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2018-06

ADLER いかにもドイツ車 其の伍

2気筒とは言え、2サイクルの250㏄ですから、
そんなにエンジンも重くありません。
だからこんな気軽にエンジンを降ろそうと思えるんですけどね。

まずはミッションオイルを抜きましょう。
この時まで全く頭に有りませんでしたが、
ミッションオイルも何時の物だか解りませんので、
交換しておかないと危ないですよね。
ひょっとして既に抜いてあって、入っていないかもしれません。
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ドレンボルトを抜くと、、、
ビチャビチャビチャ・・・・・・
え!?
水?
そうとしか思えないサラサラの液体が・・・・その後にドロッとしたオイルが・・・・・・・・
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ドレンボルトにも乳化したオイルが付着しています。
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これはヤバいですね。
どんな状態で保管されていたのか解りませんが、屋外保管だったのでしょうか?
ミッションに水が入っているって事は、他の場所にも。。。。
雲行きが怪しくなって来ましたね。

とりあえずエンジンを降ろし、
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折角なのでフレームもキレイに磨き、
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そうなると当然汚れたエンジンのまま載せるのは気が引けますので、
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エンジン底部、
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ここら辺も可能な限りキレイにして、
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本来の目的である配線を交換してから、
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エンジン搭載。
超絶手間!!
これだけで2~3万の工賃は欲しいトコロです。
が、勝手にやった事なのでそんなに貰えません。
いい加減この辺りの工賃も何か考えないと・・・時間ばかりかかっちゃって・・・
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SDR 人生初!水冷エンジン 其の壱

今回は珍しく最新バイクですよ。
1987年のヤマハ SDR
「峠のモスキート」なんて呼ばれた当時は不人気車。
何だか最近人気が出て来たみたいで、中古相場も上がっているようですが、
昔から好きだった人間からすると、やっとみんなこの魅力に気付いたか。
って感じで、嬉しくも有り、悔しくも有りです。

今回の依頼は思い返せば10年近く前から依頼はされていたんです。
ところが、お互いの都合が付かず、ズルズルと時間だけが経ってしまい今に至ります。
修理内容としては、現オーナーさんが中古で入手当時から、
クランクから異音がするとの事で、恐らくはクランクのベアリング交換になるはずです。

まぁ、
早くやればこれだけで済んだ筈なんですが、
10年の間に事情が有って乗らない期間が5年以上ありまして、
しかも屋外にカバーをかけて保管というあまり良くない保管状況。
オーナーさんもマズイなとは思っていたらしいのですが、、、
結果、追加作業が増えに増え。
一体どうなってしまたのか?
ご覧下さい。


「もういい加減やろう!」
そう思って一台分の空きが出来た時に車両を引き揚げに行きました。
その時は既に何年も動いていないのを知っていましたから、
「キャブもやらないとな」位にしか思っていなかったんですが、
現車を見てみると・・・・・思った以上に劣化が酷いかも?
「タンクが錆びちゃってるんだよね」なんてオーナーさんが言うんですが、
ある程度の錆なら今はケミカルで何とかなりますからね、
今回も何とかなるでしょう。どれどれ・・・・・・・



コレは無理っぽいな・・・・・・・アカンかも。
チョット穴が開いているかもしれません。
2017 12 sdr 1
そのままオーナーさんと一緒に店に戻り、
ガソリンタンクを取り外して調べてみます。
・・・やっぱりこのタンクは諦めた方が利口そうですね。
幸い、オーナーさんが予備のガソリンタンクを持っているらしいので、
エンジンが組み上がり次第、それを持って来てもらい、
そのタンクの錆取り処理をして取り付ける事にします。
付属品はそのまま使える物は使いますので、
2017 12 sdr 2
自分がやっちゃった事ですから、オーナーさん自ら作業をしてもらいます。

今回、長い付き合いの常連さん対応で、
自分で出来る事は自分でして頂いて、
作業工賃を少しでも浮かせようという作戦です。
お仕事がお休みの時にでも来て頂いて、作業を手伝ってもらいましょう。

さぁ、人生初の水冷エンジンのオーバーホールですが、
無事に復活出来るんでしょうか?

