2014-09

東昌 パンドラ 走るソファーとは? 其の四

後ろ周りの灯火類を修理しましょう。

テールランプについては、メインスイッチを交換することによって、
片方は灯くようになりましたので、恐らく球切れか、接触不良でしょう。

レンズを割らないように、慎重にビスを外して・・・
pan 17
なるほど、
ウィンカーは上に付いている小さいシングル球で、
テールとブレーキが下のダブル球で兼ねているんですね。

予想通り、テールは球切れだったみたいですが、
ブレーキランプは灯きませんね。
接触か?配線か?スイッチか?
pan 19
配線は大丈夫そうですが、
やっぱりスイッチっぽいですね。
スイッチはちょっと面倒なので、後回しにしましょう。

先にライセンスランプを修理しましょう。
pan 18
ライセンスランプはココ、リヤパンパーの中に有ります。
このバンパーを外さないと、電球の状態も解りません。
ちょいと不便な機構ですね。
バンパーの取り付けボルトが腐ってなければいいんですけど・・・・
場所的に朽ち果てていてもおかしくないですから。


・・・・・悪い予感は当たりませんでした。
全く問題無くとはいきませんが、比較的順調に進みました。
で、汚れを落してしまった後ですが、
pan 20
これがライセンスランプ本体。
pan 21
原因は球切れと接触不良でした。
大した事無くて良かった。
それにしても、驚いたのはこのレンズ。
プラスチック製かと思いきや、
ずっしりと重いガラス製。
また・・・妙なトコロに金を使いますね。

電球交換の他にも、ちょっと修理。
pan 22
レンズの取り付け部分がグラグラなんですよ。
銀ロウか何かで修理しようと思ったんですが、
熱を加えるのがちょっと不安だったので、
pan 23
強度は落ちますが、板金ハンダで固めてみました。
どの位もつのかは解りませんが、とりあえずはグラグラしなくなりました。

コレで残るはストップランプだけ。
スイッチの状態を診てみましょう。
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委託販売 モトラ

今回の車両は手を出し易いのではないでしょうか?
金額的に・・・という訳ではないのですが、
旧車としての難易度的に。

80年代の小排気量ホンダ車としては、人気の車種のハズ。
このゴツさがたまりません。モトラです!
001.jpg002.jpg
           003.jpg004.jpg
若い頃欲しかったんですが、
当時は高くて手が出なかったんですよね。

状態としては、しばらく乗っていなかったようですがエンジンはかかります。
灯火類は・・・・バッテリーが弱っているので現時点ではバッチリとは言えません。
この辺の事はさておき、

当面の問題点ですが、
005.jpg
ガソリンコックが付いていません。
つまり、タンクからキャブへダイレクト!
純正なんて贅沢は言いませんが、何かしらのコックは付けたいです。

そして、シートにちょいと問題。
009.jpg
補修しているのは大した問題ではありません。
シートを開けた所、
007.jpg
ヒンジが・・・
008.jpg
とりあえず付いているって状態。
グラグラでちょっと不安です。

そして残念な欠品。
006.jpg
このバイクの売り、
副変速機の切り替えレバーが付いていません。
ですから、現状では通常の3速ギヤのみ。

ああ、キャブは純正ではありません。
今の所は使えていますが、パッキンが交換時です。
でも、何のキャブを使っているのか解らないので、
部品交換が出来ません。

タイヤ、ホイールは新品らしいです。
014.jpg
付いていた元のホイールも保管してあります。
013.jpg
015.jpg
内側のサビがだいぶ目立っていますけど。

オプションとしての付属品。
010.jpg
011.jpg
左右のバック、緊急時の携帯スコップ、ハンゴウ、
012.jpg
防寒着にワイヤーロック。

全部付けます。
これでお値段・・・・12万円
値引き交渉は・・・・受け付けます。
現車が見たい方も大歓迎。
よろしくお願いします。

ノートン ドミネータ ヒューズ切れに悩む 其の伍

ポイント部分を見た感じでは、オカシナ所は見つからなかったので、
プレートごとポイントを外してみます。
IMG_1628domi.jpg
・・・・・ココにも異常は無し。

