2017-07

KH125 国産ですよ。 其の参拾弐

まずは、メインスイッチ、キルスイッチが原因だと仮想して、
それらを通さない配線に変更。
本来ならココで試乗をしておくべきなんですが、
一回一回20~30分の試乗時間がかかるようでは、
とてもではありませんが時間が勿体無い。
・・・・もう稼ぎが無くてそんな状態にまで追い込まれていたんです。

原因究明なんて甘っちょろい事を探求している余裕は有りません。
思い付く限りの処置をしてから試乗に出ます。
点火系の配線を新しく作り直します。
コンデンサからメインスイッチまでの配線、(今はスイッチを通していないので関係ありませんが)
ポイントからコンデンサの配線、
2016 10 kh125 102
・・・・・・・・ここまで来たら絶対に白だと思うんですが、
コンデンサも交換しちゃいましょう。
調べたところ、幸いにもまだ純正が出るようですし。

コンデンサは部品が到着次第交換するという事で、
まずは配線の刷新のみで試乗してみましょう。


で、気になるのはオイルシールです。
右側があんな事になりましたので、じゃぁ左側はどうなんだ?と・・・・・・・・
2016 10 kh125 104
いやいや、、、、やめてよ、、、、
2016 10 kh125 105
面位置位に押し込んであったはずなんですが、若干飛び出して来ていますね。
でも、こっち側は大丈夫!
何故なら?
ポイントやコイルが載っているプレートの裏側を見ると解ります。
2016 10 kh125 106
この突起部分がオイルシールを押さえているので、
これ以上抜けて来る事は無いでしょう。
って事で、とりあえず試乗に行ってきます。
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Ⅽ15 出来るか?フルレストア 其の弐拾

やれる事をドンドンやっていきます。
元々付いていたバーエンドウィンカー、
2016 11 c15 113
これをそのまま使うかどうか悩みましたが、
他にフロントウィンカーを取り付けるのに適した場所が見当たりませんので、
コレを継続して使います。
ただ、コレを取り付けた人がイマイチな取り付け方をしていますので、
修正してちゃんと取り付けます。

このバーエンドウィンカーには、位置決めの凸が付いているんですが、
2016 11 c15 114
前任者が横着をして、
2016 11 c15 115
ハンドルバー側に凹を作っていませんでした。
ですから、ちょっと取り付けが間抜けになっちゃうんですよね。
少し手間はかかりますが、ハンドルバーに加工を施し、ビシッと取り付け。

この加工と同時にウィンカーの配線も新しくします。
このウィンカーの構造上、配線はハンドル内を通るんですが、
通す穴が小さい!!
2016 11 c15 116
配線を2本通さないといけないのに、1本通しただけでご覧の様な状況。
元の配線は新しい配線より少し細かったとはいえ、
ちゃんと2本通っていたんですから、通せないハズはない!!



もう少しなんですけどねぇ~
車体にハンドルが付いたままではやり難いですね。
取り外してやりましょう。
2016 11 c15 117



コレでもやり難い・・・・
2016 11 c15 118
流石に数十分やり続けて成果が出ないと、コレは無理かな~と思っちゃいます。
大人しく穴を拡張してしまった方が利口でしょうか?


いいや、絶対通す!
色々と工具や道具を駆使しつつ、
・・・ああ!もうちょい!!
・・・・ソコ、そこがど~にかなれば、
・・・・・くそ!何で、、、、、、
・・・・・・よし!!イケる、もうチョイ。


2016 11 c15 119
やりました。
何事も簡単に諦めてはいけません。
でも、正直無駄な意地を張って無駄な時間をかけてしまいました。
でも、達成感。

KH125 国産ですよ。 其の参拾壱

エンジンを降ろした方がやり易いんですが、
色々と面倒なので載ったままやります。
2016 10 kh125 101
折角ネジロック剤を塗ってみたんですが、残念ながらエアを吸ってしまいダメでしたねぇ~。

やっぱり、純正品と通常に流通している工業規格物では、
サイズは同じでも若干の違いが有るんでしょうか?
部品取りから外したモノは、オイルシールがしっかりとカバーにハマっているんですよ。
本エンジンの方もユルユルって訳ではないんですが、
コレほどしっかりとハマってはいなかったです。
・・・って事は、結構期待出来るんじゃないですか?




