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2018-09

SDR 人生初!水冷エンジン 其の弐拾弐

2017 12 sdr 1



タンクの錆取り時間を使って、
雑事を片付けてしまいましょう。

灯火類をチェックした際、右後ろのウィンカーが灯きませんでした。
球切れかと思ったんですが、球は大丈夫。
2017 12 sdr 143
放置している間に接点が腐食したのか?
ワイヤーブラシで磨いてみましたがコレも不発。
そうなるともう配線ですね。
2017 12 sdr 144
2サイクルオイルを入れる際、良くオイルをこぼすんですよね。
例に漏れず、このSDRもここら辺がオイルでベトベトでした。
それが悪さをしたのか?
まずはパーツクリーナーで洗浄して、
接点となるギボシを交換。
幸い、コレで正常に動作するようになりました。

次にタンクキャップの清掃。
2017 12 sdr 146
コレも長年使っていないと、
エア抜きの穴とかが詰まってしまう場合が有りますので、
要チェックポイントです。
2017 12 sdr 147
細かい部品も入っていますので、分解の際は気を付けて下さい。
分解した部品を1つ1つ磨いてキレイにしてから組み直します。

ガソリンタンクに直接つくタイプのフィルターなんですが、
恐らく、メーカーに有る最後の在庫品だったと思われます。
2017 12 sdr 145
作業を始める前、コレも必要になるかも?
って事で在庫を調べたんですが、その時には有ったので、
作業も終盤に差し掛かり、オーナーさんにどうするか聞いた後、
在庫も調べずに注文したんですが、
後になって、「こんな短期間で在庫切れになるなんて事は無いよな・・・」

そう不安になったので調べると・・・・メーカー欠品!!
「あちゃ~こんな事なら初めから注文しておけばよかった。。。。」
仕方なく中古品を使おうと思っていたら、新品部品が届いたので驚きました。
「そうか、最後の一個だったからか・・・」
何という幸運。
これから注文する人ゴメンナサイ。
最後の一個はウチが貰いました。
まぁ、この作業の後確認していないので、再販しているかもしれませんけどね。

タンクの錆取りも終わり、仕上げの処理をしてタンクの取り付け、
新品のガソリンコックを取り付けて・・・・・
2017 12 sdr 148
ホース関係は汎用品で・・・・・って、コレはコレは、、、
2017 12 sdr 149
ちょっと太過ぎやしませんか?
たかだか200㏄の単気筒バイクにこの太さ要りますか?
通常内径8mm位で十分なサイズだと思うんですが、
このコックに取り付けるホースは内径が11mm。
そんな太いホース旧車ではまず使いませんので持っていません!!
仕方ないのでココのホースはそのまま付いていた物を使用します。
そのうち交換の候補に挙げておきましょう。

これにて作業は終了。
チョットした水漏れが有って何度かホースの取り付けをやり直しましたが、
それも無事に止まり、試乗の結果もバッチリ。
オーナーさんもエンジン音が静かになったし調子も良いと言っていましたので、
コレで納車しましょう。

次は外装?
フロントフォーク?
またお金を溜めておいて下さい。
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ADREL いかにもドイツ車 其の弐拾伍

何だかんだと手古摺りましたが、
正解が見えたのでもう終わったも同然。
フロートレベルを上げさへすればバッチ完了!
いやね、今更言うのも難なんですが、
フロート室に溜まった混合ガソリンを見た時、
ちょっと少ないんじゃない?
とは思ったんですよ。ホントニ。

しかし、ニードルの折れたトコロでハンダ付けしましたが、
そこが丁度ニードルが止まるトコだったハズ。
他に止まる位置は無いので、このキャブではこの位置が正解・・・・・と思っていたんですが、
違ったみたいですね。
何か理由が有って、別のキャブのニードルを使用していたんでしょうか?

