2014-10

CL72 エンジンのみ 放置車両はお金がかかる? 其の六

いやいやいや、オーナーさんも驚きの結果でしたね。
でも、72ですから部品の心配はほとんど無いでしょう。
オーナーさんもアメリカへのツテが有るようですし、
って事で、部品の件はオーナーさんにお任せして、
もう少し各部の確認を・・・・

cl72e 31
cl72e 32
オーナーさんからは、クリアランスを測ってくれと言われているんですが、
コレはリングを外そうとすると絶対折れちゃいますよね。
って事で、計測出来ません。
まぁ、測るまでもないって状態ではあるんですが・・・・・
ピストンピンも出来れば交換ですね。
cl72e 33
使えない事は無いでしょうけど、折角ならば交換したいトコです。

ヘッドも分解。
cl72e 34
ここら辺は毎度の事ですし、
特に面白い事も無かったので、バッサリ切ります。
もちろん、バルブは要交換。
ピストンヘッドの汚れをちょっと落としてみて、、、、
cl72e 35
何も刻印が無さそうなので、恐らくスタンダードでしょう。
って事で、オーナーさんには3rdオーバーサイズ以上のピストンを用意して貰いましょう。

ここでオーナーさんに実際に見てもらい、作業を継続するか?中止するのか?
判断してもらおうと思っていたんですが・・・・どうやら、もう引けない所まで来ているようです。

目出度く?作業継続となった訳ですが、
オーナーさんは「出来るだけお金をかけたくない」って言っていましたが、
「無理です!もうこの時点で相当の作業工賃が発生しているので。」
ってバッサリ切り捨てておきました。
こんな状態のエンジンを復活させようっていうんですから、相応の代価は覚悟してもらいますよ。
オーナーさんも、実際の所はその辺解って頂いている様なので、
遠慮無く、ヘソクリ根こそぎ頂きます!!
スポンサーサイト

モトグッチ アイローネ 充電不良 其の六

応急処置では有りますが、キャブのオーバーフローも止まり、
エンジンをかけることが出来るようになりました。

改めてエンジンを始動して、ダイナモを動かしてみますと、
ダイナモからは電気が出ています。
しかし、バッテリーには一向に充電されていない。
地道に配線を辿って行きますかね。



う~ん、、、、イタリアンって本当に電気が、、、、解り難いですねぇ。
ギボシやカプラーで繋がっているんなら解り易いんですが、
ターミナルを使うんですよね、、、、、
ターミナルの何が解り難いのかというと、、、文章では伝え難いです。

ai2 15
何の画像か解らないと思いますが、
ヘッドライト内部、上面に付いている、メインスイッチ部分です。
配線を理解する為には、ここも取り外ししてみたいんですが、
面倒な事に、そうそう外せないようになっています。
留まっているのはナット一個なんですが、
ai2 16
こんな所工具入らんやろ!
こんなに肉厚の薄い工具は売っていないでしょうから、
市販の工具をゴリゴリ削って薄くします。

ai2 17
ほぉ~、なるほどねぇ~、
こういう構造になっていましたか。
時間はかかってしまいましたが、外してみて正解でした。
コレで配線は理解しましたので、
原因解明に!!



充電問題解決!!
しっかりとバッテリーにも充電されるようになりました。
問題の原因は・・・・・・・・色々と事情がありまして、
ここでは公開しません。
折角読んで頂いているのにスミマセンね。
終了まであともう少し。

CL72 エンジンのみ 放置車両はお金がかかる? 其の伍

シリンダーに着手してから・・・早や2時間。
ひたすらハンマーを振り続けたものの・・・・・・手応え無し!
久しぶりにマズイな、、、と思いました。
こうなったら、ちょっと熱を加えましょう。
バーナーでシリンダーを暖めながら、






