2016-09

モトグッチ ストロネロ イタリアの長命バイク 其の七

良くなった・・・とはいえ、
やはりエンジンのかかりは悪いです。
でも、一旦エンジンがかかってしまえば調子は良いみたいで、
途中で止まったりもしません。

う~ん、どうしても点火時期が気になるんですが、
ピッタリとはいかないまでも、ソコソコの位置で合っていなければ、
ここまで調子良くエンジンかかっていないでしょう。

でも、念の為。
火花が強くなったので、何か変わるかもしれません。
そう思って、今の点火時期をマーキングしておいて、
元に戻せるようにしておき、
点火時期を色々と動かしてみます。
一度エンジンかけた後ですから、的外れでなければエンジンもかかり易い筈。



やっぱダメですね。
信じられませんが点火時期はあれでいいみたいです。

残るはキャブですね。
調整出来る箇所を色々とイジってみましょう。
点火時期を元に戻し、エンジンをかけたままちょっとアイドリングさせていると、、、
今までに無い止まり方をしました。
突然パタッと止まったんですよね~


正直青ざめました。
ヤバイ!やっても~たか!!
こんな止まり方をしたら、マズ疑うであろう『焼き付き』
ドキドキしながらキックを踏んでみました。



あれ?意外と感触に変化は有りません。
そうなるとヘッドですかねぇ。

ヘッドカバーを開けて確認してみます。
sn 34
・・・・・・こんな訳無いよな。
思っていたほどオイルっ気が有りません。
エンジンをかける前に、初期潤滑したオイルしか残っていないような・・・・・・・
オイル通路ってドコに有るんでしょうね?
まさか、ブローバイのオイルっ気だけで潤滑出来るほど、バルブ周りの潤滑は甘くないでしょう。
恐らく、4本有るスタッドのどれかがオイル通路になっているんでしょう。

この状態でエンジンをかけてみましょう。
バルブ周りにオイルを注しておきたい気分は満載ですが、
上がって来たオイルなのか?注したオイルなのか解らなくなってしまうので、
危険覚悟でこのままエンジンをかけてみます。



かかるかなぁ~
ダメ元と思いながらキックしたんですが、
アッサリとエンジンは再始動。
スグにでも止めたい気持ちを抑え、ヘッド周りを観察。



オイル・・・・・・・・・全然上がって来ません!!
若干、ロッカーシャフトの辺りから、
sn 35
気泡がプチプチ出て来るんですが、オイル自体は全然出て来ません。
・・・・・・・オイルポンプか・・・・・・・・・・・・

この作業をしている時は年末の12月。
今部品を注文しても、当分の間は部品来ないでしょう。
日本の感覚の当分ではなく、イタリア感覚の当分ですので、、、いつになるかな?
クリスマスに年末年始を挟みますので、普段よりも絶対時間がかかります。
・・・・・参ったな。
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ライラック CF40 過去最強? 其の七

作成した工具、
一本目は失敗しました。
焼入れを中途半端にした為、見事に曲がりました。

ですから、2度目はちゃんと・・・・・とは言っても、
バーナーで炙るだけなので、そんなにちゃんとはしていないんですが。。。
何もしていないよりはマシでしょう。
プーラーを作り直して、バーナーで炙ってから急冷。
前回は先端だけ焼入れしたんですが、今回は全体的に焼き入れ。
これでどうでしょう?




cf 31
cf 32
ダ~メだこりゃ。
やっぱりナマクラな材料ではダメですね。
ウチで出来るのはココまで!
やっぱり「スペシャル旋盤ニスト」さんに頼みましょう。
部品取りのエンジンごと預けましたし、良い材料で作ってくれる事でしょうから、
取り外し出来るのも時間の問題でしょう。

工具が出来上がるのを待っている間、
他の車両をやっていたんですが・・・・
次の日には連絡が有りまして、ひょっとして!!
って思ったんですが、残念。
旋盤屋さんも相当苦戦しているみたい。
話しを聞く限り、これ以上旋盤屋さんに任せるのは酷です。
工具だけ作って貰い、取り外し作業はウチでやりましょう。