そうなると、ニードルの加工が必要になりますので、
ハンダで付けたニードルを一旦取り外し、
ヤスリを使ってちょっと加工をします。
2017 12 adler 188
2017 12 adler 189

コレによって油面はかなり上がると思います。
早速試してみましょう。



変わらないな・・・・・・・・・まだ油面が低いみたいですね。
でも、これ以上上げると、
2017 12 adler 190
ティクラーの棒が邪魔をして、混合ガソリンの給油口が閉じなくなってしまいます。
仕方ない、一旦ティクラーを外しましょう。
2017 12 adler 191
コレなら給油口も閉じるので、オーバーフローはしないで済みます。
試してみましょう。



ん~~~~~変だな。
コレでも足りないの?

コレはおかしいゾ。
こんなにフロートレベルを上げても足りないなんてある?

こうなったら一番上までいきましょう。
もうフロートが蓋に接触する寸前、
これ以上上げようが無いトコロまで上げます。
コレでどうや~~



撃沈。
違った。
フロートレベルが原因でも無かったようです。

SDR 人生初!水冷エンジン 其の弐拾壱

2017 12 sdr 1



納車も間近ですね。
ガソリンタンクの処理をしてしまいましょう。
2017 12 sdr 136
オーナーさんから聞いていた話ではもっと酷いと思っていましたが、
案外軽傷な部類ではないでしょうか?
2017 12 sdr 137
それでも、念の為に錆取りはしておきます。
穴が開いていないかのチェックも兼ねていますからね。
問題なのはこのタンクの形状なんですよね。

新しいバイクはみんなこんな形状だと思うんですが、
給油口が凹んでいる形状と言いますか、
タンクキャップを締めるとタンク上面が平らになるように作られていまして、
それだと、給油口いっぱいまで錆取りの溶液を満たしても、
天井部分に溶液が届かないんですよ。
従って、天井部分は錆取りがやり難い!
全くもって迷惑な形状です!!

まぁ、愚痴っていても仕方有りませんので、作業を進めます。
2017 12 sdr 140
まずは簡単に水洗いと、ボルトナットを入れてガシャガシャシャッフル錆取りをします。
中にオーバーフロー用のパイプが通っていますので、
それを折らない様に手加減しながらやります。
引っ越してからは大きな流しを設置しましたので、
この様な作業がやり易いです。
以前は嫁さんの目を盗んで風呂場でやるか、、、、
これ以上は言わないでおきましょう。

さぁ、錆取り剤はいつも通り「花咲かG」を使わせてもらいます。
2017 12 sdr 138
あとはこの穴を塞げば。。。
どうやりましょうか?
直でコックが付いているのであれば、コックを取り付ければ済む話なんですが、
コイツはフィルターが付くんですよ、それでその後にコックが付く事になるので、
少々面倒です。
ならば・・・・・
2017 12 sdr 139
アルミ板の破片、コイツに捨てる予定の穴の開いたタイヤチューブから、
使える所を切り出して、
2017 12 sdr 141
コレで止まるでしょう。

2017 12 sdr 142
あとはいつも通りヒーターを入れて浸け置き。

ADREL いかにもドイツ車 其の弐拾四

恐らく、フケない原因はキャブに有るのでは?
と思っているんですが、
どう考えてもこのキャブの構造はおかしい。

以前も書きましたが、
メインジェットが無いのか?
欠品してしまっているのか?
デカ過ぎるんですよね。
キャブによって同じ番手でも全然大きさが違うので、
比較としてはイマイチなんですが、
2017 12 adler 183
ウチに有った一番大きなメインジェットがミクニの280番でした。
それと比べても全然デカイ。
本当にコレだけなの?

その疑いがどうしても頭から離れないので、
試しに何かのメインジェットを付けられるように加工。
もしくは、このニードルホルダー?通常キャブで言えばメインジェットホルダーの部分を新規作成し、
何かのメインジェットを取り付ける。
それで上手くいくんじゃないかな?