今回はヒドイですね。
過去最長記録かもしれません。
もう、ハンマーを振る手がオカシイ。。。
流石にもう、ハンマーを振っている時間より、休んでいる時間の方が長くなりだしました。
無理や~こんなんもう集中してやってられへん!!
そう思い始めた頃、
コン!
ん?若干叩いた時の音が鈍くなったような?
そのまま叩き続けていると、やはり一部だけ音が違います!
キタ~~~~~待ち焦がれていた瞬間が!!
cl72e 23
解ります?
若干、オイルがにじんで来ているでしょ。
この鈍い音が出るようになれば、後はもう一歩。
先が見えて来たのでもうひと頑張り。



おかしい。。。。
もうひと頑張りだったハズなのに・・・・
cl72e 24
ちょっと手荒い方法ですが、木片でピストンをド突きます。
クランクにダメージを与えないように、
なんて手加減をしていては全然進展しません。
ここは心を鬼にして、ガツンといきます。
クランクへのダメージは、この際二の次、まずはシリンダーが外れないと先へ進めませんから。

パカーン、パカーン、パカーン、パカーン、パカーン、
思い切って景気よく叩いているんですが、ホント手強いです。
数十分叩き続け、やっと少しピストンが下がってくれました。
シリンダーを叩きながら持ち上げると、やっとわずかな隙間が!
cl72e 25
その隙間に木片を挿み、またピストンを叩きます。
隙間が広がったら、その分木片を厚い物に交換、もしくはプラスしていきます。

最長記録。
もちろん、そんなに集中力が続く訳ありませんので、
半分とは言いませんが、1/3位は休憩タイムですが、
8時間かかりました。
cl72e 26
cl72e 27
コレはホント、特別追加料金の対象ですよ。

にしても、ヒドイ状態です。
シリンダーも、
cl72e 28
cl72e 29cl72e 30
こんな感じ。
ボーリングはワンサイズオーバーでは足りなさそうです。

・・・・・・・・オーナーさんショックかもしれませんねぇ~
しかし、コレが現実です。
報告して今後の方針を伺いましょう。

モトグッチ アイローネ 充電不良 其の伍

掃除して組み直した時点では、ダメでした。
全然電気出て来ません。
やっぱり組み間違いしたかなぁ~
何て事を考えながら、調整をしてみると、
おお!
来た!来た!!

アイドリングではちょっと少ないんですが、
ちょっと回転を上げればスグに7V位、
通常走行していれば8~9Vは出ているでしょう。
これでダイナモからはOKですから・・・・・バッテリーに充電されていれば・・・・・・

あれ?
いくら回転を上げても、バッテリーに充電されていません。
なんや?本体側の配線の問題ですかねぇ?
まぁ、ダイナモからは出るようになったので、
後は大した事無いでしょう。

ここで他の作業の都合も有り、しばらく時間が空いてしまいました。
久しぶりにエンジンをかけようとした所、
キャブからダバダバとオーバーフロー。
プラハンでフロート室をコンコン叩いても収まらなかったので、
ai2 11
ガソリンを一度抜いてみました。
すると・・・・・
ai2 12
コレはコレは・・・・・・・・
急遽キャブの分解作業に入ります。
ai2 13

フロートを抜いてフロート室を見てみると、
ai2 14
あらまぁ~
ガソリンタンク内はそんなに問題無さそうだったんですが、
充電問題が解決したら、コッチも対策しないといけませんね。
もちろん、オーナーさんの了承を得てからですけど。

CL72 エンジンのみ 放置車両はお金がかかる? 其の四

シリンダーに溜まっていた油を吸引除去。
シリンダーの状態が解りました。

この商売をしていると、過去に何回か似た状態のエンジンを見る事が有ります。
cl72e 17
これは長期戦を覚悟しないといけませんね。
一体どんな室内保管をしたら、こんな状態になるんですかねぇ~
室内保管というのはウソだったのか?
それとも、この状態になってから室内保管したのか?
・・・・・はぁ~~~今回は何時間かかるんでしょう?

