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2019-04

マチレス G5 英車によく有るOEM 其の八

2018 3 g5 1



色々と面倒そうなので、
先にやっておきたい事が有ります。
2018 3 g5 48
ガソリンタンクの錆取りをしておきます。
こればかりは時間しか解決してくれませんからね、
早目にやっておいて損は有りません。
因みに、漏れ漏れのガソリンコックですが、
2018 3 g5 46
分解してみるとこんな有様でした。
これでは漏れますよね・・・・・
錆取り中はコックを開閉する必要は有りませんので、
漏れない様にだけ加工して使いました。
錆取り後は、国産のコックを使えるようにしますので、
漏れの心配は無いでしょう。

問題のドライブチェーンですが、
ひょっとしてチェーンが古いとか、間延びしちゃった為にあんな事になっているのでは?
そう思ってオーナーさんに連絡すると、
確かにチェーンは古いらしいです。
可能性は大きいですね。
オーナーさんに許可をいただき、チェーンとリヤタイヤも交換。
早速注文して、次の日にはチェーンが届きました。

面倒なチェーンケースを外し、
2018 3 g5 49
ドライブチェーンの交換。
これで不具合も直るかと思いましたが、
2018 3 g5 51
残念ながら状況は改善しませんでした。
でも、古いチェーンである事に変わりは有りませんでしたから、
先行投資って事で。

次の日にはタイヤも届きましたので、
サクッとタイヤ交換。
2018 3 g5 54
例によってリムはサビサビでしたので、
2018 3 g5 55
ワイヤーブラシで錆を落とし、
2018 3 g5 56
錆止め塗装。
タイヤは安心のTT100をチョイス。

そして、リヤタイヤを外した事でドライブチェーンの調整が出来ない原因が解りました。
2018 3 g5 52
アクスルシャフトがスライドする溝、
ソコの加工が甘くてアクスルシャフトが動かなかったんです。
加工をやり直す事で普通に使える様になりました。
目出度し目出度し。
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モトグッチ ストロネロ イタリアの長命バイク 其の参拾四

sn 1




やっとクラッチワイヤーを作り直せましたので、
ケースカバーを閉めちゃいましょう。
ちょっとネジの締め具合が怪しいので、
sn 238
ネジ穴をタップでサラって、
元はガスケットは付いていなかったのですが、
オイルは入っていないとはいえ、電装品の入っている所ですから、
外部から水の侵入が有ると不味いです。
ウチに有るガスケットはオイル用ではありますが、
外部からの水の侵入の場合は、そんなにバシャバシャかかる様な事は有りません。
ウチのガスケットでも十分対処出来るでしょう。
sn 239
型取り、切り出し、これで大丈夫でしょう。

いよいよ本格的な試乗に出ます。
まずは近場から、2~3kmの試乗。問題無ければ10km位。
中々調子は良いですね。
走っていても面白いですし、思っていた以上に楽しいバイクです。
コレはもう納車間近ですね。
店に戻って来て、入り口のガラスに当てながらライトのチェック。

・・・・・これライトめっちゃ暗いな。
正に行灯。
これは自転車のライトの方が全然明るいです。
オーナーさんは通勤で使われるでしょうから、
ライトが暗いのはちょっと危険です。

昼間しか乗らないというのなら、このままでもイイかもしれませんが。
一応オーナーさんに聞いてみましょう。


やはりライトが暗いのは問題みたいで、
対処を頼まれました。
方法としては、今は交流で取っているライトの電源を、
直流で取れば明るくなるはずです。
その為にも、今はメインスイッチと共同になっているライトスイッチを分けないといけません。
普通ならハンドルにライトのON・OFFスイッチを付けるんですが、
スペースが無くて付けられません。

さてさて、何処に付けたらいいでしょう。
下手な所に付けると使い難いですからね。
sn 243
ココに決めた!
このワーニングランプ、使ってないんですよね。
ですから、このレンズの穴を利用して、
sn 244
チョット穴を拡大しましたが、
新しく開けるよりは手間はかかりません。

これでどうでしょう?

