2013-11

大事なのは・・・中身です。 C115 其の壱拾伍

結論は「言わずもがな」だとは思いますが、
ヘッドガスケットも元のモノを使いました。
結果、折角取り寄せて頂いたガスケットセットは・・・何も使いませんでした・・・。

無事にヘッドまで組み上がり、
ヘッドカバーに付いているロッカーアームを組みます。
ですが、ココにもサビの影響が及んでいましたので、
組む前にある程度サビを落としておきましょう。
IMG_0332c115.jpg
旋盤に銜えさせて、サンドペーパーで磨いていきます。
IMG_0335c115.jpg
う~ん、画像では違いが解り難いですね。
まぁ、見た目はそんなに変わらなくても、
ザラザラな手触りがツルツルになりましたので、これで良しとしましょう。
ロッカーシャフトが錆びているという事は、当然ロッカーアームも錆びている訳で、
IMG_0336c115.jpg
シャフトの入る穴を磨きました。
綺麗になったロッカーアームを組み付けて、
ヘッドカバーを締めます。

おっと、、、コレを忘れちゃいけません。
プッシュロッド、
IMG_0333c115.jpg
コレはINとEXで長さが違いますからね、要注意。
ん?
外した時は気付きませんでしたが、
EX側のプッシュロッド・・・・曲がってますね。
IMG_0334c115.jpg
丁度来店されたオーナーさんにも見てもらいましたが、
曲げ直すのも怖いので、ちょっと音が出るかもしれませんが、
とりあえずはこのまま組みます。
そのうち中古の良品でも出たら、ヘッドカバーを開けるだけですし、
その時に交換しましょう。

さぁ、タペットクリアランスもしっかりとって、
とりあえず組み終わりましたエンジン腰上。
IMG_0337c115.jpg
IMG_0338c115.jpg
やっぱりもう少し塗装の艶を消した方が良かったかも・・・
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利益は出るのか? メグロ SG 其の壱拾七

メインハーネスも新しくします。
ウチでも作れない事はないんですが、
1から作るとなると非常に値段が・・・・
予算がね・・・・もうキビシイので、

ウチの利益なんか考えたら、オーナーさんの希望する作業が出来なくなっちゃいます。
・・・・・・作るのも面倒ですしね。。。

なので、安く売っている所を知っていたので、そこから譲って頂きました。
安いからといって、ヘタな物ではありませんよ。
ちゃんとした実績の有るトコロです。
IMG_0408sg.jpg
各電装品も取り付け、
レギュレータ等のネジ穴も修正しつつ、、、
IMG_0409sg.jpg

IMG_0410sg.jpg
よし、エンジン搭載の準備が出来ました。
やり始めたら早いんですよ。
部品の準備さへね・・・まぁ、こればかりは仕方有りません。

車体の準備は整いました。
2ヶ月以上放置していたエンジンをちょっとクリーニング。
IMG_0411sg.jpg
車体はバッチリ綺麗になっちゃいましたので、
エンジンの何もやってない感が際立ちますね。

250のシングルとは言え、そこそこの重量がありますから、
ちゃんと準備運動とストレッチをしてから搭載に臨みます。
キレイにしたフレームを傷付けないように・・・・・
IMG_0412sg.jpg
エンジンが載ると「ココまで来たか!」感が湧いてきます。
この先・・・どんな落とし穴があるのやら。

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大事なのは・・・中身です。 C115 其の壱拾四

組立入りま~す。
前述したように、ピストンは0.5オーバーサイズが入っていて、
IMG_0325c115.jpg
クリアランスもボーリングしたてのような状態でしたので、
ここは問題無く、
IMG_0326c115.jpg
ピストンを組んで、
予め切り出しておいたベースガスケットを使ってシリンダーまで組みました。

さて、ここで問題になるのが・・・・
シリンダーとヘッドの間に挟むOリングです。
出来る事ならゴム関係は新品に交換したいところです。
・・・・・しかし・・・・・新品が出ません。
3つの内2つは出るんですが、1個が出ないんですよ~。
何か代用品が有るのかもしれませんが、そのノウハウが無い!!