解っていた事ですが、Oリングの取り付けには非常に苦労しました。
しかし、ここをトチってしまうとココからもオイルやエアを吸ってしまいますので、
慎重に、、、Oリングを噛み込んだりしていないか確かめつつ取り付けます。

組み付けたらスグにでも試したいトコロですが、
いつも通り液体ガスケットが乾くのを待ち、ギヤオイルを入れます。
これでひょっとしたら全て解決するかも?
淡い期待を持ちつつ、エンジン始動。

前回の様にエアを吸っている兆候は有りません。
回転の落ちもスムーズです。
調子も今の所はイイです。
試乗・・・・・行ってみましょうかね。
前回の事も有りますので、まずは近所をグルグル周りましょう。
何か有ってもスグに帰れるようにね。


10分位の試乗は問題有りませんでした。
オイルシールが抜ける事は無さそうなので、
少し足を延ばしてみましょう。
ココまではすこぶる調子が良いですよ。
そう思ったのも束の間、、、、プスン・・・パパンパンパン
あ~~~~~
やっぱりこの症状は残るのね。


結局以前から出ていた不調はそのまま残ってしまいました。





電気系からもう一度見直していきましょう。
一体いつになったらこのKHは終わるのでしょうか?
一月以上付きっきりでやっているのに・・・・一向に出口が見えない。

こうなったら「急がば周れ」で、少々面倒でも虱潰しにやっていく方がいいのかもしれません。
配線に手を入れてみましょうか?

Ⅽ15 出来るか?フルレストア 其の壱拾九

内燃機屋さんから電話が有りました。
「このクランク、大端部のベアリングはローラーじゃないぞ」
「・・・・え!?」

「ローラーじゃなくてブッシュみたいで、ホワイトメタルみたいになってるヤツ」
「中々無いけど、初期型がコレなんだよな」
「そうだったんですか、只のブッシュって訳じゃないんですね流石に・・・」
「これどうするよ、このままじゃガタが有って使えないぜ」
「金はかかるけどメッキで太らせるか?」
「それとも部品は有るのか?」

「ゴメンなさい。ちょっと部品探してみますので時間下さい。」

そんなやり取りが有りまして、
改めてパーツリストを確認。



載ってるじゃないの~
でもコレは分解してみないと解らないですからね。
・・・ゴメンナサイ、先入観で注文しちゃいました、何の確認もしていません。
今回部品のミスが多いなぁ。

純正部品番号で探したんですが、ちょっと何処も取り扱いが無いみたい。
それならば、中古の後期型クランクを手に入れて、、、




無い!!

ヤバイ、もうメッキするしかないのか?
最後の頼みの綱、外部業者さんに部品を探してもらいましょう。
返事待ちまでの間、
ちょっとした工作をします。

問題なのはこのテール台なんですが、
英国のナンバーなら問題は無いと思うんですが、
日本のナンバーを取り付けようとするとちょっと問題が、
2016 11 c15 111
こういったナンバーステー兼ウィンカーステーを作成しなければなりません。

これでちょっとナンバーを浮かせて取り付ける必要が有るんです。
2016 11 c15 112
何故かというと、
このBSAによく使われるテール台、
丁度日本のナンバープレートの取り付けボルト位置に、
2016 11 c15 110
壁が有りまして、直で取り付けると変な取り付け方をしないといけないんです。

でも、このステーを使えば万事解決。
2016 11 c15 109
取り付け場所が無いリヤのウィンカーも取り付け出来て一石二鳥。

ガス溶接機が有れば、このステーを作るのも楽だったんですけどね。

KH125 国産ですよ。 其の参拾

ネジロック剤がしっかりと固まるまで待ってから、
ギヤオイルを入れます。
ただ、オイル量を見る為のディップスティックがイマイチ信用出来ないので、
エンジンに刻印されている量を計って入れます。
2016 10 kh125 98

