XS650SP 理不尽な障害 其の壱拾参
さて、今回の車両に関しては、すでに相模原の検査場にて車検を取得出来ましたので、
もう何も問題は無いのですが、今後もアルミリムの車両を車検に出す可能性は有るでしょう。
その時にまたスッタモンダするのも何なので、
ここで白黒はっきりさせましょう。
他のバイク屋さんにも聞いたのですが、「そんな事で引っ掛かるなんて」って、
皆驚いていましたし、アルミリムにJWLの刻印なんて見た事無い、と言っていました。
でも、「ほら、みろ、みんなこう言っているじゃないか!」
そう言った処で、どうにかなるような甘い所ではありません。
リムを造っているメーカーに問合わせてみましょう。
TAKASAGOのリムでしたから、現エキセルリムに聞いてみました。
話を要約すると、
JWLの刻印なんて付けていません。
付けなければいけない法的根拠もありませんから。
純正でメーカーに卸している物にも、もちろん付いていませんよ。
よっしゃ!!
メーカーさんがこう言っているんですから、
検査場としてはどう出るんでしょうね?
それでも八王子の検査場としては通せないと言うんでしょうか?
まったく、根拠も無い事をよくあんなに自信満々に言いますね。
しょーもないトコやなぁ・・・でも、いいネタになりました。(#^.^#)
さぁ、八王子検査場、一体どういう回答をするんでしょうか?
「失礼しま~す。一週間くらい前に、アルミリムにJWLの刻印が無いって言われて、車検ハネられたんですけど、
リムのメーカーに聞いたら、そんなモン付けてませんって言われたんですが・・・一体どういう事でしょうか」
話を聞いてくれたのは、この前とは違う検査官でした。
「それは社外のリムじゃないの?」
「いいえ、純正のリムを流用して付けているんです。
この前の型のヤツを付けてるんです。447ってヤツを」
「そう、じゃぁデータベース調べてみよう」
・
・
・
「ああ、これJISの登録がされてるね、これ使ってるんだね」
「まずね、よく言われるディスクホイールとスポークホイールの分別だけど、
ウチの見解としては、ホイールは全部ディスクホイールって認識なんだよね」
「うん、まぁ、前にそれは聞きましたけどね」
「タイヤの付いているモノは、みんなディスクホイールで統一って事になったの」
まるで暴君のようですね。
「で、JWLの事だけど、コレは無きゃダメって訳じゃないの」
「え! だって、前に無きゃダメって言われましたよ」
「まぁ、無いより有った方が一目で解りますよってものだから、
方法は他にもあるんだよ」
「っと言うと?」
「例えばね、メーカーから出しているカタログとか仕様書とか有るでしょ、
それを持ってきて、
(ほら、これを付けたんですよ)
って言われれば、
(ああ、たしかに同じ物だね)
って事で、通す事は可能な訳」
「はぁ・・・(そんな事で通せるのかよ!)」
「まぁ、これは個人的見解だけどね」
「じゃぁ、今後もこんな事が有るだろうから、
カタログを持って来るから、それが証明になりますよって太鼓判を押してよ」
「いや、それは出来ない」
「でも、そうしてくれなくちゃ、あの人はいいって言ったのに、この人はダメ、
あの時は良くって、この時はダメって事になるでしょ」
・
・
・
・
・
・
・
全く話にならない!!
この国の役人というのは、トップである首相を筆頭に、
自分の発言には責任を取るという事を知りませんね。(全員という訳では有りませんが)
最後に試験官が言った言葉、
「結局こういうものは、自分で調べたり動いたりしてナンボのものだから、
それが出来ないなら車検は通せませんって言っちゃった方が親切だよ」
「今は時間があるからこうして話もするけど、普段ならこんな事しないよ」
あなた達の仕事は何ですか?ハンコ押すだけですか?
今の仕事を失っても、国が保証してくれるつもりなんでしょうか?
ワタシは、こんな車検制度なら必要無いと思います。
そうそう、これを言っておかないといけませんね。
これは、フィクションです!!(察して下さい)
もう何も問題は無いのですが、今後もアルミリムの車両を車検に出す可能性は有るでしょう。
その時にまたスッタモンダするのも何なので、
ここで白黒はっきりさせましょう。
他のバイク屋さんにも聞いたのですが、「そんな事で引っ掛かるなんて」って、
皆驚いていましたし、アルミリムにJWLの刻印なんて見た事無い、と言っていました。
でも、「ほら、みろ、みんなこう言っているじゃないか!」
そう言った処で、どうにかなるような甘い所ではありません。
リムを造っているメーカーに問合わせてみましょう。
TAKASAGOのリムでしたから、現エキセルリムに聞いてみました。
話を要約すると、
JWLの刻印なんて付けていません。
付けなければいけない法的根拠もありませんから。
純正でメーカーに卸している物にも、もちろん付いていませんよ。
よっしゃ!!
メーカーさんがこう言っているんですから、
検査場としてはどう出るんでしょうね?
それでも八王子の検査場としては通せないと言うんでしょうか?
まったく、根拠も無い事をよくあんなに自信満々に言いますね。
しょーもないトコやなぁ・・・でも、いいネタになりました。(#^.^#)
さぁ、八王子検査場、一体どういう回答をするんでしょうか?
「失礼しま~す。一週間くらい前に、アルミリムにJWLの刻印が無いって言われて、車検ハネられたんですけど、
リムのメーカーに聞いたら、そんなモン付けてませんって言われたんですが・・・一体どういう事でしょうか」
話を聞いてくれたのは、この前とは違う検査官でした。
「それは社外のリムじゃないの?」
「いいえ、純正のリムを流用して付けているんです。
この前の型のヤツを付けてるんです。447ってヤツを」
「そう、じゃぁデータベース調べてみよう」
・
・
・
「ああ、これJISの登録がされてるね、これ使ってるんだね」
「まずね、よく言われるディスクホイールとスポークホイールの分別だけど、
ウチの見解としては、ホイールは全部ディスクホイールって認識なんだよね」
「うん、まぁ、前にそれは聞きましたけどね」
「タイヤの付いているモノは、みんなディスクホイールで統一って事になったの」
まるで暴君のようですね。
「で、JWLの事だけど、コレは無きゃダメって訳じゃないの」
「え! だって、前に無きゃダメって言われましたよ」
「まぁ、無いより有った方が一目で解りますよってものだから、
方法は他にもあるんだよ」
「っと言うと?」
「例えばね、メーカーから出しているカタログとか仕様書とか有るでしょ、
それを持ってきて、
(ほら、これを付けたんですよ)
って言われれば、
(ああ、たしかに同じ物だね)
って事で、通す事は可能な訳」
「はぁ・・・(そんな事で通せるのかよ!)」
「まぁ、これは個人的見解だけどね」
「じゃぁ、今後もこんな事が有るだろうから、
カタログを持って来るから、それが証明になりますよって太鼓判を押してよ」
「いや、それは出来ない」
「でも、そうしてくれなくちゃ、あの人はいいって言ったのに、この人はダメ、
あの時は良くって、この時はダメって事になるでしょ」
・
・
・
・
・
・
・
全く話にならない!!
この国の役人というのは、トップである首相を筆頭に、
自分の発言には責任を取るという事を知りませんね。(全員という訳では有りませんが)
最後に試験官が言った言葉、
「結局こういうものは、自分で調べたり動いたりしてナンボのものだから、
それが出来ないなら車検は通せませんって言っちゃった方が親切だよ」
「今は時間があるからこうして話もするけど、普段ならこんな事しないよ」
あなた達の仕事は何ですか?ハンコ押すだけですか?
今の仕事を失っても、国が保証してくれるつもりなんでしょうか?
ワタシは、こんな車検制度なら必要無いと思います。
そうそう、これを言っておかないといけませんね。
これは、フィクションです!!(察して下さい)
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カワサキ A7 アベンジャー 其の壱拾壱
まだまだやる事ははありますよ。
アクセルワイヤーがですね、
実はチョット左右で長さが合いませんでした。

