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2018-10

CB450セニア お約束の充電問題 其の弐

2018 5 CB450 1



そんなこんなでヘッドライトの交換が終わり、
2018 5 CB450 14
ちょっと小顔になりました。
たしかに、こちらの方が「らしい」ですね。

バッテリーも充電出来ましたので、
早速充電電圧を計ってみましょう。
前回の修理の時も、依頼には無かったんですが一応計測はしていました。
今の車両の様に、十分な発電量で安定している訳は無いんですが、
エンジンが止まってしまう位の不足では無かったハズです。

それが急激に充電不足になるとは・・・・まぁ、電気ですからね、有り得ます。
改めて計測の結果、前回と大して変わらないですね。
しかし、エンジンをガンガンに回しても12.7Vしか上がらないのはちょっと少ない。
何とかもう少し底上げしたいですね。

大元のACGからはどのくらい発電しているんでしょう?
2018 5 CB450 13
調べてみるとまぁまぁな電圧は上がって来ています。
もう少し高くても良いかな?とは思いますが、
劇的に不足はしていません。

って事は、やはり古い電装故の電気的な損失が積もり積もって・・・・・
ここはオーナーさんに思い切って大枚はたいてもらって、
配線を張り替えた方が良いかも?

でも、大枚はたいてもらうなら、「それが原因です!」って確証を掴んでからじゃないとね。
まずはレクチを新しい物に交換してみます。
これが経年変化で劣化するのかどうかは解りませんが、
電気を通し難くする事は考えられます。
同じ物が手元に無かったので、
今回はレギュレーター付のレクチで試してみます。
2018 5 CB450 11



ダメですね、大した差は有りません。

ココでもう一つ試したい事が、
それは俗に強制充電回路と言うらしいんですが、
詳しい話は面倒なので割愛しますが、
要はヘッドライトを灯けた時に充電量を増やす回路です。
これを常に作動させておけば・・・・
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委託販売 ノートン ES2 

英車のイイ奴入りましたよ~
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1960年式のノートン ES2です。

現状エンジンはかかりませんが、
とりあえずエンジンがかかる所まではウチでメンテします。
2018 10 ES2 2

そこから先は・・・新オーナーさんがやってもいいですし、
引き続きウチがやってもいいです。
2018 10 ES2 3

オーナーさんの言によると、
7~8年は動かしていないらしいですが、
動かさなくなった理由は調子が悪いとか、
何かトラブルが有った訳では無く、
・車両が重くてセンタースタンドを立てるのがシンドイ
・ケッチンを喰らってからエンジンをかけるのがちょっと・・・
って事らしいので、
やる事さへやってしまえば大丈夫ではないかと思います。
もちろん、想定外の事は有るかもしれませんので、保証は出来ませんけどね。
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まぁ、当てになりませんが、一応走行距離を。
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クロノメトリックのメーターは正常に動いていたみたいですよ。

外観はそれなりのヤレ、オイルの滲み、等有りますが、
比較的キレイな車体ではないでしょうか?
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残念なのは、マグネトーが違うっぽい。
2018 10 ES2 7
走っていたんだから使えるんでしょうけど、
ちょっとスペースが余っていて間抜けかも・・・・・
それと、タンクの塗装なんですが、
有田焼の焼き物みたいに、、、
2018 10 ES2 8
ヒビが入っているような?
でも、触ればツルツルなんですけどね。
こういう塗装なんでしょうか?

お値段ですが、¥800,000
でどうでしょう。
値引き交渉可能ですから、興味のある方は御連絡下さい。
デカくて重いので、早く売れてくれると嬉しいです。
宜しくお願い致します。

TX650 エンジンを…改修? 其の参

2018 2 tx650 1



予想外の展開になって来ました。
一体いつから?
オイル交換はオーナーさんがご自分でやっているそうなので、
これはオーナーさんに事情聴取しなければなりません。

そう思っていたら、丁度オーナーさんが近日中に来店されるという事なので、
実際に会ってから事情聴取しましょう。

ひょっとすると計画を大幅に変更する事になるかもしれませんが、
何にせよある程度分解してみないと何も解りませんからね、
エンジンを降ろして腰上の分解まではやりましょう。

