2015-04

カワサキ B1 初期型はカッコイイ 其の四

色々と理由がありまして、
ガソリンコックを丸ごと交換する事にしました。
カワサキ純正ではなく、他車種のリプロ品ですが、
実際にウチの代車でも使っていますので、実績の有る部品です。

b1 23
そんなこんなで部品も到着。
当たり前ですがガソリン漏れも無し。
コレでやっと試乗が出来ます。

いざ試乗!



あれ?
エンジンがかからない・・・・というか、
メインスイッチをONにしても、ニュートラルランプも点灯しません。
ど~しちゃったんですかねぇ。
ヒューズでも切れたかな?
b1 24
ありゃ?
切れてはいませんね。
でも、接触が悪いっぽいですね。
イジッているとニュートラルランプが灯いたり消えたりします。
この際ですから、ブレード型のヒューズBOXに交換しちゃいましょう。
b1 25
これで接触不良とはオサラバ。

今度こそ試乗が出来ます。
メインスイッチをONにして、ニュートラルランプが灯く事を確認。
コックをONにして、、、キック!!
順調順調。
今度こそこのまま終わっちゃうんじゃないかな?

アイドリングは安定していて大丈夫。
走り出してみると・・・・・パンパン・・・・パスン・・・・
アカン、全く走らん・・・・・・・・・
あんなにアイドリングは安定しているのに、
走り出そうとすると全然力が無くて走り出せません。

この症状は・・・・・以前にも経験が有ります。
コンデンサーのパンクじゃないでしょうかねぇ。
カバーを外してポイント部分を確認してみると、
思った通り、ポイントからパチパチ火花が散っています。
伊達に何年も旧車専門でバイク屋をやっている訳ではありませんよ、ハッハッハ。

患部のコンデンサーがコレ。
b1 26
全く同じ物は有りませんでしたが、
b1 27
中古とはいえ、まだこのコンデンサーは使えたはず。
b1 28
これでバッチリ問題解決。
メデタシメデタシ。。。
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BMWもどき 長江 CJ750 其の参

一見問題は無さそうなオルタネータですが、
見ただけで解る様な異常は少ないのが常。
ワタシはそんなに電気の知識がある訳でもないので、
専門的には調べられませんが、
簡易点検程度なら何とか出来ます。

電磁石タイプのローターなので、
電源線を探そうとヘッドライト内の配線を探索、、、
cj 17
見なければ良かった・・・・・・・・
元からこんな状態ではないと思いたい所ですが、
有り得なくも無いところがコワイ。
cj 18
ターミナルの繋ぎ方も雑ですねぇ~

何だかアレを見て配線捜索する気が失せました。
エンジンはかかるのですから、エンジンをかけて発電量を直接計測してみましょう。
cj 19
ブラシを元に戻して、
エンジンスタート!
幸い、エンジンのかかり具合は好調なんです。
さて、テスターを手に取り、発電量を測ってみますか、、、、、




最近疲れているのかな?
ローターの回転が・・・・・おかしく見えるんですケド。。。。
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深く深呼吸して、もう一度見てみます。



エライこっちゃ~!!!
ローターがこんな動きをしていると言う事は、直結しているクランクが!?・・・・・・
そんなの最悪のシナリオです。
流石にクランクがダメになっているとしたら、
残念ですがこの車両は諦めた方が利口でしょう。
長江の部品入手経路すら解らないんですから。
コピーとはいえ、BMWの部品がそのまま使えるかどうかも怪しいですし、、、、、


いや、待てよ。
クランクがダメになっていたら、あんなにエンジン音が静かでしょうか?
異音の1つも、妙な振動も全く有りませんでした。



絶望するのはまだ早い!
問題のローターをとりあえず外してみましょう。
ひょっとしたらローターだけの問題かもしれません。

カワサキ B1 初期型はカッコイイ 其の参

目論見通り、
ポイントとキャブの清掃、調整で無事にエンジンが目覚めました。
これ位の修理では大して修理代を頂けませんねぇ~
まぁ、大事無くて良かったんですけどね。
エンジンの調子も良さそうなので、もうこれ以上やる事は無さそうです。