某オークションで出品されているモノを買ってみました。
IMG_0327c115.jpg
made in japan とは書いてありましたが、恐らく違うでしょう。
どこぞの外国製だと思います。

その証拠に、
IMG_0328c115.jpg
IMG_0329c115.jpg
イマイチしっかりとハマらない・・・・
まぁ、これ位なら締め付ければ大丈夫かなと思ったんですが、



全然ダメですね、使い物になりません。
プッシュロッド部Oリングのカサが高くて、
オイルラインのOリングまでヘッドが接触しません。
これではオイルダダ漏れですよ。

仕方有りません、ここは使っていたOリングを再利用しましょう。
恐らくまだ使えるはずです。
変な外国製よりよほど信頼出来ます。

そしてヘッドガスケット。
これもオーナーさんが入手した自称日本製のガスケットセット、
その中に入っているモノを使おうと思ったんですが、
IMG_0331c115.jpg
↑コレがセットに入っていた新しいガスケット。
IMG_0330c115.jpg
↑コレが使っていたガスケット。



皆さんならどちらを使いますか?
・・・・ワタシは元のガスケットを再利用しました。

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利益は出るのか? メグロ SG 其の壱拾六

リヤフェンダーを取り付けます。
そう言えば塗装部品を公開するのは初めてですね。
オーナーさんとも相談し、
仲介になってくれた「ミヤシタモータース」さんとも協議を重ねた色をご覧下さい。
どうぞ!
IMG_0400sg.jpg
実際の色は、メタリックグリーンといいますか・・・・
いい色なんですよ。
ブリティッシュ・レーシング・グリーンも考えたんですが、
ちょっとオーナーさんの意向とは違うようで。
この色に落ち着きました。
予算に余裕が有れば、ラインの一つでも入れたいトコロでしたが、
ど~考えてもそんな予算は出ませんでした。

そうそう、この塗装をしてくれた業者さん、
普段は4輪をメインにやっているらしいんです。
そんな訳で、4輪の世界では普通の事なのかもしれませんが、
2輪の塗装業者さんで、ここまでやってくれる業者さんはなかなか居ないのでは?
IMG_0401sg.jpg
裏側に錆止め塗装もしてくれました。
詳しい値段は言えませんが、ここまでやって頂いて驚きの値段!!
ありがたや、ありがたや。

フェンダーステーも取り付けて、リヤフェンダー取り付け。
IMG_0402sg.jpg
うんうん、イイ感じじゃないですか?
続けてフロント周りも組みましょう。
まずフロントフォーク、
IMG_0403sg.jpg
あ!
忘れていました。
ステムベアリングが流用品なので、ちょっと厚いんです。
その為、トップブリッジを取り付けると・・・・
IMG_0404sg.jpg
これだけ隙間が開いちゃうんです。
この隙間をどう埋めるか?
IMG_0405sg.jpg
厚手のゴム板を切り抜きました。
こうすれば、
IMG_0406sg.jpg
問題解決!!

フロントフェンダー、前輪を取り付けて、、、
IMG_0407sg.jpg
どや!

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大事なのは・・・中身です。 C115 其の壱拾参

落胆の真実から一夜明け、
気を取り直してエンジン組みを続けます。
クラッチの件は、オーナーさんに見て頂いてから進めますので、
とりあえず腰上を先に組みましょう。
IMG_0313c115.jpg

蛇足ではありますが、ココだけはしっかりと確認しておきましょう。
IMG_0314c115.jpg
バルブを動かす為のギヤと、クランクのギヤの合わせマーク。
これさへ合わせておけば、あとは難しいことはありません。
OHVシングルは簡単でいいですね。

先にヘッドを組んでしまいましょう。
IMG_0315c115.jpg
今回はヘッドもしっかりとやって頂きました。
バルブガイドも作り直してもらいましたので、
良いエンジンになるハズです。
IMG_0316c115.jpg
IMG_0317c115.jpg
因みに、このエンジンにステムシールは付いていません。
OHCになっても、排気側に一応シールのような物が付いているだけなので、
必要は無いでしょう。
付けようと思えば、バルブガイドを作る時に言っておけば付けられたと思いますけどね。

では、組んでいきます。
ピストンを取り付けて、シリンダーをのせて・・・・・
なんでしょう?
何か嫌な予感がしました。

試しにシリンダーだけのせてみました。
IMG_0318c115.jpg
IMG_0319c115.jpg
なんや?この隙間。
これはダメですね。
よかった、予感的中。
色々とやってしまった後に発覚しなくてよかったです。
原因は・・・・
IMG_0320c115.jpg
このスタッドの根元に溜まっている・・・・
錆?ガスケットの残り?ゴミ?でした。
4本の根元をキレイに掃除して、
改めてシリンダーをのせてみます。
今度はバッチリ。
今度こそ腰上を組み上げますよ!!

