2013-04

今回は重症!? モデルG 其の壱拾四

恐る恐るキックを踏んでみると・・・・
おそらく、ポンプも動いているようなので、
タイミングケースはOKでしょう。
シリンダーヘッドを組み直します。

一番注意しないといけないロッカーBOXを組み付ける際には、
少々面倒ですが、一度スタッドを抜いて、
IMG_9441g.jpg
液体ガスケットをしっかりと塗ってから、もう一度スタッドをたてます。
エンジンを組み終わったら、最初の時同様、液体ガスケットが乾くまで一晩待ちます。

オイルを再利用しようかどうか迷ったんですが、
ココは新しくしておきましょう。
まぁ、そんなに量が入る訳ではないので、エンジンの為にもケチらないでいきましょう。
オイルがちゃんと上がって来るまで、オイラーでオイルを挿しながらエンジンを始動します。

点火タイミングが偶然にもバッチリ合っていたみたいで、
キック一発でエンジンがかかり、アイドリングも安定して続いています。
「おお~イイんじゃないの?」
思い切って点火時期をイジッた甲斐がありました。
こうやってアカラサマに不調が改善されると、今までの苦労が全部フッ飛びます!!
あとはオイルさへ上がって来てくれれば・・・・



オイルを挿しながらね・・・・



IMG_9442g.jpg
上がって来ぉ~へん!!

ヤバイやばい! 緊急事態です。
やっぱりポンプが動いていなかったんでしょうか?
タイミングケースに付いているOILフィードプラグなる物を外して、
オイルポンプが動いているか確認します。
・・・・・どうやらポンプは動いているようです。
じゃぁ、何故オイルが上がって来ないのか?

解りませんが、タイミングケースのガスケットが怪しいかな?
ガスケットでオイルラインを塞いでしまったのかもしれません。
一応塞ぐような作りをしていないか確認はしたつもりなんですが・・・・
昨日組み立てたばかりですが、仕方有りません。
タイミングケースをもう一度外しましょう。

IMG_9443g.jpg
外してスグに確認。
IMG_9444g.jpg IMG_9445g.jpg
ガスケットで塞いでいた訳ではありませんでした。
そうなると・・・・オイルポンプ?オイルラインに詰り?
オイルポンプから確認していきましょうかね。
IMG_9446g.jpg
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発掘!? メイハツ125 其の壱拾弐

どうなるか解りませんが、とりあえずエンジンは出来上がりました。

次に、マフラーを焼いておきましょう。
IMG_8618mh.jpg
各部品があの様に土だらけだったので、十中八九詰まっているでしょう。
いつも通りバーナーで焼きながら、プラハンで軽く叩いてカーボンやら土やらを取り出します。
意外にも、マフラーには通常並みのゴミしか出てきませんでした。
しかし、エキパイが結構詰まってましたね。

IMG_8619mh.jpg
サイレンサー同様、焼いてからプラハンで叩いたんですが、
出るわ出るわ・・・エキパイの内径が半分位になっていたんですね。
全部排出するまで相当叩き続けたので、ご近所さんから苦情が・・・・・・・・
まぁ、おかげでスッキリしましたけどね。
今度から苦情が来ないように気を付けましょう。

次はキャブ。
通常通りのオーバーホールに加えて、
やはりフランジ部分が変形していましたので、
IMG_8621mh.jpg
定盤でスリスリ・・・・・
IMG_8622mh.jpg
これで二次空気を吸う心配も無くなりました。
ガスケットを切り出して、エンジンに取り付け。
キャブのスライドピストンも作り直したいところですが、
まずは現状でエンジンがかかるか確認しましょう。

さぁ~て、、、混合ガソリンを作って、
別タンクより供給。
数回キックをして吸い込ませ、
キック!
べべん・・・・おお!いけるかも!!
続けて二発目!
ベベベベン・・・べべんべんべんべんべんべん・・・・
IMG_8623mh.jpg
かかった~~~~~~~~~~~~~~
IMG_8624mh.jpg
アクセルワイヤーを繋いでいないので、手で直接ワイヤーを引っ張るんですが、
何だかエンジンはすこぶる調子が良さそう。
ひょっとしたらツブレル前の最後の・・・・だったりして。。。