サクッと試乗して終わらせちゃいましょう。
そう思って、灯火類をチェックしていると・・・・
テールとストップランプが灯きません。
電球が切れているのかと思いましたが、電球自体は問題無し。
配線を調べると、どうにもヨロシクナイみたい。
しかし、テールランプが車体に付いたままでは修理が出来ません。
配線が短過ぎちゃって、、、、、

仕方ない、少々面倒ですがテールランプを外しましょう。
b1 18
この様に、リヤフェンダーの後ろ半分が取り外せますので、
テールライトが付いたままフェンダーを外し、
後からテールライトを取り外します。
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う~む、無事だった端子もアヤシイので、全部作り直したいですねぇ。
でも、やり始めてしまうと結局は配線を全部作り直さないと気が済まなくなってしまうので、
今の所は患部だけにしておきましょう。

配線を修理して、これで灯火類は全て問題無し。
懸念だった充電もバッチリ。
よし、ガソリンタンクを乗せて試乗に出ましょう。
ん?
このガソリンコック・・・・ひょっとして全く機能していませんね?
b1 22
レバーがプラプラなんですけど。。。
これ、ちゃんと使えていたんですかねぇ?



ダメだ、こりゃ使い物になりません。
部品出るかなぁ~

って事で、部品が来るまで試乗はお預け。
他にやる事も無いので、車体を綺麗にしましょう。
乗らなかった期間に汚れてしまったのか?
もともと綺麗にする方ではなかったのか?
汚れの溜まり方を見る限り、、、、、後者かな。。。。
タンクやシートを外した時も相当汚れが溜まっていましたからね。


落せる汚れは落し、磨ける所は磨きます。
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ちょっと手間をかければ、こんなに綺麗になるんですけどねぇ。
はっ!
また一円にもならない事をしてしまいました・・・・

BMWもどき 長江 CJ750 其の弐 

本題の充電をやる前に、ちょっとした野暮用を片付けましょう。
cj 9
クラッチレバーの根元、前回見て頂いたようにグリップエンドと一体になっているのですが、
これがグラグラで固定出来ていません。
そんなに難しい構造ではないのですが、
経験が無ければチョット解り難いというか、戸惑う構造では有りますね。

固定用のネジは外側からは見えないようになっています。
レバーを取り外すと、その奥に有るんですねぇ~
cj 10
取り外すとこんな感じ。
ボルトを締め込んでいくと、左側に有る割れた破片みたいな部品が引き寄せられて、
ハンドル内に固定される・・・と。
まぁそんな感じです。
これで野暮用の1つは終了。

もう1つはウィンカーの交換。
バイクを停めていたら、いつの間にか折られていたらしく、
今はビニールテープでとめている状態。
機能はするんですが、やはりこのままではね・・・・・
オーナーさんが知り合いから頂いたというウィンカーを使います。
cj 15
何用か解りませんが、旧いホンダの箱に入っていたので、ひょっとしたらお宝物?
ちょっと勿体無い気もしますが、使える部品を眠らせておく必要も無いでしょう。
取り付けに専用ステーを作らないとダメそうですが、
電球は6Vが入っているんでしょうね?
そう思ってレンズを開けてみると、、、、、
cj 16
まさかのマクラ球!

取り付けるとすれば12Vのマクラ球ですから、そんなに入手は困難ではないハズです。
でも、一般的な電球に比べれば入手は困難なハズ、
取り付けの手間もかけるとすると、コレは諦めて一般的なウィンカーを取り付けた方が良さそう。
ちょっとこの件はオーナーさんに確認ですね。


さぁさぁ、本題の方に取り組みましょう。
まずはオルタネータの状態を見てみますかね。
本家のBMW同様、エンジン前方にオルタネータが付いている筈なので、
カバーを開けます。
cj 11
見た感じでは特に異常なし。
この手の充電装置で、先ず疑うとすればブラシの磨耗でしょう。
cj 14
正規の物がどの位の長さなのか解りませんが、
コレだけ残っていれば、全然発電しないという事は無いでしょう。

ちょっと話は戻りますが、気になる事が1つ。
ココのオルタネータカバーなんですが、
cj 12
長江の純正仕様でコレが使われているんでしょうか?
だとしたら・・・・・・
cj 13
みなまで言いますまい・・・・
流石中国ってトコです。