さて、これで問題の解決となるのでしょうか?
エンジンをかけてみましょう。

ブモモ~ン
エンジンはかかります・・・・・・アイドリングもします・・・・・・白煙は・・それなりに。。。
まぁまぁイイんじゃないですか。
また試乗してみないと判断は出来ませんが、
とりあえずスタートラインには立てたようです。



いや・・・・・・ダメかも。
アイドリングは安定しているんですが、
アクセルを煽った後の回転の落ちが悪い!明らかに悪い!!



ダメだ。
オイルシールからエアを吸っています。
オイルシールがダメになっていたみたいです。
交換かぁ~
・・・・・・・・もう一度工業規格のモノを取り寄せるか、
それとも、、、、、、、、、、、、、、、、、部品取りエンジンから移植するか?

悩み処です。

試しに部品取りエンジンを分解してみて、オイルシールの状態を確認してみましょう。
シールの状態が良ければそれを使いますし、
硬くなっていて使えないようなら、もう一度規格物を取り寄せます。
2016 10 kh125 99
2016 10 kh125 100
サクサクっと分解してみたところ、
これならまだ使えそうです。
折角分解したのに新しいオイルシールに交換出来ないのは気になりますが、
新品とはいえ、使えないオイルシールでは仕方ありません。

今回は中古流用という事なので、当たり前ですがディスクバルブカバーをそのまま移植します。
わざわざオイルシールだけを取り出して交換なんて面倒な事はしません。
そうなると・・・・・あの面倒なカバー側のOリングの取り付けを、
もう一度やらないといけないんですね、、、、、仕方ない、がんばりましょう。

Ⅽ15 出来るか?フルレストア 其の壱拾八

幸いにも、「サイドバルブ」さんが在庫していてくれた為、
そんなに時間がかからずピストンを入手出来ました。
2016 11 c15 100
やっぱりワタシが入手した物とは違いますね。

ピン径はやはり若干違ったので、
内燃機屋さんで作成してもらいます。
ただ、ピストンとピンの嵌め合いもちょっとキツメなので、
これはこちらで調整してから内燃機屋さんに出します。
クランクのブッシュを調整した時と同じようなやり方です。
2016 11 c15 103
こんな感じで、
サラッとペーパーをかければバッチリ。

よし、これで準備万端。
恐らくクランクもやり直さないとガタが出ていたのでダメでしょう。
残念ながら大端部分のローラーケージは部品が出ませんでしたが、
ローラーだけでも交換しておけば違うでしょう。
必要な物をまとめて送ります。

外注物はこのチャンスに出してしまいましょうか、
シートを張替に出したいんですが、
2016 11 c15 104
このシートベースって合っているのかな?
ベースの問題では無くて、上物の形状の問題かもしれませんが、
2016 11 c15 105
こんな妙な感じになる?
う~~~ん、張替に出すんじゃなくて、リプロ品を買った方が良いかな?
値段は買ってしまった方が安いんですが、
果して出来が良いのかどうか?
国内で作るほど良い物だとは思いませんが、
せめて浸水しないとか、ロゴが曲がっていないとか・・・・・
基本的な所は押さえていてほしいんですが。。。。。贅沢な望みでしょうか?

改めてシートを取り外してベースを確認してみます。
2016 11 c15 106
ベースがしっかりしていれば張替に出す事に異論は無いんですが、
2016 11 c15 107
2016 11 c15 108
所々穴が開いていて、傷んでいるんですよねぇ~

造りが悪いのは覚悟して、リプロ品を買うか?
このベースのまま張り替えるか?
ベースも作り直して完全にワンオフ作成するか?

