2014-05

パソコンが・・・

最近パソコンの状態がよろしくありません。
なかなか起動出来ないし、
起動出来ても突然電源が落ちてしまったり。

もうそろそろ寿命なのかもしれませんが、
悲しいかな、買い換えるだけの財力がウチにはありません。

「最近更新しないな?」
「メール送ったのに返信無いな?」
なんて事が起こったら、、、、お察し下さい。

御用の方はTELして下さい。
スポンサーサイト

丸正自動車 ライラック CS28 其の壱拾九

今回は流石の三留さんでも手古摺ったようで、
いつもより時間がかかったみたいです。
IMG_1041cs.jpg
が、見事何とかして頂きました。

ただ、不確定要素があります。
一番の問題だったピストンなんです。
何とかCB125の0.75 O/S ピストンを手に入れ、
三留さんで加工してもらったんですが、
IMG_1045cs.jpg
こんな感じになりました。
IMG_1046cs.jpg
4辺カット、
前回までに説明しましたが、こうなるのは仕方ないんです。
ただ、バルブのリフト量に対してこのカットで足りるのか?
ピストンは、強度も考えてギリギリまで削ってあります。
組んで動かしてみて、バルブがピストンとごっつんしなければセーフ。
当たってしまう場合は・・・・・ヘッドガスケットを追加して対応するしかありません。
圧縮比が酷い事になりそうです。

その他は問題ないでしょう。
クランクはしっかりとやって頂きまして、
IMG_1042cs.jpg
コンロッドの小端部は一度ボーリングして、
ピストンピンに合わせてブッシュを作って対応しました。

ヘッドも出来る限りやってもらいました。
IMG_1043cs.jpg
バルブは残念ながら合う物が見つからず、
まぁ、ピストンと燃焼室があの状態ですからね。
今更バルブの形状が多少違おうと・・・・大差無いでしょう。
IMG_1044cs.jpg
バルブガイドを作り直してもらい、
ヘッドはOK。

これで組立に・・・・・・・入れないんですよねぇ~
実は難問が控えてるんです。

その説明は中途半端に長くなるので、次回に。

モトグッチ グッチーノ お洒落なイタリアン 其の七

クランクまでもう一息、
もうちょっとやる事がありました。

しかし、このエンジン実に面白い構造です。
吸気方法は・・・・ロータリーディスクバルブの亜種みたいな感じで、
クランクシャフトの中を混合気が通るんです!
面白いでしょ?

まぁ、百聞は一見にしかずってね、
見て下さいよ。
IMG_1151gu.jpg
エンジン左側のインマニを取り外します。
IMG_1152gu.jpg
中を覗くと・・・・ホラ、これが吸気ポート。
クランクシャフトに直接吸気ポートを作るなんて、なかなかオモシロイ発想です。
しかし、クランクシャフトを中空にしてしまうなんて、強度は問題ないんでしょうか?
強度が問題になるほどのエンジンパワーでもないのか?
それとも・・・・・そんな細かい事気にしない、イタリアンな気質の産物か?

ミッションを開けてみましょう。
IMG_1153gu.jpg
エンジンの背面部分。
ココの矢印の様なフタを開けると、、、
IMG_1154gu.jpg
これがミッションギヤ、
そして、セレクター部分がフタの裏側、
IMG_1155gu.jpg
これだけです!
なんて簡単なミッション機構。
シンプルでいいですね。

腰上分解、
2サイクルですから簡単。
IMG_1156gu.jpg
ピストンを点検、
IMG_1157gu.jpg
思っていた以上に綺麗ですね。
IMG_1158gu.jpg
ヘッドの方にも異常は有りません。
IMG_1159gu.jpg
クランクも・・・・ん~~~縦のガタは無いみたいですけど、
なんかカチャカチャしている様な?
これ位は許容範囲?
やっぱり、しっかりと分解して点検が必要なようです。

トライアンフ TR7RV 車検 

久しぶりのトライアンフです。
が、
今回の内容は車検の取得のみ。

どうやらオーナーさんが自身で挑戦してみたらしいんですが、
どうしても通す事が出来ず、ウチに依頼がやってきました。

IMG_1431tr7.jpg
トライアンフとしては後発の、TR7ですね。
それも、アメリカ仕様のRV。
問題だったのはヘッドライトの光量だったみたいですが、
IMG_1432tr7.jpg
・・・・配線がよろしくありませんねぇ~
接続されていない無駄な配線も有りますし、
もうちょっとシンプルに出来るハズ。
こんなトコロにも光量不足の原因は有るのかもしれませんが、
予算も限られていますので、とりあえずレンズだけ交換してみます。
このレンズは、ウチで車検用に使っているモノなので、
これでダメなら、他に原因があります。
そうなったら・・・多少予算オーバーしても、やらなければ仕方ありませんからね。

