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2018-12

ライラック CF40 過去最強? 其の四拾壱

部品取りエンジンからシリンダーを取り外したのは良いんですが、、、
覚えていますかねぇ~
本エンジンと部品取りエンジン、細かい所で微妙に違いが有る事に。
ひょっとしてこのシリンダーも?
そんな事を思ったんです。

cf 209
一見すると何の違いも無いように見えます。
それならそれで一安心なんですが、



部品に共通性が無いとか、
性能に違いが出るほどの違いは有りませんでしたが、
ロットの違いなのか?
当時の製造過程の違いなのか?
ほんの少しだけ違う所が有りました。

まずは、
cf 210
cf 211
フィンにブリッジが付いているかどうかの違い。
ブリッジが付いている方が部品取りエンジンのシリンダーです。
通常考えられる推理としては、
部品取りエンジンの方が後期型で、
フィンの共振による騒音対策の為にブリッジが造られたのでは?

そしてもう1つ。
cf 212
この2つのシリンダーを合わせてみると・・・・
cf 213
部品取りシリンダーのフィンが4mm程小さいんです。
これも騒音対策の為に小さくしたと考えられますが、
放熱性能は大きい方が有利な訳で、、、
後期型エンジンでわざわざ放熱性を悪くするなんて?
有り得ないので、やはり前期型・後期型というのは間違いか?
単に当時の製造過程の所為なのでしょうか。

この辺りは当時の方や、
ライラックの研究者さん達じゃないと解りませんね。
ウチとしては調子良く走ってくれればいいだけなので、
問題無しとして部品取りシリンダーを使わせてもらいます。

そうそう、ベースガスケットを作成する為のガスケットシートを注文しないと、
金欠な時期に痛い出費ですが、無い事には進みませんので、
ナケナシの銭をはたいて注文。
今回は諸事情有って、いつもとは違う物を頼んでみました。
・・・・・・・メッチャ高い!!
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ライラック CF40 過去最強? 其の四拾

CB125のリングを買ってみたんですが、
残念ながら合いませんでした。
リングの幅が薄かったんですよ。
昔のリングって幅が厚いんですが、
年代的にはこのCB125も近いので、イケると思ったんですが・・・・
目論見が外れました。

っとなると、あとは何ですかねぇ。
C92?
それ位しか思い付きません。
今回ダメだったリングも安い物ではありません。
でも、使えなかった以上お客様に請求する訳にもいかないので、
丸々ウチの全額負担。

これでC92も使えなかったら・・・・・
潤沢な資金が有るならいざ知らず、
こちとら自転車操業でやっていますので、無駄な出費は致命的。
・・・・・・・・情報が欲しいなぁ~

この機会にシートをリペアに出してしまいましょう。
多分シートぐらいはキレイにしても予算内に収まるでしょうから。

シートを出すのは「ラズルダズル」さんなんですが、
昔から忙しそうにしているんですが、ここ数年更に忙しそうで・・・・
ウチの様な利益の出ない仕事を頼むのは忍びないんですけど。。。。
他に頼る当ても無いので、、、お願いします!
シートのモールは取り外して、ウチでメッキに出してから持って行こうと思っていたんですが、
cf 207
cf 208
コレ、アルミですね。
磨けば何とかなるか・・・・・・
ちょっと頑張って磨きをかけてみようと思います。

何だかシートだけキレイになっちゃうと・・・・浮きますかねぇ~

ライラック CF40 過去最強? 其の参拾九

触った感じ大丈夫だとは思っていたんですが、
念の為にちゃんとピストン/シリンダーのクリアランスを測定してみました。
結果は・・・0.08mm
やっぱり大丈夫でした。
この分ならリングも再利用出来るんじゃ?
普通はそう思いますよね。
ところが、リングはガバガバ、
特にセカンドリングがガバガバで、
合口の隙間が1.0mm以上有ります。
他のリングもココまでではありませんが、とっくに使用限界を超えています。
そりゃ~プラグもオイルで汚れますよね。

リングだけ何か使える物を探しましょう。
まずはCB125ですかね。
4サイクルの125cc 2気筒なんて、そんなに数は有りませんので、
いくつか試してダメなら、作ってもらうプランに移りましょう。

ここで一つ試してみたい事が、
実はオーナーさんにも依頼されていた事なんですが、
右のシリンダーのフィンが一部欠けているんです。
これを部品取りエンジンの物と交換してくれないかと・・・・・・
cf 203
もう何回出し入れした事か・・・
実は、今回シリンダーを開けるまでは、この作業はやらない予定でした。
エンジンの調子は悪くなかったので、
下手に手を入れて調子を崩す事も無いでしょうと。

