2011-12

今年最後のお仕事 ラビット S211

今年も残りあとわずか、そんな夜に一本の電話が・・・
こんな時間に誰や?
そう思いつつも電話に出ると、
以前から来てくれているラビット乗りのお客さんです。

どうやら、出先でミッションが入らなくなってしまったそうです。
状況を聞くと、ワイヤーは切れていないようですし、一速には入るらしいので、
何とか自走でこれから来店するようです。

夜中の寒い中、ずっと一速で、、、、ガンバレ!!

一時間ほどでなんとか到着。
その場ではどうしようもなさそうなので、代車のHS90に乗って帰って頂き、
一旦お預かりとなりました。
幸い、車両の置き場はありませんが(その為に代車に乗って帰ってもらったんです)、手は空いていましたので、
次の日から作業に取り掛かります。

IMG_7690.jpg
以前もチョロッと修理をしたS211 ハイスーパーです。
その後、キックの部品を飛ばしてしまい、
急遽間に合わせ修理をしたんですが、
IMG_7691.jpg IMG_7692.jpg
ガタガタの旋盤で切り出したカラー、、、時間かかったなぁ。

っと、そんな事より、今回の修理ですよ。
実は、同じような症状を自分で乗っていたラビット(S301)で経験した事があるんです。
その時は、ミッションのシフターに何かの金属片が付いてしまって、
シフターが動かなくなってしまったんです。
もしかしたら今回も・・・・・

IMG_7693.jpg
IMG_7694.jpg
何にせよ、ここら辺が怪しい気がします。
見てみましょう。
IMG_7695.jpg
確かに、ワイヤーは切れていません。
何かロックしてしまった様な?
ガッチリ固まって動かない感じです。
コレは正にあの時と同じ感覚・・・・

シフター部分を開けてみましょう。
まずはミッションオイルを抜きます。
IMG_7696.jpg
カバーを開けて点検してみると・・・・
IMG_7697.jpg
何も無いですね。
この飛び出している棒をスライドさせて、ギヤを変えて行くんですが、
私のラビットはこの棒に金属片が付着していて、スライド出来なくなっていたんですが・・・・
全く異常無し。
ムムムム・・・・・・・・・・。

仕方ありません。
ガスケットを切り出し、
IMG_7698.jpg
カバーを閉めて、
他の可能性を探りましょう。

あと原因としては???




ちょっと悩みましたが、「ふっ」と気付きました。
手でシフターを動かせばちゃんとミッションは入るんやし、
って事はワイヤーちゃうの?


そう、ワイヤーは切れてはいませんでしたが、
固着してしまったのでした。
いや、放置していた車両ではありませんし、
毎日のようにオーナーさんは通勤で使っていますので、固着とは違うんですが、
ワイヤーの動きが渋くなっていて、それを無理矢理動かしていたので、
IMG_7699.jpg
ワイヤーが変形してしまったんですね。

これは作り直すのは面倒です。
お金もかかりますし、
潤滑剤を注入して、何とかなりませんかね?

・・
・・・
ダメでした。
これはもう作り直すしかありませんね。
材料二本分も有ったかなぁ~。
ラビットのチェンジワイヤーって長いんですよね。


材料を探したところ、何とか二本分は確保出来ました。
外装を剥しに掛かりましょう。
コレが面倒なんですよ。
IMG_7701.jpgIMG_7700.jpg
以前も書いたと思いますが、特にフロアー部分のカバーが剥し難い!!
構造的に、結構無理して剥さないといけないと思うんですが、
こんな外し方していたら、割れちゃいますよ。こわいこわい。
これがラビットだから我慢して出来ますが、
現行車でこんな面倒なヤツだったら、途中で放棄しちゃいますね。

折角ココまで分解しましたので、グリスUPもしておきましょう。
IMG_7702.jpgIMG_7703.jpg
ココの動きもスムーズじゃないとね!

で、苦心の末ワイヤー完成。
IMG_7704.jpg
もちろん、もう一本も作りましたよ。
これでもう、ギヤチェンジはバッチリスムーズになりました。

あと心配なのはフロントのブレーキワイヤーなんですよね。
すっごく動きが渋いんですよ。
これはチョット危険では?
って思うんですが、まぁ、また今度何かの折にやりましょう。

さぁ、これで今年は仕事納めにします。
後は少々掃除をして新年を迎えましょうかね。

今年も一年お世話になりました。
また来年も宜しくお引き立てください。
年始は3日からやってま~す。

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長期連載 YA2 其の弐拾弐

ちょっと飛ばしましたが、
シートの色を決めないといけないんです。
オーナーさんと相談したいのですが、ナニブン近くのお客様ではありません。
どうしたものか?????
まぁ、考えるまでもないと思うんですが、メールにイメージ画像を添付して、
それを見て判断してもらうしか無いでしょう。

