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2018-09

ADREL いかにもドイツ車 其の弐拾四

恐らく、フケない原因はキャブに有るのでは?
と思っているんですが、
どう考えてもこのキャブの構造はおかしい。

以前も書きましたが、
メインジェットが無いのか?
欠品してしまっているのか?
デカ過ぎるんですよね。
キャブによって同じ番手でも全然大きさが違うので、
比較としてはイマイチなんですが、
2017 12 adler 183
ウチに有った一番大きなメインジェットがミクニの280番でした。
それと比べても全然デカイ。
本当にコレだけなの?

その疑いがどうしても頭から離れないので、
試しに何かのメインジェットを付けられるように加工。
もしくは、このニードルホルダー?通常キャブで言えばメインジェットホルダーの部分を新規作成し、
何かのメインジェットを取り付ける。
それで上手くいくんじゃないかな?

そう思い、「旋盤ニスト」さんに相談に行きました。
作成してもらう気で相談に行ったんですが、
丁度イイ物を譲って頂きました。

このキャブに丁度合うメインジェットホルダーと、
ちょっと加工すれば取り付けられるジェットの山。
2017 12 adler 186
両方とも、何のキャブ用だったかは不明だそうなんですが、
同じ番手のジェットをこんなに持っている事も少ないですよね。
よ~し、これで早速作業をして、問題解決しちゃいましょう!

そう意気込んでいたんですが、
色々と他にやらないといけない事が出て来てしまい、
1週間位作業が出来ないまま過ぎてしまいました。
すると、「旋盤ニスト」さんが他に頼んだ制作物を納品に来てくれ、
そのついでにウチの旋盤で加工をしてくれました。
アリガタヤアリガタヤ。

2017 12 adler 184
上のホルダーが元の物で、
下がちょっと加工を施したホルダーです。
これに、ネジを切り直したジェットを取り付けると、
2017 12 adler 187
これはイイですね。
ジェットは沢山有りますし、幸い、元々開いていた穴が非常に小さな穴だったので、
広げていけば色々な大きさのジェットを作る事が出来ます。

まずは焼き付かないように大き目の番手から試し、
徐々に絞っていこうと思います。





おかしいな・・・・・・全然症状が変わりません。
焼き付き覚悟で結構小さい番手から、
ほとんど元の物と変わらんやんって大きさまで、数種類試してみましたが、
結果はどれも同じ、良くも悪くもなりません。

予想外の結果に旋盤ニストさんと悩んでいると、
旋盤ニストさんが気付いてくれました。
ティクラーをジャバジャバ溢れる位押したんです。
すると、今までの事が嘘だったかのようにフケるようになりました。
しばらくするとまたフケなくなるんですが、
またティクラーを押すとフケるようになります。

なるほど、、、油面が低かっただけか!!
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SDR 人生初!水冷エンジン 其の弐拾

2017 12 sdr 1



空冷ならまだ楽なんですけどねぇ~
仕方ない、、、オーナーさんの前でみっともない事になってしまいましたが、
やり直しする以外に選択肢は有りません。
覚悟を決めて取り組みましょう。

・・・・・・・ちょっと待って、
確かミッションオイルがマニュアルに書いてある量より入らなかったな・・・・・

ひょっとしてマニュアルの量を入れれば・・・・・
そう思ってオイルの量をディップスティックで計ってみると、、、、入れた筈なのに減っている!



ハハァ~ン、これはこれは。
今更なんですが、オイルを入れる部屋と、ミッションが入っている部屋が分れていまして、
小さなオイル通路だけで繋がっているんですよ。
こんな小さな穴だけでいいのかな?
とは思っていたんですよ・・・・・ホントウニ。
いくらミッションオイルの粘度が緩いからと言って、
浸透に時間がかかるって事ではないでしょうか?

だったら助かるなぁ~~~~
もう一度ディップスティックで規定量まで入れて、
エンジン始動。



ダメだ、、、やっぱりガラガラ言います。



オイル量をチェックしてみると、
また減っていました。
もう一回補充して、



ガラガラ音が消えた・・・・・・・・・



良かった~

分解する手間もそうなんですが、
あのまま分解していても、きっと原因不明のまま何日も考え込む事になっていたでしょう。

オーナーさんと二人、ホッと胸を撫で下ろしました。。。

ADREL いかにもドイツ車 其の弐拾参

ステップの取り付けボルトが使い物にならなくなっていたので、
新しく作成。
2017 12 adler 179
ステップがグラグラしていたら危険ですからね。
大した工作ではありませんが、大事な作業です。

マフラーを取り付けましょう。
オーナーさんはケミカルを使ってマフラー内を洗浄したらしいですが、
だいぶ苦戦したようですね。
2017 12 adler 180
2017 12 adler 181
外観は以前よりもサビが酷くなってしまいましたね。
ケミカルを溶かした水(お湯)に数日浸け込んでおくんですから、
錆びてしまうのは仕方ないのかもしれませんが・・・・・
今度やる時は、出来るだけ外せる部品は外してから浸け込んで下さい。
サイレンサーの入り口のナットが錆び付いちゃって、
ちょっとやそっとの事では回りそうも有りません。
幸い、浅くですが何とかエキパイは差し込めるので、
今回は無理をして外したりしません。