マチレス G5 英車によく有るOEM 其の七

2018 3 g5 1



オーナーさんの手持ち部品はスグに送ってくれるみたいなので、
こちらとしては部品到着までやる事が有りません。
ガスケットでも切り出したら、他の車両でもやっていましょうかね。
2018 3 g5 41
そんな事を思っていたら、
次の日には部品が届きました。
オーナーさん対応速いなぁ~
他の車両をやるような暇は無く、
作業続行です。

新品のプライマリチェーンと、クラッチ一式。
サクサクッと交換してしまいましょう。
2018 3 g5 42
新しいセットに入っていたスチールプレートなんですが、
長目に在庫されていたのか?
若干錆が発生していました。
まぁ、問題になる程ではないので、軽くサンドペーペーで研いでそのまま使います。
2018 3 g5 44
これで異音は収まる事でしょう。
バッチリ問題解決。




なんて甘くない!

2018 3 g5 43
プライマリチェーンが新しい物になりましたので、
クラッチ全体(ドリブンスプロケット)が上の画像で言うと右に寄っていた物が、
左に移動する事になります。
すると、必然的にドライブチェーンが張る事になります。
このG5ももちろんそうなります。
2018 3 g5 45
プライマリーチェーンを良い具合に張ると、
ドライブチェーンがパンパンに張ります。
普通は、ここで今まで張っていたドライブチェーンを緩めればいいんじゃないのって考えます。
しかし・・・・・既にいっぱいまで緩めていた場合は一体どうすればいいの?
いや、正確にはもう少し調整出来る筈なんですが、
アクスルシャフトが緩む方向に移動してくれないんですよ。
何かが引っかかっているんでしょうか?

チェーンケースがフルカバーな上に、外し難い構造の為、、、
正直確認するのが面倒なんですよね・・・・・

モトグッチ ストロネロ イタリアの長命バイク 其の参拾参

sn 1




クラッチワイヤーを作り直します。
今のままでも使えない訳ではありませんが、
チョット気に入らない点が有るので、
このままではお客様に納車出来ません。

sn 226
このワイヤー先端のタイコが嫌なんですよ。
他にも動きがイマイチっていうのもあるんですけどね。
で、早速取り外そうと思ったんですが、
sn 227
このアジャスターを緩めていけば・・・・普通ならそのまま外れる筈なんですが、
sn 229
シリンダーに当たってしまってこれ以上抜けて来ません。
ええええ~~~~~~~!!
何なのこれ?
無理矢理回せば何とか・・・・・・・なる感じでもありませんし、
一体取り付けの時はどうやったんでしょう?
まさかワイヤー交換の度にシリンダーを外せなんて。。。
そんなアホな事はいくらイタリア人でもしないでしょう。

とりあえず途中でワイヤーをカットして、
ワイヤーだけは取り外しました。
sn 230
先端のタイコがこれでは、何時抜けちゃうか解りませんし、
大きさも有っていません。
それに、
sn 231
アウターのエンドキャップの底が抜けてしまって、役割を成していません。

さて、アジャスターはエンジンに付いたままですし、
どうやってこの状態でワイヤーを作りましょうか?
こんな状態だからタイコがネジ式だったんでしょうか。
今回も、最後のタイコだけネジ式にしてしまえば楽なんですが、
そんな手抜きはしたくありません。



とりあえずタイコを作りましょう。
sn 232
暇な時が有れば作り置きしておくんですが、
ありがたい事に暇な時間なんて有りません。
その時その時で一品制作しているのが現状です。

今回のワイヤー制作の方法ですが、
アジャスターがエンジンから外せない為、
めっちゃ面倒ですが、
最後のタイコだけを残していつも通りワイヤーを作り、
最後のタイコだけは・・・・
sn 233
ココでワイヤーをアジャスターに通してから取り付けます。
sn 234
エンジンの方からワイヤーを通し、レバー側のタイコを最後に付けます。
慎重にキメ処を探り、
sn 235
一旦レバー側だけワイヤーを外し、エンジン側は付けたまま、
タイコを取り付けます。
sn 236
これで無事にクラッチワイヤーは完成。
満足のいく仕上がりですが、懸念が1つ。
sn 237
マフラーに当たりますね、このままだと。
タイラップで当たらないように留めておくしかないですね。
大丈夫かな?