KH125 国産ですよ。 其の弐拾九

まずは普通に嵌め直してみたんですが、
若干緩いかもしれません。
きっとこのまま組み直したら、スグにまた同じ事になるでしょう。

もう一度サイズを確認してみますが、、、、、確かに合っています。
サイズを間違えた可能性は有りません。
まぁ、サイズを間違っていたら1mm違ってくるのが大半なので、
そんな違いを間違える訳は無いんですが・・・

そうなると、シールを嵌める側が歪んでしまったのかもしれません。
ムムム、それは問題ですね。
解決策としては、、、、、ネジロック剤で固めるしかありません。
あまりこういった方法は取りたくないんですが、他に方法が無ければ仕方ありません。

それにしても、
このオイルシールの取り付け、ちょっと問題が有ると思うんですよね。
2016 10 kh125 94
問題のオイルシールとクランクピニオンなんですが、
取り付けるとこんな位置関係になるんです。
2016 10 kh125 95
何故こんなに隙間が開いているのか?
普通に考えると、万が一にも抜け出さないように、
クランクピニオンがシールの押さえになると思うんです。
丁度オイルシール一個分の隙間が開いていますので、
「抜けるなら抜けろ」って感じですよね。
オイルシールのリップ部分を多少押さえていても・・・・・・抜けちゃうから!そんなモン!!

実際の取り付けがこんな感じになります。
2016 10 kh125 96
コレはまだシールを取り付けてはいないんですが、
コレにシールを取り付けると、、、、
2016 10 kh125 97
抜け防止なんて微塵も考えていないような取り付け方。
初めからロック剤を使う事前提なんでしょうか?

何か追加工して、シールの抜け防止を考えようと思ったんですが、
上手い方法が思い付きませんでした。
結局、ネジロック剤を塗布して組み付け、
これで上手い事全ての問題が解決するといいんですが?

Ⅽ15 出来るか?フルレストア 其の壱拾七

クランクのブッシュクリアランスがちょっと詰まってしまったようなので、
コチラを解決しましょう。
現状では、フライホイールを掴んで結構な力を入れないとクランクが回りません。
回り続けていれば、いずれは丁度良いクリアランスになるんでしょうが、
その前に焼き付いてしまいそうです。

まずはしっかりとブッシュの回り止め加工をしましょう。
2016 11 c15 99
ブッシュの鍔部分には、予め回り止めの皿ビスを取り付けられるように穴を開けてもらっていますので、
その穴に合わせてケースに雌ネジを切ればいいだけ。
ただ、オイルラインに穴を開けてしまってはいけませんので、
ちょっと位置だけは考えて取り付けないといけません。

スペース上、あまり大きなビスは取り付け出来ませんので、
今回は3mmのビスを回り止めとして使用します。
まずは下穴。
2016 11 c15 101
有ると思っていたサイズのドリルが無かったので、
急きょ近くのホームセンターで買って来ました。
結構昔に折ってしまったのを、「そうそう使うサイズじゃないから・・・」
と、ついつい買うのを先延ばしにしていたツケでした。
無駄な時間を使ってしまいました。

下穴が開いたら、旋盤ニストさんから借りたタップで雌ネジを切ります。
しかし、ココでも問題。
タップが細過ぎて、こいつを銜えられるハンドルがウチには無いって事。
ドリルを買うついでにホームセンターを数件見て回ったんですが、
やはり中規模程度のホームセンターでは、そんな特殊な物は売っていませんでした。
かと言って、大型店になら有るのかと言われると・・・・???
買うのは諦めて、今回は工夫して凌ぎましょう。
一回り大きいサイズ用のハンドルなら有るんですから、
それにちょいと付け足せば・・・OK!
2016 11 c15 102

ブッシュの調整にはサンドペーパーを使います。
何度かやっていると思うんですが、
電動ドリルの先端にペーパーを付けて、
ゴリゴリ削らずフワッと削ります。
これで、ベアリングの様に軽くは回りませんが、
何とか軽く回る程度の抵抗にはなりました。

