2013-06

初イタリアン? モトモリーニ 125H 其の伍

これで解決かと思ったんですが、
アイドリングが続きません。

どーしたんでしょうね。
新たな問題が・・・・・
キャブですかね?
ちょいとイジッテみましたが、症状に変化はありません。

2サイクルならマフラーの詰まりを疑うんですが、
4サイクルではそんなに詰まる事も無いでしょう。
ん~~~~
IMG_9559mori.jpg
ガソリンが濃い感じではないので、
IMG_9560mori.jpg
ガソリンの落ちが悪いのかな?
そうなるとまずやるべきは、、、
IMG_9561mori.jpg
タンクキャップの詰まりの確認です。
IMG_9562mori.jpg
キャップを外してエンジンを始動してみます。



キャップではなかったようです。

ですが、ガソリンは十分に入っているんですが、
ホースを外し、コックをONにしてもガソリンが出て来ません。
"R"にすれば出て来ます。
IMG_9563mori.jpg
と言う事はコックがダメなんですね。
念の為、別タンクにてエンジンをかけてみたトコロ、
IMG_9564mori.jpg
アイドリングも安定します。

ガソリンコックの掃除位で復活すれば嬉しいなぁ~
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帰国子女 YDS3-C 其の弐

まぁまぁ、ワイヤーを作る事には慣れているんですけど、
今回は時間がかかりましたね。
間にアジャスターを挟んだ為に、アウターの本数も多かったですし、
一々採寸の為に取り付けて、取り外して、を繰り返しましたのでねぇ~
IMG_95743c.jpg

アジャスターも、元の物は傷んでいましたし、アウターのエンドキャップが取り付けられないんですよ。
ですから、手持ちのアジャスターで、エンドキャップが取り付けられる物に交換しました。
そして、上の画像でチョット見切れていますが、
オイルポンプを動かしていたワイヤー、
IMG_95753c.jpg
応急処置なら仕方ありませんが、う~ん、、、、外人の感性ですね。
理解し難い。


っと、着々と作成を進めていたんですが、唐突に愛用のハンダゴテがツブレました。
IMG_95763c.jpg
何とか修理を試みたんですが、調査の結果、電熱版がイカレてしまったようで、
近所のホームセンターで同じ物を買いました。
開業してから揃えた道具なので、約7年間ありがとうございました。
でも、スグには捨てません。
新人君が壊れた時に、何か部品が使えるかもしれません。
老兵には骨の髄まで働いてもらいましょう。


IMG_95773c.jpg

IMG_95783c.jpg
やっとアクセルワイヤーが出来上がりました。
最後に、左右の同調をとって、
IMG_95793c.jpg
エンジンをかけてみましょう。
問題無さそうなら速攻試乗です。

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初イタリアン? モトモリーニ 125H 其の四

配線図の解読は・・・・後回しにしておきましょう。
でも、そうなるとなぁ~
電気関係で他にチェックするとなると、
各ギボシの接続状態位ですかねぇ。

何処か接触不良を起しているギボシはありませんか~っと。



大丈夫そうですね。
どこも怪しいところはありませんでした。
念の為にエンジンをかけてみましたが、
当然変化はありません。
不調のままです。

う~ん、やっぱり解読しないとダメですかねぇ。
もしくは、正常な事が証明されているイグナイタユニットが有れば、
それと交換してみて・・・・
こんな事が出来れば苦労は無いんですが、
無い物は仕方ありません。

しかし、いざという時の為に目星は付けておきましょうかね、
国産で、125cc位の排気量、6V電装、4サイクル、
難しいなぁ~、6V電装だと大体ポイント点火ですよねぇ~、
ホンダのジャズが有力候補でしょうか? 50ccですけど。

ユニットを交換してみるのは最終手段です。
他に可能性の有る原因を考えましょう。
電気で考えると、やっぱり配線が気に入らないんですよね。
この無駄の多いヘンテコな配線。
やっぱり配線図を解読しようかな、
今後の事もありますしね。
そんな事を思って配線図を見ていると・・・・・・・・
プラグキャップとハイテンションコードって交換していないですよね。

でも、スパークテストは問題なかったので、
「これの可能性は十中八九無いでしょう」
そう思いながらも交換してみました。
バルるるん、バルンバルン・・・バルバルバルバル・・・・・
アレ?
何だか良さげ。。。。。
IMG_9557mori.jpg
コイツだったのか!!!!