マチレス G5 英車によく有るOEM 其の六

2018 3 g5 1



オーナーさんからの依頼内容には含まれていませんでしたが、
ちょっとこの音は放置出来ません。
プライマリーチェーンだと思いますので、
オーナーさんの許可は取っていませんが開けましょう。
2018 3 g5 30
何か部品が外れているとかでは無さそうなので、
やっぱりチェーンの緩みですかね。
2018 3 g5 33
あ~~~
2018 3 g5 34
タルンタルンですね。
この車両のプライマリーチェーンの調整は、
ミッションケースを動かして行うんですが、
それも結構限度付近まで引っ張っていましたので、
交換しておいた方が良いですね。

外したケース側にもチョイと・・・
2018 3 g5 31
見て頂いたら解る通り、ステータコイルがケース側に付いて来ちゃいますので、
外すのがちょっと手間なんですが、、、そうではなく、
2018 3 g5 32
ドレンボルトのネジ穴。
ヘリサートでもしたんでしょうが、
2018 3 g5 32
入れたインサートが長かったのか?
余った分がビヨ~ンと・・・・
このままではみっともないので、必要な分だけ残してカット!

プライマリーチェーンを注文して、
部品交換したらここは終わりかな?
って思っていたら、そうはいきませんでした。
クラッチがヤケにガタガタしているんです。
ちょっとコレは何か有るぞと・・・・
2018 3 g5 35
クラッチを分解してみました。
すると、
2018 3 g5 38
センターナットが素手で外れました。
・・・・・・・・・・あっっっぶな~い。
気にせずに走っていたら、きっと大惨事になっていたでしょう。
これが緩んでいた所為ではないでしょうが、
2018 3 g5 36
外したクラッチ板の噛み合う歯の部分。
2018 3 g5 37
かなり傷んでいます。
出来る事ならこれも交換したいですね。

ここら辺の事をまとめてオーナーさんにご報告。
すると、チェーンもクラッチ部品も持っているとの事なので、
急遽送ってもらう事にしました。
何て準備が良いんでしょう?
ひょっとして予想していましたか?

モトグッチ ストロネロ イタリアの長命バイク 其の参拾弐

sn 1




バッテリーの取り付けに関してですが、
sn 216
本来はゴムバンドの様な物で取り付けると思うんですが、
丁度合うサイズの物を見つけるのも難儀なので、
今回は簡単に結束バンドでやらせてもらいます。
それと、オーバーフローチューブを通す穴が開いていなかったので、
sn 222
一か所穴を開けさせてもらいました。
これは無いと大変な事になりますから、、、絶対必要です。

次、コレは始めて見た時からやるかどうするか迷った事なんですが、
走りの方が思った以上に良さそうなので、
sn 217
このままの中途半端な取り付けでは心配になり、
作業する事を決めました。
だって、イグニッションコイルがボルト一本で留まっているだけなんて、、、
ちょっと危ないですよね。

何かちゃんとしたステーを作って、しっかりと取り付けをしておきたいトコロです。
鉄板で作るか?
ウチに有る材料を確認すると、鉄板は0.5mmしか有りません。
大丈夫だとは思うんですが、ちょっと見た目的に心もとない・・・・

他には・・・アルミ板が、
sn 220
2.0mm
アルミならもう一声欲しいですね。
sn 218
sn 219
10mmは過剰、加工も大変だし。

丁度イイ物が有りませんね。
2.0mmのアルミで妥協するか、新しい材料を調達するか?
う~~~~~~ん、
あっ!他にも有るじゃないですか、材料。
久しく使っていないので存在を忘れていましたが、
sn 221
数年前に近所の方から頂いたアルミの角材。
コレが3mm厚の中空角材なので、
適当な長さに切断して、
sn 223
一辺だけ切り取り、3mmのアルミ板にします。
sn 224
コイツを何だかんだと加工して出来上がったのが・・・・
sn 225
こちら。
欲を言えばもっと改良の余地は有りますが、
そんなにお金をかける部分でもありませんし、
この位で十分でしょう。

マチレス G5 英車によく有るOEM 其の伍

2018 3 g5 1




ココまでエンジンがかからないとなると・・・・
いよいよエンジンがダメなのか?
点火装置のトランジスタが誤作動して、
全然違う所で火花を飛ばしているか?
そんなところでしょう。

こんな時、ポイント点火のままなら可能性の一つは潰せたんですけど。
トランジスタを使っちゃっているんですから仕方ない。
未だにこの点火システムの事は良く解りませんが、
ポイントを使っているのであれば、点火のタイミングはポイントで取っているんでしょう。
ならば、ポイント式と同じ方法で点火時期の確認は出来るのでは?
そう思い、いつも通りテスターを接続し、
上死点ゲージを使って点火時期を確認してみましょう。
2018 3 g5 25

オマケで、ポイントのリード線も新しい物に交換してしまいましょう。
今の所辛うじて使えていますが、何時どうなるか解らない状態ですし。
まずは現状確認。
ポイントのリード線を外して、圧縮上死点の手前位までクランクを動かします。
????
何かおかしいぞ?

