2018-06

Ⅽ15 出来るか?フルレストア 其の伍拾壱

このクランクの中に焼き付いた原因が有ればいいんですけどね。
2016 11 c15 326

クランクウェブ側から確認していきましょう。
2016 11 c15 327
2016 11 c15 328
ココのオイル通路は問題無いですね。
一応念入りにエアを通しておきましょう。

じゃぁ、反対側。
クランクピンのオイル通路。
2016 11 c15 331
2016 11 c15 332
若干ゴミらしき物が有りましたが、
コレが原因?
ちょっと決定打としては弱いな~
オイル通路がコレで詰まっているって程でもないですし。

結局、コレだ!!
っていうモノは有りませんでした。
ムムム、ここで決定的な何かが出てきてくれれば、
それを取り除けばいい話なので、次は大丈夫って思えるんですが、
これではクランクをやり直したとしても安心出来ません。

クランクピンは磨けばまだ使えそうですが、
2016 11 c15 329
コッチのメタルはどうでしょうねぇ~
2016 11 c15 330
使えなかったら今度こそ終わりですね。
時間がかかっても後期型エンジンを見つけるか?

再度内燃機屋さんに出す前に、ちょっと確認したい事が有ります。
2016 11 c15 333
結局取り寄せたのに使えなかったベアリングの外輪。
内燃機屋さんに言われて使えないのは解っているんですが、
実際に自分の目で確認はしていないので、
こんな機会でもないと確認出来ませんからね。
2016 11 c15 334
あ~~、確かにコレは使えませんね。
2016 11 c15 335
2016 11 c15 336
はぁ~、
これは流石に加工しても無理ですね。
海外製でよくある、
「そのままでは使えないけど、加工すれば使えるでしょ」
的なノリでも無さそうです。

何とかもう一度クランクが使い物になればいいんですが・・・・・
スポンサーサイト

Ⅽ15 出来るか?フルレストア 其の伍拾

焼き付きの原因は一体何でしょう?
第一に考えられるのはオイル通路の掃除不足ですから、
第一にそこを再確認しましょう。
2016 11 c15 320

ネジロックを塗ってオイル通路の栓をしてしまったので、
上手く外れるか心配でしたが、
工具のお陰も有って問題無く外せました。
2016 11 c15 321
2016 11 c15 322
まぁ、当たり前ですがココにはゴミは残っていません。
そうなると・・・・・
やっぱりクランクを分解してみないとですね。
さてさて、どうやって分解しますかねぇ~

正直、ウチでクランクまで分解するなんてほぼ無い事なので、
プレスで分解するのがセオリーなんでしょうが、
プレス自体は持っていますが、分解用の治具が有りません。
この為だけにわざわざ作るのもね。

って事で、以前やった簡易分解方法でやってみます。
使う治具はコレ、
2016 11 c15 323
短くカットした8mmのボルト、
それと、
2016 11 c15 324
ディスクブレーキのピストンを戻す工具。
これらを使って分解していきます。
クランクウェブの隙間に差し込んで、徐々に広げていくって感じですね。

ちょっと時間はかかりますが、
2016 11 c15 325
出来ました、分解。

Ⅽ15 出来るか?フルレストア 其の四拾九

オーナーさんとの相談の結果、
「もうここまでやったんだから、引くに引けない、
やれる事はやりましょう。」

って事でしたので、まずはスポークの手配から・・・そう思っていたんですが、

まだ車両を走らせられる状態ではないので、
エンジンをかけてアイドリングのまま、
5分位そのままにしておこうと思い、エンジン始動。
調子良さそうにエンジンはかかります。
コンロッド大端のメタルが気になりますので、
5分位のエンジンかけを数回繰り返し、
徐々に時間を伸ばしていって、じっくりと慣らしをしましょう。
そんな計画だったんですが、2~3分経った時、
唐突にエンジンが止まりました。
えっ!
ヤバイ、やったか?

ヒヤっとしましたが、簡単に再始動したので一安心。



したのも束の間、
また止まりました。
今度はキックが降りません。
十中八九やらかしました。

一縷の望みをかけて・・・・
キック機構の不具合かもしれません。
クランクを直接回してみましょう。
2016 11 c15 314
折角完成したエンジンですが、仕方有りません。
ケースカバーを開けてクランクを回します。
・・・・・・・・ダメだ。

無駄な物を全部取り除いても、
2016 11 c15 316
ダメ。

ひょっとしたら腰上の問題?
シリンダーを外しましたが全く問題無し。
2016 11 c15 317
完全にクランク、大端部のメタルが焼き付きました。
コンロッドが全然動きません。


また振出しに戻っちゃいました。
エンジンを降ろし、クランクケースを割ってクランクを取り出します。
2016 11 c15 318
2016 11 c15 319
あ~~、もう全然コンロッド動きません。
一体何がいけなかった?
オイルが回っていなかったんでしょうか?
それともクリアランスの問題?