長い方を切り詰めれば丁度良くなりそうなので、
短い方に合わせてチョキンッと切って、エンド金具を取り付けます。
・・・・ウンこれでバッチリ。
まぁ、これは別にやらなくてもいいのかもしれませんが、

またもやクラッチワイヤーのアジャスト部分ですが、
サイズが合ってないんです。

ワイヤーのアウター金具外径と、

アジャスターの内径、
アジャスター側が少々大きいんですよ。
リプロとは言っても、A7のリプロではありません。
マッハのリプロなので、合わなくて当然です。
かと言って、このままにするのも何だかねぇ~
ワイヤーのアウター金具にかぶせる形で、
カラーを作成しましょう。
旋盤
旋盤

これでどないや!

おっけ~!
これもあった。

割れていたポイントを交換しましょう。
オーナーさんが手持ちの新品部品を送ってくれましたので、
ダメだった方だけ交換します。
新品とはいえ、一応磨いて脱脂位はしておきましょう。
アクセルワイヤーがですね、
実はチョット左右で長さが合いませんでした。

長い方を切り詰めれば丁度良くなりそうなので、
短い方に合わせてチョキンッと切って、エンド金具を取り付けます。
・・・・ウンこれでバッチリ。
まぁ、これは別にやらなくてもいいのかもしれませんが、

またもやクラッチワイヤーのアジャスト部分ですが、
サイズが合ってないんです。

ワイヤーのアウター金具外径と、

アジャスターの内径、
アジャスター側が少々大きいんですよ。
リプロとは言っても、A7のリプロではありません。
マッハのリプロなので、合わなくて当然です。
かと言って、このままにするのも何だかねぇ~
ワイヤーのアウター金具にかぶせる形で、
カラーを作成しましょう。
旋盤
旋盤

これでどないや!

おっけ~!
これもあった。

割れていたポイントを交換しましょう。
オーナーさんが手持ちの新品部品を送ってくれましたので、
ダメだった方だけ交換します。
新品とはいえ、一応磨いて脱脂位はしておきましょう。
XS650SP 理不尽な障害 其の壱拾弐
本当に参りました。
このままでは車検の取得が出来ません。
まさかここまでやって、
「御免なさい、車検取れなかったんですよ。
でも、やったとこまではお金下さい。」
なんて、、、、お客さんに言える訳無いじゃないですか!!
でも一応、オーナーさんには報告をして・・・最悪、
オーナーさんのいる福岡の検査場で車検を取得してもらう、、かも・・・・
という事を連絡。
正直、こちらも完全な白ではありません。
オーナーさんが過去に行った改造がありますので・・・・ちょっと・・・・ね。
で、なんとか車検を取りたいのですが、
八王子の検査場ではもうダメです。
不審案件はすぐに手配書が回ると聞いた事がありますので、
一番近くの多摩も怪しいです。
そうなると、ちょっと足を伸ばして・・・・相模原の検査場でしょうか?
行くだけでもだいぶ時間がかかる場所ですが、
この際仕方ありません。
それで検査に通れば安いモノです。
幸い、次の日の予約が出来ました。
これに賭けてみましょう。
遠いわ!!
いや、正確にはそんなに距離は無いんですが、時間がかかります。
道がメチャメチャ混むんですよ。
日中に行ったので、2時間かかりましたよ。

ここでも同じように突っ込まれたらどうしましょう!?
緊張の検査が始まりました。
・
・
・
・
・
・
・
無事終了!!
なぁ~んも問題有りませんでした。
とてもすんなり・・・・検査場に着いてから20分で全て終わりました。
まぁね、解ってはいたんですが、コンナモンデス車検なんて。
さぁ、また2時間かけて帰りましょう。
帰ったら試乗して最終調整と、
今後の為の最後の対決です。
このままでは車検の取得が出来ません。
まさかここまでやって、
「御免なさい、車検取れなかったんですよ。
でも、やったとこまではお金下さい。」
なんて、、、、お客さんに言える訳無いじゃないですか!!
でも一応、オーナーさんには報告をして・・・最悪、
オーナーさんのいる福岡の検査場で車検を取得してもらう、、かも・・・・
という事を連絡。
正直、こちらも完全な白ではありません。
オーナーさんが過去に行った改造がありますので・・・・ちょっと・・・・ね。
で、なんとか車検を取りたいのですが、
八王子の検査場ではもうダメです。
不審案件はすぐに手配書が回ると聞いた事がありますので、
一番近くの多摩も怪しいです。
そうなると、ちょっと足を伸ばして・・・・相模原の検査場でしょうか?
行くだけでもだいぶ時間がかかる場所ですが、
この際仕方ありません。
それで検査に通れば安いモノです。
幸い、次の日の予約が出来ました。
これに賭けてみましょう。
遠いわ!!
いや、正確にはそんなに距離は無いんですが、時間がかかります。
道がメチャメチャ混むんですよ。
日中に行ったので、2時間かかりましたよ。