試乗は止めておきましょう。
現状確認が出来ないデメリットは有りますが、
オイルを入れ直して試乗したとしても、
傷んでいる物にトドメを刺してしまう可能性も有りますので、
そんな危険は冒せません。
2018 2 tx650 13
って事で、エンジンを降ろしちゃいます。
その過程で判明したんですが、ポイント点火では無かったんですね。
何処のキットなのかは解りませんが、セミトランジスター方式に変更されています。
2018 2 tx650 14
ポイントの代わりがこのピックアップで、ガバナはそのままの物を使っています。
これもオーナーさんが自分で取り付けたと思うんですが、
2018 2 tx650 15
今度やる時は配線をもう少し頑張りましょう。
無駄に長い。

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このエンジンもいつもの部分からオイル漏れしているようですね。
2018 2 tx650 17
このフロントスプロケ周りがオイル汚れでベタベタです。
そして私のキライなエンドレスチェーン。
ほんと、エンジンの積み降ろしがやり難いんですよ・・・・まぁ、それはともかく。

どこからオイル漏れしているのか?
いつものプッシュロッド部分?それともスプロケ裏のオイルシール?
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コッチの可能性が高いですね。
なぜならば、ちょっと汚れていて解り難いんですが、
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・・・・・・・・ちょっと洗いましょう。
コレで解るでしょう。
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過去のオーナーさんがやらかしたのか?
今のオーナーさんか?

CB450セニア お約束の充電問題 其の壱

ちょっと前にキャブ交換でお預かりしたセニアですが、
2018 5 CB450 1
今回は充電不良みたいです。

オーナーさんの話によると、
エンジンの調子は良かったらしいのですが、
ある日からヘッドライトを付けたらエンジンが止まってしまうようになってしまった。
らしいんです。

バッテリーは以前の修理時に新品に交換しましたので、
考えられるのはレクチのパンクか、
オルタネータの不良、もしくは配線の不良ですか。
レクチのパンク程度で有れば楽なんですけど、、、

それと、ついでに頼まれたのはヘッドライトの交換。
なんでも、車検用に大きな物に交換したみたいなんですが、
ちょっと格好が気に入らないようなんです。
2018 5 CB450 2
2018 5 CB450 3
本来は一回り小さいヘッドライトなんだそうで、
その元のヘッドライトに交換し直します。

まずは今のバッテリー電圧を計ってみます。
2018 5 CB450 4
・・・・・7V
コレでは何をやってもダメですね。
充電問題はキチンとバッテリーを満充電にしてからじゃないと出来ませんので、
一旦取り外して充電器にかけます。

その間にヘッドライトを交換しちゃいましょう。
2018 5 CB450 5
ライトレンズを外し、配線を外してライトケースから抜き取ります。
基本的には同じ色同士を結線すれば良い筈なんですが、
違う場合も有りますので、念の為にメモを取りながらやっていきます。
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このレンズも付け換えないといけませんので、取り外します。

ホンダのこの手のワーニングランプって、
2018 5 CB450 7
たいがい電球の保持部分がこうなっていますよね。
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こういったプラスチック部品に、
2018 5 CB450 10
ゴムのキャップみたいなヤツを被せて、そこに電球を突っ込んでいるだけなので、
ゴムが弱っていて保持出来ないのがほとんど・・・・・・
だからビニールテープでグルグル巻きにしておくんですが、
ベトベトになってしまうし、確実ではないですよね。
何処かでこのゴム部品の対策品売ってないですかね?
電球の保持方法を根本から変えないとムリかな?

TX650 エンジンを・・・改修? 其の弐

2018 2 tx650 1



今回はちょっと短めです。

何故かと言いますと、、、引きがイイからです!