ポイント部分を分解、
IMG_1629domi.jpg
絶縁用のベークライトワッシャーが抜けているんじゃないか?
変な組み方をしているんじゃないか?
確認しながら分解したんですが、、、、、、異常無し。

原因が解らない以上、そのままで元に戻す方がいいと思うんですが、
IMG_1630domi.jpg
やっぱりね、、、、コレを見ちゃうと、、、、、やりたくなっちゃうんですよ。
IMG_1631domi.jpg
まぁ、ポイント面を掃除した程度では、何も変わらないと思うんですが・・・・・・
でも・・・・これで直ってくれれば・・・・ラッキー! なんですけども、

ポイントをプレートに取り付けて、
IMG_1632domi.jpg
ズレている噛み合わせも修正。
domi1.jpg
点火時期も簡易的に合わせて、

これでポイント部分は大丈夫なハズ。
ヒューズは切れるのか?切れないのか?
ポイントの配線を繋いで、、、、スイッチON!



切れない!!!!
ィィィィィヨッッッシャーーーーー!

やっぱりポイントは大事なんですよ。
「ココがダメだった」っていう確証が得られなかったのは残念ですが、
直ったんだから良しとしましょう。

では、プラグの火花を点検して、エンジンをかけてみましょう。
プラグを抜いて、エンジンにアース、スイッチON、キックを踏みます。
パチッ(パン)
OK、火花飛びます。
???????
あれ?1回は火花飛んだんですが、2回目から飛びません・・・・

・・
・・・え!?まさか!?!?!?

東昌 パンドラ 走るソファーとは? 其の参

エンジンはとりあえず大丈夫そうです。
充電は・・・・バッテリーがバッテリーなので、
現状では大丈夫。
なんて太鼓判は押せませんが、恐らくイケルでしょう。

灯火類を確認していきましょう。
ウィンカー・・・・・点灯はしますが、点滅しません。
テール、ブレーキ・・・・・点灯しません。
ホーン・・・・・鳴りません。
ヘッドライト・・・・スイッチすら有りません。

あれ?
オーナーさん、灯火類も大丈夫だって言っていませんでしたっけ?

って事で、予め頼まれていたメインスイッチの交換と一緒に、
電気系の修理になりました。

pan 12
ヘッドライトからいきましょうかね。



これではライトなんか灯く訳ないですよ。
だって、電源が確保されていないんですから。

ん~、何故こんな配線にしたのか理解に苦しみますが、
とりあえずエンジンだけかかるようにしたんですかねぇ~
先にメインスイッチを交換して、ちゃんと灯火類の電源を確保しちゃいましょう。
pan 13
pan 14
これが付いていた物なんですが、
ヤマハのカギでは気に入らなかったようです。

オーナーさんが新たに用意したメインスイッチはコレ、
pan 15
メグロなんかに良く使われている形のスイッチですね。
配線図なんて有りませんし、有ってもアテにならないので、
配線を地道に調べて、





pan 16
スイッチの取り付け完了、
繋ぐ配線も合っていると思います。
ヘッドライトは灯くようになりましたが、その他はまだダメです。



その後の調べで、ウィンカーはリレーがツブレている事が判明しましたので、
リレー交換で正常に機能しました。

残りはテールとブレーキ、
それに後で気付いたんですが、ナンバー灯ですね。

委託販売 コレダ 125SH

またもや委託販売のコーナーです。
今回は・・・・・・
1961年 SUZUKI COLLEDA 125SH

2013.3.20 colledahabutei 3
CA2ZR80Q.jpg
COLLEDA 125SH 1

これもあまり見かけない車両です。
旧車の集まりに行っても、他人とカブル事はまず無いでしょう。
「目立つ」という分類のバイクではありませんが、
味の有る、通好みのバイクではないでしょうか。

基本、現状販売のノークレーム車両ですが、
今現在もオーナーさんが乗っていますので、
そんなに大きな修理は必要無く、通常走行は可能だとおもいます。

このバイクの見所として、
メーターが凝った造りなんです。
メーターの形という訳ではなく、機能の方なんですが、、、、、

これはオーナーになった人の楽しみとして、秘密にしておきましょうかねぇ~
ヒントは、走行速度によって・・・・・・・です。
すばらしい!!
画期的な機能です。
一体どういう構造になっているんでしょう?