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帰国子女 YDS3-C 其の壱

良い車両が入庫して来ました。
以前の「多摩クラ」にも参加頂いた車両なんですが、
その時からイマイチ調子が良くなかったらしく、
「入庫出来るようになったら連絡してくれ」と言われていたんです。

どうやら、当時から輸出向けにしか造られていなかったようで、
国内未発売の希少モデルです。
その名も・・・・YDS3-C
IMG_95683c.jpg
IMG_95693c.jpg
なかなかカッコイイですよね~。
見ている分にはYDS3と大差無いのかな?と思いますが、
実際に跨ってみると、思っている以上にマフラーの張り出しが大きくて、
足の長い欧米人向けのバイクだなと思ってしまいます。


今回の病状ですが、
どうやらクラッチが滑っているようで、
坂道等でエンジンの回転は上がるらしいのですが、車体は進まないと・・・・

まぁ、症状を聞く限りでは十中八九クラッチの滑りでしょう。
オーナーさんもクラッチの調整はしたが、クラッチ板自体はノータッチだと言っていましたので、
発売当時が‘66年頃ですから、その頃からのクラッチ板だとしたら、
そんなに距離を走っていないとしても、不具合が出て何の不思議も有りません。

それともう一つ、ワイヤーの交換です。
クラッチワイヤーとアクセルワイヤーの交換です。
ワイヤー自体はオーナーさんの持ち込みなので、そのまま使えるんだとすれば楽勝。

まずは現状を知る為に、何も手を加えないまま試乗してみたかったんですが、
オーナーさんがワイヤー交換をやっている最中に入庫の連絡をしてしまったようで、
まずはアクセルワイヤーを交換しないと試乗する事が出来ません。
IMG_95703c.jpg
と、言う事でシートとタンクを外し、、、、タンク外し難いなぁ~
例の左右連結の為のガソリンホース・・・・コイツ・・・・嫌いです。

おや?
問題発見。
IMG_95713c.jpg IMG_95723c.jpg
一本引きのワイヤーを、左右のキャブとオイルポンプ用のワイヤーに分岐させる筒なんですが、
アウターワイヤーを収める部分が割れています。
ムムム・・・・一応部品を探しましたが、有りません。
仕方無い、気は進みませんがコレを使うしかありません。

オーナーさんが持ち込んだワイヤーなんですが・・・・・・・
IMG_95733c.jpg
上の灰色が元のワイヤー、下の黒いのが持ち込みワイヤー。
全然長さが違うじゃないですか。
本当にYDS3用のワイヤーなんですかねぇ?
これは一から作らないとダメですね。

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初イタリアン? モトモリーニ 125H 其の参

エンジンは、、、、大丈夫だと仮定しましょう。
キャブも問題は無いハズ、
キャブの不調であの症状は出ないでしょうしね。
そうなるとやっぱり・・・
当初の見当通り、電気でしょうね。

困ったなぁ~
ポイントモデルじゃないってトコが今回のアキレス腱ですよね。
イグナイターユニットがツブレていたら、、、、厄介です。



まだユニットがツブレたと決まった訳じゃありません。
配線を確認してみましょう。
IMG_9553mori.jpg
あ~あ、
やる気の無くなる配線です。
何で外人というのは平ギボシを多用するんですかね?
普通に配線を繋ぐには不向きだと思うんですけど。

あれ?
IMG_9554mori.jpg
DUCATIって、
コレ純正なんでしょうか?
DUCATIって電装品を他社に供給していたのでしょうかねぇ?

