2007-07

トライアンフ T90 車検 其の弐

車検当日・・・・・
出発前に色々とトラブルがありましたが、
何とか無事に車検を通す事が出来ました。
やっぱり準備は前日に済ましておくべきでした。
「明日の車検は午後からやし、午前中に準備すればエエわ」
なんて余裕ぶっこいてないで、出来る事は出来るうちにやりましょう。
この日の教訓でした。

で、車検も通ったので、車検仕様から元に戻します。
これからお客さんのご要望作業をやっていきます。

まずはフロントフォークブーツの交換、
フェンダーとタイヤを外して、下からブーツを入れていきます。
IMG_0820.jpg
このブーツがよく破れるんですよね。
今回は、何時も使っている物とは違うメーカーの物を試してみます。
今回の物は大分厚みが有って丈夫そうなので、結構耐久性はイイかもしれません。
後はもう少し長ければ言う事無しなんですが・・・

オイルを3種類とも交換して、
切れてしまったメーターケーブルの交換です。
・・・・・・が、普通に交換出来ると思ったら大間違い。
新しく仕入れた物は、残念ながらこのメーターには合いませんでした。
IMG_0817.jpg
上が今まで付いていたケーブルで、下が新しく取り寄せたケーブルのねじ込み部分です。
長さが違うんです、ちょっと短いんです。
IMG_0818.jpg
メーターのねじ山がしっかりしていれば問題無かったのですが、
画像の様に初めの部分が潰れていて、新しいケーブルでは長さが足りずに取り付けが出来ません。

という事で、仕方ないのでアウターは元の物を使って、
インナーだけ交換します。
そして、インナーもそのままでは付きません。
1cm程長いのでカットします。
ただカットしただけでは、ほつれ易いので、
IMG_0819.jpg
ヤスリで形を整えたらハンダで固めます。
これでやっと取り付ける事が出来ました。
メーターも動く様になりましたよ。
(メーターが動かないのに、どうやって車検を通したのかというと・・・秘密です。
これでお客さんの注文は終わりなので、
試乗して、磨いて、問題なければ終了です。
IMG_0821.jpg

IMG_0822.jpg

来た時より大分綺麗になっているんですが、
大事にしてくれるといいなぁ。
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トライアンフ T90 車検 其の壱

本当はもっと後に作業予定だったのですが、
他の車両が時間がかかり過ぎるうえ、後が支えてきたので、
早く出来る物からやっていきます。

IMG_0810.jpg
このお客さんは何回目の車検でしょうか。
4回目かな・・・多分。
カスタムした車両の割には、長い所有年数です。
大体の人が飽きてしまうんですよねぇ。

あまり乗らないから飽きないのでしょうか?

そんなに乗っていない割りに調子悪くないんですよね、
結構遠いのに自走で来ましたしね。
という事で、必要最低限+お客さんの要望しかやりません。
お客さんの懐具合も有るモンで・・・・

先に面倒くさい車検を通してしまいましょう。

灯火類の点検をしていると、
ウィンカーの点滅が・・・・・点滅せぇへん!!
アカン!もしかして充電不足?
そう思ってバッテリー電圧を測ってみると、
6V!? これって12vの車両だよな?
よくここまで走れたもんだ。
っと言うか、6vでもエンジンかかるんやね。

ダメ元で充電してみましょう。
IMG_0811.jpg
と思ったら電解液の量が少ないし。
液を補充して、なんとか充電が出来ました。
要交換ですが、車検が終わるまではコレを使いましょう。
充電電圧は問題ないので、きっとあまり乗らないから電圧が下がってしまったのでしょう。

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TX750 其の伍

キャブの状態も大体は想像が付くのですが、
IMG_0749.jpg
やはり予想通りでした。

一番の問題は、
IMG_0746.jpg
バタフライバルブが固着していて、プライヤーを使わないと動かない事・・・
って言う事は、ココのシールもダメな可能性
オマケにバキュームピストンも固着!