他にもこんな機能のメーターって有るんでしょうかねぇ?
ワタシは始めて知りました。

ただ、本来のメーターとしての機能がちょっと、、、、
修理が必要なようです。

販売価格は・・・20万!
多少の値引き交渉は可能です。

コソッと他人とは違うバイクに乗りたい方、コレクションにする方、
とにかく希少車両なので、ヘタな扱いをしない方、いかがでしょう?

とりあえず、10月の末まで期限を切らせて頂きます。
早い者勝ちなので、期限内に売れてしまったらコメントに記載します。

質問等ありましたらお気軽にどうぞ、
オーナーさんに聞いてからの回答になりますので、ちょっと時間がかかりますけど。
現車はオーナーさんの所にありますので、見たい方はご相談下さい。

全文を表示 »

東昌 パンドラ 走るソファーとは? 其の弐

さて、今回の依頼内容なんですが、
イマイチ何をやったらよいのやら?

エンジンはかかる、灯火類もOK、一応走る事も出来る。
・・・・・何をしたらいいんでしょう?

とりあえずは現状の確認からですかね。
オーナーさんが大丈夫って言っているだけで、
本当かどうかは確認してみないと・・・・

エンジンをかけてみましょう。
pan 6
この頃のスクーターの流行なんでしょうか?
後ろの部分がガバッと開いて、エンジンやキャブの状態が解り易いです。
pan 7
エアクリーナーが純正でないのが残念ですが、
部品なんて見つからないでしょうね。
純正部品ではなくとも、代用出来る物が見つからないかな~

pan 8
バッテリーは、これまた当時のラビットでも同じ方法でした、
6Vバッテリーを2個使って、12Vって方法ですね。
でも、今のバッテリーなら12Vバッテリー1個で十分。
ただし、今は在庫が無いので、丁度あった中古のMF12Vを使います。
もちろん、納車前にはちゃんとした開放型の12Vバッテリーを載せますけどね。

pan 9
バッテリーのリード線を新しくして、
pan 10
点火の確認から。
意外にもパチンッといい火花が飛びます。

コレなら本当にいけるいかな?
pan 11
エンジン始動。
数回のキックでアッサリ目覚めました。
コレは本当にやる事無いかもしれませんね。
困ったなぁ~

ノートン ドミネータ ヒューズ切れに悩む 其の四

メインハーネスをチャキチャキッと取り外し、
IMG_1621domi.jpg
元の配線は100%無視して、完全オリジナル配線を作ります。
オリジナルにはウィンカーの配線は含まれていませんし、
スイッチもオリジナルみたいなものですから。
IMG_1622domi.jpg
配線作る作業って、特に書く事無いんですよね。
かかった時間の割りにあまり記事にならない・・・・
でも、まぁ、、、完成はしました。
IMG_1623domi.jpg

これでやっと元のラインと言いますか、
初期の不良(スイッチONでヒューズが切れる)の状態まで戻りました。
なんとまぁ、前座が長い事・・・・
新しいハーネスを組み、
スイッチON!
パチッ!!
おお、オーナーさんの言う通り切れましたねぇ。

さぁ~て、ヒューズが切れる原因は何ですかね~
スイッチONでって事は、
点火系、
ホーン、
ウィンカー、
ブレーキランプ、
充電系、

このどれかと言う事になります。
このうち、灯火系は配線も作り直したので問題無いでしょう。
やっぱり点火系かな?
IMG_1626domi.jpg
試しにポイントへ繋がる配線を外してみます。
IMG_1627domi.jpg
ヒューズ切れませんね。
って事はこの辺りに原因が有るんでしょうか?
コレで問題が解決すれば楽なんですが・・・・果たしてどうなりますやら。