う~ん、
こんな結線でイイんでしょうか?
なんか・・・・ド素人のやった配線って感じ。
きっと機能は果たすと思うんですが、
要らん配線は有るし、変な所に繋がった配線もあるし。

そうだ!
オーナーさんからオーナーズマニュアルのコピーを貰っていて、
その中に配線図も有ったハズ。
IMG_9555mori.jpg
IMG_9556mori.jpg
イタリア語なんて解るかい!!

多少字が読めなくても配線図位・・・・
ヤッパよく解りませ~ん。

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丸正自動車 ライラック CS28 其の八

ピストンを外しましょう。
ピンクリップを外して、ピンを抜き出します。
ん?ちょっと固いですね。
まぁ、素手では抜けない事なんて良くありますので、
自作のピンプーラーを使います。
IMG_9625cs.jpg

・・
・・・
めっちゃ固いやん!!
ちょっとやそっとでは全然抜ける気がしません。
ムムム・・・・
腰上をやれば、、、、、なんて、簡単に思っていましたが、これは・・・もしかして・・・・・

あまり変な熱は加えたくありませんが、
このままだとピストンを壊してしまいそうなので、
ちょっとトーチで温めて、



パキッ!!
あっ!  やっちまった・・・・と思いましたが、大丈夫でした。
何とか外れたピストンピンです。
IMG_9626cs.jpg
画像では解り難いですが、このピンはもう使い物になりませんね。
コンロッドの方も、
IMG_9627cs.jpg
がっつり傷が付いちゃってます。
一見すると、よく有るオイル溝みたいですが、紛れも無く傷です。

そして、決定的な・・・・
IMG_9628cs.jpg
コンロッド大端部のガタ。
これは不味い。。。。

とりあえず他の所を点検しましょう。
まずは一緒に外れてしまったヘッドとシリンダーを分離。
IMG_9629cs.jpg
ん~~~~??
これバルブちゃんと閉じてるんでしょうか?
IMG_9630cs.jpg
浮いているような気が・・・・しないでもない。
密閉の確認をしてみましょう。
IMG_9631cs.jpg
燃焼室にガソリンを溜めて、しばらく放置。



大丈夫みたい。
気の所為でした。
キックが軽いのはこの所為かと思ったんですけどね。残念。

リングギャップを計測。
IMG_9633cs.jpg
大き過ぎます。
計測不能。
これなら白煙モクモクも納得。
ピストンとシリンダーのクリアランスはそれ程でもないんですが、
リングギャップが問題アリアリ。

そうそう、ピストンをキレイにしてみました。
IMG_9634cs.jpg
ね、異常な傷でしょ。

さぁて、これからどうしましょうか。
エンジンやるんならクランクからですから、相当な金額がかかります。
やらないんであれば、もうエンジンはかけないようにして、
観賞用にするべきでしょう。
こんな状態では、たとへ今はエンジンがかかっているとしても、
そう長くは持たないでしょうし。

オーナーさんに相談です。

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初イタリアン? モトモリーニ 125H 其の弐

キャブの清掃を終え、
エアクリーナーをパワーフィルターにしている為、
ちょっとキャブの取り付けには難がありますが、
とりあえず今はオーナーさんがやってあった通り、
紐で吊っておいて、後で何か方法を考えましょう。

とりあえずはエンジンをかけてみたいですよね。
キックを数回、、、、、やっぱりかかりませんね。
プラグを交換してみましょう。
どうやら、このエンジンにはプロジェクタータイプのプラグは使えないようです。
もし、他にも所有している方がいたら気を付けてください。