カワサキ B1 初期型はカッコイイ 其の弐

ワタシが思うこのエンジン唯一の不満箇所。
それがコレです。
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キャブを外そうと思うと、ギヤオイルが漏れます。
何でこんな造りにしたんでしょうね。

キャブを取り外し、分解します。
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部品が出るかどうか心配ですが、
とりあえず分解して清掃、部品交換無しで組んでみましょう。
b1 11
フロートもパンクしていないようですし、
フロートバルブが使えるようであれば、ひょっとして・・・・


配線の確認でヘッドライトを外した時に気付いたんですが、
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ライトを留めておくネジ、
違うピッチの物がねじ込んでありますね。
本来は旧規格の物のはずですが、恐らく無くしてしまって手に入らなかったのでしょう。
新規格の今の物が付いていました。
ですが、幸いにも雌ネジ部分が薄いので、ネジ穴を傷めるまでには至っていませんでした。

普通のバイク屋さんでは持っていないでしょうが、
生憎とウチは普通じゃ有りません。
b1 14
この程度のネジなら持っていますよ。
それも普通のナベネジではなく、丸皿のネジ。
b1 15
ほら、ピッタリ~!



毎度思う事なんですが、
こういった作業って、工賃貰い難いんですよね。
通常のネジより高いとはいえ、所詮はネジ一本締めるだけ、
高く見積もっても100円~200円・・・・・貰うべきか?
サービスにしておくべきか?

正解は解っています。
解っちゃいるんですが、ここで迷う事自体、商売人失格。

BMWもどき 長江 CJ750 其の壱

今回も面白い車両が来ましたよ。
いつかは来ると思っていましたが、、、
来ちゃいましたねぇ~

いや、別にイヤという訳ではないんですが、
色々とウワサは聞いていますからね。

さてさて、ウワサは本当なのか?
それとも、背ビレや尾ビレが付いたモノなのか?


今回の車両はコレ、
cj 1
cj 2
そう、おじさん達が大好きな・・・
cj 3
BMW
じゃなくて、
それをコピーした中国製の、『長江 CJ750』です。
楽しみ半分・・・・・不安は・・・・・その倍以上。

一体どんな問題が待ち構えているんでしょうかねぇ~
メインオーダーは充電不良ですが、タダで終わるとは思えないんですよ。
まぁ、色々考えていても仕方有りません。

なかなか扱う機会の無い車両ですから、車両をもうちょっと観察しましょう。
まずはハンドルまわり。
cj 4
レバーの生え方が特殊です。
旧い車両でもこのタイプは少ない。
そしてライトスイッチ、
グリップゴムの右側に付いているダイヤルの様な物、
コレを回す事でライトのON、OFFをします。
こんなスイッチもあまり見かけませんよね。

cj 5
エンジンは、パッと見た感じでは変な所は有りません。
キックが踏み難いのは、この手のエンジンの特徴でしょう。
目立ったオイル漏れも無し。
・・・・・・・何か、以外です。

充電の要、バッテリーは・・・・・
cj 6
大丈夫か?MFバッテリーなんて。
最近まで新車で作っていた車両とはいえ、
元の設計は50年代、作っているのは中国ですからね。
あのロイヤルエンフィールドだってMFなんて使いませんよ。


もう1つ気に入らないのがスタンド。
これはまぁ、、、元々サイドカー付きだった車両を単車にしたので、
「取って付け感」は致し方無いんですが、
cj 7
サイドスタンドは大目に見ましょう。
しかし、センタースタンドがねぇ・・・・・・
cj 8
この造りでは立ちませんよ。
絶対に、、、とは言いませんが、相当困難です。
無理にやったら体を痛めるかもしれません。
そんなリスクを冒してまで立てる必要も有りませんからね。

カワサキ B1 初期型はカッコイイ 其の壱

今回の車両はどストライク、ワタシの趣味ですね。
世の中的には人気の無い車種ですけど・・・・・

b1 1
b1 2b1 3
1966年 カワサキ B1
車体色からして、どこぞの官庁所属だった車両でしょう。
ウチにも後継機のKC125が代車としてありますので、
この車両のポテンシャルは知っています。
よく走りますよ~この車両は。