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委託販売 ホンダ SL90 横置きエンジン

久しぶりに委託販売車両の紹介です。

1964年 ホンダ SL90です。
IMG_0760sl.jpg IMG_0761sl.jpg
1年ほどしか生産されなかった、横置きエンジンのSL90ですので、
そうそう出てくる車両ではないと思います。

今年の6月までは元気に走っていましたが、
オーナーさんの体調不良につき、それ以降はエンジンもかけていません。

トラブルがあって乗らなくなった訳ではないので、恐らくバッテリーの交換、
キャブのO/H位で復活すると思います。
時間があればエンジンがかかる位まではやってみようと思っています。

過去にウチでエンジンもやっていますし、
気になる方は過去の記事を漁ってみて下さい。

パッと目に付く欠点は・・・・
IMG_0762sl.jpg
レバーの先端折れ。

IMG_0763sl.jpg
右ミラー割れ。

IMG_0764sl.jpg
シートがご覧の通り。

IMG_0765sl.jpg
トップブリッジにクラック。

こんなところでしょうか?
今年の別冊モーターサイクリストにも載りました。
IMG_0766sl.jpg
IMG_0767sl.jpg

値段は10万前後ですかね。
11月30日まで待って、一番高値を付けてくれた方に譲ろうと思います。
車両は既にお預かりしていますので、現車が見たい方は来て頂ければ見れます。

何か質問等有れば、直接メール下さい。
xstx650@sirius.ocn.ne.jp



本日、11/21にエンジンかけてみました。
予想通り、バッテリーの充電と、キャブの簡単な掃除でスグに復活しました。
ナンバーが無いので試乗は大して出来ませんが、
店の周りを走る位は問題有りませんでした。
そのままアイドリングさせていても止まる気配もありませんでしたし、
エンジン自体は調子良さそうです。

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利益は出るのか? メグロ SG 其の壱拾伍

メインフレームの登場です。
IMG_0393sg.jpg
ウチで粉体塗装に出すのって初めてなんですよね。
さてさて、どんな仕上がりなのか?
IMG_0394sg.jpg
ほうほう、イイっすね。
今まではフレームを塗るとしても、普通に塗装屋さんに塗ってもらうか、
自分でハケ塗りする、しかやった事がなかったのですが、
それだとスグに剥がれちゃうんですよね。
もっと粉体塗装で色んな色が付けられたらいいんですけど、
今はそんなに色の種類が無いので、こういった黒のフレームなんかはいいんですが、
以前やったYA2のように、特殊なオリジナル色とかだと普通に塗るしかありませんからね。
ボルトを締める時なんか結構気を使うんですよアレ。
今回はそんな心配要りませんからね♫

まずはステムベアリングを打ち込みます。
IMG_0395sg.jpg
この状態だと打ち込みが楽でイイです。
IMG_0396sg.jpg
トップブリッジと三つ又も粉体塗装しましたからね、キレイに仕上がりますよ。
ただ・・・・・塗装をするとよく有る事なんですが、
塗膜の厚みでボルトやナットが入らなくなったりするんです。
今回もこればかりは仕方ありませんね。
入らなくなってしまった部分はサンドペーパーで塗膜を削り落とし、
どうにか入るよう調整します。



そんなこんなで、ステム周り、スイングアーム、センタースタンドを仮付け、
ジャッキも併用してフレームを支えつつ・・・・
IMG_0397sg.jpg
(フレームにタイヤを置いてあるのは、重量が無くて安定しないからです。)
(決して粗末に扱っている訳ではありません!!)


では、車体を安定させる為にも、後輪を取り付けます。
それに合わせてリヤサスペンションとリヤフェンダーも取り付け開始。
まずはサスを・・・・??????
元々純正のサスでは無いので、取り付けはちょっと難が有るんですが、
IMG_0398sg.jpg
この取り付け部分から歪んでますね。
道理で取り付けボルトも偏摩耗している訳です。
ここら辺、塗装に出す前によく確認しておけばよかったんですが、
いろいろ事情が有って『ブゥワァ~~~~』っと取り外ししたので、
全くこんなん確認しませんでした。
失敗!!