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今回は重症? モデルG 其の壱拾参

2時間かかりました。
このタイミングケースを開けるだけで。

まぁ、そう簡単には開かないとは思っていましたが、
予想の倍の時間がかかってしまいました。
よく有る事なんですけどね。
IMG_9431g.jpg

今回の作業には関係ありませんが、
IMG_9432g.jpg
この辺がバルブタイミングを司っていまして、

IMG_9433g.jpg
ここら辺が点火タイミングを司っています。
一番上のギヤがマグネトーに繋がっていまして、
下の二枚のギヤは繋ぎの為のギヤです。
さぁ、どの位動かしたらいいんでしょうね?
とりあえずシリンダーを取り付けてしまいましょう。

まずは現状を確認します。
点火時期レバーを遅角させて、
ピストンを徐々に上昇させます。
ポイントが離れる瞬間、ピストンの位置は・・・・・
既に下降工程に入っています。
これではエンジンかかりませんよね。
一杯に進角させて、どうにか上昇工程中に離れるかなって具合です。

正確なところは解りませんが、
国産バイクも外国バイクも、同じ内燃機関ならば点火時期に大した差は無いでしょう。
IMG_9436g.jpg
国産バイクのデータを参考に・・・・・こんなモンかな?
ダメだったらもう一度開ければいいんです。
一度開けてしまえば、大して難義な作業ではありませんからね。

タイミングケースを閉める為に、ガスケットを切り出しましょう。
いつも通り、、、、といきたかったのですが、
意外と型取りするのが大変で、形状的には難しくはないんですが、時間がかかりました。
IMG_9456g.jpg

このタイミングケースを閉める時、一つ気を付けないといけない事があります。
このケースカバーには、オイルポンプも付属しています。
IMG_9434g.jpg IMG_9435g.jpg
この下の方に有るギヤが、そのオイルポンプなんですが、
ちゃんとエンジン側と噛み合うように取り付けないと、
エンジンが回ってもポンプは回らない!!
なんていう最悪の事態になってしまいます。

昔、インドエンフィールドであったんですよ、
お客さんが自分で作業して、潤滑不良でエンジンを潰してしまった事が。
新車を納車して1~2ヶ月でしたかね。


そんな事になっては大変ですから、ここは気を遣って組みます。

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発掘!? メイハツ125 其の壱拾壱

実は、オーナーさんよりピストンを一つ預かっていまして、
「B8のピストンだけど、使えるらしいから、もしダメだったら使って」
って事でした。
それでは、折角なので使わせて頂きましょう。

まずは本当に使えるのか検証しましょう。
ピストンを比べてみます。
IMG_8597mh.jpg
おや?
IMG_8598mh.jpg
全然違うじゃないですか。
これでは使えませんね。

そうなると、ピストンは元の物を使うしかありません。
まぁ、そんなに損傷は無いので、軽く磨けば問題無く使えると思うんです。
リングは・・・・試しに固着しているリングを外してみましょうか?



パキッ



ですよねぇ~~~

残念ながら、ウチの在庫には合いそうなリングは在りません。
探せばリング位、合う物は見つかるでしょうけど、
取り寄せてみないと解りませんからね~
貴重な部品に欠品を出すのは気が引けますが、
先程のB8ピストンセットから、リングだけ拝借致しましょう。
IMG_8613mh.jpg
念の為に、リング溝とリングの隙間を確認。
IMG_8614mh.jpg
バッチリ大丈夫そうですね。
良かった、これで何とかなりそうです。

ピストンを取り付けるにあたり、
外す時に苦労したピストンピンの問題を解決しましょう。
IMG_8607mh.jpg IMG_8608mh.jpg
手で押し込もうとしても、全然入りません。
本来、こんな造りをしている訳はなく、手で押せばスッと入るハズなんです。
ピンの穴が変形してしまったんでしょうか?
ちょっとピン穴を整形し直して、ピンが問題無く入るようにして、