現状確認の続きです。
エンジンをかけた時、妙な異音がしたんです。
何処から音が出ているのか解らないんですけど、『カチカチ』という音でした。
タペット?カムチェーン?
その辺りかなと思い、現状確認をしている訳ですから、
今手を入れるべきではないなと思い、試乗の準備をしていました。
ヘルメットも被り、準備OKとなったところで、
虫の知らせといいますか、「OIL入ってるよね?」
って疑問が浮上。
オーナーさんの自宅からココまで、1時間ちょっと位ですか、
何の問題も無く走って来たんですから、
オイルが入っていないなんて事は無い筈。

ですが、一応確かめておきましょうか。
2018 2 tx650 8
あ~、、、変な油温計を付けている所為で、ちゃんとオイル量の確認が出来ませんが、
この油温計でもオイルが入っているかどうか位は解るはず。
2018 2 tx650 9
・・・・・・全然オイルが付着しません。
まさかまさか・・・・・・・・
折角準備をしましたが、試乗はちょっと取り止めて、エンジンオイルを抜いてみましょう。

ドレンボルトが固ったい!!
2018 2 tx650 10
素手では無理と早々に諦め、
センタースタンドに木片を噛ませて高さを稼ぎ、
2018 2 tx650 11
インパクトレンチで、、、、、、、、ダメだ、これでも歯が立たない。

仕方が有りません。
丁度休日で息子が家にいましたので、息子を呼んでレンチを押さえていてもらい、
イケない工具の使い方でパキンッと緩めました。

さぁ、抜けて来たオイルは・・・・
2018 2 tx650 12
ウソやろ・・・・・・500mlも入ってへん。

ADREL いかにもドイツ車 其の参拾

まずはミッションケース内をキレイにしましょう。
2017 12 adler 222
幸い、ベアリングとかは全然問題有りませんでしたので、
溜まった汚れだけ取り除きます。

次に、ミッションを分解していきます。
部品を組む順番を間違えない様に、裏表が無いか確認しながら分解。
2017 12 adler 223
カウンター側は何の問題も無く全て分解出来ましたが、
メーン側がちょっと難儀でした。
まず、ウッドラフトキーが外れない・・・
この手に作業をやる方は経験が有るかもしれませんが、
あの小さな部品、あれが嵌り込んでしまうと取り出すのは厄介なんですよね。
通常なら、頭を出している部分は絶対に掴めませんから、
何かで叩き出さないと出て来ません。
しかし、あまり派手に叩くとキーが潰れてしまい、更に厄介になる。
何とか端の方を叩いて、浮き上がって来たトコロを掴む!
コレに限るんですが、中々浮き上がって来ません。
根気強く粘り・・・・・・・・・・・
2017 12 adler 224
やっと外れた。
コレで作業が進みます。
って思ったら、次のギヤがやたらと固い、
コレはプーラーを使わないとムリだ。
ギヤプーラーをかけて、
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流石にコレなら外れるでしょう。
キリキリセンターボルトを締めていくと、
ギチッ
うわっ、めっちゃ嫌な音。。。
でも外さない訳にはいきませんから、
ギチギチギチッ
ちょっと!ホント大丈夫?
壊れたりしない?
何でこんなキチキチのクリアランスで作ってるの?

こわいよ~、温めてからやった方が良かったかも。

それでも、何とか無事に分解が終わり、
2017 12 adler 226
洗浄してサビを取り除きます。
動作確認の為に再度組み立てて、
動きを確認しながら組み立てます。



なかなかに面白い構造ではあるんですが、
そのお陰でケース内に収めるのが非常に面倒臭い。
エンジンを降ろして、ゴロンと横倒しにすれば楽なんでしょうが、
このままやろうとすると色々とイライラさせられます。



試行錯誤して色々試し、やっとミッションが収まりました。
出来る事ならもう2度とやりたくありませんね。
次も上手く出来る自信が有りません。

問題の動作の方ですが、
やっぱり錆でシフター機構の動きが妨げられていたようで、
キレイにした事で正常に動作するようになりました。
やったね、部品待ち無しで直ってくれました。

この後、シフトペダルがケースに当たるので、
当たる部分を削り、点火時期をもう少しイジッテから試乗。
まぁ、全然パワーが無い感じですが、
ナンバーが無い為、店の前をチョロッと走る程度しか出来ませんので、
今回はこれにて作業終了。

後の作業はオーナーさんにお任せします。
素人さんながらも、旧車業界が長いようなので、
ココまでやって有れば後はご自分で出来るでしょう。
幸い、息子さんも出来る方みたいですし。