その為には、まず・・・・・・
手芸屋さんに行きます。
何故?って思うでしょ。
買うんですよ、色んな色の布地を!
その布地をシートに被せて写真を撮り、
オーナーさんに送信して判断を仰ぎます。
布地代だけでも、、、、相当かかりました。
が、その甲斐あって、実際にオーナーさんは見ていませんが、
納得のいくシートになる・・・・・・ハズです。
シートはいつも通り、「ラズルダズル」さんにお願いします。
布地の色だけ指定して、あとはお任せします。


さぁ、待ってました。
スポークが上がってきましたよ。
IMG_7301ya2.jpg IMG_7302ya2.jpg
高級、ステンレススポーク!!
では、早速組み上げて・・・・・・・
とはいかないんです。

ココから外注の嵐です。
まずは、ハブとリムに分解します。
第一弾、何処へ外注に出すのかというと、
「スペシャル旋盤ニスト」さんの所です。
IMG_7304ya2.jpg
ドラムの内面がイマイチな状態なので、一皮剥いてもらいます。
おお、そうだ、ハブを預ける前にベアリングのサイズを確認しておきましょう。
IMG_7305ya2.jpg
不具合はありませんが、もう交換しておいても損は無いでしょう。

ハブを預けている間に、リムに防錆処理をしておきます。
IMG_7311ya2.jpg
IMG_7312ya2.jpg
現状キレイなモンですが、後々の事を考えてね。
以前から何か良い防錆剤が無いか探していたんですが、
IMG_7313ya2.jpg
今回はコレを使ってみようと思います。
二度塗りでこんな感じ。
IMG_7314ya2.jpg
成果は・・・・・・数年後にならないと解りません!!

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TX650 もう車検は大丈夫? 其の弐

いっや~、ちょっとドキドキでしたが、
何の問題も無く車検通過。


まぁ、そうだとは思いましたけどね。
あの時がイレギュラー中のイレギュラーだっただけで、
こちらには何のオチドも無いんですから。

さぁさぁ、次の作業に入りましょうかね。
IMG_7333ak.jpg
リヤタイヤの交換と、スポークの組み換えをしましょう。
以前にも書いたかもしれませんが、このTX650ってリヤタイヤ外すのに、
マフラーを外さないといけません。
IMG_7334ak.jpgIMG_7335ak.jpg
ご覧の様に、丁度アクスルシャフトが抜けない位置にマフラーが有るんですよ。
でも、面倒は面倒ですが、二気筒ですからね。
慣れてさへいれば、そんなに時間がかかる訳ではありません。

パパっと取り外し、タイヤもひっぺがし、
IMG_7336ak.jpg
今回はスポークも交換しますので、スプロケットも外します。
このオーナーさん、高速走行が多いという事で、スプロケの丁数を減らしてみようか?
なんて話もあったんですが、まだスプロケの減り具合もそれ程ではないので、
今回はそのままでいきます。
交換は、今のスプロケが減ってからでもいいでしょう。

じゃぁ、スポークを外していきましょうかね、
IMG_7337ak.jpg
リムバンド使えや・・・・
只の黒いガムテープやんか!!
めっちゃこびり付いてて、剥すのに一苦労です。

そうそう、今回チョイスしたタイヤですが、
IMG_7338ak.jpg
K300GPになりました。
サイズとしては、TT100よりチョット幅が広いのですが、
この位なら大丈夫でしょう。
それよりも、取り寄せてみて驚きました。
価格に!!
TT100のほぼ倍近い値段です。
値段なりの性能を発揮してくれるとは思うのですが、
・・・・・・・・・予想外だった。。。。。。
予算大丈夫かな?

