2011-10

プチ戻し 3TA トライアンフ 其の四

なかなか慣れない作業の為、一日ではとても終りません。
一晩置くと、あっという間に錆びてしまいますね。
IMG_7046t90.jpg
まぁ、後で錆止めの塗装をしますので、多少の錆はその時に除去すればOKです。

だんだん出来てきましたね。
しかし、このままではフチ部分が深いので、
シートを作ってもらうと、ぶ厚いシートになってしまいます。
ですから、なるべくフチを浅く切り揃えます。
IMG_7047t90.jpg
マジックで書いた線まで切ります。
この位まで浅くすれば、この上にウレタンを貼ってもらい、皮を張ってもらっても、
そんなにぶ厚い印象にはならないでしょう。

シートのロック部分も作らなければなりません。
旋盤で鉄棒を削り、
色々と部品を見繕って、、、作りました。
IMG_7055t90.jpg
流石に、この頭の部分は既製品です。
IMG_7056t90.jpg
以前、何かの折に仕入れて、使わずに不良在庫になっていた物です。
よかった、無駄にならなくて。
IMG_7057t90.jpg
この部分は作ったんですが、やっぱりフライスも欲しいですね。
なんとか工夫して、旋盤でフライスもどきの事をしたんですが・・・・・・欲を言ったらキリが無いですね。

シートベースにロックの受け部分を溶接して、
こんな感じで、
IMG_7058t90.jpg
使います。
引っ張ればロックが外れて、シートを開く事が出来ます。
でもホント、フレーム側のこのガイドが切除されていなくてよかった。
何年か前に、完全にこういった物が切除されたカスタム車両を、
ノーマルに近い形に戻した時、とても苦労しましたからね。苦い思いもしましたし。
やっぱり、軽い気持ちでカスタムするなら、元に戻せる程度にしておくべきですね。
いざ戻そうとした時に、とても金銭的に痛い思いをしますから。
ガッツリカスタムするのなら、その車両と心中する位の覚悟をキメて下さい。


まぁ、何とかワタシの出来る範囲の事はやり終えました。
IMG_7059t90.jpg
タンクのコーティングでいつも使っている、
「POR」というメーカーの錆止め塗料を使い、
IMG_7060t90.jpg
塗装も完了。
後はシート屋さんにお願いします。


因みに、このシートベースを作る作業は、今年の夏でも一番暑かった一週間のうちに作りました。
タダでさへ暑いのに、その上に溶接の炎・・・・
体中の水分が吹き出す思いでした。
外気温が涼しいと思いましたからね。
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いいバイクです。 SL90 其の伍

その解った事というのはですね・・・
クラッチを握った時の押し込み量が足りないんですよ。
何故か・・・・・・・

クラッチレバー(握る方ではなくて、エンジン側に付いていて、握るとワイヤーに引かれて動く方)
のストロークをフルに使っても、あともうひと押し足りないんです。
・・・・押しが足りないというか・・・・遊びが多過ぎるんですよね。

ならば、遊びを少なくすれば良いのではないか?
しかし、調整出来るような機構はありませんし、
どうしたもんか、、、、、
IMG_6700.jpg
適当なワッシャーを見繕いまして、
クラッチリフターとベアリングの間に挟んでみます。
IMG_6701.jpg
これで遊びを少なくする事が出来ましたので、一度試乗してみましょう。



いいじゃないですか、クラッチは確実に切れるようになりました。
ただ問題は、何かが擦れるような、コ~って音がしているんですよ。
原因はあのワッシャーですよね、絶対。
でもあれが無いとクラッチが切れないしなぁ~。
じゃぁ、ワッシャーの直径を小さいモノに変えてみましょう。
IMG_6702.jpg
IMG_6703.jpg
これだけ小さくすれば、音も小さくなるでしょう。

