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2019-08

KH400 スウィングアームのみ

今回は車両の画像は有りません。
なぜならば・・・・パーツだけの持ち込みだからです。
一応車種は書いておくと、KH400・・・との事ですが、
どの年代の車両かは解りません。

依頼内容は、
スウィングアームのブッシュ取り外し。
そして、ここからは外注なんですが、
新しいブッシュとエンジンハンガーボルトの作成です。

エンジンや他の部分はオーナーさんが自分で修理されたらしいのですが、
このブッシュが抜けず、ボルトを作成してくれる所も探している、
との事でウチにご依頼頂きました。

とりあえずはブッシュの取り外しですね。
折角ご依頼頂いたのに悪いのですが、
ウチも大した技術が有る訳ではありません。
シンプルに叩き出すだけです。
2018 11 kh400 1
バイスに固定して、反対側から要らないシャフトを使って叩き出します。
なかなか取っ掛かりが無くて苦労しましたが、
2018 11 kh400 2
取り外し成功。
・・・・・ちょっとブッシュのツバを割ってしまいましたが。。。

あとは「スペシャル旋盤ニスト」さんにお願いします。

依頼をしてから数日。
旋盤屋さんから連絡が有りました。
「ブッシュじゃなくてベアリングにした方が良くない?」
そうなんです。
ワタシもオーナーさんから依頼された時、
いっその事ベアリングにしちゃったら?
そう提案したんですが、色々な事情が有って断念したんです。
しかし、旋盤屋さんの話ではそれらの問題がクリア出来そうでしたので、
スウィングアームのベアリング化、進めちゃいます。

で、更に数日。
2018 11 kh400 3
旋盤屋さんから上がって来ました。
2018 11 kh400 4
このベアリング化でどの位乗り味が変わるのか?
オーナーさんにしか解りませんが、悪くなる事は無いでしょう。
あわよくば・・・・・商品化・・・・・なんて出来ませんかね?
売れないか・・・・・


あとはメッキですね。
クロームメッキも考えたんですが、
ユニクロで十分かな。
地元のメッキ屋さんでお願いしました。
2018 11 kh400 5
これにて全行程完了。

この後オーナーさんはフレーム修正、フレーム塗装、もするそうなので、
だいぶお金がかかるレストアですね。
頑張ってください。
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KH125 国産ですよ。 其の参拾参

やっぱりダメ~
この程度では直ってくれません。
これでほとんどの事は試したハズです。(細かくて書いていない事も多々有ります)
もう手が有りません。
あと何が有るかなぁ~

何も思い付かないまま・・・・コンデンサが届きました。
2016 10 kh125 108
これは違うと思いますが、
他に手が無いので交換してみましょう。
配線がハンダ付けなので面倒臭いんですけどね。

ホント、期待値は低かったんです。
しかし・・・・・・・30分試乗しても全然大丈夫。
え!マジで!?
一旦店に戻り、
配線がスイッチ類を通さない仕様のままだったので、
それも元に戻し、再度試乗に出てみます。



やっぱり直ってる!!
お、お~・・・やった~???
ちょっと困惑交じりの嬉しさ。
まぁ、原因も解りましたし、解決も出来ましたので、何の問題も無くOKなんですが。。。

前にも書きましたが、コンデンサに不良が有った場合、
ポイントに火花が出る筈なんです。
今までの経験上、100%そうでしたから。
そうなると当然ポイント面が焼けるんです。
でも・・・・・・

2016 10 kh125 112
取り外して確認してみましたが全然焼けていません。



ポイントに影響が出なくてもコンデンサが不良の場合って有るんですね。
イイ勉強をさせてもらいました。
時間がかかり過ぎましたけどね。
最後にもう一度試乗して、問題が無い事を再度確認。
2016 10 kh125 110
2016 10 kh125 113
プラグも良い焼け方だと思います。

メッチャ時間がかかってしまいましたが、やっと作業を終える事が出来ました。
いや~、時間かかったなぁ~
でも、トラブルが出なければとても扱い易く、良いバイクです。
苦労した分だけ、オーナーさんに可愛がって貰えると、、、苦労した甲斐が有ります。

KH125 国産ですよ。 其の参拾弐

まずは、メインスイッチ、キルスイッチが原因だと仮想して、
それらを通さない配線に変更。
本来ならココで試乗をしておくべきなんですが、
一回一回20~30分の試乗時間がかかるようでは、
とてもではありませんが時間が勿体無い。
・・・・もう稼ぎが無くてそんな状態にまで追い込まれていたんです。

原因究明なんて甘っちょろい事を探求している余裕は有りません。
思い付く限りの処置をしてから試乗に出ます。
点火系の配線を新しく作り直します。
コンデンサからメインスイッチまでの配線、(今はスイッチを通していないので関係ありませんが)
ポイントからコンデンサの配線、
2016 10 kh125 102
・・・・・・・・ここまで来たら絶対に白だと思うんですが、
コンデンサも交換しちゃいましょう。
調べたところ、幸いにもまだ純正が出るようですし。