仕方無い、このままではどうやっても取り付けは厳しいので、
ボルト穴を長穴に加工して取り付けましょう。

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大事なのは・・・中身です。 C115 其の壱拾弐

下地処理が終わりましたので、サクッと塗装。
これって元はツヤ有り?それともツヤ無し?
とある雑誌の写真を見ると、若干ツヤ消しのようですが、
メーカー出荷時からそうなのか?
その車輌のオーナーさんの趣味なのか?
当時を知らない身にしては知る術がありません。

・・・・・・ちょこっとツヤ消しにしておきますか。

塗装はこれで完了。
いよいよ組み始めましょうか。

ケースにクランクを挿入、
苦労して解明したミッションを組み込みケースを閉じます。
IMG_0281c115.jpg
念の為にココで確認。
クランクがスムーズに回るか?
ミッションは正常に切り替わるか?
・・・・・クランクはOKなんですが、
ミッションがイマイチ、、、、あれ?こんなんじゃなかったのに、、、、
でも、ま、まぁエンジンが回ればきっと上手く入るでしょう。

この調子で一気にエンジンを組んでしまいましょうかね。
次はクラッチを組んでしまいましょう。
IMG_0282c115.jpg
っと思いましたが、研磨しないと使い物になりませんね。
そんな訳で定盤にて研磨します。
シリンダーの時にも書きましたが、結構シンドい作業です。
IMG_0283c115.jpg
でもキレイにはなりました。

そしてこの張替えに出していたクラッチ板。
IMG_0284c115.jpg
これでクラッチはバッチリです。
ちょっと組むのにコツは要りますが、そんなに難しいモンじゃありません。
ん?
あれ?!
ナニコレ???

IMG_0285c115.jpg
クラッチ板がハブにハマらない!!!
IMG_0286c115.jpg

分解する時にちゃんと確認しなかったので定かではありませんが、
クラッチがおかしかったのはこの所為?
当初からちゃんとハマっていなかったんでしょうか。
これはクラッチ板側の歯を少々削らないといけません。



なんでしょう。
ひょっとして部品が違うんでしょうか?



一気にやる気が無くなりました。
夜のうちにエンジンを組んでしまうつもりでしたが、
もう今日は終わり!

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利益は出るのか? メグロ SG 其の壱拾四

フロントフォークを組立てましょう。

今回、オールペイントしたんですが、
オーナーさんからの指定は「緑色ベースに」って事だけでしたので、
配色やタンクのラインを入れるかどうか?ラインの色は?
等々、その他の事はこちらに一任されました。
で、悩んだのが何処までを緑ベースの塗りにするか?
という事。
当然ガソリンタンクや、サイドカバーは塗りですが、
フロント周りは?
ヘッドライトケース、ライトステー、フォークカバーにボトムケース。
塗ろうと思ったらコレだけの点数がある訳ですが、
これらを塗りに出すと金額が・・・・・
というのもありますが、そこまで全部塗りにすると『しつこい』かな?

って訳で、フロント周りはフレームと同じように粉体塗装にしました。
IMG_0367sg.jpg
イイっすね、粉体塗装。
自分で黒く塗ってもパッと見同じようには塗れますけど、
ちょっとした事で塗装が剥がれちゃったりしますから、コッチの方が安心して作業が出来ます。

フォークシールは「ヨシカワオート」さんから調達。
IMG_0369sg.jpg
コイツをメッキに出したフォークシールケースに打ち込んで、
ボトムケースにねじ込みます。
IMG_0370sg.jpg
片方は問題無く出来たんですが、もう一方。
ボトムケースにねじ込めません・・・・・
そういえば、外す時も結構無理矢理外したような記憶が・・・・・
IMG_0371sg.jpg
IMG_0372sg.jpg
口が歪んでいるんですね。
どうやって修正しますか、、、、なにか適当な鉄パイプでもあれば、、、、、
あ!
コイツにしましょう。
IMG_0373sg.jpg
ハンマーの丸い部分を使ってチョコッと板金。
メッキが剥がれないように、、、、まぁ、そこまで変形はしていませんが。

