
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中のカラーだけ頂きます。
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前後共取り出したら、ホイールの方は元に戻しておき、
続きは年始にでものんびりやりましょう。

本体の方はもう少し進めておきましょう。
洗ったフレームにエンジン、サイドカバー、マフラーを取り付けます。

C92のサイドカバーは一枚物ですが、
CS92は・・・
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ご覧の様に上下2分割です。
やはりアップタイプのマフラーになると、サイドカバーへのアクセスが困難になりますので、
分割式になるのは利便性を考えれば仕方無い事でしょう。

しかしそうなると、サイドカバーのマウント方式が違ってきちゃいますよね?
どうやって留まっているんでしょうか?
パーツリストでも有れば簡単に解る事なんですが、
オーナーさんが何処かに有る筈、って事で探してもらっている最中なんですよ。
見つかればいいんですけど・・・・・・・
上画像のサイドカバーは右側の物なんですが、
下の部分の取り付けが縦に二つ穴が開いていますので、
何かボルトで留めると思うんですが、
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フレーム自体にも、
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バッテリーステーにも、取り付けるネジ穴らしきものは見当たりません。
これはひょっとしてCS専用のステーでも有るんですかねぇ
ネットで検索してみますかね。

それならば、先にエンジンを仮で載せてしまいましょう。
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エンジンを載せるというか、
エンジンにフレームを被せるって感じでしたね。楽チン。
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BMW R26 部分修理 其の八

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エンジンはかかります。
電装もランプ系はOK。
ホーンは鳴りませんが、ホーン手前までは電気が来ていますし、
スイッチはちゃんとアースしています。
そうなると、ホーン本体の問題だと思いますので、
ウチではこれ以上何も出来ません。
充電は、解る範囲で繋げてみましたが発電しませんでした。

これでオーナーさんに言われた事はやりましたので、
完成連絡をしましょう。



え?はい・・・・いくらかかるか解りませんよ?
・・・いいんですね?


どうやら充電も修理をするって事らしいですが、
それなら初めからそう言っておいてもらえれば、、、、
まぁ、ムダ金を使うのはお客様なので、ウチはやる事をやるだけなんですが。

では、充電系を診断していきましょうか。
とはいえ、レギュレータがICに変更されていて、
何処に何を繋いだらいいのか解りません。
今繋がっている繋ぎ方が正しいと仮定して診断していくしかありません。
そこが間違っていたら・・・・もう解りませんね、正直。
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エンジンをかけた際、ダイナモからの発電が無かったので、
おそらくレギュレーターうんぬん以前の問題だと思います。
先に消耗品であるブラシを点検してみましょう。

ちょっとエンジンをかけた時に思ったんですが、
ダイナモの配線がココを通るのは問題じゃないですかね。
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だってエキパイのすぐ横ですよ。
配線の出方がコッチに向いていますので、
自然な流れでこうなったんでしょうが、
熱問題は大丈夫なんでしょうか?
ちょっと不安ですね。
出来る事なら不自然にはなりますが、配線を反対方向へやりたいです。

まぁ、それは発電がしっかりしてからで・・・
ダイナモに付いているガバナ部分を取り外します。
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センターボルトを取り外し、そのまま引っこ抜けばガバナは外れますので、
その奥に有るポイントのベースプレートも外しちゃえば、ブラシの点検が出来ます。

しかしこのボルト、、、、、
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全ネジのボルトをグラインダーか何かで削って作ったみたいで、
ボコボコな上に妙に細くなっている所が有って、強く締め付けるのは気が引けます。
締め付けの祭は注意が必要ですね。

ココまで進めておいて今更ですが、
エキパイが邪魔。
取り外すのはそんなに手間でもなさそうなので、
一手間かけて外しちゃいましょう。
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固!!
エキパイの根元が錆付いています。
これは一手間のつもりでしたが四~五手間かかりそう。