クランクを数回転させてから、改めて上死点付近へ。



全然点火時期違うじゃないですか。
調整範囲を動かしてみても全く合いません。
これはひょっとして・・・・・
ポイントベースを180度回転させてみます。
・・・・・・・今度は上死点付近でポイントが開くようになりました。
なるほど・・・・・オーナーさんの取り付けミスですね。
きっとコレでエンジンもかかる事でしょう。

2018 3 g5 27
今にも千切れそうなポイントのリード線を新しい物に交換して、
2018 3 g5 28
正確な点火時期が解りませんので、
経験上この位ならイケルであろう、適当な位置で試してみましょう。
2018 3 g5 29

はい、
見事にエンジンかかりました。

でも、ちょっとメカニカルノイズが大きいですね。
この音はプライマリーチェーンかな?
クランクからでない事を祈ります。

バッテリー仕入れについて

今日、昔からお世話になっている部品屋さんが来まして、
「話が有るんです」なんて言うから何かと思ったんですが、

「今後液入りバッテリーの取り扱いが出来なくなりました」
え?
今後って・・・・今月から?
そんな急に??

事情を聴いてみると、
メーカーからのお達しらしいのですが、要約すると、、、
4月からバッテリーを卸すのは、危険物・爆発物の資格を持っていて、
鍵のかかる保管場所を有している所にだけ卸す

って事らしいです。

まぁ、資格は取ろうと思えばそんなに難しい資格ではなかったハズですが、
保管場所ってなると、、、、ウチの部品屋さんは住宅街に有りますので、
そんな所にちゃんとした保管場所を作れる訳もなく、
他所に倉庫を借りるとしても、
バッテリーの売り上げが全盛期の何十分の一にも落ち込んでいるのに、
他所に倉庫なんて借りられませんよ。
って訳で、取り扱いが出来なくなったそうです。

そうなるとココが大事なトコロで、ウチはどうするかって事なんですが、
1・修理でバッテリーが必要な場合は、オーナーさんが入手して持って来て頂く。
2・ウチもお客様と同じように一般量販店からしか入手出来ないので、
  当然業販価格なんて有りません。
  (今までも無いのと同然でしたが)
  一般価格にウチの利益を上乗せという事で、高くなってしまいますが・・・
  それを了承して頂いた上でウチが購入。


新たな仕入れ先を探しますが、
おそらく見つからないでしょう。
そんな訳で、修理依頼を頂いたらその場でも説明しますが、
何卒ご了承ください。

モトグッチ ストロネロ イタリアの長命バイク 其の参拾壱

sn 1



ブレーキの貼り直しが帰って来ました。
sn 209
今回はストロネロ純正のドラムでは無く、
何か他車種のドラムを使っていますので、
何ミリの厚さで貼ればよいのか解りません。
ですから、適当な厚さに貼って貰い、あとはコチラで削って合わせるという方法にしました。
sn 210
借り組をして、
ダメだとは思うんですが一応そのままドラムに合わせてみると、
sn 211
だよね、全然入りません。
思ったよりも削らないと入らなそうですよ。
しかし、削り過ぎてもいけませんし、
安全策を取って機械は使わず、手作業でヤスリがけして削っていきます。






メッチャ時間かかる・・・・・


ブレーキがちゃんと効く様になりましたので、
ちょっとだけ走ってみましょう。
ほんの少しの試乗だったのでまだ良く解りませんが、
結構低速トルクが有って面白いかも。
こうなると早くちゃんとした試乗がしてみたいんですが、
やる事はしっかりやらないとね。

そんなに酷くは無いんですが、ガソリンタンクの錆取り。
何だかタンクの中にまで下手な塗装をした時の塗料が入り込んでいるみたいで、
錆よりもソレが剥がれて来ないか心配。
一応ボルトと鎖を入れてガラガラやったんですが、
その程度では取り切れないですよね。
剥離剤でもぶち込みたい気分ですが、
再塗装する訳でもないので、そんな危険な事は出来ません。
sn 213

