2013-01

ほぼ外注作業 CD125 其の参

では、オイル漏れの修理に取り掛かりましょう。
十中八九オイルシールがダメになっているんでしょうけどね。
開けてみましょう。

ん?
あれ?コレって・・・・
IMG_8980cd.jpg
このベースプレートがのっているカバーを外したいんですが、
配線が・・・・・・・・
IMG_8981cd.jpg
コレ、何処で外すの?
もしかして、ココの半田を溶かさないといけないんでしょうか?



ちょっと、、、、面倒臭いですね。
何とかココを外さずに出来ないものでしょうか?




チッ、どうやら手抜きは出来ないようです。
本来なら半田を外すんでしょうけど、電装品には出来るだけ熱を加えたくないのと、
今後の事も考えて・・・・・配線を途中でカットし、
ギボシを取り付けて、以降の脱着が容易になるようにしておきましょう。

で、カバーを外し、まずは患部を洗浄。
どこから漏れているのか確認します。
IMG_8983cd.jpg
ただし、ここまで開けたらオイルシールを一個取り替えようが、
二個取り替えようが大した違いはありません。
全部交換前提で部品を注文してしまいましょう。
純正で出ないシールは、似た物をオイルシール屋さんで注文。

部品が来るまでしばらくかかったんですが、
その数日の間に、オイル漏れ発見。
IMG_8985cd.jpg
洗浄した時に気付いていたんですが、このクラッチプッシュロッド部のオイルシール、
内側のリップが割れていたんです。
ココからは100%漏れると思っていたんですが、
他にも、
IMG_8984cd.jpg
シフトシャフトのシールから、一日でこの位、
IMG_8992cd.jpg
三日でこの位。
結構漏れますね。

オイルシールが入荷しましたので、早速交換。
メインシャフトのオイルシールを外してみると、
IMG_8994cd.jpg
ベアリングに錆が・・・・・
ちょっと中身が心配になってきましたが、動き自体に問題がある訳ではないので、
とりあえず見なかった事にしましょう。

IMG_8995cd.jpg
はい、オイルシールの交換完了。
なんですが、一箇所だけ不安な所が有りまして、
クラッチのプッシュロッド部分のシールなんですが、
正規のサイズなのに、外周が緩いんです。
外す時も、いとも簡単に外れましたし、
ハメる時も指でグッと押しただけで入りましたし・・・・・
液体ガスケットを塗ってから取り付けはしたんですけど、
ちょっとココは自信がありません。
でも、現状どうする事も出来ませんからね。

まぁ、不安は残りますが一回試乗してみましょう。
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やっぱりドイツっぽい YC175 其の弐

今までで最速の解決でしたね。
さて、、、、どうしましょうか?
引き上げ代だけ頂いて終わりでしょうか?
ちょっとオーナーさんに連絡してみましょう。





追加作業頂きました。
メインキーの作成と、タイヤの交換、
メインハーネスの張り替え、ギヤオイルの交換、

とりあえずこんな所です。

まずは、鍵を造るのはウチでは出来ませんから、
他の業者さんに頼みます。
とは言っても、マイナスドライバーで作動してしまうような鍵ですから、
鍵屋さんに頼むような代物でもありません。

こういう時は・・・・困った時のミヤシタモータースさんです。
キーシリンダーだけ取り外して、お願いしてきましょう。

IMG_9035yc.jpg
ヘッドライトケース内にシリンダーが有りますので、
ライトリムを外して・・・・
キーシリンダーに繋がっている配線を外していくんですが、
やり難いなぁ~、
組み付ける時の事を考えて、メモを取りながら外します。
IMG_9038yc.jpg
配線は当時物ですかねぇ、
緑青が出ていて、メッチャ抵抗が高そうです。

IMG_9039yc.jpg IMG_9040yc.jpg
コレがキーシリンダーですね。
小さいマイナスドライバーの様な物を造ればOK、
と思っていたんですが、
流石にそんな簡単な物ではありませんでした。
防犯上、詳しくは書きませんが、
へぇ~~~って感じです。
無いよりはマシかな?

