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2018-07

ADREL いかにもドイツ車 其の壱拾弐

始動前最後の作業として、プラグとプラグキャップを交換。
個人的にはNGKのプラグとキャップを付けたいトコロですが、
オーナーさんがBOSCHのプラグと、
何処製か解らないキャップを持って来てくれましたので、
2017 12 adler 90
2017 12 adler 91
折角ですから使わない訳にはいかないですよね。
BOSCHが悪い訳ではないんですが、
使い慣れていないのでチョット不安です。

交換を終えて、いよいよ始動に入ります。
混合ガソリンを作って、点滴タンクから燃料を供給。
キックを繰り返す事数十回。



かかりませんね。
若干あきらめムード漂う中、
一旦休憩してプラグを取り外し、掃除をしてから再度取り付け。
もう一度キックを繰り返していると・・・
2017 12 adler 92

パラパラン・・・・・
おお!キタキタ!!
ベレンベンベン・・・・・
かかった~~~
ちょっと弱弱しいながらも、アイドリングは続きます。
しかし、、、いくらエンジンが暖まっても、アクセルを開けた途端止まってしまいます。
ムムム、ちょっと問題ですが、とりあえずエンジンはかかりましたので、
次の作業を先行しましょう。

タイヤを交換します。
タイヤ自体はオーナーさんがネットで入手してくれましたので、
2017 12 adler 93
問題無し。
いや・・・・・・・・まぁ、無い事は無いかな?
ダンロップやブリジストンでは合うサイズのタイヤが無かったので、
中国製の怪しいタイヤなんですが、
(使えるタイヤが有るだけありがたいです)
ビートが広がっていないんですよね。
2017 12 adler 95
これは海外のタイヤでは良く有る事で、
対策さへしておけば問題は有りません。
その対策とは?


単純な話、広げて型を付けておけばいいんです。
ですから、お客様から送って頂いたその日に対策をして、
作業に入るまで型を付けておきました。
2017 12 adler 96
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SDR 人生初!水冷エンジン 其の八

2017 12 sdr 1


無事にエンジンがかかる事を見届け、オーナーさんは帰宅。
ブレーキはちょっと部品発注にミスりまして、
改めて部品が到着してからとなりました。

サクサクっとエンジンを降ろしてしまいましょう。
やはり水冷エンジンって、
水を抜かないといけないんですよね?
一体何処から抜くんでしょうか?
マニュアルを見ながら作業を進めます。
きっと水浸しになるであろう事を予想して、
この作業は外でやります。

クランクケース右側に有る、冷却水ポンプ下部のドレンボルトを外せば
冷却水は抜けるようですが、
思った以上に勢い良く飛び出して来ました。
2017 12 sdr 44
画像はもう大半が抜けた後なのでチョロチョロですが、
初めはホント、ドピュ~って感じで出て来ましたからね。
作業をする方はお気を付けください。
外でやって正解でした。

2017 12 sdr 45
エンジンが繋がっているホースやワイヤーを外します。
2017 12 sdr 41
オイルのホースも抜きますが、
この抜いたオイルをどうするか?
2017 12 sdr 42
いっぱい位まで入っているんですが、もう古くなっちゃっていますので、
勿体無いとは思いますが、抜いた後は廃油として捨ててしまいましょう。

流石に硬くなっているホース等が有って、全て順調にいった訳ではありませんが、
2017 12 sdr 52
何とかエンジンは降りました。
これからエンジンの分解です。

そうそう、コレも以前からやってくれと頼まれていた事なんですが、
2017 12 sdr 49
エンジンハンガーのこの部分。
2017 12 sdr 50
2017 12 sdr 51
SDRでは有名なウィークポイントらしく、
カラーがウニュ~っと出て来てしまうみたいなんですよ。
で、画像の様な状態になってしまうと・・・
コレはメーカーからは部品は出ていないんですが、
例のSDR.COMさんになら有るという事なので、
他の欲しい部品と一緒に頼みます。

