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2018-12

本年の営業終了

本日で年中の営業は終了いたします。
1年間ありがとうございました。
出来る事なら来年もお付き合い頂けると嬉しいです。

年始の営業は4日から開始します。
来年の目標は、長期お預かり車両の解消・・・・
に一歩でも近づければいいな。。。です。

あれ?去年も同じだった??

それでは皆様良いお年を。
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TX650 エンジンを・・・改修? 其の壱拾六

2018 2 tx650 1



何だか国内ではあまり出回っていないのか?
部品屋さんの方では仕入れに難儀しているみたい。
それならば、、、、某オークションサイトを検索して自力で手に入れましょう。
初めからそうすれば早いのは解っていたんですが、
一応部品屋さんとも長い付き合いですから、
部品屋さんを無視して仕入れをするというのは、
ワタシには出来ません。

今回は部品屋さんでは仕入れられないようなので、
独自に仕入れても問題は無いでしょう。

で、セッティングを初めて数日。
メインジェットは結構大きくしまして、買ったジェットでは足りなくて、
リーマーで穴を拡大してジャストサイズにしました。
ですから、正確に#何番にしたのかは解りません。
調子が良ければそれが正解です。

セッティングが出たら、
夏の暑さ対策。
オイルクーラーを設置します。
が、この作業は「ミヤシタモータース」さんへの外注作業なので、
ウチとしては出来上がりを待つだけ。

ある程度部品はオーナーさんが揃えてくれたんですが、
ちょっとその部品がゴツ過ぎちゃって、
バイクに取り付けるにはいかがかな?
って代物だった為、「ミヤシタ」さんで見繕ってもらう事に。
オーナーさんとも協議の結果、取り付け部品も決まり、
出来上がって来たのがコチラ。
2018 2 tx650 105
当初はオイルクーラーコアをフレームの外に出す予定でしたが、
小型のコアにした事でフレームの内側に収まりました。
2018 2 tx650 106
2018 2 tx650 107
2018 2 tx650 108
オーナーさんの希望である、
「ゴリゴリのカスタム感ではなく、一見ノーマル風カスタム」
イイ感じに出来ているんじゃないでしょうか?

コレにて一旦納車、
この乗り味にも飽きて、もっと高速での快適性が欲しくなったら、
今回は見送った終減速比のコンバートをやりましょう。

メグロ SG 2段式入庫 其の壱拾壱

2018 3 sg 15




本格的にセッティングを始める前に、
オイル漏れ箇所を確認しておきましょう。

2018 3 sg 59
大体SGってここら辺から漏れていますよね。
キックのワンウェイギヤを外して、
スプロケットカバーを外します。
2018 3 sg 60
2018 3 sg 61
漏れて来る箇所は、このスプロケット裏のオイルシールからと、
2018 3 sg 62
ドライブチェーン奥に見えるニュートラルスイッチ。
ここが厄介なんですよねぇ~
まずはスプロケを外しましょう。
ロックワッシャーの折り曲げを直し、
このナット用にまた工具を作らないとなぁ~なんて思っていたんですが、
簡単に素手で回りました。
手間は省けましたが・・・・・締める時はどっちみち工具が必要ですからね。

それにしても、何で普通のナットじゃないんですかねぇ。
この特殊ナットじゃないといけない理由でも有るんでしょうか?
ある人の見解によると、ロクな工具の無い道端作業でも何とかなるように、
タガネとかでド突けば脱着出来るようにじゃないか?
って話でしたが、有り得なくは無いですよね・・・・・
って事は、普通のナットにしてしまっても問題無いって事ですよね。
ちょっと探してみましょうかね。

2018 3 sg 66
汚れていてイマイチ良く解りませんが、
十中八九ココでしょう。
その証拠に、
ケースカバーの水抜きの穴、
2018 3 sg 63
オイル漏れが酷かったんでしょうね、
2018 3 sg 64
固めた液体ガスケットで栓がしてあります。
コレを取り除くと、
2018 3 sg 65
こうなっています。
オイル漏れをしっかり直せば、通常通り水抜き穴は開いていて問題有りません。

汚れを洗い流しましょう。
ダメになったガソリンと歯ブラシを使って、
2018 3 sg 67
よし、キレイになりました。
2018 3 sg 68
このニュートラルスイッチはどうしましょうかねぇ。