しかしまぁ、折角開ける用事が有って開けてしまったんですから、
それならば交換しちゃいましょう。

cf 204
左側は既にオーナーさんが分解していたんですが、
必要なのは右側です。
分解を進めて行くんですが、障害発生。
cf 205
どうしてこんなにしちゃったの?
タペットのロックナットが・・・・・角が潰れてしまって、工具かからんやろ!!
まぁ、ココが外せないと分解出来ないって訳ではないですが、
コレはもうバイスクリップとかで銜えないと外せませんよ。
今回は余計な事はしません。
外さなくても分解出来るのなら、外しません!

シリンダーのフィンは欠けていないとはいえ、中身が使えない事には意味が有りません。
ちょっとその辺り危惧していたんですが、
ピストン/シリンダーのクリアランスは0.08mmでOK。
でもリングはやっぱり全部ガバガバ、
セカンドリングは、
cf 206
やっぱり1.0mm以上あります。
これはそういう仕様なんですかねぇ?
そんな筈は無いと思うんですが・・・・・・

ピストン/シリンダーのクリアランスは問題無いんですが、
この部品取りエンジン、0.5オーバーサイズのピストンなんですよね・・・・・・
まぁいいか、最新バイクではないんですから、
この程度の左右差は何とでもなるでしょう。

ライラック CF40 過去最強? 其の参拾八

肝心のピンクリップですが、
cf 196
大丈夫でした。
ちゃんと付いていました。
ただ、やはり作業中に落としてしまったんでしょう。
cf 197
cf 198
タイプの違うクリップが一か所使われていまして、
その違うヤツはちょっと緩かったです。
付いていただけマシとは思いますが、緩いのはちょっと怖いですよね。

まぁ、惨事にはなっていなかったので、まずは一安心。
ピストンの状態も悪くは有りませんので、このまま使えそうです。

実は、使えるかどうか解らないけど、
って事で、使えそうな新品ピストンをオーナーさんが送ってくれていたんです。
どうやらライラックのC81用のピストンらしいんですが、
cf 199
イケそうですね。
ほとんど一緒。
cf 200
”MADE IN ITALY”という事は純正ではないんでしょうが、
オーバーサイズの使えるピストンは貴重です。
今回は温存しておきましょう。

クランクは・・・・
cf 201
cf 202
大丈夫。
左側は、、、、右はちょっと、
ガタが有る気がするんですが・・・・
しかし、ココからクランクをやり始めるとなると、もうそれだけで予算オーバー。
折角予算を増やして頂いたのに、エンジンだけ、、、
いや、エンジンもちゃんと復活出来るかどうか?

ガタは極小さいモノなので、
今回はスルーしましょう。
出来る事なら見逃したくは有りませんが、
腰下までやると本当に大変なんです。
過去にCS28をやった時の苦労が思い出されます。。。。

ライラック CF40 過去最強? 其の参拾七

「余計な物を見てしまった」ととるか?
「トラブルを未然に防げた」ととるか?
オーナーさんに連絡を取りましょう。
返答を待っている間にオイルパンを閉めます。

cf 188
定盤で大きな歪みが無いか確認。
多少の歪みは許容範囲。
cf 189
ドレン部分は元の状態に不具合が有ったのか?
上手い事修理されています。
cf 190
ちょっと厚めのガスケットを作成して、さっさと閉めちゃいましょう。

オーナーさんから返答が有りました。
腰上の確認入りま~す。
ヘッドカバーを開け、バルブ周りを確認。
cf 191
片方ずつやった為、一見何の問題も無いんですが、
もう一方の右側を開けた時気付きました。
cf 192
cf 193
このロッカーアームを押し付けているスプリングが左には有りません。
元からそういう仕様?
そうは思えませんが・・・・・

腰上の分解を続けていきます。
cf 194
もっとガタガタだと思っていたんですが、
意外としっかりとしていました。
cf 195
クリアランスが使用限界まできていれば、この状態で既に解りますからね、
意外と腰上は大丈夫かも!

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バイク工房蔵

Author:バイク工房蔵
東京の八王子市でバイク屋をやってます。

基本的に70年代までの古めのバイクが好きです。
現行車はやりません!出来ません!!
ビックスクーターなんて見たくもありません。

こんな偏ったバイク屋なので、いつも経営の危機です。

ワタシ一人では何にも出来ませんが、
周りには頼りになる業者さんが居ますので、
お陰様でなんとかやっていってます。
感謝感謝!!

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