2018-05

XS650SP オイル漏れ等 其の壱

前回の続きではないんですが、
前回から1~2ヶ月後に再度入庫しました。
今回の症状ですが・・・・
端的に言ってオイル漏れです。
2017 9 sp 28

乗っていると膝がオイルで汚れる位というので、
ちょっと酷い状況です。
漏れているのは恐らく・・・タペットカバー部分か、
ガバナケース部分からだと思われます。
この二つはよく漏れる場所ではあるんですよね。
タペットカバーは、手元に余計に持っていたガスケットを交換し、
液体ガスケットを塗って組み付け。
ガバナケースの方は・・・・・
ガバナの奥に有るオイルシールが怪しいんですよね。
ソコからじゃないかと思っていましたが、案の定。
流石にソコのオイルシールは在庫していません。
上手くすればその場でお渡し出来るかと思ったんですが、
やっぱり無理でしたね。
オーナーさんにはちょっと待ってもらって作業していたんですが、
無駄に待ってもらう事になってしまいました。
申し訳ない、、、お預かりです。

ガバナケースを外したトコロです。
2017 9 sp 29
ココのガスケットも交換しますが、
2017 9 sp 30
ガスケットはしっかりと密着していたので、患部はやはりオイルシールでしょう。
エンジンのオーバーホールをやった際に、リプロ品のオイルシールSETを使って組んだんですが、
実は1mm厚いシールを使っているんですよ。
パーツリストによるとココのシールは6mmなんですが、
シールSETの物は7mmだったんです。
それでも、ご覧の様な状態になりますので、
2017 9 sp 31
問題無く使えると思っていたんですが、やはり何かの問題が有ったのか?
それとも、ゴムの質の問題か?
2017 9 sp 32
ダメ元で純正を頼んでみましょう。
出なければ、工業規格の同サイズを注文するしかありませんね。
このサイズで6mm厚って規格物には無いんですよ。

純正が出る事を祈って・・・・・因みに、ガスケットは自分で切り出します。
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Ⅽ15 出来るか?フルレストア 其の四拾参

これは一体?
2016 11 c15 269



何の間違いなんでしょう。
組み間違い?
そんな訳ありませんよね。
間違え様が有りませんし、ベースガスケットの厚さが違うってレベルでも無いでしょう。

ひょっとして、元からこんなんだったかなぁ~
それも無いよね。
元からこんなにピストンが飛び出ていたら、
分解時に気付く筈ですし、、、、、、
イヤ、でも、、一応確認しておきますか。

2016 11 c15 270
ヘッドを乗っけてみました。
2016 11 c15 271
やっぱりピストンが当たってヘッドが閉まりません。

・・・・・・・・・部品を間違えましたかねぇ?
ピストンも初期型とそれ以降のモデルで部品が違うんでしょうか?
全く別の車両の物って事は無いでしょうから、考えられるのはその位ですが・・・
今更違いましたって返品は出来ませんので、
何とかこれを活かしましょう。
対策として一番手っ取り早いのは、
ベースガスケットを工夫する事ですかね。

色々なガスケットを試す為、
何度か組んだり分解したりを繰り返すと思いますので、
やり易い様に一旦ピストンリングを外しましょう。
こんなのが一回で済む訳ないですからね、
その度にシリンダーにリングを入れるのはちょっと面倒です。

一旦ピストンを外し、
各リングを外してからもう一度ピストンだけ取り付け、
ガスケットを考えましょう。
しかし、コレは結構な厚みが必要なので、
ガスケット紙だけではどうにもなりません。
アルミ板を切り出して、それをガスケット紙で挟む方法でいきましょう。
まずはアルミ板の切り出し。
2016 11 c15 274
もういい加減バンドソーを買いましょう。
何だか切り出し物の需要がチョコチョコ出て来ましたからね。
でも、きっと買った途端に需要無くなるんでしょう?
そんなモンですよね、こ~いうモノって。
2016 11 c15 275
もう切り出す工程なんてわざわざ書きませんよ。
でも、それなりに苦労して作りました。
これにガスケット紙を合わせて、丁度良い高さにします。
ウチには現在3種類の厚さのガスケット紙が有りますので、
どの組み合わせが丁度良い高さになるのか?
トライ&エラーで探すしかないかな?

色々試した結果、
2016 11 c15 278
この組み合わせでいきます。
2016 11 c15 276
コイツをベースガスケットとして組み込んで、
2016 11 c15 277
良い感じではあると思うんですが、若干頭が出るか?
試しにヘッドを乗っけてみましょう。

YAT カスタム改め 其の弐拾四

わからん!
何が原因で抱き付きを起こしてしまうんでしょう?
組み方には問題無いとは思います。
クリアランスは・・・・計測出来ないので正確な数値は出せませんけど、
組んでみた感じキツキツなクリアランスではないハズ。
大丈夫なんじゃないかと思うんですけどね。

とりあえず、腰上を組み直して、
この間にちょっと思い付いた部分を修理しましょう。
ガソリンコックなんですが、
完全には止まっていないんですよね。
コレが原因でオーバーフロー→クランク室に流入→エンジン不動
この流れになってしまうのでは!?