IMG_8615mh.jpg
ピストンを取り付け。
いつも通りベースガスケットを切り出して、
IMG_8616mh.jpg
液体ガスケットを塗ってシリンダー取り付け。
最後にヘッドを取り付けて、
IMG_8617mh.jpg
コレで試してみましょう。

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今回は重症? モデルG 其の壱拾弐

やっぱりダメですね。
アイドリングが続きません。
点火時期がおかしいのもそうですが、
懸念通り、リングギャップを大きくとり過ぎました。。。。。

リングギャップに関してはワタシのミスですからね、
自腹でリングを買い直し、もう一度エンジンを分解して組み替えます。
IMG_9425g.jpg
OHVのシングルなので分解は簡単。
抜いたオイルを見てみると、
IMG_9426g.jpg
画像では普通に写っていますが、水分と混ざって白濁しています。
やはりまだ内部に水分が残っているんですね。
そんなにエンジンを回した訳ではないのに、オイルは既にこんな状態。
勿体無いとは思いますが、これは再利用出来ません。

リングは今回、インド製ロイヤルエンフィールドを取り扱っている、
「オーヴァークリエイティブ」さんから取り寄せました。
で、来た部品を開けてみて、
????アレ?????
IMG_9427g.jpg
さっきまで付けていたリングと見比べてみたんですが、
IMG_9428g.jpg IMG_9429g.jpg
違いが解って頂けるでしょうか?
新しく取り寄せたリングの方は、表面処理してあるんですよ。
おそらく、前回取り寄せた物も結局はインド産エンフィールド用の物。
純正にこだわる訳ではないので、使えるのならインド産用でも問題無いんですが、
ワタシが言いたいのは、、、、進化しているって事。

多分、先に取り寄せた物はインド産でも、初期頃の部品のデッドストックだったんでしょう。
今回は正規代理店より取り寄せたので、近年に造られた部品でしょう。
こうやって徐々に部品の改良、構造の改良を重ね、良いバイクになっていくんですね。
インド産エンフィールドは、初期頃と比べると格段に良くなりましたからね。
かつての日本もこんな風に技術を上げていったんでしょう。

さぁ、今回は削り過ぎないように気を付けながら、
リングギャップを設定。
シリンダーを組む前に、今回はココもやります。
IMG_9430g.jpg
前回の入庫時からおかしかったんですが、
とりあえず前回は問題無く走れたのでスルーしたんです。
でも、今回はメスを入れないとダメそうなので、思い切って開けてみます。

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発掘!? メイハツ125 其の壱拾

どうやらクランクは無事なようです。
コンロッドにガタもありませんし、クランクベアリングも生きていそうです。

じゃぁ、ポイントを点検してみましょう。
IMG_8587mh.jpg
マグネット点火なので、フライホイール内にポイントが有ります。
フライホイールは手持ちのプーラーで外す事が出来ました。
IMG_8588mh.jpg
ポイントを外し、いつも通り磨きます。
IMG_8589mh.jpg
外す前にマーキングしていた位置で、とりあえず点火時期を合わせておいて、
火花が飛ぶかの点検。
IMG_8590mh.jpg
パチンッと、結構良い火花が飛びました。
外見の割に、腰下は状態イイかもしれませんね。

ヘッドをキレイにして、
IMG_8592mh.jpg IMG_8593mh.jpg
シリンダーは・・・・軽くホーニングもどきをして、
IMG_8594mh.jpg IMG_8595mh.jpg
この位なら使えるでしょう。

ピストンは軽く磨けば使えそうですが、
IMG_8596mh.jpg
リングが固着していますね、上手く外せればいいんですが、
折れちゃうかもしれません・・・・・・・『パキッ』 あ!!




これは不可抗力です。
仕方ありませんよ。
無事に外れると思う方が無理があります!



