2015-08

メグロ SG 本当に今度こそは・・・ 其の壱拾壱

色々と手を尽くして探しはしたんですが、
ピストンリング・・・・無いですね。

これはもう、多少お金がかかっても造ってもらうしかないかな?
そう思ってオーナーさんと相談したんですが、
予算的にムリ。
エ~~~、ここまでやったのに~。
何とか中古でも見つかれば、、、
完調とはいかないまでも、
折れたリングやリング一本よりはマシでしょう。

折角エンジンを開けたんですから、完調にしたいのは山々ですが。。。

はっ!!
そう言えば・・・・・・・思い出しました。
ウチのお客様の一人が、以前SGのエンジンを売りたがっていましたっけ?
今も持っているんでしょうか?
速攻連絡、その日のうちに引き上げに行きました。
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一緒に大変な物も引き上げて来ちゃいましたが、
エンジンの状態はマズマズってトコロでしょうか?

このエンジンの存在にもっと早く気付いていれば・・・・・
単なるエンジンの載せ代えで済んだかもしれません。。。。。
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YDS1 うっかりミス 其の参

ヒューズが切れました。
ヘッドライトを灯けた状態でウィンカーを灯けると、パチンッと切れる事が判明。
やはり電気負荷が重なると切れるので・・・・
ヒューズの容量不足、これでしょう。
10Aのヒューズに交換したら・・・・・何をやっても切れません。

当初の考え通りの結果だった訳ですが・・・
何はともあれ、ちゃんとした結果が出て良かったです。
これでメインの依頼は解決。

その他の依頼も大方終了していますので、
早速試乗に・・・・・
タイヤの空気圧が低いようです。
空気圧の調整をしていると・・・・チェーンも緩い・・・・・
y1 12
日常メンテナンスもしっかりやって下さいね。

よし、試乗に出てみましょう。



1次クラッチだから乗り難いのは解っていましたが、
バックステップのお陰でシフトアップが非常にやり難い!
ステップとシフトペダルの間が狭過ぎて、
私の履いている安全靴ではシフトペダルの下に足が入りません!!
オマケに、

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折角苦労して取り付けたジョイントラバーが抜けちゃいました。
やはり寸法に問題が有ったのでは?

仕方有りません、何か対策をしましょう。
ジョイントラバー自体をバンドで縛ってしまえば、動かないとは思いますが・・・・・
ラバーの寿命が短くなりそうなので却下。

ラバーの内径には段が付いていまして、
後ろに抜ける事はありません。
では、、、、前側にストッパーを設けましょう。
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バンドをこの様に付けまして、
これだけではバンドごとズレてしまうかもしれませんので、
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バンドをワイヤリング。
これで試乗して来ましたが、ズレません、バッチリでした。

オーナーさんからの連絡が有り、
グリップは元の物に戻し、、、、納車。
いやぁ~下手したらハーネス取替えかとも思ったんですが、
ヒューズの容量不足程度で良かったです。

メグロ SG 本当に今度こそは・・・ 其の壱拾

もう一息、
クランクシャフトへのオイル通路をしっかりと確保します。
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ココを蓋すると、オイルフィルターからクランクへの通路が確保されます。
ですから、ココからオイル漏れを起こしてしまうと・・・・
クランクへの潤滑不良になりかねません。
エンジンへの致命傷になっちゃいますからね。
sg 61
あまり地肌の状態がよろしくないのですが、
ガスケットも何も無いんです。
ですから、
sg 62
ガスケットを切り出して、漏れないようにしっかりと蓋をします。

クラッチも無事に組み終わりましたし、
ケースカバーを閉じてしまいましょう。
ただ、ここでもう一仕事。
SG特有の構造なんですが、ポイントの配線がケースカバー内を通るんです。
当たり前ですが、高温になるケースカバー内、
普通に配線を通しただけでは、熱によって配線が溶けてしまうかもしれません。
純正ではガラス繊維の被覆を被せてあるのですが、
それも経年劣化でボロボロです。
こんな時の為に、同じ様なガラス繊維被覆を探していたんですが、
全く同じ物は未だに見つかりません。