TX650 エンジンを・・・改修? 其の壱拾伍

2018 2 tx650 1



オーナーさんが帰られてから、改めてポイントを掃除して調整した所、
点火時期は『ピタッ』と決まり、
エンジンの調子もマズマズです。

しかし、走ってみるとちょっと混合気が薄い感が有りますので、
これからキャブの調整に入ります。
ジェット類は大体の見当をつけて、予め注文してありますので、
コレでも足りなければ追加注文か・・・・・リーマーで作りましょう。

念の為、
今の所何か不具合が有るという訳ではないんですが、
2018 2 tx650 101
ココのメクラ蓋。
亀裂が入っちゃってますので、2次空気を吸い出す前に対処しておきましょう。
ココのゴムはスグに亀裂入っちゃうんですよね。
海外製のゴム部品ですから、そんなモンといえばそんなモンなんですけどね。
同じものを交換してもきっと半年も持ちませんので、
今回は細いガソリン用のホースがたまたま手元に有ったので、
それで左右のインマニを繋いじゃいます。
一応ちゃんとした所から仕入れたホースなので、
半年足らずでダメになる事は無いでしょう。

では、キャブを外して長い長いキャブセッティングの旅へ出ましょう。
2018 2 tx650 102
1個¥1,000 しないパーツでも、数を揃えるとかなり痛い出費です。
仕入れたジェットを全部請求出来る訳でもないですし、
実際に請求出来るのは最終的に決めたジェットの1セット分のみですから・・・・・
つくづく割に合わない作業ですよね。

よし、はじめましょう。
まずは一番大きなジェットから取り付けてみましょう。
メインは問題無く取り付け出来ましたが、、、、スローが付きません。
え!・・・・・もしかして・・・・・・・・・・
2018 2 tx650 103
ああ、やっぱり。
欲しいジェットは、先端が直径2.0mmなんですが、
来たジェットは直径2.5mm。
2018 2 tx650 104
取り付け出来ません。

ワタシも予め2種類有る事は知っていましたので、
部品屋さんへの注文書にはちゃんとその旨明記して注文したんですが、
失敗しました。
注文のやり直しです。

メグロ SG 2段式入庫 其の壱拾

2018 3 sg 15




フロートバルブ関係でもう少し。
2018 3 sg 51
これも新しい方が右の物になりますが、だいぶ形状が違います。
この形状の違いがどんな影響をもたらすのか?
正直解りません。
使えればいいんじゃないかな?
なんて思っていますので、コレはそんなに気にするような事ではないと思っています。
元の物の形状を再現するのは大変そうですし、
絶対にこの形状じゃないと具合が悪いって理由が無ければ、
コスト削減として簡単な形状になるのではないでしょうか?

あ、バルブシートでまだ有りました。
2018 3 sg 52
画像で解ってもらえるか解らないんですが、
バルブで塞がるはずの穴の仕上げ加工が甘い!
バリが出たままです。
ココの処理を施してから取り付けます。
こんな事は海外製品では当たり前に有りますので、
どうという事は有りません。

更に、
エアスクリューにも違いが有りました。
2018 3 sg 53
一見すると同じ様に見えますが、
2018 3 sg 54
先端のテーパー形状が違いました。
多分これが違うと不味いよな・・・・
って事で、これは元の物を使う事にしました。

次に、
2018 3 sg 55
メインジェットホルダー、ニードルジェット、
または、エマルジョンチューブ・・・とも言ったような?
2018 3 sg 56
ネジのピッチが違うので交換出来ませんでした。

これで最後、
2018 3 sg 57
スロージェットのネジピッチも違ったので、
これも元のままを使いました。

ゴムのシールとかは問題無く使えましたので、
使えなかった部品も有りましたが、まずまずでしょうか。
SGと一口に言っても、前期後期が有るようですし、初期型も何か違うとか・・・・
このキャブセットを作った時にどれをサンプリングしたのか解りませんが、
全くの適当では作れないはずですし、
サンプリングしたからには、それには適合するように作ったんでしょう。
仕方有りません。
使える部品を駆使して何とかセッティングに勤しみます。