そう思い、「旋盤ニスト」さんに相談に行きました。
作成してもらう気で相談に行ったんですが、
丁度イイ物を譲って頂きました。

このキャブに丁度合うメインジェットホルダーと、
ちょっと加工すれば取り付けられるジェットの山。
2017 12 adler 186
両方とも、何のキャブ用だったかは不明だそうなんですが、
同じ番手のジェットをこんなに持っている事も少ないですよね。
よ~し、これで早速作業をして、問題解決しちゃいましょう!

そう意気込んでいたんですが、
色々と他にやらないといけない事が出て来てしまい、
1週間位作業が出来ないまま過ぎてしまいました。
すると、「旋盤ニスト」さんが他に頼んだ制作物を納品に来てくれ、
そのついでにウチの旋盤で加工をしてくれました。
アリガタヤアリガタヤ。

2017 12 adler 184
上のホルダーが元の物で、
下がちょっと加工を施したホルダーです。
これに、ネジを切り直したジェットを取り付けると、
2017 12 adler 187
これはイイですね。
ジェットは沢山有りますし、幸い、元々開いていた穴が非常に小さな穴だったので、
広げていけば色々な大きさのジェットを作る事が出来ます。

まずは焼き付かないように大き目の番手から試し、
徐々に絞っていこうと思います。





おかしいな・・・・・・全然症状が変わりません。
焼き付き覚悟で結構小さい番手から、
ほとんど元の物と変わらんやんって大きさまで、数種類試してみましたが、
結果はどれも同じ、良くも悪くもなりません。

予想外の結果に旋盤ニストさんと悩んでいると、
旋盤ニストさんが気付いてくれました。
ティクラーをジャバジャバ溢れる位押したんです。
すると、今までの事が嘘だったかのようにフケるようになりました。
しばらくするとまたフケなくなるんですが、
またティクラーを押すとフケるようになります。

なるほど、、、油面が低かっただけか!!

SDR 人生初!水冷エンジン 其の弐拾

2017 12 sdr 1



空冷ならまだ楽なんですけどねぇ~
仕方ない、、、オーナーさんの前でみっともない事になってしまいましたが、
やり直しする以外に選択肢は有りません。
覚悟を決めて取り組みましょう。

・・・・・・・ちょっと待って、
確かミッションオイルがマニュアルに書いてある量より入らなかったな・・・・・

ひょっとしてマニュアルの量を入れれば・・・・・
そう思ってオイルの量をディップスティックで計ってみると、、、、入れた筈なのに減っている!



ハハァ~ン、これはこれは。
今更なんですが、オイルを入れる部屋と、ミッションが入っている部屋が分れていまして、
小さなオイル通路だけで繋がっているんですよ。
こんな小さな穴だけでいいのかな?
とは思っていたんですよ・・・・・ホントウニ。
いくらミッションオイルの粘度が緩いからと言って、
浸透に時間がかかるって事ではないでしょうか?

だったら助かるなぁ~~~~
もう一度ディップスティックで規定量まで入れて、
エンジン始動。



ダメだ、、、やっぱりガラガラ言います。



オイル量をチェックしてみると、
また減っていました。
もう一回補充して、



ガラガラ音が消えた・・・・・・・・・



良かった~

分解する手間もそうなんですが、
あのまま分解していても、きっと原因不明のまま何日も考え込む事になっていたでしょう。

オーナーさんと二人、ホッと胸を撫で下ろしました。。。

ADREL いかにもドイツ車 其の弐拾参

ステップの取り付けボルトが使い物にならなくなっていたので、
新しく作成。
2017 12 adler 179
ステップがグラグラしていたら危険ですからね。
大した工作ではありませんが、大事な作業です。