Ⅽ15 出来るか?フルレストア 其の四拾八

やっとエンジン始動です。
何だかんだと長かったですね。
コレで無事にエンジンがかかって調子が良ければ、
オーナーさんに連絡して、この先のレストア予定を聞きましょう。

個人的には前後のブレーキ修理と、スポークの張替、
リムとドラムパネルの再メッキ、
エキパイ、サイレンサーの交換or再メッキ、
タイヤの交換、
この位はやりたいですね。
エンジンで相当な出費になっていますので、
全部は無理かもしれませんが、
折角ですからね~

2016 11 c15 309
シートも載せてみて・・・・・
イイじゃないですか。
2016 11 c15 311
シートのバランスが気になっていたんですが、
全然問題無いですね。

準備は整いました。
エンジンをかけてみましょう。



キック2~3回であっさり始動。
調子も良さそうですし・・・
一旦エンジンを止めてからの再始動も・・・OK。
いいゾ、オーナーさんに連絡だ!!
順調順調。
オーナーさんとも連絡が取れ、今後の方針も決まりましたし、
ちょこちょことエンジンをかけて慣らしをしながら、作業を進めて行きましょう。

そう思ってエンジンをかけた時、
恐れていた事態が起きちゃいました!

Ⅽ15 出来るか?フルレストア 其の四拾七

オイルタンクの洗浄を何とか済ませ、
しっかりと乾燥させてから取り付けます。

新しいオイルを入れて、
まずはキックを何回か踏んで、オイルをエンジンに送らないといけません。
出来る事なら、オイルタンクにオイルが戻って来る事を確認したいんですが、
その為には数十回キックを踏まなければいけません。
普段の運動不足が祟り、
足ガクガクになっちゃいます。
でも、それをやっておかないと・・・・怖いんですよね、ドライサンプの場合は。

しかし、その為には障害が1つ。
2016 11 c15 301
キックをすると、どうしてもエキパイにキックペダルが当たっちゃうんです。
2016 11 c15 303
上から見るとこんな感じ、絶対当たるでしょ。
ステーを曲げてみたり、取り付け穴を加工したり、
ちょっと手間がかかりそうなので、
今回の連続キックの時はエキパイは取り外し、
いざエンジン始動という時に加工をする事にします。

さぁ、気合入れて連続キックしますよ。



結構キックしたのはしたんですが、
思っていたほどの回数を蹴る事無く、
2016 11 c15 304
2016 11 c15 305
リターンパイプからオイルが出て来るようになりました。
オイルの出て来る瞬間が上手く撮れなかったんですが、
しっかりと戻って来る事を確認出来ました。

よし、ではエキパイとサイレンサーを取り付けて、
エンジン始動まで一気に行きましょう。
まずはエキパイからですが、
色々作業をやっている間に思い出したんですよ。
そういえば、ウチにC15の中古エキパイが有った筈って。
コレがナイスでしたね。
ちょっとカスリますが、元のエキパイよりも数段マシ。
とりあえずこれを使いましょう。
サイレンサーは・・・・・
チョット取り付け穴を長穴に加工しないとダメかな。

ステーを取り外して加工しましょう。
2016 11 c15 306
出た・・・・・・・・
2016 11 c15 307
コッチのナットは英インチの工具で外れたんですが、
2016 11 c15 308
もう一方のボルト、、、、、英インチでも、米インチでも、ミリでもない!!
未知の規格なのか?
削れちゃってサイズが変わってしまったのか?

多分削れちゃったんだと思いますが、、、
仕方ない、モンキーレンチで外しますか。
国産だとほとんどこんな事有りませんが、
外車の場合結構あるんですよね。

«  | HOME |  »

プロフィール

バイク工房蔵

Author:バイク工房蔵
東京の八王子市でバイク屋をやってます。

基本的に70年代までの古めのバイクが好きです。
現行車はやりません!出来ません!!
ビックスクーターなんて見たくもありません。

こんな偏ったバイク屋なので、いつも経営の危機です。

ワタシ一人では何にも出来ませんが、
周りには頼りになる業者さんが居ますので、
お陰様でなんとかやっていってます。
感謝感謝!!

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

FC2カウンター

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する