とりあえず出来る事からやりましょう。
IMG_0747.jpg

IMG_0748.jpg
パッと見、そんなに酷そうではないのですが、
実際はメインジェットがガッチリ詰まるほど腐っています。

いつもの様に、外せる部品は外してキャブクリーナーで洗浄します。
一応、バタフライのシール部分にかからない様、気を付けながら。
(だからCVキャブはキライ)

洗浄が終わって、部品を組みつけている時、
・・・・・・やっぱり、外した時に怪しいと思っていたのですが、
フロートに穴が開いています。
IMG_0752.jpg
ちょっと解り難いですが、小さな穴が数箇所、ヒビ割れも有ります。
念の為灯油に漬けておいたのですが、しばらく放置してから振ってみると、
チャプチャプと音が・・・

まだ部品は出る様なのですが、
部品が来るまでの時間が勿体無いので、ハンダで埋めてしまいます。
IMG_0753.jpg
ちょっと重くなりますが、そこはフロートレベルで調整しましょう。

で、問題のバタフライバルブですが、シール部分にCRCを垂らして、
ひたすら開閉を繰り返します。
三十分位やっていると、どうにか素手でも開閉出来る様になりました。
ここからもう少しキコキコやって、
後は使っているうちにどうにかなるでしょう。

キャブを取り付ける前にカムチェーンの調整を。
IMG_0754.jpg
やり方は650と同じです。
でも、やる必要が無かったみたいです、ほぼOkでした。

エアクリーナーが使い物にならないので、とりあえずは無しでエンジンをかけてみましょう。
コレで調子良かったら、ラッキー・・・・かな?


なんとキック一発!!
エンジンかかっちゃいましたよ。



スゴイ!エンジンの振動が無い!!現行車みたい。
流石にバランサーが付いているだけの事はあります。

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TX750 其の四

お決まりのポイント磨きです。
TX750のポイントは何処に有るんでしょう?

正解は、
IMG_0755.jpg
ココです。
左のクランクケースカバーの中、
何とも面倒臭い所に付いているもんです。
因みに、横にある四角い物は何だと思います?

IMG_0756.jpg
何とコレがオイルフィルターなんですよ。
コレも交換したい所ですが、残念ながら生産終了らしいです。
せめて洗浄して使えるタイプだったら良かったのですが、
それもダメらしいので、詰まっていない事を祈ってそのままにしておきます。

肝心のポイントは、嬉しい事にまだメーカーから部品が出ます。
(でもメッチャ高い!!! 一個¥3970それが二つ・・・)
ですが、まだ使えそうなので今回は交換しません。
IMG_0757.jpg
いつもの様に磨きます。
IMG_0759.jpg
脱脂とグリスupをして、簡易的に点火時期を合わせます。
これでだいぷプラグの火花が強くなりました。

次はキャブですね。


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TX750 其の参

また地道にテスターで電気を追っていきます。
メインスイッチから出て来る所まではOK
その先、キルスイッチを調べてみましょう。

ビンゴ!!
この先から電気の流れが滞っている様です。
IMG_0744.jpg
スイッチの端子がこんな状態では、電気もスムーズに通れません。

IMG_0745.jpg
因みに、コレが右のスイッチBOXの中身です。
どうしたらこんな事になっちゃうんでしょう?
きっとココはオーバーホールしなくちゃダメでしょうね。
まぁ、とりあえずエンジンがかからなくては話にならないので、
ココはそのままにしておきます。

キルスイッチの端子を磨いて、
元通り組み付けます。

今度こそ火が飛ぶような予感!
どうか火花が元気に飛びますように・・・・・


願いを込めてキック!
・・・・・パチン
おお、飛びました!!
ちょっと弱い火花でしたが、飛んだ事に変わりはありません。
きっとポイントをやれば、もう少し強い火花になるでしょう。

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TX750 其の弐

まずは火が飛ぶかを確かめてみましょう。
元々付いていたバッテリーは、もちろん使い物にならないので、
中古の使えそうなバッテリーで試してみます。
(本来はYB16L-Bが付いています。デカイ!!)