TX650 エンジンを・・・改修? 其の壱拾四

2018 2 tx650 1



オーナーさんには、以前からポイント点火に戻しましょうって言っていたんですが、
今回の入庫でポイントに戻す決心がついたらしいです。
エンジン復活の状況確認も有って、ポイントの部品を持ってご来店です。

新生エンジンのキックの重さには相当驚かれてはいましたが、
無事にエンジンも始動出来、チョロッとだけ試乗もしてもらいました。
このままでもいいんじゃない?って位調子は良いのですが、
念の為キャブのセッティングは出していないので、控え目に乗ってもらいました。
現状の状態に結構満足して頂いたみたいなので、
ココで一つ提案。
終減速比の変更はしばらく見送ってみては?
このトルク感をしばらく楽しんでみてからでも遅くは無いし、
ちょっとこのモリモリトルクも面白くないですか?

オーナーさんもこのトルク感を気に入ったみたいで、
今回は終減速比の変更は保留する事になりました。

で、話もまとまったところで作業に入ります。
折角ですから、オーナーさんにも手伝って頂いてポイントに戻す作業をしちゃいましょう。



2018 2 tx650 97
とりあえず取り付け完了、
ポイントを磨いたりするのは後でワタシがやりますので、
ポイントに戻した事でエンジンの調子がどう変わるか確認してみましょう。
点火時期をテスターを使って合わせて・・・・・・・



え~~~こんなにシビアだったっけ?
2018 2 tx650 98
この辺りの調整用ビスを締めると、多少は点火時期が変わって来るんですが、
ココまで変わる!?って位変わっちゃって、点火時期を上手く合わせられません。

苦戦しつつも何とか合わせて、始動させてみると、、、、
今まで以上に点火時期がブレブレ。。。。
こりゃアカン!!
ポイントはフルトラに比べれば多少はブレるんですが、
いくらなんでもこれは何か異常が有ります。
もう一度各部の見直しをしましょう。



あ!
コレはひょっとして、以前にも確かこんな事が有りました。
調べてみると・・・・・ビンゴでした。

例の調整用のビス、
アレってナメ易くて、頭が危ない状態になっている物が多いんですよ。
この車両も当初そうなっていたみたいで、オーナーさんが新しいビスに交換したみたいなんです。
そう、
落とし穴はソコに有ったんです!

ポイントプレートを裏から見るとスグに解ります。
2018 2 tx650 99
市販の物をそのまま取り付けると、若干長いんです。
裏側にちょっと飛び出してしまうんですが、コレが良くない!!

このポイントプレートはエンジンにピッタリと取り付けられているので、
この程度の出っ張りでもポイントプレートを浮かせてしまうんです。
コレにより点火時期が決まらなかったんですね。
ビスを適正長さにカットして、改めて取り付け、調整。
2018 2 tx650 100
今までの苦労は何だったのか?
それ位呆気無く点火時期も決まり、エンジンを始動させても大分ブレは少なくなりました。
やっぱりちょっとした作業でも油断大敵って事ですね。

メグロ SG 2段式入庫 其の九

2018 3 sg 15





オーナーさんがわざわざ直接届けに来てくれました。
2018 3 sg 34
これでキャブ問題が一気に解決してくれる事を願います。

よし、新しい部品を組み付けていきましょう。
ジェット類はとりあえず標準でセッティングします。



今回は画像多目の回ですが、その分内容は薄いです。
そして、予め言っておきますが、
コレは批判ではありません!!
いつも書いていますが、「岸田精密工業」さんには感謝していますし、
昔の車両の部品なんてコロコロ変更が有るのは当たり前、
それに全て対応しろなんて言ったら、その部品は今の価格の何倍にもなるでしょう。
ですからコレを書くのは、
こういった場合も有りますよ、全部が全部合うとは思わないでねっていう、
たまに居る『商品は完璧であるはず』って妄想に取り付かれた人への警告です。

っと前置きした所で、批判しているようになっちゃうのはゴメンナサイなんですが・・・・・

ではバルブシートから取り付けていきましょう。
・・・いきなり問題発生。
新旧を比べてみましょう。
2018 3 sg 44
右が新しくて左が元の物です。
画像では解り難いですが、脱着の為に使う工具が違います。
性能的には関係ないトコロですが、
元は9㎜で、
2018 3 sg 49
新しい物は米インチの3/8。
2018 3 sg 50
インチ工具を誰もが持っているとは限りません。
まぁ、それを言ったら9㎜というのも旧車を扱っていないと必要無いでしょうけど。