やらなきゃよかった。
何とか外れましたが、手軽に出来ると思って墓穴を掘っちゃいました。

委託販売 ブリヂストン 200RS

以前からの委託販売も一向に買い手が付かないというのに・・・・
また委託販売です。

今回は珍しいですよ。
何と言っても、あのBS、ブリヂストンです。

年式としては・・・年鑑には昭和43年と出ていましたが、
国内で販売していたんでしょうか?
(輸出)と出ていましたので、
ひょっとして輸出専用だったのかも?
200RSが正式名称なのかも解りませんが、そう書いてありました。
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何年か前に、ウチで面倒を見させて頂いた事が有るのですが、
留学やら、4輪免許取得で段々と乗らなくなり、
2年位前から全く動かしていないそうで、
現状は動きませんが、トラブルが有って動かなくなった訳では無いので、
基本整備で復活すると思われます。

ウチが見ていた時は調子も良かったですし、
外観もとてもきれいでした。

車両はまだオーナーさんの所に有ります。
購入希望者が居れば引き上げて来ますが、
ウチも置き場所が無いので、冷やかしはお断りです。

何か質問等あれば、コチラにコメント頂いてもいいですが、
直メール、直電話にしてもらった方が助かります。


引き続き、CB450セニア、
2018 5 CB450 販売
YP1、
2018 6 yp1 1 販売
CL125、
2018 5 CL125 1 販売
GS650Gもよろしくお願いします。
2019 11 gs650g 1

オーナーさんのご希望の売値は・・・・50万円という事です。

ホンダ C92からCS92へ 其の六

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よし!
切断しよう!!

悔しい決断ではあるんですが、
すでに無駄時間を大量に消費していますので、これ以上は無理です。
ザクッと行きましょう。
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はぁ~
負けだ・・・・・仕方ないのは解っているんですが、負けた気がします。


気を取り直してフレームを洗いましょう。
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水洗いしてしまうと更に錆を促進してしまうので、
灯油でガシガシ洗います。
これでやっと次の段階に入れます。

入庫当初から、オーナーさんに確認して欲しいと言われている事が有りまして、
それが購入した新品シートが合うのかどうか?って事です。

どうやら、ちょっと大きいのでは?
と思っているようなんですが、
ワタシも部品の確認段階でシートをチラッと見た時、
少しサイズに疑問を持ったりしました。
その時は単品で見ているからそう思ったのかなと思ったんですが、
オーナーさんも同じ様に思っていたようですね。
フレームに載っけてみましょう。
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ちょっと125ccにしては幅広な感じがしますね。
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全体的に大きい気がしますし、
シートを留める前側のステー部分なんですが、
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ココも幅が広くて合いません。
元の車両に付いているシートステー部分を見てみると、
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やっぱり違うな。。。。。

コレ、本当に合ってる?
CS72用だったりして・・・でもそれならですよね。
はCS92だと思っているんですが、その認識が違うのか?

BMW R26 部分修理 其の七

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どうなっても責任は無いとはいえ、
一時的にでも電装品が作動する事を確認しなくてはいけません。
・・・・あの残った配線を使って・・・・・・・
う~~ん、どうしてもテンションが上がらないんですよね。



何とかやる気を奮い起こし、
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配線を解析しつつ、電装品を繋いでいきます。
粗方繋ぎ終えたんですが、テールをどうしましょうか?
フェンダーが無いうえに、テールライト自身が壊れていて、
そのままでは使えません。
修理をするにしても金額的にそんな余裕は有りません。
オーナーさんにどうするか確認の電話を入れると、
テールは別の物を付けるので、配線だけ伸ばしておいてくれればいいとの事。

了解です。
それならば、
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見た目は不細工ですが、コレで点灯も確認出来ますし、
配線も長目にとっていますので、フェンダーを取り付けても足りるでしょう。

ちょっと難儀したのはウィンカーですね。
左は正常に作動したんですが、
右が作動しなくて、
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配線の先端があまり良い状態では無かったので、その所為かとも思いましたが、
ちょっと切り落としてマシな心線を出してもダメ。
そうなると、、、、アース不良でしょうね。