これで一度試乗したかったのですが、いろいろな都合がありまして、
速攻エンジンに取り掛からなければなりません。
確認はエンジンをやってからですね。

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プチ戻し 3TA トライアンフ 其の参

さて、フチ部分を折り曲げていきます。
ただ、曲げようと思ってもこれがなかなか硬くて、
思うように曲がらないんですよ。

そこで、トーチで暖めながらグイッと曲げていきます。
IMG_7036t90.jpg
大体こんな感じで一周曲げたら、曲げが浅いうちに車体に乗せて形の確認。
よしよし、まぁまぁOKでしょう。
曲げを深くしていきます。
IMG_7037t90.jpg

さて、取り付け方法なんですが、
一番簡単なのはベースにナットを溶接して、下からボルトで留めてしまえば簡単。
ただ、シートを外す時にいちいちボルトを外さないといけません。
折角一から作っているのに、それじゃぁね・・・・・・
幸い、フレーム側の本来シートを留める部分はそのまま残っていますので、
純正のように横開きにしましょう。
これまた幸い、純正のヒンジもウチの在庫を探したら出てきましたので、
いけますね!

リヤフェンダーの逃げ部分を叩いて凹ませ、
穴開けやら、溶接やら、補強やら・・・・・・
出来たのがこんな感じ。
       IMG_7038t90.jpg
IMG_7039t90.jpgIMG_7040t90.jpg
まぁまぁ、初めてにしては上出来ですかね。

しかし、取り付けてみて新たな問題発見。
ココ、
IMG_7041t90.jpg
シートヒンジの近くにバッテリーケースのマウントがあるんですが、
このまま取り付けようとすると、
IMG_7042t90.jpg
どうやってもボルト止メ出来そうにありません。
バッテリーケースも加工が必要みたいです。


まだまだやる事はありますが、
先にフチをもうちょっとキレイに整形しましょう。
IMG_7043t90.jpg
この波打っているフチを、
IMG_7045t90.jpg
トーチで暖めながら叩いて整形。
この位なら及第点ですかね。

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いいバイクです。 SL90 其の四

とりあえず、可能性のあるモノを潰していくしかないでしょう。
セットリングを直しましょう。

「直しましょう」と言っても、リングを溝に嵌めるだけですからね。


嵌りませんね。
IMG_6667.jpgIMG_6666.jpg
違う車種のリングを使ったんじゃないの?
と思いましたが、そうではないみたい。
どうやら、リングが歪んでしまっているようですね。
取り付けの時に無理をしたんでしょうか?

すでに新品を注文していますので、
コイツはグイッと曲げ直し、
IMG_6670.jpg
バッチリ嵌るようにして、
クラッチを組み直して試乗してみます。



残念、症状は改善しませんでした。


IMG_6671.jpg
次の可能性としては、クラッチワイヤーでしょうかね。
すでにギリギリまでワイヤーを引っ張っているのですが、
これでもストロークが足りないのでしょうか?

IMG_6672.jpg
レバーの手元で切れかかっていますし、
いい機会ですから作り直してしまいましょう。
IMG_6673.jpg
相変わらず、この位の年式の車両はタンクが外しにくい!!
あの左右の連結パイプ、どうにかならんもんかね!!

そして、いつものようにワイヤーを作製したのですが、
これもハズレだったみたいです。
「十中八九これで解決やな」と、タカをくくっていたのですが、
見事に撃沈!!
何にも変わりませんでした。




しかし!この作業をやったことで解った事もありますよ。

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プチ戻し 3TA トライアンフ 其の弐

次は一番手間の掛かるオーダーをやってしまいましょう。

シートを作ります。
それもベースから・・・・

オーナーさんの注文では、ダブルシートにして欲しいという事だったんですが、
既製品で良い物が無く・・・・
いや、デザインとしてはオーナーさんの希望する物は有ったのですが、
結局は国産車用なので、それをこの車両に合わせるとなると、加工が必要です。
純正のリプロ品も海外から取れない事はありませんが、
・・・・・・あのトラッカータンクに純正の分厚いシートは合わないでしょ。

そうなると、もう一から作った方が納得のいく物が作れるのでは?
と考えた訳です。
もちろんオーナーさんとも相談し、金額の折り合いも付け、
こんな形がイイという希望も聞いて、
一から作製に踏み切りました。

