2014-11

CL72 エンジンのみ 放置車両はお金がかかる? 其の壱拾参

普段、組立作業中は画像が撮れない事もあって、
書く事が無いのですが、
今回の場合、コレは書いておかなければなりません。

cl72e 75
数値上で見ても、「ど~かな~」と思っていたんですが、
実際に取り付けてみると・・・・・一層不安になります。
cl72e 76
ハイコンプですねぇ~
本当にノーマルのままで大丈夫なんでしょうか?
ヘッドガスケットがスグに抜けちゃいそうです。

お客様了承済みとはいえ、
ホント、今回は不安要素が多いですね。
でも、以前やった時のように、
そのまま組んだのではカムチェーンがとどかなくて、
一旦ヘッドを規定トルクで締め付け、
ガスケットを潰してからカムチェーンをかける。

なんて手間はかかりませんでした。

お陰で、組み立てはスムーズに運び、
cl72e 77
クランクを静かに回してみます。



おそらく大丈夫。
バルブとピストンはぶつかっていません。
エンジンをかけたら解りませんけどね。

念の為に、プラグにアルミのワッシャーを付けてクランクを回してみましたが、
ピストンとプラグが当る事も有りませんでした。
cl72e 78
ただし、”P”タイプのプラグは使えないでしょう。
オーナーさん、プラグ交換の時は気を付けて下さいね。
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MVアグスタ 125S 続くイタリアン 其の伍

早速ですが分解後です。
125s 20
マスターシリンダーは大した違いがある訳でもないので、いつも通り。
キャリパーはちょいと考えました。
・・・・・デカイ六角レンチが工具箱に有って良かった。

分解出来たのは良かったんですが、
問題はシール類が再利用可能かどうか。
過去にこの車両をやった人のブログを見てみると、
どうやらブレーキ関係のシールは出てこないらしいです。
(自分で確かめた訳ではないので、真偽の程は解りませんけど)
それなのに、、、、、マスターシリンダーのシールが危うい!!
キャリパーのシールは何とか再利用出来そうなんですがねぇ~

キャリパーピストンは、
125s 21
もっと錆び錆びだと思ったんですが、
表面処理のお陰なのか?
キレイなもんです。
125s 22
ちょっとした腐食は見られますが、
この程度は目の細かいサンドペーパーで均せば大丈夫。

125s 23
一応組んではみましたが、
マスターの方はちょっと自信無いですねぇ~
まぁ、漏れてしまったらオーナーさんと相談ですね。

ブレーキパッドの残量も心配していたんですが、
125s 25
結構な残量が有ります。
これなら当分心配無いでしょう。
125s 24
ちょっと変な当り方しているのが気になりますけどね。

125s 26
フルードを溢さないように、溢しても被害を最小限に抑えるように、
マスターの周りにはウエスを敷いておきまして、慎重にフルードを注ぎます。
エア抜きをしっかりとやって、
125s 27
ブレーキ機能は復活。
しっかり効きそうです。
漏れない限りは・・・・・・

CL72 エンジンのみ 放置車両はお金がかかる? 其の壱拾弐

物は揃いましたので、エンジンを組み上げていきます。

当然、カムチェーンも交換します。
それに加え、カムチェーンのガイドローラーも交換しようとしたんですが、
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これもオーナーさんが用意してくれた部品なんですが・・・
微妙に大きさが違うなぁ~
一回り大きい。
cl72e 69
厚みはちょっと薄いみたいですが。

おそらく、この位の差であれば使えると思うんですけど、、、
そう思って試しに取り付けてみました。
・・・・回転がヨロシク有りません。
回らない訳ではないんですが、回転が重い。
ム~~~、
使えない部品では有りません。
新品なのでゴムの状態も良い。
しかし、チョコチョコ気になる事が・・・・・・・
そんな部品を使ってみるか?
それとも、
少々ゴムに痛みは有りますが、
他は問題の無い元の部品をそのまま使うか?

悩みドコロではありますが、
ココは・・・・・・・・・・
cl72e 72
元の部品でいきましょう。
カムチェーンも交換して、
cl72e 73
オイルの通路をしっかりと確保。
コレ大事!!