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長期連載 YA2 其の弐拾壱

ホイールを外してしまったので、店の奥でしばらくは休眠中のYA2。
他に出来る事は・・・・・・

電気か・・・・・
メインハーネスを作りましょうかね。
でも、コレも最終的には車体に合わせてからじゃないと出来ないので、
その手前まで、半端な所で中断せざるをえないのですが、
出来る所まではやっておきましょう。

IMG_7135.jpg
まずは、元のハーネスを解剖します。
被覆しているテープやチューブを剥ぎ取って、
IMG_7136.jpg
どの線が何処を通って何処へ行くのか?
一本一本調べます。
まぁ、この年代の配線であれば、そこまでしなくても大体予想は付きますけど、
一応ね。
で、大枚はたいて仕入れた配線の束を使い、新しく作っていきます。
IMG_7138.jpg

ほとんどの配線色は揃えられたんですが、2種類だけそろえられなくて、
代りの色を使う事になりましたが、
まぁまぁ、良しとしましょう。
IMG_7137.jpg
しかし、見てくださいよ。
IMG_7140.jpg
配線をまとめておく為に、今ならテープを使うんでしょうけど、
木綿の紐ですよ・・・・・・・・・


何かね、、、手作り感満載です。
ウチも見習ってこうやろうと思ったのですが、
残念ながら木綿の紐は在庫していませんでしたので、
普通にテープでやらせてもらいました。
IMG_7143.jpg
ここから先は車体に合わせてからじゃないと出来ませんので、
とりあえずはココまで。
これだけでも出来ていれば、後が早いですからね。

首を長くしてホイールが上がってくるのを待ちましょう。

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TX650 もう車検は大丈夫? 其の壱

車検で~す。
ウチではすっかり車検注意マークが付いてしまったTX650。
IMG_7325ak.jpg
この車両自体は、一年位前に少々ウチで手を入れた車両なんですが、
その後は概ね調子良く走っていたみたいです。
今回は車検と同時に、リヤのタイヤ交換と、スポークの張替えをご依頼頂きました。
やっぱり足回りがキレイになると見栄えが違いますからね。

まぁ、それ位なら、順調にいけば一週間も有れば余裕で終わります。
どのタイヤをチョイスするか?
IMG_7327ak.jpg
今はTT100なんですが、
値段的にも、性能的にも文句は有りません。
でも、たまには違うモノも試してみたいじゃないですか。
ただ、XS650SPもそうなんですが、このTX650も選択出来るタイヤが少ない。
理由は、
IMG_7328ak.jpg
結構スイングアームとタイヤの間隔が狭いんですよ。
サイズ選びを慎重にしないと・・・・サイズ表記なんて当てになりませんからね。
お客さんと相談しながら、他の事も色々と話をしていた時、
思わず口が滑りました。
「メインハーネスを交換すると、驚くほど調子が良くなるんですけどねぇ~」
何て余計な事を言っちゃったんですよ。
まさかお客さんが乗ってくるとは思いませんでした。
「時間もかかるし、結構手間だからお金もかかっちゃいますよ」
って思い直してもらおうと思ったんですが、
予算内に収まるし、時間も大丈夫という事で、追加作業決定。

まぁ、貰えるお金は増える訳ですから、断る事もないんですけど・・・・・
非常に面倒な作業なんですよね。
お金の為、お金の為・・・・頑張りましょう。

まずは一番嫌な作業からやってしまいましょう。
車検です。
その為に必要な最低限の整備からやっていきます。
どノーマルなので、特にやる事も無いのですが、
やるとすれば一箇所だけ。
IMG_7329ak.jpg
ホーンボタンを取り付けます。
今はパッシングのスイッチで代用しているので、
ちゃんと付け替えましょう。
IMG_7330ak.jpg

スイッチボックスを開けます。
IMG_7331ak.jpg
分解をしていくと、、、、、
部品が足りない。
ネジ穴ナメてる。
う~ん、単純には終わりませんね。
IMG_7332ak.jpg
ネジ穴はひとつ大きいサイズで切り直し、
足りない部品は、ストックしておいた中古スイッチボックスから部品取り。
予想より大幅に手間がかかってしまいましたが、
無事に作業終了。

次の日に早速車検に行ってきます。

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長期連載 YA2 其の弐拾

きぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ~
ってなっちゃいますよ。

何だってあんなに外し難い造りなんでしょうね?
嫌がらせ?それとも、簡単には外させないように?
まぁ、理由なんてどうでもいいんですけどね。
IMG_7149.jpg
外れた外れた。

よし、作ってもらうスポークのサンプルを送らないといけませんので、
スポークを分解しましょう。
IMG_7150.jpg
おや?
よくよく見てみると・・・・・・・

コレ、、、、、、おかしいな。
IMG_7151.jpg
ご自分でスポークを張り替えた人は解るかもしれませんが、へんでしょ。
普通、こんなに浮かないんですよ。
きっと純正が出ないので、間に合せで別の車種の物を取り付けたんでしょうね。



どうしましょうかね・・・・・・・

性能的にはそんなに問題は無いと思うんですけど、
やっぱり、ちゃんとした方がイイですよね。
そうなると、スポークのサンプルを送るだけではダメですから、
このまま送るしかないですね。

