2017-05

Ⅽ15 できるか?フルレストア 其の七

オーナーさんに一応連絡。

クランクがこんな状態で・・・・・
部品は入ると思うんですが・・・・・
ケースがね・・・・・・
加工でイケれば・・・・・


明らかになったクランクの不良具合と、
今のところ考えている対応策。
予算内では当初の予定通りには出来ないであろう事。
等々お話しさせて頂いて、、、
それでも作業続行を許可して頂いたので、
必要な部品をリストUPして、委託業者さんにお願いします。

店開店当初は自分で海外に発注していたんですが、
少量で発注すると送料が高いんです。
委託業者さんに手数料払う方が安いし安心なんですよね。
横の繋がりも出来ますし。



部品の発注は終わりましたので、
組み上げる為の下準備に入りましょう。

改めてクランクブッシュの状態をUPしておきますと、
2016 11 c15 41
2016 11 c15 44
ケースとブッシュの間にここまで明らかな隙間が出来るとは。。。
こんなになる前に異音はしていたと思うんですけどね、
現オーナーさんは数回エンジンをかける程度しか使っていませんから、
前オーナーさんの所で酷使されたんでしょうね。
詳しくは聞いていないんですが、現オーナーさんが購入した時、
「エンジンからの異音有り」って説明は有ったんでしょうかね?
・・・・・まぁ、ウチにとっては仕事を頂けたのでありがたいんですけど。

外したケースをキレイニしましょう。
塗ってあったコーキング剤、液体ガスケットを取り除く為に、
まずは邪魔なスタッドやノックピンを外します。
2016 11 c15 46
2016 11 c15 47
無事に外れてくれればいいんですけどね、
スタッドを折っちゃったらまた面倒ですから、
ダメそうならスグに諦めます。



シリンダーのスタッドは諦めましたが、ケースのスタッドは意外と簡単に抜けました。

2016 11 c15 48
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ノックピンは何個か有ったのですが、内二つが難敵でした。
2016 11 c15 50
他はこの様にプライヤーで外れたんですが、
難敵二つは全然ダメで、
ノックピンが潰れそうなので方法を変えないと事態が悪化しそうです。
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KH125 国産ですよ。 其の壱拾八

思い付いた事はとりあえずやってみました。
ミッションごっそり移植。
2016 10 kh125 71
汚れたままのミッションを移植するのは気が引けますが、
余計な手をかけて何か変わってしまっては元も子も有りません。
2016 10 kh125 72
クランクの方はダメそうですが、
密閉されていたミッションは状態が良さそうですから、
これで良ければそのまま閉めてしまってもいいかな?

出来るだけバランスを崩さないように移植。
これでもう決まっちゃうと・・・内心思っていましたが、
変わらん!!

ど~いうこっちゃ!
ミッション丸々移植してもダメって事は、
ケース側に問題が有るって事?
ならば逆に、部品取りのケースからクランクを抜いてしまい、
元エンジンのミッションを移植してみます。
するとどうでしょう。
これも全然ダメ。
?????????????
どちらも症状は同じで、カウンターシャフトの一番奥のギヤが干渉します。





原因が解らないままではスッキリしませんが、
タイムリミットが迫っている以上、あまり考えている時間は有りません。
当初の予定通り、元々付いていたミッションにスペーサーを噛ませて対処しましょう。

最後に念の為、
2016 10 kh125 68
対策を施してもう一度ミッションだけ組んでテスト。
やっぱりこれが現時点でベストな方法ですね。

これが最後の組み立てになる事を祈りつつ・・・・エンジンを組み直します。

C15 出来るか?フルレストア 其の六

ケースを割りましょう。
例に漏れず、このケースの合わせ面にも・・・
2016 11 c15 31
こってりって訳ではないんですが、コーキング材が塗ってあります。
まぁ、割る事には支障ありませんからね。
後の事は後で考えましょう。

専用工具を使ってクランクをバックリ割り、
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患部を観察してみましょう。

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ベアリング・・・・ブッシュだった訳ですが、その内側のカラーまで削れちゃってます。
そうなるともちろん、、、ブッシュのハマルケース側も、
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コレは重症か?
これだけクランクの支持部分にガタが有ると、
流石にクランクにも影響が有ります。
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クランクウェイト部分に擦れた跡がしっかりと。
大端部分のヨコ方向のガタもコレが元凶だったんでしょうね。