しかし、近くに住む古くからの電装技師の方に相談して、
何とか近い物を手に入れました。
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出来ればもうちょっと細いモノが良かったんですが、
贅沢は言っていられません。
sg 64
使えるのだからOKです。

YDS1 うっかりミス 其の弐

コレは困りました。
何度試してもヒューズは切れません。




仕方有りません。
オーナーさんに事実をお伝えするしかありませんね。
電話で事情をお話し、
一応もう2~3日様子を見ると言う事になりました。

ヒューズ切れの他にも、2~3頼まれ事が有りましたので、
それを作業しながら確認を続けましょう。

まずはグリップの交換。
こんなのスグに終っちゃいます。
あれ?
長さが合いませんが・・・・
y1 6
純正品らしいですが、YDS1の物なのでしょうか?
取り付けると1cm位足りないんですよ。
原因は多分・・・
y1 7
このハンドルエンドの黒い部分。
丁度この分位が足りないんです。
ハンドルが違う物に交換されているんでしょう。
あの時代にこんなハンドルエンドが付いている物は無かったでしょうから。

いいのかなぁ~
寸足らずのグリップで。
後でオーナーさんに確認しておきましょう。

次はコレ、
y1 8
マフラーのジョイントラバーを交換。
オーナーさんがリプロ品を手に入れたので、
もうこんな間に合わせの物は必要有りません。
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エキパイを取り外し、こびり付いたゴムの残骸を除去。
コレが意外と時間がかかるんです。
しかし、汚れたまま部品を取り付ける訳にもいきませんし、
時間をかけてキレイに除去。

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簡単には取り付きませんでした。
ちょっとこのラバー小さいんじゃない?
パイプ径が39mmなのに、ラバーの穴径は36mm。
ゴムだから多少は無理が効きますが、
取り付けは難儀でした。

ヒューズの方はっと・・・・

メグロ SG 本当に今度こそは・・・ 其の九

順調順調、
カムシャフトホルダー?
とでも言うんでしょうか。
sg 53
これでベアリングを打ち込めば、腰下も終ったようなモノ。

あれ?
クランクが動きません。

ホルダーを取り付けるまでは確実に動いていましたので、、、、
ホルダーの締め付け具合ですかねぇ?
SGのこの部分に限らず、偶に有るんですよね、
締め付け具合によって動きが変わってくるモノが。
恐らくそれでしょう。
そう思って色々と試してみたんですが、、、一向に改善されません。

締め付け具合ではないとしたら?
sg 54
この部分?
sg 55
カムシャフトとブッシュの合わせが良くないのでしょうか?

分解前は異常は無かったので、何か組みミスでもしたのか?
そう疑って点検したんですが、やはり異常無し。
試しに、
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カムとホルダーの間に挟むスペーサーを外して、
ホルダーを取り付けてみましたら、
スムーズにクランクが回ります。

カムの取り付けは問題無し。
そうなるとやっぱり、ホルダー側のブッシュが原因でしょう。
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でも、ど~やって修正しましょう。
ブッシュを抜いて旋盤にでもかけましょうか?
いや、旋盤にかけるまでもなさそうなので、
こうしましょう。
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定盤にサンドペーパーを貼り付けて、
削り過ぎないように慎重に削ります。

予想通り、少々削っただけで事足りました。
クランクもスムーズに回りますし、
他にも異常は無し。
ベアリングも打ち込んで・・・・・OKです。

YDS1 うっかりミス 其の壱

何年か前、中途半端にやったYDS1.
あの後どうしたのかは詳しく知りませんが、
無事に修理を終え、ちゃんと走っていたようです。

が、どうやら今度は電装に不具合が出た模様。
走行中にヒューズが切れるらしいんです。
当然そんな状態では、走って来て入庫。
とはいきません。
都内はあまり行きたくありませんが、
引き上げ代も貰えますしね。
オーナーさんの自宅まで引き取りに行きました。

y1 1
オーナーさんの話によると、ウィンカーを出した時に切れたという事なので、
一番クサイのはウィンカースイッチですが、
現状確認から始めましょう。
y1 2
まずは切れたヒューズを交換。
・・・・あれ?
付いていたヒューズは5A。
いやいやいや、いくら旧い車両とはいえ、メインヒューズが5Aは無いでしょう。
何かの間違い?
切れた時にオーナーさんが適当なヒューズを入れたんでしょうか?応急処置として?
オーナーさんから預かった予備のヒューズを見てみましょう。
y1 3
やっぱりこちらも5Aでした。
原因はコレでしょう。

