2017-10

ライラック CF40 過去最強? 其の弐拾八

やっぱり道具は大事って話ですよ。
同じ様な形状をしていても、値段の差というのは何処かに出て来る訳で。

結局、あの後ど~にもならなくて、
この安物工具ではダメだ!
っと、ちょっと高めの工具を買いに行きました。
今まで使っていた3つ爪のプーラーは、
ネット通販で買った¥1,000ちょっとの安物でした。
何の問題も無い奴ならこの工具でも外せたんですが、
今回の様な問題児には歯が立ちませんでした。

買ったのはコレ、
cf 129
燦然と輝く『日本製』の文字。
これがねぇ~
中々見つからなくて・・・・・
某工具のチェーン店にまず行ったんですが、
安い輸入物の工具しか無くてダメ。
次にその近くに有った小さなホームセンター・・・・まぁ無いですよね。
今度行く所は大本命、この地域では一番大きな某ホームセンター。



無い!!
そんな馬鹿な!!
これだけ大きなホームセンターなのに無いの!?
デカ過ぎて見つけられなかっただけなのか?
失意のうちに帰路へつく中、帰り道に中規模のホームセンターが有る事を思い出しました。
これで無ければ通販で探しましょう。
この時間が無駄になってしまいますが。。。
期待に反してココで見つける事が出来たんですよ。



半日以上潰して買って来た甲斐が有りました。
cf 130
お見事!!
って感じですよ。

比べてみようのコーナー。
cf 131
右が今回購入したモノ、
左が海外製廉価版。

先端の形状はそんなに性能には影響しないと思いますが、
日本製
cf 134
海外製
cf 132

地味に効果が有るのはここら辺ですかね。
日本製
cf 136
海外製
cf 135
日本製の様になっていると、叩く時に力が伝わり易いです。

爪の形状も、
日本製
cf 138
海外製
cf 137
メッキの質も違うのかもしれません。
海外製は滑ってしまってやり難かったのですが、
日本製は全然滑りませんでした。

悪夢の再現にならず一安心。

もっと儲かっていれば、初めからそれなりの工具を買うんですが、
工具代はお客様に請求できませんからね。
ちょっと買うのは二の足を踏んでしまいます。
それに、ウチの場合色々なメーカーの車両を扱いますので、
車両によっては工具を削ったり加工したりしないといけない場合が有るんです。
高い工具をゴリゴリサンダーで削って半分の薄さにしたり、
溶接しちゃったり・・・・・・出来ないなぁ

やっぱり必要になってから買う。
ですね。
それまでは安物で十分。
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ライラック CF40 過去最強? 其の弐拾七

ミッションはミッションだけで整備出来る事が不幸中の幸いでしたが、
面倒な作業である事に変わりは有りません。
早々に作業を始めましょう。




いきなり躓きました。
ドライブシャフトのジョイントが外れません。
センターのナットを外し、プーラーで引っこ抜けば取れる筈、、、なんですが。
cf 124

まぁ、こんな事は良く有りますよ。
旧いんだから多少はね、仕方ありません。
チラチラっと苦い思い出が蘇りますが、
まだやり方は色々有るんです。
正攻法だけでは外せません。







1日色々とやってみましたが、、、、、外れませんでした!!
ヤバイ、いよいよ悪夢が蘇って来ましたよ。
これもアーマチュアの時みたいに時間がかかったら、
本当にココまでで予算オーバーしてしまうかも?

部品取りの方ももしかして?
cf 125
コッチも外れないようならば、尚大変です。
コッチは無事に外れてくれる事を祈って、、、
cf 126
あ~~~~~
コッチはそれ以前の問題が有りました。
cf 127
何でこんな事になっちゃったんでしょう?
ソケットは使えるでしょうか?

ソケットレンチを多少無理矢理叩き込んで、
・・・・・・・頼む!回ってくれ!

幸いな事に杞憂で終わりました。
見た目に反してナットは簡単に取り外し出来ました。
本題のジョイント部分はというと、
多少は苦戦しました。
それでも、20~30分ほどで取り外し成功。
cf 128
良かった。
コッチも苦戦したらやる気が萎えちゃうところでした。

ライラック CF40 過去最強? 其の弐拾六

エンジンも無事にかかり、
ポイントからの火花もほぼ出なくなりました。
これはきっと調子が良くなったのでは?
期待して試乗に出てみました。




まぁ、悪くは無いですよ、エンジン自体は。
ただ、、、、、やっぱりミッションがダメっぽい。
ギヤの入った感じがイマイチなのと、
抜ける!!
走れない訳じゃないですが、頻繁にギヤが抜けます。

アカン、
流石にこのままでは納車出来ませんし、
ワタシ自身このままでは試乗したくありません。
ミッションの修理をするとなると・・・・お金がかかります。
かなり予算を圧迫する事は想像に難くありません。
ひょっとするとほとんど外装には手が付かないかもしれません。。。

一応オーナーさんにその事を伝えて、
ミッションの修理に取り掛かりましょう。
ミッションは時間がかかりそうだなぁ~

折角入れたのに勿体無いんですが、エンジンオイルとミッションオイルを抜きます。
cf 117
cf 118
ジャッキを使ってエンジンを支えながら、、、、フレームからエンジンを降ろします。
cf 119