こういった部品提供サイトがあるとその車両は生き残るんですけどね。

ADREL いかにもドイツ車 其の壱拾壱

何で調整が効かないのか?
理由は簡単。
2017 12 adler 83
イグニッションコイルが干渉している為に調整が出来ませんでした。
上のコイルは、
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逃げを作っているのに、
下のコイルが、
2017 12 adler 81
当たっちゃってます。

流石に海外の仕事ですね。
ツメが甘い。
アーマチュアごと一旦取り外して、
干渉する部分を削りましょう。
2017 12 adler 84
2017 12 adler 85
この角を削ればいいんですが、
なるほど、
レストア業者さんがココを削らなかった理由が解りました。
削れないんですね。
試しにギリギリまで削ってみましたが、
2017 12 adler 87
多少は動く様になりましたが、まだコレでは足りません。
もっと削らないといけないんですが、
2017 12 adler 88
ギリギリでしょ。
でも、もうちょっと削る為に、
ハンダ付けの位置を変更。
2017 12 adler 89
パッと見あまり変わらないように見えますが、
コレが大違い。
お陰で、恐らくエンジンがかかるであろう点火時期まで動かす事が出来ました。
コレでエンジンがかかればラッキーですね。

SDR 人生初!水冷エンジン 其の七

2017 12 sdr 1


エンジンをかけるだけならバッテリーは関係無いんですが、
ついでに灯火類や充電の状況も確かめたいので、
新品のバッテリーを既に搭載しています。
しかし、この年式でも開放型のバッテリーなんですね。
お陰でめっちゃ高い。

メインスイッチON。
2017 12 sdr 40
あれ?ワーニングランプが灯いたままです。
コレは何かマズい事になっているのか?
オーナーさんに聞いても・・・・・
「長い事乗っていないので忘れた」
オイルはちゃんと入っているんですが?
う~ん、大丈夫か?
ちょっと疑問が残りつつも、やってみるしかないですね。
壊れたとしても、これからエンジンをやるんですから、
ちょっとやる事が増えるだけでしょう。

エンジンかけます。
キック数回、
ベレベベ~ン・・・・・
エンジンが無事に目覚めました。
何かあっさりと目覚めましたね。
しかし、アイドリングが続きません。
エンジンが温まってもアイドリングせず。
キャブをちょっとイジッても全く効果無し。
これは・・・・・・・・やっぱり何か有るのか?

攻略しないといけない問題が増えましたねぇ。
キャブの掃除が甘かったのか?
エンジンがダメか?
何か他の要素なのか。


ん?
そういえば、これって負圧のコックが付いていたハズ。
その負圧チューブってどうしたっけ???



問題解決!!
負圧チューブを塞いだだけでめっちゃ調子良い。
流石新しいバイクです。
アイドリングも安定していますし、
フケ上がりも申し分無いように思います。

・・・・・・・・・・・これってエンジンやらない方が良いんじゃない?
むしろやる事でリスクが、、、、、、


イヤイヤ、クランクからガラガラと音が出ていますので、
やっぱりこの機会にやらないと。

委託販売 スズキ ジェンマ改

いつもお世話になっている業者さんから委託販売の依頼が有りました。

実は車体とエンジンが違うんですが・・・
車体は1986年のジェンマ クエスト90
エンジンは50㏄のシュートになります。
genma 6genma 1genma 2genma 3

自賠責が平成34年の12月まで付いています。

車体は小さなキズ等はありますが、塗装の艶も有ってキレイです。
中々ここまでキレイな車体は珍しいと思います。
現オーナーさんになってから1年位?
メーターは約5500kmですが、
そのうち現オーナーさんが乗ったのは1500km位。
調子も良くノントラブルだそうです。

現オーナーさんのやったメンテナンスは以下の通り、
・前後タイヤ、チューブ、ブレーキシュー、ホイールベアリング交換
・ドライブベルト、ウェイトローラー交換
・バッテリー、エアクリーナー、スパークプラグ交換
・フロートバルブ、ギヤオイル、ハンドルグリップ交換
・キャブオーバーホール
・マフラー内のカーボン除去
一通りのメンテナンスはやってありますね。