では、「フェイス」さんに余計な手間をかけさせてはいけないので、
ちゃんとニップルが緩むかだけ確認しておきましょう。


2~3本、ダメか?
と思うものもありましたが、幸い何とか全部のニップルが緩みました。
よしよし、やっぱり状態が良い車両ですね。
普通なら5~6本は錆びて動かなくなっていて、スポークを切断しないといけなくなっているハズです。

フロントはどうでしょうか?
IMG_7152.jpg
IMG_7153.jpg
これも何だか怪しいですね。
仕方無い、送料が結構かかってしまいますが、前後ともこのまま送っちゃいましょう。
ああ、もちろんフロントもニップルが全部回るようにしてから送りましたよ。

「フェイス」さん、後はお願いします。

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訂正 乗ってね。 RE350 BULLET 其の参

失敗失敗!
一話飛ばしてUPしてしまいました。
こっちが本当の其の参です。
先にUPしたのは其の四でした。。。。

では、前後してしまいましたが、本当の其の参をどうぞ。







車検なんて無くなればいいのに!!

今回は別に『いけず』された訳ではありません。
もう、機構的に無理があるんですよ、このインド産のエンフィールドって・・・・・
何度か書いていると思いますが、機構的には50年代の機構そのままで、
新車登録となるので始末が悪いんです。

いつも車検は微妙なトコロなんですが、
今回とうとう引っかかってしまいました。
排ガス規制なんてマトモにやって通る訳ないじゃないですか!
ですから、毎回毎回騙し騙しやっていたんですけど、
今回はその手も通じなくなってしまいました。
圧倒的に排ガスが濃い!未燃焼ガスが多いという結果になってしまいました。
何かと手は尽くしたんですが、
残念ながら3回のチャンスを全て潰してしまいました。

仕方ありません、この場ではもうどうしようもないので、
追加料金を払い、明日スグにリベンジ出来るように手続きをして、一時退却します。


さぁ、対策を考えなくてはいけません。
従来の方法はもう効果ありませんので、
新しい方法を考えなくてはいけません。
むぅ~~~~~~
不完全燃焼とは言われても、別にエンジンの調子が悪い訳ではなく、
キャブのセッティングが濃い訳でも、薄い訳でもありません。
どうしたらいいんですかねぇ~


出来る事を全てやってみるしかありません。
IMG_7235re.jpg
エアクリーナーが汚れていますので、交換しておきます。
外して受けてもダメでしたから、、、、、無駄かもしれませんけど。
IMG_7236re.jpg
ケースも相当くたびれていたので、一緒に交換しちゃいます。

後でやる予定でしたが、オイルも新しい物に交換しましょう。
IMG_7237re.jpg
エンジンを目覚めさせた時、このブローバイチューブからオイルが結構出てきたんです。
クランク内にオイルが溜まっているのかもしれませんので、
きちんと排出してから新しいオイルを入れます。
IMG_7238re.jpg
う~ん、排出量が減ったような???

そして、マフラーも交換します。
実は再メッキをした後、なんだか音が変わったような気がしたんです。
でも、再メッキ後に2回車検通していますので・・・・これも手応えは薄いなぁ。
IMG_7239re.jpg
でも、まぁ、一応ね。

そして、エキパイにインナーサイレンサーを取り付けました。
手製のごく簡単なモノですけどね。
消音効果は抜群ですが、コレが排ガス濃度にどこまで影響するのか?

他に出来る事はやってあるしなぁ~
これで行ってみるしかないですね。
ど~なりますかね~。

乗ってね!! RE350 BULLET 其の参

めでたし、めでたし。
無事に車検を通す事が出来ました。

でも、次の車検はどうなるか解りませんねぇ。
まぁ、簡単には通りませんね、きっと。

さぁさぁ、一番面倒な事が終わりましたので、
後の作業を片付けちゃいましょう。

エンジンオイルは交換しましたので、
その他のギヤオイルと、プライマリーオイルを交換します。
こんなんは、、まぁ、過去の記事を見てください。
特に面白い事は起きませんでした。

IMG_7240re.jpg
ブレーキをやりましょう。
現状でも何とか動くのですが、とても正常な状態ではありません。
分解して洗浄、グリスアップをしっかりとやっておきます。
(ココまでやったとしても、スグに固着させてしまうかどうかは、オーナーさんの手入れ次第です)
IMG_7241re.jpg
車検の度に磨いているような・・・・
まぁ、折角ですからね。
白い粉がふいているドラムを磨き、リムを磨き、メッキ部品を磨き、・・・・・・・・

入庫してきた時とは見違えちゃいます。
よし、試乗しましょう。
多分問題はないと思いますが、一応30~40分位は試乗します。
ガソリンを少し入れて、街中を走り、山を走っていた途中、
アレアレ?
減速したらそのままエンジンが止まってしまいました。
症状からしてガス欠かな?
と思ったんですが、タンク内にはまだコックONで走れるだけのガソリンがあります。
おかしいなぁ???
キックをしてみますがかかりそうもありません。
コックをRESにしてキックをすると、、、、
トトントントントントントン・・・・・・・・・
そんな馬鹿な!
この量でもうRESな訳ありません。
何かがおかしい?????