そう考えた訳です。
しかし、交換したくてもすでに純正部品は出ていないでしょうから、
いつぞや試してみたように、自作部品で対応するしかありません。
2017 7 yat1 157
2017 7 yat1 158
この部品を前回同様コルクで作成します。


コレが今回も上手くいきまして、
ガソリン漏れはピタッと止まったんですが、
作成したガスケットを撮影するのを忘れていました。
まぁ、大した物でもないので、撮らんでもエエかな?
止まるモンは止まったんやし。

って思っちゃうとこのブログをやっている意味が無いんですよね。
撮ったつもりだったんですが・・・・

とりあえずもう一回エンジンをかけて~
ん?エンジンがかからないっていうか、メインスイッチがONにならん。
バッテリーは大丈夫ですから、、、ヒューズ切れましたかねぇ。
2017 7 yat1 159
この車両のヒューズBOXは入庫時のまま、何も手を入れていませんから、
接触不良だと思われます。
いっその事ブレードに代えようとも思ったんですが、
2017 7 yat1 160
この収まりの良さを捨てるのも・・・・・・・・・・接点を磨くだけにしておきましょう。

これでまたエンジンがかかるようになりまして、
今回は抱き付き対策として混合比を30:1にして走ってみました。
他にも点火時期を少々イジッテみたり。
何だかんだやってみた結果、
今まで抱き付きが発生していた稼働時間では抱き付かなくなりました。
でも、、、、もうちょっと稼働時間を延ばすと、、、、ダメかも。

小耳に鋏んだところによると、他所のYA5でも同様の事が起こっているらしく、
二次空気を吸っているのでは?
という考察に至りました。
今度ピストンが手に入ったら腰上を一回やりなおしましょう。
それまでは短距離なら何の問題も有りませんので、
一旦納車して再度入庫の機会を待ってもらいましょう。

Ⅽ15 出来るか?フルレストア 其の四拾弐

ヘッドも組み上がりましたし、
一気に腰上を組んでしまいましょう。

まずはピストンを取り付け、
国産の様に親切設計ではないので、
ピストンの前後認識用の刻印なんてありません。
ですから、ちゃんと事前に自分で前後を識別してから取り付けないといけません。
以前書いた通り、ピン穴も成形し直さないと使い物になりません。
まぁ、これ位は外車をやっていれば当然の事でしたが、
今回新たな項目が加わりました。

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ピンクリップを取り付けた時に気付いたんですが、
クリップが緩い・・・・
2016 11 c15 264
ハマリが甘いですよね。
コレをそのまま取り付けたら、高い確率でクリップが抜けてしまうと思います。
そんな事になったら大変です。
他に丁度合うようなクリップも持っていませんので、
このクリップを広げて使います。
2016 11 c15 266
こんなモンですかねぇ。

広げる前のクリップと比べるとこんな感じになります。
2016 11 c15 267
国産クオリティーだったら完全に不良品ですが、
海外クオリティーでは・・・・・広げれば使えるから全然OK。
世界的には日本クオリティーが異常なんです。

チョットしたトラブルは有りましたが、
無事コンロッドにピストンを取り付け、
シリンダーを載せます。







ん!?
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これはどういう・・・・・・・
2016 11 c15 269
大問題発生。

YAT カスタム改め 其の弐拾参

今回も軽度の抱き付きだとは思うんですが、
幸いにも止まったのが店の近くだった為、
トドメを刺してはいけませんので、エンジンはかけずに、押して帰りました。

店に帰ってからエンジンをかけてみると、やはりちゃんとエンジンはかかります。
「キンキン」という異音も、エンジンが少々冷えた為か?
今は何も聞こえません。
とはいえ、、、、流石に2回目ですし、ジェットが#175で小さいとは思えません。
そうなるとエンジン自体に問題が有るのか?
そう思っちゃいますよね。

1回開けてクリアランスとかを確認しておいた方が良いかもしれません。
それに、抱き付きの被害状況も確認しておきたいですし。

少々面倒ですがやっておきましょう。
2017 7 yat1 154
もう手順は解っていますからね、
予め手間がかかる事が解っていれば、それ程の心的ダメージは有りません。

サクッと分解して、
ピストンは?
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これ位の傷なら全然OK。
軽くペーパーを当てておけば十分使えるでしょう。
次に各部のクリアランスですが、
2度の抱き付きによって過度な熱が加わっていると思いますので、
リングを外そうとする時に折ってしまう確率が高い!!
・・・・・・・・・・・・・止めときましょう。
代わりの物がスグに有れば話は別ですが、
運良くイイ物が見つかったとしても、届くまでに2~3日はかかるでしょうから、
時間が無駄!
シリンダーに組み込まれている状態から考えると、
クリアランスは問題無いと思うんです。

2017 7 yat1 156
クランクの方も問題無し。
そうなると何が問題なんでしょう?
やはり混合比?

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バイク工房蔵

Author:バイク工房蔵
東京の八王子市でバイク屋をやってます。

基本的に70年代までの古めのバイクが好きです。
現行車はやりません!出来ません!!
ビックスクーターなんて見たくもありません。

こんな偏ったバイク屋なので、いつも経営の危機です。

ワタシ一人では何にも出来ませんが、
周りには頼りになる業者さんが居ますので、
お陰様でなんとかやっていってます。
感謝感謝!!

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