2015-11

モトグッチ アイローネ 2台目 其の参拾七

結構期待して組んでみたんですが、
成果の程は如何程でしょうか?

ギヤを入れ、クラッチを握ってキックしてみます。
・・・しっかりとピストンが動きますね。
クラッチを何度握り直してもダメです。
やっぱりダメなのか?
いや、
エンジンをかけたらちゃんと切れるかもしれません。
そう、きっとそうでしょう!!


エンジン始動。
クラッチを握り、ギヤを一速に、、、、ガリガリン・・・
嫌な音をさせながらギヤが入りました。
っと思ったら、車体が前進、ブレーキをかけたら、、、、エンジンが止まりました。
はぁ~~~~~~~~
ダメだったか~

やっぱりポンプですかねぇ~
期待していただけにガッカリです。



ちょっと無理矢理走らせてみたら、、、、クラッチ切れるようになったりしませんかねぇ~
そんな甘い事は無いのかもしれませんが、
試せる事は試しましょう。


なんか・・・・・普通に走れるようになりました・・・・
初めの方こそクラッチの切れ不良の症状が出ていましたが、
それもスグに消え、15分ほどでしたが快調に試乗出来ました。

いやいや、交換する前も少し走行した後には、クラッチが切れるようになりましたし、
まだ安心するのは早いです。
どうせ前回同様、ちょっとエンジンを止めて、もう一度試乗しようとする頃には、
またクラッチが張り付いちゃったりしているんでしょう?



あら、以外。
今回は初っ端からちゃんとクラッチが切れます。
一日置いたらどうでしょう?

次の日、早速試してみました。
始動時こそ張り付きの症状は出るものの、
スグに解消してその後は快調な試乗が出来ました。
ai 211
ai 212
・・・・・・・何といいますか、ヌルッと終わりました。
スカッとしない終わり方ではありますが、
とりあえずはコレで納車って事で。。。
スポンサーサイト

伝説のBSモーター TMX 其の壱拾

ドライブチェーンを注文していませんでした。
付いていたチェーンを参考に注文入れて、、、

ヘッドライトを修理します。
そう、ヘッドライト球の交換では済まないんです、
球を交換出来ないタイプなので厄介なんですよ。

こんな説明要らないと思いますが、念の為・・・
昔の方式なんですが、シールドビームという物でして、
ライト全体がでっかい電球みないな物です。
通常はセミシールドと言いまして、ライト本体と、電球が別体の物です。

製造の年式を考えると、セミシールドでも良さそうなものなんですが・・・・
一番良いのは、「この車両に合うセミシールドのライトを探す」ですが、
残念ながら心当たりがありません。
無闇矢鱈に探すより、加工してしまう方が確実。
結構有名な方法なので、知っている方も多いでしょうが、
そういう方は今回流してくれて結構です。

まずは・・・
tmx 71
この端子部分を切り取ります。
金ノコで切り取れる筈です。
tmx 72
切り取ったら、残った部分を突っ突いて壊して取り出します。
tmx 73
残骸を全て取り出したら、レンズを磨いておきましょう。
で、普通の電球をハンダ付けして、
tmx 74
配線も電球にハンダ付けします。
これでシールドビームの修理は完了。
点灯試験も良好です。

ドライブチェーンが来たらすぐに試乗出来る様に、
ミッションオイルを入れておきましょう。
でも、規定量が解りません。
tmx 75
おそらく、
tmx 76
このチェックボルトまで入っていればイイと思うんですが、
ちょっと少ないような気が・・・・・

モトグッチ アイローネ 2台目 其の参拾六

どんどんクラッチの切れが悪くなってきます。
やはりクラッチ室にオイルが回り過ぎちゃうんでしょうか?
そうなると、、、、、やっぱりオイルポンプが弱っているって事ですかねぇ。
以前ほどではないにしろ、オイルも漏れ出て来ましたし。

おそらく、探せばオイルポンプのリプロ品が本国には有るんでしょう。
それを注文してしまうか?
それとも、、、、クラッチ板を交換してみるか?
たしか、「バットモーターサイクル」さんのトコロにクラッチ板が有ったはず。
う~ん



ここは「バット」さんに相談してみましょう。
イタリアンをよくやっている「バット」さんなら、何か解決方法を知っているかもしれません。



相談の結果、
クラッチ板を交換してみる事にしました。
理由としては、値段、期間の問題も有りますが、
「バット」さんでも同じ様な事があった時、
クラッチ板の交換で劇的に改善した事が有ったそうなんです。
望みを託して・・・・・

ai 213
モノは試し、やってみましょう。
現状のクラッチ板を取り外し、
新品と比べてみます。
ai 214
・・・・・あまり変わりは無い気がします。
厚みを比べてみても、
ai 215
差はほとんど無いと思います。