他にも何点か不安点はあったんですが、
とりあえず、一回検査ラインに通してみましょう。
オーナーさんの管轄検査場よりは通し易いハズなので、
ひょっとするとこのまま通るかもしれません。


結果、
問題だったライトは通りました。
しかし・・・・・マフラーの音量で引っかかっちゃいました。
IMG_1434tr7.jpg
確かに、ちょっとウルサイかな?
とは思っていたんですが、トライアンフですからね、、、イケルだろうと踏んだんですが。。

でも、これも車検証の記載がしっかりしていればイケたと思うんですよ。
この車輌の製造は、おそらく73年か74年。
しかし、車検証にその旨の記載が無い為、
初年度登録の81年がこの車輌の年式となってしまい・・・・・
そりゃ~81年の規制には・・・・・無理かなぁ~

仕方無いので、消音器を作りました。
IMG_1435tr7.jpg
IMG_1436tr7.jpg
マフラー出口にぴったりのサイズのパイプが無かったので、
ちょっと隙間は開いてしまいましたが、
中身はしっかりと詰めたので、消音効果はバッチリ!

これでバッチ問題無く、
二回目の検査で無事に車検取得出来ました。

なかなかこの年式位のトライアンフは人気がありませんが、
エンジンも調子良さそうですし、長く乗ってあげて下さい。

モトグッチ グッチーノ お洒落なイタリアン 其の六

取り外したクラッチ部品達、
旧い日本車でもタマに有るんですが、クラッチ板が全部フリクション材のタイプです。
IMG_1140gu.jpg
もしも、クラッチ板が減ってしまったら、
いつもクラッチ板の張替えでお世話になっている、
「目黒ライニング」さんで何とかしてもらえるものなのか?
いつか聞いてみようと思いながら・・・・未だに聞けていません。

幸いというか、今回の件に関して言えば、
オーナーさんがリプロ品を買っておいてくれたので、
減っていればそちらに交換します。

クラッチ関係最後の部品を外します。
IMG_1141gu.jpg
コイツを外すには特工が必要です。
しかし、ここはオーナーさんが一度分解した場所、
その際にオーナーさんが特工を作っておいてくれたので、
それを使わせてもらいます。
IMG_1142gu.jpg

コレをどうやって使うのかというと、
IMG_1143gu.jpg
この様にして、ナットを使って特工を締め込んでいきます。
IMG_1144gu.jpg
察しの良い方はこの画像でお解りでしょう。
このまま締め込んでいくと、プレートが押されて、
IMG_1145gu.jpg
ホラ、出て来ました。
IMG_1147gu.jpg
このピンがストッパーになっていて、最後のプレートが留まっていたんです。

IMG_1146gu.jpg
よ~し、それで次は何処や~



クランクのギヤか・・・・・・・
IMG_1148gu.jpg
これなら手持ちのプーラーで・・・・・・
IMG_1149gu.jpg
ダメだ、爪が大きくて隙間に入らない。
これまたプーラーを自作か?
このエンジン、自作プーラーのオンパレードですね。

まぁ、この手のプーラーなら自作しなくても、
薄爪型のプーラーは売っていますけどね。
買っておいてもいいんですが、本当にそれが使えるか解りませんし、
工具が届くのを待っている時間が勿体無い!!
っと言う事で作りました。
IMG_1150gu.jpg
爪の引っかかる部分だけ、(ナットを削っただけですけど・・・)
他は既製のプーラー部品を使いました。

これでプーラーが必要な部品は外しましたかね、
いよいよクランクケースを割りますか。
何が出てくるのかな~

ラビット S211A エンジンO/H 其の壱拾

折角ここまでやったんですから、
1次駆動のチェーンも交換したかったんですが・・・
残念ながら、部品を見つける事が出来ませんでした。
IMG_0945s211.jpg
まだ使えるので、すぐに交換しないといけない訳ではありませんが、
消耗部品ではありますので、ゆくゆくは交換する部品。
今はこれでいいとしても、部品の入手先を探しておかないと・・・・