マフラーを取り付けましょう。
オーナーさんはケミカルを使ってマフラー内を洗浄したらしいですが、
だいぶ苦戦したようですね。
2017 12 adler 180
2017 12 adler 181
外観は以前よりもサビが酷くなってしまいましたね。
ケミカルを溶かした水(お湯)に数日浸け込んでおくんですから、
錆びてしまうのは仕方ないのかもしれませんが・・・・・
今度やる時は、出来るだけ外せる部品は外してから浸け込んで下さい。
サイレンサーの入り口のナットが錆び付いちゃって、
ちょっとやそっとの事では回りそうも有りません。
幸い、浅くですが何とかエキパイは差し込めるので、
今回は無理をして外したりしません。

さぁ、久しぶりにエンジン始動です。
フケ上がらなかった原因がマフラーの詰まりに有るのだとしたら、
これで解決するはずです。
期待半分、疑い半分。

エンジン自体はスグにベベベンと目覚めたんですが、
以前と全然症状は変わりません。
全くフケ上がりませんね。

残念ですがマフラーが原因では無かったようです。
でも、これは無駄ではありません。
修理なんて、原因と思われる個所を1つ1つ潰していかないと解決出来ません。
これでマフラーではないと確信出来ましたので、
迷い無く次の原因に取り掛かれます。
オーナーさん、作業ありがとうございました。

さて、次はキャブをやってみようかな?

SDR 人生初!水冷エンジン 其の壱拾九

2017 12 sdr 1



クラッチの問題が解決してからは、
作業自体は順調に進みました。
2017 12 sdr 132
インマニのガスケットを作成して、キャブも取り付け完了。
各ホースや配線を取り付け、
クーラントもホームセンターで買って来て注入しました。
2ストオイルは新しい物に入れ替えて、
ミッションオイルも入れました。
ただ、ミッションオイルの入る量が規定値より少なかったんですよね。
でも、レベルゲージで確認してもちゃんと規定値まで入っていますので、
恐らく大丈夫な筈です。

折角オーナーさんも来て頂いていますので、
目の前でオーバーホール後初のエンジン始動といきますか。
ガソリンタンクは、手持ちの中古品をオーナーさんが持って来てくれたんですが、
まだ錆取り作業をやっていないので、今回は点滴タンクで始動させます。
念の為、ガソリンに2ストオイルを混ぜて、
しばらくは混合ガソリン+オイルポンプからの供給という2重策を取ります。

では、エンジン始動!
キック数回でエンジンは目覚めたんですが・・・・・・・
ミッションからガラガラ音がするなぁ~
これはマズいのでは。。。。。。

何かの間違いであって欲しいんですが、クラッチを握ると音が消えますので、
九分九厘ミッション系のトラブルである事は確定。
ヤバイ、、、コレは完全に再分解コースですね。
何を間違えたっていうんでしょう?
確認しながら組んでいきましたし、組み残した部品も無いんですが・・・・・・
でも、この音は明らかにダメな音です。
ハァ~、また水抜いたりしないといけないのか。。。

ADREL いかにもドイツ車 其の弐拾弐

苦労した割には成果無し。
こんな虚しい事は有りません。
が、無駄にはしたくありませんから、何としてでもスムーズに動く様にしないといけません。
ちょっとバリが有るのかもしれません。
ヤスリを使って一つ一つの山の角を滑らかにしていきます。





地道過ぎる・・・・・・・
でもきっと、ここまでやれば何かしらの変化が有るでしょう。

ダメか~
何がこんなに引っかかるんでしょうね?
正直、可動域は狭いので、そんなに気にする事でも無いのでは?
とは思いますが、やり直しはしたくないですから、
このまま有耶無耶にして組んでしまうのは出来るだけ避けたい。
何処の山が引っかかるのか?
確認しながら削っていると、
唐突にスコッと何の抵抗も無く入りました。
お!とうとう成果が出たか?と、、、
違いました。
スコッと入った瞬間に脳裏を過った嫌な予感。
コレって合う所が有るのかな?