ADLER いかにもドイツ車 其の四

早く古い配線を取り外してしまいたいんですが、
一応メモを取りながら外しているので、中々作業が進みません。
フレームの前方には、
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こんなレギュレータが付いていましたが、
どうやらこれも後付けですね。
本来はポイント部分にレギュレータが付くようですので。

大体メモは取れましたので、
テール部分の配線からバシバシ外していきましょう。
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何時だったかのアリエルもそうでしたが、
この深いリヤフェンダー、タイヤ交換時には非常に邪魔です。
かと言って、フェンダーを外すのも面倒。
ならばと・・・・・
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ガパンっと、上に跳ね上げられるようになっています。
ここら辺は機能的な構造です。
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裏側を走っている配線も、コレなら取り外し易いですね。
でも、他の部分では狭い穴を通したり、フレームとフレームの狭い隙間を通したり、
硬くなってしまった配線では中々に面倒な作業です。
「そんなの切ってしまえばいいのでは?」
ごもっとも!!
合理的に考えればその通りなんですが、
それってちょっとカッコ悪いな~
そう思っちゃうので、ど~してもそういう事が出来ないんですよね~

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ココの配線なんて、完全にハマってしまって苦労しましたし、
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このキャブが収まるスペースに走っている配線、
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配線がカチカチで引き抜けないですし、取り付ける際も難儀しそうなので、
思い切ってエンジンを降ろして取り換える事にしました。

Ⅽ15 出来るか?フルレストア 其の伍拾壱

このクランクの中に焼き付いた原因が有ればいいんですけどね。
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クランクウェブ側から確認していきましょう。
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ココのオイル通路は問題無いですね。
一応念入りにエアを通しておきましょう。

じゃぁ、反対側。
クランクピンのオイル通路。
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2016 11 c15 332
若干ゴミらしき物が有りましたが、
コレが原因?
ちょっと決定打としては弱いな~
オイル通路がコレで詰まっているって程でもないですし。

結局、コレだ!!
っていうモノは有りませんでした。
ムムム、ここで決定的な何かが出てきてくれれば、
それを取り除けばいい話なので、次は大丈夫って思えるんですが、
これではクランクをやり直したとしても安心出来ません。

クランクピンは磨けばまだ使えそうですが、
2016 11 c15 329
コッチのメタルはどうでしょうねぇ~
2016 11 c15 330
使えなかったら今度こそ終わりですね。
時間がかかっても後期型エンジンを見つけるか?

再度内燃機屋さんに出す前に、ちょっと確認したい事が有ります。
2016 11 c15 333
結局取り寄せたのに使えなかったベアリングの外輪。
内燃機屋さんに言われて使えないのは解っているんですが、
実際に自分の目で確認はしていないので、
こんな機会でもないと確認出来ませんからね。
2016 11 c15 334
あ~~、確かにコレは使えませんね。
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はぁ~、
これは流石に加工しても無理ですね。
海外製でよくある、
「そのままでは使えないけど、加工すれば使えるでしょ」
的なノリでも無さそうです。

何とかもう一度クランクが使い物になればいいんですが・・・・・

ADLER いかにもドイツ車 其の参

もう無駄かもしれませんが、
長期不動の車両であれば、ウチとしては必ずやる作業が有ります。
『エンジンへの命の一滴』
プラグホールからオイルを数滴、ピストンとシリンダーの隙間に注します。
2017 12 adler 15
2017 12 adler 21
まぁ、ウチに来る前に、オーナーさんが何度もクランクを回しているんでしょうから、
今更だとは思いますが、気休めです。

更に、このエンジンは2サイクルですから、
エキパイを外して、オイル注しついでにピストンの状態も確認しておきましょう。
2017 12 adler 17
おや?
このエキパイフランジ、、、恐らくこれがネジになっていて、
緩めればエキパイが外れると思うんですが、
フィンの出っ張りが小さ過ぎて、フックレンチが引っかかりません。
エ~~~~マジですか、特殊工具が必要だったりします?もしかして??
いや~、こんな如何にも固着していますって体の物は素手では無理でしょうし・・・・
そうは思いましたが一応、、、、、、、
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メッチャ緩かった。
物は試し、何でもやってみるモンです。
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両方とも外して確認してみましたが、見える範囲ではキレイそうです。
腰上は大丈夫ではないかと思います。

では、古い配線を取り外して新しいメインハーネスと交換しましょう。
一応、何が何処に繋がっているのか?
確認しながら外していくんですが、



配線の数は少ないんですが、非常にゴチャゴチャしていて、
アチコチが継ぎ接ぎだらけ、
非常にやる気を削がれますね。
果してこの配線で本当に以前は動いていたんでしょうか?
甚だ疑問です。