各部品を組み込んで、カバーを閉め、
IMG_0946s211.jpg
ダイナモを組み込んでから再度点検。
IMG_0948s211.jpg
おそらく、ガタは無くなっているハズです。
IMG_0949s211.jpg



ニヤリ( ̄∀ ̄)
やはりクランクのガタはこの位ですよね。
これで点火時期の狂いも無くなりますし、ブラシの偏摩耗も無くなるでしょう。
これでもう失敗する箇所は無いと思いますが、最後まで気を引き締めていきますよ。

リヤタイヤ、フェンダー、シュラウドを取り付けたら、
エンジンを積みます。
IMG_0950s211.jpg
シュラウドに塗ってある青い塗料。
恐らく下地処理もしないでラッカー塗料を塗っただけでしょう。
見た目も安っぽいですし、パリパリ剥がれるので、
全部剥がしたいんですが、そんな手間賃が出そうもないので、
涙を飲んで今回はこのままです。

IMG_0951s211.jpg
車体をエンジンの上に用意して、
ジャッキでエンジンを支えつつ、
IMG_0952s211.jpg
エンジン搭載完了。

よし、あと一息!
配線を繋ぎ、キャブ、エアクリーナー、
マフラーを・・・・・取り付ける前に。
2サイクルですからね、念の為にやっておきましょう。
IMG_0953s211.jpg
恒例のマフラー焼きです。



ガスボンベをほぼ一本使い切って焼いた割には、
そんなにカーボンが落ちてきませんでした・・・・・ちょっと残念。。。
IMG_0955s211.jpg

でも、まぁ、これで後悔無くマフラーを取り付けられます。
このまま取り付けるのも何なので、
IMG_0956s211.jpg
耐熱塗料のスプレー缶で色だけ塗り直し、
これで作業完了。

最後にギヤオイルを入れて。
????
マニュアルではギヤオイルの量は650ccとなっていましたが、
実際にゲージで測ってみると、1000cc位入りました。
なんやコレ?
一体どっちが正しいのでしょう?
解りませんが、少ないよりは多い方がマシでしょう。
とりあえず試乗に出ましょう。



やはり、しっかりと成果が出ていると違いますね。
アイドリングも安定していますし、
30分程の試乗も問題無く終え、
納車もスムーズに済んだお陰で、
いつもの試乗中の撮影が出来ませんでした。
ちょっと残念ではありますが、良いテンポで納車出来ました。
これでエンジンの問題も解決しましたし、
残る心配事は・・・・・・・電気系だけですね。

モトグッチ グッチーノ お洒落なイタリアン 其の伍

オイル抜くの忘れてました。
IMG_1130gu.jpg
エンジンが小さいからこんな事出来るんですよねぇ~
ヤバイヤバイ、未知の車両をやるので、ちょっと舞い上がっちゃってますね。
普段ならこんな事忘れないんですけどねぇ~。
うっかりミスをしないように気を引き締めてのぞみましょう。

まずは、部品関係の事もあって、長引くかもしれないので・・・・
エンジン台を作りましょう。
以前作ったエンジン台に、ちょいと追加工すればいけそうです。
IMG_1131gu.jpg IMG_1132gu.jpg
ん~~~~、こんなモンかな?
あと一個ステーを足してOKにしましょう。

問題のクランクシールはどんな物を使っているんでしょう?
IMG_1133gu.jpg
イタリア車だから妙なサイズの物を使っていそうですよね。

クラッチ側から分解していきましょう。
IMG_1134gu.jpg
実は、ウチに入庫する前に、オーナーさんが自分でクラッチ部分を分解したそうなんです。
それが原因でミッションが入り難くなったのかは、定かではありませんが、
何か確かな異常箇所があれば・・・・解り易くて助かるんですけど。

ちょっとこの部品怪しげですね。
IMG_1136gu.jpg
メッチャ短いんですが、これがプッシュロッドです。
ちょっと先端が潰れてしまっているんです。
その所為でクラッチが切りきれていないのでは?
でもここら辺は調整出来ますしねぇ~。

分解を進めましょう。
IMG_1137gu.jpg
これはどうやって外すんでしょう?
二つ開いている7mmのネジ穴に、ボルトでもねじ込めばいいんでしょうか?
試しにちょっとやってみようと思いましたが、
7mmのネジなんて無いですよ!!
仕方ないので、アウターギヤをプーラーで引っ掛けて外したんですが、
外れる時に「バギン!!」なんて音と共に外れるので、
何か壊したか?と思っちゃいました。
ココ、オーナーさんも外したんですよねぇ?
どうやって外したんでしょう?
特工を持っていたんでしょうか?
だとしたら・・・・借りておけばよかった・・・・