店に帰って原因を探りますが、
コックの詰りしか考えられませんよね。
IMG_7242re.jpg
確かに、RESよりONの方が流れが悪いようです。
コックを取り外して分解、洗浄します。
流れは良くなりましたので、多分これで大丈夫。

しかし、大概はRESの方が詰まるんですけどね、
まぁまぁ、こういう事も無いとは言えませんからね。
珍しいケースですけど。

それと、タンクを外したついでに、アクセルワイヤーを交換します。
IMG_7243re.jpg
アウターがちょっと傷んでいますので、後々の事を考えて交換しておきます。
とは言っても、レバー関係が外品に交換してありますので、
純正品のワイヤーは使えません。
オリジナルで作成です。

いつもの事ですが、丁度いいタイコが・・・・・・コレしか見つかりません。
IMG_7244re.jpg
このタイコでは・・・・・個人的見解ですが、抜けます。
だから、ちょいとドリルで加工しまして、
IMG_7245re.jpg
ハンダ溜まりを作りました。
これで抜ける事はないでしょう。
IMG_7246re.jpg
コレでバッチリ。

この後同じように試乗をして、問題が無い事を確認。
IMG_7247re.jpg
いぃよし!!
これで今月の家賃の半分は確保!


オーナーさん、今度こそはちゃんと乗ってね。
まぁ、子供が生まれたら・・・・・ムズカシイヨネ。

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長期連載 YA2 其の壱拾九

足周りをキレイにしましょう。
スポークを張り替えて、ハブをウェットブラストに出します。
スポークはもちろん作成してもらわないと有りませんので、
以前もお世話になった「フェイス」さんにお願いします。

オーナーさんと話したのですが、折角なのでこの際ステンレスで作成してもらいましょう。
チョイト値段は張りますが、後々のメンテナンス性を考えて、こちらの方がイイでしょう。
という事になりました。
個人的には鉄スポークの光沢の方が好きなんですけどね。

それでは、ホイールを外します。
IMG_7141.jpg
     IMG_7142.jpg
タイヤを外し、
ハブに付いているモノを外すんですが、
フロントは問題無かったんですけどね、
リヤがちょっと面倒でした。
IMG_7144.jpg
スプロケはネジを緩めれば外れましたが、
その下が、、、、
IMG_7145.jpg
IMG_7146.jpg
ここ、ココ、上の部分も外れるようになっているんですけど、
それがですね、裏のドラム側からナットを外して、取り外し出来るようになっているんです。
IMG_7147.jpg
この三つの穴からナットにアクセスするんですが、
IMG_7148.jpg
ちょっとピントが合わなかったので解り難いかと思いますが、
割りピンが付いているんですよね。。。。。。。。。
この狭い穴の中で、割りピンを外す?!?!?!?!
なかなか難しい事をさせますね。

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乗ってね!! RE350 BULLET 其の弐

まずはエンジンをかかるようにしないとね!

タンクの中に残っていた古いガソリンを抜いて、
新しいガソリンを注入。

まずはバッテリー点火なので、バッテリーを充電。
前回の車検時に交換していますから、普通ならまだ使えるはず。
その間に、キャブをやりましょう。
純正のキャブではなく、アマルのコンセントリックを使っていますので、
以前仕入れたパッキンセットを使ってO/Hします。
IMG_7225re.jpg
取り外して分解、
IMG_7226re.jpg
綺麗にして、各ジェット、各穴を通し、新しいパッキンを使って組んでいきます。
ん?!
歪んでる?
IMG_7227re.jpg
このチャンバー室ね、
メグロのSGもそうでしたが、2点止めの場合は歪みますね。
IMG_7228re.jpg
結構歪んでますよ。
一生懸命シャコシャコ擦り合わせて、
IMG_7229re.jpg
OK?
組み付けてガソリンを入れてみましたが、