原因が簡単に見つかって良かったです。
一緒にオーナーさんから預かったサービスマニュアルを確認したところ、
メインヒューズは10Aでした。
コレで確定ですね。

ウチにはこのサイズの10A管ヒューズは無いので、
y1 4
20Aではありますが、コイツで一旦代用しましょう。
このブレードヒューズが優れ物でして、
この様なヒューズか切れる場合の修理にうってつけなんです。
なぜかと言うと、
再利用可能なヒューズだからです。
家庭のブレーカーの様に、スイッチがポンッと切れるんです。
もう一度使う時は、上がったスイッチを押せばOK。
原因不明のヒューズ切れ修理なんて、
いくつヒューズが有っても足りませんから、コイツは使えます。

さぁ、コイツに繋ぎ換えて、
メインスイッチON。
ウィンカーOK。
ヘッドライトもOK。
まぁ、20Aですからね。

この後10Aでも大丈夫でした。
これで終わりにしても良かったんですが、
念の為に、5Aでヒューズが切れる事も確認しておきましょう。



あれ?
切れないじゃないですか!

メグロ SG 本当に今度こそは・・・ 其の八

分解作業は終りました。
基本的にベアリングやオイルシールは全部交換です。
注文をかけて届くまでの間に、
出来るだけキレイにクランクケースを洗い、
使わない方のエンジンを組んでしまいます。

そして、使う方のエンジン用にガスケットを切り出します。
本来は使っていなかった部分でも、
使った方が良いと思う部分にはガスケット追加!


注文した部品が届きました。
ピストンリングは未だに見つかりませんが、
腰下を先に組んでしまいましょう。
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このドライブシャフト部分からもオイル漏れしますからね。
ガスケットもオイルシールも新しくしましたので、
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大丈夫だと思います。

一番漏れていた部分。
ニュートラルスイッチ部分には・・・・・
sg 50
割れていたスイッチの代わりに、
オーナーさんが中古良品をGETしていてくれましたので、
コレを使います。
配線がもう千切れそうだったので、両方共新しい物に付け替えて、
ガスケットをちょっと厚目のシートで切り出しました。
液体ガスケットを塗って取り付け、
重要なポイントは・・・・・・締め過ぎない事!!
絶対割れます。

クラッチ側もサクサクッと組み立てて、
sg 51
バルブタイミングもしっかりと?・・・・合わせて、
sg 52
もう組み立ては楽勝ッス。

CL125 フロントフォーク分解 其の四

なんとまぁ、驚きの構造でした。
まさか只の化粧カバーだったなんて・・・・

まぁ、無事に分解出来たので良しとしましょう。
インナーチューブを抜き、
clff 16
内部を洗浄。
コチラ側はこれでOKなんですが、
反対側ね、ボトムボルトの頭を飛ばさないといけません。
何度もやった事が有るのに、未だに緊張します。
clff 17
ヘタしてネジ穴を広げちゃったりしないか?
ドリルが折れ込んでしまったら・・・・もう最悪です。

毎回そんな事を思いながら作業をするんですが、
今回も杞憂で済みました。
clff 18
clff 19
こうしてボルトの頭さへ飛ばしてしまえば、分解は可能。
後はこの・・・
clff 20
clff 21
残ったボルトが無事に抜ければ万事OK。
バイスグリップでガッチリ掴んで・・・・・・

回らん!
そりゃそうか、こんな事で回る位なら、普通にボルトを外せた筈です。
バーナーで熱を加えながら再チャレンジ。
clff 22
よし!回りましたよ。
しかし・・・・コレってネジロック剤?
そりゃぁ外れへんわ。

思わぬ苦労をしてしまいましたが、無事に分解出来ました。
組み立ては特に問題無し。
clff 25
合うかどうか心配だったオイルシールも無事に合いまして、
これでフォークは完璧!