よし、ちゃんとねじ込めるようになりましたよ。
この後は特に問題も無く、、、、いや、一つありました。
部品が片方欠品していたんです。
IMG_0385sg.jpg
右が正規の物。
左が代わりに用意した物。
内径は少々違いますけど、外径を旋盤で削ってサイズを合わせました。
これで用は足りるでしょう。

やはり只組むって訳にはいきませんね。
これからの工程が思いやられます。

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大事なのは・・・中身です。 C115 其の壱拾壱

ウッドラフトキーの作成なんですが、
難航しています。
一体何個作成に失敗した事か・・・・
それでも、ちゃんとハマる物が一応出来まして、
これが使用に耐えるかどうかは・・・・・・・・使ってみないと解りません。
エンジンをかけた途端、砕け散る可能性も。。。。。
不安の種は尽きませんが、とりあえず先に進みましょう。

コレで腰下は組む事が出来るわけですが、
腰上の準備もしておきます。
まずはガスケットの切り出し。
IMG_0266c115.jpg
コレはもう書く事はないですね。
いつもの事です。

そして、シリンダーとヘッドカバーをブラストします。
クランクケースは綺麗にしましたし、中身もこれだけリフレッシュしますので、
外観もそれなりにしたいなというワタシの我侭です!
まずはマスキングしないとねぇ~

・・・・・こ、これは!?
ちょっと気になるモノを発見してしまいました。
IMG_0259c115.jpg
シリンダーライナーの上部、ヘッドと合わさるトコロ、
IMG_0260c115.jpg
ちょっと気になる傷痕?凹み?
この位であれば、圧縮漏れが顕著に出るというレベルではないと思いますが、
長く使っていれば、小さなホコロビも大きくなる可能性があります。
塗装前に処理しておきましょうか。

IMG_0261c115.jpg
定盤にて面研を、、、、
IMG_0262c115.jpg
意外と深かった・・・
作業していたのは夜中とは言え、熱帯夜。
コレって結構重労働(?)だったりするんですよ。
変に筋肉を使うんですよね。。。。
汗を垂らしながらやった成果です。

翌日、ブラストをやる為のマスキングを施し、
IMG_0263c115.jpg
IMG_0264c115.jpg

粗目の砂でブラスト。
IMG_0265c115.jpg

何時になったら『組み』に入れるのやら。

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利益は出るのか? メグロ SG 其の壱拾参

やっと来た~~~~~~!!
今回は待ちましたね。
IMG_0015sg.jpg
ステンレス製メグロSGスポークセット。
これで組みに入れます。

他の塗装物は上がって来ているので、
ホント、これ待ちだったんです。
車輪が組めないと、他を組み立てても動かせませんからね。
これでガンガン作業が進みますよ。

まずはちょいとリムを磨きます。
リムもメッキに出すか悩み所だったんですが、
予算がね・・・・・・磨けば光る程度の錆だったので、ココは予算温存しました。
スチールウールで磨いてあげれば・・・・・うん、キレイキレイ。
新品スポークと組み合わせても見劣りしたりしません。

IMG_0017sg.jpg
いつも通り錆止め塗装を内側に施して、
IMG_0018sg.jpg
スポークを組んでいきます。
内掛けを軽くニップルで締めて、外掛けを掛け、
徐々に締め込んでいきます。



ん?
あれ?このニップルだけ締まらない・・・
おかしいな?




アカン・・・スポークのネジ山がおかしい・・・・
うわ~、ホンマかいな~、やっと組めると思ったのに。。。。。
スポークのねじ山は、普通のネジとは作り方が違う為、ダイスで切り直す事が出来ません。
専用の工具が必要なんですが、そんな物持っていません。
仕方なく、この一本だけを送り返してネジを切り直してもらいます。
恐らく、スグに送り返してくれるとは思うんですが、
他にもお待ち頂いている車両がありますので、悠長に待ってなんかいられません。
予定を変更して、先に他の車両をやってしまいましょう。



ちょっと手を出した車両に手間取り、だいぶ先送りになってしまいました。
SGの組立作業を再開します。
スポークは無事に組み上がり、車体の作業待ちだったんですが、
やっと形になっていきますね。

粉体塗装して頂いた部品を集めてみましょう。
IMG_0364sg.jpg IMG_0365sg.jpg
なかなかに部品点数が多いです。
これにメインフレームでしょ、
外装品は別に塗装に出しましたし、
非常に金がかかりました。。。。