スイッチONでパイロットランプは点灯したのですが、
期待も空しく、プラグに火は飛びませんでした・・・

では、原因究明に入りましょう。
テスターで配線を追っていきます。
まず引っかかったのは、ヒューズです。
IMG_0740.jpg
ヒューズ自体は切れていませんでしたが、
出口と入口で導通が無かったので、
そこら辺に転がっていたヒューズホルダーを付けてみます。
IMG_0742.jpg
これで導通は確認出来ました。
ひょっとしてコレだけの問題?
なんて甘い考えを持っちゃいましたが、ヤッパリそれだけではなかった様で・・・
他にも原因が有るようです。

イグニッションコイルに電気が来ているか調べてみましょう。
テスターを当ててみると・・・・6V!!
これでは火が飛ぶはずありません。
何処かでロスしている様です。
探してみましょう。

メインスイッチの出口と入口で電圧を確認してみると、
入り口ではバッテリー電圧の12.3V
出口では8V
コレですかねぇ~
IMG_0743.jpg
メインスイッチを分解して接点を磨きます。

さぁ、これでどうだ!!
今度こそパチンと火花が飛ぶでしょう。
キックを踏み降ろしてみると・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・おや?
ダメですか?



他の原因を探しましょう。

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TX750 其の壱

問題児が入庫してきました。
ヤマハのTX750です。

この車両はメーカーに部品がほとんど無く、
輸出もしていないので、海外にも部品は無い。
もちろんリプロ部品もほとんど無く、
一部TX650と共通の部品が有るのみ。
という困った車両です。

オマケに・・・・
IMG_0737.jpg

IMG_0738.jpg
こんな状態です。
正直、引き上げに行った時にこの車両を見て、
断ろうと思ったのですが、
「きっと何処のバイク屋もこの状態を見たらやらないだろうなぁ」
「という事は、このまま朽ち果てていくか、部品取りになるんだろうなぁ」

なんて思ってしまったのが運の尽き。
「やるだけはやってみます。」
なんて、思わず言っちゃいました。

だって、もったいないでしょう!!
ひょっとしたら、見た目が錆びてボロボロなだけで、
エンジンはすごく調子がイイかも知れないじゃないですか。
外れている部品は、メッキをしようと思って外してあるだけと言う事だし、
何もしないで諦めてしまうのは、このバイクに対して失礼じゃないですか!!!!!

また自分の首絞めてるよな・・・・・・・

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トライアンフ 5TA 現状販売車

久しぶりの車両販売です。
IMG_0732.jpg
トライアンフの5TAです。
本来はバスタブのモデルなのですが、先代のオーナーさんが変更した様で、
普通のモデルになっています。

何でバスタブを嫌う人が多いのでしょうか?
私はバスタブ大好きなんですがねぇ~


車両販売といっても委託販売の為、ウチの儲けはほとんど有りません。
オマケに現状販売なので、整備代も無し!
右から左へスル~って感じです。

今回このトラを買ってくれたのは、何時も来てくれる常連さんで、
インド製エンフィールドの350から乗り換えてくれました。
私がチョコッと試乗した時は快調でしたが、
何分ノン整備の現状販売なので、「何か有ったら運が悪かったと思って」と言って送り出しました。

30分後、止まってしまったとTEL有り、
引き上げに向かいました。残念!!