インナーチューブのこの腐食以外はね、
clff 24
clff 23
丁度オイルシールが当たる部分なんですよね。
再メッキすると大幅に予算オーバーなので、
残念ながら今回はそのまま組みます。
オイルが漏れるのは仕方ナシ。

まぁ、今回の作業で構造は解りましたので、
次回分解する時にはもっと簡単に分解出来るでしょう。

休業日のお知らせ。

スミマセンが、明日(15日)と明後日(16日)お店をお休みします。

それと、常連さんはもう知っている事ですが、
ここのトコロ、日曜日の午前中からお昼時にかけて、お店を休んでいます。
地域活動といいますか、子供の為でもあるんですが、
地域の子供達に剣道を教えていまして。

午後からは営業しますので、
御用のある方は午後からでお願いします。
・・・・・剣道で疲れていて、いつも通りとはいかないと思いますけど。

メグロ SG 本当に今度こそは・・・ 其の七

まさかピストンリングが折れていたとは・・・・・・
その割には調子良かったのが不思議です。

リングの件は色々と調べてみないと何とも言えません。
良い結果が出る事を祈りつつ、、、、
分解を進めていきます。

腰下、ケースを割ります。
sg 37
「コッチにも異常が有ったらどうしよう」と思いましたが、
コチラは大きな問題は無し。
ちょっと引っかかったのは・・・・・
sg 41
これ。
プッシュロッドのリフターピースホルダー?ガイド?とでも言うんでしょうか???
リフターピースを抜いた時にスッと抜けなかったんですよ。
sg 42
リフターピース自体には問題有りません。
曲がりも無いし、キズも有りませんでした。

sg 43
sg 44
こんな感じで上下するんですが、
穴を少々ヤスリで整えるだけで修正完了。

もうひとつ気になるのは、、、これもバルブ機構の一部なんですが、
sg 45
カムとリフターピースの間に入る部品。
表面加工はしているのでしょうが、
やっぱり酷使される部品なので・・・・・・
sg 46
表面が割れてしまった?
ようです。
端の方なので大丈夫かとも思ったんですが、
2号エンジンの部品の方が状態が良かったので、
折角ですから交換しておきましょう。

まぁ、どれも問題ってレベルではありません。
やはりリングですね。
探しましょう!!

CL125 フロントフォーク分解 其の参

あかん、ビクともせぇへん。
ひょっとして違う構造なのか?
これ以上力任せにやろうとすると、絶対に壊してしまう・・・・
そんな気がします。

ここは無理をせず、
もうちょっと違う方法を試してみます。
造った工具と、ゴムベルト工具を併用してやってみます。



これもダメ。

せめて構造さへちゃんと解れば・・・・
思い切ってやっていいものなのか?
実は違う方法で分解しなくてはならないのか?
解るんですが。。。

インターネットで他にやっている人が居ないか?
何処かにパーツリストでも落ちていないか?
探してみたんですが、徒労に終わりました。

結構モデルチェンジしているようで、
同じCL125でもフロントフォークは数種類あるようなんです。
某オークションに出品されているパーツリストも、
どれを買えばいいのやら・・・・・

そうこう思い悩みながら、時間ばかりが過ぎ去っていく、、、、、
ええい!!
仕方ない、今の工具は2つ穴用で造りましたが、
3つ穴用に改造します。
もちろん、フォーク側にも穴を追加。
clff 11
これでど~や!
うん、
やっぱりダメ!!
ならば、4つ穴に改造。
clff 12
これでダメだったらもう諦め。
そう思ってエイヤ!!
っと力をかけてみると、、、、、お!
今ちょっと回ったような?

グッと力をかけるとやはり回りました。
でも、かなりカタイ。
腰のヘルニアが悪化しそうですが、
光明が差してきましたよ。



頑張ってグリグリ回してみたんですが、抜けてきません。
ひょっとして、、、、、ねじ山をナメてしまったんでしょうか?
いいえ、実は違うんです。
抜けるように、上方に向けて力をかけながら回していると、
clff 13
キタキタ、抜けてきましたよ~
しかしこれ・・・・・ねじ山が無い。
完全にメッキ部分が外れました。
clff 14
フォークシールは本体に残りました。
あのメッキ部分はねじ込みでは無かったようです。
ただのハメ込み化粧カバー。

どうやらアレを外さなくても、フォークシールは抜けたようです。
ただ、組み込む時にあのカバーが有ると邪魔ですから、
結局は外さないといけなかったのかも?
予想よりも大幅に手間暇はかかってしまいましたが、
一番の問題点がコレで解決!

