2017-08

C15 出来るか?フルレストア 其の弐拾伍

表皮を剥がして驚いたのは・・・・
意外としっかりと造ってあるという事。
2016 11 c15 141
てっきり適当な造りの表皮だと思っていたんですが、
ちゃんと防水加工がしてあります。
ちょっと勿体無いかなとも思いましたが、
・・・・・・・・・・・・ダサイので仕方ないですよね~
あのシートをそのまま使う気はサラサラありません。


シートベースの確認。
2016 11 c15 142
2016 11 c15 143
結構錆びていてボロボロです。
以前にも書きましたが、穴も所々開いています。
コレは修復する価値が有るのか?
新しく造っちゃった方が良いのでは?
ガス溶接機が有ればなぁ~
お金がかかる事なので、オーナーさんの許可さへ出れば作っちゃうんですが。
詳しくは書けないんですが、引っ越しの都合でガス溶接機のボンベを返しちゃいましたからね。
新しく契約するにはお金と時間がかかり過ぎます。
かと言って、このシートベースに新しくシートを乗っけてもらうのも。。。。。。

ちょっと悩みます。

まぁとりあえず、シートの位置を動かしてみましょう。
2016 11 c15 144
こんな感じでフラットに、
尚且つ、
2016 11 c15 145
前部分はこの位の位置まで前進。
そして、
2016 11 c15 146
後ろ部分がこんなに間抜けに開かないように。

ベースの造りからして純正品っぽいのですが、
追加工でこんなヘンテコな取り付けにしてしまったって事でしょうか?
あの取付方法がカッコイイとは・・・・・・とても思えないんですけど、
若い人の感性なのでしょうか?
おじさんにはちょっと理解出来ませんな。
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ラビット S301B 納車整備 其の参

初めは「表だけやればいいや」と思っていたんですが、
作業をしていると裏側もやりたくなってきます。
2017 5 s301b 9
裏側はキレイに剥がれてくれましたね。

いつもスチールリムの裏側に塗っている錆止め、
こいつを塗ろうと思っていたんですが、
残りが少なかったので買い出しに行きました。
そこで余計な物を見つけちゃったんですよね~

2017 5 s301b 10
いつも使っているのは右の赤いスプレー。
錆止めとしての効果は信頼しているんですが、
色が微妙な色なんですよね。
車体がシルバーなので、このスプレーを塗っただけではちょっとね。。。
荷台だけが浮いてしまいます。
かと言って、この錆止めは普通の塗料は重ね塗り出来ないみたいなんです。
そこで、青い方のスプレーです。

この青い方の塗色はシルバー、
しかも、防錆効果も有るみたい。
ならばコッチだけでいいじゃん!
そう思い説明を読んでみると・・・
「ローバーを下塗りする事により、更に防錆効果が・・・」
なんと!!
それはちょっとやっておきたいですね。
(ローバーというのは、赤い方のスプレーです。。。多分)
少々お高い物ではあるんですが、
新しいオーナーさんの為に投資しておきましょう。

赤いスプレーを下塗りにし、
青い方を2~3回重ね塗りします。
一晩しっかりと乾燥させて、
2017 5 s301b 11
2017 5 s301b 12
なかなか良い仕上がりではないでしょうか?

これなら車体に合わせても浮く事は無いでしょう。
ちょっとお金と手間がかかっちゃいましたけどね。

C15 できるか?フルレストア 其の弐拾四

結局、取り寄せた部品は使えませんでした。
いつ使うか解らないデッドストックとして、無駄に保管しておくしかありません。
基本海外製品は返品効きませんからね。

もう部品は諦めました。
内燃機屋さんと相談して、硬質クロムメッキで凌ぐ事にします。
方針は決まりました。
加工には時間がかかりますので、その間に何をするか?
・・・エンジンに幾らかかるか解らないので、見切り発車するのも怖いんですが、
シート作成も外注で時間がかかりますので、
そちらにも手をかけて行こうと思います。

前にも説明したと思いますが、
2016 11 c15 132
シートがダサ過ぎて、コレはどうにかしたいんです。
何でしょうね?このピョコっと乗っている感。
画像ではそんなでも無いんですが、実物を見るとすごい違和感なんです。
2016 11 c15 134
もうちょっとタンクに被る感じじゃないんですかねぇ~。
2016 11 c15 135
後ろも隙間が開き過ぎ!