あとはピストンの到着を待つのみ。


KH125 国産ですよ。 其の弐拾八

まぁ、、、無いとは思っているんですが、
一応キャブをやってみます。
タンクの状態が良好な訳ではありませんので、
ゴミが混入したとしても不思議は有りません。
アイドリングだけでも維持出来るようになれば・・・・・・

やっぱ全然効果有りませんでした。
観念してエンジンを開けましょう。
多分、右側のケースカバーを開ければ済むと思うんです。
既にオイルは抜いていますので、
2016 10 kh125 90
ガバチョンと取り外し。
あ・・・・・
2016 10 kh125 91
もう何の言い訳も出来ない位見事にシールが外れています。
こりゃアカンわ。。。

でもこうやって原因が解り易いといいですね。やる事が決まっていて。



2016 10 kh125 92
あ~これってこのディスクカバーを外さないとダメですかねぇ~
取り付けに非常に苦労したので、出来る事なら外さないで作業がしたいんですが、、、
オイルシールを押し込むだけなら外さなくても大丈夫ですよね。
2016 10 kh125 93
しかし、どうして抜けてしまったのか?
そんなに嵌め合いが緩いとは思わないんですが、
確か・・・・・こっち側のオイルシールって純正品が出なくて、
工業規格の物を使ったんですよね。
でも、サイズはピッタリ合っているハズ。
抜けてしまった原因を何とか解明しないと、
次も同じ事になりかねません。

只単にシールを嵌め直すだけではダメですかねぇ?

Ⅽ15 出来るか?フルレストア 其の壱拾六

まずは確認の為に、付いていたピストンを再装着。
2016 11 c15 95
分解していた時は当たり前過ぎて全く気にしていませんでしたが、
ひょっとして上死点でもシリンダーの一番上まで達していなかったんじゃないか?
そう思いましたが・・・
2016 11 c15 96
そんな訳無い。
流石にそんな事が有れば気付きます。

で、本題です。
購入したピストンを取り付けて、、、とは言ってもピン径が違うので、
しっかりと取り付けた訳ではないんですが、
2016 11 c15 97
やっぱり。
2016 11 c15 98
アカ~ン、こんなん使えへん!!
もう少しでトップリングが顔を出しちゃいますよ。

おかしいな~
本当にC15用のピストンなのでしょうか?
ひょっとして注文する時に部品番号を間違えた?
もう一度確認してみましたが、箱に書いてある部品番号は間違いありませんでした。
って事は、何か仕様の違うピストンを注文してしまったのでしょうか?

シリンダーに下駄を履かせて・・・・・・とも考えましたが、
そうするとプッシュロッドも長い物に代えないといけません。
・・・・・・正直、ウチにはプッシュロッド流用のノウハウが有りません。

そもそも今回の間違いは~~~~~~
自分で部品の注文をしようと思っちゃった事ですかね~



十分痛い思いをしましたので、
今回の後の事は「サイドバルブ」さんに頼みましょう。

これで部品の件は解決したようなものです。
こっちは新たに発覚した問題に取り掛かりましょう。

KH125 国産ですよ。 其の弐拾七

しばらくの間はいつも通り調子良かったんです。
試乗も20分を超えるかといったところで・・・・
突然大量の白煙を吐いて一気に調子が悪くなりました。
「あ~~・・・・やっちゃった」
そう思いましたが、それと同時に「やっと決定的に壊れてくれた」って思いも有りました。
何とかがんばって走らせようと思ったんですが、流石に無理でしたね。
エンジンも止まってしまいましたので、
路肩に寄せて手持ち工具で出来るだけの事はやってみましたが、、、、、ダメでした。

仕方ない、押して帰りましょう。
125ccとはいえ、バイクを押してひと山越えるのは大変でした。
作業時は真冬でしたが、しっかりと汗をかいてしまいました。
イイ運動・・・というか、過剰な運動をしてしまいました。
普段の運動不足が響きますね。