塗装でお金をかけましたので、
メッキはケチりました。
IMG_0366sg.jpg
今回メッキはコレだけ。
まぁ、メッキ部品の点数自体が少なかったのもありますが、
基本ボルト関係は特殊な物しか出していません。
交換しちゃった方が安いでしょう。

よし、今度こそガンガン組んでいきますよ。

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大事なのは・・・中身です。 C115 其の壱拾

これでやっと腰下の組付に入れます。
オーナーさんもお待ちでしょうし、ウチもお金が無いので、
サクッと組んでお金をもらいましょう。

実は、結構前にクランクは内燃機屋さんから帰って来ていまして・・・・
ミッションの改善待ちだったんですよ。
クランクはですね・・・・見事に直して頂きました。
何と、コンロッドを新品にして頂いて、
抜けなくてそのまま送ってしまったピンが有るんですが、
(タイミングギヤの位置決めピン)
これも作り直して頂きました。
            大感謝!!!

やっぱりベテランの内燃機屋さんはスバラシイですね。
想定以上の仕事をしてくれます。
IMG_0256c115.jpg
ベアリング、クランクピン、大端ベアリング、コンロッド、位置決めピン
これだけ新品にすれば、もう問題無いでしょう。
コレがその位置決めピンなんですが、
IMG_0257c115.jpg
まさか作り直してくれるとは思っていなくて、なにか代用品を探さなくては・・・・と思っていたんです。
いや~、手間が省けて非常に助かりました。
では、タイミングギヤを取り付け・・・・・・・・・・・ハマりません。

IMG_0258c115.jpg
コレがタイミングギヤなんですが、、、、内燃機屋さんに失礼が無いようにと、
外せるものは外して送ったんです。
流石の内燃機屋さんも、ハマる相手が無いとピタッとハマる物は作れませんよね。。。。

まぁ、ハマらないとは言っても、コンマゼロ何ミリかの誤差なので、
あとはウチでヤスリを使って少しずつ削り、ハメ合わせればいいだけです。



これだったら、タイミングギヤも一緒に送るべきでしたね。。。失敗!
やっと組めると思ったのに、こんな所で時間を喰ってしまいました。


ああ・・・・まだクランクを組み込めませんでした。
コレコレ、IMG_0278c115.jpg
ウッドラフトキーを作らないと。
おそらく、元々付いていたキーは、本当に適当なモノを付けたんでしょう。
IMG_0268c115.jpg IMG_0269c115.jpg
これでは、ローターがかろうじて引っかかる程度なので、
絶対に長くは持ちません。
オマケにガタが有るまま使っていたんでしょう。
クランク側の溝も、ローター側の溝も変形してしまって、
いびつな形のキーを作成しないといけません。
果して、こんな小さな部品を上手く整形出来るんでしょうか?

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カワサキ B1 2サイクル独特の・・・ 其の四

早速クランクシールを交換しましょう。
IMG_0161b1.jpg
Oリング関係も新品に交換。
付いていなかった部分も今回はちゃんと付けますよ。
IMG_0162b1.jpg
いやぁ~、本当に部品が出るというのは楽ですな。
ヤマハのYA6もほとんど部品は出ましたし、
やはりこのタイプの実用車ってスバラシイですね。
まぁ、H社なら実用車でも部品は即効無くなるんでしょうけど。

ヤマハの場合は解りませんが、カワサキの場合、
タイカワサキが頑張ってこういう車両の部品を作っているんでしょう・・・・きっと。
現地では今も乗られているらしいですからね。


ここから下は、代車の時にも書いた事で重複しますが、
他に書く事もないので一応書いておきます♫



そのタイカワサキから部品を取っているんでしょうが、少々部品が揃うまでに時間がかかりました。
このクラッチ板がそうでした。
代車の(KC125)クラッチ板を交換した時は、まだパーツリストを持っていなかったので、
部品屋さんに「もう部品は無いです」って言われたのをそのまま信じて、
張替えに出してしまったので解らなかったのですが、
IMG_0163b1.jpg
新旧を比べてみてちょっと疑問????