通常クラッチの様に、減っていく感じではないんでしょうか?
違いと言えば、銅板表面の凹凸でしょうか。
ai 216
今まで使っていた物の表面は『のっぺり』で何も有りませんでしたが、
この凹凸がイイのでしょうか?

ai 217
鉄プレートの方に多少のバリが有りましたので、
念の為にヤスリをかけておきまず。
さぁ、コレを組んで問題解決出来れば、
2年ほどかかったこのアイローネも一旦納車出来ます。
さぁ、新品クラッチセットの効果や如何に!?

伝説のBSモーター TMX 其の九

オーナーさんが海外オークションで買った物が届きました。
tmx 62
tmx 63
でも、中古なので若干の使用感は否めません。
まぁ、元々付いていた物に比べれば10倍はマシですが。

tmx 64
予め注文しておいたホイールベアリングも交換します。
好みは分かれるかもしれませんが、タイヤもオンロード仕様に交換。
今のオーナーさんは絶対にオフロードなんて走りませんからね。
この程度は簡単に終了・・・・そう思っていましたが、甘かった。
リムの内側は錆びているし、リムバンドはテープに変わっていて、剥がすのに一苦労。
オマケに、スポークがユルユルでリムがブレブレ。
tmx 65
tmx 66
簡単にではありますが、リムの振れとり、サビ止め塗装を前後共施し、

いや~、予定外の作業が必要でした。
でも、これでバッチリ!
・・・・・・はっ!!
致命的な物を発見してしまいました。
tmx 67
ついでなので、ブレーキの清掃とグリスUPもしていたんですが、
tmx 68
このメーターギヤを動かす為のウォームナット、こいつがズルズルのナメナメ。
あちゃ~、これはどうしたモンですかねぇ~
とりあえずはオーナーさんに報告して、
作業を進めます。

tmx 69
スプロケットと一緒に買ってもらったフォークブーツを取り付けて、
tmx 70
こんな感じ。
意外とオンロードタイヤも悪くないでしょ?
当時はこういう仕様も有ったようですし。

モトグッチ アイローネ 2台目 其の参拾五

あれ?
ナンバーを付けようと思ったんですが、
穴も合わなければウィンカーも邪魔して取り付け出来ません。
そこで一工夫。
ai 205
アルミ板を切り出し、
グイッと曲げ、、、
ai 206
ナンバー台を作製。
こうすれば、振動によってナンバープレートが割れてしまう事も防げるでしょう。
一石二鳥!

コレで無事にナンバーを取り付けることが出来ましたので、
早速試乗に出てみましょう。



白煙も少ない、途中止まる事も無い、
なかなかイイんじゃないですか?

ところが、以前までは快調に発電していたダイナモ、、、
月日が経ってしまった為か、発電しなくなってしまいました。。。。
何で?
ai 207




色々と調べていて思ったんですが、、、いや、正直もっと以前から気にはなっていたんですが、
ai 208
このフタから伸びている配線が短くて、とても作業がやり難い。
ちょっと面倒ですが、少し長い配線に取り替えましょう。

そして、発電不良の原因ですが、
ポイント面の不良でした。
サクッと研磨して問題解決!!


試乗を続けます。
エンジンも組んだばかりですから、ナラシも多少必要でしょう。
・・・・試乗をしていると、ちょっとセッティングに不満が・・・
アクセルの開け初めがヨロシクないんですよ。
ちょっと止まりそうになっちゃったり。
ですが、キャブにセッティング出来る余地が有りません。
ですから、以前もやったんですがフロートのニードルに調整用の加工をします。
ai 209
ai 210
この溝を増やして、調整の幅を広げてみます。



折角やったのにイマイチですね。
結局はキャブ自体の磨耗が原因だと思われますので、
今回はこのままにしておきます。
アクセルワークには気を付けてもらいましょう。

しかし、試乗をする度にどんどんクラッチの切れが悪くなります。
む~、これはちょっと問題ですね。

伝説のBSモーター TMX 其の八

とりあえず、ワイヤー作製は一旦終了。
次は・・・・メインハーネスかな。
そのままでも使えない事は無いんですが、
年式を考えれば交換した方が良いに決まっています。
オマケに、バッテリーを使わない仕様の配線に改造されていましたので、
思い切って交換してしまいましょう。

tmx 57
サクッと旧いハーネスを取り外し。
バッテリーを繋がなかったからだと思うんですが、
ことごとく電球が切れていました。
tmx 58
交換出来る電球が有ったかなぁ~
ヘッドライトは・・・・シールドビームですね、、、、後で考えましょう。