同時期にやっていたライラックのシートも張り替えるので、
一緒に「ラズルダズル」さんへ持ち込みました。
このC15の場合は色々打ち合わせをしないといけないので、車両ごと持ち込みました。
何でこんなに違和感が有るのか?
何処がおかしいのか?
ラズルさんとスリ合わせをした結果、
シートベースの位置を変更しているのでは?
という結論に至りました。
シートステーの位置を変更した形跡が有るんですよね~

よし、ライラックの方はそのままお願いして、
コッチは一度持ち帰ってシートベースの位置を変更してから、
再度ラズルさんにお願いしましょう。

店に持ち帰って、、、早速シートを引っぺがします。
2016 11 c15 138
全部クリップの様なモノで留まっていた為、
シート分解は楽でした。
2016 11 c15 139
多少ウレタンがベースに引っ付いていましたが、ベリベリと引き剥がし、
2016 11 c15 140
2016 11 c15 142
分離完了。

ラビットS301B 納車整備 其の弐

荷台の状態は思っていたほど酷くは有りませんでした。
2017 5 s301b 6
しかし、まぁ・・・・
あのままにしていたら酷い事になっていたでしょうから、
ココでしっかりと処理しておきましょう。

まずは塗装を剥離剤で落とします。




剥離剤の缶を開けて・・・・・・・がっくり、、、マジか。
たしかに、久しぶりに使ったんですが、
まさか、、、、剥離剤が固まってしまうとは。

まだカチカチという訳ではないんですが、
ジェル状だったハズの物が、ハードグミって感じです。
コレ・・・塗れない事は無いですが、
塗るっていうより、、、、、、、、、置く?
2017 5 s301b 7
効果有るのかな?
これ。
ダメ元でこのまま放置してみましょう。
効果が薄いのは塗った瞬間に分かったのですが、
時間をかければ何とかなるかもしれません。


30分ほど放置してみて、
まぁ、、、全くダメという訳ではありませんでした。
本来の半分位は剥がせたでしょうか?
これで錆止めを塗ってしまってもいいんですが、
やっぱり納得出来ません。
いつもの塗料屋さんに頼んでもいいんですが、
滅多に注文しない上に剥離剤一個だけなので、
届くまでに時間がかかります。
通販でとも思いましたが、
それも時間がかかります。

あ!
確か近くに塗料屋さんが有ったはず。
自動車用ではなく、建築用の塗料屋さんみたいですが、
この固まってしまった剥離剤よりは使える物が有るでしょう。

一応店員さんに聞いて、一番強力なやつを買ってきました。
早速塗ってみますと・・・・
まぁまぁですかね。
今まで使っていたヤツほどではありませんが、
そこら辺のホームセンターで売っているモノよりは遥かに効果有です。
2017 5 s301b 8
これだけ落ちれば十分でしょう。

Ⅽ15 出来るか?フルレストア 其の弐拾参

まさかここまで苦戦するとは思いませんでした。
コンロッド大端部のベアリングが何処にも無い!
部品屋さんにも頼み、自分でも探したんですが無いですね。
部品取りのエンジンも見つからず、
後期型のエンジンも無い。
困ったなぁ~。

そんな中、英国のベアリング屋さんが代用出来るベアリングを作っていると情報が。
早速問い合わせをしてもらうと、
「元々のフローティングブッシュより高性能な、ローラー・ビッグエンド・アッセンブリーです」
「直接そのまま交換出来ます」
との事。
これは使えるんじゃないでしょうか?
おそらく値段は結構張ると思いますが、試してみる価値は有りそうです。
注文をして約1ヶ月。