ヘッドの方も確認しておきましょう。
cl72e 18
シリンダーがあの状態ですからね、
まぁ、予想は出来るのですが・・・・
cl72e 19 cl72e 20
このサビや汚れを落としたら・・・・意外と綺麗でした・・・・
なんて事は無いでしょう。
バルブも要交換かもしれません。

さて、頑張ってシリンダーを外しましょうかね。
効果が有るかどうか解りませんが、防錆浸透潤滑剤をシリンダー内に吹き付けて、
cl72e 21
地道にプラハンでシリンダーをコツコツ叩いていきます。

cl72e 22
このエンジンは腰下の重量がそれなりに有るので、
多少叩いてもそんなに大きくエンジンが動いたりしませんが、
欲を言えば、しっかりと固定出来るエンジン台が欲しいですね。
それだけでも作業の効率と安全性が格段にUPするんですが、
しかし、今後も72をやる保障はありませんしね。
この為だけに作る手間を考えると・・・・・・オーナーさんが買い取ってくれる訳もありませんし、
このまま頑張るしかありませんか・・・

モトグッチ アイローネ 充電不良 其の四

まずは配線から修理していきましょう。
またネジネジ配線でもしているんでしょう。
って思っていたんですが、
意外な繋ぎ方を・・・・・
ai2 5
何すか?この中途半端な繋ぎ方、
こんな繋ぎ方をするんだったら、もうちょっと手間をかけてちゃんとやればいいモノヲ。
金具部分を切断して、配線の長さも足りそうなので、そのまま繋ぎ直します。

では、本体をやっていきます。
部品点数が多いので、組む順番を間違わないようにしないとね。
ai2 6
分解にも気を使います。
こういう時に人が来たりすると・・・・・って思っていると、来るんですよね。
まぁ、お店を開いている訳ですから、お客様には来てもらわないと困る訳で、
イラストを描いておくとかの対策をとらなかった自分が悪いんですけど、、、、、



ちょっと・・・・・組む順番に自信が無いな。。。


この荒れている接点を綺麗にしたら・・・・直んないかな?
ai2 7
見るからに導通悪そうだし。
ai2 8

こっち側の接点も綺麗に磨いて、
ai2 9
ai2 10
コレでダメだったら諦めましょう。

CL72 エンジンのみ 放置車両はお金がかかる? 其の参

クランクが回らない為、バルブタイミングの確認が出来ません。
大丈夫であったと仮定しておきましょう。
カムチェーンのクリップも表に出てこないので、
取り外す為には切断しか方法がありません。
cl72e 11
・・・・・・まぁ、他に方法が無い訳ではないんですが、
非常に手間がかかります。
カムチェーンを交換するのが前提なのだとしたら、
切ってしまうのが一番。

少々乱暴では有りますが、サンダーでカシメを削ってコマを一つ抜きます。
cl72e 12
もう後は普段の分解通り、
分割式のカムシャフトを取り外し、
cl72e 13
cl72e 14
ヘッドを取り外します。
ここは固着も無くアッサリと、、、
問題はこの下なんですよねぇ。
cl72e 15
ご開~帳~
一体どういう事になっているのやら・・・・・・アレ?
cl72e 16
一瞬、このシリンダーに溜まっているのは水かとも思いましたが、
どうやら油みたいです。
オーナーさんが固着を取り除く為に、プラグホールから入れたんでしょう。
この油を吸引して取り除き、
今度こそ真のご開帳!

モトグッチ アイローネ 充電不良 其の参

基本的な事では有るんですが、コレって正ネジ?それとも逆ネジ?
恐らく、フライホイールの回転方向から考えて正ネジだと思うんですが、
確証が無い。
その上、ナットが先でいいのか?
周りの4つ爪ナットが先だったりして・・・・・・・
う~ん、、、、普通のナットの方を外してから、4つ爪ナットだと思うんですが?