で、リングどうしましょうかね。
手持ちで合いそうな物は有りませんし、
仕方無い、こんな事もあろうかと、用意していた奥の手を使いましょう。

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今回は重症? モデルG 其の壱拾壱

おかしいな?
何でエンジンがかからないのでしょう?
火は飛んでるし、圧縮も有る、ガソリンも来ている。
チョークを引いたり、ティクラーを押したり押さなかったり、
点火時期をチョット動かしたり、何やかんややったんですが、ダメでした。

う~ん、
点火時期はいじっていないので、
進角レバーは遅角させた状態でいいはず・・・
下手に進角させるとケッチン喰らいますから、全開進角にはしていなかったんですが、
ここは覚悟を決めて全開進角させてみましょう。
多分ヤマハのRT1程のケッチンは来ないでしょうから、
この程度のケッチン、、、、へっちゃらです。

覚悟をきめて、キック、、、きっく、、、キック!!
ダダダダン・・・・・

おっ!
来たキタ!!
続きはしませんでしたが、一発来ましたのでイケるでしょう。



その後も、一発は来るんですけどアイドリングが続きません。



でも、オイルが上がって来る事は確認出来ました。
IMG_9270g.jpg
しかし、予想通り、上がってきたオイルには水が混ざっているようで、
濁ってますねぇ~
やっぱり早々にオイル交換しましょう。


・・
・・・
あ~~~いくらやってもアイドリングが続きません。
ガソリンが薄いんでしょうか?
ティクラーを押した後は少しアイドリングするんですが、
スグに止まってしまい、またティクラーを押すとエンジンかかるんですよ。

スローが効いていないのか、油面が低いのか?
油面はイジッテいませんし、以前はこの状態で調子良く走っていましたので、
スローかな?

って事で、
IMG_9271g.jpg

IMG_9272g.jpg
完全にキャブを分解洗浄、
しっかりとスロー系の通りを確認。
これでどうでしょう?




やっぱりダメです。
そうなると・・・油面?
しかし、このキャブは油面の調整が出来ない構造になっています。
ですから、調整出来るように部品を加工します。
IMG_9291g.jpg
ある部品に旋盤で切り込みを入れて、
フロートの位置を変えられるようにしてみます。
IMG_9292g.jpg
ど~だ~!!

発掘!? メイハツ125 其の九

甘かった~
だいたい、浮いてしまえば後はすんなり外れるモノなのですが、
今回の場合は全然外れません。
浮いた後もコツコツとシリンダーを叩きながら、
ピストンを上から叩いたり、潤滑剤を投入等、本来はこんな事しませんが、
もう、外れないんだから仕方無い。

長い時間をかけて、、、、やっと、やっと外れました。
IMG_8581mh.jpg
もう、ホントニ何十年も眠っていたんでしょうね。
ピストンもご覧の通り、
IMG_8582mh.jpg

そして、シリンダーを外すのにここまで苦労したんですから、
予想はしていたんですが・・・・・ピストンピンがまた抜けません。
でもまぁ、これはよく有る事なので、
自作の『間に合わせピンプーラー』を駆使して外します。
IMG_8583mh.jpg
外れたピストン。
IMG_8584mh.jpg
あんなに固着していたので、ガッツリ焼き付きでも起こしているのかと思ったんですが、
汚れを落とすと以外にも傷みは少なそうです。
チョット研けば再利用出来るかな?

そして驚いたのが、
コンロッドの小端部分にベアリングが使われていない事、
2サイクルなら大体使っていると思っていましたが、
旧い車両では結構使っていない車両があるんですね。
IMG_8585mh.jpg

さぁ、これからどうしましょうかね。

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今回は重症? モデルG 其の壱拾

いよいよエンジンをかけるんですが、
オイルはドレンから抜いたものの、
フィルターの方を手を付けていませんでした。
きっとこっちにも水が侵入しているんでしょう。

IMG_9258.jpg
IMG_9259.jpg
案の定、
IMG_9260.jpg
まだだいぶ残ってましたね。
きっと、これでも完全に入り込んだ水を排出出来ていないでしょうから、
エンジンがかかるようになって、しばらくオイルを回したら、
勿体無いんですが一度オイル交換をしてしまいましょう。
その後も、しばらくの間早いスパンでオイル交換をしてもらいましょう。

フィルターを掃除して組み上げ、
新しいオイルを入れまして、
エンジンをかけてみましょうかね、
ガソリンタンクはまだ付けられませんので、
別タンクにてガソリンを供給。
さぁ、無事に復活してくれるかな?
キック・・・きっく・・・キック・・・きっく・・・