電装の最後の問題点、リヤブレーキスイッチをどうにかしましょう。
元のスイッチは、
sn 214
外側だけ残して中身空っぽですから、
修理では無くて新しい物を調達しないといけません。
前々から色々と考えてはいたんですが、
スイッチを引っ張るとONになるタイプはよく有るんですが、
これは普段はキックペダルに押されてOFFだけど、
ペダルを押し下げるとONになるタイプのスイッチです。
フロントのスイッチはこのタイプが多いのですが、
リヤは圧倒的に引っ張るとONが多いんです。
その中で見つけたスイッチ。
sn 215
画像撮る前にうっかり取り付けちゃいました。
サイドスタンドの仕舞い忘れ防止スイッチ、コレを流用します。
取り付け穴もそのまま流用出来ましたので、
我ながらナイスチョイスと思いましたが、
そんなには甘くありませんでした。

サイドスタンドのスイッチなので、バネが強いんです。
ペダルが戻らない・・・。
ペダルを戻す為に強目のスプリングを探し出し、
加工して何とか使える様になりました。
2~3回は作り直しましたが・・・

マチレス G5 英車によく有るOEM 其の四

2018 3 g5 1




かからんのかい!
プラグに火花さへ飛んでしまえばイケルと思っていたんですが、
そんなに甘くなかったです、残念。

点火時期を確認しようと思いましたが、
トランジスタが入っているので、
ポイント点火の時のようにはいかないですよね。
セミトラ(?)はやった事が無いので解りませんが、
同じボイヤー社のフルトラ点火では、独特な点火時期の合わせ方をしていたハズ。
もう10年以上やっていないので忘れちゃいましたよ、やり方。
下手に動かしてもナンですが、オーナーさんはちゃんと合わせたと言っていました。
それを丸々信用する訳ではありませんが、
まずは信用して、この位置から少し動かす程度にしてみましょう。

調整範囲内で進めてみたり遅らせてみたりしましたが、
全く反応ないですね。
かかる気配もしません。

次に、キックをした感じ大丈夫だと思うんですが、
タペットクリアランスが詰まっていて、
圧縮が抜けているかもしれませんので、一応確認。
2018 3 g5 14
予想に反して、エキゾースト側のクリアランスが詰まっていたので、
少しクリアランスを取ってみました。
キックの踏み応えに変化は有りませんが、どうでしょうね・・・・

相変わらず反応ナ~シ。

そうなるとキャブですかねぇ。
2018 3 g5 15
可能性としては低いと思いますが、
万が一が有りますので、一応診ておきましょう。
それにしても、ガソリン垂れ流し状態のガソリンタンクが邪魔です。
キャブやるにしても邪魔ですし、外してしまいましょう。
2018 3 g5 16
2018 3 g5 17
そういえば確認していませんでしたが、
タンク内の状態はどうなんでしょう?
2018 3 g5 21
そんなには酷くはなかったですが、
この機会にやっておいても損は有りませんので、
オーナーさんの許可が下りたら錆取りをやりましょう。

期待薄ですが、キャブの掃除をしてみます。
2018 3 g5 22
ああ~
2018 3 g5 23
ココはよくガソリンが漏れますからね、
それが嫌で液ガスを塗ったんでしょうが・・・・
塗り過ぎじゃない?
しかも耐ガソリンの液ガスじゃないでしょう。これ。
ぶよんぶよんになっちゃってますし。
2018 3 g5 24
分解はしてみましたが、怪しい所は有りませんでしたね。
でも、まぁ各部の汚れは取れましたので、全くの無駄ではないハズ。

キャブを組んで取り付け。
ガソリンは点滴タンクからの供給にして、



やっぱりエンジンはかかりませんでした。

モトグッチ ストロネロ イタリアの長命バイク 其の参拾

sn 1



久し振りにストロネロ作業再開です。
コレも何だかんだと長期お預かりになっていますので、
そろそろ納車しないとオーナーさんに申し訳ないですから。
かれこれ4か月ぶり位?
クラッチの部品を注文してから届くまで。
まぁ、コレに関しては「急いでほしい」と言えば急いではもらえたんですが、
その代わり部品代金に反映されちゃいますので、
「何かまとめて輸入する時に一緒に」って事にしたので、
コレだけの時間がかかってしまったんですけど。
それに、他の車両も手がかかるし、お待ち頂いているお客様もいるしで・・・・
この頃は部品が来ても作業には取り掛かれなかったですからね。

定位置から車両を引っ張り出して、
sn 197
積もった埃をエアで吹き飛ばし、
sn 198
この新しいクラッチセットを組み込みます。

今まで付いていた物と比べてみましょう。
sn 200
ん!?
だいぶセット内容が違うんですが?
これは一体どういう事なんでしょうか?