ワタシも初めての経験なので、上手く出来るか解りませんが・・・・・・

まぁ、上手く出来なかった時は、周りに腕のイイ職人さんが沢山居ますので、
その方達に上手く(尻拭い)やってもらえばいいんです♪


では、いってみましょう!!
IMG_7028t90.jpg
まずは今付いているシートを取り外しましょう。
これもきっと苦労して取り付けたんでしょうけどね・・・・
何度も言いますが、カスタムはいずれ飽きるんです!!!
ワタシの経験上の事なので、そんな事無い!って人がいたらゴメンナサイなんですが。

その話は置いておいて、
作業を進めましょう。
シートを外したら、型紙替わりにダンボールを切り抜いた物でイメージ。
IMG_7029t90.jpg
IMG_7030t90.jpg
オーナーさんが希望していた形のサンプル画像では、
シートの真ん中辺りから、後ろへ向かって細くなっていく感じでしたが、
それはその車両用に作ったからで、シートレールがそういう形なんですよね。
トライアンフのシートレールって、ご覧の様に寸胴なので、、、、、
この形でやった方が収まりがイイと思うんですよね。

鉄板を切り出します。
IMG_7031t90.jpg
プラズマカッターを使えば簡単簡単。
ただ、後処理が結構大変です。
IMG_7032t90.jpg
カッターとは言え、鉄を溶かして切断していますので、
IMG_7033t90.jpg
ご覧の様な切り口になります。
これをサンダーでキレイにしていくのですが、しつこいんですよ、このボコボコが。

車体に乗せてみて、
IMG_7034t90.jpg
ベースのフチとなる部分をマーキング、
フェンダー部分が盛り上がっている為に、ベースに角度を付けて、
後々の塗装の事を考えて、今のうちに足付けをしておきましょう。
IMG_7035t90.jpg

まだまだ先は長いですよ。

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いいバイクです。 SL90 其の参

とりあえずは問題なくエンジンもかかりますし、
オーナーさんの言われている症状を確認しましょう。

ギヤの入りが悪いという事なので、ちょっと走ってみましょうか。
エンジンを始動して、
クラッチを切り、
一速にギヤを入れます。
順調に走りますし、ギヤの入りも問題はなさそうですが・・・・
店の周りを一周して帰って来て、
一番使う一速の入り具合を確かめようと、
チョロッと走って止まった時、
ククク・・・・
!?!?!?
おやおや?
しっかりとクラッチを握っているはずなのに、車体が進もうとしていますよ。
もう一度やっても結果は同じ。
ギヤが入り難いっていうのは、ギヤの問題ではなく、
クラッチの問題なのかもしれませんよ。

一応クラッチワイヤーを調整してみましたが、あまり変化無し。
もう結構ワイヤーが伸びていて、調整出来る範囲が少なかったのでしょうか?
何かそれだけじゃないような・・・・・・・
やっぱり内部の問題かな?
よし、サクッと分解。
IMG_6659.jpg
パッと見では、悪い所は無さそうです。
しかし、ガスケットが少々加工された跡がありますので、
IMG_6660.jpg
誰かがいつか開けて何かしたのでしょう。
その際の作業ミスという事も考えられますので、
クラッチを全部分解してみましょう。

やっぱり出ました。
IMG_6661.jpg
何度も言いますが、もう少し後の事を考えて部品を外しましょう。
これでは次に外す時にとても難義します。
このナットは新品に交換しましょう。
もう一度こんな状態のナットを使う気にはなれません。

どうにかこの特殊ナットを外し、
クラッチを丸ごとシャフトから外しました。
IMG_6664.jpg
これは・・・・・
IMG_6663.jpg
セットリングがちゃんとハマっていませんね。
これが原因だったりするのでしょうか?
こんな些細な事でも、侮れませんからね。
組む時にはここは気を付けて組みましょう。

その後、一応クラッチの機構を分解してみたんですが、
IMG_6665.jpg
特に異常は無いと思うんですよね。
パーツリストでも確認して、欠品も無い事は確認出来ましたし。
やっぱりあのセットリングでしょうか?