キーが出来上がるまで、
他の作業をやりましょう。
IMG_9046yc.jpg
タイヤを交換します。
ところが・・・・このサイズで良い感じのパターンのタイヤが有りません。
仕方無い、タイヤは妥協するしかありません。
このタイヤを使い続けるよりはマシでしょう。

IMG_9036yc.jpg
ハーネスの張り替え準備も。

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ほぼ外注作業 CD125 其の弐

いやぁ~、やっぱり上手くはいきませんでしたね。
マフラーの取り付けなんですが、
パッと見、ステーの加工だけで取り付きそうだったんですが、

スグに「ミヤシタモータース」さんから電話がかかってきました。
「このまま付けると、マフラーが天井向いちゃうよ」
そう言われてハッと気付きました。
このCDのエンジンって、72みたいにチョット前傾しています。
それに対し、後期CL125って・・・・直立ですね。
そりゃ~そ~なりますよねぇ~~~~。

どーしましょ、
とりあえずオーナーさんに相談ですが、
このままでは完璧に予算オーバーです。
数日にわたる協議の結果、
今回はマフラーをオリジナルで新規作成。
腰下からのオイル漏れ修理をして、
予算が余れば他の作業も。

ってプランに変更しました。

マフラーをオリジナルで造るのはいいんですが、
どのような形にするのか?
音量は?
材質は何で造る?
等々、話し合わないといけない事が多々有るのですが、
そんなに近くにお住まいのお客様ではないので、
メールでの相談になった訳ですが、どうですかねぇ~
上手くオーナーさんのイメージ、要望を汲み取れたでしょうか?
決定事項を「ミヤシタモータース」さんに伝え、完成を待ちます。



数日後、完成の連絡を受け、取りに行きました。
まぁ、何という事でしょう。
某リフォーム番組の様な感想ですが、正にそんな心境でした。
見た目にもイイ感じに仕上がっていましたが、
何せ音がイイ!!
例えるなら小さいトライアンフみたいな音で、、、、、マジで欲しくなりました。

さぁ、皆様にも公開いたしましょう。
こうなりました!!!
IMG_8972cd.jpg IMG_8973cd.jpg
IMG_8974cd.jpg
イイでしょ?
現代風じゃなく、ちょっとバタ臭いというんでしょうか?
バイクのイメージを壊さないカッコよさ。
もちろん、メインスタンドもしっかりと修理してもらいました。
IMG_8982cd.jpg
詳しい値段は言えませんが、コレで10万円以下!!
ステンレス製でデザイン料込み、この値段で造ってくれる所はなかなか無いですよ。
ステンレスも、うっすい材料ではありません。
IMG_8975cd.jpg
しっかりとした厚みのある材料です。
材料が薄いと、音も薄っぺらい音になりますが、
これだけの厚さが有れば、音も芯の有る太い音になります。
もうね、是非ともみなさんに音を聞かせたかった。。。

申し分ない仕上がりなのですが、
ウチでチョット追加作業。
IMG_8977cd.jpg IMG_8978cd.jpg
IMG_8979cd.jpg
センタースタンドのストッパーを追加しました。
うまい場所が見つからず、イマイチ頼り無い一点止めなのですが、
まぁ、増し締めしながら乗って下さい。


残りは、腰下からのオイル漏れ修理ですね。
部品出るかなぁ~
IMG_8976cd.jpg

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やっぱりドイツっぽい YC175 其の壱

また、滅多に見る事が出来ない、
ましてや、実際に走っている所なんてまず見ない車両です。
ヤマハの第2弾バイク、YC175です。
IMG_9026yc.jpg
IMG_9027yc.jpg

多分、塗り直しはしていると思うんですが、外観がとても綺麗な車両です。
175ccなんて、とても中途半端な排気量ですが、
昔のバイクは色んな排気量があって楽しいですよね。

さて、今回の作業内容なんですが、
どうやら「エンジンの調子がイマイチよろしくない」って事で、
実際に引き上げた時にその場でエンジンをかけてもらったんですが、
どうも回転が重くて、排気が臭い。
これはもしかして・・・・エンジンをやらないとダメかな?
そんな事を思いつつ、作業中だった他の車両をこなし、
いよいよYCの番です。