このバーエンドウィンカーって、構造的にアースが取り難いんです。
通常のウィンカーならばアース線を追加しちゃうんですけど、
そうもいかない構造で。
接点を磨くしかないんですよね。
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ウィンカーを一旦取り外し、接点を磨きます。
ウィンカー自体は楽なんですが、
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そのウィンカーと接触するハンドルバーの内側が厄介です。
画像は結構磨いた後なんですが、
初めはどうして右だけこんなにサビちゃったの?って位錆びてました。
もう少し磨いて正常に作動するようになりましたので、
今後も作動に不安は残りますが、とりあえずはOKにしましょう。

ホンダ C92からCS92へ 其の伍

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そういえば、フレームを交換する理由を説明していませんでした。
オーナーさんの話によると、この車両の入手時にフレームに亀裂を見つけ、
溶接するよりは載せ替えてしまえと、交換用のフレームを用意したんですが、
作業に取り掛かれないまま時は過ぎ・・・
そして今回の作業となりました。
が、・・・・・・・元のフレーム、何処を探しても亀裂なんて無いんですよね。。。
一応オーナーさんと一緒に確認したんですが、
オーナーさんも「あれ~確かにこの辺に亀裂が有ったのに?」
勝手に治る訳も無いんですが、どうしましょう?
そう確認したんですが、元のフレームの状態も悪いので、
予備フレームに載せ換えちゃおう。
っとなりました。

で、
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これが予備フレームなんですが、
確かに元のフレームより錆は少ないです。
汚れを落としたら、一旦エンジンを載せて色々と部品を取り付けてみましょう。
どうしてそんな手間をかけるのかといいますと、
これもまだ説明していませんでしたが、
今回のレストアは、単なるレストアではなく、C92からCS92への変身も兼ねています。
そう、アップマフラーになるんですが、その為のマフラー、サイドカバーは有りますが、
ステー関係が有るのか?
雑多に部品を集めてあるので、何が有って何が無いのか把握出来ていないんです。

そうなると、あの大量の部品を一個一個チェックして、
ステー関係と思われる物をチョイス、
試しに付けてみるまで解らない。
そういう面倒な事になっている訳です。



そんな訳で数時間かけて部品のチェックをしました。
多分マフラーのステーは無いですね。
そうなると作ってもらうしかないので、ウチで簡単な図面を書くか、
試作品を作るかですね。

先にフレームを軽く洗いましょう。
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センタースタンドは邪魔なので、取り外し・・・・・出来ない。。。
おやおや?これは単に引っこ抜ける構造だと思うんですけど。
プラハンで叩いても、全く抜ける気配が有りません。

ここで無理しても仕方ありません。
ガンガン叩いて、フレームに何か有っては本末転倒。
バーナーで温めながら、時間をかけてやれば外せるでしょう。



甘かったです。
温めても冷やしても外れません。
一週間位粘ったんですが、
これはいつぞやのKHと同じ感じでしょうか?

もう少し粘ってみてダメそうなら、
切断ですかね。
スタンド自体は新しい物が有りますし、シャフトも・・・・有る筈。
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シャフトにカラー、これで合ってるよね?


BMW R26 部分修理 其の六

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ハンドルに思わぬ時間を取られてしまいました。
構造を知っていれば数秒で終わった事ですが、
知らなかったのだから仕方ない。
今回は負けましたが、次回の糧としましょう。

メインスイッチのステーを作ります。
設置場所は以前オーナーさんと協議して決まっていますので、
そこに収まるように。

まずは鉄板を切り出します。
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金切り鋏で切った為、
湾曲してしまった鉄板を叩いて戻し、
切り口をヤスリで整えて、
取り付け用の穴を開けます。

平板のままではスペース的に厳しいですし、
強度的にも弱いので、曲げを入れます。
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とりあえずの試作品なのでこんなモンでしょう。
予算的にもしっかりした物は作れませんしね。

次、元から付いていた集中スイッチを直します。
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先にも書きましたが、
この小さい中にウィンカー、ホーン、ヘッドライトの切り替えスイッチ
この3種類が詰まっていますので、
本格的な修理をしようとすると結構難しいです。
が、今回は予算の都合も有り、とりあえず使えればOK。
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外れている配線を付け直し、
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分解して接点を磨くだけにしておきます。
各部しっかり導通するようになりましたので、これでなんとかなるでしょう。