ヘッドの組み立ては・・・
今更書かなくてもいいですよね。
cl72e 70
ステムガイドも新規に作り直し、
打ち換えてもらいましたので、
ヘッドの組み立てに関しては何の問題も無し。
cl72e 71
もちろん、カムベアリングも交換して、
カムの組み立てもOK。

MVアグスタ 125S 続くイタリアン 其の四

エンジン始動はちょっと梃子摺りました。
何度キックしても手応え無し、
こりゃもうダメかなと思ったんですが、
最後の手段。
シリンダーに直接ガソリン投入、
なんとなく・・・・勘でしかないんですが、
一発エンジンがかかってしまえば、後は何とかなりそうな気がしたんです。


予感的中。
一発バラランとかかったら、後はキック数回でかかるようになりました。
125s 15
でも、、、、アイドリングが安定しませんね。。。
アイドルアジャストスクリュを、アイドリングが安定するまで締め込んでいくと、
ほとんどいっぱいまで締めている状態、
これで何とかアイドリングはしています。
明らかに異常ですな。。。
オマケに、何度かアクセルを煽ると止まってしまいます。



まぁ、とりあえずは良しとしましょう。

長期動かしていないとすると、クラッチの張り付きも懸念されますよね。
クラッチを切ってキックをしても、全然切れている気配はありません。
ならば、、、エンジンをかけ、ギヤを入れ、アクセルを多少開け気味のまま、、、
リヤブレーキをガツンッッッ!!と踏みます。
ヒドイ張り付きでなければ、これで剥がれたりもするんですが、
今回はダメそうです。
何度試しても、ブレーキを踏むとエンストして終わり。
これもとりあえず先送り。

フロントブレーキの修理を試してみましょう。
125s 16
こんな感じのマスターシリンダーが有れば、
新しい物に丸ごと交換してしまった方が早そうですが、
一応やってみましょう。
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ブレーキオイルは完全に抜けちゃってます。
抜いてあったのか?全部漏れ出てしまったのか?
やっぱりシールが完全に死んじゃっているんでしょうかねぇ~

キャリパーも取り外して分解、
125s 18
何とか使えて欲しいなぁ~
フロントブレーキ一式交換なんて事になると、恐らく予算はオーバーしちゃうでしょう。
リプロパーツは・・・・探せば有りそうですが、時間かかりそうですからね。
125s 19

CL72 エンジンのみ 放置車両はお金がかかる? 其の壱拾壱

オーナーさんも承知の事ではあるんですが、
ここでも一応書いておきましょう。

中身は何とかなりましたが、
ケースカバーが少々問題です。
cl72e 62
オイルシールやガスケットセットもオーナーさんが調達してくれたんですが、
オイルシールは使えると思うんですけどねぇ~
ガスケットセットは・・・・・まぁ、使える方が珍しいと言いますかね。
そんなもんです。

ガスケットは後で切り出すとして、
cl72e 63
この溶接による歪みが無ければいいんですけど、
大丈夫である事を信じて、
オイルシールを交換。

cl72e 64
ガスケットはやはりこんな状態でしたので、
少々お高くはなりますが、切り出します。
cl72e 65
これで液ガスを塗ってカバーを閉じ、
エンジンが上がってくるのを待ちます。


数日の後、内燃機屋さんからエンジンが出来上がってきました。
不安要素の多いエンジンですが、
cl72e 66
しっかりと仕上げて頂いたので、頑張って組みましょう。
燃焼室内は、、、
cl72e 67
あまり変わりませんかね。
バルブの当たる部分は問題無い様に仕上げてもらいましたので、
これで良い結果が出るといいんですけどね。

MVアグスタ 125S 続くイタリアン 其の参

ちょっと頼りないんですが、一応火花は飛びましたので、
ダメ元でキックしてみようと思います。
プラグを掃除して取り付け、
ガソリンコックON、
メインキーをON、
いきますよ・・・・・キック、、、キック、、、、キックキックキック、、、、
う~ん、何の手応えもありません。
チョークを引いてみても全然です。

プラグを外してみましょう。
あんなにキックしたのに全然プラグは濡れていません。
って事はキャブかなぁ~
原因はイマイチハッキリしませんが、確認の為にもキャブを掃除しておきましょうか。

125s 10
デロルト製のキャブです。
2輪用のデロルトキャブって、あまりイイ思いをした事が無いのですが・・・・
125s 11
フロートチャンバーを開けるとこんな感じ。
そんなに汚れてはいませんでしたね。
それでも、外せるものは外して、ちゃんと洗浄します。
125s 12

ここで疑問。
フロートが外せないんですけど・・・・・・
通常ですと、フロートピンを叩き出せば外れるモノなんですが、
このキャブ、右にも左にも叩き出せないんです。
ピンの部分をズームアップしますと、
125s 13
こちら側は普通通り、
反対側が問題、
125s 14
貫通してへんのかい!!