ラビット S211A エンジンO/H 其の九

折角定盤が出ていますので、主要部品に歪みが無いかどうか?
点検しておきましょう。
シリンダー上面や、ヘッドの面。
IMG_0934s211.jpg
ロータリーディスクバルブとハウジングも、
IMG_0933s211.jpg
幸い、何も問題は有りませんでした。
続けて組み立ての準備を・・・・
ガスケットを切り出ししないとね。
IMG_0937s211.jpg
今回はこの3枚だけでしたが、それでも切り出すのには相当な時間がかかっています。
時間工賃もらったら大変な金額になりますよ。
ハァ~、コストパフォーマンスが悪い仕事ですなぁ~


準備は整いましたので、組み立てます。
まずはクランクを挿入、
ケースを合わせて、
IMG_0939s211.jpg
もちろん、予めオイルシールはケースに嵌めてありますので、
IMG_0940s211.jpg
リップを傷付けない様にグリスを塗って・・・・まぁ、そうそう下手な事をしない限りは大丈夫です、普通に組んで。
ここで第一段階の確認。
クランクのガタを分解前と比べてみます。
・・・・・・ウン、やっぱり分解前とは全然違います。
ガタはほとんど有りません。
イイですね、修理成功の予感がしますよ。


では、腰上を先に組んでしまいましょう。
効率良く組み立てる為には、エンジンを縦に固定したいんですけど、、、、、
IMG_0941s211.jpg
形状的に縦に固定するのは難しいですね。
ですが、妙な体制での作業は失敗の確率を高めます。
何とか縦に・・・・
IMG_0942s211.jpg
OK、これでバッチリです。
IMG_0943s211.jpg
ヘッドのプラグホールをタップでサラって、
ピストン組み付け、切り出したベースガスケットに液体ガスケットを塗り、
シリンダーと共に組み付け。
IMG_0944s211.jpg
順調順調、
苦労して体制を整えた甲斐が有りました。
クランクを回して動きに異常が無い事を確認したら、
ヘッドを締めて・・・・腰上完成!

モトグッチ グッチーノ お洒落なイタリアン 其の四

オーナーさんに現状説明。
1次圧縮の件、ミッションの件、説明させて頂いて、



エンジンをやる事に決定!

問題なのは部品が手に入るかどうか?
本国ではソコソコにリプロ部品も有るようなので、
どこまで揃うか解りませんが、オーナーさんが探してくれるようです。
ですから、コチラでは分解、組立に専念しましょう。

エンジンを降ろす前に、キャブを念の為にやっておきましょうか。
IMG_0990gu.jpg IMG_0991gu.jpg
実は、アクセルワイヤーがおかしい事も解っているんですが、
現時点では保留。
エンジンにどの位お金がかかるか解りませんからね。
IMG_0992gu.jpg
キャブの分解、清掃は完了。
エンジンが出来上がるまで保管しておきます。

では、エンジンを降ろしてしまいましょう。
エンジンに繋がっている配線を外します。
ライトケース内、
IMG_1122gu.jpg
やっぱり有りました。
IMG_1123gu.jpg
もうお約束的展開です。
ケース内の配線を外し、その他の配線へ~
IMG_1124gu.jpg
IMG_1125gu.jpg
ここもか~~~~

IMG_1126gu.jpg
結局、この車両の配線を繋ぐのに、ギボシは一つも使われていませんでした。
何処の国の誰が配線をしたのか解りませんが、
ヒッドイ整備です!
こんな事をするのは日本人ではない事を祈ります。

シフトのチェンジロッドを外し、
あとはマフラーを外せばエンジンが降ります。
ケド・・・あれ?
IMG_1127gu.jpg
エキパイフランジを留めているボルトが・・・・・
狭くて工具使えない!!
マジで~~~
もう少しなのに、、、、仕方ない、工具を削って何とか外しましょう。
これ位で外す事が出来れば楽な方です。
IMG_1128gu.jpg
さぁ、これからが本番。
どんな楽しい事になっているのやら。

テーマ:旧車 - ジャンル:車・バイク

ラビット S211A エンジンO/H 其の八

ここまで分解しましたので、
出来る事はやっておきたいですよね。

「クランクの芯出し」なんて、こんな機会でもないと出来ませんからね。
まずは計測から・・・
IMG_0928s211.jpg
Vブロックがそんなに良い物ではないので、
本当にこの計測を信じていいのか解りませんが、



そんなに振れてはいません。
念の為に内燃機屋さんに出して、しっかりとやってもらうべきか?
この計測値を信じるか?