完調まで先は長いと思いますが、
もしまた何か出来ない事が有ったらご用命ください。

TX650 エンジンを・・・改修? 其の壱

もうこの記事をUPする頃には、
半年以上前の作業の話になってしまうんですが、
TX650のエンジンをやりました。
2018 2 tx650 1
2018 2 tx650 2
腰上のオーバーホールといえばオーバーホールなんですが、
只のオーバーホールではありません。
詳細は・・・・・・こういう場では発表しません!!
最近は迂闊な事を書くと、
鬼の首を獲ったかのように突っ込んで来る輩が居ますから。


それと、オーバーホールによってエンジンの出力も変わりますので、
そのパワーを無駄にしない為に終減速比を変更します。

あとは、夏に向けての熱対策。
オイルクーラーの取り付けです。
何度かウチのブログには登場しているTXですが、
今回の作業をやってしまえば、
もうほとんどのウィークポイントは克服した事になるんじゃないでしょうか?
充電問題はやりましたし、
キャブも新しい物に交換済み。
ウチでやった訳ではありませんが、
2018 2 tx650 3
2018 2 tx650 4
ブレーキも高性能な物が付いています。
一体このTXに幾らつぎ込むんでしょう?
それだけ愛着が有るという事なんでしょうか?
それだったら嬉しいですけど・・・・

作業に入る前に現状確認。
今回特に不具合が有って入庫している訳ではありませんので、
特に問題は無いと思うんですが、
エンジンオーバーホール前と後で乗り味がどの位変わるのか?
比べる為にも今の状態で乗ってみます。

メインキーをON、
この車両にはオーナーさんの手によって電圧計が付けられていますので、
わざわざバッテリーにテスターをあてて計測しなくても、
一目で充電状況が見られるので便利です。
2018 2 tx650 5
ウソ!
バッテリー上がってるやん!!
バッテリー点火でこの電圧はエンジンかからんやろ・・・・
念の為にバッテリーにテスターをあてて調べてみました。
2018 2 tx650 6
2018 2 tx650 7
おい!!!
当てにならんなあのメーター。。。。。

もしかしたらウチのテスターが壊れているのかも?
何て一瞬思いましたが、杞憂でした。
ちゃんとエンジンかかって充電も問題有りませんでした。

ADREL いかにもドイツ車 其の弐拾九

いざ、ミッションオープン!
2017 12 adler 215
思っていた程錆は酷くないようですね。
2017 12 adler 216
でも、肝心のシフトドラム部分が水に浸かっていたんでしょうね。
ここら辺が動かなかった原因だと思われます。

ケースからミッションを取り出しますが、
未知のミッションですから、取り出す時は注意して取り出します。
何処に何が付いているのか?
部品の配置など、出来ればそのまま崩さない様に・・・・・
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ギヤ関係は特に問題は無いと思います。
固着している物も有りませんし、壊れている部分も有りません。
問題はやはりシフター部分。

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もう説明不要ですよね。
見て頂ければ状況はお解りかと・・・・
う~ん、壊れてはいないみたいですが、
とりあえずキレイに洗ってみてからですね。

CL125 もっとオフ寄りに・・・ 

今回は数か月前に委託販売にて納車したCL125の手直しです。
何処を直すかと言いますと、
タイヤ交換です。
2017 12 cl125 1
2017 12 cl125 2
販売当初から計画していた事ではあったんですが、
諸々理由が有り、今回まで延び延びになってしまいました。
そしてその間に、リヤブレーキに何か違和感が有るという事で、
乗るのを止めて頂いていましたので、ブレーキの点検も行います。

今はオンロード寄りのタイヤが付いているんですが、
交換するタイヤはブロックパターンのオフロード色が強いタイプ。
2017 12 cl125 3
ただ、フロントのタイヤサイズが本来の物より太くなります。
このブロックタイヤには正規サイズのラインナップが無かったんですよ。
そうなると、問題は何処かに干渉したりしないか?
ちゃんとハメてみなくては解りませんが、
タイヤをキッチリ組んでしまうと返品が出来ませんので、
多少の誤差は有りますが、この様にして確認。
2017 12 cl125 4
う~ん・・・・・・・・・・多分大丈夫なはず。
考えていても進みませんので、思い切って作業を進めましょう。