ケース、ブッシュ、カラーと3点セットで要交換。
2016 11 c15 36
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まぁ、ブッシュとカラーは手に入るでしょうし、
ケースも探せば中古は出て来るでしょう。
もしくは・・・・・オーバーサイズのブッシュを作ってもらって、
ケース側もボーリングすれば。。。

あ、、、なるほどね、こうなってしまった原因はコレでしたか。
2016 11 c15 38
ここ、ブッシュの回り止めの為のピンが抜けているんです。
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本来ならここにピンが入っているので、
ブッシュが空回りしないんですが、何らかの理由でこのピンが抜けてしまい、
ブッシュが空回り。
ケースも痛めてガタ発生。
こんなところですね。

KH125 国産ですよ。 其の壱拾七

時間をかけて色々と試行錯誤した結果、
不具合の原因は解りませんが、
解決方法は見つけ出せました。

シフトドラムとその留め金具(取り付け間違えた奴)に、
スペーサーを噛ませる事です。
なぜだか解りませんが、コレを追加するとベストポジションなんです。

一応問題は解決しましたので、
これで閉めてしまってもいいんですが、
手元には部品取り用のエンジンが有ります。。。。。
コレが無ければ間違い無くこのまま閉めちゃうんですが、
有る以上検証しない訳にはいきません。

2016 10 kh125 67
取るモノ取ったトコロでさっさと送り返しちゃえばよかった・・・・
よし、分解していきます。
ただ分解するのではなく、使うエンジンとの差異は無いか?
確認しながら分解を進めていきます。
2016 10 kh125 69
この部品取りエンジン、初心いエンジンかと思ったら、
既に誰かの手が入っていますね。
中途半端に組んであります。
何か部品取りした後なんでしょうか?

ミッションの動きを確認してみたところ、
・・・・こっちの方がシャフトのガタも無くしっかりしている気がします。
2016 10 kh125 70
いっその事こっちのミッションを使ってしまえば早いのでは?
当然そう思っちゃいますよね。
ところが・・・・そんな簡単な話ではなかったんですよ。

C15 出来るか?フルレストア 其の伍

問題の無かったクラッチスプリングを外し、
どんどん分解していくと、
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クラッチアウターのベアリングに異常が。
2016 11 c15 23
ど~見ても一個足りないでしょう。
多分このサイズなら中古ですが良品が有ると思いますので、
時間を見つけて探しておきましょう。

クラッチ、ジェネレーター関係が外れましたので、
エンジンを降ろします。
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右ケースカバーの1枚目は簡単に開いたんですが、
2枚目が中々開きません。
まぁ、ここら辺はいつもの事なので、ちょいと時間をかけて地道に外しました。
が、このエンジン、オイル漏れが酷いのか?
ケースやカバーの合わせ面にコーキング剤が塗りたくってあり、
今後組み立てる時に問題になりそうです。
英車なので多少のオイル漏れは仕方ないかなとも思うんですが、
どの位の漏れだったんでしょうかねぇ。
各部品を面研しないとダメか?

肝心の中身の方ですが、
2016 11 c15 26
やっぱり大問題でした。
クランクギヤがガタガタします。
いや、、、、、、これは、、、、、
2016 11 c15 28
ベアリングからガタが来ています。
それもどうやらベアリングだけがダメな訳ではないみたい。
これは不味いですよ。

KH125 国産ですよ。 其の壱拾六

サクッと分解。
ミッションです。
2016 10 kh125 62
これを組む時に間違わないように、メモを取りながら分解していきます。
2016 10 kh125 63
こちらがメインシャフト側、
2016 10 kh125 64
コッチがカウンターシャフト側。
2016 10 kh125 65
ココの部品には特に異常は無いと思います。
そうなると、何か部品が足りないとか・・・・
これも大丈夫でした。
以前やったYA6の時の様に、ベアリングの嵌め具合、
ワッシャー、スペーサーのささぐれ、
その辺りも今回は全く問題有りませんでした。

おかしいですねぇ~
取りあえず各パーツをキレイに洗浄して、
もう一度組み直してみましょう。
この後何度も組み直しをしてはケースを合わせ、
ミッションを動かしてみるという作業を繰り返すと思いますので、
クランクは一旦抜いておきましょう。
いちいち専用工具を使ってクランクを割ったり合わしたりでは、とても効率が悪いですから。