全っ然ウンともスンともいいません。
火が飛んでいないのかな?
さっき確認した時には飛んでいたと思ったんですが・・・
プラグを外して確認。
あれ?どうしたんでしょう?飛ばなくなってしまいました。
接触不良でしょうかね。

ハイテンションコードの状態が良くないので、これは交換しておきましょう。
IMG_9266.jpg
カチカチな上に、芯線に緑青が出てましたからね。

しかし、これでもプラグに火が飛びません。
もっと大元、もしかして・・・・マグネトーが潰れましたかね?
いやいや、そう判断するのはまだ早いです。
マグネトーのピックアップはどうでしょう?
IMG_9267.jpg

マグネトーとの接点になるカーボンはまだ大丈夫。
っとなると、ハイテンションコードとの接触部分か?
IMG_9268.jpg
あ~、これっぽいですね。
狭くて掃除し難いのですが、何とかワイヤーブラシで接点を磨いて、
これでどうでしょう。

パチン!!
お、良い火が飛ぶようになりました。
マグネトーでなくて助かりました。
これでイケルか?

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発掘!? メイハツ125 其の八

気付けばだいぶ更新をサボっていました。
メイハツ1号機。
サボっている間に、後から預かった2号機はとっくに旅立ち、
この1号機を預かってから早2年の月日が経ってしまいました。

・・・・・だって仕方無いやん!!
なにせあの状態からですし、そりゃー時間もかかりまんがな!!


忘れ去られる前にチョコっと更新しときましょ。


前回は形になった所まででしたっけ?
エンジンをやろうとした所ですね。
IMG_8575mh.jpg
開けま~す。
IMG_8576mh.jpg
パカッ!
ヘッドはまぁ簡単に外れるんですが、
シリンダーがチョイ手間でした。
まずシリンダーを留めているナットが外し難い。
IMG_8577mh.jpg
シリンダーのフィンが邪魔で、工具が入りません。
60~70年代になれば、国産でこんな造りはほどんど無くなるんですけどね。
流石50年代です。

工具を加工しましょう。
IMG_8578mh.jpg IMG_8579mh.jpg
グラインダーで薄く削り、
どうにかナットは外す事が出来ました。
しかし・・・・・やっぱりシリンダーがなかなか外れません!!
ガンガン叩いても大丈夫ならいいんですが、
どれだけ強度があるか解りませんので、加減しながら叩いていって、
数時間。。。。

IMG_8580mh.jpg
よし!
浮いて来た~~~
ここまでいけば後は簡単に抜けるでしょう。

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今回は重症? モデルG 其の九

まぁ、シリンダーが重いというだけで、
シングルエンジンならシリンダーを組んでしまうのは簡単です。
IMG_9239g.jpg
只ね、、、、シリンダーをとめる為のナットが、非常に締め難い。
マグネトーを外してしまえば、少しはやり易くなるんでしょうけど、
点火時期をずらしてしまうのも面倒ですから、
何とかこの状態のまま・・・・出来れば・・・・・ウン・・・何とか締まったかな?

続けて、シリンダーヘッドを載せてしまいます。
IMG_9241g.jpg
ここでデコンプ用のワイヤーを取り付けようとしたんですが、
ん~~~、伸び伸びですね。
オマケにアウターの状態もよくありません。
IMG_9240g.jpg
折角ですから作り直しましょう。
同じタイコが無かったので、似たタイコを加工して、取り付け出来るようにし、
IMG_9242g.jpg
調整金具は元の物を使い回し。
まぁまぁの出来ですかね。

プッシュロッド、ロッカーアーム、オイルパイプを取り付け、
ロッカーBOXを取り付ける時は、
オイルラインを塞がないよう、慎重に液体ガスケットを塗りましょう。
IMG_9251.jpg
最後のヘッドカバーも取り付けたいところですが、
オイルが来ている事を確認したいので、とりあえずはこのままエンジンをかけて、
オイルの確認が出来てからフタをします。