プラグ交換してもなかなかエンジンがかかりませんねぇ~
ボボン・・・・
おっ!来たかな?
ブババババ~ン
バランバランバラン・・・・

何とかエンジンはかかるようになったんですが、
非常に調子が悪いです。
アイドリングすらマトモに続きません。
ん~~~~、これですね~。
アイドリングが安定しないので、確かな事は言えませんが、
そんなにエンジンから異音がするという事も有りませんし、
キャブの不良でこの様な不調も考え難いです。
そうなるとやっぱり電気ですよねぇ~

そんなに当てになる訳ではないんですが、
スパークテスタを取り付けてみましょう。
IMG_9546mori.jpg
スパークプラグとプラグキャップの間に挟んで、
エンジンをかけてみます。
ブルブバンバンバンバンバラバラバラバラ
相変わらず調子が悪いんですが、
IMG_9547mori.jpg
スパークはしているようです。
これが正確かどうかは解りませんけどね。

エンジンは大丈夫だと思うんですが、念の為にタペットだけ確認しておきましょう。
一見すると2サイクルのような外観のエンジンですが、4サイクルなんですよ。
ヘッドカバーを開けて、
IMG_9548mori.jpg

IMG_9549mori.jpg
タペットクリアランスを確認。
・・・・・・全然問題無いですね。
因みに、OHVです。

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丸正自動車 ライラック CS28 其の七

途中で急ぎの仕事が重なりまして、
1ヶ月程作業の手が止まってしまったのですが、
エンジンをかけてみると、エンジンのかかりはいいんです。
しかし、相変わらずの白煙モクモクで、
IMG_9593cs.jpg
プラグもやっぱりベッタベタ。

オーナーさんには、既にエンジンをやらないといけない旨は伝えていますので、
サクサクっと開けてしまいましょう。
きっと腰上をしっかりとやれば、白煙は治まるでしょう。

まずはパカッとヘッドカバーを開け、
IMG_9609cs.jpg
ロッカーアームを外します。
次いで、ロッカーアームのホルダーを外す為に、真ん中にあるボルトを外そうとして、
・・・・工具が合いません。
以前もありましたねぇ~
ミリも米インチも英インチも合いません。
っと言う事は、
IMG_9610cs.jpg
半ナメって事ですから、工具が合うようにヤスリで整形。
IMG_9611cs.jpg
無事に外れました。
IMG_9612cs.jpg
どうしてこんな風にナメてしまったのか?
大して工具がかかり難い場所でもないんですけどねぇ。

プッシュロッドを抜きます。
あら?意外と小さい。
IMG_9613cs.jpg
ヘッド外します。
張り付いているので、いつも通りプラハンでコツコツ叩きながら・・・
IMG_9614cs.jpg
外れたと思ったら、ヘッドが外れる前にシリンダーごと外れちゃいました。
IMG_9615cs.jpg
プラグホールから覗いた時に解っていた事ですが、
ピストンクラウンが傷だらけなんですよね。
IMG_9617cs.jpg
まだ汚れているから、画像では解り難いですかね?
後でキレイにした画像もUPします。

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初イタリアン? モトモリーニ 125H 其の壱

ウチで扱うのは初めてですね。
イタリアの名門、モトモリーニが入庫しました!

今は亡きメーカーですが、旧車イタリアンでは人気のメーカーですね。
今回の車両は、イタリアン全盛の頃からちょいと外れた、
‘82年型の『125H』という車両です。
IMG_9537mori.jpg  IMG_9538mori.jpg
       IMG_9539mori.jpg

あまりイタリアンに造詣が深いという訳ではない為、
正確な事は解りませんが、おそらくほぼオリジナルだと思われます。

この車両、20年ほど前にオーナーさんが手に入れたらしいのですが、
一度も本格的に乗る事は無く、エンジンをかけてチョロッと走る程度だったそうです。
最近になって本格的に乗ろうと思い、ナンバーも取得。
いざ走り出そうとしたら・・・・メッチャ調子が悪い!!
そこでウチにお声がかかった訳です。