手始めに、現状の再確認。
もう一度エンジンをかけてみましょう。
最悪、2サイクル特有の症状。
ギヤオイルが内部で漏れて、一緒に燃えてしまっているのかもしれません。
そうなると、エンジンを全部分解しないとどうにもなりません。
オーナーさんにはその旨伝えてあるので、
そうなったらそうなったで、バッチリやってしまうんですけどね。

さぁ、エンジンをかけてみましょう。
IMG_9028yc.jpg
オーナーさんの所で初めて見た時、この吸気菅長は無いやろ!!
と思ったんですが、どうやら純正のようです。
・・・・・・どう考えても、デメリットしかないと思うんですが、
何か考えがあってこの造りなんでしょうけど・・・・


キャブもイギリスのアマルかと思ったら、
IMG_9029yc.jpg
ミクニ製のアマルです。
こんなモノブロックのような形もミクニは作っていたんですね。

ガソリンコックをON、
ティクラーを少々押して、
キーが無いメインキーシリンダーをマイナスドライバーでON、
何回かキックしたんですが、エンジンがかからない。

ちょっとチョークを引いてみましょう。







チョーク引きっぱなし?
あれ、、、、いつから?

結構間違える人が多いんですが、
IMG_9033yc.jpg
コレがチョークを効かせない状態。(走行状態)

IMG_9034yc.jpg
これがチョークを効かせた状態。(冷間始動時)

過去にカワサキのWでも同じような事がありました。

つまりは・・・・そういう事で。。。。。
チョークを開けてエンジンをかけてみると、
ブモーン、ブモーン、ブモーン・・・・・
調子イイじゃん!
終わっちゃった!!



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ほぼ外注作業  CD125 其の壱

今回もリピーターのお客様です。
覚えている方もいますかねぇ~、
ホラ、腰上のオーバーホールをしようとしたら、
シリンダーを机に置いた瞬間、スリーブがスコンっと抜けてしまい、
大枚はたいてもらって、スリーブも作成したCD125です。
IMG_8923cd.jpg

今回の依頼内容は、
マフラーの取り付けと、
センタースタンドの修理、
外品リヤサスペンションの取り付け、
スプロケットの交換、
です。
全て順調に行けば、オーナーさんの予算内に収まると思いますけどね。
予定通りいった事は・・・・『極稀』ですからね。

さて、早速作業に入る訳ですが、
・・・・・・・・今回、外注に出す作業ばっかりですね。
ウチでやる作業って、、、、、、、、サスペンションの取り付けくらい?
まぁ、それならそれでサッサと外注に出してしまいましょう。
マフラーの取り付けなんですが、
オーナーさんがCL125のマフラーを持って来たので、
それをどうにか取り付け出来ればって事だったんです。
パッと見、ステーをチョロっと作製してもらえば、何とか付くんじゃないかな?
なんて、甘い事を考えているんですが、どうでしょうね。
何せ、今付いているマフラーが酷い、
IMG_8924cd.jpg
もう、大穴が開いているっていうレベルではありません。
半分腐り落ちてるっていうレベル。
これじゃマフラーの役目を果たしていませんよ。

そして、センタースタンド。
IMG_8925cd.jpg
マフラーがあんな状態であれば、スタンドも傷んでいるでしょう。
見事モゲましたね。

まとめて、「おんぶにだっこ」「密月の付き合い」
「ミヤシタモータース」さんにお願いしちゃいましょう。

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戻って来た GT380 

戻ってキタ~~~!!
って言うと聞こえが悪いでしょうか?
前回の作業がアレでしたからね~

まぁ、今回入庫したのもワタシのミスでは有るんですけど、
ちょっとオイル漏れが出てきたので、その修理です。
IMG_9077 38
何処から漏れているんでしょうか?
簡単に作業出来る場所ならいいんですけどね。
ココでした。
IMG_9078 38
漏れているのが解り難いですが、左シリンダーとクランクケースの合せ面です。
ココなら、、、、エンジン降ろさなくてもOK?

車体がデカくてジャ・・・
オーナーさんを待たせてはいけませんので!
速攻作業をしましょう。


一晩で終わらせますよ。
IMG_9079 38
これならエンジン降ろさなくてもイケそうです。
ヘッドを外してチョット驚きました。
IMG_9080 38
前回の作業記事を見て頂いた方は解ると思いますが、
結局、真ん中のピストンしか新しくしなかったんですケド。
違いが歴然!!