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プチ戻し 3TA トライアンフ 其の壱

いやぁ・・・・・早いもので、あの車検事件から早二年。
また車検の時期が来てしまいました。
IMG_7027t90.jpg
このトライアンフなんですがね、本当の年式は1964年位です。
ところが、前回の車検で「この車両は平成11年式だ!!」と検査官に決められてしまい、
車検がとても面倒になってしまった車両なんです。
(詳しくは2009年の7月辺りを見てみて下さい)

まぁ、前回同様、何とかするしかありません。
頑張りましょう!

で、今回は車検だけではありません。
その他にも色々と作業が有りますので、車検はそれらが終わってからですね。

まずはその中の一つ、
センタースタンドの取り付けです。
(ほらね、絶対センタースタンドは有った方がいいんですよ。外した人は後でこうやって後悔するんです!!)
(このオーナーさんの場合は、この形で買ったのでしょうから、、、、まぁ、、、、仕方ないというか・・・・・・)
たまたま、ウチに使わないトラ用のセンタースタンドの良品が転がっていましたので、それを使いましょう。
IMG_7023t90.jpg

とは言っても、そのまま使える訳ではありません。
加工、修正が必要です。
このまま使うと、よく有る事ですが完全に後輪が接地していて、使い物になりません。
スタンドを立てた時のストッパー部分が減っているんですね。
ですから、そのストッパー部分に鉄の板を溶接。
IMG_7024t90.jpg
コレを平らになる様に整形して、どうでしょう?
溶接によって、追加した鉄の板も「焼き」が入ったでしょうから、
・・・・・・・・・何とか使い物になるかな?

適当なボルトを見つけて、(コレが時間かかった・・・)
仮り付けして立ててみました。
IMG_7025t90.jpg
おお、いい感じに立っているじゃないですか。
・・おしい!!
IMG_7026t90.jpg
あともう少しで後輪が浮くんですけどね、、、、、、、

ここから先は、ちゃんと取り付けてから考えましょう。
スタンド側とフレーム側の穴の大きさが合わないので、
何かブッシュでも作成してもらわないといけませんし、
ボルトもちゃんとした物を造ってもらわないといけませんからね。
いつもの様に人頼みです。
スペシャル旋盤ニストのW氏にお願いしま~す。

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いいバイクです。 SL90 初期型 其の弐

早速、充電の状況を見てみましょう。
バッテリーは一年位前にウチで交換しましたので、
まだまだ使えるハズです。

IMG_6651.jpg
液量は大丈夫ですが、
やっぱり配線がヤバそうですよね。
(因みに、左端に写っているスイッチがメインキーの代わりです。)
IMG_6652.jpg
痛んでますね~
とりあえず電圧を計ってみましょう。
そう思ってプラスの配線に触ったとたん・・・・ポロッ

IMG_6653.jpg
白/赤の配線がいきなりモゲました・・・・・・・・・・
痛んでますね~



充電不良の原因は十中八九コレでしょうけど、
このままでは仕方ありませんから、
半田でくっつけちゃいます。
その為に、ビニールテープで巻いてあるメインハーネス側を剥してみると、
IMG_6658.jpg
一応半田で付けてありますが、
雑!!
もういいです、とりあえずココはスルーして、
モゲた部分だけくっつけて電圧を計ります。
すると予想通り、
充電電圧は問題無く正常レベルまで上昇します。
あのモゲた部分がガンだったのでしょう。

ここ以外でも配線の怪しい箇所は数箇所ありますし、
経験上、この位の年式になると、配線の劣化によるトラブルは枚挙にイトマがありません。
メインハーネスも作り直すべきですかねぇ~。

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長期連載 YA2 其の壱拾八

フロントサスペンションは、以前W氏にやって頂いたので、
そんなに苦労する事無く組めましたが、
ただ、メッキや塗装等でアチコチの噛み合わせが上手くいかなく、
その辻褄合わせがチョット大変でしたね。(フロントサスペンションだけではなく)
IMG_6635.jpg