なにせ始めてやる車両ですし、何の資料も無いので、全てが手探りです。
(実は、後に間違いが発見されます)

このナットを外さない事には、どうやっても次に進めません。
でも、、、、無理は禁物。
って事で、潤滑剤を塗布しながら、長期戦覚悟でやっていきましょう。

他の車両をメインでやりつつ、たまにこのナットをインパクトでバキュ~ン。
ダメだったら潤滑剤を塗布してしばらく置きます。





2ヶ月ほどそんな事をしていまして、
これではラチがアカン!
っと、知り合いから強いインパクトレンチを借りまして、
これで終わるやろ、と秘かに期待していたんですが、
ダメでした。。。。。。

これで心が折れたといいますか、当月の収入も考えないといけなかったり、
諸々ありまして、またしばらく放置。
約一月そのままだったんですが、流石にそろそろやらなくてはと思い、
思い切って方針転換。
ダイナモが外れないのなら、取り付いた状態で何か出来ないか?
このダイナモ、多くの英国車に使われている物と違って、
レギュレータが内蔵されているんです。
ai2 1
このレギュレータだけを取り外して、
ai2 2
配線もこんな状態になっていますので、可能な限りイジッテみましょう。

ネジは小さいし、場所的に作業がやり難いし・・・・
ちょっと苦労しましたが、
ai2 3
ai2 4
無事に取り外し成功。
わずかな可能性にかけてみましょう。

CL72 エンジンのみ 放置車両はお金がかかる? 其の弐

自分でもキックが降りるか試してみたんですが、
全くですね。
少しも動く気配が無い、ガッツリ固着!って感じです。

キック機構の故障?
ピストンの固着?
クランクの焼き付き?
それとも・・・・どこか壊れた?

今の所色々な可能性が考えられます。

クランクケースを洗っていてちょっと気付いたんですが、
カムチェーンアジャスターってこんな状態でしたっけ?
cl72e 3
以前やったエンジンは、真ん中のプッシュロッドがもっと飛び出していたような・・・
もしかして、カムチェーンの張り過ぎで・・・・・なんて事は無いですかね?
ダメ元でカムチェーンを緩めてみましょう。



うん、やっぱりダメでした。

クランクを直接回してみましょう。
cl72e 4
右側のケースカバーを外して、
cl72e 5
ローターのセンターボルトにメガネレンチをかけて、
・・・・・・時計回りにも、反時計回りにも、ピクリとも動きません。
これは本当にマズイかも。

覚悟して腰上を開けてみるしかありませんね。
素直に開いてくれそうもありませんけど。

モトグッチ アイローネ 充電不良 其の弐

ここで、ウチの先代パソコンがお亡くなりになってしまった影響が。。。。
そう、撮っておいた画像が無くなってしまったんです。
その為、今回は新規画像は有りません!

一応前置きをしておいて・・・・本題に入ります。

国内で修理するにせよ、本国に送るにせよ、
ダイナモを外さないと作業が進みません。
って事で、取り外しの作業にかかるんですが、
コレが厄介。

英車のように留め金を緩めれば、スポンと外せるんなら良かったんですが、
この車両の場合はそうはいかないみたいです。
エンジンのカバーを一枚開けて、
ダイナモ駆動用のギヤを外さないとダメですね。
面倒では有りますが、その分の工賃も請求出来るんですから、
全然問題無しです。

では、
まずはキックアーム、
ブレーキペダル、
ステップを外し、
IMG_1419al2.jpg
このエンジン左の、、、足元で回転するフライホイールを取り外します。





簡単に考えていた訳ではないんですが、
これがとんでもない誤算でした。


フライホイールを留めてあるのは、26mmのナット。
ただ、普通の26mmソケットではダメです。
画像が無いので説明が難しいんですが、
肉厚の薄い工具じゃないとダメなんです。
幸い、ウチにある工具の中に、26mmのインパクト用ソケットが2~3種類ありまして、
その中に使えるものが有りました。
が、
外れない!!
手持ちの最大出力インパクトレンチを以ってしても、ビクともしません。
しかし!!こんな事は日常茶飯事。
コレをどうやって外すかがバイク屋さんたる所以。

経験上、熱を使えば大概は外せます!
クランク直の部分に熱を加えるのは気が引けますが、
外れないと先に進みませんからね。
では早速、
バーナーでナット部分を暖めつつ・・・・インパクトレンチでドキュ~ン・・・・


何度も試しましたが全然・・・・それどころか、
このフライホイールって材質何で出来ているんですかね。
加えた熱がことごとくフライホイールに奪われてしまって、
ナット自体が暖まりません。
・・・・・・・・・困りました。
奥の手である熱方法が全く歯が立たないなんて。
想定外の事態、これは・・・・工具のレベルアップが必要でしょうか?
高いんですよね、高性能のインパクトレンチって。
そんな金銭的余裕は、無い!!