メグロ SG 本当に今度こそは・・・ 其の六

苦難の末、無事にアーマチュアを外す事が出来ました。
普通に時間工賃貰ったら一体いくらになっちゃうんでしょう?
・・・・そんな金額貰える訳無いですよね・・・・・

気を取り直して、2号エンジンの左クランクケースを洗い、
1号エンジンの分解に取り掛かります。
一番の難問は既に解決していますので、
サクッと分解してケース交換してしまいましょう。
sg 32

あれ?
バルブタイミングを確認しようと思ったんですが、
カムギヤ側に何の目印も有りません。
sg 33
ペイントで一応マーキング。
気になるのは・・・・ちょっとズレた位置にケガキ線が有るんです。
ひょっとして、元からバルブタイミングがズレていたんでしょうか?
でも、2コマもズレていたら相当マズイ事になっているはず。
エンジン自体は快調でしたからねぇ~
2コマもバルタイがズレていたとは考え難い。。。。
このままで組みましょう。

腰上を分解していきます。
sg 34
ここら辺は特に問題は無いでしょう。
そう思いながらガンガン分解していくと・・・・
sg 35
あれ?



イヤイヤイヤ、、、、、マジか~。


マサカの展開です。
sg 36
ピストンリングが折れてました。
セカンドリングだけではあるんですが。

ど~しましょう。
SGのピストンリング・・・・・・・
リプロ品が有るなんて聞いた事も有りません。
不人気車両の悲しい運命。
デッドストックか、流用出来る部品を探すしかありませんかねぇ?

CL125 フロントフォーク分解 其の弐

まぁね、底部のボルトは覚悟していました。
何度かこんな経験は有りますので、面倒ですが大した問題ではありません。

ですが、最終手段の前に、、、
違うアプローチで試してみましょう。
現行車や比較的新しい車両では見かけませんが、
英車や60年代位の車両によくある構造で、
この部分!
clff 7
このメッキ部分がネジ式になっていて、取り外し出来ます。
そして、このメッキ部分にフォークシールが打ち込んであるので、
メッキ部分を外せば一緒にフォークシールも外れます。
もしかするとこれでインナーチューブが外れるかもしれません。
そうなったのなら・・・・底部のボルトは無理して外す事も無いかも・・・・・・・

一筋の光明ではあるのですが、
ココも簡単に取り外し出来る訳では有りません。
苦戦するのは解っているんです。
素手で外せる訳も無く、
工具を使う取っ掛かりも無い。
ど~したモンか?

こういう時の工具・・・名前は解らないんですが、
ゴムのベルトを巻きつけて、摩擦力を使って回す工具。。。
コイツを使うしかありません。
が・・・・・・・・コイツを使ってもビクともしません!!
ムムム・・・・加熱をしてみたり、軽く叩いてみたり。
長期戦覚悟で、他の車両をやりながら暇をみては試してみたんですが、
ホント、全然ダメ。

コレではいつまで経っても解決しません。
本当はこんな事したくないんですが、
工具を引っ掛ける取っ掛かりを作ります。
clff 10
この様に2箇所穴を開け、
専用工具を作成。
clff 8
clff 9
ベースは他車種用の違う目的の工具なのですが、
それに追加工。
これで外れるでしょう♪

メグロ SG 本当に今度こそは・・・ 其の伍

外したクランクケースを洗いながら、、、
sg 28
やっぱり納得いかない感がこみ上げて来ました。

何とかアーマチュアを外したい!
そして、すっきりとクランクケースを交換したい!!
お金を貰う以上、中途半端な仕事でお金を貰うのは気が引けます。

もうちょっと・・・もうちょっとだけネバってアーマチュアを外してみましょう。
そう決意して2日、プーラーを作り直す事2本。
1号エンジンの方が先に取り外しに成功。
sg 25
おや?
sg 26
1号エンジンのクランクシールからオイル漏れでしょうか?
そんな痕跡が有りますね。
これは外して正解でした。
あのまま妥協して組んでいたら、
このシールからのオイル漏れで、作業失敗していたかもしれません。