Ⅽ15 出来るか?フルレストア 其の伍拾

焼き付きの原因は一体何でしょう?
第一に考えられるのはオイル通路の掃除不足ですから、
第一にそこを再確認しましょう。
2016 11 c15 320

ネジロックを塗ってオイル通路の栓をしてしまったので、
上手く外れるか心配でしたが、
工具のお陰も有って問題無く外せました。
2016 11 c15 321
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まぁ、当たり前ですがココにはゴミは残っていません。
そうなると・・・・・
やっぱりクランクを分解してみないとですね。
さてさて、どうやって分解しますかねぇ~

正直、ウチでクランクまで分解するなんてほぼ無い事なので、
プレスで分解するのがセオリーなんでしょうが、
プレス自体は持っていますが、分解用の治具が有りません。
この為だけにわざわざ作るのもね。

って事で、以前やった簡易分解方法でやってみます。
使う治具はコレ、
2016 11 c15 323
短くカットした8mmのボルト、
それと、
2016 11 c15 324
ディスクブレーキのピストンを戻す工具。
これらを使って分解していきます。
クランクウェブの隙間に差し込んで、徐々に広げていくって感じですね。

ちょっと時間はかかりますが、
2016 11 c15 325
出来ました、分解。

ADLER MB250 いかにもドイツ車 其の弐

まずは、色々と作業の邪魔になりそうなタンクを外しちゃいましょう。
2017 12 adler 11
一般的ならばボルト2~4本で留まっているハズですが?
このタンクは・・・・・・・・・・・ちょっと面倒な構造ですね。
2017 12 adler 12
どうやらガソリンコックがマウントボルトの代わりをしているようです。
ガソリンコックを外さないとタンクが外せません。
何とも面倒臭い構造ですね、機能的ではありません。
今回はガソリンタンクが空なのでいいんですが、
通常ならば多少はガソリンが入っているハズ。
いちいちガソリンを抜かないといけないって事?
偶に有る、左右のタンクを連結するパイプ以上にメンドクサイです。

まぁまぁ、今後タンクを外す様な事が無い事を祈りましょう。
で、この車両、メインシートが破れてしまっているんですが、
その交換部品もオーナーさんが用意してくれていたんです。
この位の事はウチでやらなくても、ご自分でやるでしょうと、
ウチではやらないつもりでいたんですが、
タンクを外す際にシートが邪魔です。
どうせ外すんなら、ついでに交換してしまいましょう。
そう軽く考えていましたが・・・・・・・・
甘かった。
2017 12 adler 13
鞍型のシート自体は外れたので、
無事にガソリンタンクは外す事が出来たんですが、
オーナーさんが用意してくれたのは、シート自体と、それに関わる部品一式。
このシートが載るフレームも交換なんですが、
2017 12 adler 14
この前側のピンが固着しているのか?
叩いても一向に外れません。
ハンマーで叩く事約半日・・・・・・・・・・・・・・・・・・・アカンわ、諦めよ。
こんな事で半日分の工賃はくれないでしょうからね。

ココで一旦車両を外に出し、
入念にエアで付着しているゴミを吹き飛ばします。

Ⅽ15 出来るか?フルレストア 其の四拾九

オーナーさんとの相談の結果、
「もうここまでやったんだから、引くに引けない、
やれる事はやりましょう。」

って事でしたので、まずはスポークの手配から・・・そう思っていたんですが、

まだ車両を走らせられる状態ではないので、
エンジンをかけてアイドリングのまま、
5分位そのままにしておこうと思い、エンジン始動。
調子良さそうにエンジンはかかります。
コンロッド大端のメタルが気になりますので、
5分位のエンジンかけを数回繰り返し、
徐々に時間を伸ばしていって、じっくりと慣らしをしましょう。
そんな計画だったんですが、2~3分経った時、
唐突にエンジンが止まりました。
えっ!
ヤバイ、やったか?