オーナーさんの話によると、2年前までは動いていたらしいのですが、
ある日突然不調になり、それ以降エンジンをかけていないらしいのです。
特にメンテナンスらしき事はしていなかったそうなので、
不調になった原因も何となく、、、、予想が付くというものです。

タンク内に残っていたガソリンを抜く為と、
不動だった2年の間に溜まった汚れを取り除く為、
シートとガソリンタンクを外します。
b1 4
まずはバッテリー点火なので、何か適当なバッテリーを・・・・・・・
そういえば、つい数日前にスクーターのバッテリー交換をしたので、
小さいMFバッテリーがあったはず、まだ使えると思うので、こいつをとりあえず使いましょう。

ほうほう、バッテリーは繋いだのに、プラグに火花が飛びません。
まぁ、予想通りの展開です。

b1 5
ポイントまでは電気が来ていますので、
まずは恒例のポイント磨き。
b1 6
b1 7
しっかりと磨いて、脱脂、調整。
これでプラグに火花が飛ぶようになりました。

あとはキャブをやってしまえば・・・・今回は早く結果が出そうです。

昌和 クルーザー 乗り心地は・・・ 其の四

無い物は作りましょう。

・・
・・・もちろん外注です。
ウチではこんな物作れませんよ!!

この部品を外してしまうと、しばらく後輪が無い状態のままになりますので、
車両をリフトに乗せたままにはしておけません。
車両をリフトから降ろし、店の奥へ移動。
sc 19
邪魔にならない場所でリヤタイヤを外し、
sc 20
ハブから問題の部分を取り外します。
過去に3~4台は同じ状態で修理した事が有りますが、
部品がメーカーに無くて作ったのは1回だけ。
その時もお世話になった「スペシャル旋盤ニスト」さんに今回も依頼します。
sc 21
sc 22
一見すると、ねじ山は大丈夫そうに見えるんですが、
グッとトルクをかけるとナットが滑ってしまって締まりません。



「スペシャル旋盤ニスト」さんに依頼すること数日。
sc 23
相変わらずスバラシイ出来栄えです。
sc 24
機能的にもバッチリ。
しっかりとハブを締める事が出来ました。
これでチェーンのアジャストも問題無し。

よし!
今度こそ試乗です。
調子は良さそうな音なんですが、
念の為に30分ほど試乗。
sc 26 sc 27
ウン、やっぱり調子イイです。
エンジンは問題無し、途中止まるような事もありませんし、加速もスムーズです。
乗車ポジションは独特ですね。
クルーザーって名前の通り、ハンドルが手前まで来ているので、
楽な姿勢で乗れます。
惜しいのは・・・・シートのダンパーが柔らかい事。
もう少し固くてもいいんじゃないかなぁ~

ちょっと侮っていましたが、中々に乗って面白いバイクでした。

モトグッチ アイローネ 2台目 其の弐拾八

苦労の甲斐有って、
エンジンをかけてみても今の所はオイル漏れは確認出来ません。
オイル漏れ修理成功かな?

残る問題jはクラッチと白煙ですが、
クラッチに関して、ちょっと考えを変えてみました。
ひょっとして乾式ちゃうの?
実は、初期段階から疑ってはいたんですが、
取り外した時の状態、クランクケースに設けられているオイルラインから考えて、
湿式であろうと思っていたんです。

でも、クラッチ板が銅版と鉄板でしょ、
普通考えれば、そこにオイルなんて付着すれば、
ピタッと張り付いてしまうのは当たり前。
試しに、油分を拭き取ってからクラッチを組んでみると、
問題無くクラッチを切る事が出来ました。