付属品は取説、スペアキー1本、ヘッドライト球、ウィンカー球1個ずつ。

販売価格は¥45,000
そんなに安くは出来ませんが、交渉次第で少しは値引き出来ます。

他所でも声をかけているみたいなので、
ソッチで売れてしまったらごめんなさい。

興味のある方は御一報下さい。
車両はオーナーさんの所に有ります。

genma 4genma 5genma 7
genma 8genma 9genma 10
忘れてました。
サイドカバーの小物入れのロックが効かないみたいです。
今は画像に有るようにテープで留めています。

ADREL いかにもドイツ車 其の壱拾

このキャブで一つ気になる事が有るんですが、
それがコイツ。
2017 12 adler 76
恐らくコイツがメインジェットっぽいんですが、
穴が今まで見た事無い位デカイんですよ。
ウチに有る一番デカイジェットで、ミクニの310番というのがあるんですが、
それよりも全然デカイです。
250㏄の2気筒ですから、1気筒125㏄ですよね・・・
ちょっと・・・・・・・違わない?

ワタシの経験からするとこれはジェットホルダーで、
メインジェットは付いていなかっただけでは?
と思うんですが、確証も有りませんので何とも言えません。
まぁ、この状態で走っていたんでしょうから、
とりあえずはこのままで試してみましょう。

2017 12 adler 77
これも経験上疑問に思ったんですが、
フロート室のフタにガスケットが使われていないんです。
絶対コレでは漏れるでしょう。
2017 12 adler 78
一応ガスケットを切り出して追加しておきます。

次に点火時期を簡単にですが合わせておきましょう。
正確な点火時期は解りませんので、
経験上の適当な時期ですが、大外れは無い筈です。
2017 12 adler 79
まずはポイントのギャップを合わせて、
プラグを抜いて上死点ゲージで大体の時期を合わせます。

おや?
レストアされたステータ自体を動かせばいいと思うんですが、
2017 12 adler 80
まだ余裕が有るはずなのにこれ以上動きません。
なんで?

SDR 人生初!水冷エンジン 其の六

2017 12 sdr 1


エンジンをかけるに当たり、エアクリーナーも付けときましょう。
あまり期待はしていませんでしたが、コレも純正部品がまだ出ましたので、
2017 12 sdr 33
社外品も考えたんですが、今回は純正でいきます。

今回ワタシも驚いたんですが、
SDRを初めて扱う人はちょっと驚くかもしれません。
エアクリーナーBOXがフレームの一部になっているんですよ。
2017 12 sdr 34
このSDRのロゴが有る部分、これが丸ごとエアクリーナーBOX兼フレームです。
これはエアクリーナーBOXを取り外して、パワーフィルターを付けようという時はどうするんでしょう?
代わりになるフレームを作らないといけないって事ですかね?

まぁ、そんな計画は今の所無いので、いいんですけどね。

2017 12 sdr 35
BOX内もゴミが溜まっていましたので、ちゃんと掃除してからエレメントを取り付け。
ガソリンタンクが無いので、点滴タンクでエンジンをかけるんですが・・・・・・
ココで問題発生。
この80年代車両、ワタシが普段やっている車両と比べて、ガソリンホースが無駄に太い。
2017 12 sdr 38
その為、点滴タンクの出口径と、キャブのガソリン入口径が全然違うので、
そのままでは取り付け出来ません。
ホースクリップで無理矢理・・・・・ってのも試したんですが、
そんな事で何とかなるレベルではありませんでした。

口径変換をする部品も有るんですが、
これから注文してってなると、、、、、、エンジンをかけられるのは数日先です。
そんな悠長な事やっていられません。
何か手は無いか?
以前やったように、旋盤で口径変換の部品を作ろうか?
悪い手ではありませんが、ワタシの腕では、あんな小さな部品でも作成に数時間。
もうちょっとお手軽に・・・・・・・