ヒヤっとしましたが、簡単に再始動したので一安心。



したのも束の間、
また止まりました。
今度はキックが降りません。
十中八九やらかしました。

一縷の望みをかけて・・・・
キック機構の不具合かもしれません。
クランクを直接回してみましょう。
2016 11 c15 314
折角完成したエンジンですが、仕方有りません。
ケースカバーを開けてクランクを回します。
・・・・・・・・ダメだ。

無駄な物を全部取り除いても、
2016 11 c15 316
ダメ。

ひょっとしたら腰上の問題?
シリンダーを外しましたが全く問題無し。
2016 11 c15 317
完全にクランク、大端部のメタルが焼き付きました。
コンロッドが全然動きません。


また振出しに戻っちゃいました。
エンジンを降ろし、クランクケースを割ってクランクを取り出します。
2016 11 c15 318
2016 11 c15 319
あ~~、もう全然コンロッド動きません。
一体何がいけなかった?
オイルが回っていなかったんでしょうか?
それともクリアランスの問題?

ADLER MB250 いかにもドイツ車 其の壱

今回は正直馴染みのないメーカーです。
ドイツの「ADLER(アドラー)」というメーカーなんですが、
車両を見るのも触るのも初めてです。
2017 12 adler 4

ウチに詳しい資料が無いので、正確な事は解りませんが、
恐らく年式は1954年位ではないかと思います。
2017 12 adler 1
いかにもドイツ車って感じの頑丈そうな佇まい。
色がシックだから余計にそう思うのかもしれません。
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無駄にヘッドライトが長い。
そして特徴的な鞍型シート。
パッセンジャーシートに荷物を括りつけるのは難しそうです。

この車両、実は結構ご自分で出来る方の持ち物で、
2017 12 adler 3
クランクケース右に付いているアーマチュアやポイント関係は、
既にオーナーさんが取り外して、本国へ送ってオーバーホール済みだそうです。
自分で出来るのなら何故ウチに?
当然そう思いますよね。
ワタシも疑問に思って聞きました。
その答えは・・・・・・・・・・
「電装が苦手なのと、他にもプログラムを抱えていて、手が回らない」
多数の車両を持っている人あるあるですね。

ウチにとってはありがたい限りで、
自分で出来る方ばかりでは、ウチの商売アガッタリですから。

今回の依頼内容ですが、
まずは電装系の修理。
部品は揃っているようなので、それらの組み付けと、
オーナーさんの話では、前オーナーがバッテリー点火に改造してしまったので、
それを元のフラマグ点火に直して欲しいそうです。
どうやら、
2017 12 adler 5
アーマチュアがダメだったので、バッテリー点火に作り替えたのではないかと、
元は結構酷い状態だったみたいですよ。
元に戻せれば、
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この如何にも取って付けましたっていうゴツイイグニッションコイルは要らなくなる訳です。
外観も多少スマートになるかな?

それと、タイヤも交換でしょう。
2017 12 adler 10
このタイヤを見るに・・・・・随分長い事空気が抜けたまま放置されていたんではないでしょうか?
片減り具合がスゴイですね。
しかし・・・・・タイヤサイズが3.25-16とは。
もうこのサイズは有名メーカーでは無いんじゃないですかねぇ。
台湾や中国のメーカーならまだ有りそうですが。
まぁ、タイヤの手配はオーナーさんが早急にしてくれるそうなので、
どんな物が来るのか楽しみに待っていましょう。

その他にもシートの交換、ウィンカーの取り付け等頼まれまして、
オーナーさんが購入してから一度もエンジンはかけていないというので、
調子の良し悪しは別として、エンジンがかかるまで。
ココまでが第一目標です。

Ⅽ15 出来るか?フルレストア 其の四拾八

やっとエンジン始動です。
何だかんだと長かったですね。
コレで無事にエンジンがかかって調子が良ければ、
オーナーさんに連絡して、この先のレストア予定を聞きましょう。

個人的には前後のブレーキ修理と、スポークの張替、
リムとドラムパネルの再メッキ、
エキパイ、サイレンサーの交換or再メッキ、
タイヤの交換、
この位はやりたいですね。
エンジンで相当な出費になっていますので、
全部は無理かもしれませんが、
折角ですからね~

2016 11 c15 309
シートも載せてみて・・・・・
イイじゃないですか。
2016 11 c15 311
シートのバランスが気になっていたんですが、
全然問題無いですね。

準備は整いました。
エンジンをかけてみましょう。



キック2~3回であっさり始動。
調子も良さそうですし・・・
一旦エンジンを止めてからの再始動も・・・OK。
いいゾ、オーナーさんに連絡だ!!
順調順調。
オーナーさんとも連絡が取れ、今後の方針も決まりましたし、
ちょこちょことエンジンをかけて慣らしをしながら、作業を進めて行きましょう。

そう思ってエンジンをかけた時、
恐れていた事態が起きちゃいました!