コレが
IMG_9081 38

真ん中
IMG_9082 38


IMG_9083 38

こうやって比べてみた事が今まで無かったので、
ココまでアカラサマにカーボンの付き方が違ってくると・・・面白いですね。

もちろん、エンジンだけの要因ではないと思いますが、
「エンジンのオーバーホールどうしようかなぁ~」って迷っている人にこの画像を見せたら、
背中を押す要因には十分なりますよね。
だって、ほぼ同じ条件(使い手、使う状況、使った車両)で、
ピストンを新しくした場合と、そのままのピストンを使った場合が比べられたんですから。
ちょっと貴重なデータサンプルですね。

正直、「またエンジン開けないといけないのかぁ~」
って思いましたけど、思わぬ収穫がありました。

さぁ、目の前の仕事をやってしまいましょう。
IMG_9084 38
シリンダーを外してガスケットを見てみると、、、
IMG_9085 38
ほうほう、このオイルラインから漏れたようです。
IMG_9086 38
ガスケットの濡れ方を見ると、他から漏れた形跡はありませんからね。
「オイルラインを塞がないように」って、
ビビって液体ガスケットをうっすぅぅぅぅぅぅぅく塗ったのがいけなかったんでしょうか?

もう一度しっかりとやり直して、完了。
試乗してオイル漏れが無い事を確認。
2~3追加で頼まれた作業も終わり、
納車で~す。

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神社仏閣 C72 其の九

ステム周りの組立が終わりましたので、
ハンドルを取り付けます。
只、その前にウィンカーを修理しないといけません。
例の、横着して取り付けられていたウィンカーの修理です。

ハンドルからウィンカーを外し、
IMG_8962c72.jpg
この潰れてしまった配線の代わりに、新しい配線を取り付けます。
この程度の修理は日常茶飯なので、何の問題も無く終了。
今度はちゃんとハンドル内を配線通して、バッチリOK!
そうなる予定だったんですが、
ハンドル内を通そうと配線を差し込むと、「カサカサッ」
枯葉を踏む時のような音がします。
何か葉っぱでもハンドル内に入っているんでしょうか?
気にせずに作業を進めていると、「カサカサッ・・・ポトポト」
何か落ちました。
何でしょう?
茶色い、
小さい、
丸?楕円形、

何年か寝かされた車両を起こした経験のある方なら想像は付くでしょう。
です。
カッサカサに干からびた虫。
形状から考察するに、、、、
奥様に一番嫌われている・・・台所のギャング・・・黒光りするアレの子供・・だと思われます。
まぁ、虫の種類は違えど、こんな事ウチでは良くありますので、
「なんや、あのカサカサはこれやったんかい」
「もぉ、何処に寝かしといたんや?この子は・・・・」
そんな事を考えながら、もう入っていないかハンドル内を覗いたら、

!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
うっわぁ~~~~~
こんな事には慣れているワタシでも、ドン引きでした。
右半分にも多少はまだ居ましたが、左側、
詰まっとりまっせ~~~~~

IMG_8961c72.jpg
ちょっと、あまりにもグロ過ぎて・・・・・
画像に撮ろうかと思いましたが・・・・・・・・精神的に嫌な人も居るでしょうから、止めときました。
ちょっと、、、、このバイク怖いなぁ~
フレームの中とか、マフラーの中には居ないでしょうね?


このままにする訳にもいきませんから、亡骸をザラザラッとゴミ箱に捨て、
ハンドル内をエアで掃除しておきます。
う~ん、流石にちょっとテンションが下がりますねぇ。

その後は特にトラブルも無く、いざ試乗。
これでこのC72ともお別れです。
始動性もイイし、チョロっと乗った感じでは良さそうでしたから、
すっかり終わる気でいたんですが、
試乗を初めて300m位でしょうか?
「アレ?ガス欠?」
そんな症状で止まってしまいました。
タンク内を確認。
まだ十分ガソリンは有ります。
キャップを開けた状態でもエンジンがかかりません。
仕方無い、幸い近くなので、押して帰りましょう。
残り100m位の所で、ドルルン・・・
エンジンかかりましたね。
これは・・・・キャブにガソリンが行き難いのでしょうか?
しかし、ガソリンの流量はOK。
そうなるともう、キャブの問題です。
フロートバルブを大きいモノに交換してみたり、
IMG_8963c72.jpg
油面を再度点検してみたり、
いろいろやった結果、
信じ難い事に、メインジェットが大き過ぎる。
という答えに行き着きました。
今現在#170が付いていまして、
これは流石にデカイ。
安いジェットセットを買い、#112に交換