東昌 バンドラ 走るソファーとは? 其の壱

イイ流れになってきました。
こんな車両まで来るようになりましたよ。
pan 1
この画像だけで解る人は、なかなかの病気人です。
pan 2
この時代、特徴的な車両が沢山出て来た時代なのですが、
その中でも、特に特徴的だと思います。

造った会社の経歴も特殊でして、
(トウショウ)という会社が造ったんですが、
京発動機
和製作所
この2社の合併会社なんですよね。
とはいえ、このパンドラとエコー以外、
東昌のバイクって知らないんですが・・・ワタシが知らないだけで、実は他にも有るんですかねぇ~

pan 3
テールなんかの造りも面白いでしょ。
いつだったか、スズキのバイクでもこんなテールデザインのバイクをやりましたが、
やはり当時はアメ車への憧れが強かったんですかね。

さぁ、このパンドラについて少々説明しましょう。
年式としては、1959年型
「スクーターは荷物を運ぶ物」
そんな当時の考えに対抗し、
一人乗りで荷台も小さく、
スタイリッシュに、最小限の荷物を積んで、スピーディーに移動
そんなコンセプトで生まれたようです。
また、東昌は『パンドラは走るソファーである』と、宣伝していたようです。
pan 4
・・・・・そんなに乗り心地がイイのでしょうか?
シートの裏なんか、
pan 5
木の板ですけど・・・・・
ラビットのタンデムシートがこんな造りでしたね。

さぁ、この日本に何台残っているのか解らないようなパンドラさん、
どんな面白い事が起こるんでしょう。

ノートン ドミネータ ヒューズ切れに悩む 其の参

い~や~~~面倒臭い!
地味~に時間かかりましたからねぇ~
でも、ちゃんと導通表も作って調べましたから、メインスイッチの解析はバッチリ。
それによりますと、現状の配線ではどのポジションにスイッチを切り替えても、
電源電圧がかかりません。
よく考えて、電源が通る様に配線を組み直さないといけませんね。







ど~やっても上手くいかないんですが・・・・
やはり、メインスイッチを組み間違えているんでしょうか?
正解が解らないので、何ともいえませんが、
確実にこのままでは無理ですね。
現状メインハーネスに合わせて、メインスイッチを組み直すか?
現状メインスイッチに合わせて、メインハーネスを作り直すか?

メインハーネスを作り直した方が楽だな。
ハーネス自体も痛んでいる所も有りますし、この方がメリットが多いでしょう。


よし、やる事が決まりましたので作業に取り掛かります。
IMG_1618domi.jpg
タンクを外してメインハーネスを取り外しましょう。
ついでに、他のスイッチや電装品が使えるかチェック。
その中で見つけたんですが、
IMG_1619domi.jpg
テールライトの状態が良くありません。
IMG_1620domi.jpg
なんじゃコリャ?

おそらく、テールの土台からソケット部分が取れてしまい、
ゴム質の接着剤でくっ付けたんでしょうね。
これはこのままではヨロシクないでしょうね。
交換しちゃいますか、
このタイプのテールライトなら入手は簡単ですからね。



ルーカス純正
やっぱり修理しましょう。
中国製や台湾製の安物なら即交換ですが、
ルーカス純正なら修理する価値があります。
IMG_1624domi.jpg
車体から土台部分を取り外しまして、
IMG_1625domi.jpg
各パーツに分解。
どうやって修理しましょうかね、
接着剤は論外、こんな振動の多いバイク、あっという間にはがれてしまうでしょう。
溶接も無理、ワタシの技術ではこんなに薄い物は溶接出来ません。
そうなると・・・・・ロウ接ですかね。
ガスバーナーの火力が弱いのが懸念ですが、2~3箇所付けられれば大丈夫でしょう。

・・・・付くには付いたんですが、あまり見栄え良くとはいきませんでした。。。。。
だから画像無し!!