早々に引き上げに伺いまして、
作って頂いた工具で取り外し作業をします。
因みに、
cf 33
cf 34
これが第一弾作製品。
見事に曲がっちゃってます。

そして第二弾は・・・・高強度の物で作って頂いたのですが、
それが仇となり、中で折れてしまったそうで、取り出しに相当苦労したそうです。

そして第三弾。
cf 35
強度を少し落した材料で、出来るだけ太くなるように作ってもらいました。
これで地道に試してみて、ダメだったら・・・・・他の方法を考えるしか有りません。

モトグッチ ストロネロ イタリアの長命バイク 其の六

このままではラチがあきません。
キャブ、点火時期は大丈夫だと仮定して、
その他の可能性を探っていきましょう。

まずはエンジンの圧縮。
キックをした感じは問題無さそうでしたが、
ちゃんと・・・安物のメーターではありますが、
圧縮メーターで計測してみましょう。



十分な圧縮ですね。10kg/cm2近く有ります。
これでエンジンの問題と言う線はほぼ考えなくていいでしょう。

次に、排気の問題。
2サイクルではないんですから、マフラーが詰まるなんてほとんど無いと思いますが、
絶対に無い訳ではありませんからね。
マフラーを取り外してエンジン始動を試みます。



残念。
これでもありませんでした。

エエ~??
あと何が有ります?
チョット考えましたが思い付きません。
やっぱり火花が弱いのがダメ?
それとも点火時期か?
ポイント自体がだいぶ減っていましたからね。
カムクロージングアングルが不足しているのかも?
何とか代用出来るポイントは有りませんかねぇ~



店中のポイントを確認してみたところ、長期在庫の何かのポイント、
この可動側が何とか使えそうです。
少し加工が必要ですが取り付けてみましょう。

あれ?
ポイントを取り外して気が付きました。
接点が異常に焼けてる。



クソ~!!
何でこんな初歩的な事に気付かなかったんでしょうか!
コンデンサーがパンクしていたんですね。
時間を無駄に浪費しました。
sn 33
ウチに有った中古のコンデンサーですが、
正常に使えていた物ですからこれで強い火花が得られるはずです。

案の定、目に見えてプラグへの火花は強くなりました。
これならきっとエンジンの始動も楽になるでしょう。
・・・・そう思ったんですが、、いや、確かに今までよりはマシになりました。
しかし、「マシになった」程度です。
あれあれ?
折角見えてきた光明が・・・・・

ライラック CF40 過去最強? 其の六

実は、このプラグでもピストンと当たってしまいます。
ですから、プラグにワッシャーを一枚追加、これでゴッチンする事は防げます。
これでもうエンジンかかるんじゃないの?
・・・・・・あ!
これ、プラグキャップを変えなければいけないんでした。

しまった、コッチのタイプのキャップは切らしていて、今在庫していないんです。

部品の入荷まで待ってもいいんですが、
結果を早く知りたい気持ちは抑えられません。
折角ですから、ハイテンションコードも交換しますので、
ちょっと長めにしておいて、、、、
cf 26
芯線をむき出しにして、プラグの端子に直接巻き付け、
これでエンジンをかけてみましょう。

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良かった。
エンジンも無事に始動、
妙な異音とかは有りませんでしたので、とりあえず一安心。

でも、充電状況が良くありませんでした。
計測してみると、ダイナモから全然電圧が上がって来ません。
ダイナモのアーマチュアを点検してみたところ、
コンミュテータ部分が摩滅してしまっています。
これは・・・・・・・ど~にもなりませんな。
アーマチュアの交換、若しくは修理が必要です。

そういえば、部品取りのエンジンも受け取っているんでした。
ダイナモは付いているんでしょうか?
付いていれば、とりあえずそれと交換してみるべきですね。
cf 27
cf 28
当たり前ですが、取り外しには特殊工具が必要です。
前回のCS28と同じプーラーでいけるかと思ったんですが、
もっと細いプーラーが必要でした。

これは作製するしかありませんね。
こういうのは毎回「スペシャル旋盤ニスト」さんに頼んでしまうんですが、
何でもかんでも頼むだけってのも・・・・・情けない。
自分で作ってみました。
cf 29
材料がナマクラなので、どの程度強度があるか解りませんが、
やってみましょう。