コンデンサは部品が到着次第交換するという事で、
まずは配線の刷新のみで試乗してみましょう。


で、気になるのはオイルシールです。
右側があんな事になりましたので、じゃぁ左側はどうなんだ?と・・・・・・・・
2016 10 kh125 104
いやいや、、、、やめてよ、、、、
2016 10 kh125 105
面位置位に押し込んであったはずなんですが、若干飛び出して来ていますね。
でも、こっち側は大丈夫!
何故なら?
ポイントやコイルが載っているプレートの裏側を見ると解ります。
2016 10 kh125 106
この突起部分がオイルシールを押さえているので、
これ以上抜けて来る事は無いでしょう。
って事で、とりあえず試乗に行ってきます。

KH125 国産ですよ。 其の参拾壱

エンジンを降ろした方がやり易いんですが、
色々と面倒なので載ったままやります。
2016 10 kh125 101
折角ネジロック剤を塗ってみたんですが、残念ながらエアを吸ってしまいダメでしたねぇ~。

やっぱり、純正品と通常に流通している工業規格物では、
サイズは同じでも若干の違いが有るんでしょうか?
部品取りから外したモノは、オイルシールがしっかりとカバーにハマっているんですよ。
本エンジンの方もユルユルって訳ではないんですが、
コレほどしっかりとハマってはいなかったです。
・・・って事は、結構期待出来るんじゃないですか?




解っていた事ですが、Oリングの取り付けには非常に苦労しました。
しかし、ここをトチってしまうとココからもオイルやエアを吸ってしまいますので、
慎重に、、、Oリングを噛み込んだりしていないか確かめつつ取り付けます。

組み付けたらスグにでも試したいトコロですが、
いつも通り液体ガスケットが乾くのを待ち、ギヤオイルを入れます。
これでひょっとしたら全て解決するかも?
淡い期待を持ちつつ、エンジン始動。

前回の様にエアを吸っている兆候は有りません。
回転の落ちもスムーズです。
調子も今の所はイイです。
試乗・・・・・行ってみましょうかね。
前回の事も有りますので、まずは近所をグルグル周りましょう。
何か有ってもスグに帰れるようにね。


10分位の試乗は問題有りませんでした。
オイルシールが抜ける事は無さそうなので、
少し足を延ばしてみましょう。
ココまではすこぶる調子が良いですよ。
そう思ったのも束の間、、、、プスン・・・パパンパンパン
あ~~~~~
やっぱりこの症状は残るのね。


結局以前から出ていた不調はそのまま残ってしまいました。





電気系からもう一度見直していきましょう。
一体いつになったらこのKHは終わるのでしょうか?
一月以上付きっきりでやっているのに・・・・一向に出口が見えない。

こうなったら「急がば周れ」で、少々面倒でも虱潰しにやっていく方がいいのかもしれません。
配線に手を入れてみましょうか?

KH125 国産ですよ。 其の参拾

ネジロック剤がしっかりと固まるまで待ってから、
ギヤオイルを入れます。
ただ、オイル量を見る為のディップスティックがイマイチ信用出来ないので、
エンジンに刻印されている量を計って入れます。
2016 10 kh125 98

さて、これで問題の解決となるのでしょうか?
エンジンをかけてみましょう。

ブモモ~ン
エンジンはかかります・・・・・・アイドリングもします・・・・・・白煙は・・それなりに。。。
まぁまぁイイんじゃないですか。
また試乗してみないと判断は出来ませんが、
とりあえずスタートラインには立てたようです。



いや・・・・・・ダメかも。
アイドリングは安定しているんですが、
アクセルを煽った後の回転の落ちが悪い!明らかに悪い!!



ダメだ。
オイルシールからエアを吸っています。
オイルシールがダメになっていたみたいです。
交換かぁ~
・・・・・・・・もう一度工業規格のモノを取り寄せるか、
それとも、、、、、、、、、、、、、、、、、部品取りエンジンから移植するか?

悩み処です。

試しに部品取りエンジンを分解してみて、オイルシールの状態を確認してみましょう。
シールの状態が良ければそれを使いますし、
硬くなっていて使えないようなら、もう一度規格物を取り寄せます。
2016 10 kh125 99
2016 10 kh125 100
サクサクっと分解してみたところ、
これならまだ使えそうです。
折角分解したのに新しいオイルシールに交換出来ないのは気になりますが、
新品とはいえ、使えないオイルシールでは仕方ありません。

今回は中古流用という事なので、当たり前ですがディスクバルブカバーをそのまま移植します。
わざわざオイルシールだけを取り出して交換なんて面倒な事はしません。
そうなると・・・・・あの面倒なカバー側のOリングの取り付けを、
もう一度やらないといけないんですね、、、、、仕方ない、がんばりましょう。

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バイク工房蔵

Author:バイク工房蔵
東京の八王子市でバイク屋をやってます。

基本的に70年代までの古めのバイクが好きです。
現行車はやりません!出来ません!!
ビックスクーターなんて見たくもありません。

こんな偏ったバイク屋なので、いつも経営の危機です。

ワタシ一人では何にも出来ませんが、
周りには頼りになる業者さんが居ますので、
お陰様でなんとかやっていってます。
感謝感謝!!

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