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2019-04

モトグッチ ストロネロ イタリアの長命バイク 其の参拾参

sn 1




クラッチワイヤーを作り直します。
今のままでも使えない訳ではありませんが、
チョット気に入らない点が有るので、
このままではお客様に納車出来ません。

sn 226
このワイヤー先端のタイコが嫌なんですよ。
他にも動きがイマイチっていうのもあるんですけどね。
で、早速取り外そうと思ったんですが、
sn 227
このアジャスターを緩めていけば・・・・普通ならそのまま外れる筈なんですが、
sn 229
シリンダーに当たってしまってこれ以上抜けて来ません。
ええええ~~~~~~~!!
何なのこれ?
無理矢理回せば何とか・・・・・・・なる感じでもありませんし、
一体取り付けの時はどうやったんでしょう?
まさかワイヤー交換の度にシリンダーを外せなんて。。。
そんなアホな事はいくらイタリア人でもしないでしょう。

とりあえず途中でワイヤーをカットして、
ワイヤーだけは取り外しました。
sn 230
先端のタイコがこれでは、何時抜けちゃうか解りませんし、
大きさも有っていません。
それに、
sn 231
アウターのエンドキャップの底が抜けてしまって、役割を成していません。

さて、アジャスターはエンジンに付いたままですし、
どうやってこの状態でワイヤーを作りましょうか?
こんな状態だからタイコがネジ式だったんでしょうか。
今回も、最後のタイコだけネジ式にしてしまえば楽なんですが、
そんな手抜きはしたくありません。



とりあえずタイコを作りましょう。
sn 232
暇な時が有れば作り置きしておくんですが、
ありがたい事に暇な時間なんて有りません。
その時その時で一品制作しているのが現状です。

今回のワイヤー制作の方法ですが、
アジャスターがエンジンから外せない為、
めっちゃ面倒ですが、
最後のタイコだけを残していつも通りワイヤーを作り、
最後のタイコだけは・・・・
sn 233
ココでワイヤーをアジャスターに通してから取り付けます。
sn 234
エンジンの方からワイヤーを通し、レバー側のタイコを最後に付けます。
慎重にキメ処を探り、
sn 235
一旦レバー側だけワイヤーを外し、エンジン側は付けたまま、
タイコを取り付けます。
sn 236
これで無事にクラッチワイヤーは完成。
満足のいく仕上がりですが、懸念が1つ。
sn 237
マフラーに当たりますね、このままだと。
タイラップで当たらないように留めておくしかないですね。
大丈夫かな?
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マチレス G5 英車によく有るOEM 其の六

2018 3 g5 1



オーナーさんからの依頼内容には含まれていませんでしたが、
ちょっとこの音は放置出来ません。
プライマリーチェーンだと思いますので、
オーナーさんの許可は取っていませんが開けましょう。
2018 3 g5 30
何か部品が外れているとかでは無さそうなので、
やっぱりチェーンの緩みですかね。
2018 3 g5 33
あ~~~
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タルンタルンですね。
この車両のプライマリーチェーンの調整は、
ミッションケースを動かして行うんですが、
それも結構限度付近まで引っ張っていましたので、
交換しておいた方が良いですね。

外したケース側にもチョイと・・・
2018 3 g5 31
見て頂いたら解る通り、ステータコイルがケース側に付いて来ちゃいますので、
外すのがちょっと手間なんですが、、、そうではなく、
2018 3 g5 32
ドレンボルトのネジ穴。
ヘリサートでもしたんでしょうが、
2018 3 g5 32
入れたインサートが長かったのか?
余った分がビヨ~ンと・・・・
このままではみっともないので、必要な分だけ残してカット!

プライマリーチェーンを注文して、
部品交換したらここは終わりかな?
って思っていたら、そうはいきませんでした。
クラッチがヤケにガタガタしているんです。
ちょっとコレは何か有るぞと・・・・
2018 3 g5 35
クラッチを分解してみました。
すると、
2018 3 g5 38
センターナットが素手で外れました。
・・・・・・・・・・あっっっぶな~い。
気にせずに走っていたら、きっと大惨事になっていたでしょう。
これが緩んでいた所為ではないでしょうが、
2018 3 g5 36
外したクラッチ板の噛み合う歯の部分。
2018 3 g5 37
かなり傷んでいます。
出来る事ならこれも交換したいですね。

ここら辺の事をまとめてオーナーさんにご報告。
すると、チェーンもクラッチ部品も持っているとの事なので、
急遽送ってもらう事にしました。
何て準備が良いんでしょう?
ひょっとして予想していましたか?