無理でしょ?こんなの。
ピンがもう少し長くて、摘み出せるのならまだしも、
画像でお解りの様に、摘むスペースも有りません!

仕方ありません。
フロートを外す事は諦めまして、エアを軽く通すだけにしておきましょう。
ちょっと消化不良感は有りますが、
これでもう一度エンジン始動を試みます。

CL72 エンジンのみ 放置車両はお金がかかる? 其の壱拾

一応オーナーさんに事情を説明し、
このまま完成させた時のリスクも説明、
その上で、作業を進めました。

いつも通り「三留兄弟製作所」さんに作業は依頼。
上がってくるまでの間、
腰下を少々やっておきます。

オーナーさんが集めてくれた部品の中に、
リプロのクラッチ板も有りましたので、
現状のクラッチ板がどんな状態か解らないのですが、
モノはついで、この機会に交換しておきましょう。
って訳で、分解していきます。

ケースカバーは、スンナリとはいきませんでしたが、
前回の8時間を考えれば楽に開いた方ですかね。
cl72e 54
クラッチ板を分解していきます。
初めの一枚はポロッと取れたんですが、、、、
後のクラッチ板はみんなくっ付いたまましか外れませんでした。
cl72e 55
-ドライバーを差し込んで、バキッという音と共に一枚一枚はがし、
用意して頂いた部品と交換。




これもか、、、、
cl72e 57
右がリプロ、左が付いていた物。
寸法は同じ、取り付けは問題無いハズ。
ただ、
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妙なつくりをしていると思いませんか?
摩擦材部分が少ない。
摩擦材と外周の凸部分が同じ厚み。




リプロ品は止めておきましょう。
元のクラッチ板の表面を、荒目のサンドペーパーでちょいと削り、
再利用する事にしました。

そして、遠心式のオイルフィルターを掃除。
おそらくゴミが溜まっているんだろうと思いましたが、
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予想通り溜まってましたねぇ~
cl72e 61
折角キレイにしようってんですから、
これだけ溜まっていると掃除のし甲斐が有ります。
色々問題が発覚しましたが、コレだけはスッキリしました。

MVアグスタ 125S 続くイタリアン 其の弐

作業に入ります。
まずは現状確認ですよね。
バッテリーはすでに要交換だったんですが、
新しいバッテリーが手元に無かったので、
とりあえずは、まだ使える中古品を充電して使います。
125s 4
サイドから入らない事も無いんですが、
色々な確認も有りますので、シートを外してバッテリーを取り付け。

125s 5
なんだかゴツイ物が付いていますね、
125s 6
これは・・・・何でしょう?
イグナイタ?それともレギュレータ?
なんとなくレギュレータっぽいですが・・・・
無駄にデカイですね。

そうなると、イグナイタとコイルはタンク下かな?
125s 7
有った有った、コレですね。
125s 8
どうかこの辺の電装品がツブレていませんように・・・

プラグの火花を確認。
125s 9
コレがダメだったら・・・・・・だいぶ進行が遅れますね。
ひょっとすると、暗礁に乗り上げちゃうかも?

メインスイッチをONに・・・・???
何て節度感の無いスイッチでしょう。
恐らく3段階のスイッチなんですが、
OFFは何処???
セオリーで言うと、真ん中か左に回すのがOFFだと思うんですが・・・・
よし、右に回して試してみましょう。
キック・・・?
もう一度、
キック・・・?
飛んだような???
ちょっと体勢的にキビシイんですが、キックをしながらもっと近くで見てみます。
キック!
おお、良かった飛んでます。
しかし、、、、、、、、弱いな~~~
こんな火花で大丈夫ですかねぇ~

情報解禁

情報解禁しても良いみたいなので、
先週のお休み中、何をしていたのか書きます。

簡単に言うと、友人に会って来たんです。
関西の某専門学校時代の友人で、
寮でも同室、未だに連絡を取る唯一の友人。

そいつが何と!
店を開くというじゃないですか!!
これはヒヤカシ激励に行かねば!!!