予算的にも、時間的にも、余裕が有るという訳ではありませんので、
ココは・・・・・・・計測値を信じましょう。

そうそう、クランクと言えばですよ。
今回のエンジンオーバーホールを決心させたクランクのガタ。
アレの原因は何だったのでしょう。
クランク自体には問題は有りませんでしたので、
ベアリングか?ケースか?
ケースだったとしたら厄介な事態に陥っていましたが、
どうやらケースにも問題は無さそう。
IMG_0929s211.jpg
ってなると、ベアリングですね。
IMG_0930s211.jpg
確かに、この状態でベアリングを持ってグラグラさせてみると、ガタが有るんですよね。

もう、九割九分ベアリングが原因でしょう。
新しいベアリングに交換してみます。
あれ?
新しいベアリングはすんなり入りませんね。
古いベアリングは特に引っかかったりせず、スコンっと脱着出来たんですが・・・・
やっぱり正常ならそんな訳ありませんよね。
変な力をかけないように、
IMG_0931s211.jpg
プレスを使ってベアリングを入れます。
で、ガタの確認。
やっぱりガタはほとんど有りませんね。
コレで原因は確定&解決しました。
心置き無く組立てに入れます。

テーマ:旧車 - ジャンル:車・バイク

モトグッチ グッチーノ お洒落なイタリアン 其の参

ミッション問題は後回し、
アイドリングが続かない原因を探りましょう。

キャブの可能性が高いとみているんですが、
整備のセオリー通り、他の部分から点検していきます。
電気ですかねぇ・・・まずは。

っと言う事で、
IMG_0982gu.jpg
点火時期を確認します。
この年式なので、点火時期のマークなんて無いかも?
と思っていたんですけど、
ちゃんとフライホイールに刻印されていました。
そのままではアイドリングが続かないので、
少々アイドリング回転を上げて点検してみた結果・・・・
正常でした。

次にポイントを点検。
IMG_0983gu.jpg
ん~~~これはやった方がいいですね。
長い事メンテナンスはされていないみたい。

フライホイール自体も、
IMG_0984gu.jpg
マグネットに亀裂が、、、
IMG_0985gu.jpg
IMG_0986gu.jpg
スグにどうなるって訳じゃないんですが、
年代を感じさせますね、不用意な衝撃は是非避けたいトコロです。

ココまで分解しましたので、
念の為にもうちょっと踏み込んで点検を。
クランクにスラスト方向のガタは・・・・・・・・・無いようです。
ポイントやコイル部分を外して、1次圧縮の抜けが無いか確認。



IMG_0987gu.jpg
IMG_0988gu.jpg
おや?
こ・・・・これは・・・・・・
圧縮が抜けている跡ではありませんか?


ホント、アラを探すつもりではなかったんですが、
クランクシールを交換するのであれば、エンジンは分解しないといけません。
ミッションの事もありますし、オーナーさんに現状を見て頂いて、
許可が降りれば・・・・エンジンにとりかかります。

テーマ:旧車 - ジャンル:車・バイク

ラビット S211A エンジンO/H 其の七

リングをどうするか?
2サイクルの90ccなら何とか合うかな?
何か合いそうな物を探している間、
IMG_0895s211.jpg
クラッチの点検をしておきましょう。
分解自体は特筆すべき事はありませんが、
組む時はちょっと気を付けましょう。
部品点数も多いですしね。
ちょっと心配していたクラッチ板は・・・・大丈夫でした。
残量も十分。

そうこうしている内に、
IMG_0922s211.jpg
注文していたベアリングとオイルシールが入荷しました。
これでほぼ新品になります。

リングは・・・・試しに取ってみるには金額が・・・・
そこで、困った時の某オークションサイトを見ていると、
格安のリングセットが出品されていました。
この金額なら、ダメでも大して損はありません。
思い切って落札。
加工無しで使えるとは思っていませんが、
小加工で使えればいいな。

また部品待ちの時間が出来てしまいました。
しかし、やる事はまだあります。
IMG_0925s211.jpg
IMG_0926s211.jpg
ネジ穴をタップでサラっておきましょう。
その他にもナンダカンダと雑用を済ませ、、、