そんな事はどうでもいいんですが、
問題はコッチ、
2018 3 sg 45
形状がちょっと違うでしょ、
新しい物は角が立っていますが、元の物は面取りの様な加工がしてあります。
2018 3 sg 47
シートが収まるネジ穴、最後までネジが切って無いんです。
当然、新しい方はネジの切ってあるトコロまでしか入りませんので、
シートはしっかりと密着しないので漏れます。
元の方は面取り加工の分奥まで捻じ込めますので、しっかりと密着します。
オマケに、付属しているガスケットも、
2018 3 sg 46
新しい物の方が薄いので余計ダメです。
解決方法は・・・・ガスケットは元の物を使用し、
2018 3 sg 48
新しいシートには旋盤で面取り加工を施します。
これで問題無く取り付け出来る様になりました。

やっぱり長くなるので次回に続きます。

TX650 エンジンを・・・改修? 其の壱拾参

2018 2 tx650 1



組み上がったエンジンにオイルを入れて、
って!!!そうでした。
2018 2 tx650 95
この車両に付いているのはオイルレベルゲージではなく油温計なので、
2018 2 tx650 96
当たり前ですが計量線はありません。
ですから、規定量を入れるしかないんですよね。
規定量を入れたらちょっと多いとは思うんですが、
間違って少なく入れちゃっても問題ですし、
・・・・・・・たしか、過去にもこの油温計付きのXSをやった時、
先っぽにちょっと付く位が丁度の量だったと思うんですが・・・・・
記憶を頼りに入れてみましょう。

つぎ、
点火時期を合わせるんですが、未知のセミトラなので合わせ方が解りません。
分解する前に覚えておいた位置でセットして、
後はエンジンさへかかってしまえば、タイミングライトを見ながら微調整しましょう。

これでエンジンをかける準備は整いました。
さてさて、エンジンを特別オーバーホールした成果は?
キックを踏み込んでみると・・・・重い!
めっちゃ重くなりましたね~
これでケッチン食らったら相当イタイですよ。
ケッチンに気を付けつつ、
エンジン始動!!

もっと手古摺るかと思ったんですが、
意外とアッサリ始動に成功。
ちょっとバラつきは有るモノの、まぁまぁ調子は良さそうです。
タイミングライトを使って点火時期を調べると、
ガバナが悪いのか?
点火時期がバラつきます。
ガバナも後で修理しないとダメですかね。

まぁ、とりあえずはエンジンが復活しましたので、オーナーさんに連絡です。

メグロ SG 2段式入庫 其の八

2018 3 sg 15



点火関係を正常化した事で、
アイドリングの安定感と回転の戻りは良くなったんですが、
ちょっとアイドリングが低いかなと思ってアイドルスクリューを上げると…・
あれ?結構上げないと効果が無い。
え!?こんなんだった?そう思いつつ上げていると、
ちょっと上げ過ぎてしまいました。
今度は下げていくと・・・アラ不思議。
上げる時には反応が無かった範囲でも下がり続けます。

これは2次空気?
それとも根本的にセッティングが合っていない?
いや、点火系をちゃんとやった所為で、色々とバランスが崩れたのかも?
良い結果が望めないのは解っていますが、
一応この状態で試乗してみました。



良くないですね。
ちょっと前にやったCB450セニアと同じ症状。
アクセルの開け初めに回転が急激に落ちる感じ。
今出来る事としてニードル段数を変えてみましたが、
全く良い方向には転がりませんでした。

こうなるとやっぱりキャブが問題なのかも?
まだキャブキットが届きませんが、
先にやれる事はやっておきましょう。

まずはキャブを取り外し、分解します。
前回軽く清掃しましたので、今回は必要無いでしょうが、
念の為に各ジェットと穴の通りを確認しておきます。
2018 3 sg 36
前回もちょっと気にはなったんですが、
フロートが、、、、
2018 3 sg 35
若干チャポチャポいってるんですよ。
ただ、どこを見ても穴やヒビ割れは無いし、あれから数カ月経っていますが、
チャポチャポ感が増えた様子も有りません。
恐らくこれは大丈夫でしょう。
今は下手に触らない事にします。

