2018-07

SDR 人生初!水冷エンジン 其の六

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エンジンをかけるに当たり、エアクリーナーも付けときましょう。
あまり期待はしていませんでしたが、コレも純正部品がまだ出ましたので、
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社外品も考えたんですが、今回は純正でいきます。

今回ワタシも驚いたんですが、
SDRを初めて扱う人はちょっと驚くかもしれません。
エアクリーナーBOXがフレームの一部になっているんですよ。
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このSDRのロゴが有る部分、これが丸ごとエアクリーナーBOX兼フレームです。
これはエアクリーナーBOXを取り外して、パワーフィルターを付けようという時はどうするんでしょう?
代わりになるフレームを作らないといけないって事ですかね?

まぁ、そんな計画は今の所無いので、いいんですけどね。

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BOX内もゴミが溜まっていましたので、ちゃんと掃除してからエレメントを取り付け。
ガソリンタンクが無いので、点滴タンクでエンジンをかけるんですが・・・・・・
ココで問題発生。
この80年代車両、ワタシが普段やっている車両と比べて、ガソリンホースが無駄に太い。
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その為、点滴タンクの出口径と、キャブのガソリン入口径が全然違うので、
そのままでは取り付け出来ません。
ホースクリップで無理矢理・・・・・ってのも試したんですが、
そんな事で何とかなるレベルではありませんでした。

口径変換をする部品も有るんですが、
これから注文してってなると、、、、、、エンジンをかけられるのは数日先です。
そんな悠長な事やっていられません。
何か手は無いか?
以前やったように、旋盤で口径変換の部品を作ろうか?
悪い手ではありませんが、ワタシの腕では、あんな小さな部品でも作成に数時間。
もうちょっとお手軽に・・・・・・・

そうだ!
フィルターを間に噛ませましょう。
こんな事の為に新品をおろすのはちょっと気が引けますが、
こんなトコロで貧乏根性出しても仕方有りません。
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画像でお分りだと思いますが、
このフィルターの良い所は、2種類の違う口径が使えるという事、
お陰で今回の問題も無事解決。
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排気ダクトをつないで、いよいよエンジンをかけてみますよ。


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SDR 人生初!水冷エンジン 其の伍

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キャブのオーバーホールキットが届きました。
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毎度毎度助かっております。

チョット他にもやる事が有って、届いてからスグには作業に取り掛かれませんでした。
やっと取り掛かろうとした日、
丁度オーナーさんもご来店。
ワタシがキャブをやっている間に、ブレーキでもオーバーホールしてもらいましょう。
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重要保安部品ですから、要所要所でチェックはさせてもらいますが、
そんなに難しい事は有りませんので、大丈夫でしょう。

一連の作業指示を出しておいて、
自分の作業に取り掛かります。
毎度思いますが、
今回も優秀なキャブオーバーホールキットです。
特に秀逸だったのは・・・
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このアイドルストップスクリュ、
純正品はドライバーが無いと調整は難しかったのですが、
大きなノブに変更された事で素手で調整可能になりました。
まぁ、一度バッチリ決まってしまえば、そうそうイジる事もないんですけどね。

そして、朽ちてしまったドレンボルト。
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先端が見事に朽ち果ててしまい、その朽ちた残骸を取り除くのが難儀でした。

いつも通りに作業していればあっと言う間の作業なんですが、
オーナーさんのブレーキオーバーホールの作業を手伝いながらだった為、
作業が中々・・・・
二人いれば作業効率2倍!
っとはいかないんですよね。
玄人同士ならそうなるかもしれませんが、
作業手順を教えたり、固着したピストンを外すのを手伝ったりだと、
どうしても効率は下がってしまいます。
まぁ、その分レクチャー代を貰いますけどね。

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そんなこんなでやっとキャブの取り付けまで来ました。
折角オーナーさんもいる事ですし、試しにエンジンがかかるかやってみましょう。

SDR 人生初!水冷エンジン 其の四

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過去にやってしまった事なんですが、
キャブのドレンボルトが今回と同じように固着していて、
ショックドライバーを使って外そうとしました。
ガツンッ!とやったらバキッ!とボルトが折れてしまい、
結局フロートチャンバーごと交換する羽目になった事が有ります。

本来、そんなにがっちり締めるような場所ではないので、
ボルトの強度が低かったんだと思うんですが、
そんな事を何も考えずにやってしまった為に起きた惨劇でした。
そこから教訓を得て、以後は無理に外さないようにしています。
今回もいきなり強硬手段には出ず、
バーナーでフロートチャンバーを温めながら、
しかし、温め過ぎるとフロートチャンバーが歪んでしまう為、
やり過ぎずやらな過ぎず・・・・・
なんとか無事に取り外す事が出来ました。