たぶん原因はイグニッションコイル
初めは快調だった様ですが、20分位走った所で急にアイドリングが不安定になり、
とうとう止まってしまったとの事、
実際にウチでも確認しましたが、25分位でエンジンが止まってしまいました。
その時プラグに火花が飛んでいませんでしたが、
しばらくすると普通にエンジンがかかるようになりました。

IMG_0731.jpg
きっとこのマウント方法が良くないんでしょう。
コイルの熱の逃げ場所が、ボルト1本分しかありません。
もう少し接触面積を増やさないと・・・

という事で、こうしました。
IMG_0733.jpg
パッと見、変らないように見えますが、こちらの方が接触面積は大きく取れます。
コイルも中古品の良さそうな物と交換して、

耐久テストの結果、アイドリングで30分放置していても止まる気配ナシ、
まぁ、実際に走らせてみないと完全に大丈夫とは言えませんが、
お客さんが「後は自分で耐久テストする。」と言うので、
まだ何か有れば、その時持ち込んでもらいましょう。

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BSA C15 其の参

タペットクリアランスも見ておきましょう。
まずは圧縮上死点を出すのですが、
英車には、上死点マークなんて物は無いので、
プラグホールからドライバーを突っ込んで、
徐々にキックを踏んで一番高くなった所で、圧縮上死点を出します。

あれ?・・・・・・・・・
いや~間違えちゃいましたね。
どうやらオーバーラップ(タペットクリアランスが取れない上死点)を出してしまったようです。
・・・・・・・おかしいな?
インレットバルブはクリアランスが無いけど、
エキゾーストバルブはちゃんとクリアランスが有りますねぇ。
という事は、
IMG_0705.jpg
インレット側は、圧縮上死点でもクリアランスだったという事ですね。
というか、マイナス?バルブ押してるよコレ

そりゃーね、キックの踏み応えも無い訳ですよ。

ちゃんとクリアランスをとってあげると、しっかりとキックの踏み応えも出てきました。
きっと走りも力強くなる事でしょう。

あとはOIL交換です。
エンジンOIL、ギヤOIL、交換完了、
プライマリOILなんですが、折角なのでプライマリーチェーンの調整もしてしまいましょう。
IMG_0718.jpg
プライマリーカバーを外します。
OILが出てきませんね。
全部漏れ出てしまったのでしょうか?
IMG_0719.jpg
チェーンを張りました。
だいぶダラダラだったので、これでメカノイズもだいぶ減るでしょう。
プライマリーカバーのガスケットを作って、
液体ガスケットを塗って組み付け、OILを規定量入れます。

これで試乗して調子が良ければ、C15は終わりですね。

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BSA C15 其の弐

まずは、現状を知る為にこのまま試乗してみます。

キャブからのガソリン漏れは、それほどひどい物ではないようです。
この車両は、使い易さを第一に考えているので、
アマルではなくケイヒンキャブにしています。

チョークを引いて、キーをON、上死点を探して・・・・
おや?上死点がハッキリしませんね・・・
まぁ、大体ここら辺でしょう。
一気にキックを踏み降ろします。
トトトン、ガチャガチャ、ガラガラ
簡単にエンジンはかかるのですが、メカノイズがスゴイですね。

近所を走った感じでは、特に決定的なダメ箇所は無いのですが、
調整をしなくては・・という感じですね。

IMG_0702.jpg
早速、キャブからやってしまいましょう。
IMG_0703.jpg
やはり、ゴミが少し溜まっています。
コレがきっと悪さをしていたんでしょう。
綺麗に掃除をして、元の様に組み付けます。
IMG_0704.jpg

ポイントもチェック、
IMG_0706.jpg
ギャップが狭いですね。
IMG_0707.jpg
表面も荒れているのでサンドペーパーで磨きます。
IMG_0709.jpg
グリスUPと脱脂をして、とりあえずギャップだけ合わせておきます。

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BSA C15 其の壱

IMG_0698.jpg
BSAのC15が入庫しました。
このお客さんも、以前勤めていた店からの付き合いです。
しばらく音沙汰が無かったので、ちょっと心配していたのですが、
どうやら無事に走っていたようで、安心しました。