う~ん、正解かどうかは実際に走ってみないと何とも言えません。
白煙は相変わらず出ますが、クラッチの確認の為に試乗してみましょう。



白煙がヒド過ぎます。
とても走れたモノじゃありません。
後方の自動車の方、申し訳ありませんでした・・・・・・

またもやって感じですが、
クラッチは置いておいて、エンジンをやりましょう。
今回は腰上だけなので分解は楽勝!
サクッとヘッド、シリンダーを取り外し、
今回はヘッドも分解していきます。

ai 172
この妙なバルブスプリング、
普通のバルブスプリングコンプレッサーで分解できるんでしょうか?
ai 173

まずはロッカーアームを取り外し、
ai 175
この取り外しもまた・・・・経験が無いモンでちょっと梃子摺りました。
ai 176
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この爪のハマリが肝だったりします。

ai 174
これなら手持ちのバルブスプリングコンプレッサーで分解出来そうです。
ai 179
取り外し成功。
・・・・取り外しは出来ましたが、組み込む時は面倒そうです・・・・・・
ai 180
部品構成としてはこんな感じです。

バルブガイドは作ってもらえばOKですし、
バルブ自体は、、、最悪新しい物が手に入らなくても、このまま使えそう。
ピストンとリングはオーバーサイズを取り寄せですね。
現状サイズより大きい物が有るのか?
有るといいなぁ~

昌和 クルーザー 乗り心地は・・・ 其の参

テスターで調べてみましたが、
やはりレクチはツブレているようです。
代わりになる様なモノが・・・・・・

ホンダの車両に使われている6V用のレギュレート/レクチファイヤ(以後R/R)を使ってみました。
これでバッチリ解決でしょう!
そう楽観していたんですが、
何故だかバッテリーには充電されていきません。
おや~、おかしいなぁ~。
相性が悪かったんでしょうか?
・・・・・って、、、、もしかしてR/Rがツブレた?
おいおい、勘弁してくれ~
結構高いんですよこのR/R。
ツブレた上に成果が出ない・・・では、ただの大損じゃないですか。

仕方ない、ちょっと取り寄せに時間がかかりますが、
レクチ単体を買って取り付けてみましょう。
sc 12
で、これがそのレクチ。
値段は数百円!!
安い!!!!

しかもこれで充電が正常になるという・・・・・・・・・
くっ、、、成果が出たのはいいのですが、
数千円のR/Rがゴミになってしまいました。
こんな事なら初めから時間を犠牲にすればよかった。。
結果的には時間もお金も無駄に。

ハァ・・・気を取り直して修理を続けましょう。
sc 13
新たに作ったレクチへの配線をしっかりと繋ぐ為。
ガソリンタンクを外して、
sc 14
おお、なんちゅう太いメインフレーム。
sc 15
直径70~80mmはありますかね?
こんなに太いフレームの車両はなかなか無いですよ。

適当な配線のままでもよかったんですが、
ここはちゃんとやっておかないとね。
後々の憂いになりかねませんから。
さぁ、これで充電問題は解決。

ちょっと試乗でもして来ましょう。
ああ、そうでした。
もう1つやる事が有りました。
sc 16
このチェーンアジャスターのボルト、
sc 17
曲がっちゃってるんですよ。

適当なボルトでアジャスターの代わりを作り、
チェーン調整をして完了・・・・?
アレ?
sc 18
ここのハブ固定用のナットが締まらない・・・・
これは・・・・・・・・かつてRT1でも同じ事がありました。
ねじ山ナメちゃってますね。。。
マジか~~~~
こんな部品探しても絶対無いですよね。

モトグッチ アイローネ 2台目 其の弐拾七

取り外す事に成功しましたので、
オイル漏れの処置をしましょう。
おそらく、、、、、
ai 164
ai 165
このギヤと本体の間に、ガスケット的な物を挟み込めば止まるはず。

ギヤ→タイミングケース→マグネトー本体
こうなっている訳なんですが、そりゃぁ隙間が出来て、
そこからオイルが漏れるのは当たり前。
一応、申し訳程度にフェルトを挟んでいるんですが、
いや~、フェルトでは止まらないでしょう。
ai 166
ai 167
オイルシールでも入れたいトコロですが、
もうちょっとケースに厚みが無いと無理ですね。
そうなると、、、、、対策としては、
ai 168
こんな感じのガスケットに液体ガスケットを塗り込んで、
ケースとマグネトー本体の間に挟んでみます。
これで漏れが止まれば儲けモンです。