OK!!
大丈夫、ガソリン漏れはありません。


バッテリーは結局ダメそうなので、適当な中古を見繕って接続。
プラグに火は飛びますかねぇ~
・・・・飛ばへん!
どうやらメインスイッチの接点がアカンようです。
スイッチから先に電気が来ていません。
IMG_7230re.jpg IMG_7231re.jpg
たしか・・・・・この作業以前もやったなぁ。・・・・この車両で。
分解して接点を磨きます。



ダメだ。
電気は通じるようになりましたが、
火は飛びません。
と、なるとポイントですね。
IMG_7232re.jpg
いつもの様に面を研磨して、脱脂、給脂。



よし、飛びました。

では、エンジン始動!
トトトトン、トントントントン・・・・・・
一発始動!!
やっぱり調子良いですよ、この子は。

他にもやる事は有りますが、
エンジンもかかりましたし、週末も近いので、先に車検を取っちゃいましょう。

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いいバイクです。 SL90 其の壱拾伍

本当にね、「岸田精密工業」さんには感謝ですよ。
バルブシートなんかコンナンですからね、
IMG_7020sl90.jpg
全く既存の物が流用出来ませんから、全くの新規作成でしょ?
これだけでもソコソコの値段とっても文句は言われませんよ。

そんな事を思いつつ、フロートのガソリン漬け丸一日。

IMG_7021sl90.jpg
よかった、
沈んでなくて。

取り出して振ってみても、何の音もしません。
合格!!

よし、後はこれですよ。
IMG_7022sl90.jpg
クラッチの切れ、
コイツが本題でしたから。
IMG_7048sl90.jpg
IMG_7049sl90.jpg
何度試しても、この自作カラーを外してやると、
IMG_7050sl90.jpg
遊びが多過ぎちゃってクラッチが切れません。
遊びが多いなら、ワイヤーを短く詰めればイイんじゃないの?
と、思うでしょ。
ところがダメなんですよ。
何と言ったらいいのか?
遊びが多いというか、有効範囲までが遠いんですよ。
ですから、ある程度ワイヤーの長さが無いと、
有効範囲も狭くなってしまうので、コレも切りきれないんですよ。

コレはワタシだけでは手に負えない!
と思いましたので、ベテランに相談です。
この手の横型エンジンが得意な「シミズサイクル」さんに泣き付きました。
結果としては、
特に悪い所は無いので、クラッチハウジングか、ケースカバーが違う物なのでは?
という結論に至りました。

そうなると、どうしようもないので・・・・・
あのカラーを入れていても問題は無いだろうから、
アレで行きましょう。

エンジンをのせて、キャブのセッティングに入ります。
簡単に終わるかと思ったんですが、ドッコイ!!
IMG_7051sl90.jpg
このヘンテコリンな造りのお陰で、フロートレベルが合わせ難いこと・・・・・・・
IMG_7052sl90.jpg
でも、良さそうな感じになってきましたよ。
いざ、試乗へ。

初めはチョロっと10分位のつもりだったんですが、
なんだかそのままガンガンいけそうですね。
チョイト町中を走って、いつもの試乗コースへ、
40分後、
IMG_7053sl90.jpg
IMG_7054sl90.jpg
地元、陣馬山の夕焼けこやけの里まで、一気に行っちゃいました。
全然心配無いですね。

オーナーさんの元へ帰ってもこの調子でいてね。

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乗ってね!! RE350 BULLET 其の壱

今年は車検の年です。
白/黒のRE350覚えている方いますか?

ただ、毎回のような気がするんですけど、
乗らなくて動かなくなっているんです。
ですから、引き上げに伺います。
普段なら夜中に引き上げに伺うんですが、
お客さんが夜勤という事で、深夜?早朝?の引き上げになりました。
午前2時半頃にこちらを出て、4時前には到着しましたかねぇ~
ババ混みの時間帯に行くよりは、こちらの方がよっぽど楽です。

IMG_7220re.jpg
IMG_7221re.jpg

とても調子が良かったはずなので、
具合が悪くて乗らなくなった訳ではないはずです。
理由を聞くと、

・・
・・・なるほど。
色々と家庭の事情はありますからね。
今回は仕方ありません。
多目にみてあげましょう、本来ならお説教です!!