試乗してみると、良さそうですね。
止まる事もありません。
IMG_8987c72.jpg
IMG_8988c72.jpg
よっしゃ!これにて終了。

でも、ジェットが大きいだけであんなガス欠症状になるんですね。
ほぼフロート室からガソリンが無くなっちゃったんですよ。
止まった時に何度もフロート室を開けて見ましたから、間違いはないハズ。
ジェットが大きければ、絶対に上まで回らなくなったり、
プラグがカブッたりすると思っていましたが、必ずしもそうではないんですね。
またひとつ勉強になりました。

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年式違い? メイハツ125 其の九

今回、配線の見本が無いので、一本一本車体に合わせて配線を作っていったんですが、
点火系を考えなくていいので、比較的楽ではありました。

この2号の場合、既にウィンカーを取り付けられるように、
リレーとスイッチは取り付けられていましたので、(後にリレーは潰れていたので交換しました)
ランペットの時にも使った小さいウィンカーを取り付ける事にしました。
IMG_8817mh2.jpg IMG_8818mh2.jpg
なかなかイイでしょ。
大きいウィンカーはちょっとこの車両には合いませんからね。
これ位がベストでしょう。
小さいからといって視認性が悪いって事もありませんし。

大雑把に配線が出来上がったら、ギボシやカプラーを取り付けて、
灯火類が作動するかの確認。
確認が取れたら、一旦車体から外し、配線テープでまとめておきます。
もちろん、予め配線チューブが使える所は使ってあります。
IMG_8819mh2.jpg
シンプル!!

電装はこれで問題無し。
手古摺ったのはプライマリーのオイル漏れ。
ガスケットをもう一度作り直してもダメ
ガスケット紙が悪いのかと思って、もうチョット厚手のガスケット紙を取り寄せて、
それでやってもダメ

一体何がいけないと言うんでしょう?
もしかして、ボルトを伝ってオイル漏れを起しているんでしょうか?
いや、構造上そんな訳ない。
改めて漏れている場所を確認すると・・・・
おっと・・・こりゃまた・・・・やられたね。
一本だけ、ボルトが締りきっていません。
普通に作業していると、目では見え難い場所なのですが、
締めた手応えもそれなりに有ったので、
ちゃんと締まったと思い込んでいました。

何故「それなりに」なのかというと、、、、
実はココ、前に修理をした人がヘリサートを入れてあるんです。

ヘリサートが解らない人の為に軽く説明しますと、
潰れてしまったネジ山(雌ねじ)の代わりに、新しくネジ山を挿入出来るツールです。


しかし、そのやり方が不完全で・・・・
説明すると長くなるのでしませんが、兎に角、ダメな取り付け方をしていたんです。
それを修正したつもりでしたが、修正しきれていなかったようです。
こんな事をして大丈夫なのか確証はありませんでしたが、
仕方無いので、ヘリサートをタップで切り直すという・・・・・・・
IMG_8820mh2.jpg
何と言いますか・・・・・落語の様な。。。。。

これでオイル漏れも止まりました。
しかし、例のドライブスプロケットの裏からは、
構造上、車体を傾けるとオイルがどうしても漏れてしまう為、
完全に無くす事は不可能でした。

さぁ、試乗です。
この特殊なミッションに慣れるのに、ちょっと時間が掛かりましたが、
それ以外は快調です。
流石に坂道は全然登りませんが、
IMG_8823mh2.jpg IMG_8824mh2.jpg
田舎の道で絵になるバイクです。

さぁ、オーナーさん、このバイクを乗りこなす事が出来たら、
後回しになっている1号を進めましょうか。
乗りこなす事が出来なかった時は・・・・・相談しましょう。

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神社仏閣 C72 其の八

ステムベアリングが出来上がりました。
毎度の事ながら、旋盤物は「スペシャル旋盤ニスト」のWさんにお願いしました。
IMG_8956c72.jpg
毎度毎度ありがとうございます。
ワタシの適当な説明で、ワタシが考えていた以上の物を造って頂きました。
IMG_8957c72.jpg IMG_8958c72.jpg
こんな感じで、外径は合ったものを用意しましたので、
内径を合わせてもらう為のカラーを造って頂きました。