CL72 エンジンのみ 放置車両はお金がかかる? 其の壱

ちょっと難儀なモノが持ち込まれました。
CL72のエンジンなんですが、一体何年モノって感じの熟成状態。

画像を撮る前に腰下を洗ってしまったので、
どんな状態だったかお伝え出来ませんが、
今現在こんな状態。
cl72e 1
cl72e 2
まぁ、画像では伝わらないでしょうけど、
シリンダー、シリンダーヘッドにはまだまだ汚れがベットリ。
しかし、これでも現オーナーさんが出来る限り汚れは落としたらしいです。
一体始めはどんな状態だったんでしょうね。

現オーナーさんの話によると、
前オーナーさんがどうして乗らなくなったのかは解りませんが、
油を塗りたくって室内保管していたらしいです。
それが本当だとして、、、、室内保管でこんなに汚れる訳ありませんし、
汚れたまま保管したという事でしょうか?

そして、一番の気がかり・・・・キックが降りないんですよ、このエンジン。
それが何時からなのか?
なぜ降りなくなったのか?
嫌な予感が的中しなければ良いんですけど。。。

モトグッチ アイローネ 充電不良 其の壱

珍しい事もあるもので、
同じ車両を同時期に2台整備する事になりました。
まぁ、正確に言うと、そうなる様にタイミングを調整したんですけどね。

車両は、、、、モトグッチのアイローネです。
イタリアンが好きな方なら、名前位は聞いた事が有るでしょう。
製造は50年代の車両ですが、すばらしく良い状態です。
IMG_1419al2.jpg
IMG_1420al2.jpg
サイレンサーは・・・この車両の物なのでしょうか?
スタンドに当たってしまうので、ちょっと違うかも。

ハンドル周りもシンプルで、
IMG_1421al2.jpg
IMG_1422al2.jpg
いいなぁ~。
同年代の日本車は言うまでもありませんが、
他の国、イギリスやドイツ等と比べても、一線を画したデザインといいますか。
違うカッコ良さがありますね。

で、何を修理するのかといいますと、充電不良です。
エンジン自体は非常に調子イイので、コレさへ直せば完璧・・・・なはず。
軽く調べたトコロ、ダイナモから充電電圧が出ていませんので、
これはダイナモを修理に出さないといけないんでしょうねぇ~



国内でこのダイナモを修理してくれる業者さんはいるんでしょうか?
本国に送らないとダメですかねぇ?

東昌 パンドラ 走るソファーとは? 其の伍

年代的に、このパンドラにはフロントブレーキのスイッチは付いていません。
それどころか、国産125ccスクーターではフロントブレーキを初装備した車両らしいですよ。

当時の道路事情等の関係で、それまではフロントブレーキが無くてもよかったんでしょうが・・・
信じられないですね、フロントブレーキ無しなんて。
過去に一度だけ、フロントブレーキ無しのバイクに乗った事がありますが、
それはそれは恐ろしかったです。
出来るだけ車の通りが無い道を選んで試乗したんですが、
狭い道で急に対向車が来た時は、ちょっと焦りました。


話は戻りまして、
リヤのブレーキスイッチ修理ですが、
スイッチ自体が何処に有るのかというと、
pan 24
ココ、車体の底といいますか、おなかといいますか、ここに有ります。
pan 25

スイッチがどのように作動するのか?
確認の為にペダルを踏んでみても、
何処も何も動きません。
??????????
何でしょう?
機械的なスイッチではないという事でしょうか?