嫁さん、子供を乗せて、一路大阪へ・・・・・
途中、ちょいと京都、大阪観光も挟みましたが、
ココが本当の目的地。
ktm 1
なんとまぁ、このご時勢に外車のディーラーになろうとは・・・・
しかもKTMなんて、一般人では知らない人の方が多いでしょう。
他人の心配なんてしている場合じゃないんですが、
ちゃんとやっていけるのか心配になっちゃいます。

まぁ、ワタシとは違い、色々なお店を渡り歩き、
父親から続くバイク屋をしばらく切り盛りして来たヤツですから、
整備の腕は確かです。
近畿圏、もしくはKTMに興味の有る方は贔屓にしてやって下さい。

ktm 4
ktm 5 ktm 6
ktm 7 ktm 8

しかしまぁ、ディーラーってのも大変ですよね。
大きなバックボーンの代わりに、自由にならない事も多くて。
今回の情報解禁も、メーカーホームページで解禁されるまでは何の宣伝も出来ない。
難儀な事この上ないなぁ~。
っと、ワタシは思っちゃいますけど、何とか上手くやっていく事を願います。

店の名前は「KTM大阪北」
このページのリンクに追加してありますので、
興味の有る方は覗いてみて下さい。

CL72 エンジンのみ 放置車両はお金がかかる? 其の九

実作業や外注業者様への発注はウチでやりますが、
部品を探すのはオーナーさんが自ら手配してくれました。

なんでも、海外での在住経験が有るらしく、
海外との取引はお手のモノ・・・・・とまでは言っていませんでしたが、
不自由は無いようです。

で、見つけてもらったピストンなんですが・・・・
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何でハイコンプ?
寸法的には問題無いですし、3rdオーバーではあるんですが、
相当圧縮比高そうです。
普通に使えるピストンなんでしょうか?

オーナーさんの話では、説明書きには普通に使える旨が書いてあったらしいのですが、
これだけの高圧縮ピストンですから、
一般的な感覚の普通じゃないと思うんですよね・・・・

そして、バルブも用意してもらいました。
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念の為、元々付いていた物と比較してみました。
すると、、、、、
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排気側のバルブフェースが、、、、、1mm大きい!
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ハイコンプピストンに、1mm大きいバルブ。
この組み合わせは・・・・・大丈夫なんでしょうか?
まぁ、組めと言われれば組む事は出来ますが、
保障出来ませんよ。

こういう事態になった場合、
以後のトラブルを防ぐ為にも、
書面に明記して、オーナーさんの実印でも貰っておくべきですね。
少々面倒でも、それがお互いの為。

無事に帰還しました。

先週末、行って来ましたよ京都、大阪へ。

何をしに行ったのかといいますと・・・
観光?家族サービスってのも有るんですが、
本筋は別のトコロに有りまして・・・
ココで発表したいのですが、
色々と大人の都合上、まだインターネット上では発表出来ないんです。

ウチのブログを見て頂いている方にとっては、
余り興味の無い分野かもしれませんが、
一応・・・・といいますか、王道バイク関係の事です。
一般的にはウチが脇道?隙間産業?ですね。

もう少ししたら公表してもOKらしいので、
その時が来たらちょっと覗いてやって下さい。

MVアグスタ 125S 続くイタリアン 其の壱

この時期イタリアンが続いていましてね、
今回は名門、MVアグスタ125Sです。

125s 1
125s 2
本来ならばサイドカバーも有るはずなのですが、
残念ながら、、、オーナーさんが手に入れた時には既に無かったようです。

でも、シンプルでいいですね。
いかにもって形のイタリアン小排気量車です。
125s 3
個人的な欲を言えば、油圧のディスクブレーキはイタダケマセン!!
性能を考えれば、油圧ディスクの方が良いのは解っているんですが、
ワタシはドラムブレーキが大好きなんです。
部品の心配も少ないですしね。