組立は今まで通り、
取り立てて難しい事もありません。
サクサクっと組み立ます。
IMG_8959c72.jpg
このまま楽勝で終わると思っていたんですが、
やはり、変わった構造は曲者です。
IMG_8960c72.jpg
これね、メッチャ重いんですよ。
コイツを片手で持ちながら、ボルト穴を合わせてボルトを締める。
『言うは易し、行うは難し』
何か、、、、、変な筋肉を使ったみたいで、、、、後でちゃんとストレッチやっておかないと。。。

よし、ここまで来れば、後は大した事無いでしょう。
明日には試乗をして、良ければ納車ですね。

そう考えて作業を進めていたんですが・・・・・
この直後、めっちゃドン引きする出来事が起こります。
詳細は・・・・待て、次回!!

ちょっと切りが悪くなっちゃうので、今回は短いですけどココで終わりにします。

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年式違い? メイハツ125 其の八

そうだ、忘れないうちにプライマリーのオイルを入れてしまいましょう。
多分量はそんなに入らないでしょうから、きっと注入口付近でOKなはず。

・・
・・・ま、こんなもんかな?
じゃぁ、メインハーネスを作っちゃいましょう。
まずは充電系の謎を解かないと・・・ん?
IMG_8813mh2.jpg
ありゃりゃ!
プライマリーからオイルがダダ漏れです。
なんやこれ?どういうこっちゃ??
切り出したガスケットがダメでしたかねぇ。
それとも面が歪んで・・・・いや、それは無いか、確認したしなぁ。
そうなるとやっぱりガスケット不良か?
仕方無い、ココはちょっと後回しにして、先に電気をやっちゃいましょう。

まず、謎の充電系。
何でエンジンから4本出ているのかって事ですよ。
これは被覆を剥がして配線を辿るしかないですね。


なんと!
何と!!ナント!!!

謎の1本は何処にも繋がっていませんでした!!!
なんやねんコレ!
どうしてこんな意味の無い配線が紛れ込んでるの?
何処かに繋がっていた形跡もありませんし・・・・???

ま、いいでしょう。
これで解決しました、単相交流発電という事で決定です。
もちろん、テスターで交流電流が出ている事も確認してあります。
って事は、単相用のレクチ、もしくはレギュレート/レクチファイアを探さないといけません。
しかも6Vでしょ・・・・・何かあったかな?
旧車ではお馴染みですが、エンジンからの発電量がちょっと少ない。
レギュレータの種類によっては、発電量が足りなくなるかも・・・



イイ物がありました。
IMG_8814mh2.jpg
某メーカーの純正レギュレート/レクチファイア。
コイツでまずは試してみましょう。

あとは、メインスイッチが他の物に代わっているんですが、
やたらと配線が多いんですよ。
この時代の車両に、こんなに複雑なスイッチは必要ありません。
だって、配線が10本出ているんですよ。
半分も使いませんよ。
ですが、生憎丁度イイスイッチが手元にありませんので、
配線の導通を一本一本調べながら、
使う配線、使わない配線を分けていきます。
IMG_8816mh2.jpg

ここまで準備が出来れば、あとは普通に配線を作るだけ。
IMG_8815mh2.jpg
言うほど簡単ではないですけどね。

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神社仏閣 C72 其の七

ベアリングレースを外します。
まぁ、いつも通り特殊工具は有りませんので、
叩いて取り外します。
IMG_8936c72.jpg


では、ウチに有るパーツリストを全部引っ張り出し、
まずは同じ排気量からリストUP。
それだけでは不安なので、近い排気量からも数点チョイス。
この中に奇跡的にバッチリな物が有ったら・・・手間は無いんですけどね~