そうだ!
フィルターを間に噛ませましょう。
こんな事の為に新品をおろすのはちょっと気が引けますが、
こんなトコロで貧乏根性出しても仕方有りません。
2017 12 sdr 39
画像でお分りだと思いますが、
このフィルターの良い所は、2種類の違う口径が使えるという事、
お陰で今回の問題も無事解決。
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排気ダクトをつないで、いよいよエンジンをかけてみますよ。


ADREL いかにもドイツ車 其の九

とりあえず火花は飛ぶようになりましたので、
次はキャブをやりましょう。

2017 12 adler 67
普段あまりやり慣れていないBINGのキャブです。
分解してスグに不安要素が出て来ました。
かなり水が浸入しています。
これは・・・・・・・ヤバイですね。
このキャブまでで止まっていればいいんですが、
エンジン内にまで入っていたら?

悪い事は考えないようにしましょう。
前向き思考でね。

はい、分解終わりました。
大問題発見。
2017 12 adler 69
このフロート部分なんですが、
よく有るフロートのパンクではありません。
2017 12 adler 70
あれ?
ニードルが貫通しているハズなんですが、
お尻の部分が有りません。
この時点で予想は付いたのですが、
ニードルを引き抜いてみると、
2017 12 adler 71
やっぱり。
2017 12 adler 72
侵入した水の所為で、腐って無くなってしまったみたいです。
本来なら溝が有って留められるようになっている筈なんですが、
これでは無理ですね。
どうしましょうか・・・・・・・・

一切の調整が効きませんが、
2017 12 adler 73
2017 12 adler 74
ハンダで留めてしまいましょう。
コレで油面の調整が上手くいけばいいんですが、
どうなりますやら。。。

SDR 人生初!水冷エンジン 其の伍

2017 12 sdr 1


キャブのオーバーホールキットが届きました。
2017 12 sdr 27
2017 12 sdr 28
毎度毎度助かっております。

チョット他にもやる事が有って、届いてからスグには作業に取り掛かれませんでした。
やっと取り掛かろうとした日、
丁度オーナーさんもご来店。
ワタシがキャブをやっている間に、ブレーキでもオーバーホールしてもらいましょう。
2017 12 sdr 31
重要保安部品ですから、要所要所でチェックはさせてもらいますが、
そんなに難しい事は有りませんので、大丈夫でしょう。

一連の作業指示を出しておいて、
自分の作業に取り掛かります。
毎度思いますが、
今回も優秀なキャブオーバーホールキットです。
特に秀逸だったのは・・・
2017 12 sdr 29
このアイドルストップスクリュ、
純正品はドライバーが無いと調整は難しかったのですが、
大きなノブに変更された事で素手で調整可能になりました。
まぁ、一度バッチリ決まってしまえば、そうそうイジる事もないんですけどね。

そして、朽ちてしまったドレンボルト。
2017 12 sdr 30
先端が見事に朽ち果ててしまい、その朽ちた残骸を取り除くのが難儀でした。

いつも通りに作業していればあっと言う間の作業なんですが、
オーナーさんのブレーキオーバーホールの作業を手伝いながらだった為、
作業が中々・・・・
二人いれば作業効率2倍!
っとはいかないんですよね。
玄人同士ならそうなるかもしれませんが、
作業手順を教えたり、固着したピストンを外すのを手伝ったりだと、
どうしても効率は下がってしまいます。
まぁ、その分レクチャー代を貰いますけどね。

2017 12 sdr 32
そんなこんなでやっとキャブの取り付けまで来ました。
折角オーナーさんもいる事ですし、試しにエンジンがかかるかやってみましょう。

ADREL いかにもドイツ車 其の八

新しい配線に張り替えます。
メインハーネスも本国にリプロが有ったみたいなので、
オーナーさんが買っておいてくれました。
使えるかどうかは、、、、解りませんけどね。
2017 12 adler 60