もちろん、キャブも掃除します。
そんなにひどい状態ではないと思いますが、
1年位は使っていないキャブなので、サラっと洗浄しておきましょう。
IMG_9250.jpg

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狭間の CL125 其の九

相当予算オーバーですが、もちろんオーナーさんには予算通りの請求しか出来ません。
まぁ、ワタシが勝手に段取りを間違えてやり過ぎただけなので、
当たり前と言えば当たり前の結果なのですが・・・・儲からんなぁ~この職業・・・・

よし、試乗して終わりにしましょう。
メインスタンドを降し、リフトから降します。
カラカラカラ・・・・・・
ん?
ああ、コレを忘れていました。
IMG_9256.jpg
ずっとメインスタンドで作業していたから忘れていました。
IMG_9257.jpg
ストッパーが失くなっていて、ドライブチェーンとメインスタンドが干渉するんです。
このまま試乗に出る訳にもいかないので、適当なゴムを加工して取り付けます。
ついでに、
IMG_9263.jpg
カラッカラのドライブチェーンにチェーンオイルを挿して、
・・・・・・仕方有りません、この位はサービスです!

試乗の結果は、、、、良くないですね~
低速トルクが全然有りません。
出だしも、相当回転を上げてからじゃないとエンストしてしまいます。
きっと、キャブの調整でもっと良くなると思うんですが、
もうこれ以上の作業は・・・・・・
でも、チョットだけニードルの段数を変える位は・・・・・
・・・・・・・チョットだけメインジェットを・・・・・・・
・・・・・・・チョットだけ油面を・・・・・・・・・・・・
しまった、成果が出ないだけでなく、お金も貰えない作業をしてしまいました。。。。。

でも、新しく分かった事もあります。
クラッチもオカシイ。
根本の調整もそうなんですが、
IMG_9261.jpg
IMG_9262.jpg
このレバー根元の調整ネジ、(雌ネジの方)馬鹿になっていて使えません。

あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”~~~~~~~~~~~
こんな状態で納車したくない~~~~~~
もっと良くなるのに~~~~~~~


今回はコレで納めますが、
またお金が貯まったら、連絡して下さい。
IMG_9264.jpg
IMG_9265.jpg
とりあえず、出だしだけ気を付ければ、止まる事は無いはずです。

残念、今回は消化不良!
でも、予算内で出来るだけの事はやったので、次回に期待してください。

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今回は重症? モデルG 其の八

今後の組立の為にも、クラッチを組み立てしまいましょう。
張替えしてもらったクラッチ板です。
IMG_9094g.jpg
今回はクラッチの構造上、クラッチを一式送って張替えしてもらいました。
IMG_9095g.jpg
こんな風に、クラッチハウジングの裏にも摩擦材が張り付いているので、
一式送らないと全部張り替え出来なかったんですよ。

分解してから時間が経っていますので、
チョット組み立てるのに記憶を探り出す時間がかかりましたが、
IMG_9096g.jpg
無事に組み上がりました。
最終調整は後でするとして、
とりあえず、これでキックを踏めばクランクを動かす事が出来ます。
腰上を組むだけでも、クランクが動かせないとちゃんと組めませんからね。

では、本格的に腰上の組立です。
まずは各クリアランスの確認から。
ピストン/シリンダーのクリアランスは、問題ありませんでした。
しかし、ピストンリング。
まぁ、期待はしていませんでしたが・・・・・
むしろ、こっちの方が世界的には普通なんでしょう。
日本製が異常なだけで。。。。
リングギャップが全然ダメです。
このまま組んでも・・・・というか、このままではシリンダーが入りません。

ギャップのクリアランスがありません。
むしろマイナス、若干重ならないと無理。
という事で、ヤスリで少しずつ削ってギャップクリアランスを確保します。
IMG_9127g.jpg
ついでに言うと、
IMG_9128g.jpg
何故か“TOP”と刻印されたリングが2つ
ダメな事はないんでしょうけど、
国産だったらトップとセカンドも形状が違いますから、
間違えないようにそれぞれちゃんと刻印が有りますけどね。