A7 アベンジャー 新車クオリティー? 其の壱拾弐

最大の難関は何とかクリア出来ました。
おそらく、ちゃんと組めているハズです。
あとはクランクケースを閉めるだけ。
ケースガスケットはオーナーさんがリプロ品を持って来てくれているので、
それを使えば・・・・・・・・
ん!?
・・・やっぱり、、、、、と言いますか。
リプロなんてこんなモンですけどね。
全然合いません。
いつもの様に切り出しコースです。

今回切り出したのはちょいと大物だったので、
少々時間がかかりました。
a7 10
でもこれでバッチリ。
苦労した分だけ自信作です。

新しいガスケットを使って、クランクケースは問題無く閉じる事が出来ました。
念の為に液体ガスケットも併用したので、
液ガスが乾くまでオイルは入れられません。

その間、先程見つけたコレをやりましょう。
a7 11
たしか、リヤもブレーキシューを張り替えたハズ。
それでこの状態はないでしょう。
また何処か組みミスをしているのでは?
a7 12
異常は有りませんね。
っとなると、理由は一つ。
a7 13
このブレーキアームを組む位置を間違えたのでしょう。
今の状態より2コマ程ずらし、
これで正常に戻りました。

一日置いて、
ギヤオイルを入れて早速試乗に出ましょう。
まずは軽く近所を一周。
やっぱりフロントブレーキがアマイです。
気をつけて試乗しないと・・・・
クラッチの調整を少々して、本格的試乗に出ます。




快調快調!
a7 14
ブレーキ以外は今の所問題無し。
まぁ、慣らしの段階なのでまだ回転を上げられませんし、
この後どうなるかわかりませんけど。
流石に慣らしが終わるまで乗る訳にはいきませんしね。
今回はこれにて納車!!

ノートン ドミネータ ヒューズ切れに悩む 其の弐

点火系から確認していきましょう。
プラグを外して火花の確認。


飛びませんね。
おやおや、本題は不発でこちらがヒットですか。

灯火類はどうでしょう?


ホーンしか鳴りません。

これはひょっとすると、、、、、
こちらを先に解決しないと本題にたどり着かないって事?
つまり、点火も灯火も正常だった時にはヒューズが切れる要因が有った。
点火も灯火も作動しなくなったから、ヒューズが切れなくなった。

IMG_1612domi.jpg
配線をたどって調べた結果、
メインキーを回しても、イグニッションに電源電圧が通りません。
灯火類も同じく。
ホーンはバッテリーから電圧計を通り、そのままホーン電源にいっているので、
メインスイッチを通っていないので作動した模様。

とりあえず、メインスイッチを調べましょう。
無駄だとは思いますが、今つながっている配線をメモしてから外します。
IMG_1616domi.jpg
この英車に良く付いているスイッチ、、、、少々面倒なんですよねぇ~
何が面倒かというと・・・・上のキー部分で3段、下のスイッチで3段、
計9パターンの切り替え、それだけならまだ楽なんですが、
配線を繋ぐ端子が・・・・・18箇所。
要するに、単純に導通確認をするには・・・・・・・・・162通り有るって事です。

A7 アベンジャー 新車クオリティー? 其の壱拾壱

さて・・・・クラッチ板が帰ってきました。
a7 1
オーナーさんに頼んでおいたリターンラバーも届きました。
a7 2

・・・・・・・・こんなモン、どうやって組んだらいいの?