ここでも同じように突っ込まれたらどうしましょう!?
緊張の検査が始まりました。
・
・
・
・
・
・
・
無事終了!!
なぁ~んも問題有りませんでした。
とてもすんなり・・・・検査場に着いてから20分で全て終わりました。
まぁね、解ってはいたんですが、コンナモンデス車検なんて。
さぁ、また2時間かけて帰りましょう。
帰ったら試乗して最終調整と、
今後の為の最後の対決です。
カワサキ A7 アベンジャー 其の壱拾
キャブのオーバーホールキットを待つ間、
こいつをやっとかなあきまへん。
オーナーさんに取り寄せてもらったレバーホルダーの加工。
ほら、アジャスター部分のネジが切ってなかったでしょ。
タップを立ててネジ切りしておきましょう。

そうそう、このアジャスター自体は「ガレージ310」さんがリプロされていたので、
譲って頂きました。
手裏剣のような独特な形だったので、そこら辺の只のアジャスターではね・・・
値段も高い物ではなかったので。
それと、ハンドル回りでもう一つ。
W1のレバーが合いそうだって事で購入しましたが、
ドンピシャではなかったんです。
クラッチ側だけ、若干ピボットの穴がズレていたんです。
でも、ちょっと削れば使えそう・・・・って事で、

少々干渉する部分を削ります。
このマジックで書いた部分を削りたいのですが、
こういう時にフライスが有ればいいのですが、
持っていませんので、、、、知り合いの所に借りに行くか?
サンダーで削るか?
う~ん、、、、、、以前もやったこの方法でやってみましょう。

ボール盤を使った、フライスもどき。
出来具合は?
・
・
・

まぁ、こんなモンでしょう。
こいつをやっとかなあきまへん。
オーナーさんに取り寄せてもらったレバーホルダーの加工。
ほら、アジャスター部分のネジが切ってなかったでしょ。
タップを立ててネジ切りしておきましょう。

そうそう、このアジャスター自体は「ガレージ310」さんがリプロされていたので、
譲って頂きました。
手裏剣のような独特な形だったので、そこら辺の只のアジャスターではね・・・
値段も高い物ではなかったので。
それと、ハンドル回りでもう一つ。
W1のレバーが合いそうだって事で購入しましたが、
ドンピシャではなかったんです。
クラッチ側だけ、若干ピボットの穴がズレていたんです。
でも、ちょっと削れば使えそう・・・・って事で、

少々干渉する部分を削ります。
このマジックで書いた部分を削りたいのですが、
こういう時にフライスが有ればいいのですが、
持っていませんので、、、、知り合いの所に借りに行くか?
サンダーで削るか?
う~ん、、、、、、以前もやったこの方法でやってみましょう。

ボール盤を使った、フライスもどき。
出来具合は?
・
・
・

まぁ、こんなモンでしょう。
XS650SP 理不尽な障害 其の壱拾壱
一応、汚れていたリムを磨いてみたのですが、

あ・り・ま・せ・ん・。
ワタシが乗っていたTXを確認してみましょう。
コイツは純正のハズですから・・・
・
・
・
あ・り・ま・せ・ん・。
やっぱり無いんじゃないですかねぇ。
TAKASAGOとリムサイズの刻印しか有りませんよ。
そもそも、本当にそんな規定があるのでしょうか?
JWLについて調べてみましょう。
ネットやら書籍で調べた結果、
・・・・・・・・・要らないんじゃないの?
もうちょっと調べましょう。
え~っと、道路運送車両法を決めているのは・・・・国土交通省ですね。
ホームページから道路運送車両法を閲覧。
◎軽合金製ディスクホイールの技術基準
・適用範囲
この技術基準は、専ら乗用の用に供する自動車
(乗車定員11人以上の自動車、二輪自動車及び側車付二輪自動車を除く。)
の軽合金ディスクホイールに適用する。
おい!!
どーいう事やねん!!
二輪車は除くって書いてあるがな、
それにディスクホイールやろ?
スポークホイールとは書いてないやんか。
よっしゃ!!
義は我にあり!
検査場に乗り込みましょう。
「あの~スミマセ~ン、
国交省のホームページでこんな事書いてあったんやけど~。
どーいう事なんでしょうか~説明してくれはる?」
溢れる怒気を抑えて、精一杯冷静に質問してみました。
「いや、これね、二輪は別に規定が有るんだよ」
「・・・・・へ??」
そう言って出してきた、ゴッツイ辞書の様な物に、
しっかりと二輪の軽合金ディスクホイールについて、、、、と書いてありました。
しゅるるるるるるるる盛り上がった怒気が一気に消化。
「ガックリ・・・・いや、しかし、これもディスクホイールって書いてあるでしょ。
アレ、スポークホイールやで、スポークホイールにディスクホイールの強度基準は当てはまらんやろ?」
「え!? いや~それは・・・・ああいうのはディスクホイールとは呼ばないの?」
「呼ばん!、あれはスポークホイール。あれをディスクホイールなんて呼んだら馬鹿にされまっせ!!」
あちこちペラペラと資料をめくるインケツ検査官。
(よっしゃ!決定的やろ!これはもう覆えらんで。正義は勝つ)
10分位は色々探していたようですが、
「そんな事言われた事無いから想定外だな・・・
スポークホイールもディスクホイールに含まれると思うんだけど、
上層部に確認とってみるから、ちょっとまってて」
(おいおい、何言ってんねん、言ってる事が矛盾してまっせ)
そうは思いましたが、もう勝ちは決まったようなものです。
あえて事を荒立てる必要はないでしょう。
大人しく待つ事にしました。
数分後、驚くべき結果が!!
「やっぱりスポークホイールもディスクホイールに含まれるって事だから、
刻印が無いと通せないね」
・
・・
・・・
・・・・何をゆ~てるんやろ?このオッサン??
「そんな!構造が全くちゃうやんか!!
何処をどーしたら同じ物になんねん!!!!!」
「そもそも、JWLって何時出来た規格なん?1978年には有ったの?」
「何時からも何も、アルミホイールが出来た時から有る規格だから、アルミホイールには全部付いてるよ」
「絶対に有るの?100%?メーカー純正なら100%刻印が有るんだね?」
「100%って言うか、無ければ車検は通せないからね」
「ほな、メーカーに確認とってみますわ!」
第二ラウンド終了