まず、前回同様に普通に組んでみました。
あ~確かにニュートラルにしても引っかかる感じは有ります。
完全にフリーではないですね。
では、何処が当たっているんでしょうか?
一枚一枚ギヤを取り外しては動きを確認し、
どのギヤが当たっているのかを確かめます。
結果、
2016 10 kh125 66
一番奥のギヤでした。
これがスライドして来てから噛み合うギヤと、常に接触してしまっていた為、
ニュートラルにしてもフリーにならなかったんです。

患部は解りました。
では、そうなってしまった理由ですが・・・・・・
解りません。
シャフトのハマリが甘いのか?
ベアリングのハマリが甘いのか?
全然そんな事は有りません。
シフトドラム?
これもしっかりハマってます。
部品点数は既に確認していますし、、、、
今の所原因不明。

BSA C15 出来るか?フルレストア 其の四

ヘッドまでは問題は見つかりませんでしたので、
このまま分解を続けます。
ヘッドを取り外して、ピストン、シリンダーを確認。
2016 11 c15 16
ここまでで問題が出てくれれば楽で助かるんですが、
恐らくここは問題無いでしょう。



予想通り、多少のヘタリは有りますが、全然問題無く使えるレベルです。

一番心配していたのは、「クランクが折れているんじゃ?」って事でした。
なにぶん、以前やったAJS程ではありませんが、
アレに似た感じがしたもので・・・・
幸い折れてはいませんでしたが、
ガタが大きい気がします。
タテ方向のガタは無いんですけど、
コンロッドの振れ(ヨコ方向のガタ)が大きい。
コレは完全にエンジンフルオーバーホールコースです。

・・・今回は
オーナーさんに結構な額の予算を用意して頂きましたが、
一応連絡入れておきましょう。
ひょっとすると予算の半分をエンジンで使ってしまうかもしれません。


少々想定外でしたが、
まぁこういう事も有るでしょう。
幸い、オーナーさんのご理解も頂けまして、
このまま作業続行になりました。
予算の都合上、当初の予定通りには行きませんけどね。

そうと決まれば、さっさとエンジンを降ろしてしまいましょう。
シングルエンジンなのでそんなに重くは無いと思いますが、
腰の負担低減の為にも、今の内に外せる物は外しておきます。
2016 11 c15 18
クラッチとジェネレーターは外しておきましょう。
そうそう、オーナーさんはクラッチが重いと言っていました。
確かに、この手の車両にしてはちょっと重いです。
十中八九クラッチスプリングの締め過ぎだと思っていたのですが、
2016 11 c15 20
全然締め込んでいませんでした。
アレ?
他の原因かぁ~

KH125 国産ですよ。 其の壱拾伍

もう試乗する気満々。
いざという時の最低限の工具一式持って、
作業時期は1月で寒かった為、冬用のジャケットを着込み、
ヘルメット被って準備万端。
タンク内に残ったガソリンは少量だったので、
スグにガソリンを入れる為に現金も持って・・・・

エンジンがかからなくなりました。。。。

ちょっとちょっと、何なの?
折角ここまで準備したのに・・・
また火花が飛ばなくなりましたかねぇ~
それともキャブ?フィルターでは取り切れないゴミが詰まった?

等々、色々と考えて色々やってみたんですが、一向に解決出来ない。

・・
・・・ひょっとして、、、、ガソリン古い?


ビンゴでした。
何て初歩的な・・・・・・・・・・結構な時間をかけて検証した結果がコレとは。。。
一つ言い訳を。
そんなにダメな匂いはしていなかったんですよ。
確かにフレッシュな匂いではありませんでしたが、まだイケそうな気がしたんです。



ガソリンを入れ替えて試乗に出ましょう。




結果。
近くのガソリンスタンドまでの短い距離の往復でしたが、
走りは問題無し。
しかし、、、、、、、、ミッションが!!
走る為の各ギヤには問題無く入るんですが、ニュートラルが入らない!!!
エンジンを止めれば入るんですけど、かかっていると全然入りません。
あちゃ~、良く有るパターンのトラブルですね。
これはまぁ、、、仕方ないかな。
エンジンかかってからじゃないと解りませんからね。

エンジンが暖まるとドンドン状況が悪化して来ました。
ニュートラルのままではエンジンが止まってしまう位。
クラッチを切れば止まらないんですが。
コレはもうダメだ、こんな状態で納車は無理です。
即断!
もう一回エンジンを開けてミッションを修理します。