止まった現場でも一応確認した事なんですが、
プラグはベタベタ。
圧縮・・・2次圧縮は有ると思います。
プラグの火花は一応飛びますが、若干弱いか?
止まった時に一番最初に頭を過ったのはオイル切れ。
何せ直前にそこら辺の作業をしていますからね。
でも、焼き付いた感じは全く有りませんでしたし、
オイルパイプに気泡は入っていませんので、恐らく大丈夫。
キックもスムーズに降ります。
そうなると原因は、、、、

イヤイヤ、ちょっと待てちょっと待て。
嫌な現実からはちょっと距離を置いておきたいですし、
状況を過信してはいけません。
ちゃんと確認をしていきましょう。

まずは腰上の無事を確認しておきましょう。
マフラーを外して、排気ポートから中を覗きます。



大丈夫、見える限りでは目立った傷は一つも有りません。

これで心置きなくキックが踏めます。
ベタベタなプラグを掃除して、もう一度エンジンをかけてみましょう。
止まった現場でも一応エンジンはかかったんですよ。
しかし、アイドリングが続かず、スグにプラグが汚れてしまったんです。
状況は変わりませんが、確認の為にもう一度エンジンをかけてみます。



もう白煙モクモク・・・コレは完全にギヤオイルを吸っている状況ですよ。
そこで、
2016 10 kh125 89
ギヤオイルを抜いてからエンジンをかけてみましょう。
これでギヤオイルを吸う事は無くなったので、白煙は収まるはず。

ダメですね。
収まりません。
っというか、エンジンがかかった状態を維持出来ないので、
収まるのかどうか判断が出来ません。
でも、まぁ・・・・・
ダメですよね、エンジン開けなきゃ。。。

Ⅽ15 出来るか?フルレストア 其の壱拾伍

やっぱり海外製品をそのまま使えると思うのは間違いですね。
追加加工は当たり前、
使えなくても仕方ない。
もちろん返品は不可。
(今は全部がそうでもないみたいですが・・・)

外車は国産に比べると、旧い車両でも部品が揃っているんですが、
こういった落とし穴が有るんですよね。
部品が買えると思っても、いざ注文すると欠品中で、
再販までに長い事待たされたり、
今回の様に「使おうと思えば使えない事は無いよ」
みたいな部品だったり・・・・
そりゃぁ~使えなくはないだろうけど・・・・
ちょっと走ったら潰れてしまうような部品ではね。

要は・・・初めから旋盤ニストさんに頼めばよかった!

造ってもらったブッシュをケースに組み込みます。
オイル孔がズレない様にマーキングをして、
ストーブでケースをしばらく温めます。
2016 11 c15 93
イイ感じになったトコロでマーキングを合わせてブッシュを挿入。
後は回り止めのネジを止めればOK。

なんですが、ちょっとその前に気になる事が。
内燃機屋さんに出す準備をしていて気付いたんですが、
新しく買ったピストン。
2016 11 c15 84
これも・・・・・・・・・使えるのかな?
って疑問が。

付いていたピストンと比べてみると、
2016 11 c15 85
ちょっとハイトが違い過ぎない?
付いていたピストンが国産の何かの車種のモノを流用していますので、
本来のモノを使うと若干の違いは有ると思っていましたが、
これは・・・ダメじゃないかな。

ピストンサイズは、一番大きなサイズを注文しても、現在のボアサイズには届かなかったので、
それならいっそSTDでスリーブを造って貰おうと思っていました。
ですから、スカスカなのは解っていましたが、
ハイトも違うしピン径も違う。
このピストンを使う為に小端のブッシュを入れ替えたのか?
それならブッシュを新しく作成して入れ替えれば済む話。
でもハイトの問題はなぁ~

仮組みしてみましょう。
2016 11 c15 94
ブッシュを入れたケースの片方にクランクを入れて、
シリンダーを載せます。
クランクを上死点にセット。
あれ?クランクの回転が・・・・重い。
ブッシュ単品ではイイ感じのクリアランスでしたが、
やっぱり旋盤ニストさんの言った通り、
ケースに嵌め込んだ事により、若干クリアランスが変化したみたいです。
コレはまた後で解決しましょう。