ホンダ C92からCS92へ 其の四

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冷静になって考えれば簡単な事でした。
というか、こんなの分解した時に気付けよって話ですけどね。
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通常と逆なんですよ、
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このアジャストスクリュ。
他の大体のキャブは、ネジを締め込んでいけばスライドピストンが上がっていって、
アイドリングが上がっていくんですが、
このキャブの場合、アイドリングを上げる為にはスクリュを緩めるんです。
そもそも、アイドリングスクリュの形状が違うので、
分解した時に気付かなきゃいけなかったんですが、
完全に先入観で作業していました。
いやはや・・・・お恥ずかしい。。。

これでアイドリングもちゃんとするようになり、
改めてエンジンの状態を確認したんですが、
調子良いなぁ~
アイドリングは安定しているし、
アクセルを開ければちゃんと応答する。
異音もほぼ無い。
外観から考えると意外な結果ですが、
これはコレでオーナーさんのやる気を出させてくれそうですね。

オーナーさんに報告したところ、どんどん先に進めてくれという事でしたので、
まずはエンジンを降ろしましょう。
フレームを交換しないといけないですからね。

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エンジン降ろしの工程は端折りますが、
この時代の車両にしては結構面倒臭いエンジンの吊り方でしたね。
出来るだけこのエンジンをキレイにしましょう。
なぜかというと・・・エンジンには手を付けないというオーナーさんのオーダーでしたので、
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ほぼほぼ新品になる車体に、このままのエンジンは載せられないでしょう。
焼け石に水かもしれませんが、
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出来るだけ頑張りました。
特に・・・・・載っちゃえば全く見えないし、気にならないんですが、
エンジンの下周り。
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まぁ、大体こんな感じになりますよね。
折角降ろしたんだから見えなくなるとは言え、このままでは気が済みません。
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金にはならないけど、
頑張ったぞ!ワタシ。

BMW R26 部分修理 其の伍

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大体の目星は付けていましたので、そんなに時間がかかる事も無く、
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オーナーさんから部品が送られて来ました。
よし、コレで作業再開。
まずはこのメインスイッチの解析からですね。



あれ?
これ、このままじゃ使えないな。
コレを使うなら、ヘッドライトのスイッチを別に取り付ける必要が有ります。
あまりハンドル周りをゴチャゴチャさせたくはないんですが、
元のスイッチは使い物になりませんし、
選択肢は一つだと思います。
でも一応、オーナーさんに確認を取ってみます。

・・・・・・・また部品待ちです。
オーナーさんが純正のリプロが無いか探してみるそうです。


某有名BMWショップにオーナーさんが問い合わせたところ、
メインスイッチのスイッチ部分は有るようなんですが、
ツメ部分は部品が無いようで、修復も難しいだろうと言われたみたいです。

まぁ、大方予想通りといいますか。
ヘッドライトスイッチの増設しかありませんね。
スイッチはクラシックタイプを使えば見苦しくはならないでしょう。
確か在庫も有ったはずなので、電装の修理を続けます。

もう一つの既存のハンドルスイッチ。
コレの確認から始めましょう。
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この集中スイッチ、非常に便利なんですが、
本格的に修理をしようとすると、修理難度が高いんです。
ちょっと導通を調べたところ、
幸いにも今回はそこまでの修理では無さそうですが、
まぁ、ソコソコ難度です。

電装を本格的にやる前に、
ちょっと先にやっておきたい事が有ります。
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ハンドルの固定が甘くて、車両を押し歩きするのも危険なんです。
チョチョイっとハンドルポストを締めれば済む話だったんですが、
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大概はココにボルトが埋め込んであって、それを締めればハンドルが固定されるはず。
なんですけど、、、、、
ボルトの化粧キャップだと思っていたこのメッキ部分が外れません。
錆付いているのかと思いましたが、動きはします。
ただ、叩いても引っ張っても押しても外れません。
壊さないように慎重にやっていた事も有り、1時間ほど色々試し、
結果。
違うな、コレ。