メインハーネス作製完了。
tmx 59
今回はちょっと悩みました。
理由は色々と有るのですが、書き出すとややこしいので、
省略します。
フラマグ点火なので、点火系は考えなくていいと思って油断していました。

頼んでいたウィンカーも届きましたので、
ウィンカーも取り付け、
この際なので、テールの配線も作り直しましょう。
tmx 60
tmx 61
これで配線は問題無いでしょう。

配線を繋いで各灯火類を点検。
充電も点火もOK。
よし、次に行きましょう。

モトグッチ アイローネ 2台目 其の参拾四

エンジンが水平に寝ているので、
多少は排気側にオイルが溜まると思うんですが、
それがスムーズに排出出来れば問題無い筈なんです。
ところが、現状その排出が上手く出来ないんだと思います。

では、それは何故なのか?
ai 200
オイル排出用のパイプが詰まっているんでしょうか?
組み付けの時に確認したハズなんですがねぇ~



取り外して改めて確認しても、パイプが詰まっている様子はありません。
・・・・・・・ではどうして排出出来ないんでしょう?








ai 201
ひょっとしてコレか?
このフレームを逃げる為の曲がりがキツくて・・・・
いや、そもそもフレームの上を通るのか?
下を通す方が流れ易いのでは?

組むのを間違えてしまいましたかねぇ。
確かコレで合っていたと思うんですが、
分解前の画像を確認します。
う~ん、合っていますね。
・・・・この車両ではなく、前回やったアイローネの画像を確認してみましょう。
あれ?
こっちはフレームの下を通していますね。

おそらく、、、下を通すのが正解でしょう。
って事で、
ai 204
取り付けを変更しました。

するとどうでしょう。
タペットカバーからのオイル漏れも無くなり、
プラグが汚れてエンジンが止まる事も無くなりました!!

よし、試乗に行ってきます。

伝説のBSモーター TMX 其の七

なぜブレーキワイヤーを作るのが難儀なのか?
ブレーキという最重要箇所だから・・・と言う事はもちろんです。
アクセルやクラッチよりも慎重に作らないと・・・・・”死”に直結しますからね。
出来る事なら作り直しなんてしたくありません。
「もしも」の事が有った場合、賠償なんて出来るほど余裕は有りません。
どこかの大きなメーカーが作ってくれれば、それを買ってきて取り付けるのが一番。

しかし、それが出来ないから自作するしかないんです。
色々な責任を考えると、1本100万でも安い位ですが、
現実問題そんな訳にはいきません。
1本1万円以下ですね、リスクでかいなぁ~。

いやいや、これも原因の1つではあるんですが、
tmx 46
本当の原因は・・・コレ。
tmx 47
この先端がネジになっているのが厄介なんですよ。
出来ればこの先端金具を再利用したいんですが、
tmx 48
カシメたワイヤーが抜けません。
こうなると、この先端金具から作製になります。

幸いにもネジピッチは特殊な物では有りませんので、
長ネジを加工して、
tmx 49
tmx 50
こんな感じの金具を作ります。

いつものワイヤー作製ならば、先端金具はハンダを流し込んで付けるのですが、
今回はそういう訳にはいきません。
カシメが必要なんですが、、、、、どうやってカシメるか?
・・・・・簡単な金型を作りましょう。
難しい型ではないので、多分出来ると思うんですが。



ふぅ~
こんなモンですかねぇ。
tmx 51
tmx 52
フライスが有れば簡単に出来るんですが、
ウチにはそんな設備有りませんので、ヤスリで削りました。
二つの型を合わせてプレスすれば・・・
tmx 53
こんな形にカシメる事が出来るんじゃないかな?
物は試し、早速やってみましょう。

tmx 54
先端金具にワイヤーを差し込み、、、、金型でプレス!




アレ?
tmx 55
思っていた形にはなりませんでしたね。。。。。
オカシイなぁ~
ともあれ、カシメる事は出来ました。
気休めですが、ハンダも流し込んで確実性を増して、
tmx 56
ブレーキワイヤー完成。
お客様に渡す前に、十分試乗して安全性を確かめましょう。

モトグッチ アイローネ 2台目 其の参拾参

う~ん、
失敗したかも!?