あ・り・ま・せ・ん・。
ワタシが乗っていたTXを確認してみましょう。
コイツは純正のハズですから・・・
・
・
・
あ・り・ま・せ・ん・。
やっぱり無いんじゃないですかねぇ。
TAKASAGOとリムサイズの刻印しか有りませんよ。
そもそも、本当にそんな規定があるのでしょうか?
JWLについて調べてみましょう。
ネットやら書籍で調べた結果、
・・・・・・・・・要らないんじゃないの?
もうちょっと調べましょう。
え~っと、道路運送車両法を決めているのは・・・・国土交通省ですね。
ホームページから道路運送車両法を閲覧。
◎軽合金製ディスクホイールの技術基準
・適用範囲
この技術基準は、専ら乗用の用に供する自動車
(乗車定員11人以上の自動車、二輪自動車及び側車付二輪自動車を除く。)
の軽合金ディスクホイールに適用する。
おい!!
どーいう事やねん!!
二輪車は除くって書いてあるがな、
それにディスクホイールやろ?
スポークホイールとは書いてないやんか。
よっしゃ!!
義は我にあり!
検査場に乗り込みましょう。
「あの~スミマセ~ン、
国交省のホームページでこんな事書いてあったんやけど~。
どーいう事なんでしょうか~説明してくれはる?」
溢れる怒気を抑えて、精一杯冷静に質問してみました。
「いや、これね、二輪は別に規定が有るんだよ」
「・・・・・へ??」
そう言って出してきた、ゴッツイ辞書の様な物に、
しっかりと二輪の軽合金ディスクホイールについて、、、、と書いてありました。
しゅるるるるるるるる盛り上がった怒気が一気に消化。
「ガックリ・・・・いや、しかし、これもディスクホイールって書いてあるでしょ。
アレ、スポークホイールやで、スポークホイールにディスクホイールの強度基準は当てはまらんやろ?」
「え!? いや~それは・・・・ああいうのはディスクホイールとは呼ばないの?」
「呼ばん!、あれはスポークホイール。あれをディスクホイールなんて呼んだら馬鹿にされまっせ!!」
あちこちペラペラと資料をめくるインケツ検査官。
(よっしゃ!決定的やろ!これはもう覆えらんで。正義は勝つ)
10分位は色々探していたようですが、
「そんな事言われた事無いから想定外だな・・・
スポークホイールもディスクホイールに含まれると思うんだけど、
上層部に確認とってみるから、ちょっとまってて」
(おいおい、何言ってんねん、言ってる事が矛盾してまっせ)
そうは思いましたが、もう勝ちは決まったようなものです。
あえて事を荒立てる必要はないでしょう。
大人しく待つ事にしました。
数分後、驚くべき結果が!!
「やっぱりスポークホイールもディスクホイールに含まれるって事だから、
刻印が無いと通せないね」
・
・・
・・・
・・・・何をゆ~てるんやろ?このオッサン??
「そんな!構造が全くちゃうやんか!!
何処をどーしたら同じ物になんねん!!!!!」
「そもそも、JWLって何時出来た規格なん?1978年には有ったの?」
「何時からも何も、アルミホイールが出来た時から有る規格だから、アルミホイールには全部付いてるよ」
「絶対に有るの?100%?メーカー純正なら100%刻印が有るんだね?」
「100%って言うか、無ければ車検は通せないからね」
「ほな、メーカーに確認とってみますわ!」
第二ラウンド終了
カワサキ A7 アベンジャー 其の九
ここでキャブをサクッとやってしまいましょう。
エンジンが組み終わった後に軽く掃除だけはしたんですが、
今回はオーナーさんが用意してくれたオーバーホールキットを使います。
この車両、なぜだか左右のキャブでジェットの番手が違うんですよね。
フロートバルブも違うし・・・・
何か理由があって変えているのかもしれませんが、
状態把握の為、一度ちゃんとした状態に戻してみようと思います。

古いパッケージですが、ウチがお世話になっている「キースター」さんの物ですね。
早速部品を交換していきましょう。
・
・
・
・
え~っと・・・・・コレってA7用だよね・・・・・
使える部品が無いんですけど!!

ニードルが違う、

メインジェットが違う、
パイロットジェットが違う、
フロートバルブが違う、
チャンバーガスケットが違う、etc
全く使い物にならないじゃないか!!
一体どういう事なのでしょうか?
「ガレージ310」さんに相談に行きましょう。
・
・
・
相談の結果、この車両のような極初期モデルと、それ以降では違うキャブになるのでは?
と言う結論に至りました。
う~む、確かにネジが旧規格ですからね。
その可能性は大です。
この事を「キースター」さんに連絡すると、
新しく合う物を作り直してくれるとの事。
それならば、早々にキャブを送って作ってもらいましょう。。
こういうリプロ部品を作るメーカーも大変ですよね。
こうやって極初期だけ違うとか、何年式からは~、
とかあるでしょうから、『バッチリこの車種に合います』なんてそうそう言えないですよね。
でも、こうして単品製作をしてくれるのだから、ありがたい限りです。
エンジンが組み終わった後に軽く掃除だけはしたんですが、
今回はオーナーさんが用意してくれたオーバーホールキットを使います。
この車両、なぜだか左右のキャブでジェットの番手が違うんですよね。
フロートバルブも違うし・・・・
何か理由があって変えているのかもしれませんが、
状態把握の為、一度ちゃんとした状態に戻してみようと思います。

古いパッケージですが、ウチがお世話になっている「キースター」さんの物ですね。
早速部品を交換していきましょう。
・
・
・
・
え~っと・・・・・コレってA7用だよね・・・・・
使える部品が無いんですけど!!