モトグッチ ストロネロ イタリアの長命バイク 其の伍

火花の状態は良くなったような気がします。
しかし・・・かかりませんね。
圧縮は有りそうですし、ガソリンの吸い込みも有ります。
そうなると点火時期ですかねぇ~
実はこの車両には点火時期マークが付いていなくて、
経験上の勘でとりあえずの点火時期を決めていたんです。
それが合っていなかったんでしょうか?

sn 31
色々と試してみて、その結果エンジンがかかる事もありました。
しかし、その時の点火時期が・・・異常なんです。
常識的な範囲では全然かかる気配もありません。
通常ならば、ちょっと遅い位でもエンジンはかかるんですが、
今回の場合はケッチン喰らいそうな位早く・・・・
いや、常識外れな位早くしてやっとかかる感じです。

何か致命的な思い違いでもしているんでしょうか?
そうとしか思えない点火時期ですが、これでかかるのだから、それが正解なのでしょう。
しかし、これでも毎回エンジンがかかる訳ではありません。
一旦かかってしまえば次もかかるんですが、
その一回目までがとても大変。
一体何回キックをするのやら。。。。

そうなると、点火時期だけではないと言う事でしょう。
やっぱりキャブかなぁ~
何とか代わりに使える物は無いか?



探した結果、
sn 30
だいぶ無理矢理感はありますが、
アマルのコンセントリックを無理矢理付けてみました。
試験的に取り付けてみただけですので、
アクセルワイヤーまでは造っていられませんでしたが、
エンジンがかかる程度は出来るはず。



やっぱりダメでした。
無理矢理付けたからダメだったのか?
キャブの問題ではなかったのか?
ムムム、困りましたねぇ。
このままではとてもじゃないですが使い物になりません。

ライラック CF40 過去最強? 其の伍

何とかしてプラグを外しましょう。
以前やったCS28の様に、圧縮がスカスカという訳でもありませんし、
キャブは一応掃除したので大丈夫だと思いたい・・・・
そうなると、火が飛んでいないか?
点火時期が合っていないか?
って事になるでしょう。

しかしなぁ~
ど~やって外したらいいんでしょう?
そもそも、ど~やって取り付けたの?
専用工具でも有るんですかねぇ。
cf 13
このヘッドカバーを外せばひょっとして・・・
cf 17
cf 18
関係ありませんでした。

これはもう、マトモに取り外す事は諦めた方が良さそうです。
ハンマーとタガネを使って、上手い事少しでも緩める事が出来れば・・・・あとは素手で。
プラグの取り外しごときでこんな力業使いたくなかったんですが、
仕方有りません、これ以外に方法が思い付きません。
ダメ元、やってみましょう。
上手くいくかなぁ~



あれ?
意外と簡単に外せちゃいました。

cf 19
どうやら、このプラグ取り付けも素手で取り付けただけか、素手+α位だったようです。

って事は、このプラグは正規の物じゃありませんね。
オーナーさんが適当なプラグを取り付けたのでしょうか?
(この件を含め、真相は後日判明しますが・・・・情けない限りです)
CS28と同じだとすると、、、、、ああ、やっぱりやっちゃってますね。
cf 20
拡大
cf 21
おそらく、ピストンと当たっています。
エンジンがかからなかった原因の1つはコレですね。
これでは火花は飛ばないでしょう。
そして・・・・
cf 22cf 23
プラグの番手が左右で違う。
・・・・・同じ番手のプラグが無かったんでしょうか?
とりあえずのつもりだったのでしょう。
素人さんならそれも仕方有りません。

CSの時にも書いたかもしれませんが、
正解に近いプラグはコレだと思います。
(因みに、BC6Eが正解らしいです)
付いていたB型プラグと比べてみましょう。
cf 24
ネジ部分はB型プラグと同じなのですが、
工具のかかる所が違います。
cf 25
ご覧の様に、C型プラグと同じ大きさなんです。
これならばあの狭い場所でも工具が使えます。