アイドリングではオイルは戻りません。
しかし、回転を上げればソコソコに戻りはします。
ならばアイドリングを高めに設定・・・
という訳にもいきませんし、仮にそうしたとしても、
プラグがオイルで汚れてしまい、エンジンが止まってしまいます。



って事は、オイルポンプだけの問題では無いと言う事です。
リングのギャップを間違えたかなぁ~

それに、オイル漏れ。
ヘッドカバーの排気側からポタポタと。
ありゃ~、ガスケットはしっかりと作ったつもりだったんですけどね。
・・・何度かやり直しても、オイル漏れは止まりませんでした。
これは何かオカシイ。
単なるオイル漏れではないのか?

オイル漏れは後回し、
プラグが汚れてしまう原因を考えましょう。
簡単に出来る事から確認していきます。
何となく違う気はするんですが、念の為。
ai 202
2サイクルの様に詰まったりはしていませんでしたが、
それなりにススは溜まっていましたので、
一応焼いてからスス払い。
ai 203
サイレンサー部分もやっておきます。
・・・・・・何だかこうやって見ると、マグロの尾鰭でも焼いているみたい。

ん?
これは一体?

外したマフラーを取り付けようとした時です。
排気ポートから中を覗いて気付きました。
バルブステムがオイルで汚れています。
おやおや?
これは、、、、ひょっとして、、、、、
プラグが汚れるのはこの所為?
そしてオイル漏れも関係有りか???

伝説のBSモーター TMX 其の六

キタキタ~、
オイルシールとベアリングが届きました。
tmx 35
これでキックシャフト部分のオイルシールが交換出来ますので、
クランクケースカバーを閉める事が出来ます。
組み忘れが無いか良く確認して、
オイルシールを交換、カバーを閉めます。

エンジンを搭載して、オイルタンク、ガソリンタンクを・・・
はて?
tmx 40
ガソリンタンクのクッションゴムって・・・・
初めから無かったかな?
・・・多分無かったはず。
って事は何か作らないといけませんね。
色々と店の中を探し回って、
使えそうな部品を物色。



tmx 41
コレが使えそう。
とあるバイクのハンドルマウントゴムなのですが、
これを加工する事で何とか使用に耐える物が出来ました。
ちょっと不細工なので、画像は撮りません!

ワイヤーを作り直します。
tmx 42
まずはアクセル&オイルポンプから。
オイルポンプとキャブピストンを同時に動かさないといけないので、
簡単な様で意外と難しいんですよ。
オマケに、ワイヤーエンドのタイコも作り直さないといけないし。
tmx 43
右のタイコを元に、左のタイコを作りました。
メッチャ時間かかりましたが、
tmx 44
完成。

続けて、
tmx 45
チョークワイヤーの作製。
これはいつも通りなので簡単簡単。

クラッチは諸事情有るので後回し。
フロントのブレーキワイヤーを作りたいんですが、
これもちょっと難問なんですよねぇ~

モトグッチ アイローネ 2台目 其の参拾弐

ココにきてオイルポンプかぁ~
未だに出て来る白煙や、プラグがオイルで汚れてしまうのも、
恐らく原因はオイルの戻りの悪さでしょう。

オイルポンプ交換?
それとも修理で何とかなる?

ポンプの取り寄せには時間がかかりますので、
まずは修理を試みてみましょう。
前回ポンプを組んだ時に、疑問だった事が1つ有るんですよ。
きっとそれが原因じゃないかと思っているんですが・・・

とりあえずオイルを抜いて、
ai 197
ポンプを開けましょう。
ai 198
このポンプ内に仕込まれているバネ、
こいつが弱いのでは?
そう思ったんです。
丁度合う物が有るかなぁ~
中古在庫を漁ってみましょう。
ai 199
右が元々入っていたスプリング、左が見つけた使えそうなスプリング。

長さは元の物の方が長いんですが、
張力は全然弱く、フニャフニャです。
新しく見つけた方は、長さこそ短いものの、
張力はしっかりしています。
コイツを使ってみて・・・・・・・解決するかな?
改めて組んでみて、エンジンを始動。