一番問題視したのはココ。
2018 3 sg 37
キャブの取り付くフランジ。
ココのガスケット交換と、
2018 3 sg 39
キャブフランジの面研。
この手の取り付け方法のキャブは、ほとんどこの面が歪みますので、
そこから2次空気を吸っているのでは?
そう思った訳です。

エンジン側に張り付いたガスケットを取り除く為、
2018 3 sg 38
邪魔なガソリンタンクをわざわざ外し、
2018 3 sg 40
オイルストーンも軽く当ててやってみたんですが、
変化は有りませんでした。
やっぱりキャブキットの到着を待ちますか・・・・

TX650 エンジンを・・・改修? 其の壱拾弐

2018 2 tx650 1



どうせ後でセッティングの為に何度も取り外しをしますので、
とりあえずエンジンをかける位、
そのまま取り付けても大丈夫だとは思うんですが、
遅かれ早かれやる事なので、
それならば出来る内にやってしまいましょう。
2018 2 tx650 89
キャブが汚れているのでちょっと掃除をします。
何故か?
2018 2 tx650 90
オイル下がりを起こしていた右よりも、
2018 2 tx650 91
正常だった左の方がやたらと汚れていたんですよね。
ひょっとすると左にも何かしらの問題を抱えていたのか?
そう思わなくはない状況でしたが、ココまで来てしまったんですから、
右と一緒に正常になっている事を祈りましょう。

汚れているのは外側だけだと思うんですが、
念の為にもチャンバーを外してジェット類、ニードル類は外して洗浄します。
連結したキャブなので、本当にしっかりとやる時には連結も外すんですが、
今回は連結部分は外さず、そのままの状態で洗って元通り組み直します。

それと、取り外す時も嫌だなとは思っていたんですが、
アクセルワイヤーのインナーを作り直します。
いや、「タイコを付け直す」ですね。
このキャブキットで付いて来る付属のアクセルワイヤーなんですが、
キライなんですよね、この方式。
2018 2 tx650 93
まぁ、素人でも取り付けが出来る様にっていう事でこの方式にしたんでしょうけど、、、

ご覧の様に、タイコをネジで取り付ける方式なんですが、
タイコの大きさが合っていない上に、
このままではキャブからアクセルワイヤーを外せません。
外そうと思ったら、インナーワイヤーをタイコから外さないといけないんですが、
一度締め付けたワイヤーを取り外すと、その部分が変形してしまい、
上手くいけばもう一度付けられますが、付けられない可能性も有ります。
ですから、
キャブを取り外す時はスロットル側から外して、
キャブはワイヤー付きのままで外さないといけません。
これからセッティングの為に何度もキャブを取り外す事になるのに、
そんな面倒な事はやっていられません!!

ですから、適正なタイコをちゃんとハンダで取り付けます。
2018 2 tx650 94
これでOK。

あのネジ式も、緊急時の応急処置としては優秀なんですが、
どうもそのまま恒久的に使い続けるのは・・・・・・・手抜き作業感が有って嫌です。

メグロ SG 2段式入庫 其の七

2018 3 sg 15



おそらく、コンミュテータの溝はゴミが詰まってしまっただけだと思いますが、
こちらは後回し。
ガバナスプリングを切り詰めて、丁度良い張力になるようにします。
コレが中々難しいんですよ、全くのでやってますから。

それでも、まぁ何回かこんな事やっていますので、
イイ感じの張力には出来たと思います。
エンジンをかけて点火時期を確認しても、
ちゃんと正規の点火時期でアイドリングするようになりました。
もちろん、アクセルを開ければ、
良きトコロでガバナが開き始める適正張力。

2018 3 sg 25
これでさぞやプラグの焼けも良くなったであろうと思ったんですが、
まだまだダメみたい。

ここまでやったので、本来ならオーナーさんにやってもらおうと思っていたポイントの清掃。
こちらも一旦ウチでやらせてもらいます。
オーナーさんには、また後日特訓してもらいます。
旧車に乗るんだったら、女性といえどこれ位の事は出来ないとね。

2018 3 sg 28
ポイントの清掃と一緒に、噛み合わせが悪いのでこっちも調整します。
2018 3 sg 29
調整方法はシムを入れるとか、曲げたり伸ばしたり、
その時々で違います。
2018 3 sg 30
バッチリ噛み合うようになったら、いつも通りの磨き作業。
2018 3 sg 33
これで点火関係は問題無いでしょう。

でも、これでもやっぱり不調の完全解決にはなりませんでしたので、
エンジンかキャブか?