ある程度予想はしていましたが、リムの内側はサビています。
2017 12 cl125 5 2017 12 cl125 6
そこまで酷い錆ではありませんが、出来るだけ取り除いて錆止めの処理をします。
2017 12 cl125 7
仕上げはいつも通り、常温亜鉛メッキスプレーで。

心配していた干渉も、
2017 12 cl125 9
問題無くクリア。
だいぶ端折りますが、リヤも同じ様にして組み上げまして、
2017 12 cl125 10
訴えの有ったリヤブレーキですが、ひょっとするとブレーキライニングが落ちてしまったのではと思いましたが、
特に何も問題は無く、一体何が違和感だったのか?
現状問題が無い以上、こちらとしてはどうしようもないので、このまま様子見です。

試乗しても問題有りませんでしたので、これで一旦納車します。
2017 12 cl125 8
部品と予算が揃えば、今後の課題としては・・・・・・・・
リムの交換ですね。
フロントは少しなんですが、リヤには結構大きな歪みが有りまして、
スグにという訳ではありませんが、出来れば早目に作業したいですね。
その際にはブレーキライニングも減っているでしょうから張り替えましょう。

ADREL いかにもドイツ車 其の弐拾八

エンジンは開けたモノノ、
期待していたほどクランク内に水分は溜まっていませんでした。
まぁそれでも、ちょっと期待しながらエンジン始動。
モモモ~ン・・・・・
相変わらず始動性は良いんですよね。
モモ・・・・モモモン・・・・モ~ン・・・・・・
やっぱりダメだ、フケ上がらないですね。
エンジンではありませんでしたか。
そうなると何でしょうね?


・・
・・・
ん?そう言えばキャブのセッティングをイジッタままですね。
期待薄ですがキャブを元に戻してみましょう。

モモモ~ン、ブモ~ン!ブモ~ン!
あ、フケるようになりました!
エエっ!?
やっぱりあの溜まっていたのが原因だったんでしょうか?
あの程度でも影響有るんですね。
にわかには信じ難いんですが、あの作業の後に調子が良くなったって事は、
そういう事なんでしょうね。

まだ本調子ではありませんが、
とりあえずフケる様になりましたので、
次はミッションをやりましょう。

2017 12 adler 210
このエンジン、クランクケースが縦にも横にも割れません。
ケース自体は一体の鋳物なので、ミッションとクランクを取り出す場合は、
こっち側から引き出して整備します。
オイル漏れの心配は少ないんですが、どう考えても整備性が悪いですよね。
イタリアンバイクでは偶に有るようなんですが、
ドイツ車でこんな整備性が悪い構造を採用するなんて・・・・・・
何か魔が差してしまったんでしょうか?

文句を言っても仕方有りません。
分解を進めます。
クラッチを取り外し、このデカイギヤを外します。
IMG_6483.jpg
センターのナットを外したら、
開いている二つの穴にボルトを捻じ込んで、センターのシャフトを押せば外れる筈、
よく有る外し方ですから、大して苦労はしないと思っていたんですが・・・
IMG_6484.jpg
え?
このネジ穴って7mm?
持ってないよ~7mmのボルトなんて・・・・


一応ウチに有るネジの山を探したんですが、残念ながら有りません。
仕方ない、ダイスは有りますので、コレでネジを切るしかないですね。



作ってはみたものの・・・・・合わない。
7mmなのは間違いないんですが、ピッチが違うのか?
ネジが入っていきません。
え~~~、他のピッチのダイスなんて持っていませんよ。
そもそも、正解のピッチっていくつなの?
穴が小さくてピッチゲージが入らないんですよ。

仕方ない、下手な事はしたくないので、ギヤの外周を掴む方法で行きましょう。



爪が入らん。。。。。
どうやってもギヤプーラーの爪が入りません。

やはり当初の方法でやる方が良さそうです。
ネジ穴を既存のピッチで切り直して外しましょう。
あまりやりたくない方法ですが、仕方有りません。
ウチにも色々と事情が有ります。
IMG_6485.jpg
何とかプーラーを使えるようにはしましたが・・・・
やっぱりね、そう簡単には外れてくれません。
7mmのネジではそうそう無理は出来ませんので、
壊さない様に力を加え、例のごとく温めて冷やして、
慎重にやります。