正解でした。
特に合わせマークが有る訳では無かったので、
メーカーが意図してそうしていた訳ではないと思うんですが、
スコッと入る位置と入らない位置が有ります。
なんと・・・・・・そういう事か・・・・今までの苦労は・・・・・・
アウターとプレッシャープレートの山を1つづつズラしながら、
合う組み合わせの所でマーキング、
これで全て解決しました。
ちくしょ~、イヤ、でもこれはきっと下処理をしたからの成果でしょう。
そう思いたい!!

次に、
2017 12 adler 176
このプレートもちゃんと入るか確認しましょう。
2017 12 adler 177
こっちは問題無さそう。
これでクラッチは組めるようになりましたので、
フリクションディスクにオイルを含ませながら組んで、
ケースカバーのガスケットを切り出してフタをします。
2017 12 adler 178
試しにキックをしながらクラッチの作動を確認してみると、
気持ち良くスパッと切れます。
良かった~やった甲斐が有りました。

SDR 人生初!水冷エンジン 其の壱拾八

2017 12 sdr 1



キレイになったフレームにエンジンを積みます。
2017 12 sdr 127
オーナーさんはこのメッキフレームもどうにかしたかったらしいですが、
予算の都合上今回は見送りました。

アチコチ配線やホースをつないでいると、
待望のナットが届きました。
2017 12 sdr 126
よし!
コレでクラッチを組んじゃえば、もうゴールは目の前です。
2017 12 sdr 128
クラッチをサクッと組んで、
ケースカバーを閉めました。
そう、ココでミスったんですよ。
更に、カバーを閉める前に確認作業を行えば良かったんですが、
気が急いてしまったせいか、クラッチの作動を確認する前に閉めちゃったんですよね~。

「急いては事を仕損じる」
沁みる言葉です。
クラッチワイヤーを繋いで、何となくレバーを握る。
????
何や?この感触は????

クラッチを握った感触がスカスカで、、、全然切れません

まず疑ったのは調整機構です。
しかし、ケースを閉めてしまいましたので、出来る調整なんてたかが知れています。
仕方ない、折角閉めたケースカバーですが、もう一度開けましょう。

ケースカバーを開けて調整機構をイジッていると、
2017 12 sdr 129
この位まで調整ネジを締め込めばクラッチが切れます。
イヤイヤ・・・・こんな訳ないですよね。
せめてこの位、
2017 12 sdr 130
だと思うんですが、
コレでもちょっと・・・・・・
何か組み込み忘れでもあったんでしょうか?
部品を入れていた箱の中を見てみましたが、
恐らくクラッチ関係の部品はもう残っていません。
パーツリストも確認しましたが、入るべき部品は全部入っているハズ。

一体何がいけないのやら?
もちろんクラッチ自体も何回も分解組み立てやり直しましたが、
一向に原因が解らない・・・・・・悩み続けて1日半ほど・・・・・
もうこういうモノなのか?
なんて諦めかけた頃、
フッと天啓が降りました。
『クラッチの組み方が間違えてんのちゃう?』
2017 12 sdr 131
ハッ!!
そうか、そういう事やねんな!!!

ビンゴでした、以前説明したクラッチ板の違いにヒントが有ったっていうか・・・・・
分解する時に良く見とけよって話ですよね。

コレで無事にクラッチ問題も解決。
丁度オーナーさんも作業を手伝いに来店されましたので、
リヤブレーキのオーバーホール、
2017 12 sdr 133
2017 12 sdr 134
それと、エアクリーナーBOXのフタ部分のガスケットを切り出してもらいました。
2017 12 sdr 135
このガスケットなら精度も大して必要ありませんし、
ガスケット切り出しの初級編としては丁度良いでしょう。

ADREL いかにもドイツ車 其の弐拾壱

上がって来ました。
クラッチとブレーキシュー。
ブレーキシューは問題無く張り直してくれると思っていましたが、
クラッチはどうかなぁ~と思っていました。
外車である上に、あまり日本では馴染みの無い車両ですからね。

