2017-11

ライラック CF40 過去最強? 其の参拾伍

残すはキックシャフト部分だけ。
cf 177
よく見ると解るんですが、鋳物の突起部分に対して、
偏心してシャフトの穴が開いています。
拡大して見れば肉厚が違うのが解ると思います。
まぁ、その位構いはしません。
機能的に問題が有る訳じゃありませんからね。
しかし、オイルシールの適合サイズが無い場合、
外径は合うけど内径が合わない物を加工して合わせる
か、
内径は合うけど外径が合わない物を加工して合わせる
ってのをまず考えるんですが、
肉厚が薄い部分が有る為、外径はあまり大きく出来ません。
・・・幸い、そんなに外径を変えなくても済む物が有りましたので、ココは一安心。

あ!そうでした。
先にこれを説明しておかないといけませんね。
元々付いていたオイルシールに刻印されていたサイズ、
アレに騙されました。
そのサイズを信じて丁度同じサイズのオイルシールが有ったので注文したんですが、
入らない!無理やりやってもアレは入らないです。
実際にオイルシールのハマる穴を計測すると違うんだもん、1mm位。
後でオイルシールを加工したのかとも思いましたが、
以前やったCS28でも同じ事が起きましたので、
これは・・・・・当時の未熟な産業技術の所為なのかもしれません。


ココも外径と深さを少々彫り込みまして、
cf 179
cf 180
バッチリになりました。

これでオイルシール問題も解決しましたので、
ミッションケースを閉めます。

エンジンを再度搭載。
そういえば、オーナーさんから新たに部品を送ってもらっていたんでした。
ついでなので今の内に交換しちゃいましょう。
交換するのはコレ、
cf 181
ドライブシャフトジョイントの継ぎ手ゴム。
何処かの誰かが作っているんでしょうか?
デッドストックという訳ではなさそうですよね。
ありがたいですよねぇ~
こうやって部品を作ってくれる方って。
古い方も・・・・
cf 182
もう使えないって訳ではないので、大切に保管。

エンジン再搭載。
これでミッション問題は解決するとは思うんですが、
フレームを塗りに出すなら、もう一回は積み降ろししないといけませんね。
125ccだからこんな気楽に出来るんですが、XSとかだったら・・・・・・嫌ですね~
cf 183
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CB450セニア 優等生バイクの弱点 其の九

フロントタイヤが付いて車両を動かせるようになったところで、
店の中で預かっている車両を一旦全部外へ出します。
そして、このCBを一番奥に移動させ、
2017 6 cb450k1 45
この場所でフロント周りを分解します。
タイヤ、フェンダーを外し、
キャリパーも外そうとしました・・・・・が、
やっぱり厄介ものでした、コイツ。

以前書いたように、何だか無駄に凝った作りをしているキャリパーなんですが、
2017 6 cb450k1 46
恐らく調整用のネジだと思われるコレ、
2017 6 cb450k1 47
見てお解りの様に、ボトムケースに取り付けてあるので、
コレを外さないといけません。
なのに、、、、、、、外れない。
いや、外そうと思えば外せるんですが、
ねじ山を壊してしまいそうなんです。

マイナスドライバーで回せるように、ボルトの先を割ってあるでしょ。
コレがいけません。
割った後の処理をしていない為だと思うんですが、
ボルトの先端が広がっていて、ロックナットが外れません。
まぁ、こんなナットはいくらでも転がっているので、
ナットは潰れてしまっても構わないんですが、
当たり前ですがボトムケースにも只の穴ではなく、
ねじ山が切ってあります。
それを壊してしまうと厄介です。

広がった分をペンチでギュっとして、
ダイスをかければOK!
そう思ったら・・・・・・
2017 6 cb450k1 48
ダイスが割れました。。。。。。。。
ぎゃあ~~~~~~、高いスナップオン製が~~~

結局ねじ山の修正が出来なかったので、
このままグリグリボルトを外し、後でタップにて修正しました。
ったく、面倒臭い機構作ってくれちゃって。
2017 6 cb450k1 49

ライラック CF40 過去最強? 其の参拾四

出来るだけケースへの加工は避けたいんです。
コレは出来るだけ純正を保ちたいという、ワタシの勝手なコダワリなんですが、
ワタシもそこまで純正を神聖視している訳ではないので、
ダメそうなら躊躇無く加工、流用致します。

今回もそんな案件でして、
オイルシールメーカーを色々当たってみたんですが、
やはり要加工という結論に至り、出来るだけ小加工で済む物をチョイスしました。
cf 172
このケースに取り付けるオイルシールは3か所。
取り外しに苦労したドライブシャフトのジョイント、こいつの奥に1つ。
シフトポジションセンサーに1つ。
キックシャフトに1つ。