さぁさぁ、どんどん組み付けていきましょう。
IMG_6636.jpg
フロントフェンダーは傷付け易いので、この段階ではまだ付ける訳にはいきません。
まだまだ先は長いんですが、こうやって仮にでも形が出来上がって来ると、ワクワクしますね。
そんな風にウカレていると、ホラ・・・・
サスペンションアームの左右を間違えちゃいましたよ。
折角取り付けたのに、もう一度やり直しじゃないですか。
結構面倒だったんですよココ。
IMG_6637.jpg

タダでさへ、2年位前に分解した為に忘れちゃっているんですから、
ちょっと慎重に考えて組みましょう。

おっと、ここでまた辻褄合わせをしないといけません。
後輪のアクスルを固定する為のこの部品。
ネジ山が半分位メッキがかかってしまっているので、ナットが入りません。
ナットの方もチョイトタップを立てないと具合が悪そうですなぁ~。
さてどうするか・・・・こんなデカイタップとダイスは持っていませんよ・・・・・
IMG_6638.jpg
う~ん、、、、とりあえず何とか組めますので、後で考えましょう。

ハンドル、ライトケース、タンク、シート・・・・
一応仮付けですが形にはなりました。


どぉです?
IMG_6640.jpg IMG_6641.jpg
        IMG_6644.jpg

シートの色は何色がイイですかねぇ。
このまま黒もイイと思うんですが、、、、、、地味ですかね。
オーナーさんと要相談ですね。

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いいバイクです。 SL90 初期型 其の壱

珍しい車両の入庫です。
知る人ぞ知るレアバイク。
IMG_6656.jpg
SL90 初期型です。

この初期型だけ、カブ系の横エンジンを積んでいるんですが、
わずか一年足らずで、CB系の縦エンジンに代わってしまいましたので、
この初期型はとても貴重です。

この車両もだいぶ以前から依頼されていたんですが、
丁度この車両でオーナーさんがご来店された時に、ポッと空きが出来たので、
急遽入庫して頂きました。

作業内容は、
・一度軽く焼き付きを起しているので、腰上のオーバーホール
・ミッションの入りが悪いので、ミッションオーバーホール(?)
・メインキーの取り付け
・ハブダンパーの交換
・充電不良の改善

まずはこの位ですね。

何処まで出来るのか?追加作業は発生するのか?
お楽しみに~

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長期連載 YA2 其の壱拾七

まずは形にしてしまいましょう。
その為にもリヤサスペンションを組み立ます。
ほら、もう忘れてしまった人もいると思いますが、面白い作りをしていたサスですよぉ。
IMG_6629.jpg
コレと、車体色と同じ色に塗ってもらったカバーで部品全部です。

組み方は解っているんですけどね、なかなか難しいんですよ。
IMG_6631.jpg
分解する時に、一応メモはとっておいたんですけど・・・・
きっとここに書いてある「割りワッシャー」というのが、
カバーの内壁に押し付けられていて、フリクションの役割をするんだと思うんですが、
上手くカバー内に収まってくれません。
タダでさへヤリ難いのに、グリスをたっぷりと塗布しておかないといけませんので、
スベルスベル~

考えた結果、
IMG_6630.jpg
こうして「割りワッシャー」をタイラップで押さえつけて、
なんとか上手くいきました。
IMG_6632.jpg


こんなサスペンションで乗り心地はどうなんでしょうね?
まぁ、あの時代に乗り心地なんてそんなに考えてはいないでしょうけど。
早く試乗してみたいところですが、まだまだやる事は沢山有りますので、
当分先のお話ですね。

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実はチョット欲しい! ラビット S211 其の参

オーナーさんにとりあえず終了の報告をした際に、
追加作業の必要性を説明し、快く承認されましたので、
早速やりましょう。

まぁ、大した作業ではありません。
面倒は面倒ですけど。

ラビットでは結構ある修理なんですが、
キックギヤが噛み込まなくて、
キックでの始動が出来ません。

今の所セルが使えているからいいのですが、
キックで始動出来た方がいいでしょう。
IMG_6913.jpg
ウチで売った301も、ココの修理はやりましたよ。

ではでは、いきましょうか。
IMG_6914.jpg
このギヤがワンウェイ(一方向にはロックして、逆方向にはフリーになる)になっているハズなんですが、
現在どっちの方向に回してもフリーです。