今回の作業内容は、
キャブからのガソリン漏れ修理(オーバーフロー)と、OIL交換
その他点検調整、です。

なにせ250ccなので、車検が有る訳でもなく、
必要さえなければ店には来ませんし、
自分でメンテナンスするお客さんでもないので、
こういう時に診れる所は診ておかないと・・・・

IMG_0699.jpg

IMG_0701.jpg
それにしても、だいぶノーメンテの様ですね。
車両の汚れがカナリ。。。。。

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トラ ハーフバスタブ計画 其の壱拾四

待っていた塗料が来ましたよ。
ブラックは元々持っていたので、今回はブラウンを注文しました。
それプラス、つや消し剤
調色にも時間をとられましたが、
その分、結構見本のフロントフェンダーに近い色になったと思います。
IMG_0689.jpg
どうですか?近いと思いません?
欲を言えば、もう少しサビの感じが出て欲しかったんですが・・・

IMG_0690.jpg
少し離れれば・・・・まぁ、上出来でしょう。
テール台もつや消しブラックで塗りました。

色々な都合で、電装品の場所を変えなければならなかったので、
配線も所々作り変えて、部品を繋ぎ合わせていきます。

なにせ外装部品のほとんどは中古品。
部品のツジツマを合わせるのが、非常に地味大変時間がかかります。
こんな苦労は、絶対にやった人にしか解らないんですけどねぇ~

なにはともあれ、完成です。
IMG_0695.jpg

IMG_0696.jpg

IMG_0697.jpg
お金と時間の制限が有る為に、正直完全に満足のいく出来ではないのですが、
その割には良く出来た方だと思います。
後はお客さんが喜んでくれれば、どんなに損や苦労をしても報われるんですけど。

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トラ ハーフバスタブ計画 其の壱拾参

ブログ上ではまだ作業中ですが、
現実世界では、本日無事に(?)納車できました。
ちょっとエンジンが心配ですが、それはまたイズレ・・・という事で。
いや~、大変でした。ブログに書いてしまうとそんなに大変そうではありませんが、
実際は、「こんな事一々書いていたら、其の壱百位はいくのでは。」
という位色んな事がありました。
まぁ、全てが勉強です。良い経験が出来たと思いましょう。
*黄色いSDRさん、良いタイミングで来てくれてありがとうございました。近いうちにまたお会いできるといいですね。



IMG_0622.jpg
塗料がまだ来ないので、先に塗れる物を塗ってしまいましょう。
まずは、修正やらサンダーやら溶接をしたフレーム部分
ちゃんとヤルのならば、それなりの業者さんに頼むのですが、
今回のテーマは「無骨なロック感」なので、わざと綺麗にはしません。
どうするかというと、・・・ハケ塗りです。
IMG_0624.jpg
コレが結構イイ味出すんですよね。

他の自作したステーや、加工した外装も塗ります。
IMG_0623.jpg
ステーはガンでパパッと塗って、外装はハケ塗りです。
IMG_0626.jpg

IMG_0625.jpg
ココでも外装は、わざと適当に塗ります。

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トラ ハーフバスタブ計画 其の壱拾弐

仕方ありません、
天然のサビは期待できないので、何とか塗装でやってみましょう。

何処か専門業者に頼んでしまえば確実なのでしょうが、
残念ながら予算がもうギリギリなので、何とか自分でやるしかありません。
IMG_0637.jpg
途中経過は省きますが、コレは結構雰囲気出てません?
IMG_0638.jpg
チェーンケースも同じ様にやってみました。
後はメインとなる色を塗ってみてどうなるかなんですが・・・・
塗料がまだ来ないので、先に裏側のサビ止めをやります。