まずドライブシャフトのジョイント部分ですが、
こちらは・・・・・・・外径はバッチリ。
厚さは少し薄いんですが、問題は無いハズ。
内径が、、、、、ちょっと緩いのかなぁ~
でも一つ下のサイズでは全く合わないし、
そもそも、元のオイルシールにサイズの表記が無かったんですよ。
実測で計測するとコレがビミョ~なサイズ。
一か八か、試してみようって感じです。

シフトポジションセンサー部分は、厚さが合わないんです。
cf 173
他の部分なら多少の厚さの違いは問題無いんですが、
ココに関しては致命的。
cf 174
純正と比べると2mm厚いんです。
でも、内径、外径はバッチリ。
cf 175
この様に、センサー部分がオイルシールの上に乗る為、
オイルシールが面位置から飛び出していると、ネジも上手く絞められないし、
センサー(導通するかしないかってだけなんですけど)がちゃんと機能しないんです。
ですから、ココはちゃんと面位置になるように少し掘ってもらいました。
cf 176
これでバッチリ。

CB450セニア 優等生バイクの弱点 其の八

多分使えると思って取り寄せたサイズ違いのフロントタイヤ。
これをリムに取り付けてしまうと返品が効かなくなってしまいますので、
タイヤだけ仮想取り付けしてみます。
2017 6 cb450k1 39
この状態でタイヤだけ当てがってみるんですが、
何とか何処にも当たりはしないんですが、
ちょっとギリギリ過ぎますね。
このまま使っても大丈夫か・・・・・・・・

危険な気がします。
高速走行等でタイヤが膨張したら、フェンダーに干渉してしまいそうです。
付いていたタイヤと今回のTT100を比べてみると、、、
2017 6 cb450k1 41
確かにちょっとTT100の方が太いか?

悔しいですが、安全策を取りましょう。
銘柄を変えて本来のサイズにするか?
このTT100で他に使えそうなサイズ・・・・有ったら初めからソッチにしています。
って事は他の銘柄にするしか・・・・・・・
あれ?3.60-18ってサイズが有りますね。
これならイケるんじゃ?
そう思って返品する代わりに3.60を頼んでみました。

タイヤが届いて実物を見る限り、
ちょっと小さいかも・・・・でも、干渉はしません。
これでいってみましょう。
ダメだったらダメだった時!!
2017 6 cb450k1 42
2017 6 cb450k1 43
2017 6 cb450k1 44
予想通り、ちょっとボリュームが有りません。
一回り小さい感じ。

まぁ、危険を冒すよりはいいでしょう。
二度手間ではありますが、これで店の隅に移動させてフロントフォークを分解出来ます。
まさかひと月近くもメインリフトに乗っけておく訳にはいきませんからね。

ライラック CF40 過去最強? 其の参拾参

原因であろう部品を交換して、
ミッションを組んでいきます。
予め注文しておいたオイルシールとベアリング、
そして新たに切り出したガスケットを用意して、
cf 167
ミスが無い様に気を付けて組んでいきます。

ベアリングは特に問題は無かったのですが、
オイルシールが問題です。
ココまでの分解で必要なオイルシールは5つ。
その内サイズがピッタリの物は1つ。
多分合うんじゃないか?1つ。
厚さは違うけど、何とかなりそう、1つ。
要加工2つ。


まぁ何とかなるでしょう。
幸運だったのは、加工が必要なのは一番外側のカバーで、
サイズピッタリなオイルシールを取り付けるのが、
一番奥のクラッチケースとミッションケースの合わせ面だった事でしょう。
作業の遅延は最小限に抑えられます。

そんな訳で、作業の8割方はスムーズに進みまして、
ちょっと悩んだのはシフトシャフトのオイルシール。
cf 168
ここは内径と外径はピッタリの物が有ったんですが、厚みがちょっと厚いんです。
cf 169
1mm位なら何とかなりそうですが・・・・・・
付けてみないと解りません。
ダメだったら加工してもらうしかありませんね。
・・・・・・・どうだ?

cf 170
ギリギリかな?
なんとか抜け防止のクリップも・・・・・
cf 171
付きました。

本来ならワッシャーを1枚かませてクリップを取り付けるんですが、
抜ける方向には力がかかりませんので大丈夫でしょう。

問題になるのは、
cf 172
コレに付くオイルシールです。

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バイク工房蔵

Author:バイク工房蔵
東京の八王子市でバイク屋をやってます。

基本的に70年代までの古めのバイクが好きです。
現行車はやりません!出来ません!!
ビックスクーターなんて見たくもありません。

こんな偏ったバイク屋なので、いつも経営の危機です。

ワタシ一人では何にも出来ませんが、
周りには頼りになる業者さんが居ますので、
お陰様でなんとかやっていってます。
感謝感謝!!

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