イヤ、そうではありませんね。
単なる・・・・・組み付けミスでしょう。
pan 26
コレがスイッチなんですが、明らかに機械式のスイッチですよね。
試しにレバーを動かしてみると、導通したりしなかったり、スイッチの機能は正常です。
正しく組み付けるとこうなります。
pan 27
これで無事、ストップランプも点灯。
しかし、、、この時代って、ウィンカーは赤灯でよかったんでしょうか?
テールも、ウィンカーも、ブレーキも赤灯な上、同じ部分が光るなんて・・・・・


よし、これで灯火類もOK。
試乗してみましょうかね。
そう思って、エンジンをかけてアイドリングで暖機していた所、
エンジンから煙が!!

ヤバイ!何の煙や!!
急いでエンジンカバーを開けました。
pan 30
何処から出ているんでしょう?
・・・・・あぁ、これ?
pan 31
エキパイに巻いてあるこの・・・・・・木綿の紐?・・・・
ここから白い煙が、、、、、、
大丈夫なのか?
発火とか・・・・・・・・・しないよね?
とりあえず、近距離の試乗をしてみます。

う~ん、こんなモンなのか?
走るし止まるし、曲がります。
只それだけです。
ラビットのS301なんかと比べると、ちょっとイマイチ感がありますが、
後はオーナーさんにお任せしましょう。

お金さへ積んで頂ければ、もうちょっと突っ込んで整備をしたいところですが、
今回はココまでで作業終了。
珍しい車両をありがとうございました。

ノートン ドミネータ ヒューズ切れに悩む? 其の六

やっぱり切れました。
一体何が起こったって言うんでしょう?
もう一度確認しようと思い、新しいヒューズをセットしてスイッチON。
パン・・・・・・・今度はいきなり切れました。
なんなの??

また振り出しに戻ってしまいました。
なんだろうなぁ~
ヒューズが切れた時と切れなかった時の違いは何や?




ポイントの開閉でしょうか?
試しに、クランクを回してポイントを開いた状態にします。
このままスイッチON。
・・・・・・・・切れません。
クランクを回してポイントを閉じると・・・・
パン・・・・・・・切れました。

って事は、やっぱりポイント部分に異常が有るんでしょうか?
しかし、、、、何処にも異常は見つからないんですよね。
そうなると、次の候補はイグニッションコイルです。
domi3.jpg
単体で検査した結果、おそらく大丈夫?じゃないかと。。。
ただ、このコイルは後から取り付けられた物でしょう。
一応本来の筒型イグニッションコイルに交換してみましょう。

ウチに有った中古品を使って、とりあえず接続。
デスビには通さず、ポイント直結で試してみます。
domi2.jpg
domi4.jpg
あら?
クランク回してもヒューズ切れませんね。
ひょっとしてアタリ?

何度試しても大丈夫でしたので、
ちゃんと接続してみましょう。
domi7.jpg
コンデンサーもステーを作ってしっかりと取り付け、
デスビも通して・・・・・・・スイッチON!
いける!!!
今度こそは大丈夫です。。。。。たぶん。

domi5.jpg
エンジンも無事に始動。
灯火類も全てOK、
充電は、、、、、、、バッテリー自体に難が有りますので大丈夫とは言い切れませんが、
機能はしていました。

ナンバーが付いていない為、試乗してみる事は出来ませんが、
オーナーさんもそこまでで良いとの事でしたので、
今回はここまで。
実際は、原因が解るまでに相当時間がかかったんですけどね。

«  | HOME |  »

プロフィール

バイク工房蔵

Author:バイク工房蔵
東京の八王子市でバイク屋をやってます。

基本的に70年代までの古めのバイクが好きです。
現行車はやりません!出来ません!!
ビックスクーターなんて見たくもありません。

こんな偏ったバイク屋なので、いつも経営の危機です。

ワタシ一人では何にも出来ませんが、
周りには頼りになる業者さんが居ますので、
お陰様でなんとかやっていってます。
感謝感謝!!

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

FC2カウンター

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する