待ってましたよ!
2016 11 c15 130
保護ビニールを切って現物を確認してみましょう。
2016 11 c15 131
ほうほう、
なるほど、やっぱりクランクピンごと交換してしまうんですね。
予想通り、値段は結構しましたが、
それに見合った部品なら何の問題も有りません。
早速待って頂いている内燃機屋さんに送って取り付けてもらいます。


いや~部品問題で作業が止まってしまうのが一番”痛い”んですよ。
先には進まないし、車両はそのまま置いておくしかないので、次の車両を入れる事も出来ない。
この時期タイミングが悪い事に、そんな車両ばかりになってしまって、
まともな収入が2~3ヶ月無いという・・・・・
でも、これで作業は進みそうですから、とりあえず一安心。



内燃機屋さんからTELが有りました。
「送ってもらったコレ・・・・付かねぇゾ」
「・・・・・・へ?」
「ピン径も全然違うし、デカくてコンロッドにも収まらねぇよ」
「だって、、、そのまま交換出来るって、、、、、」
希望が砕かれました。
金が無いっていうのに・・・・・・・・・無駄出費をしただけになってしまいました・・・・・・・・・

ラビット S301B 納車整備 其の壱

委託販売で目出度く売れたS301です。
2017 5 s301b 1
機能に関していえば、
このまま納車しても大丈夫だとは思うんですが、
2017 4 s301 8
この部分がどうしても心配だったので、
ココの錆止め塗装と軽く諸整備をさせてもらう事になりました。

まずは、この水が染み込んでしまったリヤシートを取り外します。
2017 5 s301b 2
裏側から2本のボルトで止まっているだけなのですが、
1本は無事に外れたんですが、もう1本が外れません。
グルグル回るだけで、一向に抜けないんですよ。
おそらく、シートベースが木材で出来ているので、
そこに取り付けたナットが空回りしちゃっているんでしょう。

こうなると取り外す方法は限られます。
サンダーでボルトの頭を飛ばしてしまうのが手っ取り早いですかね。

他の整備の兼ね合いも有りますので、フネ部分を外しちゃいましょう。
2017 5 s301b 3
フネ部分本体から荷台を外します。
2017 5 s301b 4
ココは8年位前にウチでステンレスのビスに交換していますので、
何の問題も無く外せます。

あとはシートを取り外すだけ、、、



ビャイ~ンとサンダーでボルトの頭を削り取り、
2017 5 s301b 5
分離成功。
このシートは・・・・もう使えないかなぁ~

Ⅽ15 出来るか?フルレストア 其の弐拾弐

作業の順番としては前後してしまうんですが、
ヘッドライトスイッチのお話です。
恐らく、本来はイグニッションスイッチを兼ねたヘッドライトスイッチが、、、
これ、
2016 11 c15 125
流石に今のご時世、カギ無しでは不用心ですから、
以前書いたように、イグニッションスイッチは別に設置しました。
しかし、ここで問題になるのが・・・・・
見た目と機能の両立が出来るスイッチを見つける事が出来なかったって事です。

結局、数回前に書いたように、見た目を優先してイグニッションスイッチを選びました。
じゃぁ、ライトスイッチはどうするか?
この元々付いているスイッチを使うか?
それも問題が有るんですよ。
2016 11 c15 126
画像でお分りの様に、タイラップを使って固定しています。
・・・・壊れかけなんです。。。。
今の所使えるんですが、何時壊れても不思議は無い!!
そんなスイッチを使うか?

悩んだ末に使いませんでした。
別に一般的なスイッチを設置して、もしそのスイッチが壊れても、
交換が容易な物にしました。
ただ、何の機能も担っていませんが、元のスイッチは飾りとして残しておきます。
ヘッドライト上に穴が開いていては間抜けですからね。

リヤのブレーキスイッチも壊れかけていましたが、
コッチは何とか修理しました。
2016 11 c15 127
いっその事、違う方式の新しいスイッチに交換しちゃおうと思ったんですが、
出来るだけ元々の物を使いたいですからね。

そんなこんなで改めてメインハーネスを車体に載せて、ギボシを取り付け。
2016 11 c15 128
エンジンが無いと充電系と点火系は解りませんが、
灯火系はOKです。
2016 11 c15 129
メインハーネス完成。