リングが届きました。
何のリングを買ったのかは、色々な都合上書きませんが、
少々大きいのと、合口の形状が違いました。
グラインダーで削ってリングギャップを規定の数値に合わせ、
合口もヤスリを駆使して整形しました。
IMG_0932s211.jpg
上が元々の形状、
下が整形した後。
コレでコンプレッションも上がるでしょう。
調子良くなりますよ~

テーマ:旧車 - ジャンル:車・バイク

モトグッチ グッチーノ お洒落なイタリアン 其の弐

引き上げに行ったその場でもエンジンはかけたんですが、
もう一度エンジンをかけて、今度は少々乗ってみましょう。
ミッションの入りが悪いと言っていたのが、どの程度なのか?
確認もしないといけませんしね。

いざエンジンをかけようとして・・・・ちょっと戸惑いました。
キャブなんですが、
IMG_0978gu.jpg
チョークは・・・・・・どっちにしておくのが通常?
IMG_0979gu.jpg
「MARCIA」 「AVV TO」 
うん、解らないので確認しましょう。
エアクリーナー部分のカバークリップを外し、
金たわしの様なエアクリーナーを取り外すと、
IMG_0981gu.jpg
これが「MARCIA」
チョークが効いてない通常走行時。
IMG_0980gu.jpg
これが「AVV TO」
チョークを効かせた始動時。

問題解決、これでスッキリ。
では、エンジン始動。
チョーク効かせなくてもエンジン始動したんですけど、
キックすると偶にクラッチが滑りますね・・・・

試乗の結果ですが、オーナーさんが言われていたほどではないですね。
もっとガリガリいってギヤが入るのかと思ったんですが、
ガリガリいうのは一速に入れる時だけで、英車では良く有る感じ。
正常ではないのですが、全然ダメってほどではありません。

困ったな・・・・ミッションとなるとエンジン全バラでしょ、
全っ然ダメなら「やっちゃおう」って事にもなるんですが、
今のままではちょっと・・・押しが弱いですねぇ。

あと気付いた不具合といえば、アイドリングが続かない事。
これはエンジンが原因とはまだ言えませんし・・・・・
アラを探す訳ではありませんが、決定的な何かが有ればなぁ。

テーマ:旧車 - ジャンル:車・バイク

ラビット S211A エンジンO/H 其の六

これで取り外せる物は取り外しましたので、
各部の洗浄に入ります。
IMG_0891s211.jpg
何十年分かもしれない垢落としです。

ケース関係が終わったら、
シリンダーとピストン。
IMG_0892s211.jpg
新品かと言う位キズも何も無し。
結構な距離を走っているエンジンなんですけどね。
使っているオイルが相当相性良かったんでしょうかね?

使っているベアリング、オイルシールを取り外し、
IMG_0878s211.jpg
寸法を計って注文に出します。
幸い、ほとんどのシールと、全てのベアリングが取り寄せ出来ました。
下手に凝った物が使われていなくて助かりました。

恐らく、クランクのガタは、ベアリングのクリアランスが大きくなっていたからでしょう。
新しい物に交換すれば解決できるハズです。
これで調子も良くなるでしょう。
あとは・・・・見て頂いた通り、ピストンはキレイなので問題無いハズですが、
念の為にクリアランスだけでも測定しておきましょう。
ピストン/シリンダーのクリアランスは・・・・0.06mm
やっぱり問題無し!
リングは・・・・っと、
IMG_0893s211.jpg
エ゛!?
IMG_0894s211.jpg
わざわざ計測しなくても・・・・こりゃ大き過ぎでしょう。
一応計測してみますと、
1st・・・・0.6mm
2nd・・・・1.2mm以上


マニュアルによりますと、
基準値は共に0.2mm
限度値は共に1.2mm

1stはともかく、2ndは全然ダメじゃないですか。
リングだけでも交換しないと、
折角1次圧縮が良くなっても、宝の持ち腐れ。
リング・・・・・手に入りますかね?

テーマ:旧車 - ジャンル:車・バイク

«  | HOME |  »

プロフィール

バイク工房蔵

Author:バイク工房蔵
東京の八王子市でバイク屋をやってます。

基本的に70年代までの古めのバイクが好きです。
現行車はやりません!出来ません!!
ビックスクーターなんて見たくもありません。

こんな偏ったバイク屋なので、いつも経営の危機です。

ワタシ一人では何にも出来ませんが、
周りには頼りになる業者さんが居ますので、
お陰様でなんとかやっていってます。
感謝感謝!!

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

FC2カウンター

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する