真ん中のボルトを外し、ギヤを取り外します。
そして、ワンウェイ機構とフライホイールの間に軽くタガネを当てると、
IMG_6915.jpg
IMG_6916.jpg
この様に分解出来ます。
301だと、ワンウェイ部分がオープンになっているので解りやすいのですが、
この211ではこれ以上の分解は出来ません。
なので、ワンウェイの機構が解らない方は、
「ラビットハウス」さんのホームページを参照してください。(他力本願)
http://www.ne.jp/asahi/rabbit-house/yamada/

IMG_6917.jpg
このホームセンターで調達したウレタンを、
IMG_6919.jpg
この様に角切りにして、ワンウェイに詰めます。

これでキックも効くようになりましたし、
ブレーキもOK、タイヤもOK、今の所エンジンの調子もOK。
当分やる事有りませんね。

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長期連載 YA2 其の壱拾六

とうとう仕上がってきましたね。
ありがとうございます、「Rudge Garage」さん。
いつも通り素晴らしい仕上がりです。

それでは公開しましょう。
本来は実用車なんですが、オーナーさんの要望により、
「ポップな感じにしよう」という事になりましたので、
車体色はこんな感じにしました。
IMG_6619.jpg IMG_6620.jpg IMG_6621.jpg
オーナーさんのイメージとしては『YA1』だったんですが、
そもそもパイプフレームプレスフレームでは違い過ぎます。
前回も書きましたが、この色の単色ではチョット・・・・・ポップにはならないな・・・・・
あのメッキしたサイドカバーが吉と出るか?凶と出るか?
シートの色も重要ですよね。
シートの色は、全体像が出来上がってから決めようという事になっていますので、
まだ決まっていません。

じゃぁ、シートの色も決めないといけないので、
早速組み付けていきましょう。

フロントフォークを取り付ける為に、ステムベアリングを打ち込むのですが、
コレもどうせなら新品を打ち込みたいですよね。
何か合うモノはないかな、と探した結果、ほぼ同じものが丁度ありました。
以前違う車種のステムベアリングを交換した時に、
こんな事もあろうかと、とっておいたんですよ。
もちろん、この中古レースは使いません、新品を注文してありますのでそれを打ち込みます。
IMG_6622.jpg
(こういう事もありますからね、なかなか部品が捨てられない)
IMG_6623.jpg
バッチリっす。






問題発生。



分解してから時間が経ち過ぎました。
IMG_6624.jpg
何処のボルトだかワッシャーだか??????????
わ・か・ら・な・い~
まぁ、どうにかなるでしょう。

そしてもう一つ。
IMG_6625.jpg
スイングアームを取り付けた時に判明しました。
IMG_6626.jpg
色塗り忘れた。
「Rudge Garage」さん、何とか・・・・なりません?

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実はチョット欲しい! ラビット S211 其の弐

「目黒ライニング」さんに送って一週間程、
ブレーキシューが帰ってきました。
IMG_6906.jpg IMG_6907.jpg
これでもうブレーキはバッチリ!!
すり合せはどうしますかね?
張替え前のシューの状態を見たところ、
結構イイ当りしていたんですよ。
ですからこのままでもイイ感じになるのでは?・・・・なんて思うんですが。
まぁ、ワタシだったらこのまま少し乗って、
今度外した時に当りを見て、必要ならすり合せをする。
っていうのが一番かな?
ここら辺はお客さんに選択してもらいましょう。

シューを組み付けて、次に行こうと思ったその時。
フロントブレーキレバーを握ると、ギギギッ!!!
何てスムーズじゃないんでしょう。
IMG_6908.jpg
こりゃワイヤーの問題ですね。
この際ですから作り直しちゃいましょうか?
いや、油を差せば良くなりますかね?
まずはお手軽な方からやってみましょう。


ギキッ・・・・・・ギキッ・・・・・・・
まぁ、マシにはなりましたね。
作り直さなくてもいいか。

依頼された事は終わりましたので、
試乗をして来ましょう。
エンジンをかけて、アクセルを数回煽ると・・・・
???何か・・・・おかしいような?
回転の落ちが少々悪かったり良かったり。
何処かで二次エアを吸っているのでしょうか?