IMG_0604.jpg
サンドペーパーで軽く足付けして、脱脂します。
使うサビ止めはコレ
IMG_0605.jpg
「POR15」のサビ止めを使うのは初めてですが、
タンクシーラントでは抜群の効果を発揮しているので、
きっとサビ止めの方でも良い効果が期待できると思います。
IMG_0608.jpg
ハケで2度塗りします。
完全に硬化すると、ほとんどの溶剤に対して強い抵抗力を持つらしく、
うっかり他の所に付いてしまったら、硬化する前に処理しないと厄介な事になってしまいます。

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トラ ハーフバスタブ計画 其の拾壱

だいぶ間が空いてしまいましたが、
お客さんとの相談の結果、塗装の方向性が決定しました。

一番初めの計画では、水色のボンネビルの様にしたいと言っていたのですが、
未塗装の状態を見てもらったら、気が変わったらしく、
「このヤレた感じをそのままに、ちょっとボロ風な塗装」
という、非常に難しい注文になってしまいました!!

基本となるのは、
IMG_0602.jpg
このフロントフェンダーの色(状態)
何か色々と混ざっている様な色だし、
あちこちに塗料のタレは有るし、
うっすらとサビはあるし、
こんな偶然の産物の様な状態が基本なんて・・・・・

泣き言を言っていても仕方ありません。
リヤフェンダーを塗ってみましょう。
まずはメッキをサンダーで剥がします。
IMG_0603.jpg
その後サンドペーパーでザッと磨きます。

さぁ、サビをどうやって再現しましょう?
1、本当にサビさせる。
2、塗装で表現。
1の方法を試してみた所、意外とサビないもんです。
たまに水をかけて数日間放置しても、思った様にはサビてくれません。
サビて欲しくない時にはアッと言う間にサビるくせに・・・・

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XS650SP 其の参

セルモーターのギヤを交換します。
ココもXS、TXでは弱い所の一つです。
セルモーターが空回りするのは、大抵ココが原因です。
IMG_0659.jpg
交換する為には、まず右のクランクケースカバーを外します。
そして、クラッチをハウジングも含めて丸々外します。
そうすると、
IMG_0660.jpg
下の方に有るこの部分です。
この大きい方のギヤを分解します。
スナップリングプライヤーでクリップを外せば、
後はカンタンに分解出来ます。

奥に有るギヤが問題なんですが、
IMG_0663.jpg
ご覧の様に、新品と比べるまでもなく減っています、というか削れています。
ココは、元々の構造に問題が有る様な気が・・・・・

残るは、キャブ周辺からの異音です。
キュルキュルとゴムのこすれる様な音なんですが、
キャブ周辺で、こんな音が出そうな部品といえば、
ダイヤフラムインマニ位しか思い当たりません。
IMG_0676.jpg
ビンゴ!です。
インマニを押さえると音が小さくなりました。
ムゥ~ここは以前修理した時に、新品に交換したはずなのですが、
取り外してみると、内側に大きな亀裂がグルッと一周入っています。

考えられる原因は、
、バンドの締め過ぎ
インマニの金属製カバーを付けなかった為の過負荷
、商品自体の不良
3の原因は、今まで他の車両は異常無かったので考え難い、
そうなると、1と2の線でしょうか?

という事で、インマニを自腹購入。
今回はウチに転がっていた、中古の金属カバーを加工して装着、
(リプロのインマニには、チョット加工しないと取り付けできない物もある様です。)
(この車両も、その為に初めは付けませんでした。)

IMG_0691.jpg
コレで完璧!!
音も鳴らなくなりました。
これにて、全項目終了です。

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プロフィール

バイク工房蔵

Author:バイク工房蔵
東京の八王子市でバイク屋をやってます。

基本的に70年代までの古めのバイクが好きです。
現行車はやりません!出来ません!!
ビックスクーターなんて見たくもありません。

こんな偏ったバイク屋なので、いつも経営の危機です。

ワタシ一人では何にも出来ませんが、
周りには頼りになる業者さんが居ますので、
お陰様でなんとかやっていってます。
感謝感謝!!

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