幸い、合うライニングが有ったみたいで、
コチラも問題無く張り直してもらえました。
2017 12 adler 170
2017 12 adler 171
これでバッチリクラッチ問題は解決だと思います。
まぁ、需要は無いでしょうけど、
一応張り替えたブレーキシューの画像も、
2017 12 adler 172
ありがとうございます、「目黒ライニング」さん。

まずはブレーキから組んでいくんですが、
何も面白い事は有りませんし、珍しい作業でもないので、
書く事が有りません!!
クラッチに行きます。
このクラッチがチョット組むのが面倒なタイプでして、
通常の重ねていけばいい組み方じゃないんですよ。
カブなんかのクラッチに似ていて、予めスプリングを縮めながら組んでおいて、
そのままゴソッとシャフトに取り付けるんです。

専用工具が有れば楽なんでしょうが、
当たり前ですが持っていません。
色々工夫してやりますが、面倒なのでやり直しはしたくありません。
組む前にしっかりとした準備をして、
一回で終われるようにします。
そこで引っかかったのが・・・・
2017 12 adler 173
このクラッチアウターとプレッシャープレートの噛み合わせ。
アウターの内側にプレッシャープレートが入るんですが、
2017 12 adler 174
イマイチすんなり入ってくれません。
途中でどうしても引っかかってしまうんですよ。
まぁ、力を入れて押し込めば入るんですが、
ココがスムーズに動かないと、後々クラッチの切れが悪いとか、
引きずるとかでもう一度分解する羽目になるかもしれませんからね。
この時点でしっかりと対処しておきましょう。

2017 12 adler 175
まず考え付いたのは、この縦溝にこびり付いたゴミをキレイにする事、
小さいマイナスドライバーを使って、カリカリと削り落とします。

時間をかけてやった割には・・・・・・・効果無し。

SDR 人生初!水冷エンジン 其の壱拾七

2017 12 sdr 1



純正部品ですから、ナットはスグに来ると思いますので、
出来る作業を進めて行きましょう。
クラッチはエンジン載っても出来るので、
腰上組んでエンジン搭載しちゃってもいいかもしれません。

じゃぁ、エンジンマウントを先に。
2017 12 sdr 116
フロントのエンジンマウントは一応プレスを使いましたが、
叩き込んでもイケると思います。
2017 12 sdr 117
リアは、
2017 12 sdr 118
コレが交換するブッシュ、
白いゴム製のワッシャーはフレームとエンジンの間に鋏むんですが、
チェーン側にのみ使います。

2017 12 sdr 123
腰上もサクサクっと組んじゃいましょう。
新しいバイクはガスケットを切り出す必要も有りませんし、
2017 12 sdr 124
基本的には液体ガスケットも使用しなくていいので楽ちんですね。

クラッチを組む時の注意なんですが、
2017 12 sdr 119
このSDRには2種類のクラッチ板が使われています。
違いは・・・
2017 12 sdr 120
パッと見良く解りませんが、重ねてみると解ります。
2017 12 sdr 121
2017 12 sdr 122
一枚だけなんですが、
幅が狭いんです。
コレを気を付けて組まないといけないんですが、、、、
コレをうっかりあまり気にしないで組んじゃったんですよね。
失敗失敗。

まぁ、詳しい事は後で書きます。

スペイシー125 JF04型 珍しく売り物 其の弐

タンクに溜まったガム状物質は、
中々取り除く事は出来ません。
色々と試してみようかとも思ったんですが、
某オークションサイトを覗いてみると、
意外と格安で状態の良いガソリンタンクが出品されています。

何やかんやとやって時間とお金と手間を使うより、
中古を買っちゃった方が利口です。
早々に洗浄を諦めて、オークションにて落札。
jc04 12
タンクが届くまでにキャブを掃除しちゃいましょう。
恐らくキャブも酷い状態になっているんでしょうね。
jc04 13
恐る恐るフロートチャンバーを開けてみると・・・・・
以外!思っていたほどの惨事にはなっていませんでした。
もちろん、それなりにはなっていたんですが、
ウチでは良く有る軽傷レベル。
驚き過ぎて画像を撮るのを忘れちゃいました。
ザックリと洗浄し、がっつり詰まっていたジェットの穴をホジホジして、
一応キャブの清掃は完了。