根本的に間違っているのかも?
まさか・・・・・・
ハンドルポストの裏側に秘密が有ったりして?
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ポストごとハンドルを取り外してみましょう。
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ポストを固定しているこのナットを緩めてみたら、、、
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え?
そういう事?
ハンドルポストを固定しているボルトが、
そのままハンドルも固定していたって事だったんですね。
じゃぁ、ポストのナットを締めれば万事解決。

無駄な時間をかけてしまいました。
こんなのBMWをやっている人からすれば当然の事なんでしょうね。

ホンダ C92からCS92へ 其の参

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以前までの保管場所が、一応屋根が有るとはいえ、半屋外みたいな場所でしたので、
劣化の進み具合も相当なはず。
そんな状況では、ポイントも恐らくは・・・・
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あれ?
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予想外にキレイです。
もっと錆や汚れでギトギトになているとばかり思っていましたが、拍子抜けです。

ポイント面に多少劣化がみられるものの、火花が飛ばないレベルではありません。
軽く面研をして、ポイントはOKでしょう。
そうなると・・・配線かメインスイッチが怪しいと睨んでいるんですが、
ヒューズから点検しましょう。
通常の菅ヒューズですね。
切れてはいませんし、導通が有る事も確認したんですが、
明らかに古い物でしたので、念の為に交換しておきます。

それとアース線ですね。
2018 12 c92 23
アース線自体もですが、フレームがそこら中錆びていますので、
なかなかボディーアースが取り難いのではないかと思います。
しっかりとアースが取れるように改善。
等々、そんな事をチマチマとやって、
コレで一通り点火系の電気のラインは確保出来たはず。
試しにキックしてみましょうかね。



弱いながらも火花が飛ぶようになりました。
よし、エンジンをかけてみましょう。
・・・・・・いや、ちょっと待って、
エンジンオイルって入っているのかな?

わざわざオイルを抜いて保管しておく事も無いと思うんですが、念の為に点検してから・・・・・



入ってない?
ディップゲージにはオイルが付着しません。
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ドレンを抜くとごく僅かしか入っていませんでした。
危ない危ない、先入観で先走ってはいけませんな。
点検する所は点検してから。

改めて、オイルを入れ始動試験に移ります。
まぁまぁ、期待はしていません。
何とかエンジンさへかかれば、多少ガチャガチャ言っていても、
後で直せばいいんですから。
キック一発・・・弐発・・・・参発・・ボロロロン~
よ~し、エンジンかかった~~
ん?ちょっとアイドリングが低いか?
アクセルを離すと止まってしまいます。
キャブのアイドルアジャストスクリュで調整しようとするんですが、
スクリュを締め込むと・・・・・アクセルが固まってしまいます。
なんやコレ?どういう事!?
通常ならこれでアイドリングが上がる筈なんですが?

BMW R26 部分修理 其の四

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いざエンジンをかけようというタイミングで、
オーナーさんがご来店。
なんと!キャブの9mmボルトを持って来てくれたじゃないですか!!
以前部品を取り寄せていたけど忘れていたそうで、
今回持って来てくれました。

ボルトを取り付けて、
折角ですからエンジン始動・・・するかどうか見て行ってもらいましょう。
始動するとしたら、一発目は出来るだけオーナーさんにやってもらった方が良いでしょう。
そう思ってオーナーさんにキックしてもらったんですが、
・・・・・・ちょっとダメっぽいですね。

全く気配が有りませんでしたね。
そう簡単にはいかないか。
ダメ元でワタシもキックさせてもらうと、
数回目で何となく気配が有りました。
おお!これはひょっとして・・・
そこから数回キックをすると、
ボロロン・・・・・
エンジンかかった~!!!
まだアイドリングは安定しませんが、
とりあえずかかる事はかかりました。
エンジン音も静かで、問題無さそうな気がします。
オーナーさんの目の前でエンジンがかかったのは大きいですね。

とりあえずの目標だったエンジン始動までは無事にたどり着きましたので、
オーナーさんと今後の作業について協議します。
エンジンがかかった事によってやる気に火が付いて、
ガンガン修理を進められる。
・・・・・かと思ったんですが、オーナーさんは意外と冷静。