そう言えば、前回ちょいと診た時に、、、、、
IMG_6909.jpg
キャブの取り付けが甘かったんですよね。
IMG_6910.jpg
もう、いっぱいまで締め込んでもユルユル。
コレは何かを噛ませないとダメですな。
薄いアルミ板を切り出して、インマニとキャブの合い口に挟み込みます。
これでキチント締まるようになりましたので、
もしここが原因ならば良くなるはずですが。

良くなりました。
あの、みょーな感じは無くなりまして、イイ感じになりました。
ブレーキもまぁまぁ効くんじゃないでしょうか。
アタリが出ればもっと効くようになるでしょう。

コレで一旦オーナーさんに終了の報告をして、
この後ワタシが気になった所をどうするか、聞こうと思います。

そうそう、開放型バッテリーをお使いの皆さん、
IMG_6911.jpg
液量の点検は面倒でも定期的にやりましょう。
このオーナーさんも全く見ていなかったようで、
IMG_6912.jpg
ここまで減らしちゃってました。

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長期連載 YA2 其の壱拾伍

フレームを塗りに出します。
ただ色を塗ってもらうだけではありません、
アチコチ板金をしてもらわないといけませんので、
ここは「Rudge garage」さんにお願いします。
結構前から「やる時はお願いしますね」と頼んでいたんですが、全然ウチの作業が進まず・・・・
お待たせしちゃいました。
ちょっと部品点数が多いのですが、よろしくお願いしますね。

車体を塗ってもらっている間、
残りのメッキ部品を「宇都宮機械製作所」さんに出してしまいましょう。
コレも部品点数が多いんですよ、、、、
まぁ、キレイにレストアしようと思えばこうなると思うんですけど。
ワタシの場合、絵を書いてから宇都宮さんに出すので、メッチャ手間なんですよね。
(書かなくてもいいのですが、代わりにその作業を宇都宮さんにしてもらう事になりますので、
 そんな手間をかけさせる訳にはいきませんからね)


二つの上がり待ちの間、
何か出来る事無いかなぁ~。
と考えた結果、有りました。
ガソリンコックのオーバーホール。
IMG_6564.jpg
使えない訳ではなかったのですが、もう何十年前の物ですから、
交換出来る部品は交換しておいて損は無いでしょう。
しかし、純正で部品が出る訳も無く・・・・・・・・・!、あそこに有るんじゃない?
思い付きは的中。
有る所には有るんですよ。
ありがたい事ですねぇ~

IMG_6565.jpg
パッキン類が手に入りましたので、オーバーホール開始。
外観でそんなに酷い事にはなっていない気がしていたのですが、
年式の割には軽傷ですね。
ひょっとして結構最近まで乗っていたのでしょうか?



それから数週間後、メッキが上がりましたよ。
IMG_6452.jpg IMG_6453.jpg
IMG_6454.jpg IMG_6455.jpg
IMG_6456.jpg
いやはや・・・・・・毎度の事ながら・・・・・・・・美しい。

再メッキってスゴイですね。
あんなにボロだったサイレンサーまでも、こんなにキレイに。

果たしてこのサイレンサーを取り付けるのは何時になる事やら。

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プロフィール

バイク工房蔵

Author:バイク工房蔵
東京の八王子市でバイク屋をやってます。

基本的に70年代までの古めのバイクが好きです。
現行車はやりません!出来ません!!
ビックスクーターなんて見たくもありません。

こんな偏ったバイク屋なので、いつも経営の危機です。

ワタシ一人では何にも出来ませんが、
周りには頼りになる業者さんが居ますので、
お陰様でなんとかやっていってます。
感謝感謝!!

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