ほぼほぼ1日がかりで、
IMG_6487.jpg
やっと外れました。
もうここまでで10万円位工賃欲しいです。正直。



SDR 人生初!水冷エンジン 其の弐拾四

2017 12 sdr 150



作業をするに当たって、、、
やっぱりセンタースタンドの無いバイクって超絶不便!!
普段はセンタースタンドが付いているのが当たり前の車両ばかりやっているので、
必要性を感じないんですが、こういう時の為にレーシングスタンドが欲しいですね、やっぱり。

今回は何とかジャッキで対応しましたが、
この為だけにチャンバーを外さないといけないとか、
それでも安定はしないとか、
あまり良くは有りません。
チャチャッと作業を終わらせてしまいましょう。

画像が先行してしまいましたが、
ジャッキアップする前に要所を緩めておいてから上げまして、
フロントタイヤを外します。
タイヤの交換は教えながらだと時間がかかり過ぎてしまいますので、
オーナーさんがフォークを外している間にワタシがやってしまいます。
2017 12 sdr 151
溝はまだ有るんですけどね、
購入してから一度も交換していないという事なので、年数的にアウトです。
実際にゴムも固くなっていましたからね。

ただ・・・SDRのフロントに使えるタイヤって・・・・・
意外と少ないんですね。

今回は値段の事も鑑みて、ダンロップのK275にしました。
2017 12 sdr 155

タイヤ交換は普通に終わりましたので、
特に書く事は有りません。
本題のフォークに移ります。
2017 12 sdr 152
ご覧の様に、ダラダラ漏れて来るって程ではないんですが、
今後悪化するしかありませんので、早目に修理します。
2017 12 sdr 153

特にトラブルは無かったんですが、
一点だけ、ちょっとした専用工具が必要でして、
2017 12 sdr 154
その作成をしましたが、それ以外は概ね順調な作業でした。

そう、嫁さんから電話がかかってくるまでは・・・・・
前日までは「あんたは要らない」と言われていた筈なんですが、
急遽ワタシが子供の習い事の送迎をする事になりまして、
タイムリミットが切られてしまいました。

さぁ大変!
かなりギリギリのスケジュールになりましたので、
いつもの様には作業していられません。
急ピッチで掃除して組み立てて、車体に取り付け。
バタバタしていて、確認事項も正直いくつか端折りました。
最終確認では問題無かったので大丈夫だと思いますが、
う~ん、、、、、オーナーさんにはチョット申し訳なかったです。

滅多にこういう事は有りませんが、
今後は気を付けて・・・・・後に何か有りそうな時は、
たとえ「必要無い」と言われようと、用心しておこうと思います。

今度はオイル漏れの保証修理で入庫ですね。
いつになるかな?

ADREL いかにもドイツ車 其の弐拾七

前々から可能性としては考えていたんですが、
エンジン・・・・・・ちょっと怪しいんじゃないですかね。

あれだけキャブやミッション部分に水が浸入した痕跡が有りますので、
エンジン部分にだけ入っていない訳は無いですよね。
セッティングを変える度にプラグもチェックして、
カブリ過ぎたら交換もしているんですが、
水らしきモノも付着している場合がほとんどなんですよね。

2017 12 adler 201
オーナーさんにも一応経緯を説明して、
エンジンを開ける許可を取りましたので、早速取り掛かりましょう。
こういう時は2ストロークは助かりますね。
2017 12 adler 202
開けるの簡単。
2017 12 adler 203
ただ、スタッドが緩んでいる所も有りましたので、
どうせなので全部抜いてしまいましょう。
その方が色々と作業がやり易いですから。

肝心のクランクケース内はどうでしょうか?
2017 12 adler 204
う~ん、思っていたほどは溜まっていませんね。
ここで決定的なモノを見つけたかったんですけどねぇ~
まぁ、出来るだけ吸い出してみましょう。
2017 12 adler 205
2017 12 adler 206
・・・・・・・・・・・こんなモンか・・・・・・・・・
チョット根拠には厳しいなぁ。

ついでなので各部のクリアランスも計っておきたいトコロでしたが、
リングを外そうとして折ってしまっても嫌なので、
ココはノータッチでいきます。
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ピストンやシリンダー壁には目立った傷は有りませんでしたので、
ヘタリは有っても完全にダメって訳ではないはずです。

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古いガスケットをキレイに取り除き、
2017 12 adler 208
新しいガスケットを切り出して、
エンジンを組んでしまいましょう。
コレで何か変化が有るでしょうか?