マグネトーついでなので、
ポイントも掃除しておきます。
ai 169
ai 170
ai 171

これでオイル漏れが直ったとして、
クラッチと白煙の問題ですね・・・・・・・
白煙はやっぱり腰上やらないとダメですかねぇ。
オーバーサイズピストンの用意も考えておかないといけませんね。

昌和 クルーザー 乗り心地は・・・ 其の弐

ちょっと始動には梃子摺りますが、
エンジンはちゃんとかかります。
灯火類もほぼOK。
不具合はメーター内の電球が切れていただけでした。
これも電球交換でスグに復旧。

そうそう、前回紹介を忘れてしまったんですが、
この車両のハンドルスイッチがちょっと特殊なんですよ。
sc 7
これでホーン、ウィンカー、ヘッドライトの切り替え、3役こなします。
こんなスイッチ他には無いでしょうし、
ハンドルカバーが邪魔で、スペース的に他のスイッチは付け難い・・・
スイッチが正常に作動してくれて良かった。

順調に状態確認が進み、
ひょっとしてやる事無い?
何て思ったんですが、そんな訳は有りません。
充電不良を発見!!
ホント、旧車って電気の不良が故障の6割~7割を占めますね。

バッテリーには充電出来ていませんが、
エンジンからは出て来ているんでしょうか?
配線はどうなってんねや~
sc 10
あれ?
明らかに外れてしまったかのような配線を確認。
これは繋いでおくべきですかねぇ~
繋いではいけない!って感じでは有りませんが・・・・
恐る恐る繋いでみると・・・・・・
何も起きません。
繋いではいけないモノであれば、ヒューズが切れるとか何かしら起こるはず。

何も起きなかったので、ひょっとして本当にただ外れてしまった配線?
これで充電問題が解決しちゃったりして。


・・・・・そんなに甘くはありません。
淡い期待はもろくも崩れ去り、
充電には何の影響も有りませんでした。


仕方ない、面倒ですがまずは充電系の配線をピックアップしましょう。
配線図が無いので、地道に配線を辿って調べるしかないのですが、
ちょっと配線が危ないですね。
sc 11
所々この様に、端子が被覆されていない部分があります。
アース線なら大して問題では無いんですが、
バリバリの電源線。
いつか絶対ショートしますよ・・・・・・・

ここら辺やり始めると、結局全部ハーネスを作り替えって事になっちゃいますので、
充電問題を先に済ませましょう。
ライトケース内にデカイレクチを発見。
sc 8
レギュレータは見当たりませんので、おそらく元々無いタイプでしょう。
単相交流発電なので、このレクチまで電気が上がって来ていれば・・・・・
アイドリングでも交流の20V出ていますので、
これが正常に整流されれば、6Vの充電なんて余裕なハズ。
って事は、

レクチがツブレています!!

モトグッチ アイローネ 2台目 其の弐拾六

正直、多少の効果は有るかと思っていたんですが、
全く効果は有りませんでした。
はぁ~一体何が原因なんですかねぇ~

この後色々試してはみるんですが、
一向に成果は上がりませんでした。

・・・・・クラッチは一旦考えるのを止めて、
マグネトーからのオイル漏れ修理を先にやりましょう。
ai 157
折角オイル漏れ無く閉じられたタイミングカバーですが、
仕方有りません、
ai 158

さぁて、
どうやってあのギヤを外しましょう。
薄い爪のプーラーを探してはみましたが、
あの隙間に入るようなプーラーは見つける事が出来ませんでした。
ダメ元で出来るだけ薄い爪のプーラーを買ってみるか?
手持ちのプーラーを限界まで薄く削るか?
他の方法を考えるか?

このカタチのプーラーを使う以外に、良い方法が有るとも思いませんし、
同じダメ元なら、お金のかからない方法を試しましょう。
今持っているプーラーは結構高いヤツなので、
貧乏な身としては壊す訳にはいかないのですが、
新しくプーラーを買うお金は・・・・・無い!!

グラインダーでゴリゴリゴリゴリと、
スキ間に入るギリギリまで削り込みます。
ai 161
なんか・・・・・ヒドイ状態になっちゃいました。
ai 162
ちょっと無理したら、もう確実に折れますね。
でも、これでやっと、
ai 160
爪がかかるようになりました。
ガッチリハマリ込んでいない事を願います。
きっと、そんな状態になっていたらプーラーが耐えられません。

願いを込めて、
取り外し作業開始。




ai 163
やった!!
取り外し成功!