症状を聞く限り、電気系のトラブルではないかと思うんですが、
この子ポイント点火ではないんですよ。
トランジスタ点火なので、ユニットがダメだった場合・・・面倒です。
オーナーさんの話によると、本国に発注すれば部品はまだ有るらしいのですが、
イタリア製の電装品は・・・・・出来れば遠慮したいトコロです。

まぁ、何はともあれ、現状確認をしましょう。
エンジンはかかるという事なので、
ちょっとやってみましょう。






かからへん。。。


やっぱりダメですか。
プラグに火花が飛ぶ事は確認してあるので、
キャブですかね。
圧縮も問題は無さそうですから、念の為にも一度やっておきましょう。
IMG_9543mori.jpg
オーナーさんの意向で元々のエアクリーナーBOXは外して、
パワーフィルターにしていますので、タンクを外してしまえば楽に取り外し出来ます。
IMG_9541mori.jpg
IMG_9542mori.jpg
いかにも80年代って感じのキャブですね。
デロルト製。

そんなに汚れているって訳でもなかったんですが、
IMG_9544mori.jpg
確認の意味も込めて分解清掃。

これでエンジンかかるかな?

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丸正自動車 ライラック CS28 其の六

早速エンジンをかけてみたいんですが、
またあんなにケムリモクモクでは、店の中がしばらく夢の世界になってしまいます。
換気するのも面倒なので、今回は外でエンジンをかけたいと思います。

しかし、その為には一箇所直さないと・・・・出来なくはないんですが、手間なんです。
その箇所とは・・・・・・コレ!
IMG_9391cs.jpg
何故なのか不明なんですが、
メインスタンドのリターンスプリングが、逆に効いちゃってるんですよ。
つまりは、常にスタンドを降ろそうとテンションがかかってるんです。
だから移動の際は、こうやってスタンドを引っ張り上げておかないと移動出来ません。

スプリングを交換しないとダメかなぁ~
ウチに有るスプリングで使えるのが有るといいんですが。
そう思いながらリフトUPして、下から覗き込んでみると、
お!? どうなってんの??
IMG_9395cs.jpg
スタンドの取り付けボルトが、リターンスプリングを変形させちゃってます。
おそらく、何かしらの理由でスタンドの取り付けボルトを交換したんでしょう。
その時に、長さを考えずに適当なボルトに交換した為、こんな事になったんでしょう。
この変形してしまったスプリングでは、、、、もうダメですかねぇ?
試しに、ボルトを適度な長さに切り、スプリングはそのままで動かしてみました。

そうすると、半ば諦めていたスプリングが正常に作動しています。
まぁ、若干テンションが緩い気はしますが、
ちゃんとスタンドが戻るだけのテンションは持っています。
これは下手な事をせず、このままにしておいた方が良さそうです。
ダメになったらその時に考えましょう。

目出度く、スタンドも治りまして、
外に出てエンジンをかけたんですが・・・・・・やはりモクモク・・・・
プラグもご覧の通り、
IMG_9400cs.jpg
右シリンダー側はまだマシですが、左シリンダー側はオイルでベタベタです。
やっぱり・・・・エンジンやらないとダメそうです。

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YDS1 謎のエンジン故障? 其の六

う~ん・・・・止めておきましょう。
ここまで読んで頂いた方には申し訳ありませんが、
諸事情により、このYDS1についてはこれで終わりにします。
何があったかは・・・・察っして下さい!!