話は違うんですが、ちょっと疑問に思う事が1つ。
プラグを外した時に気付いたんですが、
2018 3 sg 31
プラグホールの周りが結構オイルで汚れているんです。
何処から漏れているのかと思ったら、
2018 3 sg 32
多分ココのヘッドカバーを留めるネジ穴の貫通穴、これだと思うんですよ。
ココって貫通してたらそりゃ~漏れるよね?
他のSGもこんな造りだったっけ??
どうしますかねぇ~
なんにしろ、コレは後回し案件ですが。

TX650 エンジンを・・・改修? 其の壱拾壱

2018 2 tx650 1




慣れたエンジンですので、
腰上を組むに当たってはそんなに面白い事も無く・・・
2018 2 tx650 81
特筆すべき事は無いかな~
って、コレはワタシ個人がそう思うようになってしまっただけで、
ここ最近見て頂いている方にとっては、
「そんな大事なトコ端折るなよ!」
と思うんでしょうか?
同じ様な内容になってしまっても、丁寧に書いていくべきなのか?
・・・・・・・・詳しく知りたい方は、過去記事を探して下さい。
何度か詳しく書いたと思いますので。
そうやって目的の記事を探すのも楽しいものです。
そうやって言い訳をしておきましょう。

ヘリサート用のタップが届きました。
2018 2 tx650 77
タペットカバーのスタッド用ネジ穴を修理します。
今までウチに有ったのが、
2018 2 tx650 78
このタイプのタップ。
2018 2 tx650 79
先端が元穴の6mmになっていて、
多少でもネジ山が残っていれば、ガイドの役目をしてくれて、
斜めになったりしないように考えられています。

貫通穴の場合はありがたい機能なんですが、
ドン突きの場合は邪魔でしかありません。
こういう場合を想定して、予め買っておくべきではあったんですが、
先行投資出来るほど財政が潤っていないので、
数千円の工具も、中々購入には踏み切れなかったんです。

でも、今回は必要なので思い切って買っちゃいました。
2018 2 tx650 80
一見只のタップですが、サイズが6mmでも7mmでもないですから、
ヘリサート専用のタップです。

コレによって穴の奥までネジを切る事が出来まして、無事にヘリサート作業完了。
2018 2 tx650 85
正常になりました。
工具は高いけど、たかがヘリサートなんですよね。
工具代を回収するまでには、あと数回やらないと元が取れません。。。

エンジンは組み上がりましたので、
2018 2 tx650 86
フレームに載せます。
ホント、腕力無くなったら絶対に出来ないですね。
2018 2 tx650 87

実は、終減速比も一緒に変更するという事で、
部品も預かっているんですが、
まずはノーマルの状態で、何処までエンジンの調子が変わったのか?
それを体験してからでも良いのでは?
と思いまして、
2018 2 tx650 88
2度手間にはなってしまいますが、今は終減速比は変えずにいきます。

メグロ SG 2段式入庫 其の六

2018 3 sg 15



不確定要素の有るエンジンの調子から診ていきます。
前回入庫時にはあえて手を出さなかったので、
点火時期からやっていきましょう。

エンジンをかけて点火時期を確認すると、
ちょっと早目、ギャップもちょっと大きいかな?
でも、エンジンをかけずにテスターでやると、ほぼほぼ合ってる。
これはガバナスプリングがヘタっている可能性が高いです。
って事でスプリングの点検をしようと思うんですが、
この今の点火位置からズレてしまっては検証出来ませんので、
まずは元の位置に戻せるように、ポイントプレートにマーキングしておいてから外します。
2018 3 sg 20
2018 3 sg 21