まぁ、これは知っていないと解らないでしょうから、致し方有りません。
ワタシも前回のCSをやっていなければ解らなかったでしょうから。

モトグッチ ストロネロ イタリアの長命バイク 其の四

入庫するほとんどの車両でやっていますが、
この車両でもキャブの清掃をします。
sn 26
状態としては悪くないと思うんですが、
元々の精度がね。。。
出来る事なら国産キャブに交換すれば、性能的には向上するんですけど、
とりあえず合いそうな物も手元には無いので、まずはこのままで。
もちろん、問題無く使えればこのままでいきます。

キャブの清掃も終わり、
火花も飛ぶ事を確認しました。
上手くいけばこれでエンジンはかかるでしょう。
ですから、念の為に「命の一注し」
sn 28
ヘッドカバーを開け、バルブ機構にオイルを注しておきます。
何年動いていないのか解りませんからね。
やっておいて損は無いでしょう。

シリンダー内にも一注ししておいて、
いよいよエンジン音が聞けますかねぇ~
sn 29
まだメインスイッチや配線に本格的に手を入れていないので、
点火系の配線だけ直結してエンジン始動を試みます。








アカン・・・・何回キックしてもさっぱり。
おやおや~
プラグを外して見てみると、濡れてはいますので、一応ガソリンは来ているようです。
が、エンジンはかからない。
何だろうなぁ~
・・・・プラグキャップの状態が良好とは言えませんので、
コイツをまずは交換してみましょう。
少しは火花が強くなるかもしれません。

これで次こそは・・・どうや?

ライラック CF40 過去最強? 其の四

アカン。
いくらキックしてもかかりませんね。
BMWもそうでしたが、
このタイプのキックってストロークが非常に小さいので、
好条件が揃っていないとかかる気がしないんですよね。

何とかセルが回りませんかね?
絶対セルは付いていると思うんです。
スイッチの不具合程度なら、直してセルが回るようにしてからの方が利口かもしれません。
念の為にバッテリーを充電して、満充電状態に。
一応この状態でもう一度セルボタンを押してみます。
・・・・やっぱりウンともスンともいいません。

セルの力が弱いんでしょうか?
それだったら、プラグを抜いて抵抗を少なくしてあげれば回りはするかな?
しかし!!
cf 13
コレはどうやって抜くんでしょう。
cf 14
絶対工具入りませんよ。
どんなに薄いソケットを使っても無理。
ペラッペラの工具では外せないし締められませんしね。

プラグ問題は置いておいて、違う方向から攻めて行きましょう。
電気の流れから確認していきます。
まず、ダイナモ確認。
cf 15
ブラシの残量は有りそうですが、
じゃぁ、スターターリレーは作動しているんでしょうか?
cf 16
セルボタン押しても動きませんね。
試しに手動でリレーを作動させてみますと・・・・
クルルルルル・・・・
おお!
ちゃんと回るじゃないですか。
って事は、セルボタン?
・・・・・・ボタンまでは大丈夫そうです。
ボタンから先ですね。
やっぱりリレーか・・・・・
修理は・・・・・・ウチじゃ無理!

とはいえ、手動でリレーを作動させればセルが回せます。
これでエンジンがかかれば、やっと次の段階へ進めるんですが、



いくらセルを回しても全っ然。
かかる気配も見せません。


エンジンがかかるまでが遠いなぁ~

モトグッチ ストロネロ イタリアの長命バイク 其の参

やっぱり気になりますねぇ~
あのウッドラフトキー。

前回の記事画像より解り易い画像を撮りましたので、
コチラも一応UPしておきます。
sn 20
キー溝の広がりがヒドイでしょ。
sn 22
キーを入れるとこんな感じ、
不安になるでしょ?

まぁでも、一応ハマってはいますので、
ポイントの清掃をしてエンジン始動を試してみましょう。

いつも通り、ポイントを取り外して面研、グリスUP、調整。
ポイントは交換時期かもしれませんね。
ポイント面がだいぶ磨り減っています。
手元に代用出来そうな物も無いので、とりあえずはこのまま、
何かのタイミングで部品は発注しておきましょう。
しかし、、、、
sn 23
この配線の繋ぎ方は無いでしょう。
純正でこんな事はしていないでしょうが、素人作業にしても・・・・・
ひと手間かかりますが、ココはちゃんとした端子を取り付けておきましょう。