他のエンジンと違って、
このタイプのエンジンはミッションだけをやりたい時は便利ですよね。
エンジン本体には全く手を付けず、ミッションだけを分解出来ますので。
早速分解に取り掛かりたいトコロですが、
忘れないうちにこちらをやってしまいましょう。
実は、先にエンジンを降ろして色々作業をしていた時に、
後でやろうと思って忘れていた修理箇所が有ったんです。
今回は同じ轍を踏まない為に、先にやってしまいます。

やり忘れていたのは・・・・・・・・
cf 120
cf 121
このシフトポジションセンサー。
エンジンを載せちゃうと出来ない場所に有るんですよ。

このセンサーが作動しない理由は・・・・恐らく接触不良。
配線もカチカチになっていますので、まとめて作り直します。
cf 122
コレが古い端子、
これ絶対部品が足りません。
この端子を押し付けておく為に、スプリングが入っていないとおかしいと思うんですが・・・・
その存在の欠片も見受けられません。
そりゃ~接触不良も起こりますよ。

CS28の時も同じ様に作ったと思うんですが、
クラッチワイヤー等を作る時に使用する金具を流用します。
色々と加工をして手を加え、
cf 123
こんな感じに作りました。
今回はスプリングも入れていますので、接触不良は起き難いはず。
因みに、そのスプリングは要らないボールペンから部品取りしました。
サイズが丁度良かったんですよ。

ライラック CF40 過去最強? 其の弐拾伍

製品の初期不良であれ、後天的な不良であれ、
直さない事にはこれは使えません。
固定用のクリップを使わなければ絶縁はされているんですが、
まさかそんな訳にもいかないので、、、

まず考えるのは・・・
ポイントとクリップの間に絶縁体のワッシャーを噛ませようと思いました。
しかし、そんな隙間は無かったので断念。
そうなると支柱の入る絶縁体の周りを凹ませるしかないですね。
cf 112
ど~やって凹ませるか?
叩くしかないですよね。。。。
小さいソケットを使ってガンガン叩いてはみたんですが、
全然凹んでくれません。

プレスでも使わないとダメかな?
なんて思いながらも叩き続けていると、、、、、、、
ポロ・・・コロコロコロ・・・カラン






ポイント面が、、、、とれました、、、、、

cf 114
ウソやろ~
そんなアホな。
こんな簡単に取れるモンなん?


しかし、解った事が一つ。
元々付いていたポイント、こいつもきっとポイント面が取れちゃったんでしょう。
いや~面白い事が起きますねぇ~
こうなりゃポイントを銀ロウで付けるしかありません。
それなら・・・・・
同じ付けるなら元のポイントに付けましょう。
これで絶縁問題も解決しますし、
ヒールの残量も元のポイントの方が多いんですから、
イイ事ずくめ。

では、早速。



cf 115
ちょっとロウがはみ出しちゃいました。
cf 116
ポイント面に磨きをかけて、
今度こそバッチリでしょう。

ライラック CF40 過去最強? 其の弐拾四

しかし、ポイント面以外にも違いは有るんです。
比べてみてお解りの様に、
板バネのヘタリ具合も違います。
cf 108
同じ様に置いてあるのに、これだけ差が有ります。
もちろん、手前が元々付いていたポイントです。

コレが問題になる位のヘタリなのか?
と言われれば・・・・短い試乗では特に異変は感じませんでしたが・・・・
いや、ひょっとして元からこういう仕様なんでしょうか?
初期型と後期型の違いみたいに、、、

それともう一つ、
ヒールの高さが新しく取り付けるポイントの方が減っていて低いんです。
う~ん、ポイント面は減っているのにヒールは減っていない。
ポイント面は残量有るのにヒールは減っている。
やっぱりここら辺の違いは仕様の違いなのかもしれません。

まぁ考えていても仕方ないので、取り付けて試乗してみましょう。



アレ?エンジンがかかりません。
あちゃ~、たまにやるんですが、ポイントの組み方を間違えましたかね。
確かにプラグに火花が飛びませんので、これは組みミスでしょう。



調べたんですが、ポイントに組みミスは有りませんでした。
じゃぁ何故?
ポイントの導通を調べると、ポイントが開いても導通しっ放しなので、
明らかに何処か絶縁されないといけない部分が絶縁されていない。


判明しました。
cf 110
cf 111
上が新しく取り付けたポイントで、
下が今まで付いていた元のポイント。
これで解りますかねぇ?

ポイントの支点になる部分、
ココの造りが良く有りません。
これではポイントを絶縁出来ません。
cf 112
cf 113
絶縁体の盛り上がりが足りないんですよね。
ですから、この穴に支柱になる物が通って、クリップで抜けない様に止めるんですが、
絶縁体が盛り上がっていないので、クリップを付けるとアースしちゃうんです。
これは・・・・・・・何だ?
単なる製品不良?

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バイク工房蔵

Author:バイク工房蔵
東京の八王子市でバイク屋をやってます。

基本的に70年代までの古めのバイクが好きです。
現行車はやりません!出来ません!!
ビックスクーターなんて見たくもありません。

こんな偏ったバイク屋なので、いつも経営の危機です。

ワタシ一人では何にも出来ませんが、
周りには頼りになる業者さんが居ますので、
お陰様でなんとかやっていってます。
感謝感謝!!

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