部品が来るまでの間、外した配線のギボシを交換しましょう。
旧いギボシがそのまま使えればいいんですが、
外す際に伸びてしまったり、切れてしまったりで、
残念ながらそのままでは使えない状態。
旧いギボシと新しいギボシはサイズが微妙に違うので、
片方を交換したら、相手側も交換しないといけません。
一部をそうやって交換していると・・・・
「もういいや、全部やっちゃおう」
まぁ、外した所だけですが、
IMG_8935c72.jpg
これで多少は導通が良くなりましたかね?
本心は配線を全部張り直したいんですが、今回は要望もありませんでしたし、
そこまでダメダメではないので、深追いはしないでおきましょう。

注文していた部品が届きました。
さぁ、どうでしょうかね?
一個一個比較していきましょう。




結果、
ドンピシャだったのは三又のロアーレースだけ。
IMG_8937c72.jpg
他はことごとくダメでした。
厚み位ならなんとかなるから、、、、って思っていたんですが、
内径が合わなかったり、外径が合わなかったり、
う~ん、何かピッタリの流用品は無いんですかねぇ~



どうしましょうか?
このまま探し続けるか?
いっその事カラーを作ってもらって、今有るやつで合わせるか?




もう合わせちゃった方が楽ですね。
多少お金を使う事になりますが、
その方が確実でしょう。

取り寄せたレースの中から、外径が合う物をチョイス。
IMG_8938c72.jpg
内径を合わせる為のカラーを作成してもらいます。

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年式違い? メイハツ125 其の七

時間軸はズレて、まだエンジンが降りていた頃なんですが、
あの変形していたキャブピストン、オーナーさんの許可が下りて、
造り直す事にしたんです。
それが出来上がってきました。
造って頂いたのは、毎度お世話になっています、
「スペシャル旋盤ニスト」さん。
仕上がりはコチラ。
IMG_8785mh2.jpg IMG_8786mh2.jpg
スゴイですねぇ~
もう、グゥの音も出ない感じです。

いっその事、1号のピストンも作ってもらおうと思ったんですが、
それぞれのキャブボディーに合わせて造らないといけないようなので、
また日を改めて、1号のモノは造ってもらいましょう。
「スペシャル旋盤ニスト」さんの話では、
今回造って頂いたのは1ピース構造ですが、
本来のコッチは、
IMG_8784mh2.jpg
4ピース構造らしく、結構手間のかかったモノだそうです。
素人のワタシには、4つの部品を合わせたモノには見えませんが、
作業工程を考えると、4ピースでないと造れないモノだそうです。
今回のモノは、それを何とか1ピースで造ったので、
元のモノと比べると・・・・
と言っていましたが、いえいえ、十分、ワタシの予想以上の出来でした。
また1号の時も宜しくお願いしますね。


時間は戻りまして、
メインハーネスを作り直しましょう。
まずは元の中途半端なハーネスを取り外します。
このエンジンも、イグニッションコイルが組み込まれているタイプです。
IMG_8806mh2.jpg
と言う事は、形状からして単相交流発電でしょう。
なのに・・・・・配線が一本多いんですよね。
単相ではないんでしょうか?
3相でもないでしょうし・・・・古のテクでしょうか?
・・・・・・・後で考えましょう。

予想はしていましたが、
数箇所こんな状態の配線や、
IMG_8807mh2.jpg
お約束の、被覆を剥いて芯線ネジネジ結線があり。
ウィンカーの配線がヘッドライトに繋がっていたり、
メインスイッチの結線が目茶苦茶だったり・・・・
この配線を作った人は何を考えて作ったんでしょうか?
絶対に当時物の配線ではないので、
誰かがやり直そうとしたんでしょうけど・・・・・謎です。

いつもなら、「何色の配線が右ウィンカーで、この色がテールだな」
ってメモを取りながら配線をはずして行くんですが、
今回は途中で止めました。
何故なら・・・・・・全く当てにならないから。

IMG_8810mh2.jpg
サクサクっと取り外し完了。

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神社仏閣 C72 其の六

ガソリンの落ちが悪い!
原因はコイツでしょう。
IMG_8903c72.jpg
開けた途端『プシュッ』
エアの抜ける音がしました。
ビンゴです。
一応エアを通しておきましたが、、、、う~ん、どうかなぁ?

とりあえず試乗をしてみましょう。




うん、エンジンは大丈夫そうですが、
ステムベアリングがダメですね。
かなりハンドルを取られます、安全上良くはないですね。
出来る事なら交換したいんですが、部品は有るんでしょうかね?