ニードルが違う、

メインジェットが違う、
パイロットジェットが違う、
フロートバルブが違う、
チャンバーガスケットが違う、etc
全く使い物にならないじゃないか!!
一体どういう事なのでしょうか?
「ガレージ310」さんに相談に行きましょう。
・
・
・
相談の結果、この車両のような極初期モデルと、それ以降では違うキャブになるのでは?
と言う結論に至りました。
う~む、確かにネジが旧規格ですからね。
その可能性は大です。
この事を「キースター」さんに連絡すると、
新しく合う物を作り直してくれるとの事。
それならば、早々にキャブを送って作ってもらいましょう。。
こういうリプロ部品を作るメーカーも大変ですよね。
こうやって極初期だけ違うとか、何年式からは~、
とかあるでしょうから、『バッチリこの車種に合います』なんてそうそう言えないですよね。
でも、こうして単品製作をしてくれるのだから、ありがたい限りです。
XS650SP 理不尽な障害 其の壱拾
え~、どういう状況だったのかといいますと・・・・
検査場へ自分で持ち込んだ経験のある方はわかると思いますが、
一応通常の流れを説明します。
1.書類の作成、および、自賠責に入っていない場合は、この時点で自賠責に入ります。
2.自動車税の確認、検査手数料と重量税の印紙購入。
3. 書類を確認してもらい、イザ、検査ラインへ・・・。
4.本格的にラインに入る前に、灯火類や付く物がちゃんと付いているか?
検査官が確認します。
5.ラインに入ってスピードメータ、前後ブレーキ、排ガス検査、(古い車両は必要ないハズ)
ヘッドライトの光軸検査をします。
6.すべてに合格したら、新しい検査証がもらえます。
今回引っかかったのは 4.の工程。
最近はいなかったインケツな検査官がいたんですよ。
何かとイチャモン付ける検査官だったので、嫌な予感はしたんですが・・・
注意:会話をテープレコーダーに録っていた訳でもないので、
細かい所は違うと思いますし、端折っている所も沢山有ります。
そんな事もあるんだぁ程度に、フィクションとして読んで下さい。
灯火類の点検が終わって、付く物はちゃんと付いていますし、
さぁ、ラインへ・・・・と思っていたんですが、
何時までもジロジロとフロントホイール辺りを見ているんですよ、あの検査官が!!
「なんですか?なんぞ不具合でも有りますか?」
「このホイールって純正?アルミだよね?」
「ええ、純正のアルミリムですよ」
「刻印が無いんだよね」
「へ?刻印ですか?リムのメーカーの?それともリムサイズ?」
「いや、JWLの刻印が無いといけないんだけど」
「じぇーだぶりゅーえる!?・・・(そんなんリムに無いやろ)・・・」
「それって古い車両にも有るんですか?」
「有るはずだよ・・・なぁ、有るよなぁ」
隣にいた若い検査官にインケツ検査官が聞きました。
「え~、無いんじゃないですか?」
おお、思わぬ援軍!
ガンバレ若い検査官!!
「イヤ、有るよ!・・・・ちょっと調べるから先にラインに入ってやってて」
哀れみの目でワタシを見る若い検査官。
(え!? 何その目は・・・もしかして・・・・嫌な予感・・・)
・
・
・
・
ラインでやる事には全て合格したんですが、
インケツ検査官が出て来て言いました。
「やっぱり有るハズだよ、無きゃ通せないから刻印探してきて、
JWLか、DOT、もしくはYAMAHAの刻印が有ればいいから」
「ええええええ~~、マジですか~」
「リムが汚れていてちゃんと確認出来ないからさ、もう一度キレイにして確認してみて」
「は~い・・・・・(絶っ対無いよ、見た事無いし、そんな刻印)」
とは思いながらも、ここで駄々をこねていても何も解決しません。
ウチのTXを見てみて、色々資料を調べましょう。
第一ラウンド終了。
検査場へ自分で持ち込んだ経験のある方はわかると思いますが、
一応通常の流れを説明します。
1.書類の作成、および、自賠責に入っていない場合は、この時点で自賠責に入ります。
2.自動車税の確認、検査手数料と重量税の印紙購入。
3. 書類を確認してもらい、イザ、検査ラインへ・・・。
4.本格的にラインに入る前に、灯火類や付く物がちゃんと付いているか?
検査官が確認します。
5.ラインに入ってスピードメータ、前後ブレーキ、排ガス検査、(古い車両は必要ないハズ)
ヘッドライトの光軸検査をします。
6.すべてに合格したら、新しい検査証がもらえます。
今回引っかかったのは 4.の工程。
最近はいなかったインケツな検査官がいたんですよ。
何かとイチャモン付ける検査官だったので、嫌な予感はしたんですが・・・
注意:会話をテープレコーダーに録っていた訳でもないので、
細かい所は違うと思いますし、端折っている所も沢山有ります。
そんな事もあるんだぁ程度に、フィクションとして読んで下さい。
灯火類の点検が終わって、付く物はちゃんと付いていますし、
さぁ、ラインへ・・・・と思っていたんですが、
何時までもジロジロとフロントホイール辺りを見ているんですよ、あの検査官が!!
「なんですか?なんぞ不具合でも有りますか?」
「このホイールって純正?アルミだよね?」
「ええ、純正のアルミリムですよ」
「刻印が無いんだよね」
「へ?刻印ですか?リムのメーカーの?それともリムサイズ?」
「いや、JWLの刻印が無いといけないんだけど」
「じぇーだぶりゅーえる!?・・・(そんなんリムに無いやろ)・・・」
「それって古い車両にも有るんですか?」
「有るはずだよ・・・なぁ、有るよなぁ」
隣にいた若い検査官にインケツ検査官が聞きました。
「え~、無いんじゃないですか?」
おお、思わぬ援軍!
ガンバレ若い検査官!!
「イヤ、有るよ!・・・・ちょっと調べるから先にラインに入ってやってて」
哀れみの目でワタシを見る若い検査官。
(え!? 何その目は・・・もしかして・・・・嫌な予感・・・)
・
・
・
・
ラインでやる事には全て合格したんですが、
インケツ検査官が出て来て言いました。
「やっぱり有るハズだよ、無きゃ通せないから刻印探してきて、
JWLか、DOT、もしくはYAMAHAの刻印が有ればいいから」
「ええええええ~~、マジですか~」
「リムが汚れていてちゃんと確認出来ないからさ、もう一度キレイにして確認してみて」
「は~い・・・・・(絶っ対無いよ、見た事無いし、そんな刻印)」
とは思いながらも、ここで駄々をこねていても何も解決しません。
ウチのTXを見てみて、色々資料を調べましょう。
第一ラウンド終了。
委託販売? トーハツ ランペット CA2
はじめに断っておきます。
現車はウチには有りません。
三重県に有ります。
車両の状態を実際に見た訳ではないので、
詳細は不明です。
オーナーさん曰く、
・30年前は元気に走っていた。
・乗る機会がなくなって乗らなくなったので、
何処かが壊れたから乗らなくなった訳ではない。
・納屋に保管しているので、腐ってはいない。
・ガソリンは抜いて保管してある。
・ガソリンタンクの状態は不明。
・外装は磨けばそれなりになるのでは?
こんな条件ですが、興味のある方はご一報下さい。
価格は・・・・オーナーさんに「幾ら位になりますかねぇ~」と聞かれたんですが、
「現車を見ていないので何とも言えませんが、
聞いた通りの状態で、良くて20万位」
と答えておきました。
まぁ、あとは欲しいという人の交渉次第、
本気で買うつもりがあるのなら、現車を見てからオーナーさんと交渉して下さい。
現車はウチには有りません。
三重県に有ります。
車両の状態を実際に見た訳ではないので、
詳細は不明です。
オーナーさん曰く、
・30年前は元気に走っていた。
・乗る機会がなくなって乗らなくなったので、
何処かが壊れたから乗らなくなった訳ではない。
・納屋に保管しているので、腐ってはいない。
・ガソリンは抜いて保管してある。
・ガソリンタンクの状態は不明。
・外装は磨けばそれなりになるのでは?
こんな条件ですが、興味のある方はご一報下さい。
価格は・・・・オーナーさんに「幾ら位になりますかねぇ~」と聞かれたんですが、
「現車を見ていないので何とも言えませんが、
聞いた通りの状態で、良くて20万位」
と答えておきました。
まぁ、あとは欲しいという人の交渉次第、
本気で買うつもりがあるのなら、現車を見てからオーナーさんと交渉して下さい。
カワサキ A7 アベンジャー 其の八
メインハーネスも届いていますよ。
もっと時間がかかると思っていたんですが、
今回は結構早く作っていただきました。