エンジンオイルも交換して、
エンジンかかるかなぁ~
キックが無いので、代車のKC125からバッテリーをちょっと借りて、
点滴タンクでガソリンを供給。
セルを回すと・・・・・・・・
かかりません。

予想してました、これ位。
長年の放置で、マフラー内に虫が巣を作るなんて良くある話。
試しにマフラーを外してセルを回すと・・・・
125とはいえ、やっぱりうるさいですね。
元気にエンジンが復活しました。

マフラーの詰まりを取り除き、
取り付けてから改めてエンジンをかけると、
4サイクルなので静かですね。
調子も良さそうですよ。

ガソリンタンクが届きました。
jc04 14
外観は汚れていますけど、
jc04 15
中身はキレイ。
丁度この時、他の車両で塗装をする用事が有りまして、
それなら一緒にやってしまおうと思い、
余計な手間をかけちゃいました。
jc04 16
まぁ簡単な塗装作業にしちゃったんですけどね。
それでも元の状態よりもマシです。

jc04 17
中古ガソリンタンクよりも高い負圧コックも新品に交換し、
チョロット試乗しても問題無し。

jc04 18jc04 19
jc04 20jc04 21
なかなかキレイでしょ。
塗装の艶も有りますし。
今では貴重な純国産ですし、
状態も良いので・・・・・販売価格は15万から、
値引きは要相談です。

お客さんが付かない間は、ウチの代車兼嫁さんバイクとして使用しますので、
走行距離は伸びます。
バッテリーは新しくしますが、
jc04 24
タイヤは・・・・・
勿体無いですけどね~
古くなっちゃってますから・・・・どうするか解りません!!

ウチのお客さんは興味無い車両だと思いますが、
もしお知り合いの方でも欲しいという方がいれば・・・・宜しくお願い致します。

スペイシー125 JF04型 珍しく売り物 其の壱

ウチには似つかわしくない車両ですが、
売り物として引き上げて来ました。
ホンダのスペイシー125 JF04型 です。
jc04 1

何でこんな車両が入って来たのかと言いますと、
以前子供と一緒にやっていた剣道の先生が持っていたんですが、
もう乗らないからという事で引き上げて来ました。
まぁ、ウチとしてはこんな新しい車両でスクーターなんて、
扱い方が解りませんので、手をかけずにオークションに流すか、
知り合いのバイク屋さんに出してしまおうかと思っていたんですが・・・・

何をするにしても汚過ぎる!!
上の画像は洗車後なのでキレイですが、
軒下に簡単なカバーをかけて約17年放置した車両ですから、
どんな状態だったかは何となく想像は出来るでしょう。
汚れも有りましたが、クモの卵といいますか、繭のようなアレが凄かったですね。
タイヤの溝全てにビッシリ付いていましたから・・・・・

一生懸命洗車をした結果、
外装は新品みたいにキレイになりました。
キレイになったメーターを見てみると、
IMG_7285.jpg
総走行距離が185km!!
エンジンも駆動系も新品じゃないですか。
新車で買った事の確認もとれていますので、間違いは無いでしょう。

IMG_7286.jpg
IMG_7287.jpg
地面に近かった部分は相当傷んではいますが、
・・・・・・ちょっと直してみるか。

エンジンがかからない車両なんて、二束三文にしかなりませんからね。
せめてエンジンがかかる所まではやってみましょう。

普通のバイクとは違って、スクーターのタンクはシート下に有りますので、
タンクはちょっと掃除すれば大丈夫でしょう。
IMG_7288.jpg
そう思っていましたが甘かったですね。
IMG_7289.jpg
jc04 2
え~~~~~、何でこんなに錆びが、、、、、、、
これはこのままでは使えません。
ちょっと手間をかけて錆取り決定ですね。
ではタンクを外さないといけませんので、外装を取り外していきます。
jc04 3
キャブはこんなトコロに付いているんですね。
整備性悪いなぁ~
jc04 4
予想通り、タンクを外すだけでも時間がかかります。