KH125 国産ですよ。 其の弐拾六

流石に5000rpmキープのまま、不調が出るまで店先に止めておく訳にはいきません。
近所迷惑甚だしいですから・・・・・・

って事で、どうしても試乗に出るしかありません。
時間を見計らって、不調になる時間に店の近辺に戻って来れるようにして、
大体発生状況が解りました。
キャブ系の問題かもしれません。
前回アクセルを閉じた時に不調と書きましたが、
5000rpm位で走行していて、減速しようとアクセルを閉じた時、
スムーズに回転が落ちてくれません。
そこでもう一度アクセルを開けていくと、3000~4000rpm位の間がスムーズに上がらない。
何とか上がっても、急に6000rpm近くまで跳ね上がったり、
普通に回転が上がったり、


交換出来るキャブが有れば交換してみるんですが、
残念ながらそんなに都合の良い物は有りません。
ジェット類だけでも新品が取れない物か・・・・
あと、今の所思い付くのは・・・可能性は少ないと思いますが、
オイルを交換してみましょう。
ガソリンが劣化していましたので、オイルも劣化が無いとは言えないでしょう。

オイルタンクを取り外して、
あれ?
オイルタンクを取り付けているネジが外れない!
ヤバイな、これは無理にやると折れちゃうパターンじゃないですか?
潤滑剤を塗布しながら徐々に徐々に・・・・・・・・・・

2016 10 kh125 87
何とか無事に外れました。
2016 10 kh125 88
ネジ穴は要修正。
ネジも交換です。

オイルを交換して、
ダメ元の試乗。





止まった!!(不調がではありませんよ、エンジンがね)
しかもヤバイ感じの止まり方。
コレは決定的に壊れたかも!?

委託販売 トライアンフ TR6R 始動動画

インスタにもフェイスブックにも動画投稿が出来なかったので、
コチラで公開します。
相変わらずの低画質ですが、調子良さそうな「音」だけでも伝われば・・・・

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C15 出来るか?フルレストア 其の壱拾四

実は完成連絡を頂いた時に、大体の事情は聞いていたんですが、
どうやら仕入れたブッシュが使えなかったみたいです。

って事で、
完全新規作成。
2016 11 c15 86
右が購入したブッシュ。
左が新規作成して頂いたブッシュ。

使えなかった理由なんですが、
まずはこの鍔部分の形状。
2016 11 c15 87
なぜか取り付けに際して邪魔になる事は無いのに・・・・鍔がカットしてあります。
恐らく、他車種にも使えるのでしょう。
その際にこのカット部分が有効活用されるんでしょうが・・・
ウチにとっては回り止めが造り難いだけ。

でも、コレは大した問題ではありません。
問題なのはコッチ。
ブッシュが内側と外側の2重構造なのは見て解ると思います。
加工精度が悪過ぎて、オイル孔が合いません。
2016 11 c15 88
造った人も途中で解ったんでしょうね、
外側の穴を斜めに開けて、無理矢理合わせようとしています。

更に、このブッシュの内側にもう一個カラーが入るんですが、
2016 11 c15 89
これにもオイル孔が開いています。
これと合わせると更に、
2016 11 c15 90
悲惨な状態。
トドメが、
ケースのオイル孔とも合わない。。。。。
2016 11 c15 92
折角キレイにボーリングしてもらったのに。

造って貰ったブッシュなら、
2016 11 c15 91
流石の加工精度です。

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プロフィール

バイク工房蔵

Author:バイク工房蔵
東京の八王子市でバイク屋をやってます。

基本的に70年代までの古めのバイクが好きです。
現行車はやりません!出来ません!!
ビックスクーターなんて見たくもありません。

こんな偏ったバイク屋なので、いつも経営の危機です。

ワタシ一人では何にも出来ませんが、
周りには頼りになる業者さんが居ますので、
お陰様でなんとかやっていってます。
感謝感謝!!

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