これも何だか不明ですね。
sn 24
こんなチャチな紐で何をくくりつけているんでしょう。
取り外してみると、
sn 25
ああ、ナルホド。
コイルの巻き終わり?巻き始め?が剥がれてしまった為に、
他と接触しないようにしていたんですね。

やればやるほどダメな箇所が見つかってきます。
ある程度の目処が立ったら、どこまで仕上げるかオーナーさんと協議ですね。

ダメな事続きでしたが、
プラグへの火花試験は成功。
若干弱い気がしますが、飛ぶ事は確認出来ましたので、次の段階へ進めます。

ライラック CF40 過去最強? 其の参

キャブはいつも通りに洗浄、
ジェット類もしっかりと穴を通しました。
フロートがパンクしていなかったのが不幸中の幸い。
これでキャブは何とかなるかな?
気がかりなのは、、、、
cf 7
インマニの接続部分が破損しているんです。
ここから2次空気を吸ってしまわないか?
いや、吸ってしまうとは思うんですが、
とりあえずエンジンがかかるようにしたいんですけどね。
万全とは言わないまでも、そこまでもってくれればOK。
補修作業は後ですればいいんです。

ティクラーが効かなかった理由も判明しました。
cf 9
画像でお解りの様に、ティクラーを押してもフロートまで届いていません・・・
これはフロートレベルも合っていなかったんですね。
正規のフロートレベルは解りませんが、
反対のキャブはちゃんとティクラーが効いていましたので、
そっちと合わせておきましょう。

シリンダー側に残ったガスケットをキレイに取り除き、
cf 11
新しくガスケットを切り出して、
cf 12
cf 10
エンジンに取り付け、
これでエンジンかかりますかねぇ~



ダメでした。
不動の原因はキャブだけではなかったようですね。

モトグッチ ストロネロ イタリアの長命バイク 其の弐

ここで大きな分岐点。
この車両の点火方式はどちらでしょう?
バッテリー点火なのか?
フラマグ点火なのか?

昔勤めていた店の先輩が乗っていたんですが、
薄っすらとした記憶では、フラマグだったと思うんですが・・・
プラグを抜いて火花の確認。
スイッチONにしてキック!
ムムッ!
火花が出ません。


と言う事はバッテリー点火なのでしょうか。
いやいや、そう結論付けるのは早計です。
メインスイッチが悪いのかもしれませんし、
ポイントが悪いのかもしれません。
まずはメインスイッチから点検していきましょうか。
sn 9
やっぱり有りました、このターミナル。
正直・・・・・面倒なんですよね、コレ。
まぁ、コッチは後回し。
メインスイッチ、メインスイッチ。



ああ、やっぱり。
sn 10
スイッチのポイント(紛らわしいですが)が接触不良です。
う~ん、ライトケースに取り付けた状態では修理し難いので、
少々面倒ですが一旦取り外しましょう。
sn 11
sn 12
なんだか・・・コレだけじゃなくて色々と不具合が出てきそうなスイッチですね。

メインスイッチのポイントを曲げて、何とか接触するようにしました。
コレでどうでしょう?



まだですね。
っとなると点火の方のポイント。
フライホイールを外しましょう。
sn 14
ポイントがココに有る時点で、十中八九フラマグだと思うんですが、
ん?
コレはチョット・・・・・ダメじゃないの?

sn 15
クランクシャフトのキー溝、広がり過ぎじゃないですか?
ウッドラフトキーを差し込んでみると、
sn 16
こんなですよ。
画像では解り難いかもしれませんが、
ガタガタ・・・・・・・・でもないですね。
意外としっかりと。。。。
ですが、これは遅かれ早かれダメになってしまうでしょう。
今もガタが無い訳ではないので、どんどん広がるのは確実。

とりあえずはこれでエンジンをかけてみて、
余裕が出来たらウッドラフトキーを作製でしょうか?

ライラック CF40 過去最強? 其の弐

さてさて、オーナーさんのご希望は外装も含めてのレストアなんですが、
予算は無限ではありませんし、
一体どこまで出来るのやら?