この125S、製造は1976年頃、4サイクルのOHV単気筒です。
イタリアンバイクメーカーも、日本車の隆盛に押され、
一時期の輝きも陰ってきた頃です。
(あくまで私見ですよ、人によっては70年代こそイタリアン!って人も居るでしょうから)
とはいえ、当時はまだまだ輸入車は高価だった時代。
新車価格で60~70万位したとかしないとか・・・・
オーナーさんは一体いくらで買ったのでしょうねぇ~

さぁ、今回の依頼内容ですが、
エンジンがかからないので、エンジンがかかるように。
Fブレーキが完全に死んでいるので、ブレーキを使えるように。
とりあえずはこの2点。
他にも色々有るんですが、
まずはエンジンがかからないと先へ進めませんから、
エンジン復活までに一体いくらかかるのか?
それにより、今後の作業内容も変わっていきます。

おそらく・・・電気系かな?
とは思うんですが、、、なにせイタリアンですから。。。。。

CL72 エンジンのみ 放置車両はお金がかかる? 其の八

汚れが酷いので、ブラスト屋さんには嫌がられるかと思っていたんですが、
快く引き受けて頂きました。
その成果がコチラ。

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綺麗になり過ぎちゃいましたかねぇ。
でもまぁ、車体もオーナーさんの方で結構綺麗にしたようなので、
残るは腰下ですが、ソッチも出来るだけの事はしましたからね、
そこまでアンバランスにはならない・・・・・事を願います。

綺麗になった事で再確認したんですが、
ヘッドの燃焼室。
cl72e 47
cl72e 48
傷みが・・・・・。
これから内燃機屋さんに出すので、バルブシートは何とかしてくれると思うんですが、
他の部分の腐食はどうしようもありません。
まぁ、レースをするとかなら大問題なんでしょうが、
一般道を普通に走るのなら・・・・・・大した問題にはならないでしょう。

臨時休業

前々から決まっていた事ではあるんですが、
今週末の8日と9日、臨時休業致します。
理由は後日UPしますが、
野暮用で大阪まで行ってきます。

9日の「多摩クラシック」、
今回は行こうと思っていたんですが、
残念ながら行けませんね。

おそらく、今回は会長さんが良いバイクに乗って来ると思うので、
お時間の有る方は見に行ってみてはいかがでしょう。
実際に走っている車両はそうそう見れないバイクですよ。

モトグッチ アイローネ 充電不良 其の八

再試乗。
やっぱりステアリングダンパーを締め過ぎていただけでした。
ステアリングが素直だと、実に乗り易いですね。
始めに乗った時とは大違い。

しばらく走り回っても、充電はバッチリ。
実質、この時点で終了なんですが、
オーナーさんの許可も出た事ですし、
最後の作業に取り掛かります。
ai2 25
ガソリンタンクの洗浄とサビ取り。
念の為と思ってキャブももう一度洗浄、そう思ってフロートのガソリンを抜いてみたところ・・・
ai2 26
もうこんなですか?
キャブを洗浄してから、まだそんなに時間は経っていないんですが。

ai2 28
ガソリンタンクを外し、
中を確認。
ai2 30
一見大した事無さそうなんですが、
タンクの天井側を指で触ってみると、サビの粉とでも言いましょうか。
ザラザラした物が相当付着します。
まずは徹底的に洗浄作業をやらないと・・・・・体力勝負ですね。
コレが結構しんどい。
バケツ一杯分の水を入れて、タンクを揺すって内部のゴミを洗い流します。




何度繰り返した事か・・・いい加減体力も限界です。
も~なんなんですかね、この粉サビのしつこさ。
洗うだけではなかなか落ちません。
やはり内部をゴシゴシ洗わなければ。。
パイプ内を洗う様な長いブラシを曲げて、
何とかとどく範囲は洗う事が出来た・・・・・・ような。
ai2 31
見えもせず、触りも出来ない部分は確認のしようがありません。
サビ取り作業に移行します。
いつも通り、サビ取り剤を入れ、熱帯魚用のヒーターで暖めながら約2日。
ai2 32
コレでタンクはOK。
コックや燃料パイプ、キャブも洗浄。