jc04 6
アレもコレも取り外して、
やっとタンクの取り外しが完了。
jc04 8
タンクキャップもダメですし、負圧のガソリンコックも使い物になりませんでした。
コレは結構な出費です。
意外だったのはエアクリーナー。
jc04 5
ろ紙式だったのが良かったんでしょうね。
まだまだ全然使えます。
これがスポンジ式だったらもうボロボロだったでしょう。

さぁ、ガソリンタンクを掃除しましょう。
jc04 9
ジャバーッ!!と水を入れてまずは水洗い。
少しシェイクしてから水を捨てると・・・・・・
jc04 10
え?
何?これ??
錆ではありませんね。

数回水洗いを繰り返すと、出るは出るは謎のゴミ。
これってもしかして、ガソリンが変質したヤツですかね。
ちょっと不思議だったんですよね、
タンク内には液体のガソリンはほとんど残っていませんでしたから。
・・・・・・・そういう事ね・・・・・・・

タンク内を長い棒で突っ突いてみると、ネバグニョ~ンとした感覚。
コレはダメだ。
専用の洗浄液に浸け込むか、買い替えですね。

ADREL いかにもドイツ車 其の弐拾

今回はそう簡単には諦めませんよ。
温めては叩き、冷やしては叩き、
鉄工屋さんなのかって位ガンガン叩きました。
そうこうする事数十分。
2017 12 adler 162
抜けた~
本当に只差し込んであるだけのピンなんですね。
まぁ、これだけ嵌め合いがキツければ、そうそう抜けたりはしないんでしょうけど。

さぁ、後はスプリングを交換して・・・・
2017 12 adler 164
このスプリングは一体どうやって外すんでしょうか?
2017 12 adler 165
新品と同じ造りだとすれば、
2017 12 adler 166
この底部の溶接されたナットによって、ボルトで固定されると思うんですが、
古い方のスプリングはビクともしませんね。
スプリングごと回して取ろうと思っても、スプリングが捻じれるだけで全く歯が立ちません。

留まっているであろうフレームの裏側も見てみたんですが、
コチラ側から何か出来る様な感じではありません。
スプリングを回して外すしかないと思うんですが、、、、、、、





このスプリングってカバーが付くじゃないですか・・・・・・
見えなくなっちゃうので、無理して交換しなくても良くない?
そりゃ~どうしてもっていうんならやりますが、
工賃を相当貰いますよ。
それを考えると・・・・・・・

今回はスプリングはそのままで行きましょう。
では取り付けを。
あの苦戦したピンですが、
新品はピンの径が違いました。
元は6.8mm
新しい物は7.0mm
これは新しいピンは入りませんね。
元の旧い方を磨いて再利用しましょう。
2017 12 adler 167
入れるのも相当苦労すると思ったんですが、
ピン穴の錆や汚れを落としてからやると、
取り外す時の事が嘘の様に簡単に。。。。
錆、恐るべし!

2017 12 adler 168
2017 12 adler 169
ウムウム、新しいシートはやっぱり気分が良いですね。
ちょっとガタ付くのは今後の課題として、
とりあえずはOKとしましょう。

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プロフィール

バイク工房蔵

Author:バイク工房蔵
東京の八王子市でバイク屋をやってます。

基本的に70年代までの古めのバイクが好きです。
現行車はやりません!出来ません!!
ビックスクーターなんて見たくもありません。

こんな偏ったバイク屋なので、いつも経営の危機です。

ワタシ一人では何にも出来ませんが、
周りには頼りになる業者さんが居ますので、
お陰様でなんとかやっていってます。
感謝感謝!!

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