KH125 国産ですよ。 其の参拾参

やっぱりダメ~
この程度では直ってくれません。
これでほとんどの事は試したハズです。(細かくて書いていない事も多々有ります)
もう手が有りません。
あと何が有るかなぁ~

何も思い付かないまま・・・・コンデンサが届きました。
2016 10 kh125 108
これは違うと思いますが、
他に手が無いので交換してみましょう。
配線がハンダ付けなので面倒臭いんですけどね。

ホント、期待値は低かったんです。
しかし・・・・・・・30分試乗しても全然大丈夫。
え!マジで!?
一旦店に戻り、
配線がスイッチ類を通さない仕様のままだったので、
それも元に戻し、再度試乗に出てみます。



やっぱり直ってる!!
お、お~・・・やった~???
ちょっと困惑交じりの嬉しさ。
まぁ、原因も解りましたし、解決も出来ましたので、何の問題も無くOKなんですが。。。

前にも書きましたが、コンデンサに不良が有った場合、
ポイントに火花が出る筈なんです。
今までの経験上、100%そうでしたから。
そうなると当然ポイント面が焼けるんです。
でも・・・・・・

2016 10 kh125 112
取り外して確認してみましたが全然焼けていません。



ポイントに影響が出なくてもコンデンサが不良の場合って有るんですね。
イイ勉強をさせてもらいました。
時間がかかり過ぎましたけどね。
最後にもう一度試乗して、問題が無い事を再度確認。
2016 10 kh125 110
2016 10 kh125 113
プラグも良い焼け方だと思います。

メッチャ時間がかかってしまいましたが、やっと作業を終える事が出来ました。
いや~、時間かかったなぁ~
でも、トラブルが出なければとても扱い易く、良いバイクです。
苦労した分だけ、オーナーさんに可愛がって貰えると、、、苦労した甲斐が有ります。

Ⅽ15 出来るか?フルレストア 其の弐拾壱

ひょっとすると・・・・・・・コンロッド大端部のベアリング、、、、見つからないかも。
完全に他業者さんに任せちゃっているんですが、難航しているみたいです。
最悪、部品が見つからなかった場合は・・・・
それでも何とかするしかないんですよね~

内燃機屋さんにはクランク以外のシリンダーやヘッドの加工をお願いし、
コチラではメインハーネスの作り直しを初めて、
背水の陣で臨みます。
絶対に復活させますよ。

まぁ、毎度毎度同じ手順ですが、
大まかに配線図を作成、配線色も割り振ってしまいます。
それに基づき、ザッと配線を引き、
2016 11 c15 120
各スイッチや電装品に合わせて、長さや振り分けを考え、
念の為にこれまでにはボディーアースだった部分へアース線を追加。
これでほぼほぼメインハーネスはOK。
2016 11 c15 123
配線の要所要所を凧糸で縛り、
保護チューブを被せた後、
その保護チューブと保護チューブの間を配線テープで巻いていきます。
2016 11 c15 124
これでもう一度車体に取り付けて、
各電装品に取り付ける為のギボシ等を付ければ完成。

配線はそれでいいんですが、
繋ぐ電装品にちょっと問題が、、、
まずはレクチ。
2016 11 c15 121
日本製の流用品だと思いますが、
端子が剥き出しなんですよね。
2016 11 c15 122
アース線ではないので、このままではちょっと危険。
レクチ自体を他の物に交換してしまうのも手ですが、、、、、それも含めて後で考えます。
取りあえずは使えるみたいなのでそのままにしておきます。

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プロフィール

バイク工房蔵

Author:バイク工房蔵
東京の八王子市でバイク屋をやってます。

基本的に70年代までの古めのバイクが好きです。
現行車はやりません!出来ません!!
ビックスクーターなんて見たくもありません。

こんな偏ったバイク屋なので、いつも経営の危機です。

ワタシ一人では何にも出来ませんが、
周りには頼りになる業者さんが居ますので、
お陰様でなんとかやっていってます。
感謝感謝!!

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