普通、クラッチを組む場合は一枚一枚エンジンに取り付けていきます。
ですが、この方法ではエンジンを横倒しにでもしなければ、
このリターンラバーまで組み込むことは出来ません。
ではどうするのか?
・・・・・・・まさかクラッチを組む為だけに、エンジンを降ろすのは、、、、、
でも、そうでもしないと組めないですよねぇ~

考えました。
一旦、ラバー無しで組みます。
a7 3
そして、このままクラッチアウターごと取り出します。
このクラッチの位置関係を崩す事無く分解。
もちろん、随所に合わせマークを付けてますよ。
a7 4

この車両の場合、クラッチアウターが点火タイミングのカウンターギヤを兼ねているので、
クラッチアウターとクランクギヤ、タイミングギヤの合わせマークを合わせないといけません。
それに、トランスミッションのメインシャフト、
クラッチセンター、
クラッチプレート、
クラッチ板、
全部を狂わせないように、リターンラバーを組み込みながら組めばOKなはず。


そんな事出来るか~!!!!

匙を投げたくなりましたが、ここはプロ根性といいますか、
意地です!!

そもそも、リターンラバーって何処に組み込むのでしょう?
サービスマニュアルを見ても詳しくは書いていません。
イラストから察するに・・・・
a7 5
こんな感じで組むんでしょう。
これを1段につき6個、6段やれば、、、、、、、、、、、







1時間半~2時間かかりましたかねぇ。
a7 6
a7 7
最後のクラッチプレートを慎重に載せ、
クラッチセンターをはめ込んで、
a7 8
クラッチスプリングを組み込んでボルトを締め付けてしまえば、、、、
ふぅ~~~~、大方作業終了。
a7 9

悲しいかな、文章ではこの大変さが伝わらないと思いますが、
もうこの作業はやりたくありませんね。
やるとしたら相当な作業工賃をもらいます。
文句が有るなら自分でやってみろ~~~~~です。

ノートン ドミネータ ヒューズ切れに悩む 其の壱

今回の車両は・・・・・・メーカーはメジャーですが、
日本では他の車両と比べるとイマイチの人気ですかね。
海外の人気は解りませんけど。
ノートンのドミネータという車両です。

専門家ではないので、詳しい年式等は解りませんが、
そんなに旧い車両ではないハズ。
IMG_1609domi.jpg
IMG_1610domi.jpg
IMG_1611domi.jpg

オーナーさんの依頼は、、、
メインスイッチをONにするとヒューズが切れるというもので、
通常に走行出来ている状態から、急に症状が現れたそうです。
そうなると、まずは配線のショートが考えられますよね。
・・・・・また面倒な修理ですなぁ~

まずはオーナーさんの訴え通りの症状か?
確認してみましょう。
スイッチON・・・パチン!
って・・・・・ならないじゃないですか。

どういう事なんでしょう、話が違います。
まぁ、このまま終わりなら終わりでいいんですけどね。

症状の確認は不発に終わりましたが、
一つ気になる事が、、、、、
オーナーさんが修理を試みた時に、メインスイッチを分解したらしいんです。
ご自分でも言っていたんですが、その時にミスをしたかも・・・・・と。
それを確認しておきたいんです。

A7 アベンジャー 新車クオリティー 其の壱拾

クラッチにあんな細かい部品が組み込まれていたなんてねぇ~
始めて見ましたよ、あんな部品。
サービスマニュアルを見ると、クラッチの切れを良くする物らしいんですが、
って事は、絶対に無いとマズイ部品ではないのかな?

・・・・・別に、組むのが面倒臭いなぁ~なんて思っている訳ではないんですよ。
・・・・・・・・・いや、本当に。。。。。。。。。。

何はともあれ、これでクラッチは分解完了。
クラッチ板の残量も問題無いでしょう。
IMG_1603a7.jpg
リターンラバーが2~3個足らなかった以外は他に問題有りません。
この先の判断はオーナーさん次第です。

で、オーナーさんに来て頂き、
現状説明。



今後の方針が決まりました。
ステムベアリングは、金銭的にキビシイので今回は見送り。
部品の問題も有りますしねぇ~
クラッチ板は張替えに出します。
リターンラバーについては、オーナーさんの知り合いで複製出来る方が居るようなので、
その出来上がりを待つ事になりました。、、、、アレ、本当に組めるのかなぁ~
そして、マフラーの清掃をします。
どこまで綺麗になるか解りませんが、
IMG_1571a7.jpg
エキパイの内径が明らかに小さくなるほど、カーボンが積層しています。
これが綺麗になったら気持ち良いでしょうね。
それと、追加作業が一つ。