このブログも、ウチの大切な仕事の一つになっていますので、
折角時間をかけてやった作業を、一切公表しないというのも・・・・勿体無い。
気になる人はいるかもしれませんが、
差し障りの無い所までUPしよう。
って事で、前回までUPしました。

結果だけ言うと、エンジンを組んでから数キロ試乗し、自走で帰られるという事なので、
そのまま納車となりました。
ウチからオーナーさんの自宅までは無事に走れたようですが、
その後はどうなったか解りません。

ちゃんとUP用の「其の六」「其の七」も書いたんですが、
お蔵入りですね、UPはしません。

どの職業もそうでしょうけど、
色々有るんですよ、公表したくても出来ない事とか・・・・

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丸正自動車 ライラック CS28 其の伍

まぁ、あれだけ白煙が出ているんですから、
IMG_9373cs.jpg
プラグはご覧の通りオイルでベタベタです。

これはおそらく・・・・・エンジンが。。。。
一応・・・ホント一応ですよ、ポイントをやってみましょう。
変化があるとは思わないんですが、どうせやらないといけない場所ですから、
大仕事の前に出来るところをやっておきましょう。

ポイントの有る場所はココ、
IMG_9385cs.jpg
このドラム缶の様な部分ですね。
フタを開けると出て来るんですが、
IMG_9386cs.jpg
フロントタイヤが一々邪魔で、作業性は良くないですね。
IMG_9388cs.jpg
なかなか汚れが溜まってますね。
ポイント面からもバチバチ火花が飛んでいますので、
しっかりとやれば良くはなるでしょうけど、
根本がね・・・・・・

それはそうと・・・点火時期って・・・どうやって合わせるの?
点火時期のFマークも、上死点のTマークも有りません。
これは英車同様「良いとこ」で合わせるというヤツですか?

上死点ゲージを使い、ポイントが離れる時期を予め測っておきましょう。
良いか悪いかはさておいて、これで現状の点火時期には戻せます。
では、ポイントを分解します。
IMG_9389cs.jpg
ガバナもキレイにしてグリスを塗り、スプリングのテンションを確認しておきます。

IMG_9390cs.jpg
ポイント面は結構傷んでいたので、大幅に削りましたが、どうでしょうね。
まぁ、結構調整が出来るポイントなので大丈夫でしょう。

点火時期を元通りに設定して、何か変化が有るかな?
エンジンをもう一度かけてみましょう。

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YDS1 謎のエンジン故障? 其の伍

ウワサによると、専用のアダプターが必要という事を聞いたのですが、
IMG_9470yds.jpg
どうなんですかねぇ~
まぁ、手持ちの工具で出来るかもしれませんから、
とりあえずやってみましょう。
まずはボルトを抜きましょう。
ん?
IMG_9471yds.jpg
ボルトが一箇所締まってない・・・・
クランク周りなのにアカンやろ、、、
抜いてみると、ボルトが長過ぎてこれ以上締まらないみたいです。
他にも二ヶ所ほどネジ山の状態が良くないですねぇ。
まぁ、それほど重症ではないので、後で修正しておきましょう。

では、
IMG_9472yds.jpg
ウチの工具で出来るのかなぁ~
ココも手古摺るかと思ったんですが、
ガバポン!
簡単にケースが割れました。

さぁ、一体どうなっているんでしょうか?
IMG_9473yds.jpg
あ~あ・・・・・
IMG_9474yds.jpg
ガリガリじゃないですか、
もちろんベアリングもゴリゴリしています。
外したケース側にもガッツリ傷痕が。
って事は、クランクウェブとケースが接触したって事でしょうかねぇ。
反対側は全くの無傷。
う~む、後でゆっくり考えましょう。

取り敢えず、オーナーさんが見に来るというので、
このままにして現状を見てもらいましょう。

ああ、ついでにこれも見てもらいましょう。
クラッチなんですが、
IMG_9477yds.jpg
一見、クラッチ板にはまだ十分な残量が有るように見えます。
IMG_9478yds.jpg
しかし、
YD2の時に犯したミスなんですが、
クラッチを組んだ時に本当の残量が解るんです。
IMG_9479yds.jpg
この真ん中の飛び出ている分がクラッチの残量。
コンマ数ミリってとこですね。
クラッチも要張り替えって事を伝えておきましょう。

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丸正自動車 ライラック CS28 其の四

問題解決!!