取り付け始めると、早速問題発生。
2017 12 adler 59
どうやら接続自体は問題無さそうなんですが、
配線が通らない。
サイドカバー内にバッテリーが入るんですが、
そのサイドカバーに通じる穴が小さくて、配線が通りません。
あまり貴重な車体に手を加えたくは有りませんが、
この場合は致し方ないでしょう。

サイドカバーを取り外し、
2017 12 adler 61
2017 12 adler 62
配線の通る穴を一回り拡大します。
元々の穴をちょっと大きくしただけなので、そんなに目立たないハズ。

コレで無事に配線を繋ぐ事が出来まして、
2017 12 adler 65
バッテリーはとりあえず他の車両から一時借ります。
さぁ、火花は飛ぶんでしょうか?電装品は動くのか?

火花は・・・・・弱いながらも飛びました。
電装品は・・・・全然ダメですね。

まぁ、何となくそんな気はしていました。
だって、リプロのハーネスには何故かアース線が圧倒的に足りないんですもん。
テールは球切れと、
2017 12 adler 66
アース線不足。
ヘッドライトもアース線を付け足して、コレで灯火類は全部正常に作動します。

ホーンはダメでした。
直でつないでみても鳴らないので、ホーン自体がダメみたい。
まぁ、ホーンなんて滅多に使いませんので、
鳴らなくてもまぁイイかな?とは思うんですが、
問題はソコではありませんでした。

この車両のホーンは、サイドカバーの蓋に付いているんですが、
2017 12 adler 63
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裏がこの様に出っ張っていまして、
バッテリーに当たってしまって蓋が閉まりません。
このホーンが本来とは違う物が付いているのか?
当たらない様にもっと小さなバッテリーにしないといけないのか?
でも、バッテリー点火ですからね。
余り小さなバッテリーは良くないですよね。

SDR 人生初!水冷エンジン 其の四

2017 12 sdr 1



過去にやってしまった事なんですが、
キャブのドレンボルトが今回と同じように固着していて、
ショックドライバーを使って外そうとしました。
ガツンッ!とやったらバキッ!とボルトが折れてしまい、
結局フロートチャンバーごと交換する羽目になった事が有ります。

本来、そんなにがっちり締めるような場所ではないので、
ボルトの強度が低かったんだと思うんですが、
そんな事を何も考えずにやってしまった為に起きた惨劇でした。
そこから教訓を得て、以後は無理に外さないようにしています。
今回もいきなり強硬手段には出ず、
バーナーでフロートチャンバーを温めながら、
しかし、温め過ぎるとフロートチャンバーが歪んでしまう為、
やり過ぎずやらな過ぎず・・・・・
なんとか無事に取り外す事が出来ました。

2017 12 sdr 15
フロートバルブを押さえているビスも、同じ様にして外します。
フロートピンが大して苦労せずに外れたのはラッキーでした。
これで外せる物は外しましたので、本体を掃除していきます。









時間かかる~~~
2017 12 sdr 16
でも、
2017 12 sdr 17
やっと、
2017 12 sdr 18
この、
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状態まで、
2017 12 sdr 20
復帰しました。

が、まだです。
細かい所の通路が確保出来ていません。
2017 12 sdr 21
ココや、
2017 12 sdr 22
ココ、
2017 12 sdr 23
コレも。
2017 12 sdr 24
コッチもか・・・・
穴という穴が詰まっています。
ジェットリーマーで突っ突いたり、
キャブクリーナーを使ったり、エアで吹き飛ばしたり、
ケバケバのモノで掻き出したり。

フロートチャンバーがこんな状態ですから、
本体の方も、念入りにやっていかないといけません。
2017 12 sdr 26
各通路が確実に通っている事を確認します。

トータル、通常のキャブ掃除の3倍以上の時間をかけて、
清掃完了。

ADREL いかにもドイツ車 其の七

元はフラマグなんだけど、業者がバッテリー点火に作り替えた?
そんな訳は無いですよね。
やっぱりバッテリー点火?
押し掛けをしていたのはキック機構に不良が有ったからとか・・・