やる事が決まりましたので、サクサクッと消化してしまいましょう。
クラッチ板を「目黒ライニング」さんに送り、
IMG_1604a7.jpg
深夜のマフラー焼き。
2日かけてガスボンベ1本半消化。
フレキシブルのワイヤーブラシも使って、
IMG_1605a7.jpg
見える範囲のカーボンは除去出来ました。
これでエンジンの調子も白煙の状態も良くなる・・・事を期待します。

次、追加作業の件を。
左のライトスイッチ修理です。
中身はオーナーさんが修理して持って来てくれたので、
それを組み込むだけです。
IMG_1606a7.jpg
IMG_1607a7.jpg
コレがオーナーさんが修理したスイッチの中身。
配線をハンダ付けしないといけないのが面倒ですが、
難所はソコだけ。
狭い範囲にハンダ付けなので、隣の端子とくっ付かない様に。
IMG_1608a7.jpg
作動テストの結果も良好、ついでに鳴らなかったホーンも修理して、作業終了。

クラッチ板、リターンラバーの出来上がりを待ちます。

ラビット S301 セルダイナモ不良 其の七

バッテリーを交換してみました。
リヤタイヤを持ち上げて、充電の検査をしましたが、
上がるのは上がってしまうみたいです。
最高で16.5V
ラビットではなんとか許容範囲ではあります。
ヘッドライトを灯ければ、16Vまで上がるかどうかってトコロ。

試乗に出てみます。
ちょっとの試乗では意味が無いので、40~50分位、
市街地から山間部まで走ってみました。
結果、止まってしまう等のトラブルは一切無く、
無事に店まで戻ることが出来ました。
帰ってスグにバッテリー電圧を測ってみると、13Vに抑えられていました。
コレなら納車しても大丈夫でしょう。
オーナーさんに連絡して完成の連絡を入れると、
追加作業を頼まれました。

実は、ワタシも気になってはいたんですが、
余計な事に手を出してはと思い、
スルーしていた部分なんです。
s301 34
s301 35
本来は割りピンが入るんですが、その割りピンが入らないんです。
もっとナットを締め込めれば割りピンの入る隙間が開くんですが・・・・
締め込み不良でもありませんし、
ホイールの取り付けがマズい訳でもない。

とりあえず外してみましょう。
s301 37
ナットとワッシャーの関係はこの様に付いていたんですが、
ワッシャーが妙なんです。
s301 38
見ての通り、内側が湾曲しているんですが、
そんな形にする理由が無いんですよ。
s301 39
シャフトが飛び出していて、その逃げの為かと思いきや、
シャフトはホイールと面位置。

・・・・・・おかしい。。。。
何の意味も無くこんなワッシャーを使うとは考えられません。
違う部品が使われているのか?
!!
そうだ、丁度S601をお預かりしているので、そちらを見てみましょう。
s301 40
ああ!解りました。
問題解決。

s301 41
本来なら、S301にもこのゴム製のカバーが付くんでしょう。
このゴムカバーを留める為に・・・・
s301 42
こういう向きで付くワッシャーだったんですねぇ~
取り付けが逆でしたって落ちでした。

コレで無事に割りピンも取り付け出来まして、
無事納車。
オーナーさんが無事に帰り付くまで、正直ドキドキでしたが・・・・今回は大丈夫だったみたいです。

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プロフィール

バイク工房蔵

Author:バイク工房蔵
東京の八王子市でバイク屋をやってます。

基本的に70年代までの古めのバイクが好きです。
現行車はやりません!出来ません!!
ビックスクーターなんて見たくもありません。

こんな偏ったバイク屋なので、いつも経営の危機です。

ワタシ一人では何にも出来ませんが、
周りには頼りになる業者さんが居ますので、
お陰様でなんとかやっていってます。
感謝感謝!!

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