実はミッション部分は手を付けていないんですよね。
取り外したそのままを保存して、そのまま組んだだけなんです。
やっぱり全部分解して点検するべきでしたかねぇ~

まだ急げば月末には間に合います。

BSA C15 出来るか?フルレストア 其の参

あのエンジンの異音、
スルーするにはちょっと危険な感じがします。
ひょっとすると、以前大破したエンジンと同じ感じかも。

軽傷である事を祈って、、、、多分無駄な祈りですが、、、ヘッドを開けてみます。
2016 11 c15 10
プッシュロッドが曲がっている程度なら楽なんですが、
異音はクランク辺りからしていましたからね。
2016 11 c15 11
見た感じ異常は無し。
強いて挙げるならば、
2016 11 c15 12
こっちのヘッドカバー側に付いているロッカーシャフト、
これの排気側スラストスプリング、
2016 11 c15 13
これが全然効いていなくて、カタカタしちゃっている事位でしょうか?

バルブ関係も問題無し、
プッシュロッドも・・・・曲がりは有りません!

やっぱりクランクかなぁ~
悪い予感が頭を過ります。
まさかね・・・・・あんな事は滅多に起こる事ではありません。
でも・・・・・・・・・


分解前に点火タイミングを確認しておきましょう。
2016 11 c15 14
本来ならヘッドを開けてから、
直接ピストンクラウンにダイヤルメーターを当てて計測するんですが、
とりあえずは簡易的でも問題無いでしょう。
プラグホールに上死点ゲージを取り付けて、



ん?


何か間違えましたか?
もう一度。



これは、、、、どういう事?


恐らく、点火タイミングとバルブタイミングは合っています。
しかし、その時のピストン位置が全然合っていません。
上死点よりはるか前、こんな位置で点火されても・・・・・
って位置です。
これでエンジンがかかっていた訳ないです。
やっぱり破滅の予感が。。。。

KH125 国産ですよ。 其の壱拾四

無事に問題は解決しましたが、
普段通りに確認しながら組んでいれば、もっと早期に発見出来たはず。
やっぱり焦るといい事ないですね。
解っちゃいるんですけどね・・・こちとら家族の生活かかってますから。


今回はちゃんと確認しながら組みましたので、
クランクは軽く動きますし、ミッションもちゃんと入ります。
腰上を組み上げて、、、、
2個1にした為、ちょっと気になっていたヘッドとシリンダーの色合いでしたが、
2016 10 kh125 57
サンドブラストの甲斐有ってか、違和感は無いですね。
あれだけ時間をかけましたので、無駄にならなくて良かったです。

オイルホースをつないで、ポンプ内のエア抜き。
2016 10 kh125 52
2016 10 kh125 53
奥の方にエア抜き用のボルトが有る為、
少々やり難い上に、オイルでベトベトになってしまうんですが、やらない訳にはいきませんからね。
後でパーツクリーナーを使ってキレイにしておきましょう。

オイルポンプからインマニへ輸送する為のパイプ内も、
出来る事ならエア抜きをしておきたいんですが、
2016 10 kh125 54
面倒なので、、、、混合でエンジンをかけて抜いてしまいましょう。
って事で先にキャブを取り付けて、
別タンクから混合ガソリンを供給してエンジンをかけましょう。

一発でかかるって訳じゃないですが、
数回のキックで目出度く復活!
調子も悪くは無いですよ。
アイドリングもちゃんと続いています。

順調順調!
こなままいけば大丈夫。
ある程度の余裕を持って月末を迎えられます。
オイルパイプ内のエア抜きも終わりましたし、
普通ガソリンに代えて早々に試乗へ出ましょう。

あっっ、ガソリンタンク内がイマイチな状態ですが・・・
まぁ、この程度ならフィルター追加でしのげるでしょう。
2016 10 kh125 55
丁度ガソリンホースが若干短い気がしていたので、
これは渡りに船です。
2016 10 kh125 58
スペース上この中に収めるのがベスト。
さぁ、ガソリンタンクを載せて、いざ試乗へ!

BSA C15 出来るか?フルレストア 其の弐

前回の続き。
今の所改良予定の部分ですが、

ガソリンコック。
コレは全く使い物にならないので要交換。

おや?
この車両にはオイルタンクにもコックが付いていますね。
2016 11 c15 7
普通はオイルタンクにはコックは付いていませんが、
こんな物をわざわざ付けるという事は、何かしらの不具合が有るという事でしょうか?