さぁ、久しぶりにエンジン始動です。
フケ上がらなかった原因がマフラーの詰まりに有るのだとしたら、
これで解決するはずです。
期待半分、疑い半分。

エンジン自体はスグにベベベンと目覚めたんですが、
以前と全然症状は変わりません。
全くフケ上がりませんね。

残念ですがマフラーが原因では無かったようです。
でも、これは無駄ではありません。
修理なんて、原因と思われる個所を1つ1つ潰していかないと解決出来ません。
これでマフラーではないと確信出来ましたので、
迷い無く次の原因に取り掛かれます。
オーナーさん、作業ありがとうございました。

さて、次はキャブをやってみようかな?

SDR 人生初!水冷エンジン 其の壱拾九

2017 12 sdr 1



クラッチの問題が解決してからは、
作業自体は順調に進みました。
2017 12 sdr 132
インマニのガスケットを作成して、キャブも取り付け完了。
各ホースや配線を取り付け、
クーラントもホームセンターで買って来て注入しました。
2ストオイルは新しい物に入れ替えて、
ミッションオイルも入れました。
ただ、ミッションオイルの入る量が規定値より少なかったんですよね。
でも、レベルゲージで確認してもちゃんと規定値まで入っていますので、
恐らく大丈夫な筈です。

折角オーナーさんも来て頂いていますので、
目の前でオーバーホール後初のエンジン始動といきますか。
ガソリンタンクは、手持ちの中古品をオーナーさんが持って来てくれたんですが、
まだ錆取り作業をやっていないので、今回は点滴タンクで始動させます。
念の為、ガソリンに2ストオイルを混ぜて、
しばらくは混合ガソリン+オイルポンプからの供給という2重策を取ります。

では、エンジン始動!
キック数回でエンジンは目覚めたんですが・・・・・・・
ミッションからガラガラ音がするなぁ~
これはマズいのでは。。。。。。

何かの間違いであって欲しいんですが、クラッチを握ると音が消えますので、
九分九厘ミッション系のトラブルである事は確定。
ヤバイ、、、コレは完全に再分解コースですね。
何を間違えたっていうんでしょう?
確認しながら組んでいきましたし、組み残した部品も無いんですが・・・・・・
でも、この音は明らかにダメな音です。
ハァ~、また水抜いたりしないといけないのか。。。

ADREL いかにもドイツ車 其の弐拾弐

苦労した割には成果無し。
こんな虚しい事は有りません。
が、無駄にはしたくありませんから、何としてでもスムーズに動く様にしないといけません。
ちょっとバリが有るのかもしれません。
ヤスリを使って一つ一つの山の角を滑らかにしていきます。





地道過ぎる・・・・・・・
でもきっと、ここまでやれば何かしらの変化が有るでしょう。

ダメか~
何がこんなに引っかかるんでしょうね?
正直、可動域は狭いので、そんなに気にする事でも無いのでは?
とは思いますが、やり直しはしたくないですから、
このまま有耶無耶にして組んでしまうのは出来るだけ避けたい。
何処の山が引っかかるのか?
確認しながら削っていると、
唐突にスコッと何の抵抗も無く入りました。
お!とうとう成果が出たか?と、、、
違いました。
スコッと入った瞬間に脳裏を過った嫌な予感。
コレって合う所が有るのかな?

正解でした。
特に合わせマークが有る訳では無かったので、
メーカーが意図してそうしていた訳ではないと思うんですが、
スコッと入る位置と入らない位置が有ります。
なんと・・・・・・そういう事か・・・・今までの苦労は・・・・・・
アウターとプレッシャープレートの山を1つづつズラしながら、
合う組み合わせの所でマーキング、
これで全て解決しました。
ちくしょ~、イヤ、でもこれはきっと下処理をしたからの成果でしょう。
そう思いたい!!

次に、
2017 12 adler 176
このプレートもちゃんと入るか確認しましょう。
2017 12 adler 177
こっちは問題無さそう。
これでクラッチは組めるようになりましたので、
フリクションディスクにオイルを含ませながら組んで、
ケースカバーのガスケットを切り出してフタをします。
2017 12 adler 178
試しにキックをしながらクラッチの作動を確認してみると、
気持ち良くスパッと切れます。
良かった~やった甲斐が有りました。

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プロフィール

バイク工房蔵

Author:バイク工房蔵
東京の八王子市でバイク屋をやってます。

基本的に70年代までの古めのバイクが好きです。
現行車はやりません!出来ません!!
ビックスクーターなんて見たくもありません。

こんな偏ったバイク屋なので、いつも経営の危機です。

ワタシ一人では何にも出来ませんが、
周りには頼りになる業者さんが居ますので、
お陰様でなんとかやっていってます。
感謝感謝!!

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