一年経たないにしても、半年以上はエンジンもかけていないという事で、
IMG_7222re.jpg
IMG_7223re.jpg
あちこちが錆びています。

もちろんバッテリーはあがっているし、
エンフィールドの場合、放置しているとフロントブレーキの動きが渋くなるんですよ。
IMG_7224re.jpg

これは思った以上に金額はかかるかもしれませんよ。
時間はそんなにかけません。
台所事情が厳しく、この月の売上がかかっていますし。
でも、手抜きはしませんよ。もちろん。

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いいバイクです。 SL90 其の壱拾四

待ってました!
今回は色々と難義な部分もあって、少々時間が掛かってしまいましたが、
IMG_7007sl90.jpg IMG_7008sl90.jpg
出来上がってきましたよ。
SL90 初期型用の岸田精密工業製 燃調キット。

IMG_7009sl90.jpg IMG_7010sl90.jpg
IMG_7011sl90.jpg

毎度の事ながら、こんなニーズの無い物を造ってくれるなんて、ありがたや!ありがたや!!

それではコイツをやってしまいましょう。
IMG_7012sl90.jpg
フロートの中に入ったガソリンを抜きます。

IMG_7013sl90.jpg
多分、この亀裂の様な部分から入ってしまったと思うんですが、
ここからは抜けそうもありません。
いくら振っても、置いておいても全く抜けないんです。
さぁ、どうしましょう?

仕方ありませんので、穴を開けてそこから抜き、半田でその穴を塞ぎましょう。
こいつの場合、丁度いい事に作製上の穴が半田で埋めてあります。
この穴を使いましょう。
わざわざ新しい穴を開ける必要がなくなりました。
IMG_7014sl90.jpg IMG_7015sl90.jpg
この真ん中の半田を溶かすと、穴が開いているんです。

何とか上手いこと半田を溶かしますと、
ホント、小さな穴が開きます。
ところが、そこから普通に出そうと思っても、穴が小さくてなかなか出て来ません。
そ・こ・で、
IMG_7016sl90.jpg
この様に、しばらく半田ゴテを当てて、フロート内の空気を暖めてあげると、
ビャーーーーーーーーーーッ
と、中に入っていたガソリンが噴出します。
コレを何回か繰り返しますと、ほぼ完全に中は空っぽになります。

両方共浸水していましたので、もう片方のフロートも同じ様にやって、
IMG_7017sl90.jpg
サラッと穴を塞ぎます。
そして、浸水の原因であろう箇所を塞ぎ、
IMG_7018sl90.jpg
浸水テスト。
IMG_7019sl90.jpg

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みんな大好き YDS2 其の参

まぁね、流石にヤマハとはいえ、部品出ませんでした。

想定内の事でしたから、速やかに次の行動に移ります。
前回もお世話になったスプリング屋さん、「川崎発條製作所」さんにお願いしましょう。
前回は直接ではなく、人伝にお願いしたのですが、
対応も良かったようですし、価格も安くして頂いたので、
今回も迷わずお願いしました。

何度かのメールでのやりとりを経て、
出来上がりました。
IMG_7161.jpg
専門職ではありませんので、ワタシにはどの程度の手間がかかっているのか解りませんが、
意外と手間のかかる形らしく、お手間をおかけしました。

サクサクッとね!!
IMG_7162.jpg
組み付けちゃいましょう。
シフトレバーをガチャガチャ動かして、ミッションが入るかの確認。
大丈夫そうですね。
ですが、チョット個人的に気になる事があります。
ココのサークリップなんですけど、
IMG_7163.jpg
一度外してしまうと緩くなってしまうのか?
ちょっと不安だったので違う物に交換しました。
IMG_7164.jpg

これでフタをしてしまおうと思ったのですが、
その前に、
IMG_7165.jpg
この合わせ面の段差が気になります。
左右のケースの合せ面なんですが、
結構ズレてるんですよね。
他の所を見ても、
IMG_7166.jpg IMG_7167.jpg
左右で違う年式のケースなんですかねぇ。
まぁ、使えるなら何の問題も無いと思うんですけど、
オイルパンが当たる部分は、オイルが漏れてくると困りますので、
少々オイルストーンですり合わせておきましょう。

IMG_7168.jpg
オイルパン自体も定盤で面を出して、
オーナーさんからガスケットセットを渡されていたんですが、
残念な事に歪んでいて使えませんでしたので、
IMG_7169.jpg
0.8mmのガスケットシートから切り出し、
0.8mmとはいえ、意外と厚くて切り出すのは大変です。
右が歪んでいたガスケットで、左が切り出した方です。

IMG_7170.jpg
車両搭載完了。
カチカチになっていたシフトシャフトと、キックシャフトのオイルシールを交換し、
とりあえず出来る事は終了しました。

この後、サイレンサーを送ってもらい、
試乗してからお渡ししようと思っていたのですが、
他にも気になる所が出てきてしまい、
そこまでやっていると、時間もお金もかかってしまいますし、
なによりもオーナーさんの楽しみを取ってしまっては悪いので、
是非ともエンジン音を聞きたかったのですが、
今回はここまででワタシの作業は終了です。