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フロートバルブを押さえているビスも、同じ様にして外します。
フロートピンが大して苦労せずに外れたのはラッキーでした。
これで外せる物は外しましたので、本体を掃除していきます。









時間かかる~~~
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でも、
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やっと、
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この、
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状態まで、
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復帰しました。

が、まだです。
細かい所の通路が確保出来ていません。
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ココや、
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ココ、
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コレも。
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コッチもか・・・・
穴という穴が詰まっています。
ジェットリーマーで突っ突いたり、
キャブクリーナーを使ったり、エアで吹き飛ばしたり、
ケバケバのモノで掻き出したり。

フロートチャンバーがこんな状態ですから、
本体の方も、念入りにやっていかないといけません。
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各通路が確実に通っている事を確認します。

トータル、通常のキャブ掃除の3倍以上の時間をかけて、
清掃完了。

SDR 人生初!水冷エンジン 其の参

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インマニが固くなっていたのもあるんですが、
取り出すスペースが無くてキャブを取り外すのも一苦労。
意外とこのフレームが取り出し易そうでやり難かったです。
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横からは抜けなかったので、
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上の色々な物を外して上から抜きました。
やっぱり80年代は面倒臭いです。
50年代ならこんな事は無いのに・・・・・・

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ではキャブの掃除を始めましょう。
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何だコレ。
一体何が湧いたんでしょうか?
只単にガソリンが腐っただけではこうはなりません。
ボロボロになったエアクリーナー?
質感は似ていますが違います。
コレを掃除するより、中古を買っちゃった方がいいんじゃない?

正常な判断が出来る人間ならそうするでしょう。
しかし、そんな判断が出来る人は修理屋なんてやっていません。
ガンバって掃除をします。
とりあえず外せる物は外して、本体のみにします。
ネジが腐っていても不思議は無いですからね、
無事に全部外せるでしょうか?



やっぱり、、、、後で画像を貼りますが、
ドレンボルトが腐っていました。
結果から言えば無事に外れはしたんですが、
苦労しましたよ。。。

SDR 人生初!水冷エンジン 其の弐

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ガソリンタンクを外した時、
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タパタパと水が出て来まして、
コレはひょっとするとかなり重症なんじゃないの?
って予感がしてきました。

その他にも、フロントブレーキは引きずっているのでオーバーホールが必要。
リヤブレーキもエアが噛み込んでいるみたいでフワッフワ。
アチコチのゴムホースは固くなっていて、
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エアクリーナーもぼろぼろ崩れます。

オーナーさんと相談しつつ、必要な部品をピックアップ。
純正で出る部品はヤマハから、
出ない部品はSDRの愛好家の方が運営しているサイトから探します。
このサイトがまた秀逸で、絶版になってしまった部品、
純正では設定が無い部品等を揃えてくれていて、
非常に助かる存在でした。
許可を頂いていないので具体的な事は書きませんが、
探せば簡単に見つかりますので、SDRのオーナーさんは・・・・・
って、ワタシがわざわざ言わなくても、
めっちゃ有名なのでもう知っているでしょうね。

1・パーツリストから必要な部品の品番を書き出し
2・ヤマハのサイトに打ち込んで在庫の確認
3・有れば部品屋さんに注文する為にFAX用紙に書き込み
4・無ければSDRサイトを確認
5・後でまとめて注文する為にリストに書き込み


この作業が中々に時間がかかります。
何せ注文する部品点数が多いですからね。
本心を言うとこの時間も工賃が発生してもいいのでは?
と思いますが、、、、、出来ませんよねぇ~。


一通りの発注を終え、いよいよ作業に入っていきます。
まずは、キャブからいってみましょう。
キャブの部品は、純正で取っても良かったんですが、
それよりもキット内容が充実している、「岸田精密工業」さんの物を注文しました。
一番先に注文はかけていますので、
きっと明日明後日には届く事でしょう。
その間にキャブの掃除を済ませてしまいましょう。

キャブ位は新しいバイクでもチョチョイと・・・
って思っていたら・・・・・
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すご~い!!
キャブに冷却水が通ってる!

そんなに熱を持つんでしょうか?
セッティングする時は邪魔臭いなぁ~、
イチイチこうやって水を抜かないといけないんでしょ?
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あ、冷却水に何か入っていますね。
ラジエータ内の清掃も必要でしょうか。

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プロフィール

バイク工房蔵

Author:バイク工房蔵
東京の八王子市でバイク屋をやってます。

基本的に70年代までの古めのバイクが好きです。
現行車はやりません!出来ません!!
ビックスクーターなんて見たくもありません。

こんな偏ったバイク屋なので、いつも経営の危機です。

ワタシ一人では何にも出来ませんが、
周りには頼りになる業者さんが居ますので、
お陰様でなんとかやっていってます。
感謝感謝!!

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