少しずつ削っていたつもりだったんですが、
意外と材質が柔らかく、結構削れてしまいました。
う~~~ん、ギャップ大きく取り過ぎたかな?
まぁ、旧い英車ですし、少々P/Cクリアランスを狭くとったので、
その分ギャップを大き目にとったという事で・・・・このまま組んでみましょう。

IMG_9129g.jpg
コンロッドにピストンを取り付けて、シリンダーを載せてしまいましょう。
シリンダー、、、、鉄だから重いんですよねぇ~~~~

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狭間の CL125 其の八

リヤブレーキシューが帰って来ました。
IMG_9253.jpg
2度手間にはなってしまいましたが、
もう一度リヤホイールを外して組み立てに入ります。
同時に注文していたホイールベアリングとオイルシールも届いていますので、
それらも交換していきます。
IMG_9254.jpg

まぁ、ベアリングの交換なんてスグに終わるんですが、
ココで落とし穴がありました。
何と、、、、ブレーキシューがドラムに収まりません!!
ちょっと貼り直したライニングが厚かったようです。

どうしましょうかねぇ?
リヤホイール一式を送れば、こんな事は無いんでしょうけど、
アレを一式送るのはちょっと大変ですし、いつもお任せで貼り直してもらっていたので、
いつかはこんな事があるかな?とは思っていましたが、
やっぱり起こるべき事は起こるんですね。
むしろ、今まで無事に済んでいたのが凄い事なんでしょう。

さぁ、一式送り直して貼り替えてもらうか?
う~~~~ん、、、、、ちょっと時間と手間が掛かり過ぎますね。
ここは自分で削りましょう。





初めは慎重にサンドペーパーを使って削っていたのですが、
らちがアカン!!
という事で、ちょっと大胆に削ることにしました。
IMG_9255.jpg
ヤスリを固定して、その上でガシガシ削ります。
とは言え、削り過ぎては元も子も有りませんので、
そこはチョコチョコと確認しながら、
2時間位はかかりましたが、何とかピッタリ収まるようになりました。
車体にホイールを取り付けて、アクスルをギュッと締めると・・・・動きません・・・・・
遊びが足りなかったようです。

そこから更に30~40分当りを見ながら削って、ようやく正常に取り付け完了。
思わぬ誤算でした。


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今回は重症? モデルG 其の七

只のボーリングなら速攻で帰ってくるんですが、
流石にスリーブを作成となると時間がかかります。
それでも、他所より断然早く上げてくれますけどね。

内燃機屋さんも、「ちょっと時間掛かるよ」
とは言っていたんですが、コチラの予想よりだいぶ早く上げていただいたので、
お金の準備の方が間に合いませんでした。
ちょっと支払い待ってもらっちゃいましたよ。

出来上がって来たシリンダーとヘッドです。
IMG_9087g.jpg IMG_9088g.jpg

内燃機屋さんのススメもあって、
バルブ周りもしっかりとやる事にしました。
バルブガイドも新規作成です。
IMG_9089g.jpg
ここまでやればバッチリでしょう。
オーナーさんがこのエンフィールドを買った時に、
「エンジンはやってある」
っと聞いていたそうですが、それから1000kmは走っていないはず。
それでバルブガイドがガタガタになるとは考えられませんから、
ヘッドまではやっていなかったんでしょうね。
でも、その割にはスゴク調子良かったんですよね。
今回はヘッドまでやっていますので、
より調子良くなる・・・・・・ハズです!!

IMG_9090g.jpg
シリンダーガスケットを切り出して、
ヘッドを組みます。
IMG_9092g.jpg
IMG_9093g.jpg
プラグホールをタップでサラッて、
組立に取り掛かります。

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プロフィール

バイク工房蔵

Author:バイク工房蔵
東京の八王子市でバイク屋をやってます。

基本的に70年代までの古めのバイクが好きです。
現行車はやりません!出来ません!!
ビックスクーターなんて見たくもありません。

こんな偏ったバイク屋なので、いつも経営の危機です。

ワタシ一人では何にも出来ませんが、
周りには頼りになる業者さんが居ますので、
お陰様でなんとかやっていってます。
感謝感謝!!

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