個々で比べてみましょう。
まずはクラッチフェーシング。
sn 201
sn 202
ちゃんと外側に突起が付いていまして、クラッチ本体にマッチしますので、
使える商品ではあるのでしょう。

次、クラッチディスク。
sn 203
新しい方にスリットが入っている位で、大きな違いは無さそうです。
あ!ちょっと待って!!
旧い方は、
sn 204
若干反りが付いていて、バネ効果が有るっぽいんですが、
新しい方には全く反りが有りません。
コレはどっちの方が良いのか?
あまり反りに意味が無い為、コストダウンの為に新しい方ではフラットにしてあるのかも?
でも、原理から考えると、反りが有った方がクラッチの切れは良さそうですよね。

そして、肝心の銅製のクラッチディスク。
sn 205
新しいセットには含まれていませんでした。
正直、コイツが欲しかったんですけどね~
sn 206
まだ表面の加工跡も残っていますので、使えない事は無い筈。

さてさて、どうしたモノか・・・・・・・
新しいセットをそのまま組むと・・・
当たり前ですが厚みが増してしまうので取り付け出来ません。
それならば、クラッチフェーシングを2枚抜けばいいのかというと、
そういう訳でもなく、
フェーシングの内何枚かは、
sn 208
片面フェーシングになっていて、組み合わせを考えないといけないようです。
こうなると、元の組み合わせが有っているのかどうかも怪しいですね。

こういう時にパーツリストかマニュアルが有るといいんですが、
ピストンを頼んだ時に一緒に注文したのに未だに届かないという事は、
無いんでしょうね。
又は、注文した時には丁度品切れだったのか。

考えましょう。
そしてトライ&エラーです。
色々と新旧織り交ぜて試した結果、
sn 207
今回の場合はこの組み合わせがベストマッチでした。

解る人から見れば「そんな組み合わせ無いよ!」って怒られそうですが、
現実問題この組み合わせが具合が良かったので、
とりあえずこれでやってみます。
試乗中に問題が出たら、その時にまた対処しましょう。

マチレス G5 英車によく有るOEM 其の参

2018 3 g5 1




基本的な点検からやっていきます。
メインスイッチは接触不良を直しましたので多分OK。
次にイグニッションスイッチ。
model14も同じスイッチを使っていたんですが、
これがとてつもなくダメなスイッチでして、、、、、
きっとコイツも・・・何て思いましたが、今回は大丈夫だったみたい。
とりあえずはこのまま行きますが、
構造上作動が不安定なスイッチなので、
出来る事なら違う物に交換したいですね。

電源は確保しましたので、
点火装置を見ていきましょう。
とはいえ、トランジスタ点火なのでやる事は大して無いんですが。
2018 3 g5 10
あれ?
何故ポイントが?
セミトラだったって事?
いや、セミトラってポイント使うの?

ワタシが知っている範囲では、
ガバナは使うが、ポイントは使わないのが”セミトラ”って認識だったんですが、
こんな物も有るんでしょうか?
2018 3 g5 11
配線はかなり怪しいですけど、導通はしています。
正直、どういった点火システムなのか解りませんが、
とりあえずこのまま作業を進めて行こうと思います。

ココまでは異常無し。
イグニッションコイルも正常だと思います。
ならば、
2018 3 g5 12
犯人はコイツ。
抵抗を計ろうと思ってテスターを当てても、数値が出ません。
完全にダメですね。
2018 3 g5 13
折角のチャンピオンプラグキャップですが、使えなければ無用の長物。
NGKのキャップに交換します。
ついでに、固くなっていたプラグコードも交換。

結果が解ってしまえば「そんな事」ですが、
故障診断は時間がかかるんですよ。
これで目出度くプラグに火花が飛ぶようになりました。
若干弱い気もしますが、エンジンはかかるでしょう。

モトグッチ ストロネロ イタリアの長命バイク 其の弐拾九

sn 1



引き上げ当初から気にはなっていたんですが、
ブレーキが引きずっている気がするんですよ。
ただ、常にでは無くて、何処か1か所2か所だと思うんです。
そうなると、ドラムの歪みって可能性も有るかもしれません。

sn 182
スポークが歪んでいる所も有ったので、ドラムの歪みってラインも大いにあり得ますね。
まぁ、分解して見れば解ります。
いってみましょう!