内心、これでバッチリOKでしょう!
なんて思っていましたが、
全っ然!
変わりません。


違ったか。。。。。。。
う~~~~~ん、これじゃないとすると、やはり新しいポンプを手配しないとダメですか、、、
困りましたねぇ~時間がかかっちゃうじゃないですか。
あ!
もしかしてコレが原因か??
面倒ですが、三度ポンプの分解。




成功です。
ちゃんとオイルがタンクに戻ってくるようになりましたよ。
いや、それはちょっと言い過ぎか?
若干戻りが良くない気はしますが、支障が出るほどではないでしょう。

いやぁ~何とか危機回避です。
でもまだ問題は有りますからねぇ~
そんなに楽観は出来ません。
え?
ポンプの原因ですか?
それは・・・・・・・・・企業秘密です。

伝説のBSモーター TMX 其の伍

やっぱりエンジン降ろして正解でした。
tmx 30
キレイにガスケットの除去に成功。

ついでにフロントのスプロケットも取り外しました。
tmx 32
tmx 33
これでは危ない!
使用限界もいい所です。
予算さへ余裕が有れば、作ってしまいたい所ですが、
これからどの位お金がかかるか解りませんから、
今の段階での判断は難しいですね。

交換出来るベアリングとオイルシールは交換しちゃいますので、
サイズを調べて注文出しておきます。
ホイールベアリングも然り。
その際に発見したんですが、
フロントホイールのカラー・・・・・精度が悪い!
アクスルシャフトが中々抜けなくて苦労したんですが、
原因はコイツでした。

tmx 34
旋盤で修正。
まさか純正部品ではないと思いますが、
この程度で済めば良しとしましょう。

オイルタンクも修理。
tmx 36
っと言っても、板金する訳ではなく、
オイル漏れの修理です。

このオイルタンクとチューブを結ぶ為のバンジョーボルト、
この部分からオイルがポタポタ漏れていたので、
ちょっと気になっていたんです。
原因が解りました。
tmx 37
よく見てみると、バンジョーボルトとワッシャーの間に隙間があるでしょ?
これが漏れの原因でした。
ボルトの加工精度が悪かったのでしょうか?
どうやってもピッタリいかないんです。
この状態では漏れて当たり前、
これも旋盤でチョイト加工して・・・・・
tmx 38
これでOK。
この部分からのオイル漏れは無くなると思います。

モトグッチ アイローネ 2台目 其の参拾壱

完全にピッタリの物が有った訳ではないのですが、
以前作ってもらったシムが何種類か残っていまして、
その中に使える物が有りました。
いやぁ~ホント偶々、偶然にも使えたってだけなんですが、
多目に作っておいて正解でした。
色々と余裕が有れば、こういう時の為に数種類のシムを用意しておきたいところなんですが、
残念ながらそんな余裕は有りません。
このサイズは良く使う!
なんて事もありませんし、
その時その時で対応していくしかないんですよねぇ~
・・・・・・そんなだから作業が遅々として進まないんですよ。

シムの選定が上手くいきまして、
ヘッドはこれでOK。
シリンダーの方は・・・ピストン/シリンダーのクリアランスは大き目にとってもらったので大丈夫でしょう。
ai 194
が・・・・・問題なのはリングギャップです。
ai 195
コンプレッションリングもギャップが少ないのですが、
オイルリングのエキスパンダが長過ぎて、全然シリンダーに収まりません。
ai 196

失敗してしまうと取り返しが付きませんが、
やらない訳にはいきません。
コンプレッションリングは少しずつ合い口を削って、
エキスパンダは思い切って適正長さに切断。
、、、、、、コレが吉と出るか?凶と出るか?
エンジンをかけてみないと解りません。
ついでに・・・・・と言いますか、ピストン、リングの面取りをしてしまいましょう。
国産であればこんな事をする必要も無いんでしょうケド、
(やる場合も有ります)
英車やイタリアンではやっておいた方がいいかもしれません。
念の為。。。

新しく作ったヘッドガスケットも使い、
エンジンはとりあえず組み立てました。
かかりはすると思いますが、問題は白煙ですよ。





予想通り、エンジンは簡単にかかりまして、、、
白煙も、、、あれ?以前ほどでは有りませんが、ちょっと出ますね。
ダメか !?