後はオーナーさんが復活させて、
「多摩クラ」にでも乗ってきてくれるのを待ちましょう。

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心当たりの方は・・・・

え~っと・・・・・・
何なんですかね?コレ。
IMG_7603.jpg
今日ウチのポストに入っていたんですが、
裏がね、
IMG_7604.jpg
白紙やんか!!
送り主も書いてないし、内容も無し。
イタズラにしても、
こんなもん、わざわざ50円切手貼って出す?
消印は「11月30日 大船」となっています。

ひょっとして暗号?
炙り出しだったりして、、、、、何も出てきませんでした。

新手の嫌がらせ?
怨念がこもってたりして。。。。。。。。

どうしたもんか。

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いいバイクです。 SL90 其の壱拾参

終りが見えてきました。
あともう一息ですね。
車体にエンジンを積んで、ココで一つ悩みドコロ。
メインハーネスをどうしましょうかね。

あの状態の配線のままでは、折角エンジンをリフレッシュしたのに、
配線でのトラブルが出る事は目に見えています。



やっちゃいますか。
IMG_6865sl90.jpg
IMG_6866sl90.jpg
メモを取りながら、メインハーネスをハズします。
これを解剖して同じ物を作ればいいんですが、言うほど楽な作業ではありませんよ。
たまにリプロハーネスを1万円チョイで売っていたりしますが、
そんな値段では、とてもじゃないですが作る気がしません。
よくあんな値段で出来るなぁと思いますよ。

まずは解剖作業から。
メインハーネスを被っている被覆を剥します。
多くはテープで巻いてあるので、グルグルグルグル、テープを巻き取っていきます。
もう保護チューブなんかはパキパキになっていて、外すというか割る感じです。
バラバラにならない程度に解剖したら、配線の流れを確認。
バッテリー点火なので、配線としては簡単な方ですが、一応確認です。
IMG_6869sl90.jpg
ほうほう、こういうまとめ方をしているんですね。
IMG_6867sl90.jpg IMG_6868sl90.jpg
3本の配線を半田付けした後、絶縁の為のモノでしょうけど、何なんでしょう?

この為に、という訳では有りませんが、今後配線を作らないといけない作業が多いので、
チョット前に仕入れておいた配線ロールです。
IMG_6871sl90.jpg
これだけ仕入れれば結構な金額になります。
もちろんこれ以外にも保護チューブや熱収縮チューブ、ギボシ、カプラー、
う~ん、回収する為には何台分の配線を作らないといけないんですかね。
以前から持っていた赤を含めて全11色。
もうチョット色が欲しいところですが、
後はコレ、
IMG_6870sl90.jpg
XSのメインハーネスを簡略化した時の、余った配線を再利用。
資源は大切に!!

今回手本が有るので、その通りに作ればほぼOKなんですが、
ざっと配線を引いたら、
車体に合わせてみて位置関係の確認。
IMG_6872sl90.jpg
大体OKですね。
それでは保護チューブを被せ配線テープで巻いていきます。
IMG_6873sl90.jpg
これで後は、車体にのせてギボシやカプラーを取り付ければ完成。






何とか完成し、作動確認をします。
ちょっとドキドキですね。
まずは灯火類から、ライト、ウィンカー、テール、ブレーキ、全部OK。
点火はどうでしょう?
プラグをキャップに取り付けて、キック・・・・キック・・・キック?????
おかしいな?
もう一度、キック・・・キック・・・キック・・・キック・・・・・・・・・・・・・・・・・・
こりゃ間違えたな!

原因はスグに判明。
IMG_6880sl90.jpg
問題箇所を剥がして確認すると、やっぱりでした。
配線色が足りなくて、同じ色でやったトコロを取り違えました。
間違えないように気を付けていたはずなんですが、何処で間違えてしまったんだか?

修正後は何も問題無く、
後はエンジンをかけて充電がしっかり出来れば完璧です。
IMG_6881sl90.jpg

キャブのオーバーホールキット待ちです。

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プロフィール

バイク工房蔵

Author:バイク工房蔵
東京の八王子市でバイク屋をやってます。

基本的に70年代までの古めのバイクが好きです。
現行車はやりません!出来ません!!
ビックスクーターなんて見たくもありません。

こんな偏ったバイク屋なので、いつも経営の危機です。

ワタシ一人では何にも出来ませんが、
周りには頼りになる業者さんが居ますので、
お陰様でなんとかやっていってます。
感謝感謝!!

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