SDR 人生初!水冷エンジン 其の弐拾参

SDR納車後、残念ながらノントラブルとはいきませんでした。
どうやらオイル漏れが何処からか有るようで、
その特定の為に何度か来店頂き、
『恐らくミッションオイルがケースの合わせ面から漏れている』
との結論に・・・・・・・
もう一回やり直しか~
ちゃんと液体ガスケットを塗って組んだ筈なんですが、
ひょっとしたらケース自体が歪んでいるのかもしれません。
組む前に定盤等で確認しておくべきでした。
まぁ、緊急を要するような漏れ方ではないので、
ウチの場所が空き次第再入庫という事で。

今回は違う所をやります。
フロントフォークのオーバーホールと、フロントタイヤの交換です。
フロントフォークはオイルシールが抜けていて、ちょっとオイル漏れしていますし、
ちょっとヘタっているようで、緩いんですよね。
本当はスプリングも交換したかったんですが、
部品が無いので仕方有りません。
今回はシールの交換とオイルを新しくする事で、どの位復活するか試してみます。

2017 12 sdr 150
部品は予め入荷済みですので、今回もオーナーさんに手伝って頂きながら、
日帰り入院を予定しています。
オーナーさんもワタシも特にこの日は後の予定が無かったので、
最悪でも夜までには終わるでしょう。


コレが甘かった。
実はこの日、子供を習い事に送っていかないといけないかと思い、
一時はこの日ではなく、別の日に変更してもらおうと思っていたんですが、
嫁さんに確認した所、
「あんたには用は無い」ってありがたいお言葉を頂いたので、
それを鵜呑みにして予定を組んだんですが・・・・・・
女の言葉を丸々信じてはいけませんって教訓ですね。

ADREL いかにもドイツ車 其の弐拾六

あそこまでやってまだ足りないという事は、
完全にキャブがおかしいのか?
原因は他に有るのか?
どちらかでしょう。

キャブは一回掃除しましたので、
大丈夫だと思うんですが、念の為にもう一度確認しておきましょう。
2017 12 adler 192

分解をしていく中、「アレ?これってもしかして?」
メインジェットらしきモノを発見。
いや、以前分解した時も見てはいたはずなんですが、
先入観でこんなトコロに有る訳ないと思っていてスルーしてしまったと思われます。
2017 12 adler 193
ココに付いてました。
2017 12 adler 194
多分これがメインジェットですね。
そして、その奥のボルトに有るのが、
2017 12 adler 195
2017 12 adler 196
スロージェットだと思われます。

一体何を見ていたんだ!
って怒られそうですが、付く位置が絶対おかしいと思うんですよ。
スローは解ります。
この場所に有っても問題無いでしょう。
しかし、メインは・・・・・・・これホントに意味あるの?
って位置ですよ。
2017 12 adler 197
2017 12 adler 198
フロート室と、キャブ本体を繋ぐ燃料通路の途中。
こんなトコロに有るのは初めて見ました。
しかも、この燃料通路で計量して、そのままメインボア内に吸われるんなら解りますが、
通路で計量した後、メインボアの下、つまり、ニードルの直下に一旦溜まるような構造なんです。
計量した意味!!!!!

本当にこんな構造のキャブが正常に動作するんだろうか?
疑問は残りますが、新しい要素を発見しましたので、
今までやった事をもう一度、このメインジェットを外した状態で試してみます。






やっぱり全然ダメでした。
キャブではないとすると・・・・・

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プロフィール

バイク工房蔵

Author:バイク工房蔵
東京の八王子市でバイク屋をやってます。

基本的に70年代までの古めのバイクが好きです。
現行車はやりません!出来ません!!
ビックスクーターなんて見たくもありません。

こんな偏ったバイク屋なので、いつも経営の危機です。

ワタシ一人では何にも出来ませんが、
周りには頼りになる業者さんが居ますので、
お陰様でなんとかやっていってます。
感謝感謝!!

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