そういえば、オイルの戻りはどうなんでしょう。
ドライサンプに馴染みの無い方は解り難いとは思いますが、
オイルの戻りが重要だったりするんですよ。

オイルタンクのフィラーキャップを開けて覗いてみると、
初めは戻っていたんですが、徐々に戻りが悪くなり、、、、、、、
オイルタンクのオイルが減っていく一方になってしまいました。
まずい兆候です。

伝説のBSモーター TMX 其の四

エンジンも調子良さそうなので、
チョロっと乗ってみようと思いましたが、
一速に入れた途端、エンスト・・・・・
そうです。
お約束のクラッチ張り付き。。。

何度か試してみてもダメでしたので、
スプロケットもヤバイ事ですし、惨事になる前に大人しく分解しましょう。

先ずはギヤオイルを抜きます。
tmx 23
何だか入っていた量が少ない様な気がしますが、正規はどの位なんでしょうか?
0.3L位しか入っていない様な・・・・・・

tmx 24
キャブ、クラッチレバー、各ワイヤーを外し、
ケースカバーを外します。
毎回時間がかかる所ですが、今回は結構簡単に開きました。
tmx 25
問題のクラッチ板ですが、
tmx 26
画像撮るのを忘れちゃったんですが、
張替え出来ないタイプのクラッチ板でした。
なので、、、、
取り外したクラッチ板の表面を、サンドペーパーで軽く削る程度で元に戻しましょう。
これで正常に戻ればラッキーなんですけどね。

カバーを取り付ける為に、旧いガスケットを取り除こうとしたんですが、
これが結構頑固者で、、、カバー側は何とか取れたんですが、
本体側が・・・・・・・・エンジンを載せたままではやり難い!!

もう面倒だからエンジン降ろしちゃえ!
tmx 28
tmx 29
100cc程度の2ストエンジンならば、そんなに手間では有りませんから、
精神衛生上、イライラしながらやるよりは余程健康的です。

モトグッチ アイローネ 2台目 其の参拾

今回残念な事に、シリンダーはボーリングだけでは済みませんでした。
それというのも、ピストンがこれ以上大きい物が無いらしく・・・
画像で解りますかねぇ~
ai 186
シリンダーに薄いスリーブを打ち込んでから、ボーリングをしてもらいました。
ですから、外注費が当初の予定以上にかかってしまいました。
でもまぁ、これ以外に方法はありませんので、致し方有りますまい。

ヘッドの方は通常通り。
バルブも新品が手に入りましたので、
ガイドは作り直してもらって、、、
ai 187
ai 188
バッチリでしょう。

まずはヘッドにバルブを組んでいきましょう。
ai 189
見た目はややこしいバルブ機構ですが、
組み込みや取り外しは普通のバルブ機構と大差有りません。
ai 190
ai 191
元通り組み込んだはずなんですが、
ロッカーアームの動きがイマイチ。
う~ん・・・・・・・
ai 192
ココのシム調整がよろしくないみたい。
使えそうなシムなんて有ったかなぁ~

伝説のBSモーター TMX 其の参

ポイントやりましょう。
幸い、フライホイールは手持ちの工具で取り外し出来ました。
tmx 16
tmx 17
ポイント残量はまだたっぷり有ります。
状態もそんなに悪くは無いですね。
って事はIGコイルがダメなんでしょうか?

ガソリンタンクを外してみましょう。
tmx 18
おそらくタンク下にコイルが有るはず。
tmx 19
しかし、、、汚れが溜まっていますね。
この際なので、普段は掃除出来ない所も掃除しましょう。
肝心のIGコイルは・・・・・っと、
見た目での異状は有りませんし、抵抗も異常は無いみたい。
やっぱりポイントを清掃してみましょう。

その前に、ガソリンタンクの錆び取り。
tmx 22
ガソリンコックは?
tmx 20
tmx 21
汚れさへ取り除けば使えるかな?
それでもダメなら、このコックであれば何か交換出来る物が有りそうですから、
最悪はコックを丸ごと交換ですね。

ポイントをいつも通り掃除して、
別タンクからガソリンを供給、掃除して補修も終えたキャブを取り付け、
エンジンをかけてみると、
一発始動の上に調子良さそう。
以前のように不安な感じは微塵も有りません。
おお!コレは案外簡単に終るんじゃない?

«  | HOME |  »

プロフィール

バイク工房蔵

Author:バイク工房蔵
東京の八王子市でバイク屋をやってます。

基本的に70年代までの古めのバイクが好きです。
現行車はやりません!出来ません!!
ビックスクーターなんて見たくもありません。

こんな偏ったバイク屋なので、いつも経営の危機です。

ワタシ一人では何にも出来ませんが、
周りには頼りになる業者さんが居ますので、
お陰様でなんとかやっていってます。
感謝感謝!!

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

FC2カウンター

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する