外装を取り払い、
メインハーネスを取替えます。

流石に「モリヒデオート」さん作なだけあって、バッチリな作りではあるのですが、
ギボシ部分は現代の物になっていますので、
各灯火類や機器から伸びる配線のギボシは交換しないといけません。

こういうのが昔のギボシ、
コレを今のギボシに交換していきます。
このまま接続するとチョット緩いんです。

ほぼ全部のギボシですからね、結構これだけでも時間がかかります。
・
・・
接続完了!
灯火類、点火系の確認をして・・・・OK!
充電はエンジンをかけないと解りませんから、ちょっと後回し。
次にワイヤー関係を交換しちゃいましょう。
「BPヤマト」さんで作って頂いたワイヤー類です。

これはね、単なるワイヤー交換ですから大した事はありません。
順調に交換・・・・ん?


タコメーターワイヤーを交換しようと思ったんですが、
ちょっと、、、やり難いですね。
手で緩む訳はないし、かといって工具の入るスペースはあるけど・・・・・
回すスペースが無い!
これはオイルポンプを外さないといけないんでしょうか?
イヤですね~。
出来る事ならポンプを外さないで済ませたいのですが・・・・・
・
・
・
ちょっと考えました。
ポンプを外せば全ての問題は解決ですが、
クランクへオイルを供給しているチューブを外せば・・・・
チマチマと少しずつですが、、、、いけそうです。
・・・よし、OK。
これならエア抜きも少しで済むはずです。
もっと時間がかかると思っていたんですが、
今回は結構早く作っていただきました。

外装を取り払い、
メインハーネスを取替えます。

流石に「モリヒデオート」さん作なだけあって、バッチリな作りではあるのですが、
ギボシ部分は現代の物になっていますので、
各灯火類や機器から伸びる配線のギボシは交換しないといけません。

こういうのが昔のギボシ、
コレを今のギボシに交換していきます。
このまま接続するとチョット緩いんです。

ほぼ全部のギボシですからね、結構これだけでも時間がかかります。
・
・・
接続完了!
灯火類、点火系の確認をして・・・・OK!
充電はエンジンをかけないと解りませんから、ちょっと後回し。
次にワイヤー関係を交換しちゃいましょう。
「BPヤマト」さんで作って頂いたワイヤー類です。

これはね、単なるワイヤー交換ですから大した事はありません。
順調に交換・・・・ん?


タコメーターワイヤーを交換しようと思ったんですが、
ちょっと、、、やり難いですね。
手で緩む訳はないし、かといって工具の入るスペースはあるけど・・・・・
回すスペースが無い!
これはオイルポンプを外さないといけないんでしょうか?
イヤですね~。
出来る事ならポンプを外さないで済ませたいのですが・・・・・
・
・
・
ちょっと考えました。
ポンプを外せば全ての問題は解決ですが、
クランクへオイルを供給しているチューブを外せば・・・・
チマチマと少しずつですが、、、、いけそうです。
・・・よし、OK。
これならエア抜きも少しで済むはずです。
XS650SP 理不尽な障害 其の九
もう作業は終盤です。

オイルとオイルフィルターを交換して、
マフラーを出来るだけ磨いてから取り付け。

ボロボロになっていたエアクリーナと、
クリーナーケースのジョイントゴムを新品に交換。

エンジンをかける準備は整いました。

プラグは新品、バッテリーは充電済み。
いきます!
ドドーン!!
ダダンダダン
ダダンダダン
ダダンダダン・・・
おお、めっちゃ快調じゃないですか。
懸念していた白煙なども全く出ませんし、
異音も無し、充電も今のところちゃんとしています。
店の周りを走っても特に気になるところもありません。
こりゃぁ、速攻車検の予約をしなあかんわ!
余裕綽々で検査場に向かったのですが、
結果は・・・・・・・・・不合格・・・・・・・
スピードメータ検査、
ブレーキ検査、
光軸検査、
どれも合格したのですが、何が不合格だったのかというと・・・
・
・・
・・・
・・・・
ぬぅがぁ~
こんボケが~何訳の解らん事ぬかしとんねん!!
今思い返しても腹が立つ!!
ここから先は愚痴です。
「なにつまんねぇ事書いてんだよ!さっさと話すすめろ!!」
って思う方もいると思いますので、続きは次回にしますから、
そう思う方は見ないで下さい。

オイルとオイルフィルターを交換して、
マフラーを出来るだけ磨いてから取り付け。

ボロボロになっていたエアクリーナと、
クリーナーケースのジョイントゴムを新品に交換。

エンジンをかける準備は整いました。

プラグは新品、バッテリーは充電済み。
いきます!
ドドーン!!
ダダンダダン
ダダンダダン
ダダンダダン・・・
おお、めっちゃ快調じゃないですか。
懸念していた白煙なども全く出ませんし、
異音も無し、充電も今のところちゃんとしています。
店の周りを走っても特に気になるところもありません。
こりゃぁ、速攻車検の予約をしなあかんわ!
余裕綽々で検査場に向かったのですが、
結果は・・・・・・・・・不合格・・・・・・・
スピードメータ検査、
ブレーキ検査、
光軸検査、
どれも合格したのですが、何が不合格だったのかというと・・・
・
・・
・・・
・・・・
ぬぅがぁ~
こんボケが~何訳の解らん事ぬかしとんねん!!
今思い返しても腹が立つ!!
ここから先は愚痴です。
「なにつまんねぇ事書いてんだよ!さっさと話すすめろ!!」
って思う方もいると思いますので、続きは次回にしますから、
そう思う方は見ないで下さい。
カワサキ A7 アベンジャー 其の七
さぁ、材料が揃いましたので作業に入りましょう。
まずはハンドルに配線の通る穴を開けないといけません。
これがね、なかなか難しいのですよ。
技術の有る人なら何て事はないんでしょうけど、
ワタシは大した技術がありませんので・・・
まずは穴を開ける場所を決めないといけません。
ハンドルに穴を開けると言う事は、
ポジションが固定という事です。
資料等を参考に慎重に決めます。
・・・・あれ?
ハンドルの垂れ角が・・・・結構有りますね。
試行錯誤したのですが、この垂れ角の所為でイマイチなポジションしか選択出来ません。
見た目と機能、両方の妥協点・・・・こんなもんですかね。