かなぁ?

ひょっとして、使うべきプラグが違うんでしょうか?
う~ん・・・・資料がないので、真相は解りません。
ですから、現状品に対策を施しましょう。
ワッシャーを一枚追加するだけですけどね。

IMG_9333cs.jpg
丁度良いサイズの銅ワッシャーを発見。
内径を加工して、
IMG_9334cs.jpg
簡単なワッシャー作製。

IMG_9335cs.jpg
こんな感じでプラグに噛ませて、バッチ解決。

念の為、キャブも一度みておきましょう。
IMG_9336cs.jpg
おや、フロートが・・・・
IMG_9337cs.jpg
治療した痕はありますが、
若干チャポチャポ音がします。
まぁ、、、、大丈夫かな、この位は。
キレイにするモノだけキレイにしたら、
いざ、エンジン始動。

妙にキックが軽くて、、、エンジンかけ難いんですが、、、、、
よっしゃ!!
ドルルルン!!ドルンドルンドルン
何か・・・・マフラーが変わっている所為なんでしょうか?
予想していたライラックの音ではありませんでした。
BMWに近い音だと思っていたんですが、
まるでトライアンフの様な音です。
しっかし。
IMG_9338cs.jpg
白煙が酷いですね。
完全に2サイクル並みの白煙ですよ。

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YDS1 謎のエンジン故障? 其の四

流石にここまで分解すれば、エンジンを降ろすのは楽でした。
IMG_9458yds.jpg
クラッチを外します。
基本的な構造はYD2と同様なんですが、
IMG_9459yds.jpg
IMG_9460yds.jpg
流石にスポーツなだけあって、YDよりも造りが良いようです。
それとも、前回やったYDが良くなかっただけなんでしょうか?
前回のYDは、ここの溝がちゃんと四角になっていませんでしたからね。

おや?
IMG_9461yds.jpg
これって割れちゃっているんですかねぇ。
IMG_9462yds.jpg
パーツリストを見ると、『メクラ』と書いてありましたが、何の為のですかね。
まぁ、コレが今回の原因ではないでしょうし、
機能的に問題は無さそうですから、そのままにしておきましょう。

さぁ、前回YDS3をやった時にも書きましたが、ここからがYDSの特殊機構です。
シフトリンクを分解します。
エンジンをひっくり返して、
IMG_9463yds.jpg
まずこの時点で普通のエンジンとは違いますよね。
IMG_9464yds.jpg
オイル漏れがあるんでしょうね。
何かで合せ面が塞がれています。
剥すのが面倒そうですね~。

カバーを開けると、
IMG_9465yds.jpg
これがシフトのリンク機構です。
細かい部品を無くさないように分解していくと、
数点部品が足りませんね。
う~ん、後でオーナーさんと相談しましょう。
IMG_9466yds.jpg

長い年月の間には、多少の補修も有るでしょう。
IMG_9467yds.jpg
アルミの材質があまり良くなかった時代でしょうから、
下手にアルミ溶接をするより、こういう金属充填材の方が、
ちゃんと治ったりするんでしょうね。

IMG_9468yds.jpg IMG_9469yds.jpg
クラッチを外してもクランクは回らず、ミッションにも特に不具合は無さそう。
もう完全にクランクに問題がありますね。

さぁ、ケースを割りましょう。
特殊工具・・・・必要ですかねぇ~

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プロフィール

バイク工房蔵

Author:バイク工房蔵
東京の八王子市でバイク屋をやってます。

基本的に70年代までの古めのバイクが好きです。
現行車はやりません!出来ません!!
ビックスクーターなんて見たくもありません。

こんな偏ったバイク屋なので、いつも経営の危機です。

ワタシ一人では何にも出来ませんが、
周りには頼りになる業者さんが居ますので、
お陰様でなんとかやっていってます。
感謝感謝!!

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