何か判断材料になる物は有りませんかねぇ~

あ、、、そうそう。
メインスイッチを調べれば解るじゃないですか。
早速メインスイッチを取り外して調べましょう。
2017 12 adler 48
メインスイッチはヘッドライトの上部に有ります。
どうせなので、ここら辺の配線も取り外してしまいましょう。
???
これは一体?
2017 12 adler 49
ヘッドライトの左下部に妙な物が付いています。
2017 12 adler 50
こんなトコロに電球のソケットの様な・・・・・
エエエ!
車体の左下に向けて電球を付けたトコロで、一体何の意味が有るんでしょう?
そもそも、電球のソケットなのか?
配線を辿ると、電源電圧が掛かるみたいなんですが、
謎ですね。

謎ではありますが、今の問題はソコではありません。
2017 12 adler 54
このメインスイッチの解析です。
調べる為に取り外したいんですが・・・・・・どうやって外すの?
ネジ等で留まている訳では無さそうですし、
裏から見ても、
2017 12 adler 51
どうやって留まっているの?
ひょっとして、、、、、あの爪を起こすのか?
スゲ~やり難い!!

色々な道具を駆使して、相当苦労してやっと外れました。
2017 12 adler 55
2017 12 adler 56
も~~なんでこんな造りにしたんですかねぇ~
この爪、再利用したら折れたりしませんかねぇ。

2017 12 adler 57
何処が、
2017 12 adler 58
どの様に繋がるのか、接点を一個一個調べていきます。
その結果、


やっぱりバッテリー点火だ。

SDR 人生初!水冷エンジン 其の参

2017 12 sdr 1



インマニが固くなっていたのもあるんですが、
取り出すスペースが無くてキャブを取り外すのも一苦労。
意外とこのフレームが取り出し易そうでやり難かったです。
2017 12 sdr 10
横からは抜けなかったので、
2017 12 sdr 11
上の色々な物を外して上から抜きました。
やっぱり80年代は面倒臭いです。
50年代ならこんな事は無いのに・・・・・・

2017 12 sdr 9
ではキャブの掃除を始めましょう。
2017 12 sdr 12 2017 12 sdr 13
2017 12 sdr 14
何だコレ。
一体何が湧いたんでしょうか?
只単にガソリンが腐っただけではこうはなりません。
ボロボロになったエアクリーナー?
質感は似ていますが違います。
コレを掃除するより、中古を買っちゃった方がいいんじゃない?

正常な判断が出来る人間ならそうするでしょう。
しかし、そんな判断が出来る人は修理屋なんてやっていません。
ガンバって掃除をします。
とりあえず外せる物は外して、本体のみにします。
ネジが腐っていても不思議は無いですからね、
無事に全部外せるでしょうか?



やっぱり、、、、後で画像を貼りますが、
ドレンボルトが腐っていました。
結果から言えば無事に外れはしたんですが、
苦労しましたよ。。。

ADLER いかにもドイツ車 其の六

メインハーネスの取り外しの途中ですが、
後はヘッドライト部分のみになりましたので、
先にアーマチュア等の部品を取り付けてしまいましょう。
そして、可能ならばちゃんと火が飛ぶかどうかだけでも確認しておきたいですね。
2017 12 adler 43
2017 12 adler 442017 12 adler 45
ここら辺はオーナーさんが本国へ送ってレストアしてもらったらしいので、
リフレッシュされていてキレイです。
どうやら、本来は機械式のレギュレータがこのステータ部分に付くようですが、
新しいIC式のレギュレータに交換されているみたいですね。
充電系はともかく、先に点火用の配線をしてしまいましょう。
え~~っと、何処がど~なっていますかねぇ~




??



???