そうそう、パンクもしているみたいなので、チューブ交換もしてしまいます。
本当はタイヤも怪しいので交換したいトコロなんですが、
オーナーさんとの協議の結果、そんなに乗らないだろうから、とりあえずタイヤはこのままで・・・・・
まぁね、沢山車両を持っている方ですから。
sn 183
sn 184
開けてスグに原因は解ったんですが、
ちょっと後にしましょう。
ドラム内面には見た目異常無し。

sn 185
ハブダンパー何て付いていますね。
一体何のホイールを流用したんでしょう?

ちょっとタイヤが固かったんですが、再利用しないといけないので、
ビードを極力傷付けないようにタイヤを剥がし、
sn 187
やっぱりね、
錆びたリムをワイヤーブラシで磨き、いつもの錆止めを塗っておきます。

ハイ、問題のブレーキ。
sn 188
何がこんなにコテコテなの?
sn 189
ブレーキダストじゃないですよね?ブレーキグリス?
そして、
sn 191
sn 192
ライニングが剥離していました。

そして、フロントブレーキも・・・・・
sn 194
sn 195
超絶グリスギトギトで、
sn 196
ライニングが片方無くなっていました。
そう、剥離していたとか、脱落していたでは無く、
ドラム内には欠片も残っていませんでした。
一体何処へ消えたのか?!?!

危ない危ない、やっぱり旧い車両はブレーキチェックを必ずやって、
ライニングの残りが有っても、旧いままだと剥離する可能性が有りますので、
張り替えをお勧めしますね。
安全は有る程度お金で買えます!!

マチレス G5 英車によく有るOEM 其の弐

2018 3 g5 1




まずは何とかエンジンをかけましょう。
この車両はバッテリー点火なので、
何はともあれバッテリーチェックから。
2018 3 g5 5
ああ・・・・・
2018 3 g5 6
海外製バッテリーか・・・・
大丈夫かな?コレ。
今の所ちゃんと6.3Vの電圧は有りますが、
急に電圧下がったりしないでしょうね。

あ、有りましたよ~
2018 3 g5 7
ボイヤーのトランジスタユニット。
あくまで個人的な見解ですが、

・・
・・・めっちゃキライなんですよね。コレ。
ワタシにはコレを付けるメリットが見出せません。
デメリットしかない気がするんですよね~

とりあえずこのままやってみましょう。
プラグに火花は飛びますかねぇ~



そうそう、前にやったmodel14もそうだったんですが、
メインキーとかイグニッションキーというモノは有りません。
スイッチだけです。
メインスイッチをONにして、イグニッションスイッチもONにします。
2018 3 g5 9
飛びません。
ほら・・・・だからトランジスター点火なんてするモンじゃないんですよ。
オマケにエンジンから嫌な感じの異音がします。
こわ~~~い。
model14で起こった悪夢が思い出されます。
しかし、ここでビビッていたら先へ進めません。
もう一度勢いよくキックを踏み抜きます。
すると、ジュバッッ!!
え!?・・・・・・・今何か吹き出しましたよ。
もう一度キックを踏むと、
ジュバッッ!!プラグホールから何か吹き出しました。
臭いからしてこれはガソリンですね。

ガソリンコックが機能していないと言っていましたので、
きっとシリンダー内に流入してしまったんですね。
これはガソリンコックも交換しないとダメですね。

シリンダー内のガソリンを吐き出させる為、
何度かキックを繰り返し、
粗方出切ったところで再チャレンジしてみましたが、
やっぱりダメだ~~。

オーナーさんによると、メインスイッチ辺りをイジルと火が飛ぶようになるらしいのですが、
ホントに?
・・・・・まぁ、確かにスイッチ配線のギボシが緩いので、これも関係は有ると思うんですが、
コレだけじゃなさそうですよ。

モトグッチ ストロネロ イタリアの長命バイク 其の弐拾八

入れたばかりのオイルですが、
一旦抜いて、再利用する為にキレイに洗ったオイル容器に戻します。

左のケースカバーを開けて、
sn 175
確認。
エンジンはかけられないので、クラッチを切ってキックをしてみます。
やっぱり全体が動いてしまって、分離出来ていません。
旧いクラッチ板のまま使っていたのがダメだったんでしょうか?
少しでもクラッチ板の表面を削っておけば何か違ったのか?
思い切ってあの時に交換していれば・・・・・・