あともう一つ、
サイドスタンドなんですが、
2016 11 c15 8
長過ぎて全然使い物になりません。
2016 11 c15 9
センタースタンドを立てているのにサイドスタンドが接地します。
こんなの有っても使えませんよ。
何でこんなの付けちゃったんでしょう?
コレは・・・・作り直してもらった方がいいかもしれません。


見た目の確認はこの位にして、
実際の作動確認をしていきましょう。
まずは・・・・・バッテリーが上がっていたので、
手持ちの6Vバッテリーを取りあえず付けておきます。
サイドカバー上部に付いているメインスイッチをONにして、
プラグに火花が飛ぶか確認。



火花は大丈夫ですね。
問題無く飛んでいます。
しかし・・・・・・・キックをする度にクランク辺りから異音が。。。。
これはねぇ~
嫌な感じしかしません。

このままエンジンをかけてもいいものか?
絶対ダメな気がします。

何か悪化させても嫌なので、
エンジンをかけてみるのは異音の元を追及してからにしましょう。

灯火類はどうでしょう?
ヘッドライトは・・・・・灯きません。スモールなら灯きました。
テールは・・・・・常に灯きっぱなし、ブレーキを踏むと消えます。
ブレーキランプは・・・・灯きません。
ウィンカーは・・・・点灯はしますが、点滅はしません。

予想はしていましたが、電気もほとんど全部やり直しになりそう。。。。。

KH125 国産ですよ。 其の壱拾参

腰上を組む為にピストンを動かそうと・・・・・
あれ?
何でこんなにクランクが重いの?
ついさっきまでは軽く回っていたはずなんですが。

直前にやった作業が原因でしょうね。
クラッチ?
組みミスしましたかねぇ~
仕方ありません。
手間ですが、もう一度エンジンを降ろしてクラッチ部分を開けましょう。

一応クラッチを分解してみたんですが、
組みミスは無いと思うんですよね~
2016 10 kh125 59
でも、クランクは軽く回るようになりましたので、
絶対何か関係しています!
ム~~~~~





あっ!!!
見つけた。

これか~、確かに見落としそうな事ではありますが、
・・・・・・迂闊でしたね。反省反省。

解説します。
原因はコレでした。
2016 10 kh125 60
シフトドラムを留めているこの金具。
それと、
2016 10 kh125 61
ミッションのメインシャフトベアリングを留めている金具。
両方を比べてみると、形は全く同じ。
でも、厚みが若干違うんです。
本来なら、厚みの有る方をシフトドラム側に付けないといけなかったのですが、
そこを逆に付けてしまった為、
クラッチアウターと上画像の金具を留めているビスの頭が干渉してしまったんです。
その為、クラッチを組むとクランクが重くなってしまうと・・・・・・・

お粗末な結果でした。
パッと見ただけで同じ部品だと判断してはいけませんね。

BSA C15 出来るか?フルレストア 其の壱

この車両をやるのは久しぶり、
おそらく 1961年式の BSA C15 です。

エンジンがかからないという事で、北関東の某県まで引き上げに行きました。
2016 11 c15 1
見た目の状態はマズマズ。
良く有るパターンで、

オークションで購入。

当初はエンジンかかった。

しばらくするとエンジンがかからなくなる。


っという事で、
エンジンも含め、出来れば色々レストア。
2016 11 c15 2
塗装はこのままでも大丈夫?

ちょっと気になったのが、
2016 11 c15 3
フロントのタイヤなんですが、フェンダーとのバランスが悪いような・・・
ちょっと細いのかな?
まぁ、タイヤの状態は良い訳ではないので、
交換ついでに合うタイヤを探してみましょう。

2016 11 c15 4
エンジンがかからなくなる前に、エンジンから異音がしたという事でしたが、
キックをするだけでも何やら怪しげな異音が・・・・う~~~ん
エンジンをやる事になったら相当予算を圧迫しますね。

このダサいシートはどうにかしたいですね。
全くこの車両に合っていない!!
オーナーさんも同意見で、
ご希望はシンプルに黒いシートにって事でした。

電装関係も少しやらないとですね。
だって、
2016 11 c15 6
ウィンカースイッチがこんなトコロに付いていては操作し難いでしょう。
メインスイッチも鍵付きのモノではなく、
単なるスイッチなので、防犯上宜しく無いでしょう。