モトグッチ ストロネロ イタリアの長命バイク 其の参拾弐

sn 1




バッテリーの取り付けに関してですが、
sn 216
本来はゴムバンドの様な物で取り付けると思うんですが、
丁度合うサイズの物を見つけるのも難儀なので、
今回は簡単に結束バンドでやらせてもらいます。
それと、オーバーフローチューブを通す穴が開いていなかったので、
sn 222
一か所穴を開けさせてもらいました。
これは無いと大変な事になりますから、、、絶対必要です。

次、コレは始めて見た時からやるかどうするか迷った事なんですが、
走りの方が思った以上に良さそうなので、
sn 217
このままの中途半端な取り付けでは心配になり、
作業する事を決めました。
だって、イグニッションコイルがボルト一本で留まっているだけなんて、、、
ちょっと危ないですよね。

何かちゃんとしたステーを作って、しっかりと取り付けをしておきたいトコロです。
鉄板で作るか?
ウチに有る材料を確認すると、鉄板は0.5mmしか有りません。
大丈夫だとは思うんですが、ちょっと見た目的に心もとない・・・・

他には・・・アルミ板が、
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2.0mm
アルミならもう一声欲しいですね。
sn 218
sn 219
10mmは過剰、加工も大変だし。

丁度イイ物が有りませんね。
2.0mmのアルミで妥協するか、新しい材料を調達するか?
う~~~~~~ん、
あっ!他にも有るじゃないですか、材料。
久しく使っていないので存在を忘れていましたが、
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数年前に近所の方から頂いたアルミの角材。
コレが3mm厚の中空角材なので、
適当な長さに切断して、
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一辺だけ切り取り、3mmのアルミ板にします。
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コイツを何だかんだと加工して出来上がったのが・・・・
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こちら。
欲を言えばもっと改良の余地は有りますが、
そんなにお金をかける部分でもありませんし、
この位で十分でしょう。

マチレス G5 英車によく有るOEM 其の伍

2018 3 g5 1




ココまでエンジンがかからないとなると・・・・
いよいよエンジンがダメなのか?
点火装置のトランジスタが誤作動して、
全然違う所で火花を飛ばしているか?
そんなところでしょう。

こんな時、ポイント点火のままなら可能性の一つは潰せたんですけど。
トランジスタを使っちゃっているんですから仕方ない。
未だにこの点火システムの事は良く解りませんが、
ポイントを使っているのであれば、点火のタイミングはポイントで取っているんでしょう。
ならば、ポイント式と同じ方法で点火時期の確認は出来るのでは?
そう思い、いつも通りテスターを接続し、
上死点ゲージを使って点火時期を確認してみましょう。
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オマケで、ポイントのリード線も新しい物に交換してしまいましょう。
今の所辛うじて使えていますが、何時どうなるか解らない状態ですし。
まずは現状確認。
ポイントのリード線を外して、圧縮上死点の手前位までクランクを動かします。
????
何かおかしいぞ?

クランクを数回転させてから、改めて上死点付近へ。



全然点火時期違うじゃないですか。
調整範囲を動かしてみても全く合いません。
これはひょっとして・・・・・
ポイントベースを180度回転させてみます。
・・・・・・・今度は上死点付近でポイントが開くようになりました。
なるほど・・・・・オーナーさんの取り付けミスですね。
きっとコレでエンジンもかかる事でしょう。

2018 3 g5 27
今にも千切れそうなポイントのリード線を新しい物に交換して、
2018 3 g5 28
正確な点火時期が解りませんので、
経験上この位ならイケルであろう、適当な位置で試してみましょう。
2018 3 g5 29

はい、
見事にエンジンかかりました。

でも、ちょっとメカニカルノイズが大きいですね。
この音はプライマリーチェーンかな?
クランクからでない事を祈ります。

バッテリー仕入れについて

今日、昔からお世話になっている部品屋さんが来まして、
「話が有るんです」なんて言うから何かと思ったんですが、

「今後液入りバッテリーの取り扱いが出来なくなりました」
え?
今後って・・・・今月から?
そんな急に??

事情を聴いてみると、
メーカーからのお達しらしいのですが、要約すると、、、
4月からバッテリーを卸すのは、危険物・爆発物の資格を持っていて、
鍵のかかる保管場所を有している所にだけ卸す

って事らしいです。

まぁ、資格は取ろうと思えばそんなに難しい資格ではなかったハズですが、
保管場所ってなると、、、、ウチの部品屋さんは住宅街に有りますので、
そんな所にちゃんとした保管場所を作れる訳もなく、
他所に倉庫を借りるとしても、
バッテリーの売り上げが全盛期の何十分の一にも落ち込んでいるのに、
他所に倉庫なんて借りられませんよ。
って訳で、取り扱いが出来なくなったそうです。

そうなるとココが大事なトコロで、ウチはどうするかって事なんですが、
1・修理でバッテリーが必要な場合は、オーナーさんが入手して持って来て頂く。
2・ウチもお客様と同じように一般量販店からしか入手出来ないので、
  当然業販価格なんて有りません。
  (今までも無いのと同然でしたが)
  一般価格にウチの利益を上乗せという事で、高くなってしまいますが・・・
  それを了承して頂いた上でウチが購入。


新たな仕入れ先を探しますが、
おそらく見つからないでしょう。
そんな訳で、修理依頼を頂いたらその場でも説明しますが、
何卒ご了承ください。

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プロフィール

バイク工房蔵

Author:バイク工房蔵
東京の八王子市でバイク屋をやってます。

基本的に70年代までの古めのバイクが好きです。
現行車はやりません!出来ません!!
ビックスクーターなんて見たくもありません。

こんな偏ったバイク屋なので、いつも経営の危機です。

ワタシ一人では何にも出来ませんが、
周りには頼りになる業者さんが居ますので、
お陰様でなんとかやっていってます。
感謝感謝!!

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