XS650SP オイル漏れ等 其の伍

高速回転している物が外れて、狭い中で暴れまわったので、
大部分が壊れてしまいました。
ガバナベースも相当破壊されてしまったんですが、
何とかココは修理出来ました。

しかし、、、、、目論見が甘かった。。。
余りにもベースの損傷が酷かったので、
そちらにばかり目がいってしまいましたが、
ウェイトも損傷していました。
それも修復不可能な損傷が・・・・・・

正常なウェイトがコレ。
2017 9 sp 45
この飛び出した足のような部分で、
2017 9 sp 46
この様にカムを引っ掛けて進角するんですが、
その足部分が・・・・
2017 9 sp 44
ボッキリ、キレイに折れちゃってます。
折れた破片も有りませんし、仮にあったとしても、、、、溶接では強度が持たないでしょう。
他の手立ても考えましたが、、、、、
仕方ない。
ナケナシのお金を集めてリプロ品を買いましょう。
冗談や比喩ではなく、本当にナケナシです。
マジで当月はヤバかった。

リプロ品という事で期待はしていなかったんですが、
2017 9 sp 47
意外としっかりと作られていました。
ウェイトの素材は違うようですが、その他今の所不具合は無さそうです。

コレで部品は良いとして、
問題は工具です。
このナットをどうするか?
2017 9 sp 48
前と同じ方法で絞める気は毛頭有りません。
そうなると、やはり工具を作るしかないですね。

何度か同じ様な工具は作った事が有りますが、
結構面倒なんですよ。
まずはこのナットと同じ径のソケットを用意。
2017 9 sp 49
そのソケットを切って削って加工。
2017 9 sp 50
コレでしっかりと締め付ける事が出来ます。
2017 9 sp 51
緩めのネジロックも併用しましたので、
コレでそうそう緩みはしないでしょうし、外さなければいけない時はちゃんと外れると思います。

はぁ~、初めから横着しないでこうしておけば、、、、、後悔先に立たず。
試乗の結果も良好でしたので、コレにて一旦納車させて頂きます。
純正のガバナも一応探しておきますが、恐らくこのままでも大丈夫ではないかと。
今の所オイル漏れも有りませんが、
ちょっと聞いた話では、純正の5mmオイルシールの方が漏れやすいという話も有ります。
もし、また漏れるようであれば、また対策を幾つか考えていますので、
ちょっと様子を見て下さい。

Ⅽ15 出来るか?フルレストア 其の四拾七

オイルタンクの洗浄を何とか済ませ、
しっかりと乾燥させてから取り付けます。

新しいオイルを入れて、
まずはキックを何回か踏んで、オイルをエンジンに送らないといけません。
出来る事なら、オイルタンクにオイルが戻って来る事を確認したいんですが、
その為には数十回キックを踏まなければいけません。
普段の運動不足が祟り、
足ガクガクになっちゃいます。
でも、それをやっておかないと・・・・怖いんですよね、ドライサンプの場合は。

しかし、その為には障害が1つ。
2016 11 c15 301
キックをすると、どうしてもエキパイにキックペダルが当たっちゃうんです。
2016 11 c15 303
上から見るとこんな感じ、絶対当たるでしょ。
ステーを曲げてみたり、取り付け穴を加工したり、
ちょっと手間がかかりそうなので、
今回の連続キックの時はエキパイは取り外し、
いざエンジン始動という時に加工をする事にします。

さぁ、気合入れて連続キックしますよ。



結構キックしたのはしたんですが、
思っていたほどの回数を蹴る事無く、
2016 11 c15 304
2016 11 c15 305
リターンパイプからオイルが出て来るようになりました。
オイルの出て来る瞬間が上手く撮れなかったんですが、
しっかりと戻って来る事を確認出来ました。

よし、ではエキパイとサイレンサーを取り付けて、
エンジン始動まで一気に行きましょう。
まずはエキパイからですが、
色々作業をやっている間に思い出したんですよ。
そういえば、ウチにC15の中古エキパイが有った筈って。
コレがナイスでしたね。
ちょっとカスリますが、元のエキパイよりも数段マシ。
とりあえずこれを使いましょう。
サイレンサーは・・・・・
チョット取り付け穴を長穴に加工しないとダメかな。

ステーを取り外して加工しましょう。
2016 11 c15 306
出た・・・・・・・・
2016 11 c15 307
コッチのナットは英インチの工具で外れたんですが、
2016 11 c15 308
もう一方のボルト、、、、、英インチでも、米インチでも、ミリでもない!!
未知の規格なのか?
削れちゃってサイズが変わってしまったのか?