続いて、2号エンジンのアーマチュアも取り外し成功。
sg 27
いやぁ~、これでスッキリします。

よし、アーマチュア取り外し記念。
プーラーの謎を解説しましょう。
sg 20
何故先端をこの様に細くしなければならないのか?
クランクシャフトの先端はこの様になっています。
sg 29
当たり前ですが、アーマチュア取り付け用のネジ穴が開いています。
このネジは・・・・確か8mm。(間違っていたらゴメンなさい)
ですが、アーマチュア側の取り外し用ネジ穴が10mm。
当然、、アーマチュアを外そうと10mmのネジを締め込んでいくと、
sg 30
こうなってしまい、クランクシャフトを傷めてしまいます。

その為に、ネジ部は10mm、先端を8mm以下にして、
sg 31
プーラーをシャフトの奥にドン突きさせないといけません。
まぁ、こんな事説明したって、一般の方には意味無いんでしょうけどね。
「自分で工具も造りたい」なんて奇特な人意外、
売っているプーラーを買った方が手間も時間もかかりませんから。

CL125 フロントフォーク分解 其の壱

以前委託販売したCL125の修理です。
販売した時から問題点では有ったんですが、
フロントフォークのオーバーホールをします。

clff 1
clff 2
破れているフォークブーツも、オーナーさんが良品を手に入れてくれたので、
このタイミングで交換します。
まぁ、面倒な作業ではあるのですが、
初めての作業と言う訳でもありませんし、
パパッとやってしまいましょう。

まずはジャッキでフロントを浮かせて、
clff 3
フロントタイヤとフェンダーを外します。
clff 4
あとは、緩める所を緩めてフォークを抜き取ります。

まずはフォークオイルを抜きましょう。
フロントフォークの分解セオリーとして、
次はボトムケース底部のボルトを外します。
そうすれば、インナーチューブを抜く事が出来る・・・・・ハズなんですが。

大体、、、ここのボルトが抜けないんですよね。
clff 5
フォークをしっかりと固定して、
エアツールを使ってバキュ~ン。
片方は簡単に外す事が出来ましたが、
もう一方がダメですね。

どうやら、過去のオーナーさんも外そうと試みたようで、
clff 6
若干ナメかけています。
通常の方法では歯が立ちませんので、
色々と試してはみたんですが・・・・・・
無理っぽいです。

ボルトの頭も完全にナメてしまいましたし、
これはいよいよ・・・・・最終手段ですかね。

メグロ SG 本当に今度こそは・・・ 其の四

諦めました。
数日、他の車両もやりながら、暇をみては試みたんですが・・・・・・・
アーマチュアは外れませんでした。

外さないと絶対に先に進めない!
というのであれば、意地でも外すんですが、
今回の場合、要はオイル漏れが直ればいいんです。
sg 11
ココにネジをちゃんと締め込む事が出来れば、オイル漏れは止まる筈。
ダメなのはケースの右半分。
アーマチュアは左側についています。
・・・・って事は、右半分だけ交換出来れば、
ネジを締め込む事が出来てオイル漏れが直る?
そう考えた訳です。

出来る事なら全部分解して、
キレイに洗ってから組みたいトコロですが、
今回の場合致し方無いでしょう。
本来の目的は達成出来る予定ですから。

では、作業を進めていきましょう。
sg 21
こちらの2号エンジンは何処も損傷無くキレイなモンです。
sg 22
願わくば、ケースが歪んでいない事を願います。

やたらと多い(16本)ケースを留めているネジを外したら、
セパレータ工具を使ってケース分割。
sg 24
取り外した右側クランクケースをキレイに洗って、
後は1号エンジンと合わせちゃえばとりあえず終了です。

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プロフィール

バイク工房蔵

Author:バイク工房蔵
東京の八王子市でバイク屋をやってます。

基本的に70年代までの古めのバイクが好きです。
現行車はやりません!出来ません!!
ビックスクーターなんて見たくもありません。

こんな偏ったバイク屋なので、いつも経営の危機です。

ワタシ一人では何にも出来ませんが、
周りには頼りになる業者さんが居ますので、
お陰様でなんとかやっていってます。
感謝感謝!!

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