オーナーさんからお預かりしたパーツリストを見てみると・・・
ダメですね。
今使われている部品番号とは、表記が違いますので、
このまま注文しても、絶対部品は出ないでしょう。
・・・ダメ元で注文はしてみましたが、やっぱりダメでした。

こうなると、手当り次第に色んな車種の物を試してみないといけません。
って事で、まずは分解ですね。

ワタシ、初めてこの神社仏閣シリーズをやるんですが、
面倒臭そうですねぇ~~~~~~



よし、いきましょう。

おっと、早速発見!
IMG_8928c72.jpg
このウィンカーの取り付け、
IMG_8929c72.jpg
コレは無いやろ~
反対側を見ると、
IMG_8930c72.jpg
うん、成る程。
ハンドル内を配線通すのが面倒で、横着したんですね。
0点です!!

配線をメモしながら、
IMG_8932c72.jpg
どんどん外していきますよ。
IMG_8933c72.jpg
スゴイな、
こんな外れ方するんですね。
IMG_8934c72.jpg
三つ又小っさ!
これだけで回転させるとゴリンゴリンですね。
あわよくば、グリスUPだけで何とか・・・って思ったんですが、
こりゃダメだ。

さて、部品チョイスに入りましょう。

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年式違い? メイハツ125 其の六

新年明けましておめでとうございます。
年々このグダグダブログも、見て頂ける方の数を増やし、
恐れ多くも「参考になります」なんてお言葉も頂いたり・・・・
これは気を引き締めて、ヘタな事を書かないように!
っと決意を新たにしているところです。

とはいえ、ワタシも只の人間ですから、間違える事も多々有るでしょう。
その時は遠慮なくご指摘頂ければと思います。

ウチの店が存続する限り、ブログは続けるつもりですので、
本年も何卒お付き合いください。






さぁ、原因も解った事ですし、さっさとフタをしてしまいましょう。

ただ、このスプロケ。
IMG_8798mh2.jpg IMG_8800mh2.jpg
あんまり良くはないですね。
変な風に磨耗しています。
そうそう開ける所でもありませんし、この際ですから・・・・・
いや、きっとそんなにガンガン乗る訳ではないでしょうから、
今回はこのままでいいでしょう。

クラッチ板も・・・・このままで、
IMG_8801mh2.jpg
っといいますか、
IMG_8802mh2.jpg
これは、、、、、どうなってるの?
通常はベースプレートがあって、その上に摩擦材が張ってある構造ですが、
これの場合、ベースプレートって物が無く、全体が摩擦材?
こんなの作り直したり出来るんでしょうか?
まぁ、この2号はクラッチに問題を抱えている訳ではないのでスルーしますが、
1号の時に「目黒ライニング」さんに聞いてみましょう。

クラッチを組む時に、
IMG_8803mh2.jpg IMG_8804mh2.jpg
このベアリングのローラーを一個一個嵌めていったんですが、
下手な事をして無くしてしまっては大変!!
っと慎重に作業していたにもかかわらず、
ちょっとした事で“バラバラ~ン”とやっちまいました。
ヤバイ!!
改めて組んでみると、一個足りない!!!!!!!!!

必死に捜索。
全部の車両を外に出し、床に這いつくばって小一時間ほど。
「あった~~~~~~~~~~~」
ホント、不幸中の幸い。
あぶなかった。。。。。。
完全に『マーフィーの法則』に則ってます。
昔の人はイイ事言いますね。

クラッチスプリングナットの回り止メもしっかりと施して、
IMG_8805mh2.jpg
一応、
IMG_8812mh2.jpg
定盤で面出し、ガスケット作製してフタをします。

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プロフィール

バイク工房蔵

Author:バイク工房蔵
東京の八王子市でバイク屋をやってます。

基本的に70年代までの古めのバイクが好きです。
現行車はやりません!出来ません!!
ビックスクーターなんて見たくもありません。

こんな偏ったバイク屋なので、いつも経営の危機です。

ワタシ一人では何にも出来ませんが、
周りには頼りになる業者さんが居ますので、
お陰様でなんとかやっていってます。
感謝感謝!!

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