まずは現状確認から、
オーナーさんの話ではエンジンはかかるらしいんです。
ここまではご自分で修理したんですかねぇ。
オーナーさんの言う事を疑う訳ではないんですが、
確認は大事ですからね。

バッテリーはオーナーさんが新しい物を用意しておいてくれましたし、
エンジンがかかったと言うんですから、
長期不動車の様にシリンダーやバルブ周りへの注油も必要無いでしょう。

キックでエンジンをかけようと試みますが、、、、、やり難いんですよ、このキック。
仕方ない、バッテリーを喰いますがセルでエンジンをかけましょう。
・・・・・・セルボタンらしき物を押してみますが、反応無し。
あれ?セルは無いんでしょうか? ウンともスンとも言いません。

キックだけか~
頑張ってやってみますか。
ガソリンタンクはまだ使わない方がよさそう。
cf 4
ガソリンコックも漏れてしまうみたいですし、
別タンクでガソリンは供給しましょう。




う~ん、いくらキックをしてもエンジンがかかる気配もありません。
キャブのティクラーを押しても、右はオーバーフローするんですが、左は全く反応無し。
プラグに火花が飛んでいるかの確認も、
とある事情でプラグが外せない為に確認出来ず・・・・

本当にエンジンかかったのでしょうか?
何年も前の話だったら、それは当てに出来ません。
それとも、陸送している間に何か有ったか?

この後もエンジンの始動を試みてみますが、



全っ然ダメです。
こうなったらキャブを開けてみましょう。
cf 5
cf 6
・・・・・コレは一体どういう事です?
最近までエンジンがかかっていたのだとしたら、
こんなに腐食する筈はありません。
ジェットもガッツリ詰まっていましたし、
これではエンジン絶対かからないですよ。

モトグッチ ストロネロ イタリアの長命バイク 其の壱

最近増えてきましたイタリアンです。
またもやモトグッチなんですが、
今回はイタリアンの真骨頂、小排気量の125cc単気筒です。

モトグッチ ストロネロ です。
sn 1
sn 2
残念な事に、ホイールが国産の何かを流用したようで、
sn 3
sn 4
何か違和感があるんですよ。

これもまとめて直せればいいんですが、
そうそう都合よく部品が手に入るとは思えませんので、
まずはエンジンがかかるようにしましょう。
そう、現状エンジンもかからなければ、電装もまるで反応しません。
バッテリーも繋いでいませんからね。
sn 5
っというか、これ配線に端子も付いていないし、どっちがなのかも解りません。

これは配線解明の為にも、シート、タンクを外してみないといけません。
そんな訳でタンクを外したんですが、ビックリ!!しました。
sn 8
フレーム塗ってへんのかい!
流石はイタリアンクオリティー見えない所はやらない。
潔いと言いますか・・・

ライラック CF40 過去最強? 其の壱

またまた良い車両が入庫しましたよ。
解る方は居ますかねぇ~
cf 1
cf 2
cf 3
この特徴的なエンジンを造っているメーカーは限られています。
そう、ご存知丸正自動車 ライラックのCF40です。

以前も似た車両をやった事がありますが、
それはこの車両の前身、CS28です。
エンジン自体はほとんど同じ、シングルキャブからツインキャブになって、
若干の意匠が施された程度。
外装やフレームは結構違いますけどね。

資料によると、製造されたのは昭和35年。
愛称は”Sue(スー)”というらしいです。
LS38の様に、サイドカバー兼ゼッケンプレートが本来なら付きます。
この車両にも有るのですが、今は付いていません。
レストアが終ったアカツキには、完全体でお披露目します。

さぁ、色々な地方から依頼の有るウチでも、2番目に遠方のお客様です。
しっかりと整備しないと、早々引き上げには伺えませんからね。
気を引き締めて事に当たりましょう。

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プロフィール

バイク工房蔵

Author:バイク工房蔵
東京の八王子市でバイク屋をやってます。

基本的に70年代までの古めのバイクが好きです。
現行車はやりません!出来ません!!
ビックスクーターなんて見たくもありません。

こんな偏ったバイク屋なので、いつも経営の危機です。

ワタシ一人では何にも出来ませんが、
周りには頼りになる業者さんが居ますので、
お陰様でなんとかやっていってます。
感謝感謝!!

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