おかしいなぁ。
オーナーさんからはフラマグ点火だって聞いていたんですが、
これは明らかにバッテリー点火の結線ですよ。
オーナーさんが見間違えたのでしょうか?
それとも・・・レストアした際に違う車種の物と取り違えた?
そんな事・・・・・・・・無いとは言えませんね。

この車両に関しての資料が少なくて、何が本当なのかが解りません。
Google先生に聞いてみましょう。
お!
某動画サイトにいくつか動画が上がっていますね。
点火系の部分でも映っているとラッキーなんですけど。



残念ながら、見たい部分が映っている動画は有りませんでしたが、
押し掛けをしている動画が有りました。
バッテリー点火で押し掛けをする事は、、、、無いとは言えませんが、
バッテリーが上がってしまえば、押し掛けをしたって何をしたってエンジンはかかりません。
フラマグ点火ならバッテリーは関係ありませんので、
押し掛けをする事は良くありますが。


そうなると、やっぱりフラマグ点火の可能性が高いですね。

そうだ、違う車種の物であれば取り付けが出来ないかもしれません。
2017 12 adler 46
ピッタリ。
これ以上ない位にすんなりと付きました。
う~~ん。。。。

SDR 人生初!水冷エンジン 其の弐

2017 12 sdr 1



ガソリンタンクを外した時、
2017 12 sdr 4
タパタパと水が出て来まして、
コレはひょっとするとかなり重症なんじゃないの?
って予感がしてきました。

その他にも、フロントブレーキは引きずっているのでオーバーホールが必要。
リヤブレーキもエアが噛み込んでいるみたいでフワッフワ。
アチコチのゴムホースは固くなっていて、
2017 12 sdr 3
エアクリーナーもぼろぼろ崩れます。

オーナーさんと相談しつつ、必要な部品をピックアップ。
純正で出る部品はヤマハから、
出ない部品はSDRの愛好家の方が運営しているサイトから探します。
このサイトがまた秀逸で、絶版になってしまった部品、
純正では設定が無い部品等を揃えてくれていて、
非常に助かる存在でした。
許可を頂いていないので具体的な事は書きませんが、
探せば簡単に見つかりますので、SDRのオーナーさんは・・・・・
って、ワタシがわざわざ言わなくても、
めっちゃ有名なのでもう知っているでしょうね。

1・パーツリストから必要な部品の品番を書き出し
2・ヤマハのサイトに打ち込んで在庫の確認
3・有れば部品屋さんに注文する為にFAX用紙に書き込み
4・無ければSDRサイトを確認
5・後でまとめて注文する為にリストに書き込み


この作業が中々に時間がかかります。
何せ注文する部品点数が多いですからね。
本心を言うとこの時間も工賃が発生してもいいのでは?
と思いますが、、、、、出来ませんよねぇ~。


一通りの発注を終え、いよいよ作業に入っていきます。
まずは、キャブからいってみましょう。
キャブの部品は、純正で取っても良かったんですが、
それよりもキット内容が充実している、「岸田精密工業」さんの物を注文しました。
一番先に注文はかけていますので、
きっと明日明後日には届く事でしょう。
その間にキャブの掃除を済ませてしまいましょう。

キャブ位は新しいバイクでもチョチョイと・・・
って思っていたら・・・・・
2017 12 sdr 7
すご~い!!
キャブに冷却水が通ってる!

そんなに熱を持つんでしょうか?
セッティングする時は邪魔臭いなぁ~、
イチイチこうやって水を抜かないといけないんでしょ?
2017 12 sdr 8
あ、冷却水に何か入っていますね。
ラジエータ内の清掃も必要でしょうか。

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プロフィール

バイク工房蔵

Author:バイク工房蔵
東京の八王子市でバイク屋をやってます。

基本的に70年代までの古めのバイクが好きです。
現行車はやりません!出来ません!!
ビックスクーターなんて見たくもありません。

こんな偏ったバイク屋なので、いつも経営の危機です。

ワタシ一人では何にも出来ませんが、
周りには頼りになる業者さんが居ますので、
お陰様でなんとかやっていってます。
感謝感謝!!

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