位置が決まったら穴を開けましょう。
バイスにがっちりと固定。
穴を開けると言っても、ただの丸い穴ではありません。
長穴にしないといけないので、二か所穴を隣接して開けて、
それを後から削って連結します。
フライスでも有れば楽なんでしょうけどね。
丸穴を二か所開けた後、削り用のビットでガリガリ削っていったのですが、
これが結構大変。
ハンドルって思っている以上に硬いんですよ。

あ”ぁぁぁあぁシンドい。
コレをあと二つ・・・・・・・・・
・
・・
・・・
・・・・
・・・・・

なんとかやり抜きました・・・・・
削り用のビット、三本ダメにしましたケドね。

まずはハンドルに配線の通る穴を開けないといけません。
これがね、なかなか難しいのですよ。
技術の有る人なら何て事はないんでしょうけど、
ワタシは大した技術がありませんので・・・
まずは穴を開ける場所を決めないといけません。
ハンドルに穴を開けると言う事は、
ポジションが固定という事です。
資料等を参考に慎重に決めます。
・・・・あれ?
ハンドルの垂れ角が・・・・結構有りますね。
試行錯誤したのですが、この垂れ角の所為でイマイチなポジションしか選択出来ません。
見た目と機能、両方の妥協点・・・・こんなもんですかね。

位置が決まったら穴を開けましょう。
バイスにがっちりと固定。
穴を開けると言っても、ただの丸い穴ではありません。
長穴にしないといけないので、二か所穴を隣接して開けて、
それを後から削って連結します。
フライスでも有れば楽なんでしょうけどね。
丸穴を二か所開けた後、削り用のビットでガリガリ削っていったのですが、
これが結構大変。
ハンドルって思っている以上に硬いんですよ。

あ”ぁぁぁあぁシンドい。
コレをあと二つ・・・・・・・・・
・
・・
・・・
・・・・
・・・・・

なんとかやり抜きました・・・・・
削り用のビット、三本ダメにしましたケドね。

XS650SP 理不尽な障害 其の八
一番面倒くさい作業が終わりました。
ここまで終わってしまえば、もう後は慣れたモノです。
とりあえず、配線を終わらせてしまいましょう。

保護チューブと配線テープを駆使し、できるだけ綺麗に巻いていきます
出来上がったメインハーネスを車体に取り付けて、
もう一度灯火類を点検、
点火系はこの際なので、ここできちんとやってしまいましょう。


ポイントの研磨と点火時期の調整。
これで点火系はバッチリOKです。
こうなると、次にやるべきは・・・キャブかな?
以前も紹介しましたが、キャブのリペアキットといえば、「KEY STER」さんです。
ラインナップのなかにXS650SP用の物も有りましたので、

コレを使わせてもらいます。
既存のセットでは、今回やった年式のものとは合わなかったので、
無理を言って何度か作り直しをして頂きました。
担当のFさん、その節はありがとうございました。
セット内容はこんな感じ、



このセット内容で¥3,000
XSはニ気筒なので、一台分で¥6,000 ・・・・・安い!!
今回は既存の物では合わない年式だったみたいで、
何回か作り直してもらったので、きっと大赤字だったでしょうね。
色んな所で宣伝しておくから勘忍して!!
セット内容にニードルジェットが有るのですが、これが有ると助かります。
オーバーホールをすると、結構コレが簡単に抜け落ちてしまったりして・・・
まぁ、フロートチャンバーを閉じてしまえば落ちる事はないと思うんですが、

しっかりしているモノは、しっかりしていた方がいいでしょ!
もちろん、Oリングも付いていますからね。
フロートは片方パンクしていたので、
純正新品に交換します。
まだ純正で出るのはありがたいのですが・・・・高い。

ここまで終わってしまえば、もう後は慣れたモノです。
とりあえず、配線を終わらせてしまいましょう。

保護チューブと配線テープを駆使し、できるだけ綺麗に巻いていきます
出来上がったメインハーネスを車体に取り付けて、
もう一度灯火類を点検、
点火系はこの際なので、ここできちんとやってしまいましょう。


ポイントの研磨と点火時期の調整。
これで点火系はバッチリOKです。
こうなると、次にやるべきは・・・キャブかな?
以前も紹介しましたが、キャブのリペアキットといえば、「KEY STER」さんです。
ラインナップのなかにXS650SP用の物も有りましたので、


コレを使わせてもらいます。
既存のセットでは、今回やった年式のものとは合わなかったので、
無理を言って何度か作り直しをして頂きました。
担当のFさん、その節はありがとうございました。
セット内容はこんな感じ、



このセット内容で¥3,000
XSはニ気筒なので、一台分で¥6,000 ・・・・・安い!!
今回は既存の物では合わない年式だったみたいで、
何回か作り直してもらったので、きっと大赤字だったでしょうね。
色んな所で宣伝しておくから勘忍して!!
セット内容にニードルジェットが有るのですが、これが有ると助かります。
オーバーホールをすると、結構コレが簡単に抜け落ちてしまったりして・・・
まぁ、フロートチャンバーを閉じてしまえば落ちる事はないと思うんですが、

しっかりしているモノは、しっかりしていた方がいいでしょ!
もちろん、Oリングも付いていますからね。
フロートは片方パンクしていたので、
純正新品に交換します。
まだ純正で出るのはありがたいのですが・・・・高い。

カワサキ A7 アベンジャー 其の六
意外と早く来ました。

スイッチBOX!
まだ有る所には有るんですねぇ。
ちょっと現物を確認しましょう。

ほぉ~、
そういう事か、配線をハンドル内に通すようになっているんですね。
・
・
と言う事は、あのハンドル純正じゃないのか!
きっと社外品のハンドルに交換したけど、
配線を通す穴を開けるのが面倒で、

こんな風にしてしまったんですね。
すっげ~雑な事をしてますね。
部品が使い物にならなくなっちゃったら、元も子も無いじゃないですか。
(まぁ、気持ちは解りますが)
ハンドルに穴開けるのヤダなぁ~
なんて思いながらスイッチBOXを見ていると・・・・・