まずは電装関係という事ですが、
出来るだけお金をかけず、今有る配線を使ってという事で、、、、
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コレですよ?
こんな細くて、古くて、白と緑しか使っていない色分けで、途中どうなっているかも解らない。
この配線を使えと・・・・・・・・・
まぁお客様がそれで良いと言うのならそうしますが、
その代わり一切の保証はしません。
それと、予算の内では充電までは面倒見れませんので、
一応配線は繋いでみますが、発電するかしないかはノータッチです。

エンジンがかからない原因の一つであったメインスイッチですが、
オーナーさんが探してみるという事なので、しばらくは進行が止まってしまいますね。

ホンダ C92からCS92へ 其の弐

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まずはエンジンがかかるかどうかだけでも確認しておきたいです。
オーナーさんによると、エンジンはかかったと言っていましたが、
一体何年前の話なのだか・・・・・
無闇にキックは踏まず、
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プラグ孔からOILを数滴。
カムシャフト周りにも潤滑をして、
十分に浸透してからキックをゆっくりと下ろします。

圧縮は十分に有るようです。
そうなると次はキャブですか。
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外観上はそんなに問題無さそうですが、、、
開けてみましょう。



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あれ?
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このフロートは何?
ガソリンが変質したものが張り付いているんでしょうか?
一瞬そう思いましたが、他の部分には付着していませんので、そうじゃないでしょう。
これは・・・・コーティングですね。
こんな事が必要という事は、フロートに不具合が有るという事でしょうか?
試しにフロートを振ってみましたが、今の所浸水はしていないようです。
通常の洗浄作業だけで、とりあえず試してみましょう。
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次はポイントですね。
先に他の車両から借りたバッテリーを補充電してからつなぎ、
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火花が飛ぶかどうか確認。
・・・・・・やっぱり駄目でした。
そんなにトントン拍子にはいきませんよね。

BMW R26 部分修理 其の参

2019 4 r26 1




ちょっと問題が発生しました。
このままではエンジンがかけられません。

その詳細を説明する前に・・・
前回の記事で抜けていた物を補足しておきます。
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パンクしていたフロートの代わりに買っておいてくれた、
新しいフロートなんですが、
プラスチック製になっていました。
リプロに有りがちなコストダウン?リスク対策?ですね。
まぁ、悪い事は無いんですが、
何か寂しいと思うのはワタシだけでしょうか?

ハイ、今回の本題に入ります。
問題点は2点。
まず決定的なモノから。
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キャブのココのメクラボルト。
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コレコレ、このボルトが困ったちゃんでした。
恐らくネジ穴は9㎜なんですが、入っていたボルトは8㎜。
本来ならば全然引っかからないはずなんですが、
かろうじて奥の方で一山位噛んでいるようなんです。
締めればイケるのか?
なんて甘い事を考えていたのが間違いでした。
イケる訳無いやん!!

急いでウチに有る中古ボルトの山を漁りましたが、
流石に9㎜は無いな~
どうしましょう?
ココのボルトが無いとガソリンがダダ漏れです。

もう一つの問題は、
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インマニバンドが締まりません。
だって割れてるんだもん!!
でも、ココは締まらなくてもエンジンがかかる位なら何とかなるでしょう。

問題は一個目ですよ。
指で穴を押さえながらなら・・・・・・・ひょっとして。。。
ちょっと無謀かもしれませんが、試してみる価値は有るでしょう。

そうと決まればエンジン始動に向けて色々と準備しましょう。
エンジンオイルが入っているか?
念の為にバルブクリアランスも見ておきましょう。
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ここまでやったのなら、点火時期も簡単にですがチェック。




よし、、、、かけてみようじゃないですか。

ホンダ C92からCS92へ 其の壱

久しぶりに難題・・・・いえ、遣り甲斐のある車両の入庫です。
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中々でしょ?
こんな状態では解らない人もいると思いますが、
ホンダのC92です。