これでやるべき事は全てやりました。
最終試乗の結果も、
ai2 23ai2 24
すこぶる快調。
キャブのオーバーフローも無し。

いや~、一時はどうなるかと思いましたが、
意外と何とかなるモンです。
納車後も調子は良いみたいですし、
これからも大事に乗って下さいね。

さて、、、もう1台のアイローネも、そろそろ本腰入れてやりますか。

CL72 エンジンのみ 放置車両はお金がかかる? 其の七

ホント、画像では全然解らないんですが、
シリンダーもヘッドも汚れが落ちないんですよ。
灯油に浸けてブラシで洗うんですが、ワイヤーブラシでも使わないと全然落ちない。
フィンの部分なんてブラシも届きませんしね。。。。

最終手段としては、、、そう、ブラストしかありません。
オーナーさんも「値段次第では・・・・」と言っていましたし、
お世話になっている「ウェットブラストサービス かみぐち」さんに料金をザックリと聞いて、
オーナーさんに了承頂きましたので、後はお任せしちゃいます。

残った部品を綺麗にしましょう。
ケースカバーはもちろん、
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クランクケースの方も出来るだけ汚れを落しておきます。
腰上だけ妙に綺麗になってもね・・・・・
cl72e 38
ど~したらこんなに土?ドロ?汚れ?が溜まるんでしょう。
現役時代は相当走り回っていたんでしょうね、その割りにメンテナンスはしなかったのでは?




cl72e 39
だいぶ綺麗になりました。
cl72e 40
ココから更に、
cl72e 41 cl72e 42
コレだけ綺麗になれば・・・・・・
って、ここ普段は見えない所でした。。。。。
何に時間かけているんだか・・・・・・・・・

モトグッチ アイローネ 充電不良 其の七

充電が良くなりましたので、早速試乗をしてみましょう。
まぁ、不具合が有ったのは充電系だけで、
ご自宅からウチまで自走で来店されましたので、問題になるような事は無いと思うんですけどね。


走って数百メートルで異常に気付きました。
ステアリングステムがおかしい。。。
スグに引き返してステアリング周りを確認。
ベアリングがダメになっていたら・・・・・ちょっと難儀です。
ですが、経験上こういった場合の原因って、
ステアリングダンパーだったりするんですよね。
ai2 18
案の定、このアイローネもそうでした。
「ほっ」と一安心。

締め込んであったステダンのノブを緩めるだけ、、、なのですが、
いったいどこまで緩めておけるのか?
なんだかいつまでもグルグル回るんですよね。
・・・・・・・・もしかして、ネジ山ナメた?
そう思うのも仕方ありません。
今までやってきた車両とは、ステダンの構造がチョイと違ったんです。

ai2 19
国産や英車等では、このノブにネジを切った長い棒が付いていて、
三叉の下にナットのような物が付きます。
しかし、ご覧の様にこんな状態で取り外し出来ました。
どういう事なんや?


ほほう、、、、流石、凝った造りをしています。
ステダンの機能自体は、今までやってきた物と逆の構造。
ai2 21
雄ネジが下から出て来ていて、ノブはナットの機能でした。
では、何故何時までもクルクルノブが回ったのか?

ノブのこの部分に注目。
ai2 20
意味深な溝が有るでしょ、
ステム部分を上から見てみると・・・・
ai2 22
真ん中の雄ねじの右下、
何か有るでしょ?
コレがキックアーム等で使われる、節度感を出す為のボールのような物でして、
このボールがノブの溝にカチッとハマルまでノブを押し込んで、
それからねじ込んでいくと、ダンパー効果が効いてくると、
ですから、全くねじがかからない位緩めても、ノブが落ちてしまう事は有りません。
なかなかに考えられています。

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プロフィール

バイク工房蔵

Author:バイク工房蔵
東京の八王子市でバイク屋をやってます。

基本的に70年代までの古めのバイクが好きです。
現行車はやりません!出来ません!!
ビックスクーターなんて見たくもありません。

こんな偏ったバイク屋なので、いつも経営の危機です。

ワタシ一人では何にも出来ませんが、
周りには頼りになる業者さんが居ますので、
お陰様でなんとかやっていってます。
感謝感謝!!

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