IMG_0164b1.jpg
クラッチ板の歯の部分が強化されているんです。
ちゃんと考えて強化されていれば、何の問題も無いんですけど・・・・・
ちょっと厚くし過ぎちゃう?

クラッチ板の全厚が4.0mm
歯の部分の厚みが3.5mm
と言う事は・・・・・・・よく考えて下さいね。
使えるフリクション材の厚みが0.5mm
しかし、これは両面フリクション材なので、実際は0.25mm
・・・・・・・・・・大丈夫なの?これ。。。。。。。。。。。。

因みに、代車用に張替えしてもらったクラッチ板は、
全厚:4.3mm
歯の厚み:2.0mm
となっております。


取り寄せたクラッチ板を使うと、直ぐにクラッチが滑るようになるか、
異音が出て来そうですが、純正部品番号で出て来た部品ですからね・・・・・
仕方有りません。
折角取り寄せたんですし、暫くは古いクラッチ板より使えるでしょう。
問題が出て来たらその時に対処しましょう。

IMG_0165b1.jpg
組み上げて、オイルポンプのエア抜き代わりに混合ガソリンでしばらくアイドリング。
オイルポンプはもちろん全開待機。
IMG_0166b1.jpg
オイルポンプからのオイル漏れも・・・修理・・・出来てると思うんですが・・・・

ギヤオイルを入れて試乗。
白煙も許容範囲。
良かった・・・この程度で直って。。。

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大事なのは・・・中身です。 C115 其の九

念の為に調べました。
C110やC115のパーツリストでは、既に使われていない部品番号な為、
検索が出来なかったのですが、
CS90やCL90の、ごく初期型がコレと同じようなガイドピンを使っています。
これなら部品番号も今のものと同じなので、無いとは思いますが、
念の為にメーカーに在庫確認をしてみます。

返答を待つ間、
IMG_0115c115.jpg
ガソリンタンクを錆取りします。
実は、この前にオーナーさんに来て頂いて、
中途半端な剥がれかけのコーティングを剥がすべく、
ボルトやチェーンを入れてガッサガッサ作業をして頂きました。
タンクが小さいとはいえ、結構腰に負担のかかる作業なんです。
オーナーさん、ご苦労様でした。
全部は流石に剥がれませんが、簡単に剥がれてしまうモノは剥がれたでしょう。
もうこれ以上は・・・・・何かあった時に考えましょう。

そうそう、この時にガソリンコックが使い物にならない事が判明。
錆取り時には完全にガソリンコックを殺して挑みました。
純正では部品出ませんので、後で外品を注文しておきましょう。

そう思って某オークションサイトを見ていると・・・・・・
あれ?これ・・・ガイドボルトが出品されていますね。
これは確実に落札しなければ!!


結局、メーカーからは部品は出ませんでした。
(まぁ、出たら出たで、そっちの方が驚きですけど)
でも、落札は出来ました!
IMG_0196c115.jpg
競合するかと思ったんですが、意外とワタシ以外は入札者がいませんでした。
・・・・・・ひょっとして・・・・代用品があるんでしょうか?
まぁ、そんなに高額ではなかったので良しとしましょう。
IMG_0197c115.jpg
デッドストックの新品ですよ。
これで良くなる・・・・・・予定です・・・・・・・

早速組み付けて試してみましょう。



格段に良いですね。
これなら大丈夫でしょう。
若干渋さは残りますが、エンジンをかけてシャフトが回転していれば、
それも解決するレベルだと思います。

それでは、この作業もやらないといけませんね。
ロックワッシャーの作成です。
適当な鉄板が有ればよかったんですが、
生憎、手元には厚い鉄板しかありません。
2~3mmの鉄板では作れませんからねぇ~


何か無いか探していると、ステンレスの丁度良い厚みの板を見つけました。
・・・・・ちょっと加工はやり難いですが、これでやってみましょう。






流石にステンレスは硬かったです。
金切狭で大雑把に切り出したら、
あとはヤスリで成型しました。
IMG_0254c115.jpg
まぁ、使えるレベルなのでこれで勘弁して下さい。
これでも相当作成時間がかかっているんですよ!!
IMG_0255c115.jpg