あれ?ワイヤーのアジャスターが入る部分、ネジ切ってない・・・・
それに、

違和感を感じてレバーを合わせてみたんですが、

合わへんし!!
これって本当にA7用なのでしょうか?
純正でもないような気がしてきました。
やはり海外製品、加工が前提の部品なんですね。
何か合うレバーはありませんかねぇ。
Wとかこんなんだったような?
ナイスタイミング!!
ウチのお客さん(?)でWに乗っている方がいるのですが、
丁度来店してくれました。
ちょっとレバーを借りて、この新しいスイッチBOXに合わせてみると、
バッチリピッタリ!!
コレは早速入手しなければいけません。

フフッ、コレで問題解決。


スイッチBOX!
まだ有る所には有るんですねぇ。
ちょっと現物を確認しましょう。

ほぉ~、
そういう事か、配線をハンドル内に通すようになっているんですね。
・
・
と言う事は、あのハンドル純正じゃないのか!
きっと社外品のハンドルに交換したけど、
配線を通す穴を開けるのが面倒で、

こんな風にしてしまったんですね。
すっげ~雑な事をしてますね。
部品が使い物にならなくなっちゃったら、元も子も無いじゃないですか。
(まぁ、気持ちは解りますが)
ハンドルに穴開けるのヤダなぁ~
なんて思いながらスイッチBOXを見ていると・・・・・

あれ?ワイヤーのアジャスターが入る部分、ネジ切ってない・・・・
それに、

違和感を感じてレバーを合わせてみたんですが、

合わへんし!!
これって本当にA7用なのでしょうか?
純正でもないような気がしてきました。
やはり海外製品、加工が前提の部品なんですね。
何か合うレバーはありませんかねぇ。
Wとかこんなんだったような?
ナイスタイミング!!
ウチのお客さん(?)でWに乗っている方がいるのですが、
丁度来店してくれました。
ちょっとレバーを借りて、この新しいスイッチBOXに合わせてみると、
バッチリピッタリ!!
コレは早速入手しなければいけません。

フフッ、コレで問題解決。

XS650SP 理不尽な障害 其の七
配線です!
以前やったように、「アールプロジェクツ」さんで売っているリプロのハーネス、
これを元に、この車両に合うように改造&無駄な機能の除去。

ああ、またこの作業をやる羽目になるとは・・・・
仕方無い、これをやらないときっともっと面倒な事になります。
いきましょう!
まぁ、前回書いた時と同じなんですが、
まずは被覆しているチューブやテープを剥します。

テープのノリが残っていてベトベトなので、
ガソリンを使って軽く拭き取ります。
そこから・・・・・ひたすら選別。
一本一本たどっていき、コレは要る、コレは要らない、コレは要る・・・・
シンプルな作業ですが、ワタシ如きの能力ではエラい時間がかかります。
でも、その成果がこれ、

因みに、コレがいらない配線の一部、

作動の確認の為、車体にのせて各部に接続、
各電装系をチェックしていきます。

点火系はOK、
充電系はエンジンかけないとチェック出来ないので保留、
灯火系は・・・アレ、あれもコレもダメじゃないですか、
おかしいなぁ~、そんなハズはないんですが。
・
・・ああ、スイッチボックスか!
そうですよ、きっと。
動かしていない期間が結構あったって言うんですから、
絶対コレです。


コレはスイッチボックスを一度分解して、
接点を磨かないとダメッぽいですね。
・
・


・
・
細かい部品があるので、部品を無くさないように注意ですよ!
一通り接点を研いたら、もう一度灯火系をチェック、
うん、今回は問題ありません。
以前やったように、「アールプロジェクツ」さんで売っているリプロのハーネス、
これを元に、この車両に合うように改造&無駄な機能の除去。

ああ、またこの作業をやる羽目になるとは・・・・
仕方無い、これをやらないときっともっと面倒な事になります。
いきましょう!
まぁ、前回書いた時と同じなんですが、
まずは被覆しているチューブやテープを剥します。

テープのノリが残っていてベトベトなので、
ガソリンを使って軽く拭き取ります。
そこから・・・・・ひたすら選別。
一本一本たどっていき、コレは要る、コレは要らない、コレは要る・・・・
シンプルな作業ですが、ワタシ如きの能力ではエラい時間がかかります。
でも、その成果がこれ、

因みに、コレがいらない配線の一部、

作動の確認の為、車体にのせて各部に接続、
各電装系をチェックしていきます。

点火系はOK、
充電系はエンジンかけないとチェック出来ないので保留、
灯火系は・・・アレ、あれもコレもダメじゃないですか、
おかしいなぁ~、そんなハズはないんですが。
・
・・ああ、スイッチボックスか!
そうですよ、きっと。
動かしていない期間が結構あったって言うんですから、
絶対コレです。


コレはスイッチボックスを一度分解して、
接点を磨かないとダメッぽいですね。
・
・



・
・
細かい部品があるので、部品を無くさないように注意ですよ!
一通り接点を研いたら、もう一度灯火系をチェック、
うん、今回は問題ありません。
カワサキ A7 アベンジャー 其の伍

部品を待っている間、マフラーをメッキに出しましょう。
もちろん、メッキ屋さんに出す前に、恒例の『焼き』を行っています。

所々凹みは有るのですが、それはそのままで、メッキだけやり直してもらいます。
さぁ、部品の調達です。
「ガレージ310」さんの所に行って、相談&部品調達してきましょう。
・
・
ナイスなタイミングで、マッハ用に作ったという、
ステンレス製のインナーサイレンサーが出来上がっていました。
これってA7にも使えるんじゃない?
ちょっと借りていきましょう。
付けば儲けですよね。
只し、マッハ用で作っているので、3本1セットでの販売で、
価格がネックです・・・・4万5千円也!!
その他、アドバイスを頂いたり、ガスケットを買ったり・・・お世話になりっぱなしです。
で、教えて頂いた業者さん、「BPヤマト」さんなのですが、
ワイヤーを作ってくれる業者さんで、なんと、A7用のワイヤーがあるじゃないですか。
当初はワタシが作ろうと思っていたのですが、価格的にも、品質的にも、
買っちゃった方がお客さんにとってはメリットが有りますので、
注文しちゃいました。
それと、メインハーネスですが、
こちらも310さんに教えて頂いたのですが、
Wの世界では有名な「モリヒデオート」さんに有ると言われ、
こちらも注文しました。
あれ?今回ワタシがやる事が無いですね。
ブログ的には面白味がありませんな。