入庫の経緯を話しますと、
ウチに飛び込みで来たお客様が、旧い車両で小排気量の物を探していると・・・
それならばと、いくつか挙げた候補車両の一つがコレでした。
以前からこのC92を売りたいと話は聞いていたんですが、
実際にちゃんと車両を見るのは初めてで、、、、、直せない事は無いんですが、
これはお金かかりますよ。。。
ただ、今回の場合はプラス要素が有ります。
それがコレ!!
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この箱の中に新品部品が沢山入っています。
現オーナーさんがコツコツと買い溜めた貴重品。
この部品を使ってレストア出来るのは、かなりのプラスだと思います。
中身がどんな物が入っているのかは・・・・開けてみないと解りません。

部品の面では多少安心感が有りますが、
それでもやはり、かかるものはかかっちゃいます。
それだけの予算がお客様に有るのか?
これを直すよりも、ソコソコの程度のC92を探した方が・・・・確実に安く上がりますね。

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そんな訳で、最終判断はお客様に任せたんですが。。。。。
良いお返事はもらえませんでした。
正直ワタシもお勧めしません。

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そうなると、引き上げて来ちゃったこのC92をどうするか?
なんと現オーナーさんから修理依頼を受けました。
それも、フレームの交換、塗装、メッキその他色々のフルセットです。
ここまでのレストアはYA2以来じゃないでしょうか?

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じゃぁ頑張りましょうかね。
大量の部品がウチの部品置き場を占拠していますので、
出来るだけ早く上げないと、他の車両の部品が置けません。
今までの車両以上に今後の入庫予定を左右するレストアです。

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来店するお客様には、ことごとく、「コレ、どうするの?」「こんなの直すの!?」
って聞かれますが、この位で尻込みしている様では、修理屋家業は勤まりません。
部品があれだけ有りますから、楽といえば楽です。。。。のハズ。

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2018 12 c92 12

BMW R26 部分修理 其の弐

昨年も拙い文章を読んで頂きありがとうございました。
本年も頑張って更新していきますので、
何卒宜しくお願いいたします。

そして、更新していく為には修理依頼が無いと出来ませんので、
修理依頼も絶賛募集しています。
入庫までに少々(?)お時間を頂きますが・・・





2019 4 r26 1




多少の不安を抱えつつ、
キャブの準備をしましょう。
2019 4 r26 8

オーナーさんがキャブの清掃はしたらしいです。



が、

オーナーさんの作業を信じていない訳では無いんですが、
ワタシがやり直します。
これはもうデッチ時代から先輩に言われていた事なので、
この業界の常識だと思うんですが、
先輩の言をそのまま使うと、
「お客の言う事を信じるな」です。
ちょっと酷い事を言っているようですが、
作業の成果でお金を頂いていますので、
この辺りはご理解頂きたい!!

流石に掃除したと言うだけあって、それほど汚れは有りませんでしたが、
頑張ればもう少しキレイになります。
分解してキャブクリーナー漬けにしましょう。
お預かりする時にオーナーさんが言っていましたが、
2019 4 r26 9
フロートは浸水しているみたいです。
振るとチャポチャポ音がします。
でも・・・・それと解るような穴は開いていません。
修理するとしたらちょっと難儀ですが、
ココはすでにオーナーさんが新しい部品を用意してくれていたので、
それを使っちゃいます。

他にも、すでにオーナーさんが交換した部品も有るようで、、、
そんな状況から鑑みるに、相当な時間不動だったって事でしょう。
ココも、、、
2019 4 r26 10
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スロージェットが入っている筈なんですが、
状態が悪かったそうで、新しいジェットを用意して頂きました。

分解洗浄が終わり、組み立ててエンジン始動。
・・・・・・あれ?

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バイク工房蔵

Author:バイク工房蔵
東京の八王子市でバイク屋をやってます。

基本的に70年代までの古めのバイクが好きです。
現行車はやりません!出来ません!!
ビックスクーターなんて見たくもありません。

こんな偏ったバイク屋なので、いつも経営の危機です。

ワタシ一人では何にも出来ませんが、
周りには頼りになる業者さんが居ますので、
お陰様でなんとかやっていってます。
感謝感謝!!

何かご用命が有れば直接ご連絡下さい。
042-654-2115
090-2472-1837
xstx650@sirius.ocn.ne.jp

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