これで次回からはエンジンを組む段階に入れますね。

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カワサキ B1 2サイクル独特の・・・ 其の参

この程度の作業、部品さへ揃えば1日で終わる!!
っと思って作業を始めたんですが・・・・・
思わぬ伏兵が居ました。

工具を作成しないとこの先には進めませんね。
多分、あのギヤ自体がナットになっていると思うんですが、
正ネジなのか逆ネジなのかも解らないまま、
工具の作成に取り掛かります。

まずは、いつも通りに適当なソケットをサンダーで加工します。
ところが、なかなかジャストなサイズのソケットが見つかりません。
ソケットの大きさと、加工後の強度を考えると、、、、ちょっとイイ物が見つかりません。
妥協して加工したソケットは・・・・・
インパクトで回した途端、見事強度不足でひしゃげました。
結構時間のかかった工具作成時間が水泡に帰しました。

やはり、インパクトを使うのに普通のソケットでは荷が勝ち過ぎました。
それに、普通のボルト用ソケットでは、加工後の強度がどうしても不足します。
ウチの特殊工具箱を開けて、何か良い物がないか探していると、
IMG_0153b1.jpg
なんだか良さそうな工具を発見!

何の為に買った工具だったか忘れましたが、
忘れる程使わなかったという事は、今後も使う可能性は低い!
そう判断致しまして、
IMG_0158b1.jpg
加工しちゃいました。
これなら強度は申し分無いはずです。

工具は出来ました。
あとは正ネジか?逆ネジか?
・・・・・おそらく・・・・正ネジ・・・・・
いってみよう!

うう、、、、、外れた。
IMG_0159b1.jpg
2日がかりの作業が報われた瞬間です!!

これで晴れてクランクシールの交換が出来ます。

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大事なのは・・・中身です。 C115 其の八

数日、他の車両もやりながら、
もっとミッションの入りが良くなるように試行錯誤したんですが、
どうしてもイマイチ・・・・良い時はイイんですが、
「いけるかも?」なんて思った途端、
ガチっとハマってしまい、ミッションが全く動かなくなってしまって、
結構な力でガッツンガッツンシフトペダルを操作しないと、
全然動かなくなってしまうんです。
おそらく、引き上げて来た時にミッションが動かなかったのはコレですね。

何故こんなに引っかかる感じが有るのか?



シフトドラムでしょうか?
若しくは、シフトフォーク。
確かに、シフトフォークは偏摩耗しているんです。
もしコレだとしたら、もうデッドストック新品を探すか、
良品中古を探すしか手はありませんので、
シフトフォークは考えから外しておきましょう。
っとなると、ドラム本体とガイドピンですね。

ドラム部分を分解してみましょうか。
・・・・・・・何故今までココを分解しなかったのかというと、
ガイドピンをロックワッシャーで留めているでしょ、
分解の為にロックワッシャーを広げてしまうと、、、、
おそらくもう再利用は出来ないでしょう。
部品が有るのならいいんですが、無いですよ、こんな部品。
そんな理由で、出来る事なら触れずにいきたいトコロだったんですが、
もう他に考えられません。
いってみましょう!

IMG_0083c115.jpg
やっぱりコレっぽいですね。
画像では解りませんが、結構バリというか、、、エッジが立っているんですよ。
表面もちょっとサビが付着していたり、ザラザラな触感なので、
エッジはヤスリがけして、表面はサンドペーパーでツルツルにしておきます。
IMG_0251c115.jpg
IMG_0252c115.jpg
結構苦労してやったんですけどね、
やっぱり画像ではほとんど見分けが付きませんね。

しかし、これでミッションの入り具合が確実に良くなりました。
・・・・・・・でもまだです!
そうなるとコレですな。
IMG_0084c115.jpg
ガイドピンの摩耗。
これも部品は出ないでしょうね。
何か代用品が有るんでしょうか?
部品が有りそうなOHCエンジンになると、全然違う部品になっちゃうんですよ。



おそらく、旋盤屋さんに頼めば作成してくれると思うんですが、
どうでしょうね?

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バイク工房蔵

Author:バイク工房蔵
東京の八王子市でバイク屋をやってます。

基本的に70年代までの古めのバイクが好きです。
現行車はやりません!出来ません!!
ビックスクーターなんて見たくもありません。

こんな偏ったバイク屋なので、いつも経営の危機です。

ワタシ一人では何にも出来ませんが、
周りには頼りになる業者さんが居ますので、
お陰様でなんとかやっていってます。
感謝感謝!!

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