プーラーも無事です。。。。
もう一般的な使用には耐えないでしょうが・・・・・・・・・・・

昌和 クルーザー 乗り心地は・・・・ 其の壱

ウチのメインスポンサー様の車両なのですが、
一体何処からこんな車両を見つけてくるんでしょうね。

昌和(ショウワ)という今は亡きメーカーのバイクで、
クルーザーといいます。
1953年頃から1960年頃まで、短期間存続したメーカーなんですが、
ワタシの知る限り、このクルーザーと、マリーンしか知りません。
しかし、手持ちの資料によると実用車メーカーとしては好評だったようですから、
他にも複数の車両を販売していたんでしょうか?

何にせよ、このクルーザーも貴重な車両である事に変わりありません。
sc 1 sc 2
sc 3
オーナーさんは購入してからまだ一度も乗っていないらしいです。
クラッチレバーもこの通り、
sc 4
お陰でクラッチの張り付きは有りません。
どの位この状態にしていたのか解りませんが、
おそらく何年も前からという訳ではないでしょう。
長くこの状態にしていると、スプリングがヘタってしまう・・・・ような気がします。

まずはエンジンをかけてみます。
その為に、他の修理車両から一時的にバッテリーを拝借。
sc 5
おお!偶然なんですが丁度いいサイズじゃないですか。
じゃぁコレと同じバッテリーを注文しておきましょう。

2サイクルの混合なので、今入っているガソリンが適正な混合比率なのか?
そもそも混合ガソリンなのか?
大事をとって新しく混合ガソリンを作ってエンジンをかけてみます。
ガソリンコックをONにして、ティクラーを数秒押した後、、、
キックキックキックキック・・・・・・・・・・・

ベベン・・・
おお、キタキタ~。
sc 6
とりあえずは無事にエンジン始動。
調子は悪くなさそうですね。
さぁ、どんな問題が待っているのかな?

モトグッチ アイローネ 2台目 其の弐拾伍

やっぱりもう一回開けないとダメですね。
クラッチ側だけで済めばいいんですが・・・・

今の所、大きなオイル漏れは無いんです。
ただ、今回唯一外さなかった部分、、、、マグネトー部分からオイル漏れが有りまして、
ちょっと見過ごせない量になってきました。
やっぱり手間でも外しておくべきでしたね~、失敗失敗。
まぁ、そのうちココは何とかしないといけない部分なのですが、
ココだけなんです、今の所オイル漏れがヒドイのは。
だから余計な所は外したくないんですよ。
でも仕方ありません、このままではオイル漏れウンヌンの前に、走れる状態では有りませんからね。
ai 151
さぁ、開けました。
心当たりと言えば、、、、、クラッチディスクの歪みですかねぇ。
ai 152
って訳で、定盤で確認と、変形している部分をヤスリで整形。



一応全部確認しましたが、これじゃない感が強いんですよね。
う~ん、他に原因らしきモノが見当たらないんですが、
あと怪しい所ねぇ~
ai 154
メインシャフトにガタはありませんし、カウンターシャフトにもガタは無し。
何の確証もありませんが、あと可能性が有るとしたらココですかねぇ。
ai 155
このメインシャフトにハマる部品。
ai 156
コイツかな~
これのハマリ込みが甘いとか、
しかし、内径を加工しようにも、、焼きの入った部品は容易くないですよ。
焼き戻しでもしない限りは、方法は1つ。
ダイヤモンドヤスリで削るしかありません。
無理だろうなぁ~
でもやるだけやってみましょう。

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プロフィール

バイク工房蔵

Author:バイク工房蔵
東京の八王子市でバイク屋をやってます。

基本的に70年代までの古めのバイクが好きです。
現行車はやりません!出来ません!!
ビックスクーターなんて見たくもありません。

こんな偏ったバイク屋なので、いつも経営の危機です。

ワタシ一人では何にも出来ませんが、
周りには頼りになる業者さんが居ますので、
お陰様でなんとかやっていってます。
感謝感謝!!

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