これは確かにスプリングが効いていません。
多分これが不調の一要因になっていると思うんですが、
確証が無いままスプリングを加工してしまうのも気が引けます。
加工する前に確証が取りたいので、面倒ですが一旦スプリングを外して、
針金でガバナを固定してエンジンをかけてみましょう。
2018 3 sg 22
これでアイドリングが安定すれば・・・


結果的には大当たり、
スプリングを切り詰めて加工する事が決まった訳ですが、
今回点火時期確認の為にアーマチュア部分を開けてエンジンをかけてみたトコロ、
2018 3 sg 23
このブラシが接触しているコンミュテータ部分が、火の粉を飛ばすというか、
火の車になる位火花を飛ばしている事を発見。
画像を撮ろうと思ったんですが、
カメラを用意している間に沈静化してしまって、
残念ながら画像には残せませんでした。
ちょっとコレはこのままには出来ません。
2018 3 sg 24
よくよく点検してみると、コンミュテータの溝が無い。
ゴミが詰まっているだけならいいんですけどね・・・・・・・

TX650 エンジンを・・・改修? 其の壱拾

2018 2 tx650 1




ドンドン組みます。
2018 2 tx650 65
カムチェーンももちろん交換しますから、
オーナーさんに部品を取っておいてもらったんですが、
1つ注意しておくのを忘れていました。
すると案の定、違う部品を買っちゃったみたいです。
ワタシも一回間違った事が有るんですが、
某オークションサイト等で出回っているカムチェーン、
同じサイズで同じメーカーの物が2種類出回っています。
2018 2 tx650 66
1つはエンドレスチェーン、もう一つはエンドチェーン。

このエンジンに使うのはエンドチェーン。
トコロが、オーナーさんが買ってくれたのはエンドレスチェーン。
・・・使えない事は無いんですが、その為には腰下も分解して、
クランクにチェーンをかけないといけません。
その手間を考えると・・・・・・買い直してもらいましょう。

2018 2 tx650 76
カムチェーンのガイドも交換しておきましょう。
コレもリプロ品ですが、擦り減ってしまったモノよりはマシでしょう。

ピストンにリングを取り付けておきましょう。
あれ?
いざじっくりとピストンを見てみると、
2018 2 tx650 71
1stリングと2ndリングの間に、、、
2018 2 tx650 74
今まで見た事ない溝が有ります。
これは一体?
リングがもう1本って訳ではないでしょうし、
ただの軽量化?

メグロ SG 2段式入庫 其の伍

緊急入庫から数か月後、
2018 3 sg 15
再入庫っていうか、これが本来の入庫タイミングなんですけどね。

今回は本入庫なので、ちゃんとやる事をやりましょう。
エンジンの調子もそうなんですが、
2018 3 sg 16
既に結構漏れていますがフロントフォークのオイル漏れ修理、

エンジンからもオイル漏れしていますので、その修理も。
2018 3 sg 17
今は漏れてはいませんが、走って来た後によく漏れるそうですから、
十中八九アソコから漏れているんでしょう。
厄介なんですよねぇ~

あとは色々なパーツの取り付けと、本題のエンジン不調問題ですね。
前回で何とか走れるレベルにはしましたが、
今回はオーナーさんが「岸田精密工業」さんのキャブキットを用意してくれるようなので、
それを駆使して完調を目指します。

それにしても、前回から思っていたんですが、
2018 3 sg 18
「YOKOHAMA」のタイヤって珍しくないですか?
しかも、
2018 3 sg 19
新品かの様なコンディション!
「YOKOHAMA」っていつまで2輪用のタイヤ造っていたんですかね?
少なくとも、ワタシが業界に入った頃には既に造っていなかったと思うんですが、
ワタシが知らなかっただけで近年まで造っていたんですかねぇ~
誰か知っている方がいたら教えて下さい。

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プロフィール

バイク工房蔵

Author:バイク工房蔵
東京の八王子市でバイク屋をやってます。

基本的に70年代までの古めのバイクが好きです。
現行車はやりません!出来ません!!
ビックスクーターなんて見たくもありません。

こんな偏ったバイク屋なので、いつも経営の危機です。

ワタシ一人では何にも出来ませんが、
周りには頼りになる業者さんが居ますので、
お陰様でなんとかやっていってます。
感謝感謝!!

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