他にもやりたい事はあるんですが、長くなりますので次回に。

KH125 国産ですよ。 其の壱拾弐

実は奥の手なんて大層な物じゃないんですけどね。
何か所かテープでOリングを留めてしまって、
そのままソォ~ッと蓋をします。
で、ネジを締める前にテープを引き抜く。
って具合です。
上手くいく場合も有れば、失敗する場合も有りますが、
今回は上手い事収まってくれました。

手古摺りましたが、これで組み立てを進められます。
シフトシャフトを挿入し、
2016 10 kh125 47
分解する時から気になっていたシフトの調整をします。

??
これは・・・・一体?

2016 10 kh125 48
今までの経験上、
このボルトが偏心していて、シフトの調整機構になっている場合が多いのですが、
御覧の様にタダのボルトでしかありません。
って事は他に調整機構が?



何にも無い!!
正かこのエンジン調整出来ないの!?
2016 10 kh125 49
これでいいのかなぁ~
絶対ずれていると思うんですが。
調整が出来ない以上、これでやってみるしかありませんね。

クラッチを組んでケースカバーを閉めます。
腰上ならフレームに載せたままでも組む事は出来ますので、
2016 10 kh125 50
サクッと載せて腰上を組んでしまいましょう。
2016 10 kh125 51
アレ?
これは・・・・・何処かでミスしました。

CB250RS 状態良好 其の参

もう「ほぼほぼ」終わりです。
楽勝・・・と言ってしまうと工賃を請求し難くなってしまいますが、
いつもやっている問題ばかりの車両に比べればねぇ~

試乗に出ましょう。
ガソリンを入れるついでに、ほんの1~2km走ってみたんですが、
走りには問題有りませんでした。
ただ、メーターから異音がするんですよね。
回転計から『ギィ~~~~~』って感じの。
2017 2 rs 19

放置していた代償ですかね?
一応オーナーさんに連絡。
恐らく、メーター内部の問題なので、メーター屋さんに出さないと直らないでしょう。
外注に出さないといけないので、結構なお値段はするハズ。
いつ壊れるか解りませんが、とりあえず今は使えます。
どうします?



オーナーさんの回答は・・・・・現状維持でって事でした。
まぁ、壊れたら壊れた時って事で。

本格的な試乗に出ます。
相変わらずエンジンの調子は良いんですが、
メーターからの異音が大きくなってきたような?
『ギィ~~~』から『ギャァ~~~~』へ、
さらに悪化しそうなので・・・・・・試乗中ですが緊急停止。
2017 2 rs 20
残りの試乗はメーターケーブルを外して行いましょう。
回転計のケーブルを外して試乗再開。
すると、、、、、
異音が悪化した原因が解りました。
スピードメーターからも異音が出始めていたんですね。

仕方ない、
一旦店に帰りましょう。
他にもちょっと気になった事も有りますので、
対策をしてからもう一度試乗に出る事にしましょう。


気になる点というのはキャブなんです。
例の加速ポンプ。
やっぱりイマイチ効きが悪いような気がします。
って事で加速ポンプの強化を行いまして、
メーターはそのまま、触らぬ神に祟り無し。
いや、最後のひとあがきをしてみましょう。
2017 2 rs 21
メーターを取り外して裏返し、
2017 2 rs 22
このメーターワイヤー取り付け部分に潤滑剤を数滴垂らします。

これで劇的な効果が・・・・・有るとも思えませんが、
一縷の望みを託して。。。


これが試乗してみて驚き。
メーターからの異音が止みました。
一時凌ぎかもしれませんが、やってみるもんですね。
加速ポンプも良くなりました。
アクセル急開時にもついてくるようになりましたので。

これですべての心配事が解決しました。
安心して納車出来ます。
このオーナーさんから次のお仕事も頂いていますので、
サクッと納車して次の仕事に移りましょう。

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プロフィール

バイク工房蔵

Author:バイク工房蔵
東京の八王子市でバイク屋をやってます。

基本的に70年代までの古めのバイクが好きです。
現行車はやりません!出来ません!!
ビックスクーターなんて見たくもありません。

こんな偏ったバイク屋なので、いつも経営の危機です。

ワタシ一人では何にも出来ませんが、
周りには頼りになる業者さんが居ますので、
お陰様でなんとかやっていってます。
感謝感謝!!

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