等々、後悔しながら分解していき、
おかしいな・・・・張り付いてはいませんね。
sn 178
悪い状態にはなっていないと思うんですよ。
歪みも無いようですし、
sn 180
sn 181
表面にもそんなに異常は無いと思います。

銅板のクラッチプレートの方も、
sn 179
歪みは無いですし、
表面の模様というか、キレを良くする為のハッチングの様なモノだと思うんですが、
それもまだ十分確認出来るレベルですから、状態としては良いはず。

う~ん、何でクラッチの切れが悪いんでしょう?
何度組み直しても、クラッチを切ってキックしているのにエンジンが回ってしまう。。。
何処か干渉しているのか?
それとも、組み方が違うのか?
元有ったように組み直したはずなので、
そうなると初めから組み方が違った事になります。
む~、そうなると厄介ですね。

やっぱりパーツリストかサービスマニュアルが欲しかったですね。
まぁ、無い物の事を言っていても仕方有りません。
自分で考えるしかないです。



解らん!
組み替えても調整しても全く効果無し。

・・・・・・・・・・・・・・あれ?
ひょっとして、

何か無駄な事をしていた気がします。
チョット検証。
クラッチ板を組み込まないでキックしてみます。
sn 176
クラッチのこの中心部分が回転すれば、クラッチを切る事でキックがフリーになる構造。
つまり、今までやっていた作業は無駄ではありません。
しかし、
sn 177
コッチの外側のギヤが回転すれば、クラッチに関係無く、
キックをすればエンジンを回してしまう機構。
今までやっていた事は無駄です。

思い付いた瞬間、「きっとコレだ・・・」とは直感しましたが、
一応確認。



正解でした。
って事で、クラッチを切ってもキックが繋がったままなのは正常。
はぁ~、何やってるんだか・・・・・・・・・

しかし!!
実際にクラッチの切れが悪かったのは事実。
クラッチ板を新しい物に交換してみましょう。
注文します。


マチレス G5 英車によく有るOEM 其の壱

いや~、
まさかもう一度この車両をやる事になるとは思いませんでした。
しかも、こんなに短いスパンで・・・・
2018 3 g5 1
結構レア車両だと思っていたんですが、実は結構な台数が日本に入って来ているんでしょうか?

しかし、前回は250㏄でしたが、今回は350㏄。
それに、
2018 3 g5 4
メーカーがマチレスです。
フェイスブックで車両名をG8と書いてしまいましたが、G5の間違いでした。
スミマセン!

良く見るとタダ単に排気量をUPしただけではなく、
エンジンの造形もちょっと違うみたいです。
2018 3 g5 2
2018 3 g5 3
まぁ、並べて比べてみないと解らないですけど・・・
エンジンの造形はカッコイイんですけどね。。。。。。
中身が前回のmodel14の様にならない事を祈ります。

今回の依頼内容ですが、
まず、エンジンがかからない。
以前はちゃんとエンジンがかかって乗っていたらしいのですが、
点火装置をトランジスター点火にしてからエンジンがかからなくなったようです。
正直・・・・・・・嫌ですねぇ~
なんでトランジスター点火なんかにしたんでしょう?
ポイントのままにしておけば解り易いのに。
因みに、交換したポイントは無くしてしまったようです。
ポイント点火に戻すという線はちょっと難しくなりました。

そしてもう一つ。
ミッション不良です。
3速が入らなくなってしまったみたいですね。
ギヤが壊れている可能性も有りますので、
そうなると部品は有るのか?
ワンオフ何ていくらかかるか解りませんからね。

同じタイプのmodel14が最悪の結果になりましたから、
今回は何とかリベンジしたいです。

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プロフィール

バイク工房蔵

Author:バイク工房蔵
東京の八王子市でバイク屋をやってます。

基本的に70年代までの古めのバイクが好きです。
現行車はやりません!出来ません!!
ビックスクーターなんて見たくもありません。

こんな偏ったバイク屋なので、いつも経営の危機です。

ワタシ一人では何にも出来ませんが、
周りには頼りになる業者さんが居ますので、
お陰様でなんとかやっていってます。
感謝感謝!!

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