多分削れちゃったんだと思いますが、、、
仕方ない、モンキーレンチで外しますか。
国産だとほとんどこんな事有りませんが、
外車の場合結構あるんですよね。

XS650SP オイル漏れ等 其の四

久し振りに「大ぽか」しちゃいました。
油断していた訳ではないんですが、
そう取られても仕方のないミスです。

試乗、、、エンジン、キャブの調子自体は何ら問題は有りません。
快調の一言でした。
しかし、試乗を終えて店に帰る途中、あと100m~200m位の所で・・・・・・・
ガシャガシャガシャ!!
あ!ヤバイ。
一瞬の判断で速攻エンジン停止。
これはやっちゃいました。
音から判断して、回転物が壊れた音です。
カムチェーンでも千切れたのか?
そんな無理な運転はしていないつもりでしたが・・・・・・・
だとしたら面倒な事になりました。
エンジンを開けないといけませんので、もうちょっと時間がかかってしまいます。
バルブまでやっていなければいいんですが。

店まで押して帰り、スグに原因判明。
ガバナが壊れていました。
壊した犯人はコレ、
2017 9 sp 48
コイツがガバナプレートを留めているナットになっていまして、
コレがエンジン始動中に緩んで外れ・・・・・・・・
惨状は察しの通り。
緩まない様にいつも通りしっかりと締めた筈なんですが、
何分こんな形状のナットです。
締めるにしても特殊工具が必要です。
ですが、今まではわざわざ特殊工具は使わず、
ナットのフチをド突いて取り付け取り外しをしていました。
そう、いままではそれで事足りていたんです。
しかし今回は今までと違う事がひとつ。

そう、オイルシールが本来の物より薄い!!

いつものやり方では締め切れなかったのかもしれません。
完全な失態です。
何とか修理出来ないか試してみましょう。
リプロ品も有るんですが、
使った事が無いので品質が心配ですし、
何より・・・高いんです。

もちろん、修理出来たとしてもそれは現状復帰ではありません。
一時凌ぎですから、その間に中古良品の純正ガバナを探して後日取り付け。
そんな計画なんですが、ハッキリと今回の利益は無くなるどころか、、、マイナスですね。
仕方ない。
自分のミスですから・・・・

Ⅽ15 出来るか?フルレストア 其の四拾六

どうなるか解りませんが、とりあえずエンジンは出来ました。
上手く行く事を願って、
電装の作業に移ります。

メインハーネスも作り直すんですが、
クランクの部品を待っている間に配線は大体作っておきましたので、
後は車体に乗せて繋ぐトコロを繋ぎ合わせればOK。
2016 11 c15 292

灯火類が灯く事は確認していますので、
あとは火花と充電。
火花は・・・・・・・
2016 11 c15 293
「パチンっ」
無事に飛びました。

充電はどうでしょうかねぇ~
オイルを入れてエンジンをかけてみましょう。
2016 11 c15 298
オイルタンクにオイルを入れようとして・・・・・・
そういえば、オイルタンクは何もチェックしていなかったな。
そう思って中を覗いてみると、、、何だろ、汚れている気がする。。。。
長いドライバーを入れてその汚れらしきモノを取ってみると、
2016 11 c15 299
いやっっっっっっ
これはマズい。
このまま新しいオイルは入れられません。
結構な深さまでヘドロ状のコイツが溜まっています。

ちくしょう、
急遽オイルタンクの洗浄です!
2016 11 c15 300
コレが意外としつこくて手を焼きました。
エンジン始動が遠のいてしまいました。

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プロフィール

バイク工房蔵

Author:バイク工房蔵
東京の八王子市でバイク屋をやってます。

基本的に70年代までの古めのバイクが好きです。
現行車はやりません!出来ません!!
ビックスクーターなんて見たくもありません。

こんな偏ったバイク屋なので、いつも経営の危機です。

ワタシ一人では何にも出来ませんが、
周りには頼りになる業者さんが居ますので、
お陰様でなんとかやっていってます。
感謝感謝!!

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